JP3974711B2 - ベッドの側方部材取付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ベッドの長手方向に延びるベースフレームに着脱可能に取り付けられると共に、サイド部材を保持してベッドの側方を覆うベッドのサイド部材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサイド部材取付装置は、上部にサイドレールやパネル等のサイド部材を保持しており、下部はベッドの側辺に延びるベースフレームに固定するために、上下の掛止部をベースフレームに挟み、工具を用いてネジ止め等によりフレームに固定して取り付けており、布団止め等として機能させている。
しかし、上記構成では、取付位置の変更が煩わしく、サイドレール等のサイド部材を所望の位置に簡便に取り付けることができない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、サイド部材をベッドのベースフレームの任意の位置に簡単な操作で取り付け、またベースフレーム上を所望の位置まで移動させて取り付けることができるベッドの側方部材取付装置を提供することにある。
この発明の別の課題は、ネジを用いた螺進退により可動受具を上下動させて、固定受具との間でベースフレームを挟圧固定するベッドの側方部材取付装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題を解決するために、請求項1の発明では、
ベッドの長手方向に延びるベースフレームに着脱可能に取り付けられると共に、サイド部材を保持してベッドの側方を覆うベッドのサイド部材取付装置において、
上部にサイド部材の取付部を有し下部にネジ部を有する基部と、
該基部の上方で外方へ突出し前記ベースフレームの上に掛止められる上部掛止部とからなる固定受具と、
前記基部に上下に摺動自在に外嵌される摺動部と、該摺動部から前記上部掛止部に対向するように突設してベースフレームの下部に掛止められる下部掛止部とからなる可動受具と、
該可動受具の下方で、前記基部のネジ部に螺着して上下に螺進退自在に設けられ、外方へ延びる操作片を有するレバー部と、
該レバー部の旋回を拘束するロック手段とからなって、
レバー部を下方に螺退動するように旋回してレバー部の下降と共に可動受具を下方へ摺動させて下部掛止部と上部掛止部との間隔を広げ、その隙間にベースフレームを嵌込んでベースフレームに沿って移動可能となし、レバー部を上方へ螺進動するように旋回させて下部掛止部と上部掛止部との間隔を狭めベースフレームを上下から挟圧し、ロック手段でレバー部と共に可動受具を固定してなる、という技術的手段を講じている。
【0005】
また、請求項2の発明では、
前記基部に取り付けられて垂下する杆材にレバー部が摺動自在に連結されると共に、該レバー部が付勢手段により基部に接近する方向に付勢されており、旋回により下方へ螺退動しても基部から離脱しないようになっている、という技術的手段を講じている。
【0006】
請求項3の発明では、
前記ロック手段が、可動受具の裏面に形成された溝部と、レバー部の上面に形成されて上記溝部に係合可能なストッパとからなっており、該ストッパが溝部から外れたロック待機位置と溝部に係止するロック位置とに移動可能にレバー部に取り付けられている、という技術的手段を講じている。
【0007】
請求項4の発明では、
前記溝部がレバーの旋回角度に対応した等間隔の多数の溝群からなっている、という技術的手段を講じている。
【0008】
また、請求項5の発明では、
前記レバー部が、ネジ部に螺着し基部に沿って上下に螺進退可能に形成され、その下方で外周方向に沿って複数設けられたロック受部を備えたレバー軸部と、レバー軸部の下方で基部に旋回自在に外嵌し、上記ロック受部に係合可能なロック突部を有するレバー片部とからなっており、
ロック突部をロック受部に係合しレバー片部とレバー軸部を連動して旋回させ上下に螺進退可能となし、ロック突部をロック受部から外してレバー片部を独立して旋回自在となし、レバー片部の任意の旋回位置でロック突部をロック受部に係合可能とした、という技術的手段を講じている。
【0009】
更に、請求項6の発明では、
前記ロック受部が凹部または孔からなり、ロック突部が上記凹部または孔に出没自在な突軸からなっている、という技術的手段を講じている。
【0010】
請求項7の発明では、
前項のロック受部が、ロック解除方向に逆進しないように拘束された歯車からなっており、
ロック突部が、上記歯車に係合可能な爪部からなる、という技術的手段を講じている。
【0011】
また、請求項8の発明では、
請求項5の前記レバー片部に、ロック突部をロック受部方向に付勢する付勢手段を設けており、該付勢力に抗してロック突部をロック解除方向に保持する補助ロック手段を備えてなる、という技術的手段を講じている。
【0012】
更に、請求項9の発明では、
前項の補助ロック手段が、ロック突部のベース部とレバー片部の先端との間に貫通されて付勢手段を有する軸部と、該軸部の先端に形成されてロック突部をロック解除位置まで引き出した位置でレバー片部の先端側に掛止可能な保持ストッパとからなる、という技術的手段を講じている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明のベッドのサイド部材取付装置の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
図1に概略を示すサイド部材取付装置1は、布団止め等としてベッドの側方を覆うサイド部材、本実施例ではフレーム状からなるサイドレールSを保持するもので、ベッドの長手方向に延びる角パイプのベースフレームFに着脱可能に取り付けられる構造からなっている。
【0014】
そこで、第1実施例のサイド部材取付装置1は、図2〜図16に示すように、固定受具2と、該固定受具2との間隔を狭めたり広げたりする方向に変位する可動受具3と、該可動部材3を押し上げあるいは下降させるレバー部4と、該レバー部4を拘束するロック手段5とからなっている。
即ち、固定受具2は、図4〜図6に示すように、上部にサイドレールSの脚柱を嵌め込む取付部25を有し下方に延びる軸部21の下部にネジ部22を刻設した筒状の基部20と、該基部20の上方で外方へ突出し前記ベースフレームFの上に掛止められる断面略横倒コ字状の上部掛止部23とからなっている。
【0015】
本実施例では、断面アングル状のオプションガイド7を用いて、左右に一定間隔で配置された固定受具2、2が固着されている。
即ち、オプションガイド7は、上部掛止部23の凹部の頂壁と外側の内壁に沿って断面L状に嵌め込まれ固定されるので、左右一対の固定受具2、2の間隔を固定することができ、それぞれに設けられた一対の取付部25の間隔を保持することができる。
そのため、上部掛止部23の凹部は、後述の下部掛止部33の凹部よりもオプションガイドの厚み分だけ大きく形成されている。
このオプションガイド7は設けずに、サイド部材の脚部を直接に固定受具に取り付けて、一対の固定受具の間隔を規定する構成であってもよい。
【0016】
なお、本実施例ではサイド部材Sは、パイプフレームからなっているが、この発明ではパネルでもよく、その際にパネルには一対の脚部を設けて固定受具に取り付ける構成であっても、あるいは脚部を設けずパネルに固定受具を一体に固定して取り付ける等、その形状、構造は特に限定されない。
サイド部材を固定受具と別体として連結する構成に限らず、サイド部材と固定受具とを一体に形成された構成であってもよい。
【0017】
可動受具3は、図7〜図13に示すように、前記基部20の軸部21に上下に摺動自在に外嵌される摺動部30と、該摺動部30の上方から前記上部掛止部23に対向するように外方へ突設してベースフレームFの下部に掛止められる断面横倒コ字状の下部掛止部33とを有している。
更に、本実施例で可動受具3は、摺動部30の下端に外方へ水平に延びる底壁面部34と、該底壁面部34の先端から下部掛止部33に連なる連設片35とを有している。
【0018】
そして、下部掛止部33の溝底壁には、調整板6が、摺動自在に外嵌している。
この調整板6は、図に示すように、前記溝底壁に摺動可能に嵌め込まれる断面アングル状からなっており、その上方の横片61を長くし、先端の厚みに対応する縦片62を介して連接される下方の横片63を上方の横片61の中途位置までの長さとして短く設定した本体部と、下方の横片63の中途位置で垂下するレバー片65とからなっている。
そして上方の横片61の裏面、即ち、下部掛止部33の溝底壁33aと接する面61bは段階的に傾斜するテーパ面に形成している。
【0019】
一方、下部掛止部33の溝底壁33aの上面には、図示のように上記テーパ面に対応する傾斜面を段階的に形成して掛止め可能としている。
また溝底壁33aの下面には、下方の横片63をガイドして直線状にスライドさせるためのガイドレール38が形成されている。
この調整板6は、硬質のプラスチック材からなっており、レバー片65を持ち溝底壁33aに沿って摺動して使用するので、摺動につれて漸次厚みが厚くなり、後述のように、上部掛止部23と下部掛止部33とで挟んだベースフレームFがガタつかないように楔作用によって隙間を埋めることができる。
【0020】
次ぎに、前記摺動部30の下端に形成された底壁面部34には、その裏面の先端側に溝部36を設けている。
この溝部36は、底壁面部34の長手方向に延びる多数の溝群からなっており、図示例の場合、基軸21との枢着位置を中心に放射状に延びて、次ぎに述べるレバー部4の旋回角度に対応して等間隔に配置されている。
この溝部36は、図9(b)に示すように、断面の一方(旋回ロック方向)が傾斜面で他方(旋回ロック解除方向)が垂直に形成されて、ロック解除方向には逆戻りしないような谷形状に形成されている。
上記実施例では溝部36を設けたが、ロック受部が、ロック解除方向に逆進しないように拘束された歯車からなっており、後述のロック突部が、上記歯車に係合可能な爪部からなるような構成であってもよい。
【0021】
レバー部4は、前記可動受具3の下方で、前記基部20のネジ部22に螺着するネジ孔42を有して、上下に螺進退自在に設けられ、外方へ延びる操作片41を有している。
また、筒状の基軸21には、その中空部に上端が掛け止められて貫通し下方へ垂下するピンP1が設けられており、このピンP1は前記レバー部4のネジ孔42を貫通して、ネジ孔42下端に嵌合するエンドキャップ48に下端が掛け止められている。
そして、ピンPの長さは、レバー部4が下方へ螺退動可能な長さに設定されており、コイルスプリングS1が外嵌されて一端が基軸側に係止され、他端がレバー部4に係止されているので、レバー部4が下降するとエンドキャップ48を介して基軸21側に付勢されるようになって、レバー部4が外れないようにしている。
【0022】
このレバー部4の旋回を拘束するロック手段は、可動受具3の裏面に形成された前記溝部34と、レバー部4の上面に形成されて上記溝部34に係合可能なストッパ44とからなっている。
ここでストッパ44は、上端に爪44aを有し、中途部がバネ部44bを介してレバー部4に長手方向に形成された長孔45にスライド可能に嵌め込まれており、下端に摘み部44cが形成されている。
そこで、レバー部4を締めた状態でストッパ44を長孔45に沿って先端側にスライドさせると、上端の爪44aがいずれかの対応する前記溝部36に整合し、凹凸係合される。
【0023】
これにより、レバー部4は締めた状態で上記係合により可動受具3に一体に拘束され、また前記スプリングSの付勢力により上記係合が外れることもない。
ここで、可動受具3は、固定受具2に対して上下摺動は可能であるが、旋回はできないよう拘束されている。
即ち、固定受具2は、基軸21に縦に延びるガイド片G1を一体突設しており、基軸21に外嵌される可動受具3には、外嵌時に上記ガイド片G1を嵌め込む縦溝G2が形成されているので、可動受具3は、固定受具2に対して上下のみに摺動しうるようになっている。
【0024】
上記構成からなっているので、レバー部4を下方に螺退動するように旋回してレバー部4の下降と共に可動受具3を下方へ摺動させて下部掛止部33と上部掛止部23との間隔を広げ、その隙間にベースフレームFを嵌込む。
その状態でベースフレームに沿って所望の位置に移動させてから、レバー部4を上方へ螺進動するように旋回させ、下部掛止部33を上昇させて上部掛止部23との間隔を狭め、ベースフレームFを上下から挟圧する。
そして、レバー部4をその締付位置でロック手段により拘束して可動受具3を固定して取付が完了する。
固定受具2には取付部に予めサイド部材を取付けておいてもよいし、後から取り付けてもよい。
【0025】
次ぎに、ベッドのサイド部材取付装置の異なる実施例を説明する。
図に示すサイド部材取付装置1は、固定受具2と、可動受具3と、レバー軸部7とレバー片部8とからなるレバー部4と、該レバー片部4を拘束するロック手段とからなっている。
ここで、固定受具2と、可動受具3とは前記実施例とほぼ同様であり、同一構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
可動受具3には調整板を設けなくても良く、下部掛止部33の溝底壁にゴムマットなどを固着してもよい。
【0026】
また、本実施例では、可動受具3にロック手段を設けていないので、そのための構成も不要となる。
従って、可動受具3は、筒状からなって固定受具2の基軸21に外嵌しており、前記実施例と同様に旋回を拘束し上下に摺動可能なガイド手段を固定受具2との間に有し、下部掛止部33を突設しただけの構成からなっている。
【0027】
レバー部4は、レバー軸部7とレバー片部8とからなっている。
レバー軸部7は、略円筒状からなっており、固定受具2の基軸21のネジ部22に螺合するネジ孔72を有しており、基軸21に上下に螺進退可能に取り付けられている。
このレバー軸部7の下端は、小径に形成されて外周方向に沿って等間隔に凹部または孔を有するロック受部75が形成されている。
【0028】
レバー片部8は、その基部81が上記ロック受部75に旋回可能に軸支されており、該基部81から把持部82が外方へ延びている。
このレバー片部8には、長手方向に沿って摺動可能な駒82が内蔵されており、該駒83の先端には上記ロック受部75に出没自在な突部84が形成されている。
そして前記駒83には把持部82を貫通して延びる軸部85が固定されており、この軸部85に圧縮されたスプリング86が外嵌して駒83と把持部82の先端の内壁の間に介設されているので、駒83を常時ロック方向に付勢している。
【0029】
ここで把持部82の先端は凹状に窪む凹部87を有しており、軸部85の先端に形成された保持ストッパ88を横方向にして収納しうるようになっている。
そこで、横向きの保持ストッパ88を引き出し、これを縦に変位させると保持ストッパ88は凹部87に戻れずその外側で把持部82の外壁に衝合し拘束される。
これにより駒83はロック解除方向に引き出されロック突設はロック受部75の孔から外れるので、レバー片部8は旋回自在となる。
そこで、レバー片部8を任意に旋回して保持ストッパ88を横向きに戻し凹部に収納させると、付勢力でロック突部84は近傍のロック受部75の孔に没入し、所定の旋回した姿勢のままでロックされる。
【0030】
上記構成からなっているので、レバー片部8をレバー軸部7に係合した状態でレバー片部8を旋回させると、レバー部4として一体となって螺退動により下降する。
これにより、可動受具3が自重により下方へ摺動し下部掛止部33が下がり、上部掛止部23との隙間が広がる。
そこで、ベースフレームFを嵌込み、所望の位置に設定する。
【0031】
次ぎに、レバー片部8を逆方向に旋回して螺進動するとレバー部4が一体となって上昇するので可動受具3が押し上げられ、固定受具2の上部掛止部23との間でベースフレームFを挟圧し、固定することができる。
この状態で前述のように、レバー片部8とレバー軸部7とのロックの係合を解除し、ネジの緊締状態のレバー軸部7はそのままとし、レバー片部8のみを任意の向きに旋回させ、その位置でロックすることができる。
これにより、ロック時にレバー片部がどの位置にあっても、ロック力を弱めることなく、レバー片部を所望の向きに変位することができるので邪魔にならない。
【0032】
尚、本実施例でもレバー片部8がネジを緩める方向に旋回した場合にネジ部から脱落しないようにピンP1と、レバー片部8を上方へ付勢するスプリングS1とが設けられている。
即ち、本実施例ではピンP1は、基軸21の中空内に上下に摺動自在に嵌挿されており、該中空内でピンP1を上方に付勢するようにスプリングS1が介設されている。
このピンP1の垂下した先端がレバー片部8の基部を貫通してナットなどで掛け止められているので、レバー片部8を旋回して下降させた場合にも、付勢力でレバー片部8はレバー軸部7側に押されており、操作しやすくなっている。
【0033】
【発明の効果】
この発明は、上記構成からなるので、ネジの螺進退による昇降動並びに緊締力を用いてサイド部材をベッドのベースフレームの任意の位置に簡単な操作で取り付け、またベースフレーム上を所望の位置まで移動させて取り付けることができる。
特に、ネジを用いた螺進退により可動受具を上下動させて、固定受具との間でベースフレームを挟圧固定するので、取付に工具がいらない。
また、レバー部を二分してレバー片部を旋回自在とすることにより、ロック後にレバー片部の位置を自由に変えることができ、レバー片部が邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベッドのサイド部材取付装置の第2実施例を基にした概略構成を示す斜視図である。
【図2】ベッドのサイド部材取付装置の第1実施例の側面図である。
【図3】固定受具の側面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同背面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】可動受具の側面図である。
【図8】同平面図である。
【図9】(a)は同底面図、(b)は溝部の谷の部分拡大図である。
【図10】調整板の正面図である。
【図11】図7のA−A断面図である。
【図12】同B−B断面図である。
【図13】同C−C断面図である。
【図14】レバー部の同平面図である。
【図15】同底面図である。
【図16】(a)はレバー部に爪部を取り付けた状態の断面図、(b)は爪部の正面図である。
【図17】ベッドのサイド部材取付装置の第2実施例を示す側面図である。
【図18】同底面図である。
【符号の説明】
1 サイド部材取付装置
2 固定受具
3 可動受具
4 レバー部
6 調整板
7 レバー軸部
8 レバー片部
Claims (9)
- ベッドの長手方向に延びるベースフレームに着脱可能に取り付けられると共に、サイド部材を保持してベッドの側方を覆うベッドのサイド部材取付装置において、
上部にサイド部材の取付部を有し下部にネジ部を有する基部と、
該基部の上方で外方へ突出し前記ベースフレームの上に掛止められる上部掛止部とからなる固定受具と、
前記基部に上下に摺動自在に外嵌される摺動部と、該摺動部から前記上部掛止部に対向するように突設してベースフレームの下部に掛止められる下部掛止部とからなる可動受具と、
該可動受具の下方で、前記基部のネジ部に螺着して上下に螺進退自在に設けられ、外方へ延びる操作片を有するレバー部と、
該レバー部の旋回を拘束するロック手段とからなって、
レバー部を下方に螺退動するように旋回してレバー部の下降と共に可動受具を下方へ摺動させて下部掛止部と上部掛止部との間隔を広げ、その隙間にベースフレームを嵌込んでベースフレームに沿って移動可能となし、レバー部を上方へ螺進動するように旋回させて下部掛止部と上部掛止部との間隔を狭めベースフレームを上下から挟圧し、ロック手段でレバー部と共に可動受具を固定してなることを特徴とするベッドの側方部材取付装置。 - 基部に取り付けられて垂下する杆材にレバー部が摺動自在に連結されると共に、該レバー部が付勢手段により基部に接近する方向に付勢されており、旋回により下方へ螺退動しても基部から離脱しないようになっていることを特徴とする請求項1に記載のベッドの側方部材取付装置。
- ロック手段が、可動受具の裏面に形成された溝部と、レバー部の上面に形成されて上記溝部に係合可能なストッパとからなっており、該ストッパが溝部から外れたロック待機位置と溝部に係止するロック位置とに移動可能にレバー部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のベッドの側方部材取付装置。
- 溝部がレバーの旋回角度に対応した等間隔の多数の溝群からなっていることを特徴とする請求項3に記載のベッドの側方部材取付装置。
- レバー部が、ネジ部に螺着し基部に沿って上下に螺進退可能に形成され、その下方で外周方向に沿って複数設けられたロック受部を備えたレバー軸部と
レバー軸部の下方で基部に旋回自在に外嵌し、上記ロック受部に係合可能なロック突部を有するレバー片部とからなっており、
ロック突部をロック受部に係合しレバー片部とレバー軸部を連動して旋回させ上下に螺進退可能となし、ロック突部をロック受部から外してレバー片部を独立して旋回自在となし、レバー片部の任意の旋回位置でロック突部をロック受部に係合可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載のベッドの側方部材取付装置。 - ロック受部が凹部または孔からなり、ロック突部が上記凹部または孔に出没自在な突軸からなっていることを特徴とする請求項5に記載のベッドの側方部材取付装置。
- ロック受部が、ロック解除方向に逆進しないように拘束された歯車からなっており、
ロック突部が、上記歯車に係合可能な爪部からなることを特徴とする請求項5に記載のベッドの側方部材取付装置。 - レバー片部に、ロック突部をロック受部方向に付勢する付勢手段を設けており、該付勢力に抗してロック突部をロック解除方向に保持する補助ロック手段を備えてなることを特徴とする請求項5に記載のベッドの側方部材取付装置。
- 補助ロック手段が、ロック突部のベース部とレバー片部の先端との間に貫通されて付勢手段を有する軸部と、該軸部の先端に形成されてロック突部をロック解除位置まで引き出した位置でレバー片部の先端側に掛止可能な保持ストッパとからなることを特徴とする請求項8に記載のベッドの側方部材取付装置。
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