JP3967714B2 - サッシ窓の取付装置およびその取付方法 - Google Patents

サッシ窓の取付装置およびその取付方法 Download PDF

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Description

本発明はサッシ窓の取付装置およびその取付方法に関するものである。
サッシ窓の取付方法として、例えば特開2002−4729号の発明が知られている。
その他、鉄筋コンクリート構造物の窓開口部へのサッシ窓の取付方法としては、第一にサッシ窓をタコ吸盤を使って人力で取り付ける方法、第二にサッシ窓をタワークレーンで持ち上げて取り付ける方法、第三にサッシ窓をミニクレーンで上階から吊り上げて取り付ける方法、第四にサッシ窓を梁に仕込んだウインチで吊り上げて取り付ける方法が一般的に行われている。
特開2002−4729号公報
しかし、上記の第一の取付方法は、サッシ窓が大型になると多くの人手と、外部足場とが必要になるという問題があった。また第二の取付方法は、強風時には作業ができず、サッシ窓の引き込みも危険であり、かつタワークレーンを占有してしまうため工期が延びるという問題があった。また第三の取付方法は、第二の他に、上階の床の強度を必要とするという問題があった。また第四の取付方法は、第二の他に、梁下に吊り代を必要とするという問題があった。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型のサッシ窓であっても人手と外部足場とを必要とせず、また強風時においても安全に取り付けることができるサッシ窓の取付装置およびその取付方法を提供することである。
本発明のサッシ窓の取付装置は、フォークリフトの腕部に設置してサッシ窓を把持するとともに、この把持したサッシ窓を窓開口部に取り付けるための装置であり、サッシ窓を把持する把持部と、該把持部の角度を上下方向に調整する角度調整部と、該角度調整部を前後に出し入れする出入調整部と、該出入調整部をフォークリフトの腕部に接合する接合部とから構成され、該接合部はフォークリフトの腕部に接続する接続枠と、出入調整部を移動自在に設置した水平盤とからなり、出入調整部は水平盤の走行レールを移動する移動部と、該移動部の上面に立設された支持材を水平方向に回転させる水平旋回部とからなり、角度調整部は把持部を上下方向に回転させる首振り部と、把持部を首振り部に対して回転させる垂直旋回部とからなり、把持部は垂直旋回部の走行レールを移動する移動部と、サッシ窓を把持する把持腕とからなることを特徴とする。
またサッシ窓の取付方法は、爪を取り外し、かつ内側に縮んだフォークリフトの腕部に取り付けた、請求項1のサッシ窓の取付装置の把持部でサッシ窓を把持するとともに、該サッシ窓を角度調整部によって上部が後側に位置するように傾斜させた後、フォークリフトを前進させてサッシ窓の下端部を窓開口部の下面に設置するとともに、腕部の前方への伸張によってサッシ窓を回転させながら窓開口部に嵌め込んだ後、該窓開口部にサッシ窓を固定することを特徴とする。
大型のサッシ窓であっても取付装置によって簡単に把持することでき、この把持したサッシ窓を前後左右に移動可能、上下の角度調整可能、水平および垂直旋回可能であるため、窓開口部に簡単に取り付けすることができる。既存のフォークリフトに取り付けすることができるので、使い勝手がよい。またサッシ窓を把持して躯体の内部から窓開口部に取り付けるため、強風時および高層部であっても安全かつ簡単に取り付けすることができる。サッシ窓の取り付け工期を大幅に短縮することができる。
以下、本発明のサッシ窓の取付装置およびその取付方法について説明する。はじめに、サッシ窓の取付装置について説明し、その後に、この取付装置を使用したサッシ窓の取付方法について説明するが、各実施の形態において、同じ構成は同じ符号を付して説明し、異なった構成にのみ異なった符号を付して説明する。
本発明の実施の形態のサッシ窓の取付装置(以下、取付装置という)1は、既存のフォークリフト2の腕部3に取り付けて、窓開口部に嵌める前のサッシ窓4を把持して窓開口部に取り付けるものである。このサッシ窓4は窓枠5にペアガラス6が嵌め込まれた重量が1トンもある大きなものである。
この取付装置1は、図1〜図3に示すように、サッシ窓4を把持する把持部7と、該把持部7の角度を上下方向に調整する角度調整部8と、該角度調整部8を前後に出し入れする出入調整部9と、該出入調整部9をフォークリフトの腕部3に接合する接合部10とから構成されている。
接合部10は、取付装置1をフォークリフトの腕部3に取り付ける接続枠11と、該接続枠11に直角に突出した水平盤12とからなり、該水平盤12には出入調整部9が移動自在に設置されている。よって、この接続枠11が、爪を取り外した腕部3にボルト止めされて、取付装置1がフォークリフト2に取り付けられ、腕部2の伸縮および上下動により、前後および上下に移動できるようになっている。
また、出入調整部9は水平盤12の走行レール13を移動する移動部14と、該移動部14上面の支持材15を水平方向に回転させる旋回部16とから構成されている。この移動部14は水平プレート17下面の走行ガイド18が走行レール13に嵌め合わされ、走行ガイド18間に設置されたラック20が水平盤12のピニオン21に噛み合わされ、該ピニオン21を出入調整ハンドル22で回転させることにより、走行レール13を前後に移動できるようになっている。
一方、旋回部16は水平プレート17の上に設置された水平旋回輪23と、該水平旋回輪23の上に立設された支持材15とから構成され、水平旋回輪23には水平旋回ハンドル24で回転する駆動輪25が噛み合わされている。したがって、水平旋回ハンドル24の旋回による駆動輪25の回転によって、水平旋回輪23が回転するようになっている。
また角度調整部8は把持部7を上下方向に回転させる首振り部26と、把持部7を首振り部26に対して回転させる旋回部19とから構成されている。この首振り部26は支持材15上部に支軸27を中心に回転自在に取り付けられ、旋回部19に設けたシリンダー28の先端が接続されている。よって、このシリンダー28の伸縮により、前記支軸27を中心に上下方向に回転して角度の変更が可能になっている。
また旋回部19は首振り部26前面の垂直旋回輪29と走行レール13とからなり、垂直旋回輪29に垂直旋回ハンドル30で回転する駆動輪25が噛み合わされている。したがって、垂直旋回ハンドル30の旋回による駆動輪25の回転によって、垂直旋回輪29が回転するようになっている。
把持部7は旋回部19の走行レール13を移動する移動部14と、サッシ窓4を把持する把持腕31とから構成されている。この移動部14は垂直プレート32の走行ガイド18が走行レール13に嵌め合わされ、走行ガイド18間に設置されたネジ嵌合体33がボールネジ34に噛み合わされ、該ボールネジ34を把持ハンドル35で回転させることにより、走行レール13が左右に移動するようになっている。
一方、把持腕31は、垂直プレート32の両側に設けた垂直材であり、この垂直材の内側面に取付枠材37がボルト止めできるようになっている。この取付枠材37は、外枠38がサッシ窓4の窓枠5にボルト止めされ、外枠38内の縦材41が把持腕31に取り付けられるようになっており、縦材41にはボルト孔42と長孔43とが設けられている。
この取付装置1の把持腕31は、窓開口部44にサッシ窓4を取り付けるために、出入調整ハンドル22で前後方向に移動し、水平旋回ハンドル24で水平回転し、シリンダー28で上下方向に回転し、垂直旋回ハンドル30で垂直回転し、把持ハンドル35で左右に移動し、各ハンドル22、24、30、35の一回転で各部の先端が5mm動くように統一されている。
以下に、この取付装置1を使用したサッシ窓の取付方法について説明する。はじめに、図4に示すように、ペアガラス6を備えた重量が1トンのサッシ窓4に取付枠材37をボルト止めし、この取付枠材37の上下部に、落下防止を兼ねた出入りの位置を決める当たり板45を取り付けるとともに、サッシ窓4を嵌め込む窓開口部44の下面内側に落下防止補助具46を固定する。
次に、爪部を撤去したフォークリフトの腕部3に取付装置1を設置し、この取付装置の把持腕31を3本のボルト47で取付枠材37の縦材41に固定するが、この3本のボルト47のうち下端部のものは縦材41の長孔43に固定する。また、この腕部3は取付装置1を設置しやすいように、なるべく下側に位置させておく。
そして、このままの状態で、フォークリフト2を前進させて、窓開口部44の少し手前で止める。次に、サッシ窓4を所定の高さまで持ち上げるとともに、出入調整ハンドル22でサッシ窓4を前方に移動させるとともに、シリンダー28の伸張により、上側が後方に位置する角度に傾斜させる。また、水平旋回ハンドル24と、垂直旋回ハンドル30と、把持ハンドル35とでサッシ窓4を水平回転、垂直回転および左右に移動させて、窓開口部44に嵌め込むための位置の微調整を行い、サッシ窓4の下端部を窓開口部44の下面に設置する。
次に、図5に示すように、把持腕31の3本のボルト40のうち上側のボルト40を取り外した後、サッシ窓4の自重を窓開口部44にあずけたまま、その傾きが5度になるまで腕部3を前方に伸張させると、下部を支点に回転するとともに、下端部のボルト40が縦材41の長孔43を移動する。
次に、図6に示すように、サッシ窓4が垂直になるまで腕部3を伸張させて窓開口部44に嵌め込むとともに、サッシ窓4の上下部をファスナー36で仮固定する。そして、取付枠材37の上下部の落下防止治具45と落下防止補助具46とを窓開口部44の下面から撤去する。
次に、図7に示すように、上記で取り外した2本のボルト40を戻して把持腕31に縦材41を固定した後、取付枠材37をサッシ窓4から取り外すとともに、サッシ窓4を窓開口部44に本固定する。この手順で一枚のサッシ窓4を固定することができ、同じ方法で他のサッシ窓4を順次取り付ることにより、強風時および高層部であっても安全かつ簡単に取り付けすることができるので、サッシ窓4の取り付け工期を大幅に短縮することができる。
取付装置の側面図である。 取付装置の正面図である。 取付装置の平面図である。 サッシ窓を窓開口部に取付装置でセットした断面図である。 サッシ窓を窓開口部の下面を中心に取付装置で回転させた断面図である。 サッシ窓を窓開口部に取付装置で嵌め込んだ断面図である。 サッシ窓から取付装置を取り外した断面図である。
符号の説明
1 取付装置
2 フォークリフト
3 腕部
4 サッシ窓
5 窓枠
6 ペアガラス
7 把持部
8 角度調整部
9 出入調整部
10 接合部
11 接続枠
12 水平盤
13 走行レール
14 移動部
15 支持材
16、19 旋回部
17 水平プレート
18 走行ガイド
20 ラック
21 ピニオン
22 出入調整ハンドル
23 水平旋回輪
24 水平旋回ハンドル
25 駆動輪
26 首振り部
27 支軸
28 シリンダー
29 垂直旋回輪
30 垂直旋回ハンドル
31 把持腕
32 垂直プレート
33 ネジ嵌合体
34 ボールネジ
35 把持ハンドル
36 ファスナー
37 取付枠材
38 外枠
40 ボルト
41 縦材
42 ボルト孔
43 長孔
44 窓開口部
45 落下防止治具
46 落下防止補助具

Claims (2)

  1. フォークリフトの腕部に設置してサッシ窓を把持するとともに、この把持したサッシ窓を窓開口部に取り付けるための装置であり、サッシ窓を把持する把持部と、該把持部の角度を上下方向に調整する角度調整部と、該角度調整部を前後に出し入れする出入調整部と、該出入調整部をフォークリフトの腕部に接合する接合部とから構成され、該接合部はフォークリフトの腕部に接続する接続枠と、出入調整部を移動自在に設置した水平盤とからなり、出入調整部は水平盤の走行レールを移動する移動部と、該移動部上面の支持材を水平方向に回転させる水平旋回部とからなり、角度調整部は把持部を上下方向に回転させる首振り部と、把持部を首振り部に対して回転させる垂直旋回部とからなり、把持部は垂直旋回部の走行レールを移動する移動部と、サッシ窓を把持する把持腕とからなることを特徴とするサッシ窓の取付装置。
  2. 爪を取り外し、かつ内側に縮んだフォークリフトの腕部に取り付けた、請求項1のサッシ窓の取付装置の把持部でサッシ窓を把持するとともに、該サッシ窓を角度調整部によって上部が後側に位置するように傾斜させた後、フォークリフトを前進させてサッシ窓の下端部を窓開口部の下面に設置するとともに、腕部の前方への伸張によってサッシ窓を回転させながら窓開口部に嵌め込んだ後、該窓開口部にサッシ窓を固定することを特徴とするサッシ窓の取付方法。
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