JP3979380B2 - 圧縮機における断熱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、吸入圧領域から圧縮室へ冷媒ガスを吸入し、圧縮室から吐出圧領域へ冷媒ガスを吐出する圧縮機における断熱構造に関するものである。
圧縮機の外部から圧縮機内の吸入圧領域に導入された冷媒ガスの温度は、圧縮機の性能に影響を与える。吸入圧領域に導入された冷媒ガスの温度が高いほど、圧縮室へ吸入される冷媒ガスの密度が小さくなるので、圧縮機の性能が低下する。
特許文献1に開示の圧縮機では、圧縮機内の吸入圧領域の一部となる吸入室に冷媒ガスを導入するための吸入通路をリアカバーに設け、この吸入通路内に円筒形状の管路部を挿入している。冷媒ガスは、管路部の内部通路を経由して吸入室へ導入される。
特開平2−264163号公報
リアカバーから管路部へ伝達される熱量が大きいと、管路部の内部通路にある冷媒ガスの温度が高くなり、この温度の高い冷媒ガスが吸入室を経由して圧縮室に吸入される。これは、圧縮機の性能を低下させる。管路部の外周壁面と吸入通路の周壁面との間には隙間が設けられている。この隙間は、リアカバーから管路部への熱伝達を抑制するためのものである。しかし、このような隙間だけでは高い断熱効率をもたらすには十分とは言えない。
本発明は、圧縮機内の吸入圧領域における断熱効率を高めることを目的とする。
そのために本発明は、吸入圧領域から圧縮室へ冷媒ガスを吸入し、圧縮室から吐出圧領域へ冷媒ガスを吐出する圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、前記吸入圧領域の一部として断面円形の円形通路を設けると共に、前記円形通路を外部冷媒回路に連通させ、前記円形通路と交差して接続する接続通路を前記吸入圧領域の一部として設けると共に、前記接続通路を前記圧縮室に連通させ、断熱材製の円筒形状の円筒部材を前記円形通路に挿入し、前記接続通路を形成する通路壁面の少なくとも一部を断熱材製の通路断熱部材で被覆し、前記円筒部材に前記通路断熱部材を係合して前記円筒部材の回転を阻止するようにした。
断熱材製の円筒部材は、円形通路を形成する周壁面から円筒通路の内部通路内の冷媒ガスへ熱が伝達するのを抑制する。断熱材製の通路断熱部材は、通路断熱部材によって被覆されている接続通路の通路壁面の部分から接続通路内の冷媒ガスへの熱伝達を抑制する。円筒部材の回転を通路断熱部材によって阻止する構成は、円筒部材の内部通路と接続通路との接続のずれを防止する。
請求項2の発明では、請求項1において、前記円筒部材を前記円形通路にルーズに挿入した。
円筒部材を円形通路にルーズに挿入する構成では、円筒部材の外径と円形通路の径とを厳密に一致させる必要がない。
請求項3の発明では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、前記圧縮機は、シリンダに形成されたシリンダボアにピストンを収容して前記シリンダボア内に前記圧縮室を区画し、回転軸の回転に基づいて前記シリンダボア内で前記ピストンを往復駆動し、前記シリンダに連結されたカバーハウジング内に前記吸入圧領域と前記吐出圧領域とを形成し、前記カバーハウジングに前記円形通路及び接続通路を設けた。
断熱材製の円筒部材は、カバーハウジングから円筒通路の内部通路内の冷媒ガスへ熱が伝達するのを抑制する。断熱材製の通路断熱部材は、カバーハウジングから接続通路内の冷媒ガスへの熱伝達を抑制する。
請求項4の発明では、請求項3において、前記吸入圧領域は、前記カバーハウジングの外周側にあって、前記回転軸の軸線の周りで前記吐出圧領域を包囲しているものとした。
カバーハウジングの外周側(大気に近い側)に吸入圧領域を設けた構成は、吸入圧領域内の冷媒ガスの加熱抑制に関して好ましい。
請求項5の発明では、請求項3及び請求項4のいずれか1項において、前記接続通路は、前記円形通路に交差して接続する第1の接続通路と、前記円形通路と前記第1の接続通路との接続部よりも下流で前記円形通路に交差して接続する第2の接続通路との2つとした。
ピストン式圧縮機では、回転軸の周りに複数のシリンダボアが設けられ、各シリンダボアに収容されたピストンが各シリンダボア内に圧縮室を区画する。このような構成のピストン式圧縮機では、各圧縮室への冷媒ガスの吸入量の均一化を図るために、円形通路に一対の接続通路を接続する構成が好ましい。
請求項6の発明では、請求項5において、第1の通路と、前記第1の通路よりも小径の第2の通路とで前記円筒部材の内部通路を構成し、前記第1の通路の下流側に前記第2の通路を設け、前記第1の接続通路を前記第1の通路に接続し、前記第2の接続通路を前記第2の通路に接続した。
内部通路を第1の通路と第2の通路とに分けた構成は、第1の接続通路と内部通路との接続部よりも下流の内部通路におけるガス流速の低下の防止に有効である。
請求項7の発明では、請求項5及び請求項6のいずれか1項において、前記第1の接続通路と前記円形通路との接続部よりも上流において、前記円筒部材の外周壁面と前記円形通路を形成する周壁面との間に、前記円筒部材を包囲するシールリングを設けた。
シールリングは、冷媒ガスが円筒部材の外周面と円形通路の周壁面との間を流動するのを抑制するので、円形通路の周壁面から冷媒ガスへ直接伝達される熱量が低減される。
請求項8の発明では、請求項3乃至請求項7のいずれか1項において、前記接続通路の下流で前記接続通路に連なる吸入室を前記吸入圧領域の一部として設け、前記吸入室を形成する形成壁面の少なくとも一部を断熱材製の室断熱部材で被覆し、前記室断熱部材と前記通路断熱部材とを一体形成した。
圧縮された冷媒ガスが存在する吐出圧領域は高温になっており、吐出圧領域の高熱がカバーハウジング内の吸入室を形成する形成壁面に伝わる。室断熱部材は、吸入室の形成壁面から冷媒ガスへの熱伝達を抑制する。
請求項9の発明では、請求項1乃至請求項8のいずれか1項において、前記冷媒ガスは、二酸化炭素とした。
フロンガスよりも高圧の状態で冷媒として使用される二酸化炭素は、ガス流量が少なくて済む。ガス流量が少ないほど、吸入圧領域における冷媒ガスの加熱防止は、重要である。本発明は、二酸化炭素を冷媒として使用する圧縮機への適用に好適である。
本発明は、圧縮機内の吸入圧領域における断熱効率を高めることができるという優れた効果を奏する。
以下、可変容量型のピストン式圧縮機に本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、アルミニウム製のシリンダ11の前端にはアルミニウム製のフロントハウジング12が接合されている。シリンダ11の後端にはカバーハウジングとしてのアルミニウム製のリヤハウジング13がバルブプレート14、弁形成プレート15を介して接合固定されている。シリンダ11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、ねじ43によって共締め結合されている。図5に示すように、リヤハウジング13の外周壁48には複数のナット部481が形成されている。ねじ43は、ナット部481に螺合されている。シリンダ11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、可変容量型ピストン式圧縮機16の全体ハウジングを構成する。
図1に示すように、制御圧室121を形成するフロントハウジング12とシリンダ11とには回転軸18がラジアルベアリング19,20を介して回転可能に支持されている。制御圧室121から外部へ突出する回転軸18は、プーリ(図示略)及びベルト(図示略)を介して外部駆動源である車両エンジン17から駆動力を得る。
回転軸18には回転支持体21が止着されていると共に、斜板22が回転軸18の軸方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。斜板22には連結片23が止着されており、連結片23にはガイドピン24が止着されている。回転支持体21にはガイド孔211が形成されている。ガイドピン24の頭部は、ガイド孔211にスライド可能に嵌入されている。斜板22は、ガイド孔211とガイドピン24との連係により回転軸18の軸方向へ傾動可能かつ回転軸18と一体的に回転可能である。斜板22の傾動は、ガイド孔211とガイドピン24とのスライドガイド関係、及び回転軸18のスライド支持作用により案内される。
斜板22の中心部が回転支持体21側へ移動すると、斜板22の傾角が増大する。斜板22の最大傾角は回転支持体21と斜板22との当接によって規制される。図1の斜板22の実線位置は、斜板22の最大傾角状態を示す。斜板22の中心部がシリンダ11側へ移動すると、斜板22の傾角が減少する。図1の斜板22の鎖線位置は、斜板22の最小傾角状態を示す。
シリンダ11に貫設された複数のシリンダボア111内にはピストン25が収容されている。斜板22の回転運動は、シュー26を介してピストン25の前後往復運動に変換され、ピストン25がシリンダボア111内を往復駆動される。ピストン25は、シリンダボア111内に圧縮室112を区画する。
図1、図2及び図3に示すように、リヤハウジング13内には吸入室27及び吐出室28が環状の区画壁29によって区画して形成されている。圧縮機内の吸入圧領域の一部である吸入室27は、リヤハウジング13の外周側にあって、回転軸18の軸線181の周りで吐出圧領域の一部である吐出室28を包囲している。図1に示すように、吐出室28内においてバルブプレート14には弁形成プレート30及びリテーナ31がねじ32の締め付けによって結合されている。
図1に示すように、バルブプレート14及び弁形成プレート15には吸入ポート141及び吐出ポート142が形成されている。弁形成プレート15には吸入弁151が形成されており、弁形成プレート30には吐出弁301が形成されている。吸入室27内のガス状の冷媒は、ピストン25の復動動作(図1において右側から左側への移動)により吸入ポート141から吸入弁151を押し退けて圧縮室112内へ吸入される。吸入弁151は、位置規制凹部113の底に当接して開度規制される。圧縮室112内へ吸入されたガス状の冷媒は、ピストン25の往動動作(図1において左側から右側への移動)により吐出ポート142から吐出弁301を押し退けて吐出室28へ吐出される。吐出弁301は、リテーナ31に当接して開度規制される。
リヤハウジング13の端壁49には挿入口53、円形通路45、第1の接続通路33、第2の接続通路34及び吐出通路47が形成されている。吸入圧領域の一部である第1の接続通路33及び第2の接続通路34は、吸入圧領域の一部である吸入室27に連通しており、吐出通路47は、吐出室28に連通している。第1の接続通路33及び第2の接続通路34は、回転軸18の軸線181に平行な方向に延出している。
吸入圧領域の一部である円形通路45は、リヤハウジング13の外周部から反対側の外周部に向かう直線形状の通路となっている。円形通路45は、回転軸18の軸線181に対して直角となる方向に延出している。第1の接続通路33は、回転軸18の軸線181の方向に延びて円形通路45の基端側(図1において上部側)に交差して接続されている。第2の接続通路34は、回転軸18の軸線181の方向に延びて円形通路45の先端側(図1において下部側)に交差して接続されている。
吸入室27へガス状の冷媒を導入する円形通路45と、吐出室28からガス状の冷媒を排出する吐出通路47とは、外部冷媒回路35で接続されている。外部冷媒回路35上には、冷媒から熱を奪うための熱交換器36、固定絞り37、周囲の熱を冷媒に移すための熱交換器38及びアキュームレータ39が介在されている。アキュームレータ39は、ガス状の冷媒のみを圧縮機に送るためのものである。吐出室28の冷媒は、吐出通路47、熱交換器36、固定絞り37、熱交換器38及びアキュームレータ39、円形通路45、第1の接続通路33、第2の接続通路34を経由して吸入室27に流入する。
吐出室28と制御圧室121とは、供給通路40で接続されている。又、制御圧室121と吸入室27とは、放出通路41で接続されている。制御圧室121内の冷媒は、放出通路41を介して吸入室27へ流出する。
供給通路40上には電磁式の容量制御弁42が介在されている。容量制御弁42は、消磁状態では冷媒が流通不能な弁閉状態になっており、吐出室28から供給通路40を経由した制御圧室121への冷媒供給は行われない。制御圧室121内の冷媒は、放出通路41を介して吸入室27へ流出しているため、制御圧室121内の圧力が下がる。従って、斜板22の傾角が増大して吐出容量が増える。容量制御弁42は、励磁によって冷媒が流通可能な弁開状態となり、吐出室28から供給通路40を経由した制御圧室121への冷媒供給が行われる。従って、制御圧室121内の圧力が上がり、斜板22の傾角が減少して吐出容量が減る。
図4に示すように、吸入室27には断熱部材44が挿入されている。断熱部材44は、外周壁48の内壁面482と、端壁49の内壁面491と、区画壁29の外周壁面291とを被覆する室断熱部材441と、第1の接続通路33及び第2の接続通路34を形成する通路壁面331,341を被覆する通路断熱部材442,443とからなる。つまり、断熱部材44は、吸入室27、第1の接続通路33、第2の接続通路34からなる吸入圧領域を形成する形成壁面(内壁面482,491、外周壁面291及び通路壁面331,341)を被覆する。吸入室27に臨むバルブプレート14の面143は、吸入圧領域の形成壁面の一部となる。
吐出室28には断熱部材46が挿入されている。断熱部材46は、端壁49の内壁面492と、区画壁29の内周壁面292とを被覆する室断熱部材461と、吐出通路47を形成する周壁面471を被覆する通路断熱部材462とからなる。つまり、断熱部材46は、吐出室28及び吐出通路47からなる吐出圧領域を形成する形成壁面(内壁面492,292及び周壁面471)を被覆する。吐出室28に臨むバルブプレート14の面143は、吐出圧領域の形成壁面の一部となる。
図4に示すように、円形通路45には断熱材製の円筒部材50がルーズに挿入されている。直線形状の円筒部材50の基端部にはフランジ501が形成されている。フランジ501は、挿入口53と円形通路45との段差451に当接して円形通路45内における円筒部材50の挿入位置を規制している。円筒部材50は、円形通路45を形成する周壁面452の大部分を被覆している。
円筒部材50の内部通路51は、第1の通路511と、第1の通路511よりも小径の第2の通路512とで構成されている。第2の通路512は、第1の通路511の下流側に設けられている。
図4、図5及び図6(a),(b)に示すように、円筒部材50の周壁には接続部としての接続孔502,503が貫設されている。接続孔502は、第1の通路511に連通するように設けられており、接続孔503は、第2の通路512に連通するように設けられている。
図4及び図6(a)に示すように、断熱部材44の通路断熱部材442は、接続孔502に嵌合(係合)されており、通路断熱部材442の内部通路444が第1の通路511に連通されている。接続孔502の径は、通路断熱部材442の外径と同じにしてあり、通路断熱部材442は、接続孔502に隙間なくぴったりと嵌合している。内部通路444の径は、第1の通路511の径と同じにしてある。つまり、内部通路444における通路断面積は、第1の通路511における通路断面積と同じにしてある。
円筒部材50の内部通路51(円形通路45)は、外部冷媒回路35よりも下流の通路として外部冷媒回路35に連通されている。内部通路51(円形通路45)に交差して接続された内部通路444(第1の接続通路33)は、吸入室27及び吸入ポート141を介して圧縮室112に連通されている。
図4及び図6(b)に示すように、断熱部材44の通路断熱部材443は、接続孔503に嵌合(係合)されており、通路断熱部材443の内部通路445が第2の通路512に連通されている。接続孔503の径は、通路断熱部材443の外径と同じにしてあり、通路断熱部材443は、接続孔503に隙間なくぴったりと嵌合している。内部通路445の径は、第2の通路512の径と同じにしてある。つまり、内部通路445における通路断面積は、第2の通路512における通路断面積と同じにしてある。
接続孔502よりも上流における円筒部材50の外周壁面504と円形通路45の周壁面452との間にはシールリング52が設けられている。通路断熱部材442,443の外周壁面と接続通路33,34の通路壁面331,341にはシールリング54,55が設けられている。
本実施の形態では、断熱部材44,46及び円筒部材50は、合成樹脂製である。又、冷媒として二酸化炭素が用いられている。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1−1)可変容量型ピストン式圧縮機16の運転に伴い、圧縮された冷媒ガスが存在する吐出室28内及び吐出通路47内が高温になり、リヤハウジング13の温度が上昇する。吸入圧領域である円形通路45を形成する周壁面452を被覆する円筒部材50は、熱伝導率の小さい合成樹脂製である。円筒部材50は、熱伝導率の大きいアルミニウム製のリヤハウジング13から円形通路45内の冷媒ガス(つまり、円筒部材50の内部通路51内の冷媒ガス)への熱伝達を低減する。
円形通路45にルーズに挿入されている円筒部材50が回転できたり、円筒部材50が円形通路45の通路方向に移動できたりするものとする。円筒部材50が回転すると、通路断熱部材442,443の内部通路444,445と円筒部材50の内部通路51との接続が不良となる。あるいは、円筒部材50が円形通路45の通路方向に移動すると、通路断熱部材442,443の内部通路444,445と円筒部材50の内部通路51との接続が不良となる。そうすると、円筒部材50内の冷媒ガスが接続孔502における接続不良箇所から、円筒部材50の外周と円形通路45の周壁面452との間の隙間へ流出する。この隙間へ流出した冷媒ガスは、円形通路45の周壁面452から直接熱を受け取って内部通路51内の冷媒ガスよりも高温になる。内部通路51内の冷媒ガスよりも高温の冷媒ガスは、接続孔503における接続不良箇所から円筒部材50の内部通路51あるいは通路断熱部材443の内部通路445へ流入し、この流入冷媒ガスが吸入室27を経由して圧縮室112に吸入されてしまう。これは、吸入圧領域である円形通路45や接続通路33,34における断熱効率の低下をもたらし、圧縮機の性能が低下する。
本実施形態では、円筒部材50の周壁に設けた接続孔502,503に通路断熱部材442,443を隙間なくぴったりと嵌合させているので、円筒部材50が回転したり、円筒部材50が円形通路45の通路方向に移動することはない。従って、通路断熱部材442,443の内部通路444,445と円筒部材50の内部通路51との接続が不良になることはない。
(1−2)円筒部材50は、円形通路45にルーズに挿入されている。このような構成では、円形通路45を形成する周壁面452の形状と円筒部材50の外周形状とを厳密に一致させる必要がない。これは、リヤハウジング13に対する円筒部材50の大きな組み付け誤差を許容するものであり、円形通路45や円筒部材50の加工形成が楽になる。
(1−3)断熱材製の通路断熱部材442,443は、リヤハウジング13から第1の接続通路33内(つまり、内部通路444内)及び第2の接続通路34内(つまり、内部通路445内)の冷媒ガスへの熱伝達を抑制する。
(1−4)吸入圧領域である吸入室27は、リヤハウジング13の外周側にあり、吐出有る領域である吐出室28は、回転軸18の軸線181の周りで吸入室27によって包囲されている。リヤハウジング13の外周側(大気に近い側)に吸入室27を設けた構成は、吸入室27内の冷媒ガスの加熱抑制に関して好ましい。
(1−5)第1の接続通路33は、円形通路45の基端部側に交差して接続されており、第2の接続通路34は、円形通路45と第1の接続通路33との接続部(つまり、接続孔502)よりも下流で円形通路45の先端側に交差して接続されている。そして、第1の接続通路33と第2の接続通路34とは、回転軸18の軸線181の方向に見て、吐出室28を挟んで、互いに反対側で吸入室27に連通されている。可変容量型ピストン式圧縮機16では、回転軸18の周りに複数のシリンダボア111が設けられ、各シリンダボア111に収容されたピストン25が各シリンダボア111内に圧縮室112を区画する。回転軸18の軸線181の方向に見て、第1の接続通路33と第2の接続通路34とを吐出室28を挟んで互いに反対側で吸入室27に連通させた構成は、各圧縮室112への冷媒ガスの吸入量の均一化を図る上で有効である。このような一対の接続通路33,34を通路断熱部材442,443で被覆する構成は、接続通路33,34における断熱効率を高める。
(1−6)円筒部材50の内部通路51における冷媒ガス流速が遅くなるほど、円筒部材50から冷媒ガスへの熱伝達量が増え、断熱効率が低下する。円筒部材50の内部通路51の径が一定であるとすると、第1の接続通路33と内部通路51との接続部(つまり、接続孔502)よりも下流の内部通路51における冷媒ガス流速が低下する。内部通路51を大径の第1の通路511と小径の第2の通路512とに分けると共に、第1の通路511の下流に第2の通路512を設けた構成は、第1の接続通路33と内部通路51との接続部(接続孔502)よりも下流の内部通路51におけるガス流速の低下の防止に有効である。
又、通路断熱部材442における内部通路444の径を第1の通路511の径に合わせると共に、通路断熱部材443における内部通路445の径を第2の通路512に合わせて、内部通路444の径を内部通路445の径よりも少し大きくしてある。そのため、第1の接続通路33(内部通路444)におけるガス流速と、第2の接続通路34(内部通路445)におけるガス流速とが同程度になり、第2の通路512より下流の第2の接続通路34(内部通路445)におけるガス流速の低下が防止される。
(1−7)円筒部材50の外周壁面504と円形通路45の周壁面452との間に設けたシールリング52は、冷媒ガスが円筒部材50の外周壁面504と円形通路45の周壁面452との間を流動するのを抑制する。そのため、円形通路45の周壁面452から冷媒ガスに直接伝達される熱量は少ない。シールリング52は、円形通路45における断熱効率の向上に寄与する。
(1−8)吸入圧領域を形成する形成壁面(内壁面482,491、外周壁面291及び通路壁面331,341)を被覆する断熱部材44は、リヤハウジング13から吸入圧領域(吸入室27及び接続通路33,34)内の冷媒ガスへの熱伝達を低減する。これは、圧縮機の性能の向上に寄与する。
(1−9)断熱部材44を吸入室27にルーズに挿入した場合には、外周壁48、端壁49及び区画壁29のそれぞれと断熱部材44との間には隙間が生じる。冷媒ガスがこの隙間を通って圧縮室112に吸入されるとすると、外周壁48、端壁49及び区画壁29から熱を直接伝達された冷媒ガスが圧縮室112に吸入されることになる。これは、圧縮機の性能の低下につながる。
室断熱部材441と通路断熱部材442,443とを一体形成した構成は、外周壁48、端壁49及び区画壁29のそれぞれと断熱部材44との間の隙間に冷媒ガスが侵入し難くする上で有効である。
(1−10)吐出圧領域を形成する形成壁面(内壁面492、内周壁面292及び周壁面471)を被覆する合成樹脂製の断熱部材46は、吐出圧領域(吐出室28及び吐出通路47)内の冷媒ガスからリヤハウジング13への熱伝達を低減する。吐出圧領域内の冷媒ガスからリヤハウジング13への熱伝達の低減は、リヤハウジング13から吸入圧領域内の冷媒ガスへの熱伝達の抑制に繋がる。
(1−11)シールリング54,55は、冷媒ガスが断熱部材44と吸入圧領域の形成壁面(内壁面482,491、外周壁面291及び通路壁面331)との間を流動するのを抑制する。この流動抑制は、リヤハウジング13から冷媒ガスに直接伝達される熱量を低減し、可変容量型ピストン式圧縮機16内の吸入圧領域における断熱効率が高められる。これは、可変容量型ピストン式圧縮機16の性能の向上に寄与する。
(1−12)フロンガスよりも高圧の状態で冷媒として使用される二酸化炭素は、ガス流量が少なくて済む。ガス流量が少ないほど、吸入圧領域における冷媒ガスの加熱防止は、重要である。二酸化炭素を冷媒として使用する可変容量型ピストン式圧縮機16は、本発明の適用対象として好適である。
次に、図7の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
円形通路45Aにルーズに挿入された断熱材製の円筒部材50Aは、第1の通路511に対応する筒部56と、第2の通路512に対応する筒部57とを備え、筒部57の外径は、筒部56の外径よりも小さくしてある。通路断熱部材442Aの端部446は、内部通路444が接続孔505に連通するように、筒部56の外周壁面561に接合されている。通路断熱部材442Aの内径(内部通路444の径)と接続孔505の径とは、同じにしてある。
筒部57の先端部571は、45°の切り口に形成されており、通路断熱部材443Aの端部447は、45°の切り口に形成されている。筒部57と通路断熱部材443Aとは、筒部57の先端部571と通路断熱部材443Aの端部447との接合を介して直角に接続されている。筒部57の外径と通路断熱部材443Aの外径とは、同じにしてあり、筒部57の内径と通路断熱部材443Aの内径(内部通路445の径)とは、同じにしてある。又、通路断熱部材442Aの内径(内部通路444の径)と通路断熱部材443Aの内径(内部通路445の径)とは、同じにしてある。
円形通路45Aは、筒部56に対応する大径の周壁面60と、筒部57に対応する小径の周壁面61とから形成されている。大径の周壁面60と小径の周壁面61との段差62と、筒部56と筒部57との段差58との間にはシールリング59が介在されている。シールリング59は、接続孔505よりも下流にある。
第2の実施形態では、通路断熱部材443Aの端部447と筒部57の先端部571との接合(係合)が円筒部材50Aの回転を阻止する。シールリング59は、円形通路45Aの周壁面60,61と円筒部材50Aの外周壁面との間における冷媒ガスの流れを抑制する。
又、通路断熱部材443Aにおける内部通路445の径を第2の通路512の径に合わせると共に、通路断熱部材442Aにおける内部通路444の径を内部通路444に合わせて、内部通路444の径と内部通路445の径とを同じにしてある。そのため、第1の接続通路33(内部通路444)におけるガス流速と、第2の接続通路34(内部通路445)におけるガス流速とが同程度になり、第2の通路512より下流の第2の接続通路34(内部通路445)におけるガス流速の低下が防止される。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
(1)第1の実施形態において、接続通路33,34のうちのいずれか一方を無くしてもよい。
(2)室断熱部材441と通路断熱部材442,443とを別体に形成してもよい。このようにしても通路断熱部材442,443が回転することはない。
(3)円筒部材50,50Aの材質として、硬質のゴムを用いてもよい。
(4)断熱部材44,46の材質として、硬質のゴムを用いてもよい。
(5)リヤハウジング13の外周側に吐出圧領域を設け、回転軸18の軸線181の周りで吸入圧領域を吐出圧領域によって包囲するピストン式圧縮機に本発明を適用してもよい。
(6)ピストン式圧縮機以外の圧縮機に本発明を適用してもよい。
(7)固定容量型の圧縮機に本発明を適用してもよい。
(8)二酸化断素以外の冷媒を用いた圧縮機に本発明を適用してもよい。
第1の実施形態を示す圧縮機全体の側断面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 要部拡大側断面図。 分解斜視図。 (a)は、図4のC−C線断面図。(b)は、図4のD−D線断面図。 第2の実施形態を示す要部側断面図。
符号の説明
11…シリンダ。111…シリンダボア。112…圧縮室。13…カバーハウジングとしてのリヤハウジング2。16…可変容量型ピストン式圧縮機。18…回転軸。181…軸線。25…ピストン。27…吸入圧領域となる吸入室。28…吐出圧領域となる吐出室。291…吸入圧領域を形成する形成壁面となる外周壁面。33…吸入圧領域となる第1の接続通路。34…吸入圧領域となる第2の接続通路。331,341…通路壁面。35…外部冷媒回路。44…断熱部材。441…室断熱部材。442,442A,443,443A…通路断熱部材。45,45A…円形通路。452…周壁面。47…吐出圧領域となる吐出通路。481…吸入圧領域を形成する形成壁面となる内壁面。491…吸入圧領域を形成する形成壁面となる内壁面。50,50A…円筒部材。504…外周壁面。502…接続部としての接続孔。511…第1の通路。512…第2の通路。52…シールリング。

Claims (9)

  1. 吸入圧領域から圧縮室へ冷媒ガスを吸入し、圧縮室から吐出圧領域へ冷媒ガスを吐出する圧縮機において、
    前記吸入圧領域の一部として断面円形の円形通路を設けると共に、前記円形通路を外部冷媒回路に連通させ、前記円形通路と交差して接続する接続通路を前記吸入圧領域の一部として設けると共に、前記接続通路を前記圧縮室に連通させ、断熱材製の円筒形状の円筒部材を前記円形通路に挿入し、前記接続通路を形成する通路壁面の少なくとも一部を断熱材製の通路断熱部材で被覆し、前記円筒部材に前記通路断熱部材を係合して前記円筒部材の回転を阻止するようにした圧縮機における断熱構造。
  2. 前記円筒部材は、前記円形通路にルーズに挿入されている請求項1に記載の圧縮機における断熱構造。
  3. 前記圧縮機は、シリンダに形成されたシリンダボアにピストンを収容して前記シリンダボア内に前記圧縮室を区画し、回転軸の回転に基づいて前記シリンダボア内で前記ピストンを往復駆動し、前記シリンダに連結されたカバーハウジング内に前記吸入圧領域と前記吐出圧領域とを形成したピストン式圧縮機とし、前記カバーハウジングに前記円形通路及び接続通路を設けた請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の圧縮機における断熱構造。
  4. 前記吸入圧領域は、前記カバーハウジングの外周側にあって、前記回転軸の軸線の周りで前記吐出圧領域を包囲している請求項3に記載の圧縮機における断熱構造。
  5. 前記接続通路は、前記円形通路に交差して接続する第1の接続通路と、前記円形通路と前記第1の接続通路との接続部よりも下流で前記円形通路に交差して接続する第2の接続通路との2つとした請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機における断熱構造。
  6. 第1の通路と、前記第1の通路よりも小径の第2の通路とで前記円筒部材の内部通路を構成し、前記第1の通路の下流側に前記第2の通路を設け、前記第1の接続通路を前記第1の通路に接続し、前記第2の接続通路を前記第2の通路に接続した請求項5に記載の圧縮機における断熱構造。
  7. 前記第1の接続通路と前記円形通路との接続部よりも上流において、前記円筒部材の外周壁面と前記円形通路を形成する周壁面との間に、前記円筒部材を包囲するシールリングを設けた請求項5及び請求項6のいずれか1項に記載の圧縮機における断熱構造。
  8. 前記接続通路の下流で前記接続通路に連なる吸入室を前記吸入圧領域の一部として設け、前記吸入室を形成する形成壁面の少なくとも一部を断熱材製の室断熱部材で被覆し、前記室断熱部材と前記通路断熱部材とを一体形成した請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載の圧縮機における断熱構造。
  9. 前記冷媒ガスは、二酸化炭素である請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の圧縮機における断熱構造。
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