JP3974052B2 - 伝動ベルトの加工方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は伝動ベルトの加工方法に係り、詳しくは伝動ベルトを少なくとも2つのプーリに挿入掛架し、そして張力を付与して走行させながらからその側面をV状に研磨加工し、加工したベルトを取り出すまでの時間を短縮し、また精度よくベルト側面を研磨することができる伝動ベルトの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に伝動ベルトであるVベルトは円筒状スリーブに成形され、これを台形状に切断して金型にて加硫するか、あるいはスリーブ状に加硫した後、これを台形状に切断加工することによって製造されていた。この場合、製造されたVベルトは一般に構成材料の熱収縮、心線の位置変位、切削加工時の加工誤差により各ベルトの長さ、断面形状に誤差を有していた。特に、部分的な断面寸法変化では、Vベルトがプーリ溝へ嵌まった場合にベルトの位置がプーリ軸芯に対してラジカル方向へ変動することになり、これによってベルト走行時にベルトの振動ならびにテンション変動を起こし、更には機械の振動原因になっていた。
このため、成形された個々のベルトは検尺機によって設定範囲の長さをもつ合格品とそうでない不合格品に分別され、不合格品になったVベルトは更にベルト側面を研磨することで合格品にしていた。
【0003】
また、他の方法としては、マンドレル上にゴム層を逆成形により加硫されたスリーブを置き、このマンドレルを回転させつつ砥石板によりV型に削り、次いでカッターにより個々のVベルトに分離する方法が米国特許第3818576号明細書に、またその装置が特許文献1に開示されている。
【0004】
更に、特許文献2には、ベルトを駆動プーリと案内棒に沿って移動する従動プーリに掛張して回転させるベルト走行部と、ベルト側面を切削する回転可能な切削刃を有するベルト加工部と、加工中のベルト背面を押し付けるプッシュロールとからなる装置を使用し、ベルトをベルト走行部に掛張して走行させ、プッシュロールをベルト背面に当接させた後、一対の切削刃を回転させることによりVベルトを成形することが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第3711996号明細書
【特許文献2】
特公平4−2425号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法では、ベルト走行部に掛張して走行させ、プッシュロールをベルト背面に当接させた後、一対の切削刃を回転させることによりVベルトに成形し、成形されたVベルトをプーリから取り出すようにしていた。そのため、それぞれ成形するベルト毎に形成されたVベルトをプーリから取り出す時間やこれをベルト走行部に掛張する時間が必要になり、これらの工程を合理化して成形時間を短縮することが強く望まれていた。
【0007】
本発明は、このような問題点を改善するものであり、ベルトのベルト走行部への取り付け、研磨加工、そして取り出しまでの一連の連続したベルト加工時間を大きく短縮し、また精度よくベルト側面を研磨することができる伝動ベルトの加工方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、本願の請求項1記載の発明では、ベルトを少なくとも2つのプーリに掛張して走行させながらベルト側面を研磨してなる伝動ベルトの加工方法において、ベルト側面を研磨するベルト加工位置でベルト走行部のプーリに掛張して走行させたベルトを研磨加工している間に、他方のベルト走行部に掛張したベルトをベルト脱着位置に配置して加工したベルトをプーリから取出し、続いて未加工のベルトをプーリに設置し、上記一対のベルト走行部をベルト加工位置からベルト脱着位置まで互い違いに旋回させ、上記ベルトの研磨加工中に、圧縮空気を移動可能なプーリの軸芯からベルトの底面に向かって噴出させ、ベルトに付着した粉体を除去するようにした、伝動ベルトの加工方法にあり、
一方のベルト走行部でベルトを研磨している間に、他方のベルト走行部で加工済みのベルトを取出しあるいは未加工のベルトをプーリに取り付けできるため、ベルトの取出し時間及び取り付け時間を短縮することができ、また研磨加工中にベルト表面に付着した研磨粉を吹き付けた圧縮空気により除去することにより精度よくベルト側面を研磨することができる。
【0009】
本願の請求項2記載の発明では、各ベルト走行部を回転軸に対して90°旋回させる伝動ベルトの加工方法にある。
【0010】
本願の請求項3記載の発明では、ベルト走行部には、移動可能なプーリ側に装着した遮蔽板によって、固定側のプーリに設置したベルトの振れを抑制してプーリに掛張できるようにした伝動ベルトの加工方法にあり、固定側のプーリに設置したベルトがたとえ振れを起こしても遮蔽板でその振れを短時間に押さえることができ、正確に2つのプーリに取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の伝動ベルトの加工方法を説明する。図1は本発明に係る伝動ベルトの加工方法に使用する加工装置の全体図、図2は図1をA−A方向からみた図、図3は図2をB−B方向から見た図、図4は図3に示すベルト加工部の拡大平面図、図5は本発明にの加工方法に使用する搬送部を正面図、そして図6はベルト待機場所の斜視図である。
【0012】
本発明で使用する伝動ベルトの加工装置1は、ベルトハンガーに配置したベルトを所定ピッチだけ移動させるベルト設置部10と、ベルト待機場所に配置したベルトを摘み上げて挙げて多軸方向へ移動させる搬送部20と、ベルトを固定側のプーリと移動可能なプーリに掛張して走行させる一対のベルト走行部30a、30bと、一対のベルト走行部30a、30bをそれぞれ互い違いにベルト脱着位置2からベルト加工位置3まで往復動可能にする走行部旋回手段60と、該ベルトの両側面に位置してベルト側面を研磨するベルト加工部70から構成されている。
【0013】
ベルト設置部10では、複数のベルト4を設置するための棒状のハンガー11が支柱(図示せず)に固定されている。ハンガー11に設置されたベルト4群はプッシュ板(図示せず)によって所定ピッチ(この場合には一本のベルト幅に相当する長さ)だけ先端方向へ送り出され、最先端のベルト4がハンガー11の先端に設けたベルト待機場所12へ送られる。ここで、ベルト4はハンガー11から傾斜面13に沿ってベルト収容部14へ移動して待機する。
【0014】
ベルト待機場所12は、図6に示すように傾斜面13と凹状のベルト収容部14と上方へ突出したストッパー15を連続して設けた一対の板状体16を所定の間隔を置いて平行に配置している。この板状体16の間隔は把持部材23が入る充分なスペースをもって設定されている。板状体16が一枚であれば、ベルト4の接触面積が小さく、ベルトの向き(傾き)が非常に不安定なものになり、ベルト4を把持することが困難なばかりか、把持部材23の構造も複雑になる。
ベルト収容部14はベルト4を安定して設置する充分な幅を有し、またストッパー15はベルト4を凹状のベルト収容部14内に収め、ベルト4の落下を防止している。この高さはベルト4が落下しない程度であり、特に制限はない。
【0015】
搬送部20は、ベルトを挟持する摘まみ部21とこれを多軸方向へ搬送させる移動手段22からなっているが、摘まみ部21は一対の相対向した把持部材23をチャック24により開閉してベルト4を掴むことができる。また、移動手段22はハンガー11の先端に設けたベルト待機場所12から固定された駆動プーリ31側に近づく方向へ移動するX方向第1シリンダー25と、該X方向第1シリンダー25の作動によって移動するX方向第2シリンダー26と、摘まみ部21を上下方向へ移動させるZ方向シリンダー27と、これらのシリンダー25、26、27をX方向と直交する方向へ移動させるロッドレスシリンダーのようなY方向シリンダー29を有しており、摘まみ部21を上下方向、左右方向、これと直交する方向の3軸方向へ移動させる。
【0016】
X方向第1シリンダー25はX方向第2シリンダー26を移動させ、X方向第2シリンダー26はZ方向シリンダー27を移動させ、またY方向シリンダー29はX方向第1シリンダー25、X方向第2シリンダー26、そしてZ方向シリンダー27を一緒に移動させる。
【0017】
ベルト走行部30は固定された駆動プーリ31とガイド棒33に沿って移動してベルト4に一定の張力を付与する従動プーリ32からなり、上記駆動プーリ31の回転は支持台34に設置した原動機35から伝動ベルト36を介して伝達される。また、駆動プーリ31はベルト4を簡単に取出せるようにしたベルト取出し補助装置37を装着し、プーリの外周を旋回するガイド板38を配置している。即ち、図7と図8に示すように、ベルト4を駆動プーリ31に取り付ける場合には、ガイド板38を駆動プーリ31の下側に位置させ、ベルトを取出す場合にはこのガイド板38を180°旋回させてベルト4をガイド板38上に持ち上げる。
【0018】
従動プーリ32はシリンダー39の作動によって2本のガイド棒33を上下方向にスライドしてベルトに張力を付与し、また圧縮空気を該プーリの軸芯から装着したベルトの底面に向かって噴出させてベルトに付着した粉体を除去する粉体除去装置42や、ベルトの振れを抑制して従動プーリ32に確実に掛けるようにした遮蔽板43も具備し、これらは従動プーリ32とともに移動する。
【0019】
上記の一対のベルト走行部30a、30bは相対向した状態で配置し、走行部旋回手段60によりベルト加工位置3からベルト脱着位置2まで互い違いに旋回する。即ち、一方のベルト走行部30aでベルト4を研磨している間に、他方のベルト走行部30bには加工したベルト4を取出しあるいは未加工のベルト4をプーリに取り付けることができる。
【0020】
この走行部旋回手段60はベルト走行部30a、30bを設置した支持台34をベルト加工部70の設置台71に固定したシリンダー61のロッド62に連結し、更に支持台34には軸受け63に挿入された回転軸64を設けている。上記シリンダー61を作動させると、支持台34は図3に示す旋回線Lのように回転軸64を中心にしてベルト加工位置3からベルト脱着位置2まで90°旋回する。即ち、上記一対のベルト走行部30a、30bの動きは互い違いに挙動し、一方のベルト走行部30aがベルトを研磨している間には、他方のベルト走行部30bはベルト脱着位置2で加工したベルト4を取出しあるいは未加工のベルト4をプーリに取り付ける。
【0021】
ベルト加工部70は図3と図4に示すように、設置台71上に配置された一対のテーブル72上に置かれている。一対の原動機73がそれぞれ図中(イ)方向に移動可能なそれぞれのテーブル72上に配置され、この原動機73には増速機75、軸受け79、そして駆動軸76が直列に連結している。サンディングぺーパのような研磨部材78は上記駆動軸76と他の軸受け79に支持された従動軸77の間に走行可能に装着し、ベルト4側面を研磨するときはベルト4側面に当接するまで移動して、研磨加工する。
【0022】
ベルト側面の研磨角の調節は調節原動機73を設置したテーブル72設置台71上に敷設された円弧状のレールを軌道させるとにより行うことができ、また一対の研磨部材78は図中矢印方向(イ)に移動可能でベルト4に離反または当接可能になっている。
なお、ベルトの研磨加工を精度よく行うために、ベルト背面を押すプッシュロール(図示せず)をテーブル72上に設けることもできる。
【0023】
以下に本発明に係る伝動ベルトの加工方法について説明する。
ここで使用するベルト4は断面台形状に切断されたものであり、図9に示すように円筒状成形ドラム80に伸縮性を有する帆布81、例えば経糸と緯糸との交叉角が90°から155°の伸縮性良好なバイアス帆布を上記ドラムの円周方向、即ちベルト長手方向に1から数プライ巻き付け、次いで下部ゴム層82を積層し、更にポリエステル繊維などの高強度で低伸度のロープ状の心線83を螺旋状に巻き付け、更に下部ゴム層82よりも薄い上部ゴム層85を積層し、そして表面層に前記伸縮性を有する帆布86を1から数プライ巻き付ける。尚、上下部ゴム層82、85にベルト幅方向に配列した短繊維を、例えば綿、ナイロン、アラミド等の繊維を混入してもよい。
このようにして得られた積層体は公知の加圧加熱手段により加硫され加硫スリーブとなり、該加硫スリーブはマンドレルを使用することなくカッターにより断面台形状のベルト単体に切断され、上記の伝動ベルトの加工装置により表面を研磨加工される。
【0024】
図5に示すように、ベルト設置部10のハンガー11上には、複数のベルト4が吊り下げられ、プッシュ板の作動によって長手方向に沿って移動すると、ハンガー11に設置されたベルト4群を所定ピッチだけ送り出し、最先端のベルト4をベルト待機場所12へ送って、ここで待機させる。
【0025】
搬送部20の摘まみ部21をZ方向シリンダー27の作動により下降させて待機しているベルト4を一対の把持部材23により掴むと、Z方向シリンダー27の作動により上昇させ、そしてこの位置でX方向第1シリンダー25によって把持部材23を前方へ突出させてベルト4をベルト待機場所12から移動させる。
【0026】
図5に示すように、把持部材23はこの状態でY方向シリンダー29の作動により、ベルト脱着位置3に待機している一方のベルト走行部30aの固定された駆動プーリ31に近づき、ベルト4を落下させて駆動プーリ31に装着するが、このとき落下したベルト4の振れは遮蔽板43で減衰される。 従動プーリ32は シリンダー39の作動によりガイド棒33に沿って下降し、ベルトに張力を与える。
【0027】
このとき、他方のベルト走行部30bは研磨加工中であり、加工が終了すると90°旋回してベルト脱着位置2に移動する。一方、前述の未加工ベルト4を装着したベルト走行部30aは90°旋回してベルト加工位置3まで移動する。その後、ベルト加工部70の一対の原動機73は近接移動して回転中の研磨部材78を走行中の未加工ベルト4に当接させ、研磨加工を行う。このとき、研磨中のベルト底面には、従動プーリ32の軸芯から圧縮空気を送り込んで、表面に付着している粉体を除去する。
【0028】
上記の研磨加工中にベルト脱着位置2に移動した加工済みベルトを装着したベルト走行部30においては、従動プーリ32を上昇させてベルト張力を開放した後、ベルト取出し補助装置37のガイド板38をプーリの下側から上側の位置まで180°旋回してベルトをガイド板38上に持ち上げる。搬送部部の把持部材23によりベルト4を摘みあげて駆動プーリ31から取出し、収容部(図示せず)へ落下させる。
【0029】
研磨加工されたベルト4は側面が凹凸あるいは短繊維が突出した表面状態になり、かかるベルトを走行させると騒音が減少する効果がある。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本願の請求項1〜2記載の発明では、ベルト側面を研磨するベルト加工位置でベルト走行部のプーリに掛張して走行させたベルトを研磨加工している間に、他方のベルト走行部に掛張したベルトをベルト脱着位置に配置して加工したベルトをプーリから取出し、続いて未加工のベルトをプーリに設置し、上記一対のベルト走行部をベルト加工位置からベルト脱着位置まで互い違いに旋回させ、かつ上記ベルトの研磨加工中に、圧縮空気を移動可能なプーリの軸芯からベルトの底面に向かって噴出させ、ベルトに付着した粉体を除去するようにした伝動ベルトの加工方法にあり、一方のベルト走行部でベルトを研磨している間に、他方のベルト走行部で゛加工したベルトを取出しあるいは未加工のベルトをプーリに取り付けできるため、ベルトの取出し時間及び取り付け時間を短縮することができ、また研磨加工中にベルト表面に付着した研磨粉を吹き付けた圧縮空気により除去することにより精度よくベルト側面を研磨することができる効果がある。
【0031】
本願の請求項3記載の発明では、ベルト走行部には、移動可能なプーリ側に装着した遮蔽板によって、固定側のプーリに設置したベルトの振れを抑制してプーリに掛張できるようにした伝動ベルトの加工方法にあり、固定側のプーリに設置したベルトがたとえ振れを起こしても遮蔽板でその振れを短時間に押さえることができ、正確に2つのプーリに取り付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝動ベルトの加工方法に使用する加工装置の全体図である。
【図2】図1をA−A方向からみた図である。
【図3】図2をB−B方向から見た図である。
【図4】図3に示すベルト加工部の平面拡大図である。
【図5】本発明の伝動ベルトの加工方法に使用する搬送部を正面図である。
【図6】ベルト待機場所の斜視図である。
【図7】ベルトを駆動プーリに取り付ける場合におけるガイド板を駆動プーリの関係を示す図である。
【図8】ベルトを取出す場合におけるガイド板を駆動プーリの関係を示す図である。
【図9】ベルト単体の製造例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 伝動ベルトの加工装置
2 ベルト脱着位置
3 ベルト加工位置
4 ベルト
10 ベルト設置部
20 搬送部
30a ベルト走行部
30b ベルト走行部
31 駆動プーリ
32 従動プーリ
42 粉体除去装置
43 遮蔽板
60 走行部旋回手段
70 ベルト加工部

Claims (3)

  1. ベルトを少なくとも2つのプーリに掛張して走行させながらベルト側面を研磨してなる伝動ベルトの加工方法において、
    ベルト側面を研磨するベルト加工位置でベルト走行部のプーリに掛張して走行させたベルトを研磨加工している間に、他方のベルト走行部に掛張したベルトをベルト脱着位置に配置して加工したベルトをプーリから取出し、続いて未加工のベルトをプーリに設置し、上記一対のベルト走行部をベルト加工位置からベルト脱着位置まで互い違いに旋回させ、
    上記ベルトの研磨加工中に、圧縮空気を移動可能なプーリの軸芯からベルトの底面に向かって噴出させ、ベルトに付着した粉体を除去するようにした、
    ことを特徴とする伝動ベルトの加工方法。
  2. 各ベルト走行部を回転軸に対して90°旋回させる請求項1記載の伝動ベルトの加工方法。
  3. 移動可能なプーリ側に装着した遮蔽板によって、固定側のプーリに設置したベルトの振れを抑制してプーリに掛張できるようにした請求項1記載の伝動ベルトの加工方法。
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