JP3981338B2 - 低損失、高強度光ファイバ伝送線の製造システム及び方法 - Google Patents

低損失、高強度光ファイバ伝送線の製造システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3981338B2
JP3981338B2 JP2003099787A JP2003099787A JP3981338B2 JP 3981338 B2 JP3981338 B2 JP 3981338B2 JP 2003099787 A JP2003099787 A JP 2003099787A JP 2003099787 A JP2003099787 A JP 2003099787A JP 3981338 B2 JP3981338 B2 JP 3981338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
flame
gas
dcf
torch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003099787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004054219A (ja
Inventor
ジョン デギオヴァンニ ディヴィッド
イー. ヴェング トルベン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric North America Inc
Original Assignee
Fitel USA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fitel USA Corp filed Critical Fitel USA Corp
Publication of JP2004054219A publication Critical patent/JP2004054219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3981338B2 publication Critical patent/JP3981338B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2551Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/04Re-forming tubes or rods
    • C03B23/043Heating devices specially adapted for re-forming tubes or rods in general, e.g. burners
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/10Non-chemical treatment
    • C03B37/14Re-forming fibres or filaments, i.e. changing their shape
    • C03B37/15Re-forming fibres or filaments, i.e. changing their shape with heat application, e.g. for making optical fibres
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D14/00Burners for combustion of a gas, e.g. of a gas stored under pressure as a liquid
    • F23D14/38Torches, e.g. for brazing or heating
    • F23D14/40Torches, e.g. for brazing or heating for welding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【0001】
本発明は、光ファイバの接続(splice)に用いられる技術の改良、そして更に特に、低損失、高強度光ファイバ製造のためのシステムと方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
新種類の光ファイバが最近開発され、分散補償ファイバ(Dispersion-Compensating Fiber:DCF)として知られている。これにはスロープが急な負の分散特性を持つ分散補償ファイバが含まれる。DCFの使用法の一つは、異なった波長で動作する標準単一モードファイバ(Standard Single-Mode Fiber:SSMF)で造られた既設の光ファイバリンクの分散特性を最適化することである。この技術は米国特許出願第09/596,454で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
DCFの重要なパラメータは過剰損失である。この損失は、DCFをSSMFの様な他の型のファイバに接続して光ファイバ伝送線を製造した場合に生ずる。大きい負分散を得るために、DCFは高屈折率の小径コアを使用し、1550nmでモードフィルド径は約5.0μm(SSMFのモードフィルド径は1550nmで約10.5μm)である。コア径の違いは、溶着接続技術がDCFをSSMFに接続するのに使用された場合、重大な信号損失を生じる。接続パラメータを選ぶ事によってDCFのコアを拡散させ、これにより、DCFコアのモードフィルド径は外側に向かってテーパー状になり、漏斗効果(funneling effect)が起こることで信号損失の量を減らす事が可能となる。しかしながら、典型的のDCFでの高濃度フッ素ドーパントがこの技術の適用を制限する。漏斗効果を出すのに必要な熱の量と加熱時間とが、フッ素ドーパントの好ましくない散乱拡散を発生させるからである。
【0004】
更に、海底システムの様なある種の応用においては、200kpsi又はそれ以上の接続強度が要求される。従って、低損失、高強度光ファイバ伝送線を製造するために、改良されたシステムと方法が必要になる。
【0005】
【発明の概要】
本願発明は上述した議論及びその他を、低損失で高強度の光伝送線を製造するシステム及び方法で取り扱う。本発明の一側面に従うと、第1のファイバが第2のファイバと接続点で接続(splice)される。接続されたファイバに熱処理装置で荷重がかけられ、ガストーチ火炎を用いて接続点を含む接続領域を熱処理し、当該熱処理が第1、第2のファイバ間の接続損失を減少させる。接続領域を加熱するとともに、熱処理プロセスの間にトーチ火炎の周りに乾燥ガスを通し(purged)、接続されたファイバの表面の水分を避ける。更に本発明の別の側面に従うと、トーチ火炎に除去ガスを供給して、火炎からの微粒粉を除去し、熱処理の完了後、トーチ火炎を使用して接続されたファイバのガラス表面を修復する。更なる本発明の側面において、低損失、高強度光ファイバ伝送線を製造するトーチ装置を提供する。
【0006】
本願発明の更なる機能と優位性は、以下の開示及び付随する図面を参照することによって明らかとなる。
【0007】
【発明の詳細な記述】
本発明は、分散補償ファイバ(Dispersion-Compensating Fiver:DCF)の様な逆分散ファイバ(Inverse Dispersion Fiber:IDF)、及び標準単一モードファイバ(Standard Single Mode Fiber:SSMF)の様な第2の型のファイバからなる、低損失、高強度光伝送線を造るシステムと技術を与えるものである。本発明で述べられたシステムと技術は、本発明の考え方から離れる事なしに他の型のファイバ及びファイバドーパントに適用できる。更に下記の技術は、単独で、又は組み合わせて実行される。
【0008】
図1は典型的な長さのSSMFの断面図である。SSMFは、一般的に石英(SiO)から製造される。SSMF10はゲルマニウムドープのコア12と、コア12を取り囲むドープされていない外部クラッド層を含む。図2はSSMFの屈折率分布(Refractive Index:RI)20を示す。図2で示される如く、SSMFの屈折率分布20には、SSMFのコア12に対応する台部22がある。
【0009】
図3例示的な長さのDCFの断面図である。DCFもまた、一般的に石英( SiO)から製造される。図3で示されたDCF30は、ゲルマニウムをドープしたコア32、フッ素をドープした第1クラッド層34、ドープされていない外部クラッド層34を有する。図4は、DCF10の屈折率分布40を示す。図4で示された如く、DCFの屈折率分布40は、DCFのコア32に対応する中心スパイク42と、フッ素ドープのクラッド層34に対応する、スパイクの両側の一対の深いトレンチ44をもつ。屈折率分布40でスパイク42とトレンチ44を達成するために、高濃度のゲルマニウム・ドーパントがDCFコア32に、そして高濃度のフッ素ドーパントがDCFの第1クラッド層34に用いられる。ある種のDCFは、この例と異なった屈折率分布とドープ濃度とを有することもできることを留意すべきである。しかし本発明はまた他のDCFファイバにも適用可能であることを留意すべきである。
【0010】
図5は、SSMF10とDCF30とを相互に接続して製造された光伝送線50の長手方向の断面図である。SSMFのコア12は明らかにDCFのコア32より大きい事が図5より理解できる。更に、二つのファイバの断面屈折率分布20と40とは明らかに異なった形を有することが図2と図4とから理解できる。直径と形との違いは、かなりの接続損失の量に帰着することになる。
【0011】
SSMFのコア12の大きさをより一致させる様に、DCFコア32を熱的に広げて(diffuse)、コア直径の不一致による接続損失を減少させる事は可能である。しかしながら、DCFコア32の熱膨張は、フッ素ドープのクラッド層34のために問題となる。フッ素はゲルマニウムより低温度で拡散(diffuse)を始める。この様に、DCF30を加熱すると、そのコア32は熱膨張し、フッ素の一様でない拡散の原因となり、接続損失を生じる。
【0012】
従って、DCFコア32を熱的に膨張させるのに熱処理装置を使用し、そしてフッ素ドーパントをなめらかに拡散させる技術が開発されている。
【0013】
図6乃至図9は熱処理技術の一側面を示す図である。図6において、SSMF10とDCF30を接続のために準備する。この準備は、例えば、ファイバ端末60及び62の折断や皮剥を含む。図7において、ファイバ10と30は、融着接続器70に装着され、ファイバ端60と62は接続点72で相互に軸合わせされ、突き合わせされる。アーク電流を使用して高温ゾーン74を生成する。この高温ゾーンは、接続点72においてファイバ端を相互に溶着させるのに十分な温度に接続点72の温度を上昇させる。典型的の接続温度は約2,000℃である。この例においては、二つのファイバ10と30のドーパント拡散が最小にするように、接続パラメータが選択される。
【0014】
図8において、接続されたファイバ10と12は融着接続器70から取りはずされる。この点で、接続されたファイバ10と30は、モードフィールド(modefield)の不整合のためにある量の接続損失が存在する。図9において、接続されたファイバ10と30は、熱処理装置80にて荷重(load)をかけられ、ガストーチ炎82を使用して接続ゾーン84を加熱する。本発明に従うと、ガストーチ炎82は、SSMF10とDCF30の長手方向に沿って両方向にスキャンする事が出来る。さらに、以下に記述するように、トーチ82のガス流を制御することで、ガストーチ炎82の強さと接続ゾーン84の大きさを制御することも可能である。
【0015】
加熱分布86に従って、接続ゾーン84を加熱する。この加熱は、接続ゾーン84においてSSMF10とDCF30のドーパントがテーパー状に拡散する原因となる。加熱分布86で示されたように、接続点72は約1,300℃で加熱される。接続ゾーン84の温度は、接続点の両側に向かってテーパー状になっている。
【0016】
図10乃至図12は、SSMF10とDCF30のドーパントに対する熱処理効果を示す長手方向の断面図である。図10は接続前のファイバ10と30を示す。上述したように、SSMF10は、ゲルマニウムがドープされたコア12とドープ無しのクラッド14とを含む。DCF30は、ゲルマニウムがドープされたコア32、フッ素で強くドープした第1のクラッド層34、そしてドープ無しのオーバークラッド36を含む。
【0017】
図11において、融着接続器を用いてSSMF10とDCF30とを互いに接続点72で接続する。融着接続プロセスの熱は、SSMFとDCFのドーパントのいくらかの拡散の原因となった。図11に示すように、SSMFのコア12は、わずかに膨張した部分90を含む。同様に、DCFコア32と第1のクラッド領域34もまた、わずかに膨張した部分92と94を含む。
【0018】
上述したように、接続されたファイバはその後熱処理装置で荷重をかけられる。図12は熱処理プロセスの結果を示す。SSMFコア90の拡がった部分は、滑らかなテーパー状の路96を形成する。DCFコア92とクラッド部94との拡がった部分がともに融合され、滑らかなテーパー状の路98を形成する。
【0019】
図13は、接続点72において熱処理したSSMF10の半径方向の断面図を示す。図1で示されたゲルマニウムがドープされたコア12は、図13で示されたより大きい径の拡散したコア96に拡張される。図14は、処理前の屈折率分布22と、処理後の屈折率分布102を破線で示したグラフ100である。図14で示されているように、処理後の屈折率分布は方形の角はなく、ゲルマニウムドーパントの拡散のために曲線状になっている。接続ゾーン84において、SSMF10は、処理前の断面屈折率分布22と処理後の屈折率分布102との間で滑らかな移行を形成する。断面屈折率分布22と102との間の移行は本質的には断熱的、即ち、大きい損失はない。
【0020】
図15は、接続点72において熱処理されたDCF30の半径方向の断面図を示す。図2で示されたDCFのゲルマニウムがドープされたコア32とフッ素がドープされた第1クラッド層34が、図15で示された様に溶合され、ゲルマニウム・フッ素ドープコア98に拡張される。図16は、処理前のDCFの屈折率分布42と44と、処理後の屈折率分布112とを示すグラフ110である。方形のピーク42と負のトレンチ44とが一つの曲線状の屈折率分布112に融合されていることが図16で理解できる。接続ゾーン84において、DCFは、処理前の屈折率分布42と44と、処理後の断面屈折率分布112との間で滑らかな、本質的には断熱的な移行が形成される。
【0021】
接続点72において、SSMFとDCFのコア96と98は、同様の大きさと屈折率分布を有することが図13乃至図16から理解できる。この類似性は、二つのファイバ間の接続損失量を減少させる。信号伝送方向に接続領域84の長手方向に沿って火炎82をスキャンする熱処理により更に接続損失を減少させる事が可能である。この後処理のスキャンは、モードフィールド(modefield)とドーパントの移行がより滑らかになる。更に、接続されたファイバに熱処理装置で負荷をかけるとき、また装置から取り除くときに、トーチガス流を下方に揺動(ramp)する事により曲げ損失を減少することができる。
【0022】
上述した技術は、本発明の精神から離れる事無しに変更し得ることに留意すべきである。例えば、融着接続器70を使用してDCFコア32の拡大を実行することが可能である。熱処理装置を用いてフッ素ドープクラッド層を滑らかに拡散させ、接続損失を減少させることが可能である。
【0023】
図17は、ここに述べた技術を実際に使用するのに適当な熱処理装置150の斜視図を示す。図17で示された熱処理装置150の詳細は米国特許出願で更に記述されている。しかしながら、ここで述べられた技術は、本発明の精神から離れることなく、当該米国特許出願に示され、述べられた他の熱処理装置でも実用されるだろうことが理解できる点に留意されたい。
【0024】
図17で示された熱処理装置150は、接続された光ファイバ線152を加熱するのに使用される。光ファイバ152の接続点154を加熱装置156の上部に位置付ける。この例では、ガス供給部160で供給された火炎158を有するガストーチを用いる。本発明の精神から離れる事無しに、他の加熱装置を適宜使用することも可能である。精密にトーチ156を制御するために、ガス供給部160にマス・フロー制御器162が提供される。加熱の間、火炎158を安定にするために、煙突部164をトーチ156の上部に位置付ける。接続点154を露出する切除部168を含む板166によって、ファイバ152と煙突部164の位置が保持される。切除部168の両側に位置する第1及び第2のクランプ170と172とによってファイバ152が板166上に位置付けられ、そして煙突164を把持する腕174によって煙突164が板166の上に位置付けられる。
【0025】
ファイバの一端に除去可能に取り付けられた荷重176によって、加熱プロセス中にファイバ152に僅かな張力が保たれている。この張力は、加熱プロセス中に、ファイバ178が火炎158に関して移動する事を防ぐ。加熱のときには、ファイバが伸びる事を防ぐべく正確な荷重の決定に対して注意を払わなければならない。この例においては、0.7gの荷重が用いられている。第1のクランプ170は、ファイバ152の張力をこの様な方法で制御しファイバ導波路として機能するよう、ファイバ152を十分緩やかに保持する。ファイバ152への曲げ損傷を防ぐために曲げガイド178が提供され、加熱プロセスの間、その上にファイバ152の荷重部分を部分を置く。
【0026】
更に、本発明の更なる側面に従うと、ある状況においては、熱処理プロセスの間、接続されたファイバに制御された追加の張力を与える事が望ましい事を見出した。この追加の張力は、接続されたファイバに適用された荷重176の量を増加させる事で適用できる。他の張力機構もまた使用する事は可能である。
【0027】
板166が搭載されている移動台180を用いて、火炎156に対して相対的に板166を移動することができる。位置読み取り装置182は、板166の位置に関して正確な情報を与える。接続されたファイバ152をまず熱処理装置150に搭載し、板166を火炎158の上の遠方に位置付ける。搭載後、移動台180を用いて、接続点154を火炎の中に移動する。繰り返しが可能となるように、移動台166の位置を位置読みとり装置182で監視する。火炎158に関する接続点154の最適な位置を決定すると、この位置をその後の熱処理に使用する。
【0028】
トーチ156を内径約4mmの石英管で製造する。フッ素の拡散に必要な温度は約1,200乃至1,300℃であると推定されるので、プロパンや水素の様なガスを追加の酸素の供給無しで使用する。マスフロー制御器162を用いてガス流を正確な値に保つ。代表的な流量は10ml/分(プロパンの場合)である。なお、この値は、使用される特定のファイバに対し最適でなければならない。
【0029】
接続部154が火炎158にある間、接続損失が監視される。最小損失値が得られたとき、約10分以内に、移動台180を用いて接続部154を火炎158から除去する。図18で示された熱処理装置150は、接続点154で1cm長の裸ファイバを必要とするにすぎない。
【0030】
更に本発明は、熱処理された接続領域の強度を増加させるシステムを提供する。本発明の一側面に従うと、熱処理の間、熱処理装置のガストーチ火炎の周囲に乾燥ガスを通し、接続されたファイバの表面での水を避ける。乾燥ガスの適当な湿気含有量は重量で100ppm以下であることが見出された。更に本発明の別の側面に従うと、乾燥酸素を炎の燃焼領域で用いる。
【0031】
本発明の別の側面に従うと、窒素(N)の様な第2のガスをトーチの周り通し、火炎の近傍の塵埃粒を避ける。ガスは濾過され、最大の接続強度を得る様に流量は最適化されている。
【0032】
本発明の別の側面に従うと、熱処理の後、接続強度を改善するために、適当なガス流で接続領域に沿ってトーチ火炎をスキャン(scan)することによって、接続されたファイバのガラスの表面を修復する。代替として、接続領域における接続されたファイバのガラス表面の修復を、モードフィールドを拡張した後に短時間においてトーチへのガス流を増加させ、加熱ゾーンを広くし十分に高温にすることによって実行してもよい。
【0033】
本発明は、上述のように処理されたファイバの接続の強度を増加させる方法を提供する。これらシステムと方法が、図17で示され、上述した熱処理装置150を変更することによって実施される。この方法はまた、接続ファイバを加熱する他のシステムに統合してもよい。
【0034】
ある側面においては、乾燥酸素の様な乾燥ガスをトーチ火炎に供給し、接続されたファイバの表面における水を除去する。火炎近傍の塵埃粒を避けるために、火炎の周囲に除去ガスを供給する。図18は、接続されたファイバ202の熱処理に用いられる本発明のガストーチ装置200の図を示す。ファイバの接続点204がトーチ206からの火炎の中心に置かれる。トーチ206は、同軸の対管208と210とを含む。内側の管208を用いて、プロパン、または他の適当な可燃ガスをトーチ火炎(図示されない)に運ぶ。外側の管210を用いて火炎中に乾燥酸素の様な乾燥ガスを供給し、ファイバ202の表面における水分を除去する。乾燥ガスの適当な水分含有量は1ppm以下であることが見出された。乾燥ガスは、熱処理の間、接続されたファイバの表面の水分を除去するのに用いられる。
【0035】
トーチ装置206は、火炎の上の煙突212を含み、当該煙突は、火炎を安定化させ、熱処理で浮揚した残留物を吸出する。除去ガス供給管214は、煙突212を取り囲み、窒素の様な適当な除去ガスを送って火炎の極く近傍の塵埃粒を除去する。
【0036】
接続されたファイバ202の表面における水分を除去し、熱処理プロセスの間に火炎の極く近傍の塵埃粒を除去することで、接続領域の強度を増加させることが見出された。これらの技術のどちらも、単独で、接続領域の強度を増加させるという点に留意されたい。即ち、これらの技術は、単独でも、また組み合わせても実行することができる。
【0037】
図19は本発明の別の装置250を示す。トーチ装置は3つの同軸管252、254及び256を含む3重トーチである。内側の管252を用いて、プロパンの様な適当な可燃ガスをトーチ火炎(図示しない)に送る。中央の管254を用いて、乾燥酸素の様な乾燥ガスを火炎に送る。外部の管256を用いて、普通の酸素の様な除去用ガスを火炎に供給する。なお、乾燥ガスはファイバの表面における水分を除去するのに用いられ、除去用ガスは火炎の極く近傍の塵埃粒を除去するのに用いられる。図19で示されたトーチ250を、火炎を安定化し、熱処理の浮揚残留物を吸出する、火炎上の煙突(図示しない)と共に提供してもよい。
【0038】
図20は、図18に示されたトーチ200を使用した時の酸素流量と平均接続強度間の関係をグラフ300で示す。これらのデータから、酸素流量が増加すると接続強度が大きくなる結果となる事が理解できる。しかしながら、増加した酸素流量はまた、温度が上昇する結果となる。
【0039】
上述したように、IDFと他のDCFのモードフィールドの拡大を行うときには、温度は臨界的なパラメータである。それ故に、許容出来る接続損失の結果となる酸素/ガス流量比を選ぶ事が必要である。従って、ある場合には、希望する接続損失と十分な強度とを同時に得る事は困難かもしれない。
【0040】
この問題を克服する方法は、酸素流にアルゴンの様な不活性ガスを加えて十分な乾燥雰囲気を保つとともに、モードフィールド変換のために適当な温度を保つ事である。
【0041】
他の解決法は、先ず、モードフィールドの拡大を正確な温度間隔で行う事である。拡大は典型的には約10乃至20分掛かる。後に図21で示すように、非常に短い時間で、その強度に対して最適化された温度で、接続点354の近傍の接続されたファイバ352に沿って火炎350をスキャンする。この場合、拡散量は極少量である。火炎350のスキャンはまた、低損失への移行を生成すべく更にテーパーの形を直す可能性を加える事によって、接続損失を更に減少させるのに使用されうる。
【0042】
強度を改善するために接続に沿って火炎をスキャンする事は必ずしも必要とされず、単に最後のガス流の揺動(ramp)で十分である。図22(a)乃至(c)は、種々のレベルの火炎強度を示す。図22(a)は、熱処理の間に用いられる普通のガス流を示し、ここで、接続点354のあたりに高温ゾーン356をつくるよう、火炎350が接続されたファイバ352に対して位置付けられる。上方へのガス流の揺動は、図22(b)で示された如く、火炎350の大きさを増加し、高温ゾーン356の幅を拡大する。モードフィールドを拡大するプロセスの間に加熱された全領域をカバーするように、高温ゾーン356を拡張することができる。モードフィールドの拡大プロセスで誘発した微少クラックは、この方法で取り除く事が出来る。DCFの場合には、微少クラックの除去には、一般的に、モードフィールドの変換への最適温度に比べてより高い温度を必要とする。
【0043】
ある種の接続における影響が、加熱時のファイバの曲がりであることが見出されている。この曲がりは、例えば、接続部を火炎の中に置いたり、火炎から熱処理された接続部を取り外す間に発生する可能性がある。この曲がりを防ぐ一つの方法は、ファイバを火炎の中へ置き、又は火炎から取り除くときに物理的にテーパー状にすることなくファイバに僅かな張力を与える事である。この問題は、火炎の中にファイバを置く、又は火炎からファイバを除去することと関連して、ガス流の揺動により、更に減少させる事が出来る。例えば、図22(c)で示したように、接続されたファイバ352を設置場所から除去する前に火炎350が接続点354の遙かな下方にあるように、ガス流を下方に向かって揺動する。この様にして、接続点354は、曲げの原因となる突然の温度変化を被ることはない。
【0044】
図23は、Ultra WaveSLAがIDFとが接続される、一連の試験的な接続に対し、処理前の接続損失と加熱処理後の強度データを示す表360である。表のデータに示された様に、ここに述べられた技術を用いて、200kpsi以上の接続強度と0.22dB又はそれ以下の接続損失を得ることが可能である。
【0045】
図24は、高強度で低接続損失の光伝送線をつくる方法400のフローチャートである。ステップ402において、融着接続器を用いて第1の型のファイバと第2の型のファイバを接続する。ステップ404において、接続されたファイバを融着接続器から取り外し、熱処理装置に装着する。ステップ406で、処理装置のトーチ火炎を用いて異なった拡散温度に接続ゾーンを加熱し、第1のファイバのコアの熱拡散を生じさせ、そして、フッ素の様な第1のファイバの他のドーパントの滑らかな拡散を生じさせる。ステップ408において、接続ゾーンが加熱されている間にトーチ炎の周りに乾燥ガスを通し、接続ゾーンにおける接続されたファイバの表面から水分を取り除く。ステップ410において、接続ゾーンが加熱されている間にトーチ火炎の周りにガスを通し、トーチ火炎からの塵埃粒を取り除く。ステップ412において、熱処理が完了した後、トーチ火炎を接続ゾーンの長手方向にスキャンし、接続されたファイバのガラス表面を修復する。
【0046】
上記記載は当業者が本願発明を実施することができるように詳細に記述したが、上記開示は例示的なものであり、これら教示に理解を示す当業者には、種々の修正や変形は明らかである。従って、本願発明は、唯一特許請求の範囲で規定されたものであり、特許請求の範囲の記載に対し、従来技術によって許される可能な限り広範な解釈がなされることを求める。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準単一モードファイバ(SSMF)の半径方向断面図である。図は原寸に比例していない。
【図2】図1で示されたSSMFの断面屈折率(RI)分布のグラフを示す図である。
【図3】分散補償ファイバ(DCF)の一例の半径方向断面図である。図は原寸に比例していない。
【図4】図3に示されたDCFの屈折率断面分布のグラフを示す図である。
【図5】図1のSSMFと図3のDCFから製造された光伝送線の長手方向断面図である。
【図6】図1のSSMFと図3のDCFから製造された光伝送線の接続損失を減少させる技術を示す説明図である。
【図7】図1のSSMFと図3のDCFから製造された光伝送線の接続損失を減少させる技術を示す説明図である。
【図8】図1のSSMFと図3のDCFから製造された光伝送線の接続損失を減少させる技術を示す説明図である。
【図9】図1のSSMFと図3のDCFから製造された光伝送線の接続損失を減少させる技術を示す説明図である。
【図10】図6乃至図9で示された技術においてSSMF及びDCFのドーパントの変化を示す説明図である。
【図11】図6乃至図9で示された技術においてSSMF及びDCFのドーパントの変化を示す説明図である。
【図12】図6乃至図9で示された技術においてSSMF及びDCFのドーパントの変化を示す説明図である。
【図13】図12の接続点におけるSSMFの半径方向断面図である。
【図14】図13のSSMFの屈折率断面(RI)分布を示す図である。
【図15】図12の接続点におけるDCFの半径方向断面図である。
【図16】図15のDCFの屈折率断面(RI)分布を示す図である。
【図17】 本願で述べられた技術に実際に使用するのに適した熱処理装置の例の外観を示す図である。
【図18】本発明におけるガストーチ装置を示す図である。
【図19】本発明における第2のガストーチ装置を示す図である
【図20】酸素流量の関数として示された接続強度の平均値を示す図である。
【図21】本発明における加熱スキャン技術を示す図である。
【図22A】本発明においてトーチガス流を増加、減少した場合の図である。
【図22B】本発明においてトーチガス流を増加、減少した場合の図である。
【図22C】本発明においてトーチガス流を増加、減少した場合の図である。
【図23】本発明の一側面に従って製造された接続の損失と強度を示す説明図である。
【図24】本発明の方法のフローチャートを示す説明図である。
【符号の説明】
200 ガストーチ装置
202 接続されたファイバ
204 ファイバの接続点
206 トーチ
208 内側の管
210 外側の管
212 煙突
214 除去用ガス供給管
250 トーチ
252 内側の管
254 中央の管
256 外側の管

Claims (5)

  1. 第1のファイバが接続点(204)で第2のファイバに接続され、前記接続されたファイバには熱処理装置で荷重が加えられ、そして接続点(204)を含む接続領域における前記第1および第2のファイバのモードフィールドを熱的に拡張するためにガストーチ(206)火炎を用いる、低損失、高強度の光伝送線(202)を製造する改良された方法であって、
    (a)前記接続されたファイバ(202)の表面に水分が存在することを回避するために、熱処理の間に、100ppmよりも小さい水分含有量を有する乾燥した燃焼補助ガス(210)をトーチ火炎の燃焼領域に通す段階と
    (b)火炎の近くに塵埃粒が存在することを回避するために、不燃の塵埃除去ガス(214)を前記接続領域に通す段階とからなることを特徴とする方法。
  2. 請求項に記載の方法において、前記乾燥した燃焼補助ガスは乾燥した酸素ガスを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項に記載の方法において、前記乾燥した酸素ガスに不活性ガスが加えられることを特徴とする方法。
  4. 請求項に記載の方法において、前記不燃の塵埃除去ガスは窒素であることを特徴とする方法。
  5. 請求項に記載の方法においてさらに、
    前記モードフィールドの拡張が完了した後に、ガストーチ火炎を使用して、前記第1と第2のファイバの表面を滑らかにすることを特徴とする方法。
JP2003099787A 2002-07-17 2003-04-03 低損失、高強度光ファイバ伝送線の製造システム及び方法 Expired - Fee Related JP3981338B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/197,192 US6899470B2 (en) 2002-07-17 2002-07-17 Systems and methods for fabricating low-loss, high-strength optical fiber transmission lines

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004054219A JP2004054219A (ja) 2004-02-19
JP3981338B2 true JP3981338B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=29780196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003099787A Expired - Fee Related JP3981338B2 (ja) 2002-07-17 2003-04-03 低損失、高強度光ファイバ伝送線の製造システム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6899470B2 (ja)
EP (1) EP1382904B1 (ja)
JP (1) JP3981338B2 (ja)
CN (1) CN1296737C (ja)
DE (1) DE60313540T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2125938A2 (en) * 2007-01-26 2009-12-02 Isp Investments Inc. Formulation process method to produce spray dried products
US7646005B2 (en) * 2008-01-28 2010-01-12 Alstom Technology Ltd Variable length adjustable flame scanner

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH638622A5 (fr) * 1979-09-14 1983-09-30 Cabloptic Sa Procede et dispositif de soudage des fibres optiques.
ES253398Y (es) 1980-10-08 1981-10-16 Maquina de empalmar fibras opticas por soldadura
US4604119A (en) * 1984-01-24 1986-08-05 At&T Bell Laboratories Method for fusion splicing optical fiber
JPS61501172A (ja) 1984-01-24 1986-06-12 アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニ− 炎溶融によるグラスファイバ−接合
JPS6144728A (ja) 1984-08-10 1986-03-04 Hitachi Cable Ltd 光フアイバ母材製造用バ−ナ
US4689065A (en) * 1986-02-14 1987-08-25 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Optical waveguide glass fiber flame processing
US4958905A (en) * 1989-06-19 1990-09-25 Tynes Arthur R Method and apparatus for forming high strength splices in optical fibers
US5161207A (en) 1991-03-18 1992-11-03 Hughes Aircraft Company Optical fiber circumferentialy symmetric fusion splicing and progressive fire polishing
DE4235924C2 (de) 1992-10-23 1994-08-18 Siemens Ag Gasbrenner zum Verschweißen von Lichtleitfasern
DE19638092A1 (de) 1996-09-18 1998-03-19 Siemens Ag Verfahren sowie Vorrichtung zur Wärmebehandlung mindestens einer Lichtleitfaser
US6275627B1 (en) * 1998-09-25 2001-08-14 Corning Incorporated Optical fiber having an expanded mode field diameter and method of expanding the mode field diameter of an optical fiber
IES990889A2 (en) * 1999-10-22 2001-05-02 Viveen Ltd Jointed optical fibers
US6543942B1 (en) 2000-09-21 2003-04-08 Fitel Usa Corp. Dispersion-compensating fiber system having a bridge fiber and methods for making same

Also Published As

Publication number Publication date
DE60313540D1 (de) 2007-06-14
EP1382904A1 (en) 2004-01-21
CN1469142A (zh) 2004-01-21
EP1382904B1 (en) 2007-05-02
US6899470B2 (en) 2005-05-31
US20040013374A1 (en) 2004-01-22
CN1296737C (zh) 2007-01-24
DE60313540T2 (de) 2007-08-16
JP2004054219A (ja) 2004-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1094346B1 (en) Fusion spliced optical fibers
US6789960B2 (en) Method of connecting optical fibers, an optical fiber therefor, and an optical fiber span therefrom
JPH04253003A (ja) 光通信システム
US6543942B1 (en) Dispersion-compensating fiber system having a bridge fiber and methods for making same
US6840687B2 (en) Systems and methods for low-loss splicing of optical fibers
JP2618500B2 (ja) 光ファイバ接続方法
JPS61117508A (ja) 光フアイバの接続方法
JP3981338B2 (ja) 低損失、高強度光ファイバ伝送線の製造システム及び方法
US6565269B2 (en) Systems and methods for low-loss splicing of optical fibers having a high concentration of fluorine to other types of optical fiber
US7037003B2 (en) Systems and methods for reducing splice loss in optical fibers
US20040114886A1 (en) Systems and methods for reducing optical fiber splice loss
EP1378775B1 (en) Systems and methods for reducing splice loss in optical fibers
US6860119B2 (en) Optical fiber splicing method
JP2004361846A (ja) ガラスファイバの融着接続方法
JP4609827B2 (ja) 同種光ファイバの接続方法
EP1343035B1 (en) System for low-loss splicing of optical fibers having a high concentration of fluorine to other types of optical fiber
US20040163419A1 (en) Method and apparatus for forming low optical loss splices
JP2004325863A (ja) 光ファイバの接続方法及び接続部を有する光ファイバ
JP3753993B2 (ja) 高濃度のフッ素を有する光ファイバを他のタイプの光ファイバに低損失接続するためのシステムおよび方法
JP4177152B2 (ja) 光ファイバの接続方法
JP4115295B2 (ja) 光ファイバの接続方法
JPH0675135A (ja) 異種ファイバの融着接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3981338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130706

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees