JP3973328B2 - 経糸張力測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、織機ビームに経糸を巻き返す際に、複数のビームスタンドに設置された経糸ビーム毎に、各経糸ビームから引き出された経糸の張力を測定する経糸張力測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、巻き返し機や経糸糊付け機においては、図8に示すように、各ビームスタンド1に設けられた複数の経糸ビーム2から引き出された経糸Yが、巻き取り装置3を介して織機ビーム4に巻き取られる。また、ビームスタンド1の経糸ビーム2には、巻き取られる経糸Yに張力を付加するための装置が設けられ、図8においては、各々伝達機構5を介してブレーキ装置6が連結されている。さらに、経糸Yの張力を検出しほぼ一定に保つために、各ビームスタンド毎に経糸張力測定装置が設けられている。
【0003】
この経糸張力の測定は、ブレーキ装置6の回転軸に加えられるトルクを元に測定するもので、ブレーキ装置6に設けられたアーム6aにロードセル10を接続し、ロードセル10にかかる力を電気的に検出しているものである。そして、経糸Yの張力=(加えた制止トルク)/(経糸ビーム2の巻き径の2分の1)であるので、ロードセル10にかかる荷重からブレーキ装置6によりブレーキ装置6の回転軸に加えられる制止トルクを算出し、後述する巻き径検出器12により経糸ビーム2の経糸の巻き径を算出し、経糸張力を演算する。
【0004】
このため、経糸張力測定装置には、巻き取り装置3の巻き取りロール9の回転速度を検知するパルス発生器7と、経糸ビーム2の回転速度を検知するパルス発生器8とが設けられている。そして、図9に示すように、パルス発生器7,8の出力は、巻き径検出器12に入力し、巻き径検出器12により検出された巻き径データは、張力演算器14に入力される。張力演算器14には、ロードセル10の出力も入力され、経糸Yの張力が演算されて比較器16に出力される。比較器16では、張力設定器17により設定された値と張力演算器14からの出力を比較し、ブレーキ制御回路18に比較結果の信号を出力する。ブレーキ制御回路18は、張力が張力設定器17により設定された値になるように、ブレーキ装置6のブレーキ力を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、経糸Yに加えられる張力は、ブレーキ装置6により加えられるブレーキ力が伝達機構5を介して経糸ビーム2に加えられ、経糸Yに働くものであるため、伝達機構5が有する駆動抵抗もブレーキ力として作用し経糸Yに張力を加えていた。この伝達機構5の駆動抵抗は、回転数、温度、ギヤの噛み合わせ、ベアリングのグリス量、その他機械的摺動部の摩擦等種々の要因により変動するものである。従って、実際に経糸Yに加えられる張力は、測定される張力よりも大きく、しかも、この駆動抵抗の変化により大きく変動するものであり、誤差が大きく正確な測定ができず、かつ誤差の変動も大きくなってしまうものであった。また、誤差の変動が大きい測定値を元に経糸張力を制御しても、実際の経糸張力は一定とはならず、経糸張力は大きく変動してしまうものであった。
【0006】
この発明は上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、正確な経糸張力の測定が可能な経糸張力測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、織機ビームに巻き返す経糸が引き出される経糸ビームを支持するビームスタンドの少なくとも一方のフレームに設けられた経糸張力測定装置であって、上記フレームに回動自在に軸支された回動部材と、この回動部材に設けられ上記回動部材の回動中心の略鉛直下方に位置して上記経糸ビームのビーム軸を軸支する軸受け部と、上記回動部材に一端が連結され他端が固定された荷重検出素子とを備える。そして、上記経糸の引き出しにより上記経糸ビームに加えられる力を、上記回動部材を介して上記荷重検出素子に伝えて、経糸張力を検知する経糸張力測定装置である。
【0008】
さらに、一端が上記荷重検出素子の上記他端に連結され、他端が解除可能に固定されて上記回動部材の回動を規制する回動規制部を設け、上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には、上記回動規制部を解除して上記回動部材の回動規制を解除する経糸張力測定装置である。または、一端が上記回動部材に解除可能に連結され、他端が上記荷重検出素子の上記一端に連結されて上記回動部材の回動を規制する回動規制部を設け、上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には、上記回動規制部を解除して上記回動部材の回動規制を解除する経糸張力測定装置である。
【0009】
さらに、上記回動規制部は、上記荷重検出素子の他端に連結される揺動可能な固定部材と、この固定部材を揺動不能に保持する保持装置からなり、この保持装置を解除可能とすることにより、上記回動規制部を解除可能とするものである。そして、上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置した後、上記回動部材の回動位置を維持して上記回動規制部を作動させる経糸張力測定装置である。
【0010】
上記回動部材は固定物に対して固定可能に設けられ、少なくとも上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には上記回動部材を固定し、少なくとも上記経糸張力を測定する際には上記回動部材の固定を解除するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の経糸張力測定装置20は、図4に示すように、巻き返し機や経糸糊付け機等において、複数のビームスタンド21に設けられた複数の経糸ビーム22から引き出された経糸Yの張力を測定し、制御するためのものである。この各経糸ビーム22に巻かれた経糸Yは、巻き取り装置23を介して引き出され、織機ビーム24に巻き取られる。経糸ビーム22から引き出される経糸Yは、図1に示すように、水平方向に対してαの角度を有して引き出される。また、ビームスタンド21の経糸ビーム22には、図4に示すように、巻き取られる経糸Yに張力を付加するために、歯車やベルト機構からなる伝達機構25を介して、各々パウダブレーキ等のブレーキ装置26が連結されている。
【0012】
経糸張力測定装置20は、この実施形態において各ビームスタンド21の一方の側にのみ設けられており、図1〜図3に示すように、各ビームスタンド21毎に設けられた一対のフレーム40の一方に設けられ、このフレーム40にベアリング42を介して、回動中心である回動軸44を中心として回動自在に軸支された回動部材である回動レバー46を備えている。この回動軸44は、ビーム軸22aと平行に水平方向に突出し、この実施形態ではフレーム40に固定されている。
【0013】
回動レバー46は、略T字状に形成され、このT字状部分の上端部中央に、回動軸44が位置している。そして、回動軸44の略鉛直下方には、経糸ビーム22のビーム軸22a端部のベアリング47を軸支する凹状の軸受け部であるベアリング受け部48を備えている。さらに、ベアリング受け部48の両側縁部には、V字状に広がったガイド壁49が一体に形成されている。
【0014】
回動レバー46は、上端部の一方の腕部46aの端部に、荷重検出素子であるロードセル50の一端部が後述するロッド53を介して連結されている。また、他方の腕部46bの端部には、バランスウエイト52が吊り下げられ、経糸ビーム22をベアリング受け部48に載置する前の回動レバー46が回動自在な状態で、経糸ビーム22のビーム軸22aが、回動軸44のほぼ鉛直方向真下に位置するようにしている。なお、ロッド53の回動レバー46への連結位置は、この状態で回動軸44とほぼ同一平面上にある。
【0015】
回動規制部は、ロードセル固定レバー46、揺動軸58及び保持装置60から構成され、下記に示すように設けられている。ロードセル50は、その両端部に連結用のロッド53,54が固定され、上方のロッド53の先端部が腕部46aに連結され、下方のロッド54の端部は、固定部材である、ロードセル固定レバー56の一方の端部56aに連結されている。ロードセル固定レバー56は、略L字状に形成され、回動軸44と平行に突出してフレーム40に固定された揺動軸58に軸支されている。
【0016】
ロードセル固定レバー56のL字状の他方の端部56bは、フレーム40の下部に位置し、端部56bが側方に広がった形状に形成され、エアー圧等で作動する保持装置60が、フレーム40に取り付けられ、一対の狭持片62が端部56bを狭持可能に位置している。この端部56bは、経糸ビーム22の載置により、ロードセル固定レバー56が移動した場合も、一対の狭持片62が狭持可能な幅に形成されている。
【0017】
そして保持部材60が作動し、一対の狭持片62がロードセル固定レバー56の端部56bを狭持することにより、回動規制部は回動部材である回動レバー46の回動を規制する。
【0018】
この実施形態の経糸張力測定装置20は、経糸Yの張力を測定するため図5に示すように、経糸Yの張力により経糸ビーム22に加わる力を、回動レバー46を介してロードセル50により検出している。ロードセル50により検出された信号は、張力演算器64に入力され、後述する式を元にして経糸Yの張力が演算される。そして、張力演算器64により演算された張力信号が、比較器72に入力され、比較器72には張力設定器74により設定された張力値も入力され、設定値と測定値が比較されて比較結果がブレーキ制御回路76に出力される。ブレーキ制御回路76では、比較器72からの信号により、付加するブレーキ力を制御する。
【0019】
なお、後述するように、より正確に経糸張力を算出するためには経糸Yの巻き径の検出が必要であり、巻き取り装置23の巻き取りロール29の回転速度を検知するパルス発生器67と、経糸ビーム22の回転速度を検知するパルス発生器68と、これらパルス発生器67,68からの信号が入力され巻き径を算出する巻径検出器69とからなる巻き径検出装置70を設けてもよい。また、ロードセル50により検出された信号を、そのまま換算することにより、簡易的に経糸張力を測定しても良い。
【0020】
次に、この経糸張力測定装置20の動作作用について説明する。ビームスタンド21に経糸ビーム22を載置する際に、まず、保持装置60の作動を解除してロードセル固定レバー56の保持を解除する。そして、クレーン等で経糸ビーム22を吊り下げビーム軸22aの一端部のベアリング47を回動レバー46のベアリング受け部48に載置する。このとき、ベアリング47は、ガイド壁49にガイドされて容易にベアリング受け部48に載置される。また、ビーム軸22aの他端部のベアリングは、他方のフレーム40に固定されたベアリング受け部に載置される。この状態で、経糸ビーム22のビーム軸22aは、回動軸44のほぼ鉛直下方に位置する。しかしながら、回動軸48や経糸ビームの重心が狂い鉛直線とは、図3に示すように、わずかにθの角度を有する。これにより、ロードセル50を介して、保持装置60により保持されていないロードセル固定レバー56も時計回りにθだけ揺動する。なお、この状態ではロードセル50には負荷がかかっていない。この後、回動規制部を作動させる。保持装置60を作動させて、狭持片62によりロードセル固定レバー56の端部56bを狭持し、ロードセル固定レバー56を揺動不能に固定し、回動レバー46の回動を規制する。
【0021】
次に、巻き取り装置23により各経糸ビーム22から経糸Yが引き出され、経糸Yが織機ビーム24に巻き取られる。このとき、経糸ビーム22にかかる経糸Yによる張力により、回動レバー46には反時計回りの回動力が加わってロードセル50により検出され、張力演算器64に入力される。張力演算器64は、下記式により張力Tを算出し、比較器72を介してブレーキ制御回路76にフィードバック信号を送り、ブレーキ装置26を制御する。
【0022】
A・cosα・T/2=F・B
よって T=2・F・B/(A・cosα)
ここで、Aはベアリング受け部48の中心から回動軸44の中心までの距離、Bは回動レバー46に連結されたロッド53の連結位置から回動軸44の中心までの距離、Fはロードセル50により検出される力である。
【0023】
ここで、角度αは、図4に示すように、ビームスタンド21毎に異なるものであり、経糸ビーム22の巻き径の減少によっても変わる。従って、αは経糸ビーム22の巻き径の関数となる。ただし、ビームスタンド21と巻き取り装置23との距離が十分に長い場合等でαが一定と近似できる場合は、測定精度は落ちるがαの巻き径の減少に伴う変化を無視してもよい。また、より高精度に測定する場合は、巻き径検出装置70により巻き径を算出し、角度αを求めて経糸張力を演算するようにしてもよい。
【0024】
この実施形態の経糸張力測定装置20によれば、経糸張力により経糸ビーム22にかかる力を直接ロードセル50により検出して経糸張力を算出しているので、従来技術のように、ブレーキ装置26の制止トルクと経糸ビームの巻き径のみから経糸張力を算出し、伝達機構25の摩擦抵抗による制止トルクを全く考慮しないものではなく、極めて正確に経糸張力を算出することができる。また、巻き径の算出を必要としないので、比較的正確な経糸張力の制御が可能である。さらに、ビームスタンド2に経糸ビーム22を載置する際は、荷重検出素子であるロードセル50の一方の端部と固定物であるフレーム40との連結が解除される。そして、回動レバー46は回動自在となる。このため重量物である経糸ビーム22が、ベアリング受け部48に衝突しても、ロードセ50ルに大きな衝撃力がかかることがなく、ロードセル50の変形による測定値の狂いや破損を防止することができる。
【0025】
さらに、経糸ビーム22をビームスタンド21に載置後、回動レバー46の回動位置を維持したまま、回動規制部である保持装置60が作動可能であるため、回動レバー46を、経糸ビーム22を載置する前の位置に戻す必要がない。これにより経糸Yの引き出しを開始する前にロードセル50に力が加わるのを防止でき、ゼロ点調整を不要とし、より正確な経糸張力の測定を可能とする。
【0026】
なお、ロードセル固定レバー56の保持装置60は、空気圧式の他、油圧式のものや、電磁式のものでも良く、これらの保持装置を用いることにより、各ビームスタンド21で一斉にロードセル固定レバー56の保持及び保持解除を行うことができる。また、保持装置は、ボルト等によりロードセル固定レバー56を保持するするものでも良い。
【0027】
次に、この発明の第二実施形態について図6に基づいて説明する。ここで上述の実施の形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の経糸張力測定装置20は、回動レバー46とロードセル50との間に、回動規制部を解除可能に設けたものであり、連結レバー80が設けられ、連結レバー80を介してロードセル50に経糸張力が負荷されるようにしたものである。
【0028】
連結レバー80と回動レバー46との連結を解除することにより、荷重検出素子の一端と回動部材との連結を解除し回動規制を解除する。
【0029】
連結レバー80はL字状に形成されて、回動軸44を中心に回動可能に設けられ、一方の端部に長孔82が形成されて、回動レバー46に螺挿された連結ボルト84が挿通され、回動レバー46と連結レバー80が連結及び連結解除可能に設けられている。この長孔82は、経糸ビーム22をビームスタンド21に載置する際、回動レバー46が回動軸44を中心として揺動して連結ボルト84が揺動し、長孔82にぶつかる恐れがない長さを有する。
【0030】
また、連結レバー80の他方の端部には、ロードセル50のロッド53の端部が連結され、連結レバー80からの力をロードセル50に伝達可能に設けられている。この実施形態では、ロードセル50の他方の端部はロッド54を介して、フレーム40に固定されたブラケット86に連結されている。
【0031】
この実施形態の経糸張力測定装置の動作作用は、先ず、経糸ビーム22をビームスタンド21に載置する際は、連結ボルト84を緩めるか取り外して、連結レバー80との連結を解除し、回動レバー46を回動自在とする。そして経糸ビーム22のベアリング47を、回動レバー46のベアリング受け部48に載置する。これにより、ロードセル50には、経糸ビーム22を載置する際に衝撃力は何ら掛からない。そして、ロードセル50に掛かる負荷がない状態で、連結ボルト84を締め、回動レバー46と連結レバー80を一体にする。
【0032】
この後、機械が稼働し、経糸Yに張力が掛かると経糸ビーム22が経糸方向に引かれて回動レバー46には反時計方向の力が加わり、ロードセル50に力が掛かり経糸張力に対応した信号を発生し、上記実施形態と同様に経糸張力が演算され、ブレーキ装置により経糸張力制御が行われる。
【0033】
この実施形態の経糸張力測定装置によっても上記実施形態と同様の効果を有するものであり、構成が簡単である。なお、連結ボルト84に代えて、上記実施形態のように、保持装置を用いて回転レバー46と連結レバー80を一体に連結してもよい。その場合、保持装置は回動レバー46と一体に回動可能に設けられる。
【0034】
次にこの発明の第三実施形態について図7に基づいて説明する。ここで上述の実施の形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の経糸張力測定装置20は、回動軸44の側方に回動レバー46の腕部46aが延出して設けられ、腕部46aには、ロードセル50の一端に接続されたロッド53の端部が連結されている。ロッド53の端部は、腕部46aに形成された連結孔にピンを介して所定の遊びを有して連結されている。
【0035】
また、ロードセル50の他方の端部は、ロッド54を介してフレーム40に固定されたブラケット86に連結されている。
【0036】
回動レバー46には、ベアリング受け部48の下方にテーパピン88を挿入するテーパピン孔90が形成され、フレーム40にも、テーパピン孔90に対向してテーパピン孔が形成されている。
【0037】
この実施形態の経糸張力測定装置の動作作用は、先ず、少なくとも経糸ビーム22をビームスタンド21に載置する際は、少なくともテーパピン88をテーパピン孔90に挿入して回動レバー46を固定物であるフレーム40に固定する。この後、経糸ビーム22をビームスタンド21に載置する。経糸ビーム22の載置により回動レバー46には衝撃が加わりわずかに揺動するが、ロードセル50に固定されたロッド53に取り付けられたピンと回動レバー46の腕部46aに形成された連結孔は、所定の遊びを介して連結されているので、ロードセル50にはその衝撃が加わらない。
【0038】
少なくとも経糸張力を測定する際には、可動レバー46の固定を解除する必要があり、経糸ビーム22をビームスタンド21に載置した後、テーパピン88を引き抜き回動レバー46が回動軸44を中心として回動可能とし、織機が稼働し経糸Yの引き出しが開始されると経糸Yの張力により、経糸ビーム22に図面上で右方向の力が加わり、このため回動レバー46には回動軸44を中心として反時計回りの力が加わる。そしてこの力がロードセル50に掛かり経糸力が検出される。
【0039】
この実施形態の経糸張力測定装置によっても上記実施形態と同様の効果を有するものであり、より構成が簡単なものである。
【0040】
なお、この発明の経糸張力測定装置は上記各実施形態に限定されるものではなく、回動部材である回動レバーの形状は適宜設定可能なものであり、経糸ビームを揺動自在に吊り下げ保持可能であればよく、経糸張力による回転力を荷重検出素子で検知可能なものであればよい。また荷重検知素子としては、ロードセル以外の他のひずみゲージや差動トランス、圧力検出半導体等を用いても良い。
【0041】
【発明の効果】
この発明の経糸張力測定装置は、経糸張力により経糸ビームにかかる力を直接検知して経糸張力を検出するようにしているので、経糸張力を正確に算出することができ、しかも構成も簡単なものである。また、経糸ビームの巻き径の影響が少なく、巻き径を無視して経糸張力を測定しても極めて正確な測定が可能となる。
【0042】
また、請求項2〜5の構成によれば、経糸ビームをビームスタンドに載置する際には、荷重検出素子に負荷が掛からないようにすることができ、荷重検出素子の損傷を防止することができる。さらに、請求項6の構成によれば、荷重検出素子にかかる力を経糸の引き出し前において0にすることができ、オフセット調整等が不要であり正確な測定が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の経糸張力測定装置の正面図である。
【図2】この実施形態の経糸張力測定装置の右側面図である。
【図3】この実施形態の経糸張力測定装置に経糸ビームを載置した状態の正面図である。
【図4】この実施形態の経糸張力測定装置が設けられた巻き返し機を示す概略図である。
【図5】この実施形態の経糸張力測定装置の制御回路を示すブロック図である。
【図6】この発明の第二実施形態の経糸張力測定装置の正面図である。
【図7】この発明の第三実施形態の経糸張力測定装置の正面図である。
【図8】従来技術の経糸張力測定装置が設けられた巻き返し機の概略図である。
【図9】従来技術の経糸張力測定装置の制御回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 経糸張力測定装置
21 ビームスタンド
22 経糸ビーム
24 織機ビーム
44 回動軸
46 回動レバー
47 ベアリング
48 ベアリング受け部
50 ロードセル
56 ロードセル固定レバー
Claims (6)
- 織機ビームに巻き返す経糸が引き出される経糸ビームを支持するビームスタンドの、少なくとも一方のフレームに設けられた経糸張力測定装置において、上記フレームに回動自在に軸支された回動部材と、この回動部材に設けられ上記回動部材の回動中心の略鉛直下方に位置して上記経糸ビームのビーム軸を軸支する軸受け部と、上記回動部材に一端が連結され他端が固定された荷重検出素子とを備え、上記経糸の引き出しにより上記経糸ビームに加えられる力を上記回動部材を介して上記荷重検出素子に伝えて経糸張力を検知することを特徴とする経糸張力測定装置。
- 一端が上記荷重検出素子の上記他端に連結され、他端が解除可能に固定されて上記回動部材の回動を規制する回動規制部を設け、上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には、上記回動規制部を解除して上記回動部材の回動を可能にする請求項1記載の経糸張力測定装置。
- 一端が上記回動部材に解除可能に連結され、他端が上記荷重検出素子の上記一端に連結されて上記回動部材の回動を規制する回動規制部を設け、上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には、上記回動規制部を解除して上記回動部材の回動を可能にする請求項1記載の経糸張力測定装置。
- 上記回動規制部は、上記荷重検出素子の他端に連結される揺動可能な固定部材と、この固定部材を揺動不能に保持する保持装置からなり、この保持装置を解除可能とすることにより、上記回動規制部を解除可能とする請求項2記載の経糸張力測定装置。
- 上記回動部材は固定物に対して固定可能に設けられ、少なくとも上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置する際には上記回動部材を固定し、少なくとも上記経糸張力を測定する際には上記回動部材の固定を解除するものである請求項1記載の経糸張力測定装置。
- 上記経糸ビームを上記ビームスタンドに載置した後、上記回動部材の回動位置を維持して上記回動規制部を作動させる請求項2ないし4記載の経糸張力測定装置。
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