JP3972248B2 - 連結型給湯装置 - Google Patents

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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の給湯器の各出湯路を連結し、これら複数の給湯器を制御対象として、給湯作動(燃焼作動)させる給湯器の台数を給湯使用時の要求能力に応じて変更するという台数制御が行われる連結型給湯装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の連結型給湯装置として、例えば特許文献1等で提案されたものが知られている。このものでは、複数の給湯器の各出湯路を共通の給湯経路に対し開閉切換弁である外部電磁弁を介して接続し、給湯先での出湯要求の如何に応じてメイン給湯器として割り振られた1台の給湯器だけを燃焼作動させるか、これに加えてサブ給湯器として割り振られた他の1台の給湯器を併せて燃焼作動させるかの制御が行われるようにしている。そして、メイン給湯器を給湯経路に接続する外部電磁弁は常に開にしておき給湯栓が開かれて最低作動流量以上の入水流量が検出されればメイン給湯器を燃焼させ得るようにしておく一方、サブ給湯器を給湯経路に接続する外部電磁弁は閉にしておき、サブ給湯器を追加燃焼させる際にその外部電磁弁を開制御するようにされている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−153461号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、連結型給湯装置においては、給湯経路と開閉切換可能に接続するために、連結する給湯器の数だけ外部電磁弁を必要とし、これらの外部電磁弁を開閉切換制御するための電力エネルギーもさらに必要とするという不都合を有している。このような不都合は、連結する給湯器の台数が増加するほど増大することになる。
【0005】
その一方、業務用として使用されることの多い連結型給湯装置においては、凍結予防対策として水抜きを可能にするための制御も要求され、このため、燃焼停止中のサブ給湯器であっても給湯経路と遮断状態にせずに連通状態にする必要もある。しかしながら、サブ給湯器と給湯経路とを連通させた状態で給湯栓がユーザにより開かれると、サブ給湯器内にも水が流れ最低作動流量以上になると燃焼されてしまうことになる。この場合には、メイン給湯器での燃焼作動により直ぐにサブ給湯器と給湯経路とは遮断されてサブ給湯器が燃焼したとしても直ぐに停止されるものの、サブ給湯器は短時間燃焼してしまうことになり、これにより、臭いや煤等の発生や長期的に見ると耐久性の低下をも招きかねないことになる。
【0006】
さらに、メイン給湯器あるいはサブ給湯器の如何に拘わらず、給湯経路と連通状態にして燃焼作動させる際に、又は、燃焼させている最中に、燃焼させ得ない事態や、異常発生により燃焼が強制的に停止される事態が生じた場合には、加熱されないままの冷たい水が給湯先に供給されてしまい、出湯温度特性の悪化を招く事態が発生することにもなりかねない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品点数の削減化及び運転に要する電力エネルギーの低減化を図り得る連結型給湯装置を提供することにあり、併せてそのような部品点数の削減化や省エネルギー化を図ったとしても不都合の発生しない連結型給湯装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、給湯先に続く共通の給湯経路に対し複数台の給湯器内の各出湯路が接続され、燃焼作動させる給湯器の台数を上記給湯先の熱負荷に応じて変更する台数制御が行われるように構成された連結型給湯装置を対象として次の特定事項を備えることとした。すなわち、上記各給湯器として、一方に入水路が接続され他方に出湯路が接続された熱交換器と、この熱交換器を燃焼熱により加熱する燃焼バーナと、上記出湯路に介装された完全閉止機能付きの水量調節用サーボ弁とを備えて構成し、上記給湯経路と各給湯器とを、上記水量調節サーボ弁を完全閉止状態に作動制御することにより閉切換えされて遮断状態に変換させる構成とする。又、上記各給湯器の作動を制御する作動制御手段をさらに備え、上記作動制御手段として、出湯要求指令を受けたとき最初に燃焼作動させるものとして割り付けられたメイン給湯器の燃焼作動をそのメイン給湯器内の入水路に介装された入水流量センサにより検出される検出入水流量が最低作動流量以上であることを条件に許可する一方、上記メイン給湯器以外の他の給湯器であるサブ給湯器の燃焼作動をそのサブ給湯器内の入水路に介装された入水流量センサにより検出される検出入水流量が最低作動流量以上であっても禁止する構成とする
【0009】
この請求項1に係る発明の場合、ある給湯器の水量調節用サーボ弁を完全閉止状態に作動制御することによりその給湯器と給湯経路とが遮断状態に変換され、この状態から上記水量調節用サーボ弁の開度を開く制御を行うことにより上記給湯器と給湯経路とが連通状態に変換される。従って、各給湯器内に内蔵された水量調節用サーボ弁の作動制御によって、各給湯器と給湯経路との間を遮断状態と連通状態とに切換えることが可能になる。このため、従来の連結型給湯装置において各給湯器と給湯経路との開閉切換のために設置されていた外部電磁弁を省略することが可能になり、その外部電磁弁の設置のためのコストの削減や、部品点数の削減、さらにはその外部電磁弁の開閉作動のための電力エネルギーの削減をも実現し得ることになる。又、各給湯器の燃焼作動として入水流量が最低作動流量以上になったことを条件にして開始される制御が行われる構成とされている一方、サブ給湯器が例えば凍結予防のために給湯経路とたまたま連通状態にされていて給湯先でユーザの開操作によりサブ給湯器内に最低作動流量以上の流量が流れたとしても、そのサブ給湯器の燃焼作動が禁止されることになる。このため、最低作動流量以上の入水流量の検出によりサブ給湯器が短時間燃焼されてしまう事態の発生を確実に回避することが可能になり、短時間燃焼の発生に起因する煤発生等の不都合も生じない。
【0010】
さらに上記作動制御手段により、サブ給湯器の燃焼作動を禁止すると共に、サブ給湯器と給湯経路とを遮断状態に変換するようにすれば(請求項2)、サブ給湯器を通過した非加熱の水が給湯先に対し供給されてしまう事態の発生をも回避することが可能になり、上記水の供給に基づく出湯温度特性の悪化をも回避し得ることになる。
【0012】
また、上記請求項1又は請求項2の連結型給湯装置において、上記各給湯器が、上記入水路と出湯路との間に上記熱交換器をバイパスして出湯路に対し入水路からの入水を混合させるためのバイパス路と、このバイパス路に介装された完全閉止機能付きの水量調節用サーボ弁とをさらに備える構成とし、上記給湯経路と各給湯器とを、上記出湯路の水量調節弁と、上記バイパス路の水量調節弁との双方を共に完全閉止状態に作動制御することにより閉切換えされて遮断状態に変換させる構成とすることもできる(請求項3)。この場合には、上記バイパス路から出湯路への入水により熱交換器で加熱された出湯に対し混水して温調させることが可能になる上に、このような構成を付加した場合であっても、上記出湯路及びバイパス路にそれぞれ介装された水量調節用サーボ弁の完全閉止状態への作動制御により、従来必要としていた外部電磁弁を省略してコスト、部品点数及び電力エネルギーの各削減を実現し得る。
【0013】
なお、さらに、上記各給湯器の作動を制御する作動制御手段と、各給湯器における燃焼不能の事態又は燃焼禁止とされる事態の発生を検出する非燃焼事態発生検出手段とを備え、上記作動制御手段として、上記非燃焼事態発生検出手段からの検出信号を受けたとき、対応する給湯器と給湯経路とを遮断状態に変換する構成にすると、燃焼不能又は燃焼禁止の事態が発生すれば、そのような事態が発生した給湯器と、給湯経路との間が遮断状態に切換えられるため、上記燃焼不能等の事態が発生したまま非加熱状態の水が給湯先に供給されてしまうことを回避することが可能になる。これにより、給湯先での出湯温度特性の悪化を回避することが可能になる。
【0014】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1〜請求項のいずれかの連結型給湯装置によれば、従来の連結型給湯装置において各給湯器と給湯経路との開閉切換のために必要であった外部電磁弁を省略することができ、その外部電磁弁の設置のためのコストの削減や、部品点数の削減、さらにはその外部電磁弁の開閉作動のための電力エネルギーの削減を実現させることができるようになる。そして、各給湯器の燃焼作動が最低作動流量以上の入水流量の検出を条件に制御が開始される構成とされていても、又、サブ給湯器が例えば凍結予防のために給湯経路とたまたま連通状態にされていて給湯先でユーザの開操作によりサブ給湯器内に最低作動流量以上の流量が流れたとしても、そのサブ給湯器の燃焼作動を禁止して、サブ給湯器が短時間燃焼されてしまう事態の発生を確実に回避することができ、短時間燃焼の発生に起因する煤発生等の不都合も生じないようにすることができる。
【0015】
特に請求項2によれば、サブ給湯器を通過した非加熱の水が給湯先に対し供給されてしまう事態の発生をも回避することができ、そのような水の供給に基づく出湯温度特性の悪化をも回避することができるようになる。
【0016】
請求項3によれば、各給湯器から給湯経路に出湯される湯の温調を行うバイパス路を付加した場合であっても、従来必要としていた外部電磁弁を省略してコスト、部品点数及び電力エネルギーの各削減を実現させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施形態に係る連結型給湯装置を示す。この連結型給湯装置は複数台(図例では3台)の給湯器2a,2b,2cを連結したものであり、上記第1〜第3の各給湯器2a,2b,2cはそれぞれ同じ構成を有している。そして、いずれか1台がメイン給湯器、他がサブ給湯器として割り振られ、システムコントローラ3からの制御指令を個別コントローラ29a,29b,29cが受けて、まずメイン給湯器が給湯のために燃焼作動され、これを補完するためにサブ給湯器が追加燃焼作動されるようになっている。
【0020】
上記連結型給湯装置は、上流端が例えば水道管等の水道水供給源に接続され下流側がそれぞれ分岐されて各給湯器2a,2b,2cの入水口220に給水する給水経路4と、上流端が各給湯器2a,2b,2cの出湯口230に接続され下流端が1又は2以上(同図には1つのみ図示)の給湯栓6に接続された給湯経路7とを備えている。
【0021】
上記各給湯器2a,2b,2cは燃料オイル(例えば灯油)を燃焼させて上記各入水口220からの入水を加熱し、加熱後の湯を上記各出湯口230に出湯させるオイル給湯器により構成されている。なお、後述の逆燃式以外のオイル給湯器を用いて上記各給湯器2a,2b,2cを構成するようにしてもよい。これら各給湯器2a,2b,2cとして本実施形態で適用されるオイル給湯器の詳細を図2に示す例に基づいて次に説明する。
【0022】
上記各給湯器2a,2b,2cは、燃焼缶体20に配設された熱交換器21と、上記給水経路4からの水を入水口220から上記熱交換器21に入水させる入水路22と、上記熱交換器21で加熱された湯を出湯口230に出湯する出湯路23と、上記熱交換器21から出湯された湯に対し水を混水して温調するするためのバイパス路24と、上記熱交換器21を燃焼熱により加熱する燃焼バーナ25と、この燃焼バーナ25に燃料タンク26からの燃料オイルを供給する燃料供給管27とを備えている。
【0023】
上記熱交換器21には非燃焼事態発生検出手段をも構成するハイリミットスイッチ(以下「HLスイッチ」という)211が設置され、このHLスイッチ211は正常時にはON状態とされる一方、過度の高温度の検出によりOFF状態に変換されこのOFF信号の出力を受けたコントローラ3により燃焼バーナ25の燃焼が強制停止されるようになっている。また、上記入水路22には入水口220からの入水流量を検出する入水流量センサ221及び入水口220からの入水温度を検出する入水温度センサ222が設けられる。上記出湯路23には上記バイパス路24の下流端との合流位置よりも上流側位置に燃焼缶体20で加熱された後の出湯温度を検出する缶体温度センサ231と、水量調節用サーボ弁としての缶体水量調節弁232とが設けられ、上記合流位置よりも下流側位置に出湯口230への出湯温度を検出する給湯温度センサ233が設けられている。さらに、上記バイパス路24には出湯路23からの出湯に対し入水路22からの水を所定の混合比で混水するための水量調節用サーボ弁としてのバイパス弁241が介装されている。
【0024】
上記の缶体水量調節弁232と、バイパス弁241とは、弁体の開度制御により通水流量を変更調節するとともに、その弁体を完全閉止状態(全閉状態)まで作動させ得る構成を有している。上記缶体水量調節弁232はその開度調節により熱交換器21を通過する流量を調節して熱交換器21で加熱される温度の調整を行うものであり、また、上記バイパス弁241はその開度調節により熱交換器21で加熱された湯に対する入水路22からの水の混合比を調整して給湯経路7に出湯される出湯温度の温調を行うものである。そして、これら缶体水量調節弁232と、バイパス弁241とを共に全閉状態に作動制御することにより、その給湯器2a,2b又は2cと、給湯経路7との間が遮断状態に切換えられるようになっている。
【0025】
上記燃焼バーナ25はその火炎を下向きに噴射する逆燃式に配設され、例えばリターン式噴霧ノズルを有するガンタイプバーナにより構成されている。この燃焼バーナ25は、電磁開閉弁251及び電磁供給ポンプ252が介装された燃料供給管27により供給された灯油を噴霧して燃焼させ、供給された一部の石油をリターン管253を通して上記電磁開閉弁251と電磁供給ポンプ252との間の燃料供給管27に対し戻すようになっている。上記リターン管253には、リターン油の油温を検出する油温検出センサ254、リターン油の流量を比例制御する流量制御弁255、及び、リターン油をリターン側にのみ流す逆止弁が介装されている。加えて、上記燃焼バーナ25には燃焼用空気を供給するための送風ファン28が付設され、この送風ファン28はその駆動モータを所定の回転数で駆動させることにより燃焼に必要な所要量の空気を供給するようになっている。この際の回転数検出が回転数センサ281により行われるようになっている。そして、上記流量制御弁255によるリターン油の流量を出湯号数に応じて変更調整することにより上記燃焼バーナ25からの噴霧量の変更調整が行われ、これにより、燃焼量が比例制御されるようになっている。なお、図2中の符号256は点火コイルであり、この点火コイル256の点火作動により燃焼バーナ25の着火が行われる。
【0026】
上記システムコントローラ3は、図3に示すようにメインリモコン31が接続され、台数制御部32及び作動制御手段としての作動制御部33を備えている。このシステムコントローラ3は各給湯器2a,2b,2cとは別に設けても、いずれかの給湯器(図1の例では2c)に内蔵させてもよい。以下の説明においては第1給湯器2aをメイン給湯器、第2及び第3給湯器2b,2cをサブ給湯器として割り付けられた場合について説明し、対応する個別コントローラ29a,29b,29cにそれぞれ第1〜第3を付して用いる。
【0027】
上記台数制御部32は、給湯栓6での給湯使用時の給湯負荷(熱負荷)に応じて燃焼作動させる給湯器2a,2b,2cの台数を変更調整するものであり、いずれか1台をメイン給湯器(最初に着火させる給湯器)、他をサブ給湯器(メイン給湯器では要求熱量を満たせないとき順次着火させる給湯器)として役割を割り付けるようになっている。なお、このようなメイン給湯器及びサブ給湯器の役割設定は所定期間(例えば24時間)毎に順次変更されるようにローテーション設定されており、燃焼頻度がほぼ均等になるようにされている。
【0028】
例えば、1台の出湯能力が50号(流量が50L/min)の場合、要求される出湯能力が9割の45号未満であればメイン給湯器のみを燃焼作動させ、45号以上を超えればメイン給湯器に加えて1台のサブ給湯器2b又は2cを追加燃焼させる補完要求指令を上記作動制御部33に出力して追加燃焼させる一方、追加燃焼させた後に上記の要求される出湯能力が小さくなれば追加燃焼中のサブ給湯器を燃焼停止させる停止指令を上記作動制御部33に出力して燃焼停止させることになる。なお、以上の号数の数値自体は例示である。
【0029】
そして、上記の如く第1給湯器2aがメイン給湯器に、第2及び第3の各給湯器2b,2cがサブ給湯器にそれぞれ設定されている場合には、給湯使用が行われていない待機状態ではメイン給湯器(第1給湯器)2a内の缶体水量調節弁232及びバイパス弁241が全開状態に、他のサブ給湯器(第2及び第3給湯器)2b,2c内の缶体水量調節弁232及びバイパス弁241が共に全閉状態にそれぞれ維持される。つまり、給水経路4と給湯栓6とはメイン給湯器2aを介してのみ連通された状態に維持される。
【0030】
そして、給湯栓6が開かれると、メイン給湯器2aの入水路22に入水口220を通して給水経路4から入水され、この入水流量が最低作動流量MOQ以上(入水流量センサ221による検出)になるとメイン給湯器2aの燃焼バーナ25が燃焼作動され、熱交換器21で加熱された所定温度の湯が出湯路23,缶体水量調節弁232及び出湯口230を通して給湯経路7に出湯され、この給湯経路7を通して上記給湯栓6に給湯されることになる。
【0031】
次に、上記作動制御部33による作動制御について、図4及び図5のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下では説明の簡略にするために、最初に燃焼されるメイン給湯器2aを補完するために補完要求指令が出力されたときには第2給湯器2bをサブ給湯器として燃焼作動させる場合について説明する。まず、例えばメインリモコン31に設けられた運転スイッチがユーザによりOFFにされてから所定時間(例えば10分)以内であれば(ステップS1でYES)、その間に運転スイッチがONにされなければメイン給湯器2a及びサブ給湯器2bの双方の缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を全開にしておく(ステップS2、ステップS4でNO)。これにより、メイン給湯器2aのみならずサブ給湯器2bについても内部の水抜きをし得る状態にしておく。
【0032】
そして、運転スイッチがONにされないまま上記所定時間が経過すれば(ステップS4でNO、ステップS1でNO)、メイン給湯器2aの缶体水量調節弁232を全閉に、バイパス弁241を全開にそれぞれする一方、サブ給湯器2bの缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に全閉に切換える(ステップS3)。つまり、メイン給湯器2aの缶体水量調節弁232が全閉にされるため、ユーザが給湯栓6を開いてもメイン給湯器2aの入水流量センサ221では検出する流量は発生しないため燃焼されず、メイン給湯器2aのバイパス路24を通して水を給湯栓6に流すことができるようにしている。このような給湯栓6での水使用を可能にした状態が運転スイッチがONされるまで維持される。
【0033】
運転スイッチがユーザによりONされると(ステップS4でYES)、メイン給湯器2aの缶体水量調節弁232を全閉に、バイパス弁241を全開にそれぞれする一方、サブ給湯器2bの缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に全閉に切換える(ステップS5)。
【0034】
そして、給湯栓6がユーザにより開操作されてバイパス流量センサ242からの検出入水流量が最低作動流量(MOQ)以上を検出するとメイン給湯器2aの燃焼が許可されて第1個別コントローラ29aにより燃焼作動される一方、サブ給湯器2bが燃焼禁止とされる(ステップS6でYES、ステップS7)。これにより、メイン給湯器2aでは缶体水量調節弁232及びバイパス弁241が共に開度制御状態に入り、サブ給湯器2bの缶体水量調節弁232及びバイパス弁241は共に全閉状態に維持される(ステップS8)。これが台数制御部32から補完要求指令が出力されるまで継続し(ステップS9でNO)、補完要求指令が出力されると(ステップS9でYES)、これを受けた作動制御部33によりサブ給湯器2bの燃焼が許可されて第2個別コントローラ29bにより燃焼制御が開始される(ステップS10)。これにより、メイン給湯器2a及びサブ給湯器2bの双方の缶体水量調節弁232及びバイパス弁241が共に開度制御状態に入る(ステップS11)。これが入水流量センサからの検出流量がMOQ未満にならない限り、又、サブ給湯器2bについて停止要求が出力されない限り継続される(ステップS12でNO、ステップS13でNO)。
【0035】
一方、入水流量センサからの検出流量がMOQ以上を維持しても、サブ給湯器2bについて停止要求が出力されれば、ステップS6に戻りサブ給湯器の燃焼が禁止されて停止される(ステップS12でNO、ステップS13でYES、ステップS6でYES、ステップS7及びS8)。又、上記入水流量センサからの検出流量がMOQ未満となれば、メイン給湯器2a及びサブ給湯器2bを共に燃焼停止させて(ステップS12でYES、ステップS14)、ステップS4に戻る。
【0036】
以上によれば、補完要求指令が出力されない限りサブ給湯器2bは燃焼が禁止れさるため、たとえサブ給湯器2bの缶体水量調節弁232及びバイパス弁241の全閉作動までの作動所要時間の間に給水路4からの水が内部に入水したとしても、燃焼作動されることはなく、運転スイッチONに引き続く出湯初期におけるサブ給湯器2bの短時間燃焼の発生を阻止することができる。
【0037】
なお、以上の説明では、各給湯器2a,2b,2cと、給湯経路7との間を遮断状態に切換える手段として各給湯器2a,2b,2cに内蔵された缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を用いたが、これらを完全閉止機能のない通常のサーボ弁で構成し外部電磁弁5a,5b,5c(図1の一点鎖線参照)を介装させた場合には、上記の図4及び図5のフローチャートを図6及び図7に示すフローチャートの如く変更するようにすればよい。すなわち、図4のステップS2に対し図6のステップS2′の如く外部電磁弁5a,5bを全開にする点を加え、図4のステップS3に対し図6のステップS3′の如くメイン給湯器2aの外部電磁弁5aを開に、サブ給湯器2bの外部給湯器5bを閉にそれぞれする点を加える。また、図4のステップS5及びステップS8に対し図6のステップS5′及びステップS8′の如くメイン給湯器2aの外部電磁弁5aを開に、サブ給湯器2bの外部電磁弁5bを閉にする点を加え、図5のステップS11に図7のステップS11′の如くメイン給湯器2a及びサブ給湯器2bの双方の外部電磁弁5a,5bを共に開にする点を加える。
【0038】
<第2実施形態>
図8及び図9は作動制御部33による第2実施形態の制御内容を示すものである。この第2実施形態は図1及び図2等の連結型給湯装置の構造は第1実施形態と同じであり、上記の作動制御部33での制御内容のみが第1実施形態と異なるものである。
【0039】
まず、運転スイッチがONされれば、メイン給湯器2aの入水流量を監視し、入水流量センサ221からの検出入水流量がMOQ以上を検出するとメイン給湯器2aが第1個別コントローラ29aにより燃焼作動される(ステップS21でYES、ステップS22)。これが台数制御部32から補完要求指令が出力されるまで継続し(ステップS23でNO)、補完要求指令が出力されると、これを受けた作動制御部33によりサブ給湯器2bについての作動制御が第2個別コントローラ29bを介して行われる(ステップS23でYES)。補完要求指令が出力されると、まずサブ給湯器2bの送風ファン28が掃気作動中ではないことを確認した上で送風ファン28を起動させてプリパージ処理を開始する(ステップS24でYES、ステップS25)。そして、回転数センサ281からの検出情報に基づき上記送風ファン28の回転数が所定のプリパージ回転数(着火可能な送風作動状態になる回転数)に到達すれば(ステップS26でYES)、サブ給湯器2bの缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に開切換えして入水口220からサブ給湯器2b内に入水可能とする一方、上記メインリモコン31に設定された設定出湯温度に基づいて缶体水量調節弁232及びバイパス弁241の開度を制御する(ステップS27)。
【0040】
上記の開切換えの後、入水流量センサ221がMOQ以上の入水流量を検出すれば(ステップS28でYES)、メイン給湯器2aに加えてサブ給湯器2bをも合わせて燃焼させる(ステップS29)。そして、メイン給湯器2aのHLスイッチ211がOFFになったか否かを監視し(ステップS30)、ON状態のままであればさらにサブ給湯器2bのHLスイッチ211がOFFになったか否かを監視し(ステップS30でNO、ステップS31)、ON状態のままであれば停止要求の出力がなく入水流量がMOQ未満にもならなければ、上記の燃焼を継続させる(ステップS32でNO、ステップS33でNO、ステップS29)。
【0041】
一方、上記メイン給湯器2aのHLスイッチ211がOFF状態に陥れば、メイン給湯器2aの缶体20の排気筒から逆風の吹き込みが発生した異常状態が発生したと判定し(ステップS30でYES)、メイン給湯器2aの燃焼を停止しその送風ファン28を掃気作動させて缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に全閉にして給湯経路7と遮断する(ステップS35)。そして、台数制御部32に対しそれまでメイン給湯器であった第1給湯器2aをサブ給湯器として割り付け変更し、サブ給湯器であった第2給湯器2bわメイン給湯器として割り付け変更する信号を出力してステップS21に戻る(ステップS36)。つまり、燃焼可能なそれまでのサブ給湯器2bを以後はメイン給湯器に割り付け変更するものである。
【0042】
また、上記メイン給湯器2aのHLスイッチ211はON状態を維持しているが、サブ給湯器2bのHLスイッチ211がOFF状態に陥れば、サブ給湯器2bの缶体20の排気筒から逆風の吹き込みが発生した異常状態が発生したと判定し(ステップS31でYES)、サブ給湯器2bの燃焼を停止しその送風ファン28を掃気作動させて缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に全閉にして給湯経路7と遮断する(ステップS37)。そしてステップS21に戻る。
【0043】
さらに、停止要求が出力されるか(ステップS32でYES)、入水流量がMOQ未満になれば(ステップS33でYES)、上記ステップS37と同様にサブ給湯器2bの燃焼を停止しその送風ファン28を掃気作動させて缶体水量調節弁232及びバイパス弁241を共に全閉にして給湯経路7と遮断した上でステップS21に戻る(ステップS34)。
【0044】
以上によれば、補完要求指令が出力されてサブ給湯器2bを燃焼させようとしてもそのサブ給湯器2bの送風ファン28が掃気作動中で燃焼不能あったり、燃焼作動させたメイン給湯器2a又はサブ給湯器2bのHLスイッチ211がOFF状態になって燃焼禁止とされる事態が発生すれば、燃焼させない又は燃焼していれば燃焼停止にして給湯経路7との間を遮断するようにしているため、燃焼不能又は燃焼禁止された給湯器から非加熱状態の水が給湯栓6に流される事態を回避することができる。
【0045】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、給湯器としてオイル給湯器2a,2b,2cを用いて連結型給湯装置を構成した例を示したが、これに限らず、上記給湯器としてガス給湯器を用いて連結型給湯装置を構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体模式図である。
【図2】各給湯器の構成を示す模式図である。
【図3】システムコントローラ等のブロック構成図である。
【図4】第1実施形態の作動制御の内容を示すフローチャートの前半部である。
【図5】第1実施形態の作動制御の内容を示すフローチャートの後半部である。
【図6】第1実施形態の変形例の作動制御の内容を示すフローチャートの前半部である。
【図7】第1実施形態の変形例の作動制御の内容を示すフローチャートの後半部である。
【図8】第2実施形態の作動制御の内容を示すフローチャートの前半部である。
【図9】第2実施形態の作動制御の内容を示すフローチャートの後半部である。
【符号の説明】
2a、2b、2c 給湯器
6 給湯栓(給湯先)
7 給湯経路
21 熱交換器
22 各給湯器の入水路
23 各給湯器の出湯路
24 バイパス路
25 燃焼バーナ
28 送風ファン
32 台数制御部
33 作動制御部(作動制御手段)
211 ハイリミットスイッチ(非燃焼事態発生検出手段)
221 入水流量センサ
232 缶体水量調節弁(水量調節用サーボ弁)
241 バイパス弁(水量調節用サーボ弁)

Claims (3)

  1. 給湯先に続く共通の給湯経路に対し複数台の給湯器内の各出湯路が接続され、燃焼作動させる給湯器の台数を上記給湯先の熱負荷に応じて変更する台数制御が行われるように構成さ
    上記各給湯器は、一方に入水路が接続され他方に出湯路が接続された熱交換器と、この熱交換器を燃焼熱により加熱する燃焼バーナと、上記出湯路に介装された完全閉止機能付きの水量調節用サーボ弁とを備えて構成され、
    上記給湯経路と各給湯器とは、上記水量調節サーボ弁を完全閉止状態に作動制御することにより閉切換えされて遮断状態に変換されるように構成されている連結型給湯装置であって、
    上記各給湯器の作動を制御する作動制御手段を備え、
    上記作動制御手段は、出湯要求指令を受けたとき最初に燃焼作動させるものとして割り付けられたメイン給湯器の燃焼作動をそのメイン給湯器内の入水路に介装された入水流量センサにより検出される検出入水流量が最低作動流量以上であることを条件に許可する一方、上記メイン給湯器以外の他の給湯器であるサブ給湯器の燃焼作動をそのサブ給湯器内の入水路に介装された入水流量センサにより検出される検出入水流量が最低作動流量以上であっても禁止するように構成されている
    とを特徴とする連結型給湯装置。
  2. 請求項に記載の連結型給湯装置であって、
    記作動制御手段は、サブ給湯器の燃焼作動を禁止すると共に、サブ給湯器と給湯経路とを遮断状態に変換するように構成されている、連結型給湯装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の連結型給湯装置であって、
    上記各給湯器は、上記入水路と出湯路との間に上記熱交換器をバイパスして出湯路に対し入水路からの入水を混合させるためのバイパス路と、このバイパス路に介装された完全閉止機能付きの水量調節用サーボ弁とをさらに備え、
    上記給湯経路と各給湯器とは、上記出湯路の水量調節用サーボ弁と、上記バイパス路の水量調節用サーボ弁との双方を共に完全閉止状態に作動制御することにより閉切換えされて遮断状態に変換されるように構成されている、連結型給湯装置。
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