JP3978556B2 - ニードル軸受 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自在継手を構成する十字軸を針状ころを介して回転自在に支持する外輪に、十字軸の軸端を覆う底壁が備えられた自在継手用のニードル軸受に関し、詳しくは、剥離損傷や摩耗を抑えて長寿命化を図るための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、自動車の非直線的なプロペラシャフト等の自在継手を構成する十字軸の軸端を回転自在に支持するニードル軸受の従来例を示したものである。
このニードル軸受1は、自在継手を構成する十字軸3を針状ころ5を介して回転自在に支持する外輪7が、一端側に十字軸3の軸端を覆う底壁7aを有した有底筒状に形成され、底壁7aにより針状ころ5の一端側の端面位置を規制するようにしている。
なお、外輪7の他端側内周には、軸受内への異物の侵入を防止するためのカップシール9が嵌合して備えられる。このカップシール9は、外輪7の内周に緊密嵌合して針状ころ5の他端側の端面位置を規制する金環10と、金環10の内周に固定される弾性材料製のシール本体11とを備えた構成で、シール本体11には十字軸3の外周に弾性接触するリップ部11a,11bが備えられている。
【0003】
一般に、針状ころ5が転動する外輪7の内周面13は、高精度な仕上げ加工が必要で、該内周面13の加工性等のために、前記内周面13と外輪7の内底面14との交差部には、逃げ溝15が形成される。
しかし、前述したニードル軸受1のように、針状ころ5の端面の位置規制を底壁7a自体で直接行う構造では、針状ころ5の一端側の軌道面が逃げ溝15の縁に接触して、軸受回転動作時におけるエッジロードによって、早期に剥離損傷が生じる恐れがあった。
【0004】
そこで、従来より、図6に示すニードル軸受17が提案されている。
このニードル軸受17は、針状ころ5の軌道面が逃げ溝15の縁に接触しないように、外輪7の内底面14と該内底面14に対向する針状ころ5の端面との間に、針状ころ5の端面が接触する樹脂製ワッシャー19を介在させたものである。
なお、ニードル軸受17は、樹脂製ワッシャー19を追加した点以外の構成は、図5に示したニードル軸受1と同様であり、同様の部分は同番号を付して説明を省略する。
【0005】
このような樹脂製ワッシャー19の追加により、針状ころ5の軌道面と逃げ溝15の縁との接触が回避できるため、軸受回転動作時にエッジロードによる剥離損傷の発生を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、自在継手用のニードル軸受は、限られた寸法内で高負荷容量が求められるため、一般に、針状ころ5相互の間隔を制御する保持器を使用しない総ころタイプとされ、このタイプでは、十字軸3の揺動回転等によって針状ころ5に作用する複雑な荷重によって、針状ころにスキューが生じ易く、針状ころ5の端面が接触する樹脂製ワッシャー19が、針状ころ5を介して作用するスキュー力によって早期に摩耗して、摩耗時に発生した樹脂破片が軸受の滑らかな回転に障害を招いたり、あるいは、本来の目的(針状ころ5の軌道面と逃げ溝15の縁との接触を回避して、エッジロードによる剥離損傷の発生を防止すること)が早期に達成できなくなる恐れがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は上記課題を解消することにあり、外輪の内底面側に形成された逃げ溝の縁と針状ころの軌道面との接触をワッシャーにより回避して、エッジロードによる剥離損傷の発生を防止することができ、しかも、針状ころのスキュー力によるワッシャーの摩耗を防止することで、摩耗時に発生する摩耗破片によって軸受の滑らかな回転に障害が発生することを防止するとともに、外輪の逃げ溝のエッジロードによる剥離損傷の発生防止効果を長期にわたって良好に維持し、軸受の長寿命化を図ることのできる自在継手用のニードル軸受を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、自在継手を構成する十字軸を針状ころを介して回転自在に支持する外輪に、十字軸の軸端を覆う底壁が備えられた自在継手用の総ころタイプのニードル軸受において、前記外輪の内底面と内周面との交差部には逃げ溝が形成され、前記外輪の前記内底面と該内底面に対向する前記針状ころの端面との間に、前記針状ころの端面に当接する鋼製ワッシャーが設けられ、前記ワッシャーの前記針状ころとの接触端面は前記逃げ溝の縁部よりも軸受内方にあることを特徴とするニードル軸受により達成される。
【0009】
そして、上記構成によれば、鋼製ワッシャーの板厚を適正に設定しておけば、針状ころの軌道面を外輪の内底面から離して、針状ころの軌道面と外輪の内底面側の逃げ溝の縁との接触を回避できるため、軸受回転動作時に外輪の逃げ溝の縁からのエッジロードによる剥離損傷の発生を防止することができる。
しかも、軸受が総ころタイプで、十字軸の揺動回転等によって針状ころにスキューが生じ易く、針状ころのスキュー力が外輪の内底面との間に介在しているワッシャーに作用しても、ワッシャーが鋼製で硬度が高く、耐摩耗性に優れるため、針状ころのスキュー力によるワッシャーの摩耗を防止することができる。
したがって、ワッシャーの摩耗時に発生する摩耗破片によって軸受の滑らかな回転に障害が発生することを防止するとともに、外輪の逃げ溝のエッジロードによる剥離損傷の発生防止効果を長期にわたって良好に維持し、軸受の長寿命化を図ることができる。
【0010】
なお、好ましくは、前記外輪の内底面と該内底面に対向する前記十字軸の軸端との間に、樹脂製ワッシャーを設けるとよい。
樹脂製ワッシャーには、潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成し、これにより、外輪内底面と十字軸との接触面の焼き付きを防止することができる。
【0011】
また、好ましくは、前記樹脂製ワッシャーに、前記外輪の内底面と前記鋼製ワッシャーとの間に介在するワッシャー受け部を設けた構成とするとよい。
更に、好ましくは、前記鋼製ワッシャーと樹脂製ワッシャーとを適宜樹脂成形法により一体形成した構成とするとよい。
このようにすると、鋼製ワッシャーと樹脂製ワッシャーとの2種類のワッシャーを使用していても、部品としては単一部品として取り扱うことができ、外輪へのワッシャーの組み込み作業を簡便にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態に係るニードル軸受を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第1実施形態の要部断面図である。
【0013】
この第1実施形態のニードル軸受21は、自動車の非直線的なプロペラシャフト等の自在継手を構成する十字軸の軸端を回転自在に支持するニードル軸受で、自在継手を構成する十字軸3を針状ころ5を介して回転自在に支持する外輪7が、一端側に十字軸3の軸端を覆う底壁7aを有した有底筒状に形成されている。そして、前記外輪7の内底面14と該内底面14に対向する針状ころ5の端面との間に、前記針状ころ5の端面に当接するリング状の鋼製ワッシャー22が設けられている。
【0014】
なお、外輪7の他端側内周には、軸受内への異物の侵入を防止するためのカップシール9が嵌合して備えられる。このカップシール9は、図5や図6に示した従来例において使用されているものと同様のものでよく、詳細な説明は省略する。
【0015】
前記鋼製ワッシャー22は、SK5、SUJ2、SPCC等の材質により、プレス、旋削等により製作され、外輪7の内底面14と針状ころ5の端面とで挟まれるように、外輪7の内底面側に組み付けられている。そして、鋼製ワッシャー22の板厚は、針状ころ5の軌道面が外輪7の内底面14から離れて、針状ころ5の軌道面と外輪7の内底面14側の逃げ溝15の縁との接触が回避されるように、適宜値に設定されている。
【0016】
以上のニードル軸受21では、針状ころ5の軌道面と外輪7の内底面14側の逃げ溝15の縁との接触が鋼製ワッシャー22により回避されるため、軸受回転動作時に外輪7の逃げ溝15の縁からのエッジロードによる剥離損傷の発生を防止することができる。
しかも、軸受が総ころタイプで、十字軸3の揺動回転等によって針状ころ5にスキューが生じ易く、針状ころのスキュー力が外輪7の内底面14との間に介在している鋼製ワッシャー22に作用しても、当該鋼製ワッシャー22は鋼製で、硬度が高く、耐摩耗性に優れるため、針状ころのスキュー力によるワッシャーの摩耗を防止することができる。
したがって、ワッシャーの摩耗時に発生する摩耗破片によって軸受の滑らかな回転に障害が発生することを防止するとともに、外輪7の逃げ溝15のエッジロードによる剥離損傷の発生防止効果を長期にわたって良好に維持し、軸受の長寿命化を図ることができる。
【0017】
図2は、本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第2実施形態の要部断面図である。
この第2実施形態のニードル軸受25は、第1実施形態として示したニードル軸受21の構成に、更に、樹脂製ワッシャー26を追加して備えている。
この樹脂製ワッシャー26は、66ナイロン、46ナイロン、PPS等により、射出成形又は旋削等にて製造され、外輪7の内底面14と該内底面14に対向する前記十字軸3の軸端との間に介在するもので、リング状の鋼製ワッシャー22の内周に嵌合する円盤状を呈している。
【0018】
また、樹脂製ワッシャーには、潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成している。これにより、外輪内底面と十字軸との接触面の焼き付きを防止することができる。外輪内底面と十字軸との接触面の焼き付きを防止するためには、外輪内底面に潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成することもできるが、樹脂製ワッシャーに形成するほうが加工性がよく、また、コストも安くすることができる。
以上の第2実施形態のニードル軸受25においても、鋼製ワッシャー22を備えていることから、第1実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
【0019】
図3は、本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第3実施形態の要部断面図である。
この第3実施形態のニードル軸受28は、第2実施形態のニードル軸受25と同様にして、外輪7の内底面14と針状ころ5との間に介在して、針状ころ5の軌道面が外輪7の逃げ溝15に接触しないように、針状ころ5の端面に接触する鋼製ワッシャー30と、外輪7の内底面14と十字軸3の端面との間に介在する樹脂製ワッシャー31とを備えており、基本的には、第2実施形態のものと同様の作用・効果を奏する。
しかし、本実施形態の場合、更に、鋼製ワッシャー30の内周に形成した周溝30aに、樹脂製ワッシャー31の外周に形成した鍔31aが嵌合して、鋼製ワッシャー30と樹脂製ワッシャー31とが一体化されている。
【0020】
このような鋼製ワッシャー30と樹脂製ワッシャー31との一体化構造は、例えば、プラスチック等の射出成形用の金型内に予め金属部品を挿入した後に、樹脂の注入を行って、金具入りの樹脂製品を成形するインサート成形法など、公知の適宜樹脂成形法を利用することで、実現されている。
【0021】
この第3実施形態のニードル軸受28では、第2実施形態における作用・効果に加えて、鋼製ワッシャー30と樹脂製ワッシャー31とを適宜樹脂成形法により一体形成したため、鋼製ワッシャー30と樹脂製ワッシャー31との2種類のワッシャーを使用していても、部品としては単一部品として取り扱うことができ、外輪7へのワッシャーの組み込み作業を簡便にすることができる。
【0022】
図4は、本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第4実施形態の要部断面図である。
この第4実施形態のニードル軸受33は、第2実施形態のニードル軸受25と同様にして、外輪7の内底面14と針状ころ5との間に介在して、針状ころ5の軌道面が外輪7の逃げ溝15に接触しないように、針状ころ5の端面に接触する鋼製ワッシャー35と、外輪7の内底面14と十字軸3の端面との間に介在する樹脂製ワッシャー36とを備えており、基本的には、第2実施形態のものと同様の作用・効果を奏する。
【0023】
但し、本実施形態の場合、前記樹脂製ワッシャー36には、前記外輪7の内底面14と前記鋼製ワッシャー35との間に介在するワッシャー受け部36aが一体に備えられている。
【0024】
また、第4実施形態のニードル軸受33も、第3実施形態の場合と同様に、鋼製ワッシャー35と樹脂製ワッシャー36とが、インサート成形法等の適宜樹脂成形法により、一体成形されている。
したがって、第3実施形態の場合と同様に、鋼製ワッシャー30と樹脂製ワッシャー31との2種類のワッシャーを使用していても、部品としては単一部品として取り扱うことができ、外輪7へのワッシャーの組み込み作業を簡便にすることができる。
【0025】
また、外輪の内底面とこの内底面に対向する十字軸の軸端に入れる樹脂製ワッシャーに代えて、プレス又は旋削加工等によって、潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成した鋼製ワッシャーとしてもよい。更には、針状ころの端面に当接する鋼製ワッシャーと、外輪の内底面とこの内底面に対向する十字軸の軸端に入れる潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成した鋼製ワッシャーとを一体としてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明のニードル軸受によれば、鋼製ワッシャーの板厚を適正に設定しておけば、針状ころの軌道面を外輪の内底面から離して、針状ころの軌道面と外輪の内底面側の逃げ溝の縁との接触を回避できるため、軸受回転動作時に外輪の逃げ溝の縁からのエッジロードによる剥離損傷の発生を防止することができる。
しかも、軸受が総ころタイプで、十字軸の揺動回転等によって針状ころにスキューが生じ易く、針状ころのスキュー力が外輪の内底面との間に介在しているワッシャーに作用しても、ワッシャーが鋼製で硬度が高く、耐摩耗性に優れるため、針状ころのスキュー力によるワッシャーの摩耗を防止することができる。
したがって、ワッシャーの摩耗時に発生する摩耗破片によって軸受の滑らかな回転に障害が発生することを防止するとともに、外輪の逃げ溝のエッジロードによる剥離損傷の発生防止効果を長期にわたって良好に維持し、軸受の長寿命化を図ることができる。
【0027】
そして、前記外輪の内底面と該内底面に対向する前記十字軸の軸端との間に、樹脂製ワッシャーを設けた場合には、樹脂製ワッシャーに潤滑用の溝、ディンプル、ピンプル等を形成し、これにより外輪内底面と十字軸との接触面の焼き付きを防止することができる。
【0028】
更に、前記鋼製ワッシャーと樹脂製ワッシャーとを適宜樹脂成形法により一体形成した構成とした場合には、鋼製ワッシャーと樹脂製ワッシャーとの2種類のワッシャーを使用していても、部品としては単一部品として取り扱うことができ、外輪へのワッシャーの組み込み作業を簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第1実施形態の要部断面図である。
【図2】本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第2実施形態の要部断面図である。
【図3】本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第3実施形態の要部断面図である。
【図4】本発明に係る自在継手用のニードル軸受の第4実施形態の要部断面図である。
【図5】従来の自在継手用のニードル軸受の要部の縦断面図である。
【図6】従来の改良した自在継手用のニードル軸受の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
3 十字軸
5 針状ころ
7 外輪
7a 底壁
9 カップシール
13 内周面
14 内底面
15 逃げ溝
21 ニードル軸受
22 鋼製ワッシャー
25 ニードル軸受
26 樹脂製ワッシャー
28 ニードル軸受
30 鋼製ワッシャー
30a 周溝
31 樹脂製ワッシャー
31a 鍔
33 ニードル軸受
35 鋼製ワッシャー
36 樹脂製ワッシャー
36a ワッシャー受け部

Claims (1)

  1. 自在継手を構成する十字軸を針状ころを介して回転自在に支持する外輪に、十字軸の軸端を覆う底壁が備えられた自在継手用の総ころタイプのニードル軸受において、
    前記外輪の内底面と内周面との交差部には逃げ溝が形成され、前記外輪の前記内底面と該内底面に対向する前記針状ころの端面との間に、前記針状ころの端面に当接する鋼製ワッシャーが設けられ、前記ワッシャーの前記針状ころとの接触端面は前記逃げ溝の縁部よりも軸受内方にあることを特徴とするニードル軸受。
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