JP3969025B2 - 画像処理システム、および管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置とクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システム、および当該システムに使用される管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコン(パーソナルコンピュータ)などのクライアント端末とプリンタやスキャナなどの画像処理装置とをネットワークにより接続した画像処理システムがある。この画像処理システムにおいては、たとえばクライアント端末や画像処理装置は、それぞれ1台あるいは複数台がネットワークに接続される。そして、各クライアント端末が、1台の画像処理装置を共有して使用する形態をとる。
【0003】
一方、所定のクライアントに対して使用制限を設定できる使用制限機能が有効な画像処理装置と、使用制限機能がない、あるいは有効にしていない画像処理装置とをネットワーク接続したシステムを構築することもできる。この場合、アクセスIDやパスワードなどを利用して、印刷や読取りなどの画像処理の要求を受け付けることを許容する権利(いわゆるアクセス権)をユーザごとあるいはクライアント端末ごとに与えておき、画像処理装置は、アクセス権を有するクライアント端末からの要求を受けたときにのみ、要求された画像処理をする。なお、アクセス権を有するクライアント端末とは、端末自体がアクセス権を有するものだけでなく、アクセス権を有するユーザが使用する端末も含む。
【0004】
ところで、このようなシステムでは、使用制限機能が有効な画像処理装置に対して、該画像処理装置に対するアクセス権を有しない、すなわち使用が許可されていないユーザが使用要求を発することが起こり得る。このため、アクセス権を有しないユーザから画像処理を要求されたときには、画像処理装置は、その要求を拒否する通知(アクセス拒否通知)をそのユーザが使用するクライアント端末に発することで、当該画像処理装置へのアクセス権がないこと、すなわち使用制限されていることをユーザに伝えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらユーザによっては、このアクセス拒否通知を受けても、さらに同じ画像処理装置に対して同様の要求を繰り返すことがある。また、従来のシステムでは、要求を発したユーザにのみアクセス拒否通知を通知するようになっており、たとえば外部などから通知先を開示することなく使用要求が発せられることもあり、この場合、アクセス拒否通知をそのユーザに通知すること自体できず、当然に、不正な使用要求(懇意をもったアクセスなど)が繰り返される。
【0006】
このような場合、余分な負荷がネットワークや画像処理装置にかかり、スループットが低下するなど、アクセス権を有する正規ユーザからの要求に応じた画像処理に悪影響を及ぼすことになってしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アクセス権を有しないユーザから画像処理の要求があっても、システムの負荷を増大させることのない画像処理システム、およびこのシステムに使用される管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る第1の画像処理システムおよび管理装置は、画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムであって、クライアント端末を使用するユーザのうちの、画像処理装置についてのアクセス権を有しないユーザである不正ユーザから、当該画像処理装置に画像処理の要求があったとき、ネットワークに接続されている複数の画像処理装置のうちの、当該ユーザに対してアクセス権を付与しているものの有無を探索する探索部と、探索部がユーザに対するアクセス権を付与している画像処理装置を検出したとき、当該アクセス権を付与している画像処理装置を示す機種情報をユーザに通知する。
【0009】
本発明に係る第2画像処理システムおよび管理装置は、画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムであって、クライアント端末を使用するユーザのうちの、画像処理装置についてのアクセス権を有しないユーザである不正ユーザから、当該画像処理装置に画像処理の要求があったとき、当該要求の画像処理装置への通知を遮断する。
【0010】
【作用】
上記構成の画像処理システムにおいて、管理装置は、たとえばアクセス権を有しない不正ユーザから画像処理装置に画像処理の要求があったか否かなど、クライアント端末を使用する個々のユーザに対する画像処理装置についてのアクセス権の情報を管理する。そして、アクセス権を有しない不正ユーザから画像処理装置に画像処理の要求があったとき、アクセス拒否情報受信部が画像処理装置から拒否情報を受信し、ネットワークに接続されている複数の画像処理装置のうちのそのユーザに対してアクセス権を付与しているものの有無を探索して、そのユーザに対するアクセス権を付与している画像処理装置を検出したときには、そのアクセス権を付与している画像処理装置を示す機種情報をユーザに通知する、あるいは、その要求の画像処理装置への通知を遮断する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の画像処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。第1実施形態の画像処理システム1は、パソコン(パーソナルコンピュータ)やワープロ(ワードプロセッサ)などの文書を生成する側の端末であるクライアント端末30と、コントローラ51およびプリンタユニット67を含み、クライアント端末30から受け取った文書を使用して印刷出力(画像処理の一例)する画像処理装置の一例であるプリンタ装置50と、クライアント端末30に対するプリンタ装置50のアクセス権の付与情報を管理する管理装置の一例である管理サーバ70と、当該画像処理システム1を管理する管理者用の端末である管理端末90とが、たとえば公衆通信網の一例であるインターネットや特定通信網の一例であるLANなどのネットワーク9により接続されている。プリンタユニット67は、当該プリンタユニット67を制御するコントローラ51を介して、ネットワーク9に接続されている。クライアント端末30は、ネットワーク9およびコントローラ51を介して、印刷要求をプリンタユニット67に発する。管理端末90は、たとえばパソコンやワークステーション、あるいは携帯電話(PHS;Personal Handy-phone Systemを含む)やPDA(Personal Data Assistant)などの携帯端末など、通信機能を有する情報端末である。
【0013】
なお管理サーバ70と管理端末90とは一体的に構成されていてもよい。また、クライアント端末30やプリンタ装置50は、各々1台に限らず、複数台がネットワーク9に接続されていてもよい。この場合、各クライアント端末30は、たとえば1台のプリンタ装置50を共有して使用することができる。
【0014】
また、少なくとも1台のプリンタ装置50は、所定のユーザ(クライアント)に対して使用制限を設定できる使用制限機能が有効なものである。この使用制限機能付きのプリンタ装置は、アクセスIDやパスワードなどのユーザ識別子を利用して、印刷出力の要求を受け付けることを許容するアクセス権をユーザごとあるいはクライアント端末30ごとに与えておき、アクセス権を有するクライアント端末30から、画像処理要求の通知を受信したときにのみ、取得した文書に基づいて印刷出力する。なお、アクセス権を有するクライアント端末30とは、端末30自体に対してアクセス権が設定されているものだけでなく、アクセス権を有するユーザである正規ユーザが使用する端末30も含む。以下代表してアクセス権を有するユーザが使用するクライアント端末30で説明する。一方、アクセス権を有しないユーザである不正ユーザから印刷要求されたときには、プリンタ装置50は、その要求を拒否することを示す拒否通知をその不正ユーザが使用するクライアント端末30に発することで、当該プリンタ装置50へのアクセス権がないこと(使用制限されていること)をその不正ユーザに伝える。
【0015】
第1実施形態のクライアント端末30は、文書を生成する文書生成部32と、文書を出力処理する文書出力部34とを備える。また、クライアント端末30は、アクセスIDやパスワードなどのユーザ識別子をプリンタ装置50(詳しくはプリンタユニット67を制御するコントローラ51)に送信したり、当該クライアント端末30についてのプリンタ装置50(詳しくはプリンタユニット67)に対するアクセス権の有無を示す情報をプリンタ装置50から受信するアクセス権情報送受信部37を備える。なお、クライアント端末30は、種々の情報の連絡先となるアドレスを指定するためのアドレス指定手段を備えるのが好ましい。
【0016】
文書出力部34は、文書生成部32により生成された文書に基づいて、CRTやLCD(液晶)などのディスプレイ46に文書画像を出力したり、FDやMOあるいはフラッシュメモリなどの可搬型の記憶媒体に文書を記憶させたり、さらにはネットワーク9を介してプリンタ装置50に文書を送信することで、プリンタユニット67により紙媒体68に印刷出力したりする。
【0017】
そして、このプリンタユニット67による印刷出力の際、アクセス権情報送受信部37は、ユーザから入力された、あるいは予めクライアント端末30に登録されているアクセスIDやパスワードなどのユーザ識別子をプリンタ装置50に送信する。
【0018】
プリンタ装置50を構成する第1実施形態のコントローラ51は、ネットワーク9を介してクライアント端末30から文書を受け取る文書受取部52と、文書を出力処理する文書出力部54とを備える。またコントローラ51は、クライアント端末30やユーザに対して付与してあるアクセス権の登録状況を示す、クライアント端末30ごとあるいはユーザごとに与えられるユーザ識別子を格納するアクセス権登録部55と、クライアント端末30から印刷要求とともに送信されたアクセスIDやパスワードなどのユーザ識別子を受信し、この受信したユーザ識別子とアクセス権登録部55に登録されているアクセス権を有するユーザのユーザ識別子とに基づいて、画像処理の一例としての印刷処理の受付け可否を判断するアクセス制御部56とを備える。さらにコントローラ51は、プリンタ装置50(詳しくはプリンタユニット67)に対するアクセス権を有しないクライアント端末30から印刷要求を受信したとき、アクセス権を有しない旨を示す拒否情報を電子メールによりそのユーザが使用するクライアント端末30と管理サーバ70とに向けて出力するアクセス拒否情報出力部58を有する。文書出力部54は、アクセス制御部56の制御に従って、文書受取部52が受信した文書に基づいて印刷データを生成し、この印刷データに基づいてプリンタユニット67により紙媒体68に印刷出力させる。なお、コントローラ51とプリンタユニット67とは一体的に構成されていてもよい。
【0019】
第1実施形態の管理サーバ70は、ネットワーク9に多数接続されているプリンタ装置50のうちの、アクセス権を有しないユーザから印刷要求を受信したものから、当該ユーザからの印刷要求を拒否したことを示す拒否情報を受信するアクセス拒否情報受信部72を備える。また管理サーバ70は、アクセス拒否情報受信部72が受信した拒否情報の履歴(拒否履歴情報)を格納する拒否履歴格納部の一例であるデータベース74と、データベース74に登録した拒否履歴情報が予め設定されている通知条件に合致したとき、予め指定されている通知先を送信先として、拒否履歴情報に基づく不正ユーザ情報を管理端末90に電子メールにより送信する不正ユーザ情報通知部82とを備える。この不正ユーザ情報通知部82には、予め通知条件を登録することができるようになっている。この通知条件は、たとえば、“全てのユーザ識別子での拒否した回数の総数が規定値を超えている”という条件が指定される。
【0020】
また管理サーバ70は、アクセス拒否情報受信部72が拒否情報を受信したとき、アクセス権を有しないユーザ(不正ユーザ)について、残りのプリンタ装置50のうちの当該不正ユーザに対してアクセス権を付与しているものの有無を探索する探索部84と、探索部84が前記不正ユーザにアクセス権を付与しているプリンタ装置50を検出したとき、当該アクセス権を付与しているプリンタ装置50を示す機種情報をその不正ユーザが使用しているクライアント端末30に通知する機種情報通知部86とを備える。
【0021】
また管理サーバ70は、必要に応じて、図中点線で示すように、クライアント端末30からアクセス権を有しない画像処理装置に向けて画像処理の要求が発せられたとき、当該要求の画像処理装置への通知を遮断する要求遮断部78をさらに有してもよい。この要求遮断部78は、たとえばコントローラ51のアクセス権登録部55とアクセス制御部56との2つの機能部分を備えたものであればよい。
【0022】
図2は、アクセス権登録部55に登録されるユーザ識別子のリストの一例を示す図である。本例では、UserA,UserB,UserCの3名が正規ユーザとして登録されている。なおユーザ識別子に代えて、特定ユーザに拘わらずアクセスを許す特定の端末装置、すなわち端末装置自体にアクセス権を付与していることを示す端末識別子を用いてもよい。アクセス制御部56は、ユーザが使用するクライアント端末30から送信されたユーザ識別子や端末識別子と、このアクセス権登録部55に登録されている正規ユーザのユーザ識別子や端末識別子とを照合することにより、印刷要求の受付け可否を判断する。
【0023】
図3は、データベース74に登録される拒否履歴情報の一例を示す図である。アクセス権を有しないユーザからプリンタ装置50にアクセス(印刷要求)があったとき、プリンタ装置50がそのアクセスを拒否したこと示す拒否情報が、アクセスが拒否されたユーザのユーザ識別子ごとに、電子メールのアドレス、拒否した回数、拒否の発生した最終時刻が、逐次データベース74に登録される。本例では、User01,User02,User03の3名が不正ユーザとして登録されている。なお、User03のユーザは、電子メールのアドレスを開示しないでアクセスしてきており、アドレスの項目が未登録になっている。
【0024】
図4は、第1実施形態の画像処理システム1における処理手順を示したフローチャートである。先ずプリンタ装置50は、クライアント端末30からの印刷要求があるまで待機している。文書作成者は、クライアント端末30において、文書生成用のアプリケーションソフトを使用して文書を文書生成部32により作成する(S300)。文書が完成すると、ネットワーク9を介してプリンタ装置50に印刷要求を送信する(S302)。この印刷要求の送信時には、プリンタ装置50に対するアクセス権の有無を示すアクセスIDやパスワードなどのユーザ識別子をアクセス権情報送受信部37が、文書データを文書出力部34が送信する。プリンタ装置50においては、文書受取部52が文書データを受信し、アクセス制御部56がユーザ識別子を受信する(S500)。
【0025】
アクセス制御部56は、アクセス権を付与してあるユーザであるかどうかを、この受信したユーザ識別子とアクセス権登録部55に登録しているユーザ識別子とを照合することで判断する(S502)。たとえば、アクセス制御部56が、UserAというユーザ識別子をもつユーザから印刷要求を受信すると、図2に示したリストの中に登録されているユーザであるので、このユーザからの印刷要求は受付け可能であると判定する(S502−YES)。そして、文書出力部54は、文書受取部52が受信した文書データに基づいて、プリンタユニット67により印刷出力する(S504)。
【0026】
一方、アクセス制御部56が、User01というユーザ識別子をもつユーザから印刷要求を受信すると、図2に示したリストの中には登録されているユーザではないので、このユーザからの印刷要求は受付け可能でないと判定する(S502−NO)。そして、このユーザはアクセス権を有しないことを示す拒否情報をそのクライアント端末30と管理サーバ70とに電子メールで送信する(S506)。管理サーバ70側に送信する拒否情報の中には、ユーザ識別子の他に、このユーザがメールアドレスを通知してきている場合にはこのメースアドレスも含める。あるいは、当該プリンタ装置50へのアクセス経路などを示すアクセスログを含めてもよい(たとえば電子メールのヘッダ部分に相当するもの)。また電子メールのプロトコルは、送信側はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、受信側はPOP(Post Office Protocol)とする。
【0027】
クライアント端末30のアクセス権情報送受信部37および管理サーバ70側のアクセス拒否情報受信部72は、プリンタ装置50から送信された拒否情報を受信する(S304,S700)。これにより、クライアント端末30側のUser01というユーザ識別子をもつユーザは、当該プリンタ装置50を使用することができないことが分かる。なお、プリンタ装置50は、クライアント端末30との通信が終了していない場合には通信を終了させたり、装置内部で指示を受けてジョブを生成済の場合にはジョブをキャンセルしたりするなど、必要に応じたその他の処理もする。
【0028】
また、管理サーバ70側においては、アクセス拒否情報受信部72は、プリンタ装置50から送信された拒否情報を受信すると、受信した拒否情報に含まれるユーザ識別子、メールアドレス、あるいはアクセスログをデータベース74に拒否履歴情報として登録する(S702)。なお、同じユーザ識別子の場合には、既に登録されている情報を更新する。たとえば、User01というユーザ識別子は、図3に示すように、これまでに2回拒否しているユーザであるとして登録されているため、その拒否回数を1加算して3に更新し、最終拒否時刻を現在時刻で更新する。新規のユーザ識別子の場合には、そのユーザ識別子と現在時刻とをリストに追加して格納する。
【0029】
次に不正ユーザ情報通知部82は、データベース74に登録した拒否履歴情報が予め設定されている通知条件に合致するかどうかを判定する(S704)。たとえば、指定されている通知条件が、“全てのユーザ識別子での拒否した回数の総数が5回を超えている”という条件の場合、ステップS702における更新により総数が5回となり通知条件に合致するので、不正ユーザ情報通知部82は、不正ユーザからプリンタ装置50に印刷要求があり、且つ拒否履歴情報の内容において通知条件が成立していること示す不正ユーザ情報を表した電子メールの本文を作成する(S706)。不正ユーザ情報には、データベース74に格納されている拒否履歴情報の全てを含めるのがよい。この後、不正ユーザ情報通知部82は、プリンタ装置50の管理者やプリンタ装置50の接続されるネットワーク9の管理者などのメールアドレスなど、予め指定されている通知先を送信先として、その電子メールを送信する(S708)。これにより、これら管理者の端末である管理端末90に前記電子メールが配信される。
【0030】
この後、不正ユーザ情報通知部82は、データベース74に登録されている拒否履歴情報の内容をクリアする。そしてこの後、あるいはステップ704において通知条件に合致しない場合には(S704−NO)、管理サーバ70は、新たな拒否情報がプリンタ装置50から送信されるのを待つ。
【0031】
プリンタ装置50の管理者やネットワーク9の管理者などは、管理サーバ70から送信された電子メールを管理端末90により受信する(S900)。
【0032】
これにより、管理者は、アクセス権を有しないユーザからプリンタ装置50へのアクセスがあり(使用制限機能が働いた)、なおかつ、そのアクセスが予め設定しておいた通知条件に合致したということを、管理端末90を用いて直接もしくはリモートで調査するといった主体的な行為を起こさなくとも、見逃すことなく知ることができる。
【0033】
そしてこれにより、管理者は、たとえば使用制限されていることについて知らずに使用要求を繰り返してしている不正ユーザがいる場合、受け取った不正ユーザ情報に基づいて、その使用要求の繰り返しを止めさせたり回避するなどの処置を取ることができる。たとえば、管理者は、管理サーバ70の探索部84に対して、データベース74に登録されているアクセス権を有しないユーザ識別子について、残りのプリンタ装置50のうちの当該ユーザ識別子に対してアクセス権を付与しているものの有無を探索するよう指示する。機種情報通知部86は、クライアント端末30に対するアクセス権を付与しているプリンタ装置50を探索部84が検出したとき、当該アクセス権を付与しているプリンタ装置50を示す機種情報をそのユーザ識別子に対応するユーザのメールアドレスに電子メールで通知する。なお、管理者は、アクセス拒否情報受信部72がアクセス権を有しない旨を示す情報を受信したとき、自動的に、使用を拒否されたユーザが使用し得る別のプリンタ装置50を探索部84により探索し、検知できたときには機種情報通知部86により機種情報を通知するよう設定しておいてもよい。これにより、この通知を受けたユーザは、無用な使用要求を繰り返すことを回避できるだけでなく、これ以後は、自身が使用し得る別のプリンタ装置に対して印刷要求を発することができる。
【0034】
また、たとえば、クライアント端末30からプリンタ装置50への印刷要求が管理サーバ70を介してなされるようにシステム(具体的には情報のやりとり)を構成することもできる。この場合たとえば、図1中に点線で示す要求遮断部78を介してクライアント端末30からの印刷要求をプリンタ装置50に配信するように構成する。要求遮断部78は、たとえばアクセス制御部56と同様に、ユーザ識別子を参照してアクセス権を有するユーザであるのか否かを判定し、プリンタ装置50に対してアクセス権を有しないユーザから印刷要求があったときには、この印刷要のプリンタ装置50への通知を遮断する。これにより、不要な要求は、クライアント端末30と管理サーバ70との間だけに制限することができ、ネットワークの混雑によるスループット低下を防止することもできる。
【0035】
また、外部などから通知先を開示することなく不正な使用要求を繰り返す場合においても、たとえばアクセスログを参照して不正ユーザを特定し、そのような不正なアクセスを回避するよう適当な対処をすることができる。
【0036】
このように上記第1実施形態の画像処理システム1によれば、1台の管理サーバ70により、1つ以上のクライアント端末30やプリンタ装置50におけるアクセス権の情報を管理することができ、これにより、使用制限された要求により余分な負荷が増大しスループットが低下するという問題を回避することができる。加えて、使用を拒否されたユーザについて、他に使用可能な(拒否されない)プリンタ装置がある場合、その装置の機種情報を機種情報通知部86により通知することとすれば、この通知を受けたユーザは使用可能であると通知された他のプリンタ装置へ使用要求をすればよくなるので、ユーザにとってもより使い易いシステムになる。
【0037】
また上記第1実施形態では、拒否情報、不正ユーザ情報、あるいは機種情報を電子メールで通知しているので、たとえば、電子メールのタイトル、コメント(ボディ)、あるいは添付ファイルとして、簡易なSMTPのコマンドのみでこれらの情報を送信することができる。また、複数の管理者に転送や同報をすることもでき、さらに携帯端末への通知もできる。
【0038】
なお、上記第1実施形態の変形例として、管理サーバ70を備えたプリンタ装置50としてもよい。この場合、管理サーバ70とプリンタ装置50との間の通信は、一体化された装置内で行なわれる。
【0039】
さらに上記第1実施形態では、不要な要求がある都度ではなく、データベース74に登録してある拒否履歴情報に基づいて、予め設定しておいた通知条件に合致したときにのみ、不正ユーザ情報を管理者に通知するようにしているので、管理者は適度なサイクルで不正ユーザ情報を確認することができる。換言すれば、不正ユーザ情報の通知が管理者を煩わせることもない。
【0040】
図5は、本発明の画像処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。第2実施形態の画像処理システム1は、印刷機能に加えて、読取りや複写の機能も有する、いわゆる複合型画像処理装置に適用するとともに、この複合型画像処理装置と管理サーバとを一体とした形態である。
【0041】
このため、複合型画像処理装置500内のコントローラ51は、第1実施形態の構成に加えて、オペレータからの設定/指示の入力を受けたり、オペレータへの情報表示をするための操作部510を備える。また、複合型画像処理装置500は、プリンタユニット67に加えて、原稿を読み取って画像情報を取り込むためのスキャナユニット(原稿読取部)68と、第1実施形態の管理サーバ70とほぼ同様の管理サーバ部71をさらに備える。アクセス制御部56は、クライアント端末30からの印刷要求に加え、操作部510を介した指示についても、その指示を受付けて処理すべきか判断する。たとえば、印刷や読取りの指示に先立って、オペレータによるIDコードのキー入力やIDカードの挿入などによるユーザ情報が入力され、この入力されたユーザ情報に基づいてアクセス権の有無を判断する。
【0042】
なお、管理サーバ部71を一体的に構成したことにより、第1実施形態の管理サーバ70との間の通信をするための構成は割愛もしくは変更してもよい。たとえば、拒否情報を管理サーバ70に通知するための機能部分であるアクセス拒否情報受信部72を割愛するとともに、アクセス拒否情報出力部58がデータベース74に拒否履歴情報を直接登録するように構成することができる。
【0043】
複合型画像処理装置500での動作は、印刷だけでなく読取りや複写といった画像処理の要求があり、この要求に応じた処理をプリンタユニット67やスキャナユニット69がすること以外は、第1実施形態のほぼ同様である。
【0044】
たとえば、スキャナユニット69による処理の場合、操作部510のボタン操作で予め各クライアント端末30のIPアドレスを設定しておき、原稿をセットし操作部510で入力条件をメニュー選択してスタートボタンを押すことにより、読み取られた画像情報が図示しないファイルサーバに格納される。そして、アクセス権を有する正規ユーザであれば、メール文書、添付文書、あるいはイメージ変換の何れか方法により、読み取られた画像情報がそのユーザのクライアント端末30に配信される。たとえば、メール受信形式の場合、指定されたアドレスに画像を添付してメールを送付する。添付文書形式の場合、画像を添付データとして指定したデータベースに登録し、さらに登録した旨の電子メールを、指定されたアドレスへ送付する。イメージ変換形式の場合、データベースに登録せずに、取り込んだ画像のディレクトリ/ファイル名といった情報を電子メールで送付し、この送付を受けたユーザから、ファイルサーバに直接アクセスしてもらう。
【0045】
一方、アクセス権を有しない不正ユーザからの読取り要求がなされた場合、第1実施形態と同様にして、不正ユーザに関する不正ユーザ情報を管理者に通知することができる。
【0046】
上記構成のコントローラ51や管理サーバ70などの各機能部分は、たとえば、CPU(Central Processing Unit) 、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、メモリ読出部、通信I/F(インターフェース)、キーボードやマウスなどの入力装置、ハードディスク装置、FD(Floppy(登録商標) Disk )ドライブ、CD−ROM(Compact Disk ROM)ドライブ、および表示制御部などにより構成されたコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することもできる。この場合たとえば、クライアント端末30のメイン電源が投入されると、CPUがROMに格納されたプログラムを実行する。ここで実行されるプログラムにより使用されるデータ領域は、RAM上のアドレスに割り当てられており、初期化時にRAM上に複写される。またプログラムのスタックおよび作業データもRAMに割り当てられる。
【0047】
また、上記実施形態の処理手順をコンピュータに実行させるプログラムは、CD−ROMなどの記録媒体を通じて配布される。あるいは、前記プログラムは、CD−ROMではなくフロッピィディスクに格納されてもよい。また、MOドライブを設け、MOに前記プログラムを格納してもよく、またフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリカードなどのその他の記録媒体に前記プログラムを格納してもよい。さらに、他のサーバなどからインターネットなどの通信網を経由して前記プログラムをダウンロードして取得したり、あるいは更新してもよい。なお、記録媒体としては、フロッピィディスクやCD−ROMなどの他にも、DVDなどの光学記録媒体、MDなどの磁気記録媒体、PDなどの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードなどの半導体メモリーを用いることができる。
【0048】
記録媒体の一例としてのフロッピィディスクやCD−ROMなどには、上記実施形態で説明したコントローラ51や管理サーバ70のフローチャートの一部または全ての機能を格納することができる。つまり、RAMなどにインストールされるソフトウェアは、上記実施形態に示された管理サーバ70などと同様に、各機能部をソフトウェアとして備える。そして、上述した管理サーバ70などにおける各機能部を構成するためのプログラムを格納したCD−ROMなどからプログラムを読み出してハードディスク装置などにインストールさせておき、ハードディスク装置からプログラムを読み出してCPUが上記の処理手順を実行することにより、上記機能をソフトウェア的に実現することができる。
【0049】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記の実施形態は、クレームにかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0050】
たとえば、ユーザ識別子を利用して受付け可否を判断していたが、クライアント端末30のTCP/IPアドレスやユーザのメールアドレスなどを利用することもできる。また、上記実施形態では、データベース74に登録してある拒否履歴情報の拒否した回数の総数が規定回数に合致したことを通知条件としていたが、通知条件はこれに限らず、たとえばデータベース74を備えない構成とする場合には、管理サーバ70がプリンタ装置50から拒否情報を受信する都度を通知条件としてもよい。また、データベース74に登録する拒否履歴情報は、図3に示したものに限らず、たとえば、要求指示に含まれる印刷指示枚数などを含んでいてもよい。
【0051】
さらに、通知条件は、上記実施形態の例に限らず、拒否した総印刷指示枚数をもとに判断するようにしたり、その都度自由に指定するようにしてもよい。
【0052】
また、上記実施形態では、アクセス権を有しないユーザからプリンタ装置50にアクセスがあった都度、その旨を示す拒否情報をユーザに通知していたが(図4のステップS506参照)、本願発明においては、ユーザへの拒否通知は必ずしも必要ではない。また拒否通知あるいは使用可能な別の装置があることの通知をユーザが受けるか否かを指定可能に構成してもよい。あるいは、同様の内容の通知が同じ通知先になされないよう、通知状況を管理する手段を設けてもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、拒否情報、不正ユーザ情報、あるいは機種情報を電子メールで通知していたが、これらの通知は電子メールに限らずその他の通知手法を用いてもよい。たとえば、SNMP(Simple Network Management Protocol:簡易ネットワーク監視プロトコル)を用いてもよい。この場合、アクセス拒否情報出力部58、アクセス拒否情報受信部72、不正ユーザ情報通知部82、および機種情報通知部86は、SNMPに対応した通信機能を有する通信ユニットを備えるようにする。
【0054】
さらに上記実施形態では、印刷、複写、あるいは読取り用の画像処理装置を例に説明したが、画像処理装置は、要求に応じた画像処理を施すものであればよく、前述の例に限らず、たとえばファックス装置などであってもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明の画像処理システムは、アクセス権を有しないユーザから画像処理装置に画像処理の要求があったとき、所定の通知条件に従って、その旨を示す不正ユーザ情報を、画像処理システムを管理する管理者に通知するようにした。これにより、不正ユーザ情報を受け取った管理者は、アクセス権を有しないユーザが使用要求を繰り返すことを防止したり回避するための適当な対処を取ることができる。よって、使用制限されたユーザからの無用な要求を制限することができるようになり、無用な要求が繰り返されることによる正規ユーザに対するスループットの低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理システムの第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】 アクセス権登録部に登録されるユーザ識別子のリストの一例を示す図である。
【図3】 データベースに登録される拒否履歴情報の一例を示す図である。
【図4】 第1実施形態の画像処理システムにおける処理手順を示したフローチャートである。
【図5】 本発明の画像処理システムの第2実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…画像処理システム、9…ネットワーク、30…クライアント端末、32…情報生成部、34…情報出力部、36…置換情報受取部、37…アクセス権情報送受信部、46…ディスプレイ、50…プリンタ装置、51…コントローラ、52…文書受取部、54…文書出力部、55…アクセス権登録部、56…アクセス制御部、58…アクセス拒否情報出力部、67…プリンタユニット、69…スキャナユニット、70…管理サーバ、72…アクセス拒否情報受信部、74…データベース、78…要求遮断部、82…不正ユーザ情報通知部、84…探索部、86…機種情報通知部、90…管理端末、500…複合型画像処理装置、510…操作部
Claims (5)
- 画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムであって、
前記クライアント端末を使用するユーザのうちの、前記画像処理装置についてアクセス権を有しないものから、当該画像処理装置に前記画像処理の要求があったとき、前記ネットワークに接続されている複数の画像処理装置のうちの、当該ユーザに対して前記アクセス権を付与しているものを探索して、当該アクセス権を付与している画像処理装置を示す機種情報を前記ユーザに通知する管理装置
を備えたことを特徴とする画像処理システム。 - 画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムに使用される管理装置であって、
前記クライアント端末を使用するユーザのうちの前記アクセス権を有しないものによる前記画像処理の要求を受け取った前記画像処理装置から、当該ユーザからの前記要求を拒否したことを示す拒否情報を受信するアクセス拒否情報受信部と、
前記アクセス拒否情報受信部が前記拒否情報を受信したとき、前記アクセス権を有しないユーザについて、前記ネットワークに接続されている複数の画像処理装置のうちの、当該ユーザに対して前記アクセス権を付与しているものの有無を探索する探索部と、
前記探索部が前記ユーザに対する前記アクセス権を付与している前記画像処理装置を検出したとき、当該アクセス権を付与している画像処理装置を示す機種情報を前記ユーザに通知する機種情報通知部と
を有することを特徴とする管理装置。 - 前記クライアント端末を使用するユーザのうちの、前記画像処理装置についてアクセス権を有しないものから、当該画像処理装置に前記画像処理の要求があったとき、当該要求の前記画像処理装置への通知を遮断する要求遮断部
を有することを特徴とする請求項3に記載の管理装置。 - 画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムであって、
前記クライアント端末を使用するユーザのうちの、前記画像処理装置についてアクセス権を有しないものから、当該画像処理装置に前記画像処理の要求があったとき、当該要求の前記画像処理装置への通知を遮断する管理装置
を備えたことを特徴とする画像処理システム。 - 画像処理を施す画像処理装置と前記画像処理装置に対して画像処理の要求を発するクライアント端末とがネットワークにより接続された画像処理システムに使用される管理装置であって、
前記クライアント端末を使用するユーザのうちの、前記画像処理装置についてアクセス権を有しないものから、当該画像処理装置に前記画像処理の要求があったとき、当該要求の前記画像処理装置への通知を遮断する要求遮断部
を有することを特徴とする管理装置。
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