JP3973172B2 - 間仕切り壁の固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば住宅・事務所等の建物に設置される間仕切り壁の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば住宅・事務所等の建物に設置される間仕切り壁として、図11に示すように、床下地材、天井にそれぞれ固定された製材製品(無垢材)である横部材3,3、その横部材3,3間に挿入固定された、同じく製材製品である複数本の縦部材4、及び前記横部材3,3及び縦部材4によって形成される枠状体の両面に張付けられた石膏ボード等よりなる壁面(図示省略)によって構成されるものが知られている。なお、横部材,縦部材として、安価で入手の容易なベイツガ、ベイマツ等の樹種が長らく使用されて来た。
【0003】
しかしながら、上記間仕切り壁の固定構造は、横部材3・縦部材4として製材製品が使用されていることに起因して、次の欠点がある。
(ア)製材製品には不良品がある。
製材製品には節・割れ・腐朽・曲がり等を有する不良品が多く、入荷したものの中に使用不可能なものがあるため、それを見込んで余分の製材製品を発注する必要があり、不経済である。
(イ)施工後狂いを生じ易い。
製材製品は、その多くは未乾燥か又は天然乾燥程度の乾燥しか行われていないため、施工後年月の経過に伴って、乾燥が進行し、収縮・ねじれ・反り・曲がり等の形状・寸法変化を起こすため、軋み・外観悪化・建具の開閉困難等のトラブルを起こし易い。また、梅雨時期の高湿度・雨水の浸入・結露等による吸湿に伴う膨張により、上記と同様のトラブルを起こすこともある。
(ウ)施工時の融通性に欠ける。
2本の横部材3,3が完全に平行でなく、間隔が位置によって変化することがあり、縦部材4は、固定位置によって再切断等一々長さを合わさなければならず、融通性に欠け、作業が煩瑣である。また、そのため施工者によって仕上がりの良否が別れることがある。
(エ)水平方向の配線が困難である。
通常縦部材4は300〜450mm間隔で立設されており、水平方向の配線が必要な場合は、縦部材4を横断するために、配線用の穿孔が必要であり、それに伴う工数の増加、縦部材強度の低下が起こる。それを避けるため、天井裏から配線を下ろそうとすると作業者が天井裏に上がる必要があり、極めて面倒である。
(オ)間仕切壁内部の通気性が悪い。
間仕切壁内部は複数本の縦部材4によって仕切られているため、水平方向の通気が行われ難い。そのため、特に未乾燥又はそれに近い縦部材中の水分が蒸発し、内部に籠もったり、結露を生じたりし易い。結露・雨漏りによって内部に溜まった水は床側の横部材3の上に集まり、さらに最も吸水し易い縦部材4の木口から浸入し、縦部材4を腐朽させることがある。
【0004】
なお、以上の問題点のうち、ア,イの項は、LVL材(単板積層材)の使用によって改善されるが、その他の問題点は未解決のまま残る。
【0005】
また、近年では、図12に示すように、製材製品である横部材に替えて、それぞれ鋼・アルミ等の金属製の断面コの字状(例えば軽量C型鋼材)の床ランナー5、天井ランナー6が使用されるようになって来た(特願平4−188387号公報、特願平5−186962号公報)。すなわち、両ランナー5,6は開口面が互いに相対するよう、それぞれ床下地材、天井に釘・接着剤・木ネジその他の固定手段によって固定される。さらに両ランナー5,6の凹部に対して、挿縦軸材4の端部が、あたかも襖・障子が敷居・鴨居の溝に嵌合されるよう、挿入・嵌合され、固定される。
【0006】
上記上記従来の床ランナー5、天井ランナー6が組込まれた間仕切り壁の固定構造は、縦部材4の上端面と天井ランナー6の上面との間隔を調整すれば、縦部材4の長さをその固定位置によって再切断等一々合わせる必要がなくなり、上記ウの項の問題点は解決され、オの項は上部に隙間が形成されることによって、若干の改善はなされるが、なお不十分であり、特にエの項は未解決のまま残る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の目的とするところは、上記従来の間仕切り壁の固定手段の種々の欠点を解消した、水平方向の配線が容易であり、内部の通気性がよい間仕切り壁の固定構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するために、請求項1の発明の間仕切り壁の固定構造は、それぞれ床下地材、天井に、凹部の開口面が互いに相対するよう、間をおいて固定された、金属又はプラスチックよりなる床ランナー(54)及び天井ランナー(64)と,それぞれ床ランナー(54)と天井ランナー(64)の凹部に、端部が垂直に挿入・嵌合され、固定された複数の縦部材(4)とを備えたものであって、少なくとも床ランナー(54)の凹部(H4)の内面に、垂直に挿入・嵌合された縦部材(4)の下端面を支持し、且つ縦部材(4)の下端面の下方に水平方向の連続空間を形成する水平棚(S4)が一体に結合され、さらに、前記床ランナー(54)の凹部(H4)の底面中心に、前記縦部材(4)の下端面を前記水平棚(S4)と共に支えることができる中央支持部(C)が突設されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2の発明は、それぞれ床下地材、天井に、凹部の開口面が互いに相対するよう、間をおいて固定された、金属又はプラスチックよりなる床ランナー(56)及び天井ランナー(66)と,それぞれ床ランナー(56)と天井ランナー(66)の凹部に、端部が垂直に挿入・嵌合され、固定された複数の縦部材(4)とを備えたものであって、少なくとも床ランナー(56)の凹部(H6)の内面に、垂直に挿入・嵌合された縦部材(4)の下端面を支持し、且つ縦部材(4)の下端面の下方に水平方向の連続空間を形成する水平棚(S6)が一体に結合され、さらに、前記水平棚(S6)には、上下に連通する長方形の開口部分(O6)が床ランナー(56)の延びる方向に規則的に複数配置されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明に記載の床ランナー(51)に挿入・嵌合される縦部材(4)が単板積層材よりなることを特徴とするものである。
【0011】
請求項1の発明によれば、床ランナーの縦部材の下端面の下方に水平方向の連続空間が形成されるため、水平方向の配線が必要な場合も、縦部材を横断する配線用の穿孔が不必要であり、殆ど手が加えられることなく、容易に配線可能である。そのため従来例に比較して、穿孔に伴う工数が低減され、縦部材の強度の低下が回避される。
【0012】
なお、縦部材は、予め少し短か目にカットされておれば、不足分は天井ランナーの上面との隙間を少し大きくすればよく、長さに対する精度はあまり必要でなく、施工時の寸法合わせのための再切断作業の労力の負担が解消される。また、梅雨時期の高湿度・雨水の浸入・結露等による吸湿に伴う膨張があっても、天井ランナーの上面との隙間によって吸収されるため何等のトラブルを生じない。
【0013】
また請求項2の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加えて、床ランナーの水平棚に上下に連通する開口部分が穿けられているため、上下方向、水平方向共に通気性が著しく改善され、未乾燥又はそれに近い縦部材の中の水分が蒸発し、内部に籠もったり、結露を生じたりすることが著しく低減される。
また、例え結露・雨漏りがあっても、水は、金属又はプラスチックよりなる床ランナーの開口部分から落下し、底面を通って外部に排出されるため、内部は速やかに乾燥する。従って縦部材の木口への水の浸入が回避され、その腐朽も起こり難く、間仕切り壁の耐久性が向上する。
【0014】
更に請求項3によれば、請求項1又は2の発明の作用効果に加えて、縦部材が単板積層材よりなり、製材品における節・割れ・腐朽・曲がり等の欠陥は製造時に排除又は分散されていて、不良品率が殆ど0であるため、余分の材料を発注する必要はなく、経済的である。また、単板積層材よりなる縦部材は略完全に乾燥されているため、年月の経過に伴う収縮・ねじれ・反り・曲がり等の形状・寸法変化を殆ど起こさず、軋み・外観悪化・建具の開閉困難等のトラブルが解消される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態例について図面を参考にして説明する。図1は本発明の実施の形態例に係わる間仕切り壁の固定構造を示す断面図、図2は図1の床ランナーのみを示す断面図、図3は図1の斜視図である。
【0016】
本発明の実施の形態例に係わる間仕切り壁の固定構造は、それぞれ床下地材、天井(図示省略)に、凹部の開口面が互いに相対するよう、固定された、金属又はプラスチックよりなる床ランナー51及び天井ランナー61と,それぞれ床ランナー51と天井ランナー61の凹部に、端部が垂直に挿入・嵌合され、固定された複数の縦部材4とを備え、さらに次の構成が付加されたものである。
【0017】
すなわち、少なくとも床ランナー51の凹部H1の内面に水平棚S1が一体に結合されていて、その水平棚S1によって垂直に挿入・嵌合された縦部材4の下端面が支持され、しかも縦部材4の下端面の下方に水平方向の連続空間が形成される。以上の構成に加えて、水平棚S1の中央長手方向に上下に連通する開口部分O1が穿けられており、且つ床ランナー51、天井ランナー61に各端部が挿入・嵌合される縦軸材4が単板積層材よりなるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0018】
なお、天井ランナー61としては、従来例同様に断面が単純なコの字状のものでもよいが、部品種類の低減の点で好ましく、また施工の容易さ・作用効果の点で何等の不都合もないということから、床ランナー51と同一のものが採用されている。
【0019】
施工に当たっては、先ず床ランナー51を、その開口面を上に向けて、床下地材の上に置き、釘・接着剤・木ネジその他の固定手段により固定する。次に天井ランナー61を、床ランナー51の開口面と相対するよう、開口面を下に向けて、天井の下面に当て、釘・接着剤・木ネジその他の固定手段により固定する。
3番目に、縦部材4を、襖や障子を敷居等に嵌込む要領で、それぞれ両端部を床ランナー51、天井ランナー61に垂直に挿入・嵌合させる。電気配線Lが必要な場合は、壁面に取付けられるコンセントやスイッチから床ランナー51まで線を下ろし、開口部分O1を経て棚S1の下方の水平方向の連続空間に通せばよい。
最後に両側に合板や石膏ボード等の面状材を張ることによって間仕切り壁が完成する。
【0020】
これによれば、第1に床ランナー51の縦部材4の下端面の下方に水平方向の連続空間が形成されるため、水平方向の配線が必要な場合も、縦部材4を横断する配線用の穿孔が不必要であり、殆ど手を加えることなく、容易に配線Lが可能である。そのため従来例に比較して、穿孔に伴う工数が低減され、縦部材4の強度の低下が回避される。なお、天井ランナー61も上記と同様に水平方向の配線が可能である。
【0021】
第2に縦部材4は、予め少し短か目にカットされておれば、不足分は天井ランナー61の隙間S1との隙間を少し大きくすることによって吸収され、長さに対する精度はあまり必要でない。従って、施工時の寸法合わせのための再切断作業の労力の負担が解消される。また、梅雨時期の高湿度・雨水の浸入・結露等による吸湿に伴う膨張があっても、天井ランナー61の棚S1との隙間によって吸収されるため何等のトラブルを生じない。
【0022】
第3に床ランナー51、天井ランナー61の各水平棚S1に上下に連通する開口部分O1が穿けられているため、上下方向、水平方向共に通気性が著しく改善され、縦部材4が未乾燥又はそれに近い製材品の場合でも、その中の水分が蒸発し、内部に籠もったり、結露を生じたりすることが著しく低減される。
また、例え結露・雨漏りがあっても、水は、金属又はプラスチックよりなる床ランナー51の開口部分O1から落下し、底面を通って外部に排出されるため、内部は速やかに乾燥する。従って縦部材4の木口への水の浸入が回避され、その腐朽も起こり難く、間仕切壁の耐久性が向上する。
【0023】
第4に縦部材4が単板積層材の場合は、製材品における節・割れ・腐朽・曲がり等の欠陥は製造時に排除又は分散されていて、不良品率が殆ど0であるため、余分の材料を発注する必要はなく、経済的である。また、単板積層材よりなる縦部材4は略完全に乾燥されているため、年月の経過に伴う収縮・ねじれ・反り・曲がり等の形状・寸法変化を殆ど起こさず、軋み・外観悪化・建具の開閉困難等のトラブルが解消される。
【0024】
本発明の他の実施の形態例について説明すると、いずれも上記作動及び効果の基本が維持されたまま、床ランナー51,天井ランナー1の一部の構成が変更されたものである。先ず、図4には、上記棚S1の代わりに、外郭の中間部が絞られていて、凹部H2の内面両側にコの字状の棚S2,S2が突設された床ランナー52,天井ランナー62が示されている。
【0025】
次に図5には、上記棚S1の代わりに、外郭の底側が段状に絞られていて、凹部H3の内面両側に棚S3,S3が形成された床ランナー53,天井ランナー63が、また、図6には、床ランナー53として使用される場合、凹部H4の底面中心に、棚S4と共に縦部材4の下端面を支えることが出来る中央支持部Cが突設された床ランナー54,天井ランナー64がそれぞれ示されている。
【0026】
さらに図7には、上記棚S1の代わりに、凹部H5の底部両側に断面逆L字の仕切り壁が一体に設けられることによって、高荷重の縦部材4に耐えられる棚S5,S5が形成された床ランナー55,天井ランナー65が、また、図8には、棚S6に長方形の不連続の開口部分O6が規則的に配置された床ランナー56,天井ランナー66がそれぞれ示されている。
【0027】
そのうえ、図9には、図8に示されたものの変型として、縦部材4が正面から挿入可能に、側壁の一方の棚S7の開口側の部分が切り欠かれた床ランナー57,天井ランナー67が、また、その変型として、開口側が切り欠かれた側の側壁の下部に、配線をさらに容易にするか、又は軽量化することを狙った、棚S8の開口部分O8に対応する、長方形の不連続の開口部O9が規則的に配置された床ランナー58,天井ランナー68がそれぞれ示されている。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、水平方向の配線が必要な場合も、縦部材を横断する配線用の穿孔が不必要であり、殆ど手が加えられることなく、容易に配線可能である。そのため従来例に比較して、穿孔に伴う工数が低減され、縦部材4の強度の低下が回避される。
縦部材は、予め少し短か目にカットされておれば、不足分は天井ランナーの上面との隙間を少し大きくすればよく、長さに対する精度はあまり必要でなく、施工時の寸法合わせのための再切断作業の労力の負担が解消される。また、梅雨時期の高湿度・雨水の進入・結露等による吸湿に伴う膨張があっても、天井ランナーの上面との隙間によって吸収されるため何等のトラブルを生じない。
【0029】
また請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、上下方向、水平方向共に通気性が著しく改善され、未乾燥又はそれに近い縦部材の中の水分が蒸発し、内部に籠もったり、結露を生じたりすることが少なく、内部の乾燥も速い。従って縦部材の木口への水の浸入が回避され、その腐朽も起こり難く、間仕切り壁の耐久性が向上する。
【0030】
更に請求項3によれば、請求項1又は2の発明の効果に加えて、不良品が極めて少なく、余分の材料を発注する必要は殆どなく、経済的であり、また、年月の経過に伴う収縮・ねじれ・反り・曲がり等の形状・寸法変化を殆ど起こさず、軋み・外観悪化・建具の開閉困難等のトラブルが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す断面図である。
【図2】図1の床ランナーのみを示す断面図である。
【図3】図1の斜視面図である。
【図4】2番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図5】3番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図6】4番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図7】5番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図8】6番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図9】7番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図10】8番目の実施の形態例を示す斜視図である。
【図11】従来例を示す斜視図である。
【図12】別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 横部材
4 縦部材
5 床ランナー
6 天井ランナー
51〜58 床ランナー
61〜68 天井ランナー
C 中央支持部
H1〜H8 凹部
L 配線
O1〜O9 開口部分
S1〜S8 棚

Claims (3)

  1. それぞれ床下地材、天井に、凹部の開口面が互いに相対するよう、間をおいて固定された、金属又はプラスチックよりなる床ランナー及び天井ランナーと,それぞれ床ランナーと天井ランナーの凹部に、端部が垂直に挿入・嵌合され、固定された複数の縦部材とを備えた間仕切り壁の固定構造であって、少なくとも床ランナーの凹部の内面に、垂直に挿入・嵌合された縦部材の下端面を支持し、且つ縦部材の下端面の下方に水平方向の連続空間を形成する水平棚が一体に結合され、さらに、前記床ランナーの凹部の底面中心に、前記縦部材の下端面を前記水平棚と共に支えることができる中央支持部が突設されていることを特徴とする間仕切り壁の固定構造。
  2. それぞれ床下地材、天井に、凹部の開口面が互いに相対するよう、間をおいて固定された、金属又はプラスチックよりなる床ランナー及び天井ランナーと,それぞれ床ランナーと天井ランナーの凹部に、端部が垂直に挿入・嵌合され、固定された複数の縦部材とを備えた間仕切り壁の固定構造であって、少なくとも床ランナーの凹部の内面に、垂直に挿入・嵌合された縦部材の下端面を支持し、且つ縦部材の下端面の下方に水平方向の連続空間を形成する水平棚が一体に結合され、さらに、前記水平棚には、上下に連通する長方形の開口部分が床ランナーの延びる方向に規則的に複数配置されていることを特徴とする間仕切り壁の固定構造。
  3. 前記床ランナーに挿入・嵌合される縦部材が単板積層材よりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の間仕切り壁の固定構造。
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