JP3977336B2 - 改良型塗布物パッケージ及び製造方法 - Google Patents

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Description

本出願は、2002年2月15日に提出され、「改良型塗布物パッケージ及び製造方法」との名称を有する、仮出願ではない本出願と同一の発明者による米国仮出願番号第60/357,363号に基づいて優先権を主張し、前記仮出願をここに参照として組み込むものである。
本発明は、一般に、インク、顔料若しくはマスカラのような塗布用物質、又は、流動体、ペースト及び細粒状製品を含む、その他の流動性物質を収納し塗布する製品に関し、より詳しくは、ブラシや綿棒など、アプリケーターから余分な塗布物を除去するための新規でかつ改良型の製品、及びそのような製品を製造するための新規でかつ改良型の方法に関する。
本発明の課題は、その開示内容をここに参照として組み込んでいる米国特許第6,264,390号に記載され図示されているように、壁面に弾性のある自立型の変形可能なスリーブ状セグメントを用いて、塗布用物質を収納し塗布するための、及び余分な塗布物をアプリケーターから除去するための、改良型システムを提供することであり、この場合、前記スリーブ状セグメントは、ある量の塗布物が除去されることから、アプリケーターを指で押さえて強く押圧しながら操作してもよい。
本発明の別の課題は、壁面に弾性のある、自立型で、指の圧力によって変形可能なスリーブ状セグメントを使用できるような、及び、弾性セグメント又は塗布用物質が、次に塗布用物質を使用するまでに又は容器が空になるまでに乾燥してしまう可能性を少なくするような、塗布用物質を収納し塗布するための改良型製品を提供することである。
本発明の別の課題は、指で軽く圧力をかける――余分な塗布物を最小限だけしごき落とす場合から、指で最大限に圧力をかける――塗布物質のアプリケーターに塗布物質がほぼ残っていない状態にする場合に至るまで、消費者がアプリケーター上の塗布物の量を継続的に変えられるように、壁面に弾性のある、自立型で、指で外面に圧力をかけることによって変形する変形可能なスリーブ部材を使用できるような、塗布用物質を収納し塗布するための改良型製品を提供することである。
本発明の別の課題は、インク、顔料、光沢剤、つや出し剤又はマスカラなどの塗布用物質を収納するためのパッケージ、及びそのような物質をブラシ用剛毛又はスポンジ状綿棒などのアプリケーターで塗布するためのパッケージであって、塗布用物質を収納した容器からアプリケーターを取り出す前に、アプリケーターから余分な塗布用物質を除去するための、壁面に弾性のある、自立型の、指の圧力によって変形可能なスリーブ状セグメントを含むパッケージを製造するための新規でかつ改良型の方法を提供することである。
従来、化粧品業界で働く人間は、アプリケーター用ブラシ又は剛毛のデザイン、又はブラシ用剛毛をアプリケーターロッド及び/又はマスカラ調製液それ自体に取りつける技術を特殊化することにその努力を集中させてきた。以前のこうした取り組みの目標は明らかに、各消費者のニーズ及び/又は審美的趣味に対する解決策又は対策となる一つの具体的なマスカラ製品を消費者に提供することにあった。以前のこうしたマスカラ製品には数多くの短所や不利な点があった。第一の理由として、個人使用者が、その希望する目的又は審美的趣味に合うように、マスカラ製品の改変や調整を行えなかったことが挙げられる。
より詳しく述べると、従来のマスカラ調製液には、容器から取り出したときにマスカラ液が確実にブラシに残るようにするために、比較的濃くなる傾向がある。このため、使用者は、マスカラをまつげに塗布する前に、まずマスカラ貯蔵部の開口辺縁部でブラシをひねってしごく必要、及び/又は、その後で行う場合が多いが、ティッシュペーパー若しくはその他の紙又は布を用いてさらにブラシをしごく若しくは拭く必要がある。結果として、マスカラチューブの末端でマスカラが急激に乾燥し、やがてマスカラの塊――乾燥したマスカラ、及び/又はマスカラ貯蔵部に混入した、又はブラシにより持ちこまれた異物である紙や糸くずの残骸から形成されたもの――が、マスカラ貯蔵部に発生し、そしてそこからまつげに塗布されて、外見を見苦しくし、かつ、目への刺激を引き起こす。こうした難点や厄介な点のため、中身がなくなる前にマスカラチューブを捨てなくてはならないことが多く、従来の製品の不利な点を増やす結果となっている。
また、もっとも望ましい形でまつげにマスカラを塗布するためのブラシデザインに多大な努力が集中されてきたにも関わらず、マスカラに異物を導入しないで余分なマスカラをブラシ用剛毛から効果的に除去することができないため、これまでのこうした努力は実を結ばない場合が多かった。例えば、ブラシ用剛毛の前端又は遠位末端は一般的に、最奥部のまつげにマスカラを塗布できるように、長さが短くなっているが、これらの剛毛の短い部分には、剛毛の長い部分から余分なマスカラが流入するという好ましからざる事態が頻繁に発生する。化粧品業界で「テイリング」を呼ばれている問題である。テイリング状態となったこの余分なマスカラは、ティッシュなどでこすったり拭いたりして除去されて空費されるか、剛毛の短い部分を正しく使用する際の妨害物となるかのどちらかである。このテイリングがもたらすもう一つの好ましからざる結果は、使用者がまつげの最奥部にマスカラを塗布しようとして鼻の横を汚してしまったときに発生することが多い。
これに対し、マスカラ貯蔵部の開口端部に取り付けられた、本発明を具体的に示す弾性スリーブの供給によって、各消費者の手にマスカラ塗布のコントロールがゆだねられることになり、各消費者が、所定のブラシとマスカラ調製液とを用いて、マスカラの塗布状態を原則的に無限に変えていくことができるようになる。これは、言いかえると、ブラシ及び/又はマスカラの開発並びに製造のコストがはるかに低くなるという利点を持つということである。例えば、より薄いマスカラ調製液でも、余分なマスカラをしごき落とし排出してハウジング部に戻すことができるため、マスカラがブラシから滴り落ちることを心配せずに使用されるであろう。より濃いマスカラ調製液の場合も、まつげへの初回塗布時に、軽く又は最小限の力を込めて指でコントロールスリーブを押圧し、その後、最終塗布として、より強く又は最大限の力を込めて指でコントロールスリーブを押圧して、ブラシに残るマスカラ量を少なくしたり、ブラシをしごいて塗布物質がほぼ残らないようにしたりして、上手に使用されると思われる。このように、まつげに塗布するマスカラの量は使用者によって望みどおりにコントロールされるであろう。マスカラの最終塗布時にきつく押圧すると、ブラシ用剛毛がまつげに対してフェザリング効果又はコーミング効果を及ぼせるようになる。これにより、まつげの一本一本が他のまつげから分離する及び/又は広がるようになり、まつげの外観が望みどおりに完成することになる。
ここで具体的に示した弾性コントロールスリーブは、長期にわたって化粧品業界を悩ませてきたテイリングという問題をこのように解決することがわかる。指の圧力で操作可能なスリーブが提供されると、余分なマスカラを、剛毛の長短に関係なくブラシの全長にわたって、均一に又はその他望みどおりに除去できるようになる。実際、本発明を具体的に示す弾性スリーブの壁面を介して、マスカラブラシの剛毛の触感が指に伝わることがわかっている。これにより使用者はブラシの位置を感じ取ることができ、ブラシの末端を弾性スリーブから引き抜く際に指の圧力を強めて、マスカラのテイリングを「断ち切る(pinch off)」ことができる。マスカラのブラシ用剛毛をこのように感じ取れるということは、言いかえると、これまで化粧品業界で利用されていたマスカラ容器では不可能だった、多様性に富む特殊な剛毛配置に対する意図的な操作を可能にするための役割を果たすということである。また、弾性コントロールスリーブが透明な材料から形成される本発明の実施態様において、使用者には、コントロールスリーブから引き抜かれる途中でアプリケーターから除去されたマスカラ又はその他の塗布用物質の量が見えるという別の利点がある。
ここで具体的に示した弾性コントロールスリーブが提供されると、ブラシからしごき落とした余分なマスカラは常に貯蔵ハウジング内にとどまって、マスカラの早期乾燥及び/又は凝集を防止したり遅らせたりするため、非常に有利であることもわかっている。また、余分なマスカラをブラシから除去する際にティッシュペーパーその他の外部からしごくための布が不用なため、異物はマスカラ貯蔵部の外にとどめおかれ、マスカラ液中での塊の発生が減少する又は皆無となる。
最後に、使用する度に生じる余分なマスカラはすべて貯蔵部に残されるため、及び早期乾燥及び凝集が防止される、又は少なくとも遅れるため、本発明はマスカラの空費が減少する又は皆無となるという点でも有利である。
本発明は本来化粧品業界での使用のために、特にマスカラ塗布のために考案され開発されたが、その利点はマスカラや化粧品のいずれかに限定されるものではない。それよりむしろ、マスカラ製品に適用される前記本発明の課題及び具体的な利点は、本発明によって達成可能なものを例証するものであり、他の流動体、ペースト、又は細粒状製品及びインク、顔料、光沢剤などの他の業界で実現されるかもしれない、生じうる利点を網羅又は限定することを意図するものではない。よって、本発明のこうした課題及び利点並びにその他の課題及び利点はここの記載から明らかであり、そのどちらも、ここで具体的に示したとおりに、又は、インク、顔料、クラフト、化粧品及び/又は成形技術分野の当業者には明らかと思われるいかなるバリエーション、付属のクレームで指摘したステップ及びプロセスにおいて実現され達成されるものに加えて、部品、構造物、器具類及びそれらの組み合わせを用いて実現され達成されるバリエーションをも考慮に入れて改良したとおりに、本発明を実施することで学ぶことができる。本発明は、ここに示し記載した、新規の部品、構造物、配置、組み合わせ、ステップ及びプロセス、並びに改良点に存在する。
本発明の一つの実施態様に従うと、マスカラなどの流動体状の塗布用物質を保存し、ブラシ用剛毛などのアプリケーターに供給するためのパッケージが提供される。塗布物はハウジング貯蔵部に収納され、アプリケーターは、キャップ部材をハウジング部材に固定してパッケージを閉じる際にアプリケーターが貯蔵部の底部近傍にとどまるように、キャップ部材内部に取りつけられたロッドの遠位末端に設けられている。
弾性のある変形可能なスリーブ部材は、好ましくは成形可能な材料から形成され、弾性スリーブと貯蔵ハウジングとが密着して連結するように、ハウジング部材にて直接成形される。あるいは、スリーブを独立単位で成形し、その後でハウジング部材に装着してもよく、この場合は、ハウジング部材にスリーブを装着する前にハウジング貯蔵部に塗布用物質を充填することができるという点で有利かもしれない。
弾性スリーブは、一方の端部が塗布物貯蔵部と連通している、開口端部を有する挿通孔を含み、かかる挿通孔は、スリーブが未変形の状態であれば、実質的に不都合なくかかる挿通孔を通してアプリケーターを受け入れるように構成されている。この実施態様においては、キャップ部材はスリーブ部材に嵌合するように及びハウジング部材の外面に着脱可能に固定されてパッケージを閉じるように構成されている。閉じた際には、スリーブ部材の自由端がキャップ部材の内側端面に密着するように係合する。
本発明の代替的な実施態様においては、スリーブ部材の自由端は硬質で比較的薄型のプレート部材に直接的に成形及び/又は結合され、キャップ部材はプレート部材に固定されてパッケージを閉じるように構成されている。この実施態様においては、スリーブ部材は、対向するその端面がキャップ部材とハウジング部材との間でそれぞれ密着しているパッケージの中間外面を形成する。
本発明の好ましい実施態様においては、スリーブ部材の内部挿通孔は一連の環状のねじ状溝及び突条を含み、スリーブ部材の外壁はくびれており、アプリケーターに対するスリーブすなわち内部挿通孔の保持、押圧、及び/又は操作が円滑になるような中央凹面が設けられ、これによって、その使用者が目的とする量の塗布物をアプリケーターに供給できるようになっている。また、弾性スリーブは、透明で成形後に自立型であるエラストマー材料から成形可能であることが好ましく、また、ねじりながらの引裂きやその他のスリーブ操作に十分に対抗するだけの引張強度及び引裂強度を有していることが好ましい。本発明のまた別の好ましい実施態様においては、特に弾性スリーブがパッケージの中間外面を形成する場合には、装飾として、又はパッケージの中身の確認に役立つように、異なる色あいの色素、着色剤、つや出し剤などをかかるスリーブに有利に組み込んでもよい。
以下、添付の図面をより詳細に参照していく。本発明の好ましい実施態様は図1に示されており、図1は、まつげ用マスカラ製品を保存し、そうした製品をまつげに塗布するための容器10を図示している。好ましく具体的に示されているように、容器10は、マスカラ製品が保存されているおおむねチューブ状で細長いハウジング12、かかるハウジング12の開口端部に適切に固定された、壁面に弾性があり、かつ自立型の、おおむね円筒状のスリーブセグメント14、並びにスリーブ14に嵌合するように、及びハウジング12に着脱可能に適切に固定されるように構成されたキャップ部材16を含んでいる。ロッド19の遠位末端に取り付けられた、ブラシ、綿棒などのアプリケーター18は、キャップ16の閉じた端部に適切に装着されている。
有利なことに、そして好ましく具体的に示されているように、ハウジング12は、ハウジング12の内部でのマスカラ製品の凝集を防止するために、20a、20bの各端部でゆるやかな勾配を形成している、細長い内部チャンバー20を含んでいる。チャンバー20は、その端部20aで狭まった中央挿通孔20cと連通しており、挿通孔20cは、弾性スリーブ14内で、形成された中央挿通孔22と連通している。当然のことながら、アプリケーター18は、挿通孔22、20cを通過するように、及びキャップ16をハウジング12に着脱する際にマスカラチャンバー20に出し入れされるように構成されている。弾性スリーブセグメント14を収納するキャップ16の少なくともその部分は、透明プラスチックなどの透明な材料から形成され、それにより、キャップがハウジング部材に固定されているときに弾性スリーブを見ることができるようになっていて、有利である。
また、ここで好ましく具体的に示されているように、ハウジング12の開口端部は、開口部20cに対して円周状に延びている、放射状に並んだ複数のキャビティ25を含んでいる。スリーブ14は、例えば発泡プラスチック材料などの成形可能なプラスチック、又は、弾性があり成形後も自立型で、ねじりながらの引裂きや引張りに十分に対抗するだけの引張強度及び引裂強度を有しているエラストマー材料から成形されており、有利である。したがって、図1A及び図1Bの参照番号26に最もよく示されているように、キャビティ25を充填するために、射出成形などの適切な成形法によってスリーブ14をハウジング12に固着してもよい。多くの適切なプラスチック又はエラストマー材料が、成形技術分野の当業者にすぐに周知となるであろう一方で、マサチューセッツ州ハノーバーのHAPCO社が製造している、「HAPFLEXシリーズ1021」として知られている材料が、十分な性能を示すこと、現時点で、スリーブ14用として好適な材料であることがわかっている。また、有利なことに、キャップ16の内側端面は、アプリケーター−取りつけロッド19に延びているガスケットやワッシャー27などのシーリング部材を含んでおり、キャップ16がハウジング12に固定される際に、スリーブ14の端面14aが気密シール状態で係合されるように構成されている。
好ましく具体的に示されているように、本発明により、壁面に弾性がある自立型のスリーブセグメントであって、アプリケーターブラシから余分なマスカラをしごき落とす又は計量するための、指の圧力による変形が可能なスリーブセグメントであり、なおかつ、弾性スリーブとマスカラ製品を気密シール状態で封入して、容器が空になる前にマスカラが乾燥することを防ぐスリーブセグメントを使用できるようになることが、前記のことからわかるであろう。
本発明の代替的な実施態様を図示している図1Aをより詳細に参照していく。ここに具体的に示されているように、弾性スリーブ14’の中央挿通孔22’には、一連のらせん状又はねじ状の渦巻き型突条及び/又は溝が設けられており、塗布物製品の容器から引き抜く際に、余分な塗布物をアプリケーターから容易に除去したりしごき落としたりできるようになっている。
本発明の別の実施態様において、図2〜3をより詳細に参照していくと、例えばサランなどの薄くて蒸気不浸透性で非中毒性のプラスチック製ライナー材30がチャンバー20と、スリーブ14’の中央挿通孔22’の内面に設けられており、有利なことに、その終端が円盤状フラップ31の位置にあるため、キャップ32の内側端部31aにはめ込んだ際に密着されるようになる。また、図2に最もよく示されているように、弾性スリーブ14’の中央挿通孔22’は、アプリケーターブラシから余分なマスカラをしごき落としやすくするために、環状の突条又は「のこぎり状」に形成されていて有利である。また、前記の代替的実施態様のそれぞれにおいて、図示したようにねじをはめ込むことにより、又ははめ込み用の突条及び溝という機構から形成されたスナップ式はめ込み(図示せず)により、キャップ16又は32をハウジング12に固定してもよい。
図4A〜4Cをより詳細に参照していくと、本発明の好ましい製造方法が図示されている。ここで具体的に示されているように、ハウジング12は、比較的硬いプラスチック材料から予備成形され、その後、ハウジング12の端部壁に以前形成されたキャビティ25を埋めてスリーブ14をハウジング12に装着するために、弾性スリーブを形成する比較的柔らかなプラスチック又はエラストマー材料でのオーバーモールド、「スルーモールド」、又は射出成形が行われる。
挿通孔22’の内面に設けられた突条又は溝は、図1A及び4Bに最もよく示されているように、円錐状に形作られ、円周状に延びている「のこぎり状」部材41を含むプラグ40によるスリーブ14’の成形と同時に形成されるのが好ましい。有利なことに、プラグ40は円盤部材42も含んでおり、ハウジング12にライナー材30が設けられる際に、フラップ31を受け入れるためのしっかりした足がかりを作っている。当然のことながら、のこぎり状部材41をわずかなピッチで、及び/又は、挿通孔22’を一方の端部から他方の端部へ先細りにして設けることにより(特に、図9A、10及び11を参照のこと)、スリーブ14’を一段階で成形してもよく、プラグ40はその後、ねじを逆方向に回転させるようにまわすことにより、容易に除去される。
本発明の別の代替的な実施態様を図示している図5〜5Aを詳細に参照していく。ここで具体的に示されているように、ハウジング12の開口端部には内側に円周状に延びている小さなリング又はカラー50が設けられており、スリーブ14は、カラー50の下でスナップ式にはめ込まれるように構成されている、低部に位置する類似した形状のクリップリング51で予備成形され、それにより、スリーブ14がハウジング12上に取りつけられるようになっている。カラー50とリング51のどちらか一方又は両方に適切な結合材料を塗布して、スリーブとハウジングが確実に密着して連結するようにしてもよい。
本発明の方法のさらに別の代替的な実施態様を図示している図5Bを詳細に参照していく。ここで具体的に示されているように、スリーブ14、14’及び/又は14’’は予備成形され、その後、キャビティ25の内部又はカラー50の下で、プレス嵌めにより、ハウジング12に装着されている。ここで具体的に示されているように、適切な結合材料をハウジングとスリーブのどちらか又は両方の表面に塗布して、装着時に確実に固定密着して連結するようにしてもよい。
本発明の別の好ましい代替的な実施態様を図示している図6及び8〜11をより詳細に参照していく。ここで具体的に示されているように、スリーブ14’’は、ハウジング12で直接成形され、かつ、その反対側の端部において硬質の円盤部材60で直接成形されることにより固定されている。円盤部材60は、成形プロセス中にスリーブ14’’が、その内部に固着するようにとりつけられる開口式キャビティ61を含んでいる。ここで再び、適切な結合材料をキャビティ壁面に塗布して、スリーブとプレート部材とが確実に密着して連結するようにしてもよい。キャップ16は、ねじ62をはめ込むことにより、又は、代替として突条−溝をスナップ式にはめ込むことにより、円盤60に着脱可能に固定されている。当然のことながら、本発明のこの実施態様では、製造終了後に、スリーブ14’’の外部周縁面が露出している。したがって、この実施態様は、塗布用製品が早期乾燥を防止するためのさらなるシール又は外部カバー部材を必要としない場合に、好適に用いられる。
図9A及び11に最もよく示されているように、スリーブ14’’の溝付き内部挿通孔22’’は、その最も外側の端部から、ハウジング12に取りつけられているほうの端部へ向かって先細りになっているのが好ましい。有利なことに、挿通孔22’’で最も狭くなっている部分は、アプリケーターが実質的に不都合なくその間を通過することができるようになっている。こうした構造により、マスカラその他の塗布用物質の大半を、アプリケーターがスリーブの外側端部に到達する前にアプリケーターからしごき落とすことができるようになり、それによって、余分な塗布物を確実に貯蔵部に戻し、スリーブ挿通孔の開口端部での塗布物の凝集及び/又は目詰まりを防止することがわかる。
前述のことから、本発明は塗布物容器、キャップ又は弾性スリーブセグメントに関して、いかなる特定の形状又は形態にも限定されないことがわかる。したがって、その全体的な形状は、一般に、図1及び8に図示するように、万年筆に酷似した、細長い円筒状の形状でもよい。あるいは、図7〜7Bに図示するように、塗布物ハウジングは、わずかに凸状の曲率を有していてもよく、又は、図8〜11に図示するように、弾性スリーブセグメントの外壁は、握りやすいように、かつ指の圧力によって操作しやすいように、凹面又はその他の望ましい表面曲率を形成するようにくびれていてもよく、及び/又は図7に図示するように、キャップ部材を大きくして丸みを帯びさせ、アプリケーターブラシの把持とコントロールを容易にするために、球根状の、より人間工学に基づいた保持面を提供してもよい。
したがって、本発明のより広範囲の態様が、ここに示し記述した特定の実施態様に限定されないこと、並びに本発明の要旨を逸脱しない範囲及びその主要な利点を犠牲にしない範囲で改変が行われる場合があることは、これまでと同様に当業者には明らかである。
図面について:
図1は、本発明の好ましい実施態様にしたがって構築された、塗布物ハウジング、壁面に弾性のある変形可能なセグメント、キャップ部材、及びアプリケーターブラシを、部分的には斜視図で、全体的には縦断面図で描いた線画である; 図1Aは、図1の弾性スリーブセグメントを、部分的には斜視図で、全体的には縦断面図で描いた図であり、渦巻き型突条がスリーブ部材の中央挿通孔の内壁に形成されている代替的な実施態様を、前記突条を形成するプラグ部材とともに図示するものである; 図1Bは、図1Aの弾性スリーブの斜視図であり、塗布物ハウジング内部の弾性スリーブの端部に形成されたカラーを図示するものである; 図1Cは、塗布物ハウジング容器の平面図であり、スリーブエレメントが成形されるハウジング内部のキャビティを図示するものである; 図2は、本発明の第二の実施態様の線画であり、塗布物ハウジング部への弾性セグメントの装着を示し、さらに塗布物ハウジングの壁面及び弾性セグメントの内部突起に沿って延びており、その終端が、弾性セグメントの外側端部近傍の、円周状に延びているフラップ部材内部にある内側ライナー材を示している; 図3は、図1及び図2のキャップ部材及びブラシ部材をさらに詳細に図示する線画である; 図4Aは、部分斜視図として描いた線画であり、本発明に記載の好ましい製造方法にしたがって本発明者の塗布物パッケージの弾性セグメントを形成し、予備成形した塗布物ハウジング部材に結合させるための成形用キャビティ及びプラグ部材を図示するものである; 図4Bは、本発明の好ましい塗布物パッケージの実施態様における弾性セグメントの内部形状を形成するための、図4Aのプラグ部材及びキャビティ部材の部分拡大斜視図である; 図4Cは、部分斜視図として描いた線画であり、本発明の製造方法の好ましい実施態様にしたがって、予備成形した塗布物ハウジング部材の開口端部で形成された一連のノッチ状開口部又は窓部に弾性セグメントをオーバーモールドすることによって塗布物ハウジングに取りつけた、本発明の弾性セグメントを図示するものである; 図5は、弾性スリーブセグメントが予備成形され、その後、スナップ式にはめ込まれて塗布物ハウジング部材上に適切に結合されている、本発明の代替的な実施態様を、部分的には斜視図で、全体的には縦断面図で描いた線画である; 図5Aは、図5に図示した変形可能な弾性セグメントの拡大斜視図である; 図6は、本発明の別の好ましい代替的な実施態様の断片的な線画であり、一方の端部が塗布物ハウジング部材に取りつけられ、他方の端部が硬質の端部プレート又はディスク部材に取りつけられている本発明者の塗布物パッケージであって、かかる硬質の端部プレート又はディスク部材には、キャップ及びブラシ部材が、ねじをはめ込むことにより装着され、又は、突条及び溝部材をはめ込むことによりスナップ式にはめ込まれ、本発明者の塗布物パッケージの製造完了時に弾性セグメントが外から見えるようになっている、本発明者の塗布物パッケージを示すものである; 図7は、キャップ部材及びハウジング部材に丸みを帯びさせて人間工学に基づく保持面を提供し、握りやすいように、かつ指の圧力によって操作しやすいように、壁面に弾性がある変形可能なセグメントがくびれている、本発明の別の代替的な実施態様の縦断面図である; 図7Aは、図7で図示した塗布物容器ハウジングの縦断面図である; 図7Bは、図7で図示した実施態様の縦断面図であり、この図は、ハウジング部材に取りつけた、弾性コントロールスリーブ内部を図示している; 図8は、図6に図示した本発明の別の好ましい代替的な実施態様と類似した、完全な塗布物パッケージの平面図であり、この図は、一方の端部の塗布物ハウジング部材及び他方の端部の着脱可能なキャップ部材を図示し、対向する端部で前記ハウジング部材及びキャップ部材につながっている変形可能な弾性セグメントによってこれらの部材は隔てられており、それにより、製造後に、弾性セグメントが見えるようになる;また、本実施態様においては、弾性セグメントの外壁がその中央部分に沿って、握りやすいように、かつ指の圧力によって操作しやすいように、くびれている; 図9は、図8に図示した塗布物パッケージの一方の端部の端面図である; 図9Aは、図9の9A−9Aを結ぶ線を切断位置として描いた部分立面縦断面図であり、この図は、弾性セグメントの溝付き中央挿通孔を特に図示し、また、キャップ部材と、弾性セグメントが結合する外側プレートとの間のねじ接続も図示している; 図10は、図8の塗布物パッケージの部分立面縦断面図であり、この図は、塗布物貯蔵部、弾性のある中間部、キャップ及びマスカラアプリケーターのそれぞれを図示している; 図11は、図10の弾性のある中間部分の断片的拡大図であり、特に、弾性スリーブ挿通孔の先細りで溝付きの内面、並びに容器ハウジング及び外側プレートのそれぞれに対する弾性スリーブの成形による取りつけ、及びプレート部材の外面へのキャップ部材のねじ接続を図示している。 図12は、本発明の好ましい実施態様にしたがって構築された塗布物パッケージの斜視図であり、アプリケーターをパッケージから引き抜きながら同時に弾性コントロールスリーブをアプリケーターに押圧して操作し、それにより目的の量の塗布物をアプリケーターに供給しようとしている使用者を図示している。

Claims (13)

  1. 塗布用物質(applique material)を保存し、目的とする量の前記物質をアプリケーターに供給するためのパッケージであり、
    ある量の前記塗布用物質を保存するためのハウジング部材であって、閉じた底端部及び上部開口部を有する貯蔵室、前記貯蔵室の上部開口部と連通している開口式挿通孔、並びに前記挿通孔近傍の前記ハウジング部材内部へと延びている開口式キャビティ手段を含むハウジング部材、
    前記パッケージを密閉するためのキャップ部材であって、ロッド部材、前記ロッド部材の一端を前記キャップ部材内部の基板部材に取りつける手段を含み、前記ロッド部材が、前記キャップから外方向へ延びている自由端を有しているキャップ部材、
    前記ロッド部材の自由端に取りつけられたアプリケーターであって、前記キャップ部材により前記パッケージが密閉されたときには前記貯蔵部の底部近傍にとどまるように構成されたアプリケーター、
    対向するその第1及び第2開口端部と連通している中央挿通孔を有する、開口式で自立型(self-supporting)の変形可能なスリーブ部材であって、前記挿通孔が、前記スリーブ部材が未変形の状態であれば、実質的に不都合なく前記挿通孔を通して前記アプリケーターを受け入れるように構成され、また前記挿通孔が、前記スリーブ部材を強く押圧しながら操作すると同時に前記挿通孔を通して前記アプリケーターを前記貯蔵部から引き抜くことで目的とする量の塗布物を前記アプリケーターに供給するために、前記スリーブ部材の外面に内向きの圧力を指で直接かけて、連続的に変化可能な接触面をアプリケーターに提供するように構成されているスリーブ部材、
    前記スリーブ部材及び前記ハウジング部材の各挿通孔の位置を合わせて、前記ハウジングキャビティ手段内部に、前記スリーブ部材の前記第1開口端部を固定密着するように取りつける手段、及び、
    前記アプリケーターのロッド部材が前記スリーブ部材を通して延びており、前記アプリケーターが前記貯蔵部の底部近傍に位置する場合に、前記スリーブ部材の前記第2開口端部を前記キャップ部材に密着するように取りつける手段、
    を含み、
    前記変形可能なスリーブ部材内の前記挿通孔が、前記第2開口端部から前記第1開口端部へと向かうにつれて先細りになり、前記スリーブ部材が未変形の状態であれば、前記第1開口端部は、実質的に不都合なく前記第1開口端部を通して前記アプリケーターを受け入れるように構成されている
    ことを特徴とするパッケージ。
  2. 塗布用物質(applique material)を保存し、目的とする量の前記物質をアプリケーターに供給するためのパッケージであり、
    ある量の前記塗布用物質を保存するためのハウジング部材であって、閉じた底端部及び上部開口部を有する貯蔵室、前記貯蔵室の上部開口部と連通している開口式挿通孔、並びに前記挿通孔近傍の前記ハウジング部材内部へと延びている開口式キャビティ手段を含むハウジング部材、
    前記パッケージを密閉するためのキャップ部材であって、ロッド部材、前記ロッド部材の一端を前記キャップ部材内部の基板部材に取りつける手段を含み、前記ロッド部材が、前記キャップから外方向へ延びている自由端を有しているキャップ部材、
    前記ロッド部材の自由端に取りつけられたアプリケーターであって、前記キャップ部材により前記パッケージが密閉されたときには前記貯蔵部の底部近傍にとどまるように構成されたアプリケーター、
    対向するその第1及び第2開口端部と連通している中央挿通孔を有する、開口式で自立型(self-supporting)の変形可能なスリーブ部材であって、前記挿通孔が、前記スリーブ部材が未変形の状態であれば、実質的に不都合なく前記挿通孔を通して前記アプリケーターを受け入れるように構成され、また前記挿通孔が、前記スリーブ部材を強く押圧しながら操作すると同時に前記挿通孔を通して前記アプリケーターを前記貯蔵部から引き抜くことで目的とする量の塗布物を前記アプリケーターに供給するために、前記スリーブ部材の外面に内向きの圧力を指で直接かけて、連続的に変化可能な接触面をアプリケーターに提供するように構成されているスリーブ部材、
    前記スリーブ部材及び前記ハウジング部材の各挿通孔の位置を合わせて、前記ハウジングキャビティ手段内部に、前記スリーブ部材の前記第1開口端部を固定密着するように取りつける手段、及び、
    前記アプリケーターのロッド部材が前記スリーブ部材を通して延びており、前記アプリケーターが前記貯蔵部の底部近傍に位置する場合に、前記スリーブ部材の前記第2開口端部を前記キャップ部材に密着するように取りつける手段、
    を含み、
    前記貯蔵部、前記ハウジング挿通孔及び前記スリーブ挿通孔それぞれの内面をコートする薄型で弾性のある連続したライナー物質を含み、横方向に延びて、前記変形可能なスリーブ部材の前記第2端部の端面を係合しているフラップがその終端となっていることを特徴とするパッケージ。
  3. 塗布用物質(applique material)を保存し、目的とする量の前記物質をアプリケーターに供給するためのパッケージであり、
    ある量の前記塗布用物質を保存するためのハウジング部材であって、閉じた底端部及び上部開口部を有する貯蔵室、前記貯蔵室の上部開口部と連通している開口式挿通孔、並びに前記挿通孔近傍の前記ハウジング部材内部へと延びている開口式キャビティ手段を含むハウジング部材、
    前記パッケージを密閉するためのキャップ部材であって、ロッド部材、前記ロッド部材の一端を前記キャップ部材内部の基板部材に取りつける手段を含み、前記ロッド部材が、前記キャップから外方向へ延びている自由端を有しているキャップ部材、
    前記ロッド部材の自由端に取りつけられたアプリケーターであって、前記キャップ部材により前記パッケージが密閉されたときには前記貯蔵部の底部近傍にとどまるように構成されたアプリケーター、
    対向するその第1及び第2開口端部と連通している中央挿通孔を有する、開口式で自立型(self-supporting)の変形可能なスリーブ部材であって、前記挿通孔が、前記スリーブ部材が未変形の状態であれば、実質的に不都合なく前記挿通孔を通して前記アプリケーターを受け入れるように構成され、また前記挿通孔が、前記スリーブ部材を強く押圧しながら操作すると同時に前記挿通孔を通して前記アプリケーターを前記貯蔵部から引き抜くことで目的とする量の塗布物を前記アプリケーターに供給するために、前記スリーブ部材の外面に内向きの圧力を指で直接かけて、連続的に変化可能な接触面をアプリケーターに提供するように構成されているスリーブ部材、
    前記スリーブ部材及び前記ハウジング部材の各挿通孔の位置を合わせて、前記ハウジングキャビティ手段内部に、前記スリーブ部材の前記第1開口端部を固定密着するように取りつける手段、及び、
    前記アプリケーターのロッド部材が前記スリーブ部材を通して延びており、前記アプリケーターが前記貯蔵部の底部近傍に位置する場合に、前記スリーブ部材の前記第2開口端部を前記キャップ部材に密着するように取りつける手段、
    を含み、
    前記キャップ部材が、前記変形可能なスリーブ部材及び前記ハウジング部材のそれぞれに嵌合するように構成されたパッケージであって、
    前記キャップ部材及び前記ハウジング部材のそれぞれが、着脱可能なようにそれらを互いに固定する手段を含み、
    前記キャップ部材及び前記ハウジング部材が互いに固定された場合には、前記変形可能なスリーブ部材の前記第2端部が、前記基板部材を前記キャップ部材内部に密着するように係合することを特徴とするパッケージ。
  4. 前記変形可能なスリーブ部材内の前記挿通孔が、余分な塗布用物質を前記アプリケーターから除去するための内部溝手段を含むことを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  5. 前記変形可能なスリーブ部材が、熱成形可能なプラスチック材料より形成され、前記スリーブ部材が、前記ハウジングキャビティ手段内で成形されることによって前記ハウジング部材に固定密着するように取りつけられることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  6. 前記変形可能なスリーブ部材内の前記挿通孔がおおむね円筒状であり、前記挿通孔を取り巻くスリーブ壁面の外面が、その第1及び第2端部間の中間地点に沿ってくびれていることを特徴とする請求項記載のパッケージ。
  7. 前記ハウジング部材の開口端部が、まっすぐ内側に向いたフランジ手段を含み、前記ハウジング部材に前記スリーブ部材を固定密着するように取りつける手段が、前記ハウジングキャビティ手段内部及び前記ハウジングフランジ手段の下部にスナップ式にはめ込まれるように構成された、相補的な外向きフランジ手段を含むことを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  8. 中央挿通孔及びその第1面から延びている中空のねじ込み式中央ピン部材を含む硬質で比較的薄型のプレート部材であり、前記ピン部材近傍のキャビティ手段をさらに含むプレート部材を包含するパッケージであって、
    前記スリーブ部材の前記第2開口端部が、前記プレートキャビティ手段内で成形されることにより、前記ピン部材に対向する前記プレート部材の表面に固定密着するように取りつけられ、前記プレート挿通孔及び前記ピン部材の前記中空部分の位置が、前記スリーブ挿通孔及び前記ハウジング挿通孔の位置と整合しており、
    前記キャップ部材内部の前記基板部材が、前記ねじピン部材を受け入れるように構成されている内部ねじ穴を含み、
    前記アプリケーターが、実質的に不都合なく前記プレート挿通孔及び前記中空ピン部材を挿通するように構成され、
    それにより、前記キャップ部材を前記プレート部材に螺合すると前記パッケージが密閉されることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  9. 前記変形可能なスリーブ部材が透明な材料から形成されることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  10. 前記塗布用物質がマスカラであって、前記アプリケーターが、前記アプリケーターロッド部材の横方向及び外側へ放射状に延びている複数のブラシ用剛毛を含んでいることを特徴とする請求項1記載のパッケージ。
  11. 塗布用流動性物質を保存し、目的とする量の前記物質をアプリケーターに供給するためのパッケージを製造する方法であり、
    ある量の前記塗布用物質を保存するためのハウジング部材であって、開口端部を有し、さらに前記開口部近傍にキャビティ手段を含む前記ハウジング部材を予備成形するステップ、
    前記パッケージを密閉するためのキャップ部材であって、前記キャップ部材が、前記キャップ部材内部に取りつけられたロッド部材及び前記ロッド部材の遠位末端に取りつけられたアプリケーターを含み、前記アプリケーターが、前記キャップ部材により前記パッケージが閉じられたときには前記貯蔵部の底部近傍にとどまるように構成されている、前記キャップ部材を予備成形するステップ、
    対向するその第1及び第2開口端部と連通している中央挿通孔を有する、開口式で自立型のスリーブ部材であって、前記挿通孔が、実質的に不都合なく前記挿通孔を通して前記アプリケーターを受け入れるように構成されているスリーブ部材を形成するように構成された成形用金型及びプラグに、前記予備成形したハウジング部材を入れるステップ、及び、
    成形可能な材料を前記成形用金型及びプラグに充填し、それによって前記ハウジングキャビティ手段を前記成形可能な材料で充填して前記スリーブ部材を成形し、それにより、前記キャップ部材により前記パッケージが閉じられたときには前記スリーブ部材が前記ハウジング部材及び前記キャップ部材のそれぞれに密着するように連結されるステップ、
    を含む方法であって、
    前記キャップ部材が、前記スリーブ部材及び前記ハウジング部材のそれぞれに嵌合するように構成され、
    前記キャップ部材及び前記ハウジング部材のそれぞれが、着脱可能に互いに固定される手段を含み、
    前記キャップ部材及び前記ハウジング部材が互いに固定される際に、前記ハウジング部材から見て前記スリーブ部材の遠端部が、前記キャップ部材の内側端部に密着するように係合することを特徴とする方法。
  12. 請求項11記載の方法であって、
    硬質で比較的薄型のプレート部材であり、中央挿通孔及び前記中央挿通孔近傍のキャビティ手段を含む前記プレート部材を、前記ハウジング部材の開口端部との間隔を空けて前記金型に取りつけること、
    その挿通孔が前記ハウジング部材の開口部と一直線になるように取りつけられた前記プレート部材、及び、
    前記キャップ部材に着脱可能に固定される手段をさらに含む前記プレート部材、
    を含み、
    それにより、成形可能な材料を前記成形用金型及びプラグに充填することで、前記ハウジング手段及びプレートキャビティ手段のそれぞれを充填し、その間隙に前記スリーブ部材を形成し、それによって、前記キャップ部材により前記パッケージが閉じられたときには前記スリーブが前記ハウジング部材及び前記キャップ部材のそれぞれに密着するように連結されることを特徴とする方法。
  13. 前記成形可能材料が透明であり、成形後も弾性を保つことにより、前記スリーブの外面に指による内向きの圧力が直接かけられると、前記スリーブ内の前記挿通孔が連続的に変化可能な接触面を前記アプリケーターに提供し、それにより目的とする量の前記塗布用物質をアプリケーターに供給することを特徴とする請求項11記載の方法。
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