JP3970820B2 - 埋設管の充填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マンホールの複数のスパン間に埋設された埋設管を充填材で充填する方法に関するものである。
マンホールの複数のスパン間に渡って埋設された上下水道、ガス、電気ケーブル等の埋設管には、既に使用されなくなったものがある。このような埋設管は、そのまま放置すると錆や変質等で劣化して潰れ、地面陥没の原因となる。特に、マンホールが交通量の多い道路沿いに設けられた都市部では、車両の重み等で道路陥没が発生する危険性が高い。このため、近年は、不要になった埋設管を充填することが義務付けられる方向にある。
このような埋設管の充填には、セメントベントナイトや発泡系モルタルが充填材として用いられており、マンホールの1スパン毎に、各マンホール内から充填材を埋設管に注入して充填している。
この充填作業に際しては、マンホールの周囲にバリケードを設置して、作業者がマンホールの中に入り、地上に配置した充填材圧送用ポンプからホースをマンホール内の埋設管の一端に接続して充填材を注入している。また、充填材の注入に際しては、埋設管の他端が存在する1スパン隣のマンホールにもバリケードを設置して、充填材が埋設管の他端まで十分に充填されたか否かを確認するために、作業者がマンホールの中に入っている。なお、上水道、ガス、電気ケーブル等の埋設管のように、配管がマンホール内で継手等により接続されている場合は、これらの継手等を取り外して、埋設管の両端を前もって開口させるようにしている。
上述したマンホールの1スパン毎に充填作業を行う従来の埋設管の充填方法は、バリケードの設置やポンプ等の機材の配備を何度も行う必要があり、作業効率が非常に悪い問題がある。
また、埋設管が埋設された全てのスパンのマンホールで周囲にバリケードを設置して充填作業を行う必要があるので、交通量の多い道路沿いに設けられたマンホールでは、長時間の交通規制が大変であり、かつ、作業時間も限定される問題がある。
そこで、本発明の課題は、不要になった埋設管の充填作業の効率を高めることと、充填作業のためのバリケードを周囲に設置するマンホールを選択可能とすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、マンホールの複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を、充填材で充填する埋設管の充填方法において、前記埋設管をマンホール内で連結して、前記マンホールの複数のスパン間で連なるようにし、この連結した埋設管の一端が存在するマンホール内から前記充填材を埋設管に注入し、前記複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を一括して充填する方法を採用した。
すなわち、埋設管をマンホール内で連結して、マンホールの複数のスパン間で連なるようにし、この連結した埋設管の一端が存在するマンホール内から充填材を埋設管に注入することにより、マンホールの複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を、効率よく一括して充填できるようにするとともに、バリケードの設置が難しい交通量の多い道路沿い等のマンホール内で埋設管を連結して、これらのマンホールの周囲でのバリケードの設置や充填作業を不要とした。
前記連結した埋設管の他端に上向のエルボ管を接続して、前記埋設管の一端から充填材を注入することにより、地中で傾斜する埋設管にも確実に充填材を充填することができる。なお、エルボ管の上端位置は、充填材が注入される埋設管の一端の高さ位置よりも高くすればよい。
前記連結した埋設管の他端が存在するマンホール内に、前記埋設管の一端から注入される充填材を流出させ、この埋設管の他端が存在するマンホールを充填材で埋め戻すことにより、不要となったマンホールを効率よく埋め戻すことができる。
前記充填材を、比重が1.17g/cm3以上、ファンネル粘性が21.0〜55.0秒のスラリーモルタルとすることにより、充填材の原料費を安くすることができる。比重を1.17g/cm3以上としたのは、充填材の圧縮強度を確保するためであり、ファンネル粘性を21.0〜55.0秒としたのは、マンホールの複数のスパン間に渡る長距離の圧送が可能な流動性を確保するためである。
本発明の埋設管の充填方法は、埋設管をマンホール内で連結して、マンホールの複数のスパン間で連なるようにし、この連結した埋設管の一端が存在するマンホール内から充填材を埋設管に注入するようにしたので、複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を、効率よく一括して充填することができ、かつ、バリケードの設置が難しい交通量の多い道路沿い等のマンホール内で埋設管を連結して、これらのマンホールの周囲でのバリケードの設置や充填作業を不要とすることができる。
前記連結した埋設管の他端に上向のエルボ管を接続して、前記埋設管の一端から充填材を注入することにより、地中で傾斜する埋設管にも確実に充填材を充填することができる。
前記連結した埋設管の他端が存在するマンホール内に、前記埋設管の一端から注入される充填材を流出させ、この埋設管の他端が存在するマンホールを充填材で埋め戻すことにより、不要となったマンホールを効率よく埋め戻すことができる。
前記充填材を、比重が1.17g/cm3以上、ファンネル粘性が21.0〜55.0秒のスラリーモルタルとすることにより、充填材の圧縮強度と長距離の充填に必要な流動性を確保した上で、充填材の原料費を安くすることができる。
以下、図1乃至図4に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係る埋設管の充填方法を採用した工事現場を示す。この工事現場には、マンホール1の複数のスパン間に渡って不要になった2本の埋設管2が埋設されている。各埋設管2は、途中の各マンホール1内で、前もって連結管3により連結されており、これらの連結された埋設管2の一端が存在するマンホール1aの周囲にバリケード4が設置され、充填材としてのスラリーモルタルを運搬するバキューム車5と、充填材を圧送するための発電機6、コンプレッサ7およびサンドポンプ8を搭載したユニック車9が配備されている。また、埋設管2の他端が存在するマンホール1bの周囲にもバリケード4が設置されている。
前記スラリーモルタルは、汚泥スラリーにセメントを配合して、その比重を1.17g/cm3以上、ファンネル粘性を21.0〜55.0秒としたものであり、優れた圧縮強度と流動性を備えている。
図2に示すように、前記埋設管2の一端が存在するマンホール1aは蓋10が開けられ、作業者Aが中に入って、サンドポンプ8に接続されたホース11を、一方の埋設管2の一端に接続するとともに、ホース11をサポート部材12に支持している。これらの段取り作業が完了すると、作業者Aの合図で充填材の注入が開始される。なお、ホース11には、流量計13と圧力計14が取り付けられている。
図3に示すように、前記マンホール1b内に存在する各埋設管2の他端には、上向のエルボ管15が接続され、中に入った作業者Bが注入を開始された側の埋設管2に接続されたエルボ管15の出口を監視している。このエルボ管15から充填材が噴出すると、作業者Bは前記マンホール1a内の作業者Aに連絡し、作業者Aはホース11をもう一方の埋設管2の一端に継ぎ変えて、充填材の注入を再開する。
図4に示すように、前記両方の埋設管2の充填が完了すると、作業者Bはマンホール1bの外に出て、マンホール1bを埋め戻すためのさらなる充填材の注入を指示し、不用になったマンホール1bが充填材で埋め戻されるのを監視する場合もある。
上述した実施形態では、充填材としてスラリーモルタルを用いたが、充填材は十分な圧縮強度と流動性を備えたものであればよく、他の種類の充填材を用いることもできる。なお、充填材を供給するサンドポンプ等の機材は、必ずしも車載式のものでなくてもよい。
また、埋設管を連結するマンホールのスパン数は、充填材の流動到達を確保できる数スパン以内であれば任意に選定でき、充填材の注入側と噴出側のマンホールも、周囲の交通事情等を考慮して、任意に選定することができる。注入側のマンホール内に、他の方向への埋設管が存在する場合は、この他の方向への埋設管も、このマンホールから同様に充填材を注入して充填することができる。
本発明に係る埋設管の充填方法を採用した工事現場を示す一部省略縦断面図 図1の充填材注入側のマンホール付近を示す縦断面図 図1の充填材噴出側のマンホール付近を示す縦断面図 図1の充填材噴出側のマンホールを埋め戻す状態を示す縦断面図
符号の説明
1、1a、1b マンホール
2 埋設管
3 連結管
4 バリケード
5 バキューム車
6 発電機
7 コンプレッサ
8 サンドポンプ
9 ユニック車
10 蓋
11 ホース
12 サポート部材
13 流量計
14 圧力計
15 エルボ管

Claims (4)

  1. マンホールの複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を、充填材で充填する埋設管の充填方法において、前記埋設管をマンホール内で連結して、前記マンホールの複数のスパン間で連なるようにし、この連結した埋設管の一端が存在するマンホール内から前記充填材を埋設管に注入し、前記複数のスパン間に渡って埋設された埋設管を一括して充填するようにしたことを特徴とする埋設管の充填方法。
  2. 前記連結した埋設管の他端に上向のエルボ管を接続して、前記埋設管の一端から充填材を注入するようにした請求項1に記載の埋設管の充填方法。
  3. 前記連結した埋設管の他端が存在するマンホール内に、前記埋設管の一端から注入される充填材を流出させ、この埋設管の他端が存在するマンホールを充填材で埋め戻すようにした請求項1または2に記載の埋設管の充填方法。
  4. 前記充填材を、比重が1.17g/cm3以上、ファンネル粘性が21.0〜55.0秒のスラリーモルタルとした請求項1乃至3のいずれかに記載の埋設管の充填方法。
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