JP3978786B2 - 電動機およびそれを用いた燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電動機およびそれを用いた燃料ポンプに関する。
電機子に巻回されているコイルと電気的に接続している複数のセグメントを回転方向に配置した整流子を用い、電機子の回転にともないブラシが順次各セグメントと接触することにより電機子に供給する駆動電流を整流する電動機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平7−85642号公報
このような電動機において、電機子の回転にともないブラシからセグメントが離れるとき、コイルに蓄積された電磁エネルギーが放出されることによりブラシとセグメントとの間で放電が発生することがある。ブラシとセグメントとの間で放電が発生すると、ブラシおよびセグメントが放電摩耗を起こし、ブラシとセグメントとの電気的接触不良を引き起こす恐れがある。
本発明の目的は、ブラシおよびセグメントの放電摩耗を防止する電動機およびそれを用いた燃料ポンプを提供することにある。
請求項1から11に記載の発明によると、整流子および電機子を含む回路にコンデンサが電気的に接続しているので、電機子の回転にともないコイルが放出する電磁エネルギーをコンデンサが一時的に蓄積しコイルの電磁エネルギーがブラシとセグメントとの間に急激に加わることを防止する。その結果、ブラシとセグメントとの間で放電が発生することを防止しブラシおよびセグメントの放電摩耗を防止できるので、ブラシとセグメントとの良好な電気的接触を維持できる。
また、コンデンサは、整流子の電機子側端面において、各コイルと対応しコイルと電気的に接続しているコイル端子間に位置するよう配置されているので、電機子側のコイル端子と干渉せずコイル端子の間にコンデンサを配置することにより、電動機の軸長を短縮できる。
また、セグメントおよびコンデンサを絶縁樹脂材でインサート成形しているので、一体の成形体となった整流子を電機子に容易に組み付けることができる。さらに、コイルと電気的に接続しているコイル端子の間に絶縁樹脂材で覆われたコンデンサ部分を合わせることにより、電動機の軸長を短縮できる。
ところで、急激な電磁エネルギーが加わることを防止する手法としてはバリスタを使用することが考えられるが、バリスタは抵抗体であるため常に短絡電流が流れてしまう。したがって、十分な電流を流そうとすると、効率が悪化するのはもちろん、発熱量増加が問題になってくる。これに対し請求項2記載の発明では、コンデンサにはブラシとセグメントが離れる瞬間のみコイルの電磁エネルギーが蓄積されるため、そのような問題は起きない。
請求項4記載の発明によると、コンデンサは、回転方向に隣接している2個のセグメントの端子と直接電気的に接続しているので、整流子とコンデンサとの配線が不要である。
請求項5記載の発明によると、径方向反対側に位置するセグメント同士の端子は直接電気的に接続している。したがって、径方向に向き合う端子同士を電気的に接続する配線が不要である。
請求項6記載の発明によると、整流子の電機子側にコンデンサを設置することによりコンデンサは整流子から電機子側に突出している。しかし、電機子の整流子側に形成される凹部にコンデンサが位置しているので、凹部にコンデンサを近づけることにより電動機の軸長を短縮できる
請求項記載の発明によると、回転方向に隣接するコイル間の整流子側に形成される凹部にコンデンサの周方向位置が対応している。コイルの間に形成される凹部にコンデンサを近づけることにより、電動機の軸長を短縮できる
請求項記載の発明によると、回転方向に設置した各ボビンに巻線を集中巻きしてコイルを形成している。複数のボビンに連続して巻線を巻回する分布巻きに比べ、集中巻きにすることによりボビン間で巻線が交差せず、ボビン毎の巻線の占積率を増加させることができ、その結果として、電動機を小型化あるいは高効率化することが容易に可能である。ここで巻線の占積率とは、巻回空間に占める巻線面積の割合である。占積率が増加すると、同一の巻回空間に巻回される巻線量が多くなる。
なお、上記のように巻線の占積率を増加させると、コイルのインダクタンスが増加し、各コイルが蓄積する電磁エネルギーは大きくなるので、ブラシとセグメントとの間で放電が発生しやすくなる。これに対して請求項記載の発明では、上述したような放電が発生しやすい構成の電動機においても、コイルの電磁エネルギーをバイパスするコンデンサを設置することによって、ブラシとセグメントとの間に放電が発生することを防止できる。
請求項記載の発明によると、電機子に巻回された各コイルはスター結線されている。スター結線では、その中性点を介して複数のコイルが直列に接続されるので、ブラシから各コイルに印加される電圧はデルタ結線に比べ低くなる。その結果として、各コイルに蓄積される電磁エネルギーを小さくでき、ブラシとセグメントとの間の放電をさらに低減できる。
請求項10記載の発明によると、電動機の定格出力をO[W]、永久磁石の磁極対数をP、コンデンサの総静電容量をC[μF]とすると、0.02×O×P<C<0.2×O×Pを満たすようにコンデンサの総静電容量を設定することにより、各コンデンサに適切な静電容量を設定してブラシとセグメントとの間の放電を防止できる。永久磁石の磁極対数は、(交互に極の異なる永久磁石の総数)/2である。
請求項11記載の発明によると、請求項1から10のいずれか一項記載の発明を用いているので、ブラシおよびセグメントの放電摩耗を防止し、ブラシとセグメントとの良好な電気的接触を維持できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料ポンプを図2に示す。燃料ポンプ10は、例えば車両等の燃料タンク内に装着されるインタンク式ポンプである。ハウジング12は吸入側カバー14と吐出側カバー19とをかしめ固定している。
ポンプケーシング16は吸入側カバー14とハウジング12との間に挟持されている。吸入側カバー14とポンプケーシング16との間にC字状のポンプ流路110が形成されている。吸入側カバー14およびポンプケーシング16は、回転部材としてのインペラ20を回転可能に収容しているケース部材である。吸入側カバー14、ポンプケーシング16およびインペラ20はポンプ部を構成している。ポンプケーシング16は、インペラ20を収容するケース部材の電機子40側の部材である。ポンプケーシング16は、内周側で軸受部材26を支持している。
円板状に形成されたインペラ20の外周縁部には多数の羽根溝が形成されている。インペラ20が電機子40の回転によりシャフト41とともに回転すると、インペラ20の羽根溝の前後で流体摩擦力により圧力差が生じ、これを多数の羽根溝で繰り返すことによりポンプ流路110の燃料が加圧される。インペラ20の回転により吸入側カバー14に形成された図示しない燃料吸入口からポンプ流路110に吸入された燃料タンク内の燃料は、ポンプケーシング16の図示しない連通路から電機子40の一方の軸方向端部側に位置するカバー90側に吐出される。さらに燃料は、電機子40の外周を通って整流子70側に向かい、図示しない燃料吐出口を通り燃料ポンプ10からエンジン側に吐出される。
4分の1の円弧状に形成されている永久磁石30は、ハウジング12の内周壁に円周上に4個取り付けられている。永久磁石30は回転方向に極の異なる磁極を4個形成している。
電機子40の他方の軸方向端部側に整流子70が組み付けられ、電機子40の整流子70と反対側の軸方向端部をカバー90が覆っている。電機子40の回転軸としてのシャフト41は、ポンプケーシング16と吐出側カバー19とにそれぞれ収容され支持されている軸受部材26、27により軸受けされている。
図3に示すように、電機子40は、回転中央部に中央コア42を有している。シャフト41は中央コア42に圧入されている。中央コア42は断面六角形の筒状に形成されており、6面の各外周壁に回転軸方向に延びる凹部44を有している。凹部44は、半径方向外側に向かうにしたがい幅が狭くなっている。
6個の磁極コイル部50は中央コア42の外周に回転方向に設置されている。各磁極コイル部50は、コイルコア52、ボビン60、およびボビン60に巻線を集中巻きして形成されているコイル62を有している。コイルコア52およびボビン60は特許請求の範囲に記載した電機子片を構成している。6個の磁極コイル部50は同一構成であるので、図3において同一構成部分の符号を一部省略している。
図4に示すように、コイルコア52は中央コア42と別部材である。図3に示すように、コイルコア52は、永久磁石30と回転方向に沿って向き合っている外周部54と、外周部54から中央コア42に向けて延びている板状のコイル巻回部56とを有している。電機子40のシャフト41と直交する断面において、コイルコア52はT字状に形成されている。外周部54の外周面55は滑らかな凸円弧状に形成されている。外周部54の外周面55と永久磁石30の内周面31とが回転方向に沿って形成する隙間の大きさは均一である。コイル巻回部56は回転軸方向に延びる凸部58を中央コア42側に有している。凸部58は中央コア42側に向けて幅が広くなっている。回転軸方向の一方から凹部44または凸部58の一方に他方を挿入することにより凹部44と凸部58とは嵌合している。
ボビン60は、外周部54の外周面55と凸部58とを除きコイルコア52を覆っている。ボビン60は、回転方向に隣接するコイルコア52の外周部54同士を磁気的に絶縁している。シャフト41と直交する断面およびシャフト41を含む断面において、ボビン60はコイル巻回部56を挟み外周部54側から中央コア42側に向け幅が狭くなる台形状の巻回空間を形成している。この巻回空間に巻線を巻回することによりコイル62を形成している。ボビン60に巻線を巻回する代わりに、コイルコア52の巻回部56に直接巻線を巻回してコイル62を形成してもよい。
図2に示すように、各コイル62の整流子70側の端部はコイル端子である端子64と電気的に接続している。端子64は各コイル62の回転方向位置に対応しており、整流子70側の端子74と嵌合して電気的に接続している。コイル62の整流子70と反対側であるインペラ20側の端部は端子66と電気的に接続している。回転方向に連続して隣接している3個の端子66は、端子68により電気的に接続している。
整流子70は一体に形成されたカセット式である。中央コア42にシャフト41を圧入した状態で、整流子70の貫通孔71にシャフト41を挿入して電機子40に整流子70を組み付けるとき、整流子70の電機子40側に突出している端子74の爪74aはそれぞれ電機子40の端子64に嵌合し端子64と電気的に接続する。Cリング100はシャフト41に圧入されており、シャフト41から整流子70が抜けることを防止する。
整流子70は回転方向に設置された6個のセグメント72を有している。セグメント72は例えばカーボンで形成されており、セグメント72同士は、空隙および絶縁樹脂材76により電気的に絶縁されている。
各セグメント72は中間端子73を介し端子74と電気的に接続している。中間端子73および端子74は特許請求の範囲に記載した「端子」を表している。絶縁樹脂材76は、セグメント72(後述するブラシ80、82との摺動面を除く)、中間端子73、端子74(先端部を除く)および後述するコンデンサ78をインサート成形によって一体化し、これにより整流子70が構成されている。整流子70が電機子40とともに回転することにより、各セグメント72は順次ブラシ80、82(図10参照)と接触する。ブラシ80は+側、ブラシ82は−側(アース側)である。吐出側カバー19に圧入されている端子79、ブラシ80、セグメント72、中間端子73、端子74、端子64を通り電機子40のコイル62に電力が供給される。永久磁石30、電機子40、整流子70およびブラシ80、82は直流電動機を構成している。
整流子70の中間端子73および端子74の構成について図1に基づいて詳細に説明する。図1の(A)は絶縁樹脂材76を除いた状態、図1の(B)は絶縁樹脂材76をモールドした後の整流子70の状態を示しており、図1の(B)の符号78は、絶縁樹脂材76に覆われているコンデンサ78の位置を示している。
図1の(A)に示すように、端子74はセグメント72との間に中間端子73を挟持しており、中間端子73を介してセグメント72と電気的に接続している。中間端子73は整流子70の径方向内側に延びている。端子74の数はセグメント72と同数の6個である。各端子74は電機子40の端子64に嵌合する爪74aを有している。6個の端子74のうち隣接せず回転方向に交互に位置する3個の端子74は、同じ回転方向に延びる弧状の結線プレート74bを有している。各結線プレート74bの先端は中間端子73側に突出している。各結線プレート74bは互いに干渉しないように結線プレート74bの延伸側に位置する端子74の径方向内側を通り、径方向反対側に向き合う中間端子73と結線プレート74bの先端部が電気的に直接接続している。これにより、径方向反対側に向き合うセグメント72同士は電気的に接続されている。コンデンサ78は箱状に形成されており、箱の一面に端子が露出している。コンデンサ78は、整流子70の反整流面側(ブラシ80の接触面とは反対側)、すなわち、電機子40側の面に設けられている。コンデンサ78の端子は、回転方向に隣接する端子74に直接ろう付けされ電気的に接続している。
図1の(A)に示す絶縁樹脂材76を除いた状態の整流子70を各部材毎に分解した状態を図5に示す。セグメント72に突起72aが形成されており、突起72aが中間端子73に形成されている嵌合孔73aに嵌合することにより、セグメント72と中間端子73とは結合している。各中間端子73には、嵌合孔73aを挟んで外周側に突起73bが形成されている。結線プレート74bと結合する中間端子73には、嵌合孔73aの内周側に突起73cが形成されている。各端子74の爪74a側に嵌合孔74cが形成されており、結線プレート74bの先端に嵌合孔74dが形成されている。突起73bが嵌合孔74cと嵌合し、突起73cが嵌合孔74dと嵌合することにより、中間端子73と端子74とは結合する。
以上説明したセグメント72、中間端子73、端子74およびコンデンサ78の結合により、図10に示すように、整流子70において、セグメントS1とセグメントS4、セグメントS2とセグメントS5、セグメントS3とセグメントS6は電気的に接続されている。また、回転方向に隣接するセグメント72はコンデンサ78により接続されている。図10において、a1、b1、c1、a2、b2、c2は回転方向にこの順で電機子40に設置されているコイル62を表し、S1、S2、S3、S4、S5、S6は回転方向にこの順で整流子70に設置されているセグメント72を表している。
図6および図7に示すように、絶縁樹脂材76で覆われたコンデンサ78(図6の符号78は、絶縁樹脂材76に覆われているコンデンサ78の位置を示している)の回転方向位置は、回転方向に隣接するコイル62間の整流子70側に形成される凹部300と対応している。また、コンデンサ78は、回転方向に隣接する端子64の間、ならびに電機子40側の端子64と嵌合する整流子70側の端子74の爪74aの間に位置している。図6は、整流子70を電機子40側から、電機子40を整流子70側から見た斜視図である。図7は電機子40を整流子70側から見た図である。さらに、図8の(A)および図9の(A)の断面位置におけるコンデンサ78の位置を図8の(B)および図9の(B)に示す。回転方向に隣接する端子64の間である凹部300にコンデンサ78を近づけて絶縁樹脂材76でモールドされた整流子70およびコンデンサ78の一体成形体を電機子40に組み付けることにより、整流子70および電機子40を有する電動機の軸長を短縮できる。また、整流子70およびコンデンサ78が樹脂モールドされ一体成形体を構成しているので、電機子40に容易に組み付けることができる。
本実施形態では回転方向に隣接するコイル62の間に整流子70側に形成される凹部300にコンデンサ78の回転方向位置を合わせたが、電機子40の整流子70側に形成されるのであれば、どのような凹部にコンデンサ78の回転方向位置を合わせてもよい。
ここで、電動機、つまり燃料ポンプ10の定格出力をO[W]、永久磁石30の磁極対数をP、コンデンサ78の総静電容量をC[μF]とすると、Cは次式(1)を満たすように設定される。永久磁石30の磁極対数は(永久磁石30の総数)/2である。
0.02×O×P<C<0.2×O×P・・・(1)
例えば、定格出力Oが20〜30Wである場合、第1実施形態の燃料ポンプ10ではPは(永久磁石30の総数)/2=2であるから、6個のコンデンサ78の総静電容量Cが満たす範囲は、式(1)より0.8〜1.2<C<8〜12となる。
コイル62の整流子70側の端部とセグメント72、ならびにコイル62の整流子70と反対側の端部同士は電気的に接続している。コイル62の整流子70と反対側の端部はスター結線の中性点200を形成している。つまり、図11に示すように、スター結線された3個のコイル62は並列に結線されている。
図2に示すように、カバー90は電機子40の整流子70と反対側の軸方向端部を覆っているので、燃料中を回転する電機子40の抵抗が低減する。カバー90はシャフト41周囲の中央部に凹部92を有している。軸受部材26およびポンプケーシング16の一部は凹部92内に位置している。Cリング102はシャフト41に圧入されており、シャフト41からカバー90が抜けることを防止する。
図12に示すように、電機子40の回転にともないセグメント72からブラシ80が離れるとき、コイル62に蓄積された電磁エネルギーがセグメント72とブラシ80との間で流れ、セグメント72とブラシ80との間で放電が発生する恐れがある。第1実施形態では、コンデンサ78が回転方向に隣接するセグメント72の端子74と電気的に接続しているので、セグメント72からブラシ80が離れるときには、コイル62に蓄積された電磁エネルギーはコンデンサ78に一時的に蓄積される。したがって、コイル62から放出される電磁エネルギーが急激にセグメント72とブラシ80との間に加わることを防止する。その結果、セグメント72からブラシ80が離れても、セグメント72とブラシ80との間に放電が発生しないので、セグメント72およびブラシ80の放電摩耗を防止できる。したがって、セグメント72とブラシ80との良好な電気的接触を維持できる。セグメント72とブラシ80とが接触しているときは、コイル62からの電流がセグメント72を介してブラシ80に流れる。
第1実施形態では、コイル62をスター結線したことにより、コイル62に印加される電圧が後述する第2実施形態のデルタ結線に比べ小さくなる。コイル62に蓄積される電磁エネルギーが小さくなるので、式(1)を満たす範囲内でコンデンサ78の静電容量を小さくすることができる。
また第1実施形態では、整流子70にコンデンサ78を設置しセグメント72の端子74にコンデンサ78を電気的に直接接続したが、コイル62とセグメント72とが形成する回路に接続し、コイル62に蓄積される電磁エネルギーを一時的に蓄積できるのであれば、コンデンサ78を設置し接続する位置はどこでもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図13および図14に示す。第1実施形態と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
第2実施形態において、回転方向に隣接する3個のコイル62はデルタ結線により並列に接続されている。第1実施形態に示したスター結線に比べコイル62に印加される電圧が高いので、コイル62が蓄積する電磁エネルギーは大きい。したがって、電磁エネルギーを蓄積するコンデンサ120の静電容量は、式(1)を満たす範囲内で第1実施形態のコンデンサ78よりも大きくなることがある。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による整流子を図15に示す。第1実施形態と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
第3実施形態の整流子130は、セグメント72側の第1成形体140と、図15では図示されていない後述するコンデンサ260側の第2成形体150とを有している。第1成形体140の各部材は絶縁樹脂材142により支持され、第2成形体150の各部材は絶縁樹脂材152により支持されている。整流子130の整流子端子の一部である爪132は、第1成形体140の後述する端子232の爪234と、第2成形体150の後述する端子254の爪255とを溶接で電気的に接続したものである。各セグメント72はスリット144により絶縁されており、各セグメント72の整流面側に燃料膜切り用の溝145が形成されている。
次に、整流子130の製造方法について、図16から図20に基づいて説明する。まず第1成形体140の製造方法について説明する。
第1成形体140を形成する各母材を図16に示す。各母材210、220、230はセグメント72毎に切断される前の状態を示している。符号210はセグメント72のセグメント母材を示している。符号220は、図15では絶縁樹脂材142に覆われて図示されていないが第1実施形態の中間端子73に相当する中間端子の中間母材を示している。符号230は端子232の端子母材を示している。第1端子である中間端子および端子232と、後述する第2端子である端子254とは整流子端子を構成している。中間母材220および端子母材230は第1端子母材を構成している。中間母材220から形成される中間端子の形状、ならびに端子母材230から形成される端子232の形状は、第1実施形態の中間端子73および端子74と異なるが、互いの電気的接続ならびにセグメント72との電気的接続は第1実施形態と同じである。中間母材220は円板状の薄肉部222と、セグメント72毎に配置された厚肉部224とを有している。端子母材230の各端子232は、環状帯240により互いに結合している。端子母材230の板厚は、第1実施形態の端子74の板厚よりも薄く、ほぼ半分である。
(結合工程)
セグメント母材210に突起72aが形成されており、突起72aが中間母材220に形成されている嵌合孔222aに嵌合することにより、セグメント母材210と中間母材220とは結合する。中間母材220の嵌合孔222aを挟んで外周側の厚肉部224に突起224aが形成されている。端子232の結線プレート235と結合する薄肉部222の箇所には、嵌合孔222aの内周側に突起222bが形成されている。端子母材230の各端子232の爪234側に嵌合孔232aが形成されており、結線プレート235の先端に嵌合孔232bが形成されている。突起224aが嵌合孔232aと嵌合し、突起222bが嵌合孔232bと嵌合することにより、中間母材220と端子母材230とは結合する。
(第1成形工程)
図16に示すセグメント母材210と中間母材220と端子母材230とを結合した構造体を図17に示す。この構造体に絶縁樹脂材142を充填し、絶縁樹脂財142によりセグメント母材210と中間母材220と端子母材230とを支持する。
(切断工程)
プレス加工により環状帯240を切断しながら端子232の爪234を折り曲げる。次に、絶縁樹脂材142による支持状態を保持しつつ、セグメント母材210の整流面側から中間母材220の薄肉部222までスリット144を形成し、セグメント72毎に切断する。スリット144は、例えば周囲に刃を有する薄い円板を回転してセグメント母材210および中間母材220を切断することにより形成される。さらに、各セグメント72の整流面に燃料膜切り用の溝145を形成する。溝145はスリット144よりも浅い。この後、セグメント72の整流面側を研磨し、図18に示す第1成形体140が完成する。セグメント72毎に中間母材220および端子母材230を切断して形成された中間端子および端子232は第1端子を構成する。
次に、第2成形体150の製造方法について説明する。
第2端子母材としての端子母材250は、第2端子としての端子254と各端子254の内周側に位置し各端子254を結合している円板部252とを有している。端子254は、爪255とかしめ部256とを有している。端子母材250の板厚は、第1実施形態の端子74の板厚よりも薄く、ほぼ半分である。コンデンサ260は、コンデンサ本体262と、コンデンサ本体262から延出している可撓端子としてのリード線264とを有している。
(第1接続工程)
図20の(A)に示すように、コンデンサ260のリード線264を端子母材250のかしめ部256に挟み込んで熱かしめを行い、端子母材250の端子254とコンデンサ260とを電気的に接続する。そして、図19に示す二点鎖線270の内周側をプレス等により打ち抜いて除去し、端子母材250を端子254毎に切断する。コンデンサ260は、周方向に隣接する端子254同士を1組おきに接続する。したがって、6個の端子254に対し3個のコンデンサ260を使用している。
(第2成形工程)
図20の(A)に示すように、コンデンサ260のリード線264を端子254のかしめ部256で熱かしめし端子254毎に切断した構造体に絶縁樹脂材152を充填し、端子254およびコンデンサ260を支持することにより第2成形体150が完成する。
(第2接続工程)
次に、図18に示す第1成形体140と図20の(B)に示す第2成形体150とを爪234と爪255とが重なるように結合する。そいて、爪234と爪255とを溶接することにより爪234と爪255とを電気的に接続する。これにより、整流子130が完成する。
このようにして形成した整流子130とコイル62との電気的接続を図21および図22に示す。コンデンサ260の数が6個から3個に減少している以外は、第1実施形態の図10および図11と同一である。つまり、第3実施形態では第1実施形態と同様にコイル62がスター結線されている。したがって、燃料ポンプの定格出力O、コンデンサ260の総静電容量C、および永久磁石の磁極対数Pが第1実施形態と同じであれば、式(1)より、各コンデンサ260の静電容量を第1実施形態のコンデンサ78の2倍にすればよい。
第3実施形態による整流子130の製造方法では、セグメント72側の第1成形体140と、コンデンサ260側の第2成形体150とをそれぞれ別々に成形してから結合し整流子130を製造する。したがって、切断工程においてセグメント母材210および中間母材220を切断しセグメント72毎に分割するときの振動がコンデンサ260と端子254との電気的接続箇所に加わらない。したがって、コンデンサ260と端子254との電気的接続を保持できる。さらに、コンデンサ260がコンデンサ端子として可撓性を有するリード線264を用いているので、絶縁樹脂材152を充填したのち絶縁樹脂材152が冷却するときの収縮力、あるいは温度変化による絶縁樹脂材152の膨縮力がコンデンサ260に加わっても、リード線264が変形することによりリード線264と端子254との電気的接続箇所に加わる力が低減する。したがって、コンデンサ260のリード線264と端子254との電気的接続を保持できる。
以上説明した本発明の上記複数の実施形態では、コイル62に蓄積された電磁エネルギーをコンデンサが一時的に蓄積しブラシ80とセグメント72との間に急激に電磁エネルギーが加わることを防止するので、セグメント72とブラシ80との間に放電が発生しない。セグメント72およびブラシ80が放電摩耗しないので、セグメント72とブラシ80との良好な電気的接触を維持できる。
上記複数の実施形態では、電機子40のシャフト41と直交する断面において、ボビン60が形成する巻回空間は、外周部54側から中央コア42側に向けて幅が狭くなる台形状に形成されている。回転方向に隣接する磁極コイル部50同士の間に殆ど隙間を形成せずに電機子40を構成できるので、電機子40が占有する空簡を効率よく使用し、ボビン60に巻線を巻回できる。したがって、巻線の巻数を増やすことができる。
(他の実施形態)
上記複数の実施形態では、永久磁石30が形成する磁極の数を4極、磁極コイル部50の数を6としたが、これ以外にも、永久磁石が形成する磁極の数は2極または4極以上の偶数であればよく、また、磁極コイル部の数についても6以外の数でもよい。なお、磁極コイル部の数は永久磁石が形成する磁極の数よりも多いことが望ましい。さらに、磁極コイル部の数は永久磁石が形成する磁極の数よりも2個多い偶数であることが望ましい。
また、上記複数の実施形態では、本発明を集中巻きの電動機に適用した実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、分布巻きの電動機に適用してもよい。
また、上記複数の実施形態では、ポンプ部の回転部材としてのインペラ20が回転することにより燃料タンクから燃料を吸入する吸入力を発生した。インペラ以外にも、ポンプ部の回転部材としてギアポンプ等の構成を採用することは可能である。
また、上記複数の実施形態では、本発明を燃料ポンプに適用した実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の電動機に適用可能である。
また、上記複数の実施形態では、6個または3個のコンデンサをセグメント72間に跨るように設けているが、コンデンサの設置数はこれに限らず、少なくとも1個あればよい。
上記第3実施形態では、第2成形体150に用いたコンデンサ260のリード線264は可撓性を有しているが、本発明では、第3実施形態においてコンデンサ本体の表面にコンデンサ端子を設け、このコンデンサ端子と端子254とをはんだ付けしてもよい。また、可撓性を有するリード線をコンデンサ端子とするコンデンサを用いるのであれば、セグメント側とコンデンサ側とでそれぞれ別々に成形体を形成せず、絶縁樹脂材を充填してセグメント母材、整流子端子母材およびコンデンサを一度に絶縁樹脂財で支持してもよい。
本発明の第1実施形態による整流子を電機子側からみた斜視図であり、(A)は絶縁樹脂材を除いた状態、(B)は絶縁樹脂材のモールド後の状態を示している。 第1実施形態による燃料ポンプを示す断面図である。 図2のIII −III 線断面図である。 (A)は組付前の中央コアおよび外周コアを示す説明図であり、(B)は組付後の中央コアおよび外周コアを示す説明図である。 絶縁樹脂材を除いた整流子を各部材に分解した斜視図である。 整流子と電機子との組み付けを説明する斜視図である。 電機子を整流子側から見た図であり、コンデンサの設置位置を示している。 (A)は電動機をブラシ側から見た図であり、(B)は(A)のB−B線断面図である。 (A)は電動機をブラシ側から見た図であり、(B)は(A)のB−B線断面図である。 第1実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す模式的説明図である。 第1実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す回路図である。 放電時の電流の流れを示す回路図である。 第2実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す模式的説明図である。 第2実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す回路図である。 本発明の第3実施形態による整流子を示す斜視図であり、(A)は整流面側から見た図であり、(B)は電機子側から見た図である。 第1成形体の製造工程を示す分解斜視図である。 樹脂充填前の第1成形体を示す斜視図である。 第1成形体を示す斜視図である。 第2成形体の製造工程を示す分解斜視図である。 (A)は樹脂充填前の第2成形体を示す斜視図であり、(B)は樹脂充填後の第2成形体を示す斜視図である。 第3実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す模式的説明図である。 第3実施形態におけるコイルおよびコンデンサの結線を示す回路図である。
符号の説明
10 燃料ポンプ、20 インペラ(回転部材、ポンプ部)、40 電機子(電動機)、41 シャフト(回転軸、電機子)、64 端子(コイル端子)、70、130 整流子(電動機)、72 セグメント、73 中間端子、74 端子、74b、235 結線プレート、76、142、152 絶縁樹脂材、78、260 コンデンサ(電動機)、
80、82 ブラシ、132 爪(整流子端子)、140 第1成形体、150 第2成形体、210 セグメント母材、220 中間母材(第1端子母材)、230 端子母材(第1端子母材)、232 端子(第1端子、整流子端子)、250 端子母材(第2端子母材)、254 端子(第2端子、整流子端子)、262 コンデンサ本体、264 リード線(可撓端子)、300 凹部

Claims (11)

  1. 燃料ポンプに使用される電動機において、
    周上に設置され交互に極の異なる複数の磁極を形成する永久磁石と、
    前記永久磁石の内周側に回転可能に設置され、回転方向に複数設けられた電機子片、各電機子片に巻回されたコイル、および各コイルに対応したコイル端子をそれぞれ有している電機子と、
    前記電機子に巻回されたコイルと電気的に接続しているセグメントを回転方向に複数配置し、回転方向に隣接するセグメント同士が互いに電気的に絶縁されている整流子と、
    前記電機子の回転により各セグメントと順次接触するブラシと、
    前記整流子の前記電機子側端面に前記セグメントとともに絶縁樹脂材でインサート成形され、前記コイル端子と軸方向に隙間を介した状態で前記コイル端子間に位置するよう配置されて前記整流子および前記電機子を含む回路と電気的に接続し、前記電機子の回転にともない前記コイルが放出する電磁エネルギーを一時的に蓄積し、前記ブラシと前記セグメントとの間で放電が発生することを防止するコンデンサと、
    を備えることを特徴とする電動機。
  2. 前記セグメントと前記ブラシとが接触しているときは、前記コイルからの電流が前記セグメントを介して前記ブラシへと流れ、前記セグメントから前記ブラシが離れる際には、前記コイルが放出する電磁エネルギーを前記コンデンサが一時的に蓄積することを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 前記コンデンサは前記整流子に設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の電動機。
  4. 前記整流子は各セグメントとそれぞれ電気的に接続している複数の端子を有し、前記コンデンサは回転方向に隣接している少なくとも2個の前記各端子と直接電気的に接続していることを特徴とする請求項3記載の電動機。
  5. 前記セグメントは偶数であり、前記整流子は各セグメントと電気的に接続している端子を有し、径方向反対側に位置している前記端子同士は直接電気的に接続していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の電動機。
  6. 前記電機子は前記整流子側に凹部が形成されており、
    前記コンデンサは、前記整流子の前記電機子側に突出するように設置されているとともに、前記凹部に位置していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の電動機。
  7. 回転方向に隣接する前記コイル間の前記整流子側に形成される凹部に前記コンデンサの回転方向位置が対応していることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の電動機。
  8. 前記電機子は、回転方向に複数のボビンを設置し、各ボビンに巻線を集中巻きしてコイルを形成していることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載の電動機。
  9. 前記電機子に巻回された各コイルはスター結線されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の電動機。
  10. 前記電動機の定格出力をO[W]、前記永久磁石の磁極対数をP、前記コンデンサの総静電容量をC[μF]とすると、0.02×O×P<C<0.2×O×Pであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載の電動機。
  11. 請求項1から10のいずれか一項記載の電動機と、
    前記電機子の回転駆動力により燃料タンクから燃料を吸入する吸入力を発生するポンプ部と、
    を備えることを特徴とする燃料ポンプ。
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