JP3970818B2 - 吸水性樹脂の造粒粒子およびこれを含む吸収性物品ならびに吸水性樹脂の造粒粒子の製造方法 - Google Patents
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(4)表面近傍が架橋されており、かつ平均粒子径が150〜800μmである(1)〜(3)のいずれかに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
(ただし、ゲルの体積とは、内径10mm(外径13mm・長さ17cm)の10mlメスシリンダーに0.5gの吸水性樹脂の造粒粒子を入れ、その後5mlの脱イオン水を添加して10分放置したときの、10分後のメスシリンダー中のゲルの体積である。)
(6)水不溶性無機微粒子または界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の助剤成分をさらに含有してなる(1)〜(5)のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
(8)前記造粒粒子が吸水性樹脂と、造粒化剤とからなることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子、
(9)衛生材料の吸収層用の吸収性物品であって、(1)〜(8)のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子と、吸水性樹脂との混合物からなる吸水性樹脂組成物を含んでなる吸収性物品。
(11)前記造粒粒子を形成する吸水性樹脂は、表面部分およびその近傍が架橋されたものである(10)に記載の製造方法、
(12)前記吸水性樹脂は粒子径が1〜150μmの粒子を40〜100重量%含有する粒度分布を有することを特徴とする(10)または(11)に記載の製造方法、
(13)前記造粒化剤は、多価アルコール、アミノ基含有化合物、アミド基含有化合物、およびカルボキシル基含有化合物からなる群より選択される少なくとも1種であり、水溶性であることを特徴とする(10)〜(12)のいずれかに記載の製造方法、
(14)前記押し出し造粒機から得られた造粒粒子をさらに加熱処理することを特徴とする(10)〜(13)のいずれか一つに記載の製造方法。
下部をシリコンゴム栓でフタをした内径16mm、長さ18cmのガラス管に吸水性樹脂組成物または吸水性樹脂の造粒粒子0.500gを投入し、人工尿30mlを注ぎガラス管上部にもシリコンゴム栓をして30分間放置した。次に、底部のシリコンゴム栓を外し、ビーカーの上に置いた48メッシュの金網の上にガラス管を垂直に置き、上部のシリコンゴム栓を外して、10分間放置した。このガラス管上部より人工尿10mlを加えてから後人工尿のメニスカスが次第に下がりゲルの上面に到達するまでの時間を測定し、これを通液性とした。この時間が短いほど通液性が優れることを示す。なお、人工尿は、塩化カリウム7g、硫酸ナトリウム7g、燐酸2水素アンモニウム2.975g、燐酸水素2アンモニウム0.525g、塩化カリウム(二水塩)0.875g、塩化マグネシウム(六水塩)1.75gにイオン交換水を加え全量を3.5kgにしたものを用いた。
吸水性樹脂組成物のサンプル0.450gが、計量され、標準0.5インチ径の試験管の底に置かれた。上記人工尿12.6gが、垂直に支えられた試験管に添加されると同時にストップウォッチを動かした。ストップウォッチは、上昇するゲルの集団が試験管内の液体のメニスカスの底に達した、ちょうどその時に止めた。サンプルの単位グラム当たりの人工尿グラムすなわち28g/gを、吸収速度を得るための秒の単位で経過した時間で割った。
加圧下吸収倍率は、説明断面図(図2)に示した吸水性樹脂組成物の加圧下測定装置によって求めた。
(4)みかけ体積膨張率
内径10mm(外径13mm・長さ17cm)の10mlのメスシリンダーに0.5gの吸水性樹脂の造粒粒子を入れ、その後5gの脱イオン水を添加し10分間放置する。10分後のゲルの体積から以下の式によって求めた値をみかけ体積膨張率とした。
このみかけ体積膨張率は、膨潤したゲルの空隙の量に比例すると考えられる数値で、造粒粒子がママコにならず膨潤し、通液のための空隙を多く有するものほど高い値を示す。
平均粒子径は、JIS標準篩(20メッシュ、32メッシュ、48メッシュ、60メッシュ、100メッシュ、145メッシュ、200メッシュ、350メッシュ)を用いて吸水性樹脂の造粒粒子を篩分級した後、残留百分率Rを対数確率紙にプロットし、R=50%に相当する粒子径を平均粒子径とした。
4メッシュ、14メッシュ、20メッシュ、50メッシュ、100メッシュの大きさの直径70mmの標準篩いおよび分級皿としての受用皿を重ねた。最上級の篩いに吸水性樹脂の造粒粒子30gを置いた。篩いを10分間分級器により振とうした。分級皿に集められたサンプルを計量し重量%により記録した。
吸水性樹脂の造粒粒子約0.2gを不織布製のティーバック式袋(40mm×150mm)に均一にいれ、このティーバック式袋を大過剰の生理食塩水(0.9重量%塩化ナトリウム水溶液)に30分間浸漬して膨潤させ、引き上げて水切りした後、その重量を測定した。また、空のティーバック式袋のみを同様の手順で操作したときの重量をブランクとして次式にしたがって吸収倍率を算出した。
(8)造粒強度
吸水性樹脂の造粒粒子約50cm3(約30g)の試料の重量(M0)を測定した。250mlのマヨネーズ瓶(55mmφ×110mm)にビー玉(6〜7mmφ)10gと吸水性樹脂の造粒粒子を入れ蓋をしめる。ペイントシェーカー(トーヨ精機株式会社製)にそのマヨネーズ瓶を4本セットする。ペイントシェーカーを作動し、約30分でとめる。
M0:試料の質量(g)
M:ふるいの上に残った試料の質量(g)
参考例1
シグマ型羽根を2本有した内容積10リットルのジャケット付きステンレス製双腕型ニーダーに、アクリル酸ナトリウム75モル%およびアクリル酸25モル%からなる単量体成分の水溶液4400g(単量体成分の濃度37重量%)と、架橋剤としてのトリメチロールプロパントリアクリレート2.72g(0.05モル%対単量体成分)とを入れ、窒素ガスを吹き込んで反応系内を窒素置換した。次いで、2本のシグマ型羽根を、回転させながら、ジャケットに30℃の温水を通すことによって反応系内を加熱しながら、開始剤として過硫酸ナトリウム1.10gと亜硫酸ナトリウム1.10gとを添加した。単量体水溶液は重合の進行に伴い柔らかい含水ゲルを生成し羽根の回転により次第に細分化されていった。重合が始まった後、40分後に含水ゲル状重合体は約1.9mmの平均粒子径に細分化された。得られた含水ゲル状重合体を金網上で150℃の温度条件下に2時間熱風乾燥した。この乾燥物をハンマーミルを用いて粉砕し、40メッシュ(目開き425μm)の金網を通過させる事により参考用吸水性樹脂(1)を得た。参考用吸水性樹脂(1)の諸性能を表4に示した。
参考用吸水性樹脂(1)100重量部とグリセリン0.5重量部、水2重量部およびイソプロピルアルコール0.5重量部とをタビュライザー(TX−14、ホソカワミクロン株式会社製)で混合し、得られた混合物をパドルドライヤー(NPD−6W、奈良機械株式会社製)により連続的に加熱処理した。このパドルドライヤーの平均滞留時間は20分であった。排出口の材料温度は190℃であった。このように、参考用吸水性樹脂(2)を得た。参考用吸水性樹脂(2)の諸性能を表4に示した。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部を200メッシュ(目開き75μm)の金網で分級し、金網上に残ったものを吸水性樹脂の一次粒子(a)、金網を通過したものを吸水性樹脂(a)とした。吸水性樹脂の一次粒子(a)は92重量部、吸水性樹脂(a)は8重量部あった。吸水性樹脂の一次粒子(a)の平均粒子径は210μm、吸水性樹脂(a)の平均粒子径は32μmであった。
実施例1で得られた造粒粒子(a)20重量部と吸水性樹脂の一次粒子(a)80重量部とをビニール袋に入れ、手で振り回すことで混合し、吸水性樹脂組成物(2)を得た。その諸性能を表1に示した。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部を100メッシュ(目開き150μm)金網で分級し、金網上に残ったものを吸水性樹脂の一次粒子(b)、金網を通過したものを吸水性樹脂(b)とした。吸水性樹脂の一次粒子(b)は85重量部、吸水性樹脂(b)は15重量部あった。吸水性樹脂の一次粒子(b)の平均粒子径は220μm、吸水性樹脂(b)の平均粒子径は84μmであった。
参考用吸水性樹脂(2)を比較用吸水性樹脂(1)とした。その諸性能を表1に示した。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部に対し、グリセリン0.4重量部とエポミンP−1000(重量平均分子量約7万のポリエチレンイミン、株式会社日本触媒製)の50%水溶液を0.8重量部とをレディゲミキサー(M5R、レディゲ社製)で約30分間混合し、得られた混合物を90℃の乾燥機中で約1時間加熱処理をし、比較用吸水性樹脂組成物(2)を得た。比較用吸水性樹脂組成物(2)の諸性能を表1に示した。
実施例1で得た吸水性樹脂組成物(1)100重量部および粉砕パルプ100重量部をミキサー中で乾式混合し、ついでバッチ型空気抄造装置を用いてワイヤースクリーン上に空気抄造して、寸法10cm×20cmのウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.0013g/cm2のティッシュペーパーで狭持し、その後、圧力2kg/cm2で1分間プレスして、坪量約0.05g/cm2の吸収性物品(1)を得た。
実施例4において、吸水性樹脂組成物(1)を比較用吸水性樹脂組成物(1)にかえた以外は、実施例4と同様にして比較用吸収性物品(1)を得た。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部にグリセリン5重量部、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂17重量部(30%水溶液・分子量2万)をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を湿式連続整粒機(ターボコミニューター(不二パウダル株式会社製))で処理し、吸水性樹脂の造粒粒子(1)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(1)の諸性能を表2に示した。
実施例5において、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂をポリアスパラギン酸10重量部(50%水溶液・分子量5千)に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(2)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(2)の諸性能を表2に示した。
実施例5において、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂を尿素5重量部、水5重量部に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(3)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(3)の諸性能を表2に示した。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部にポリビニルアルコール(分子量2万)5重量部、グリセリン5重量部、水5重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を湿式連続整粒機(ターボコミニューター(不二パウダル株式会社製))で処理し、吸水性樹脂の造粒粒子(4)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(4)の諸性能を表2に示した。
実施例7において、尿素をジグリセリン5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(5)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(5)の諸性能を表2に示した。
実施例7において、尿素をポリグリセリン5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(6)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(6)の諸性能を表2に示した。
実施例7において、尿素をエチレングリコール5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(7)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(7)の諸性能を表2に示した。
実施例7において、尿素をβ−アラニン5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(8)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(8)の諸性能を表2に示した。
実施例5において、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂尿素をポリエチレンイミン(50%水溶液・分子量7万)10重量部に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(9)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(9)の諸性能を表2に示した。
実施例7において、尿素をトリエタノールアミン5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(10)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(10)の諸性能を表2に示した。
実施例8において、ポリビニルアルコールをポリアクリル酸(分子量80万)5重量部に換えた以外は実施例8と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(11)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(11)の諸性能を表3に示した。
実施例7において、尿素をアスパラギン5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(12)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(12)の諸性能を表3に示した。
実施例7において、尿素をLアスコルビン酸5重量部に換えた以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(13)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(13)の諸性能を表3に示した。
実施例5において、造粒化剤(グリセリンおよびポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂水溶液)を用いなかった以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、比較用吸水性樹脂造粒物(1)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(1)の諸性能を表3に示した。
実施例5において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機で押し出し造粒しなかった以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、比較用吸水性樹脂造粒物(2)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(2)の諸性能を表3に示した。
実施例6において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機を従来の前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(No32E型チョッパー(株式会社平賀工作所製)・ダイ孔径3.1mm、ダイ厚み5mm、押し出し作用部とダイの隙間5mm)に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返し、比較用吸水性樹脂造粒物(3)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(3)の諸性能を表3に示した。
実施例7において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機を従来の前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(No32E型チョッパー(株式会社平賀工作所製)・ダイ孔径3.1mm、ダイ厚み5mm、押し出し作用部とダイの隙間5mm)に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返した。得られた造粒物を20メッシュの金網上で解砕しながら全て20メッシュを通過するようにし、比較用吸水性樹脂造粒物(4)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(4)の諸性能を表3に示した。
実施例6において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機を従来の前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(No32E型チョッパー(株式会社平賀工作所製)・ダイ孔径1.2mm、ダイ厚み5mm、押し出し作用部とダイの隙間5mm)に換えた以外は実施例5と同様の操作を繰り返しが、造粒物がダイの孔に詰まり押し出せなかった。
参考例1で得られた参考用吸水性樹脂(1)100重量部にグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を密閉状態で70℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理し、その混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を湿式連続整粒機(ターボコミニューター(不二パウダル株式会社製))で処理し、さらに、200℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理をし、吸水性樹脂の造粒粒子(14)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(14)の諸性能を表4に示した。
実施例18において、グリセリンをジグリセリンに換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(15)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(15)の諸性能を表4に示した。
実施例18において、グリセリン量を5重量部に換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(16)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(16)の諸性能を表4に示した。
実施例18において、グリセリンをポリグリセリンに換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(17)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(17)の諸性能を表4に示した。
実施例18においてグリセリン量を25重量部に換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(18)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(18)の諸性能を表4に示した。
実施例18において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機のダイ孔径=0.3mm、ダイ厚み=0.3mm、押し出し作用部とダイの隙間=0.5mmに換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(19)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(19)の諸性能を表3に示した。
参考例1で得られた参考用吸水性樹脂(1)100重量部にジグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を湿式連続整粒機(ターボコミニューター(不二パウダル株式会社製))で処理し、さらに、200℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理をし、吸水性樹脂の造粒粒子(20)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(20)の諸性能を表3に示した。
参考例1で得られた参考用吸水性樹脂(1)100重量部にジグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を密閉状態で70℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理し、その混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を200℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理をし、吸水性樹脂の造粒粒子(21)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(21)の諸性能を表5に示した。
実施例18において、押し出し造粒機を横押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ペレッターダブル(不二パウダル株式会社製))(スクリーン孔径=0.6mm、スクリーン厚み=0.6mm、押し出し作用部とスクリーンの隙間=0mm)に換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(22)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(22)の諸性能を表5に示した。
実施例18において、押し出し造粒機をブレード型オシレーティング式押し出し造粒機(OG−SR・株式会社菊水製作所製)(スクリーン孔径=0.6mm、スクリーン厚み=0.6mm、押し出し作用部とスクリーンの隙間=0mm)に換えた以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、吸水性樹脂の造粒粒子(23)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(23)の諸性能を表5に示した。
参考例1において、参考例1におけるよりも緩い条件でハンマーミルで粉砕し、20メッシュの金網で分級する以外は、参考例1と同様の操作を繰り返し、参考用吸水性樹脂(3)を得、その諸性能を調べた。得られた結果を表4に示した。
参考例3で得られた参考用吸水性樹脂(3)100重量部にグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を密閉状態で70℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理し、その混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=1.2mm、ダイ厚み=1.2mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を湿式連続整粒機(ターボコミニューター(不二パウダル株式会社製))で処理し、さらに、200℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理をし、吸水性樹脂の造粒粒子(24)を得た。吸水性樹脂の造粒粒子(24)の諸性能を表5に示した。
実施例18において、グリセリンを用いなかった以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、比較用吸水性樹脂造粒物(6)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(6)の諸性能を表5に示した。
実施例18において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機で押し出し造粒しなかった以外は実施例18と同様の操作を繰り返し、比較用吸水性樹脂造粒物(7)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(7)の諸性能を表5に示した。
参考例1で得た、参考用吸水性樹脂(1)100重量部にグリセリン10部をスクリュー型混合機で混合し、得られた混合物を、オイルバス(200℃)に漬されたボール中に充填し、撹拌下で約1時間加熱処理をし、比較用吸水性樹脂造粒物(8)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(8)の諸性能を表5に示した。
参考例3で得られた参考用吸水性樹脂(3)200部とベントナイト800部と水:エタノール1:1の溶液300mlを、スパルタンリューザーRMO−2H型(不二パウダル株式会社製)で混練後、ディスクペレッターF−5型(不二パウダル株式会社製、ダイス孔径=3mm、厚さ5mm)を用い、押し出し造粒を行った。この造粒物を熱風乾燥機で105℃で水分5%以下になるまで乾燥し、比較用吸水性樹脂造粒物(9)を得た。比較用吸水性樹脂造粒物(9)の諸性能を表5に示した。
実施例28において、球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機を従来の前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(No32E型チョッパー(株式会社平賀工作所製)・ダイ孔径1.2mm、ダイ厚み1.0mm、押し出し作用部とダイの隙間5mm)に換えた以外は実施例28と同様の操作を繰り返しが、ダイが造粒物によって変形し押し出し造粒できなかった。
上記実施例で得られた吸水性樹脂の造粒粒子および比較例で得られた比較用吸水性樹脂の造粒強度を測定した。その結果を表6に示した。
参考例1で得られた参考用吸水性樹脂(1)100重量部にグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を密閉状態で70℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理し、その混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。この造粒物を200℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理をし、長さが約100mm、径が約0.6mmのひも状の吸水性樹脂の造粒粒子(26)を得た。
参考例1で得られた参考用吸水性樹脂(1)100重量部にグリセリン10重量部をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を密閉状態で70℃にした乾燥器の中にいれ約1時間加熱処理し、その混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒した。さらに、ガンマー線照射装置を用い100kGyの吸収線量で処理し、柔軟な網状シート状の吸水性樹脂の造粒粒子(27)を得た。
参考例2で得られた参考用吸水性樹脂(2)100重量部にグリセリン5重量部、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂17重量部(30%水溶液・分子量2万)をスクリュー形混合機で混合し、得られた混合物を球面状ダイを有する前押し出し式スクリュー型押し出し造粒機(ドームグラン(不二パウダル株式会社製))(ダイ孔径=0.6mm、ダイ厚み=0.6mm、押し出し作用部とダイの隙間=1mm)で押し出し造粒し、長さが約80mm、径が約0.6mmのひも状の吸水性樹脂の造粒粒子(28)を得た。
2 送りスクリュー、
3 スクリューケース、
4 投入ホッパー、
5 球面状ダイ、
6 球面状押し出し羽根。
Claims (14)
- 架橋構造を有する吸水性樹脂の造粒粒子であって、粒子径が1〜150μmの粒子を40〜100重量%含有する粒度分布を有する吸水性樹脂を造粒してなり、造粒後のアスペクト比(粒子の長径/短径)が1.5〜200である造粒粒子。
- 短径が0.3〜1.5mmである請求項1に記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
- 前記造粒粒子を形成する吸水性樹脂は、表面部分およびその近傍が架橋されたものである請求項1または2に記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
- 表面近傍が架橋されており、かつ平均粒子径が150〜800μmである請求項1〜3のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
- 下記式で定義される見掛け体積膨張率が10%以上である請求項1〜4のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
見掛け体積膨張率(%)=((ゲルの体積/5ml)−1)×100
(ただし、ゲルの体積とは、内径10mm(外径13mm・長さ17cm)の10mlメスシリンダーに0.5gの吸水性樹脂の造粒粒子を入れ、その後5mlの脱イオン水を添加して10分放置したときの、10分後のメスシリンダー中のゲルの体積である。) - 水不溶性無機微粒子または界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の助剤成分をさらに含有してなる請求項1〜5のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
- 前記造粒粒子が吸水性樹脂と、造粒化剤とからなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子。
- 衛生材料の吸収層用の吸収性物品であって、請求項1〜7のいずれか一つに記載の吸水性樹脂の造粒粒子と、吸水性樹脂の一次粒子との混合物からなる吸水性樹脂組成物を含んでなる吸収性物品。
- 架橋構造を有する吸水性樹脂の造粒粒子の製造方法であって、吸水性樹脂と造粒化剤とを混合し、得られた混合物を球面状多孔板を有する押し出し造粒機から押し出すことを特徴とする製造方法。
- 前記造粒粒子を形成する吸水性樹脂は、表面部分およびその近傍が架橋されたものである請求項9に記載の製造方法。
- 前記吸水性樹脂は粒子径が1〜150μmの粒子を40〜100重量%含有する粒度分布を有することを特徴とする請求項9または10に記載の製造方法。
- 前記造粒化剤は、
水、多価アルコール、アミノ基含有化合物、アミド基含有化合物、およびカルボキシル基含有化合物からなる群より選択される少なくとも1種であり、
水溶性であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の製造方法。 - 前記押し出し造粒機から得られた造粒粒子をさらに加熱処理することを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の製造方法。
- 請求項9〜13の製造方法で得られた吸水性樹脂の造粒粒子であって、請求項1〜7のいずれかを満たす吸水性樹脂の造粒粒子。
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