JP3973926B2 - ステアリングホイール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等の操舵装置の操作用として用いられるステアリングホイールに係り、特に、リムの内側にステアリングパッドが設けられたタイプのステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の操舵装置を構成するステアリングホイールは、通常、周囲が皮や合成樹脂材によってリング状のリムを備えている。また、リムの軸心に沿ってリムよりも乗員側とは反対側に変位した位置には、ステアリングシャフトに一体的に連結されたボスが設けられている。ボスとリムとは1乃至複数のスポークよって一体的に連結されており、リムをその軸心周りに回転させると、ボスを介してステアリングシャフトを回転させ、このステアリングシャフトの回転によって車両の操舵が行なわれるようになっている。
【0003】
一方、通常、リムの内側には、例えば、警告音を車外に発するための警音器(ホーン装置)を構成するホーンスイッチが設けられている。また、近年では、車両が急減速状態になった際に乗員の前方側で膨張展開するエアバッグ装置の袋体が折り畳み状態で収納されている。
【0004】
このようにリムの内側に設けられたホーンスイッチや袋体の乗員側には、ステアリングパッドが設けられており、乗員側から見るとホーンスイッチや袋体がステアリングパッドによって隠されている。
【0005】
また、上記のホーンスイッチや袋体はステアリングパッドのパッドカバー或いはパッドカバーに一体的に設けられたブラケット等に保持若しくは収納されており、ホーンスイッチや袋体は基本的にステアリングパッドに一体とされている。
【0006】
ところで、ステアリングパッドは、パッドカバーやブラケット等をステアリングホイールのスポーク若しくはスポークに形成された固定片に固定することで取り付けられている。
【0007】
ここで、ステアリングホイールにステアリングパッドを取り付けるための取付構造の一例が特開平11−59308号に開示されている。以下、特開平11−59308号に開示された取付構造について簡単に説明する(詳細については特開平11−59308号公報を参照されたい)。
【0008】
この取付構造では、ハンドル本体(ステアリングホイールのスポーク部分)に傾動部材が取り付けられている。傾動部材は概ねリムの半径方向の一方向を軸方向とする所定の軸周りに回動可能とされていると共に、ねじりばねによって前記の軸周り一方へ付勢されている。
【0009】
一方、エアバックモジュール(ステアリングパッド)には傾動部材に対応してロック係合部が形成されている。ロック係合部にはリムの軸方向に対してリムの半径方向に所定角度傾斜した傾斜部が形成されており、乗員側からリムの軸方向に沿ってエアバックモジュールをハンドル本体内側に取付位置へ移動させると、ねじりばねの付勢力に抗して傾斜部が傾動部材を押圧して傾動部材を傾動させる。
【0010】
この状態で、ハンドル本体内側の取付位置若しくはその近傍までエアバックモジュールが移動すると、傾動部材の傾動方向とは反対方向で傾動部材の空間部がロック係合部の鉤部に対向し、これにより、ねじりばねの付勢力で傾動部材が復元移動してロック係合部の鉤部が傾動部材の空間部に挿入される。さらに、鉤部が空間部内の所定位置まで挿入されると、鉤部に形成された係合突起部を傾動部材に形成された係合孔に入り込む。この状態では、ハンドル本体に対してエアバッグモジュールを乗員側へ移動させようとすると、鉤部に傾動部材が干渉する。これにより、乗員側への鉤部の移動、ひいては、エアバッグモジュールの乗員側への移動が規制される構造となっている。
【0011】
上記のような取付構造は、基本的に、ステアリングパッド(エアバッグモジュール)を乗員側からリムの内側の所定位置へ移動させるだけでステアリングパッドをステアリングホイールに取り付けることができ、ボルト締め等の作業が不要になると言うメリットがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような取付構造では、ステアリングパッドを引っ張ったりしてステアリングパッドを乗員側へ移動させようとした場合にはステアリングパッドの変位が規制される。しかしながら、それはあくまでも、ステアリングパッドが一定量以上変位しないだけであって、鉤部に傾動部材が干渉するまでの変位は許容される。
【0013】
したがって、単に、ロック係合部の鉤部が傾動部材の空間部に挿入されただけでは、ステアリングパッドが安定しない。このため、常に傾動部材が鉤部に干渉するように、ステアリングパッドを乗員側へ付勢しておかなければならない。このために、別途に付勢手段を設けなくてはならず、コスト高になると言う別の問題が生じる。
【0014】
本発明は、上記事実を考慮して、安価なコストで簡単に、しかも、安定してステアリングパッドを取り付けることができるステアリングホイールを得ることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のステアリングホイールは、略リング形状のリムと、前記リムの略中心線上に設けられ、操舵装置を構成するステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、一端が前記リムの内周部に接続されると共に他端が前記ボスに接続され、前記リムを前記ボスへ一体的に連結するスポークと、前記リムの内側で且つ前記ボスよりも乗員側に予め設定された取付位置に設けられたステアリングパッドと、前記ステアリングパッドに略一体的に設けられた係合部材と、前記ステアリングパッドが前記取付位置に到達した状態で前記係合部材に形成された係合孔に入り込むことで前記乗員側への前記係合部材の変位を規制するロック部材と、前記スポークに設けられ、前記係合孔から抜け出た解除位置と前記係合孔へ入り込む係合位置との間で前記ロック部材を回動可能に支持する支持片と、前記解除位置から前記係合位置へ向けて前記ロック部材を付勢すると共に、前記係合部材を前記乗員側へ付勢する単一の付勢手段と、を備えている。
【0016】
上記構成のステアリングホイールによれば、ステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、略リング形状のリムとは、スポークによって機械的に連結されている。したがって、リムをその軸心周りに回転させると、この回転力によってボス、ひいては、ステアリングシャフトが回転される。このように、ステアリングシャフトが回転されることで操舵装置が操作される。
【0017】
一方、本ステアリングホイールでは、リムの内側にはステアリングパッドが設けられる。このステアリングパッドには、例えば、車両に所定の加速度(減速度)が作用した際に、乗員の前方側に袋体を膨張展開させるエアバッグ装置の袋体が収容され、又は、車両の警音機(ホーン装置)のスイッチ等が設けられる。
【0018】
また、本ステアリングホイールでは、スポークに設けられた支持片にロック部材が解除位置と係合位置との間で回動可能に支持されており、ステアリングパッドがリム内側の所定の取付位置に配置されると解除位置から係合位置までロック部材が回動し、ステアリングパッドに一体的に設けられた係合部材の係合孔にロック部材が入り込む。この状態でステアリングパッドを乗員側へ変位させようとすると、ロック部材により、ステアリングパッドの乗員側への変位が規制される。
【0019】
しかも、ロック部材は付勢手段によって係合位置へ付勢されているため、付勢手段の付勢力に抗して係合位置から離脱した解除位置へ回動させなければ、上記の規制状態が解除されることはない。また、付勢手段は単にロック部材を係合位置側へ付勢するのみならず、ステアリングパッドが所定の取付位置に達した状態では、係合部材を乗員側へ付勢する。したがって、この状態では、基本的に係合部材がロック部材に干渉された状態となり、付勢手段の付勢力に抗するだけの乗員側からの外力が作用しない限り、所定の取付位置でステアリングパッドが保持される。
【0020】
ここで、本ステアリングホイールでは、ロック部材を係合位置側へ付勢する付勢手段と、係合部材を乗員側へ付勢する付勢手段とが同一でしかも単一であるため、部品点数を少なくでき、部品コストを軽減できる。
請求項2記載のステアリングホイールは、略リング形状のリムと、前記リムの略中心線上に設けられ、操舵装置を構成するステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、一端が前記リムの内周部に接続されると共に他端が前記ボスに接続され、前記リムを前記ボスへ一体的に連結するスポークと、前記リムの内側で且つ前記ボスよりも乗員側に予め設定された取付位置に設けられたステアリングパッドと、前記ステアリングパッドに略一体的に設けられた係合部材と、前記ステアリングパッドが前記取付位置に到達した状態で前記係合部材に形成された係合孔に入り込む係合爪を有し、前記係合孔の内周部に前記係合爪が干渉することで前記乗員側への前記係合部材の変位を規制するロック部材と、前記スポークに設けられ、前記係合爪が前記係合孔から抜け出た解除位置と前記係合爪が前記係合孔へ入り込む係合位置との間で前記ロック部材を回動可能に支持する支持片と、前記係合爪に対向して前記ロック部材に設けられたベース部に一端が当接し、前記ステアリングパッドの取付前の状態で他端の一部が前記係合爪に干渉されると共に前記係合孔に前記係合爪が入り込んだ状態で前記他端の一部に対する前記係合爪からの干渉が解除されるばね部材により構成され、前記解除位置から前記係合位置へ向けて前記ロック部材を付勢すると共に前記係合部材を前記乗員側へ付勢する単一の付勢手段と、を備えている。
上記構成のステアリングホイールによれば、ステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、略リング形状のリムとは、スポークによって機械的に連結されている。したがって、リムをその軸心周りに回転させると、この回転力によってボス、ひいては、ステアリングシャフトが回転される。このように、ステアリングシャフトが回転されることで操舵装置が操作される。
一方、本ステアリングホイールでは、リムの内側にはステアリングパッドが設けられる。このステアリングパッドには、例えば、車両に所定の加速度(減速度)が作用した際に、乗員の前方側に袋体を膨張展開させるエアバッグ装置の袋体が収容され、又は、車両の警音機(ホーン装置)のスイッチ等が設けられる。
また、本ステアリングホイールでは、スポークに設けられた支持片にロック部材が解除位置と係合位置との間で回動可能に支持される。さらに、ステアリングパッドの取り付け前の状態では、ロック部材を構成するベース部に付勢手段を構成するばね部材の一端が当接していると共に、ロック部材を構成する係合爪にばね部材の他端が干渉している。すなわち、この状態では、ばね部材がベース部と係合爪の間に配置されており、ばね部材が自らの付勢力でベース部及び係合爪を押圧した際のベース部及び係合爪からの押圧反力でばね部材がベース部と係合爪とにより挟持される。
ステアリングパッドがリム内側の所定の取付位置に配置されると、ばね部材により構成された付勢手段の付勢力で解除位置から係合位置までロック部材が回動する。係合位置までロック部材が回動すると、ロック部材の係合爪がステアリングパッドに一体的に設けられた係合部材の係合孔に入り込み、これにより、ステアリングパッドの乗員側への変位が規制される。
しかも、ロック部材は付勢手段によって係合位置へ付勢されているため、付勢手段の付勢力に抗して係合位置から離脱した解除位置へ回動させなければ、上記の規制状態が解除されることはない。また、付勢手段は単にロック部材を係合位置側へ付勢するのみならず、ステアリングパッドが所定の取付位置に達した状態では、ばね部材の他端に対する係合爪からの干渉が解除され、ばね部材が係合部材を乗員側へ付勢する。したがって、この状態では、基本的に係合部材がロック部材に干渉された状態となり、付勢手段の付勢力に抗するだけの乗員側からの外力が作用しない限り、所定の取付位置でステアリングパッドが保持される。
ここで、本ステアリングホイールでは、ロック部材を係合位置側へ付勢する付勢手段と、係合部材を乗員側へ付勢する付勢手段とが同一でしかも単一であるため、部品点数を少 なくでき、部品コストを軽減できる。
また、本ステアリングホイールは、ステアリングパッドを取り付ける前にばね部材を係合爪とベース部とにより挟持させる構成であるため、ばね部材の組み付けが容易で、しかも、ステアリングパッドを取り付けている途中でばね部材を組み付ける構成に比べると、ばね部材の組付時にリムやスポーク等が邪魔にならないことから組み付けの作業性が向上する。
さらに、自らの付勢力でばね部材がベース部と係合爪に弾性的に挟持されるため、振動等が作用してもベース部と係合爪との間からばね部材が外れ難い。このため、ステアリングパッド自体の組立工程を行なう場所から、リムの内側へステアリングパッドを取り付ける取付工程を行なう場所へステアリングパッドを移動させる場合等にも、ばね部材を係合爪とベース部との間で保持する特別な保持部材が不要である。これにより、コストを安価にできると共に、ばね部材の組付性を向上できる。
【0021】
請求項記載のステアリングホイールは、請求項1又は請求項2記載の本発明において、前記リムの軸方向に対して傾斜した斜面を有し、当該斜面が前記乗員側から前記係合部材に押圧されることで、前記係合位置の側から前記解除位置の側へ回動するカム部を、前記ロック部材に形成した、ことを特徴としている。
【0022】
上記構成のステアリングホイールでは、ロック部材にはカム部が形成される。このカム部はリムの軸方向に対して傾斜した斜面を有しており、このカム部の斜面が乗員側から係合部材に押圧されると、カム部、すなわち、ロック部材が係合位置の側から解除位置の側へ動する。
【0023】
さらに、所定の取付位置へとステアリングパッド移動することでカム部に対する係合部材からの押圧力が解除されれば付勢手段の付勢力でロック部材が係合位置へ復帰して係合部材、ひいては、ステアリングパッドの乗員側への変位を規制する。
【0024】
このように、本ステアリングホイールでは、ステアリングパッドをリムの軸心に沿って所定の取付位置へ移動させるだけでステアリングパッドの取り付けを行なうことができる。
【0025】
請求項記載のステアリングホイールは、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の本発明において、前記スポークに直接或いは間接的に設けられると共に、前記リムの軸方向に沿った方向に見て互いに対向する方向へ向けて開口した略凹形状に形成され、前記ステアリングパッドが前記取付位置に達した状態で各々の内側に前記係合部材が入り込み、前記半径方向に沿った前記係合部材の変位を規制する一対のガイド片により構成された干渉部を備える、ことを特徴としている。
【0026】
上記構成のステアリングホイールでは、リムの軸方向に沿った方向に見て互いに対向する方向へ向けて開口した略凹形状に各々が形成された一対のガイド片により構成された干渉部がスポークに直接或いは間接的に設けられており、ステアリングパッドをリムの内側の取付位置に配置すると、一対のガイド片の内側に係合部材が入り込む。この状態で、ステアリングパッドをリムの半径方向に変位させようとすると、干渉部が係合部材に当接し、リムの半径方向に沿った係合部材の変位、ひいては、リムの半径方向に沿ったステアリングパッドの変位が干渉部によって規制される。これにより、ステアリングパッドがより一層安定する。
【0027】
また、ステアリングパッドの取り付けに際しては、係合部材を一対のガイド部(干渉部に当接させながらステアリングパッドを移動させることで、ステアリングパッドが所定の取付位置に達するまで係合部材が一対のガイド部(干渉部によって案内される。これにより、ステアリングパッドの取り付けがより一層容易になる。
【0034】
【発明の実施の形態】
<本実施の形態の構成>
図1には、本発明の一実施の形態に係るステアリングホイール10の構成の概略が分解斜視図によって示されている。
【0035】
この図に示されるように、ステアリングホイール10はリム12を備えている。リム12は金属等によって平面視略リング状に形成された芯金部(図示省略)を備えており、更に、この芯金部は皮や合成樹脂材によって形成された被覆部14によって被覆されている。
【0036】
また、リム12の内側にはスポークとしての一対の第1スポーク16が設けられている。各第1スポーク16はリム12の半径方向に沿って長手とされた板形状に形成されており、リム12の半径方向沿ってリム12の中心を通る仮想線を境に線対称となるように設けられている。また、各第1スポーク16は側面視で略クランク状に屈曲ており、リム12の半径方向外側に位置する第1スポーク16の長手方向一端部に対してリム12の半径方向内側に位置する長手方向他端部がリム12の軸方向に沿ってリム12よりも車両の乗員側(図1の矢印A方向)とは反対側に位置している。
【0037】
さらに、リム12の周方向に沿って第1スポーク16の側方にはスポークとしての第2スポーク18が設けられている。第2スポーク18もまた第1スポーク16と同様に、リム12の半径方向に沿って長手とされた板形状に形成され、更に、前記仮想線を境に線対称となるように設けられている。
【0038】
また、第2スポーク18も第1スポーク16と同様に略クランク状に屈曲しており、リム12の半径方向外側に位置する第2スポーク18の長手方向一端部に対してリム12の半径方向内側に位置する長手方向他端部がリム12の軸方向に沿ってリム12よりも車両の乗員側とは反対側に位置している。
【0039】
これらの第1スポーク16及び第2スポーク18の長手方向一端部はリム12を構成する芯金部に一体に接続されている。これに対して、第1スポーク16及び第2スポーク18の長手方向他端部は、リム12の軸心近傍でボス20の外周部に一体に接続されている。ボス20は全体的にリム12と同軸の円筒形状に形成されており、その内側に図示しないステアリングシャフトの先端側が嵌挿されて一体的に連結される。ステアリングシャフトはその基端側で操舵装置の本体部分へ直接或いは間接的に接続されており、リム12をその軸心周りに回転させることでボス20を介してステアリングシャフトがその軸心周りに回転させられ、これにより、車両の操舵を行なえるようになっている。
【0040】
一方、リム12の内側には、ステアリングパッド22が設けられている。ここで、図2にはステアリングパッド22を裏面側から見た斜視図が示されている。図1及び図2に示されるように、ステアリングパッド22は合成樹脂材によって成形されたパッドカバー24を備えている。パッドカバー24は全体的に略板形状に形成された上板26を備えている。上板26の外周部からは連続的若しくは断続的に縁板28が立設されている。
【0041】
また、図2図示状態で上板26上には、エアバッグ装置を構成する収容部30が配置されている。収容部30は周壁32を備えている。周壁32は概ねリム12の軸方向に沿って両端が開口した断面矩形の筒状に形成されている。周壁32の上板26側は、パッドカバー24の内部に埋設されて上板26に一体的に接続されている。さらに、周壁32の貫通方向中間部には平板状の中底34が設けられている。中底34とパッドカバー24の上板26との間には、エアバッグ装置を構成する袋体(図示省略)が折り畳み状態で収容されている。また、中底34の略中央には円孔36が形成されており、エアバッグ装置を構成する中空略円柱形状のインフレータ38の軸方向中間部よりも他端側が貫通配置されている。
【0042】
一方、周壁32の内周一部には、係合部材としての一対の係合片40が周壁32に一体的に設けられている。本実施の形態において、これらの係合片40はリム12の軸方向に沿って幅方向とされた平板状に形成されており、周壁32の断面(貫通方向に対して直交した方向に切った断面)長手方向若しくは幅方向(本実施の形態では長手方向)に沿って互いに対向している。また、各係合片40の幅方向中間部よりも一端側は、周壁32の開口端よりも上板26とは反対側へ突出している。
【0043】
さらに、各係合片40は、互いに対向する方向に沿って厚さ方向とされており、周壁32の開口端よりも上板26とは反対側へ突出した部分には厚さ方向に貫通した略矩形の係合孔42が形成されている。
【0044】
一方、図1に示されるように、リム12の半径方向に沿ったボス20の側方には一対のブリッジ部44が前記仮想線を境に線対称となるように設けられている。ブリッジ部44はリム12の軸方向に沿って厚さ方向とされた平板部46を備えている。
【0045】
平板部46はリム12の軸方向に沿って上述した係合片40と対向するように設けられている。また、平板部46の長手方向両端からは乗員側とは反対方向へ向けて脚部48が延出されている。一方の脚部48は第1スポーク16へ一体に接続されており、他方の脚部48はリム12の周方向に沿って対応する第1スポーク16と隣り合う第2スポーク18へ一体に接続されている。
【0046】
さらに、図1及び図3に示されるように、平板部46上には、干渉部としての一対のガイド片50が平板部46の長手方向に沿って互いに対向する如く設けられている。各ガイド片50は、平面視で互いに対向する方向へ向けて開口した略凹形状に形成されている。ガイド片50の内幅寸法は、上述した係合片40の厚さ寸法よりも僅かに大きく、また、一方のガイド片50の内底から他方のガイド片50の内底までの間隔は係合片40の長手方向寸法よりも僅かに大きい。ステアリングパッド22をリム12の内側の所定の取付位置に配置した状態では、係合片40の長手方向両端側が対応するガイド片50の内側へ入り込む(図5(B)参照)。
【0047】
また、平板部46の長手方向略中央の側の端部からは、他方のブリッジ部44の平板部46とは反対側へ向けて平面視略半円形状の載置部52が延出されている。さらに、各載置部52上には、ロック部材60のベース部62が載置されている。
【0048】
ベース部62は略半円形状の平板状に形成されており、その外周一部にはベース部62の厚さ方向に沿って長手方向とされた一対の脚部64が一体に接続されている。さらに、ベース部62を介して平板部46とは反対側には略ブロック状若しくは略板状の係合爪66が設けられている。
【0049】
係合爪66の一端は、両脚部64の長手方向一端部へ一体的に接続されており、脚部64を介してベース部62へ一体的に連結されている。
【0050】
また、係合爪66は上述した係合片40の係合孔42に対応して形成されており、その厚さ寸法及び幅寸法は係合孔42の開口幅寸法及び開口長手寸法よりも短く、係合孔42へ遊嵌可能とされている。さらに、係合爪66のベース部62とは反対側の上面にはカム部68が形成されている。カム部68は脚部64との接続部分とは反対側に形成された傾斜面で、係合爪66の厚さ方向(脚部64の長手方向)に沿ったベース部62とは反対方向に対して、脚部64とは反対の他端側へ向けて傾斜している。
【0051】
また、リム12の内側におけるステアリングパッド22の取付位置よりもステアリングパッド22がリム12の軸方向に沿って乗員側へ変位している状態(言わば、ステアリングパッド22の取り付け前の状態)では、リム12の軸方向に沿って上述した係合片40とカム部68が対向する。
【0052】
一方、脚部64の長手他端部には軸部70が設けられている。軸部70は係合爪66の幅方向に沿って長手方向(軸方向)とされた円柱形状とされており、その一端は一方の脚部64に一体に接続され、他端は他方の脚部64に一体に接続されている。ベース部62と軸部70との間に形成された孔部72に対応して、平板部46からは支持片74が延出されている。支持片74は軸部70の外周形状に対応して湾曲しており、支持片74が孔部72を貫通した状態では軸部70の外周一部が支持片74に摺接した状態で回動できるようになっている。
【0053】
また、平板部46の近傍には付勢手段若しくはばね部材としてのスプリング80が設けられている。スプリング80は、ベース部62と係合爪66との間に設けられたコイル部82を備えている。コイル部82は、基本的に圧縮コイルスプリングを形成しており、その一端はベース部62に当接し、他端の一部は係合爪66に当接している。
【0054】
コイル部82は負荷(外力)が作用していない自然長の状態でベース部62と係合爪66との間隔よりも長い。したがって、コイル部82がベース部62と係合爪66との間に配置された状態では、コイル部82における付勢力でコイル部82の両端がベース部62及び係合爪66を相反する方向へ押圧している。
【0055】
コイル部82の他端部からはコイル部82の半径方向中央側へ向けて連結部84が延出されている。さらに、連結部84の端部(コイル部82との接続部分とは反対側の端部)には棒状部86が形成されている。棒状部86はコイル部82の軸心方向に沿って長手方向とされ、コイル部82の他端(係合爪66に当接する側)とは反対側へ向けて連結部84から延出されている。
【0056】
ここで、コイル部82、連結部84、及び棒状部86は同一の材質により形成されている。したがって、棒状部86もコイル部82と同様の弾性(ばね性)を有している。但し、棒状部86はコイル部82とは異なり単なる棒形状であるため、基本的にその長手方向を変化させる撓曲に対して復元する方向の付勢力を有することになる。
【0057】
この棒状部86に対応してベース部62には透孔88が形成されており、更に、載置部52にはベース部62の載置状態で透孔88に連通する透孔90が形成されている。コイル部82をベース部62上に載置した状態では、棒状部86が透孔88、90を貫通して平板部46を介してベース部62とは反対側へ棒状部86の先端側が突出する。
【0058】
<本実施の形態の作用、効果>
次に、リム12の内側へのステアリングパッド22の取付工程の説明を通して本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0059】
先ず、ステアリングパッド22の取付工程に先だってブリッジ部44にロック部材60が取り付けられる。ロック部材60の取り付けでは、ロック部材60の孔部72に支持片74が貫通させられる。この状態で、支持片74の内方側の湾曲部をロック部材60の軸部70の外周部に当接させてベース部62を平板部46上に載置する。
【0060】
この状態では、支持片74の幅方向に沿って支持片74が脚部64に対向するため、ロック部材60を支持片74の幅方向に変位しようとすると支持片74が脚部64に干渉する。これにより、ロック部材60の変位が規制されるため、載置部52上にロック部材60を安定して載置できる。
【0061】
また、上記のロック部材60が取り付けに前後してスプリング80のコイル部82がロック部材60の係合爪66とベース部62との間に配置されると共に、棒状部86がベース部62の透孔88に貫通させられる。ロック部材60を載置部52上に載置する際には、透孔88を貫通した棒状部86の先端側が載置部52の透孔90に貫通させられる。
【0062】
このようにしてロック部材60が載置部52上に取り付けられた状態で、ステアリングパッド22がリム12の軸方向に沿って乗員側からリム12の内側の所定の取付位置へ向けて移動させられる。
【0063】
ステアリングパッド22がリム12の軸方向に沿って所定の取付位置へ接近すると、図4(A)に示されるように、係合片40が係合爪66のカム部68に接近して、図4(B)に示されるように、係合片40がカム部68に当接する。この状態から更にステアリングパッド22を所定の取付位置へ接近させると、係合片40がカム部68を押圧する。
【0064】
ここで、上述したようにカム部68は係合爪66の厚さ方向、すなわち、ベース部62を単に平板部46上に載置した状態ではリム12の軸方向に沿ったベース部62とは反対方向に対して、脚部64とは反対の他端側へ向けて傾斜した傾斜面であるため、カム部68に付与された係合片40からの押圧力の一部は、脚部64からの係合爪66の延出方向とは反対方向(図4(B)の矢印B方向)に作用してロック部材60を軸部70周りに図4(B)の矢印C方向側の離脱位置側へ回動させる。
【0065】
このようにロック部材60が回動すると、ベース部62が平板部46から離間し、更に、それまで互いに連通していた透孔88が透孔90に対してリム12の軸方向にのみならず、リム12の半径方向にもずれる。
【0066】
ここで、スプリング80の棒状部86は透孔88と透孔90の双方を貫通している。このため、上記のように透孔88が透孔90に対してリム12の軸方向及び半径方向にずれることで、透孔88及び透孔90の双方の内周部は棒状部86に干渉して、棒状部86を撓曲させる。このように棒状部86が撓曲することで、棒状部86には基の伸直状態に戻ろうとする復元力(「ばね力」であり「付勢力」)が生じる。
【0067】
図5(A)に示されるように、更に、ステアリングパッド22を所定の取付位置へ接近させると、係合片40の先端側が係合爪66よりもベース部62側に位置し、これにより、係合片40の先端がスプリング80のコイル部82の一端をその付勢力に抗してベース部62側へ押圧する。さらに、この状態からステアリングパッド22を所定の取付位置へ接近させると、図5(B)に示されるように、係合片40の係合孔42と係合爪66とが対向する。この状態では、棒状部86の復元力に抗した係合片40による係合爪66の支持が解除され、棒状部86の復元力で係合爪66が係合孔42の内側に入り込む(すなわち、係合位置に戻る)。このように、係合爪66が係合孔42に入り込んだ状態では、係合片40が係合孔42の開口方向に対して直交する方向へ移動しようとすると、係合爪66が係合孔42の内周部に干渉する。これにより、係合片40の変位が規制され、ひいては、リム12の軸方向に沿ったステアリングパッド22の変位等が規制される。
【0068】
また、この状態では、両ガイド片50の内側に係合片40の長手方向両端側が入り込み、ステアリングパッド22が所定の取付位置に達するまで係合片40がガイド片50に案内される。この状態では、係合孔42の開口方向、すなわち、係合片40の厚さ方向に係合片40が変位しようとすると、ガイド片50の内壁が係合片40に干渉する。これにより、係合片40の変位が規制され、ひいては、係合孔42の開口方向に沿ったステアリングパッド22の変位等が規制される。
【0069】
このようにして所定の取付位置に達したステアリングパッド22は係合爪66とガイド片50とにより変位が規制される。さらに、この状態では、スプリング80のコイル部82が係合片40を乗員側へ付勢する。これによって、係合孔42の内周部のうち乗員側へ向いた部分は、常時、係合爪66のベース部62側の面に干渉される。このため、コイル部82の付勢力に抗する外力が作用しない限りステアリングパッド22がガタつくことなく安定する。
【0070】
ここで、上記のように本ステアリングホイール10では、回動したロック部材60を復元させる棒状部86と、係合片40を乗員側へ付勢してステアリングパッド22を安定させるコイル部82とが1部材(すなわち、スプリング80)で構成されているため、コストを安価にできる。
【0071】
また、本ステアリングホイール10では、係合片40を係合爪66のカム部68に当接させて押圧するだけで係合爪66(ロック部材60)を回動させることができ、しかも、係合爪66が係合孔42に対向すれば棒状部86の復元力で係合孔42に係合爪66が入り込むため、取付作業そのものはステアリングパッド22を所定の取付位置へ移動させるだけでよく、取付作業における作業性を向上できる。
【0072】
さらに、ステアリングパッド22が所定の取付位置に接近すると、ガイド片50に係合片40が入り込み、所定の取付位置までガイド片50によって係合片40が案内されるため、容易にステアリングパッド22を所定の取付位置へ移動させることができ、この意味でも作業性が向上する。
【0073】
また、図5(B)に示されるように、ステアリングパッド22を取り外す際には、取り外し用のブロック92等で係合爪66を、その先端(脚部64との接続部分とは反対側)から押圧すれば容易に係合孔42への係合爪66の係合を解除でき、簡単にステアリングパッド22を取り外すことができる。これにより、ステアリングパッド22の交換やメンテナンスの作業性も向上できる。
【0074】
さらに、ステアリングパッド22全体を乗員側から押圧してステアリングパッド22を所定ストローク変位させることで警音器(ホーン装置)のスイッチを導通させる構成とした場合には、通常、ばね等の付勢手段でステアリングパッド22をリム12の軸方向乗員側へ付勢し、この付勢力に抗する力でステアリングパッド22を押圧する構造となっている。ここで、本ステアリングホイール10では、上記のように既にコイル部82が係合片40を乗員側へ付勢している。このため、警音器用の付勢手段が不要になり、この意味でもコストを安価にできる。しかも、コイル部82の付勢力に抗して係合片40をリム12の軸方向に沿って所定ストローク移動できるだけの大きさに係合孔42を設定するだけで、自由にステアリングパッド22の可動範囲を設定できるため、ステアリングパッド22における警音器のスイッチの有無に伴う設計変更が極めて容易で、この意味でもコストを安価にできる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、安価なコストで簡単にステアリングパッドを取り付けることができ、しかも、取り付け後におけるステアリングパッドを安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るステアリングホイールの分解斜視図である。
【図2】ステアリングパッドの裏面側からの斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るステアリングホイールの要部を拡大した分解斜視図である。
【図4】ステアリングパッドを取り付ける際の様子を示す拡大断面図で、(A)は係合片がカム部へ当接する前の状態を示し、(B)は係合片がカム部へ当接した状態を示す。
【図5】図4の状態に続いたステアリングパッドを取り付ける際の様子を示す拡大断面図で、(A)は係合片がカム部へ押圧してロック部材を回動させた状態を示し、(B)は係合片が係合孔に入り込んだ状態を示す。
【符号の説明】
10 ステアリングホイール
12 リム
16 第1スポーク(スポーク)
18 第2スポーク(スポーク)
20 ボス
22 ステアリングパッド
40 係合片(係合部材)
42 係合孔
50 ガイド片(干渉部)
60 ロック部材
62 ベース部
66 係合爪
68 カム部
74 支持片
80 スプリング(付勢手段、ばね部材)

Claims (4)

  1. 略リング形状のリムと、
    前記リムの略中心線上に設けられ、操舵装置を構成するステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、
    一端が前記リムの内周部に接続されると共に他端が前記ボスに接続され、前記リムを前記ボスへ一体的に連結するスポークと、
    前記リムの内側で且つ前記ボスよりも乗員側に予め設定された取付位置に設けられたステアリングパッドと、
    前記ステアリングパッドに略一体的に設けられた係合部材と、
    前記ステアリングパッドが前記取付位置に到達した状態で前記係合部材に形成された係合孔に入り込むことで前記乗員側への前記係合部材の変位を規制するロック部材と、
    前記スポークに設けられ、前記係合孔から抜け出た解除位置と前記係合孔へ入り込む係合位置との間で前記ロック部材を回動可能に支持する支持片と、
    前記解除位置から前記係合位置へ向けて前記ロック部材を付勢すると共に、前記係合部材を前記乗員側へ付勢する単一の付勢手段と、
    を備えるステアリングホイール。
  2. 略リング形状のリムと、
    前記リムの略中心線上に設けられ、操舵装置を構成するステアリングシャフトに機械的に連結されたボスと、
    一端が前記リムの内周部に接続されると共に他端が前記ボスに接続され、前記リムを前記ボスへ一体的に連結するスポークと、
    前記リムの内側で且つ前記ボスよりも乗員側に予め設定された取付位置に設けられたステアリングパッドと、
    前記ステアリングパッドに略一体的に設けられた係合部材と、
    前記ステアリングパッドが前記取付位置に到達した状態で前記係合部材に形成された係合孔に入り込む係合爪を有し、前記係合孔の内周部に前記係合爪が干渉することで前記乗員側への前記係合部材の変位を規制するロック部材と、
    前記スポークに設けられ、前記係合爪が前記係合孔から抜け出た解除位置と前記係合爪が前記係合孔へ入り込む係合位置との間で前記ロック部材を回動可能に支持する支持片と、
    前記係合爪に対向して前記ロック部材に設けられたベース部に一端が当接し、前記ステアリングパッドの取付前の状態で他端の一部が前記係合爪に干渉されると共に前記係合孔に前記係合爪が入り込んだ状態で前記他端の一部に対する前記係合爪からの干渉が解除されるばね部材により構成され、前記解除位置から前記係合位置へ向けて前記ロック部材を付勢すると共に前記係合部材を前記乗員側へ付勢する単一の付勢手段と、
    を備えるステアリングホイール。
  3. 前記リムの軸方向に対して傾斜した斜面を有し、当該斜面が前記乗員側から前記係合部材に押圧されることで、前記係合位置の側から前記解除位置の側へ回動するカム部を、前記ロック部材に形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のステアリングホイール。
  4. 前記スポークに直接或いは間接的に設けられると共に、前記リムの軸方向に沿った方向に見て互いに対向する方向へ向けて開口した略凹形状に形成され、前記ステアリングパッドが前記取付位置に達した状態で各々の内側に前記係合部材が入り込み、前記半径方向に沿った前記係合部材の変位を規制する一対のガイド片により構成された干渉部を備える、
    とを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のステアリングホイール。
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