JP3967161B2 - 通信応答システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば無人契約システムで受付端末の前にいる利用者に対して、遠隔地にあるオペレータ端末によってオペレータが音声で接客、応対するような、通信応答システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、受付端末のマイクとオペレータ端末のスピーカ、及び、受付端末のスピーカとオペレータ端末のマイクとを相互に接続し、見かけ上は無人のようにして利用者を接客する通信応答システムが存在している。
【0003】
このような通信応答システムは、通常オペレータ端末と受付端末とを複数備え、それぞれの接続が一意的でなくランダムに接続可能に構成している。
【0004】
そのため、オペレータの違いによって変化する声の大きさに対し、一定音量以上の大きさで受付端末から音声を発音できるようにすること、及び、受付端末で発音している音量をオペレータが確認できることが望まれている。
【0005】
簡易的に受付端末で発音する音量を調整する方法としては、受付端末のスピーカが発音する音声を受付端末のマイクが集音し、さらにオペレータ端末のスピーカでその集音した音声を発音してオペレータ端末のマイクで再度集音するといった循環により、音声が減衰しつつ繰り返されるエコー現象が発生する不具合を利用し、オペレータがわずかに聞こえる自分の声のエコーの音量を聞いて音量調整する方法があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、エコーを利用した音量確認では実際の受付端末での音量の確認が難しく、全く確認できないよりはましという程度でしかなかった。
また、前述の方法は不具合を無理に利用しているため、その不具合を解消してエコーが発生しないようにした場合には、受付端末で発音している音量が確認できなくなる問題があった。
【0007】
この発明は、オペレータが受付端末で発音している自分の声の音量を明確に確認することができ、オペレータ端末側で音量調節ができる通信応答システムを提案し、オペレータによっては声量が小さく利用者に聞こえづらいといったサービスの質の差を解消し、利用者に不快感を与えず、明確かつスムーズに接客できる環境を整えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、オペレータに操作させるオペレータ端末と、利用者を受付ける受付端末とを、通信手段で通信可能に接続し、前記オペレータ端末に備えたオペレータ側集音手段で集音した音声を、前記受付端末に備えた受付側発音手段で発音可能に構成した通信応答システムであって、前記オペレータ側集音手段から発信する音声信号を入力する入力手段と、該入力手段に入力した前記音声信号による音量を確認する音量確認手段と、前記音声信号による音量を調節する音量調整手段とを備え、前記入力手段、音量確認手段、及び音量調整手段のうち、少なくとも前記音量確認手段と音量調整手段とをオペレータ端末側に備え、前記音量確認手段を、音声を発音するオペレータ側発音手段で形成し、前記入力手段を、前記オペレータ側集音手段で集音した音声の送信先を前記受付側発音手段から前記オペレータ側発音手段に折り返す折り返し手段で形成し、オペレータ毎の個別音量情報を記憶する記憶手段を、前記オペレータ端末又は該オペレータ端末がアクセス可能な装置に備えると共に、オペレータを識別する識別情報を入力する情報入力手段と、前記識別情報に基づいて前記個別音量情報を検索する検索手段と、検索した前記個別音量情報に基づいて前記音量調整手段を制御する音量調整制御手段とを前記オペレータ端末に備えた通信応答システムであることを特徴とする。
【0009】
前記構成により、オペレータは自分の声の音量を確認して調整することが可能になり、声が小さいオペレータの場合に受付端末側の利用者が聞きづらい問題や、声が大きいオペレータの場合にうるさく感じるといった問題を回避することができる。
【0010】
さらに、オペレータは通信応答システム又は他のシステムで一度音量調整を行って、その調整値を記憶手段に記憶させておけば、次回からは識別情報の入力によって音量調整が自動で行われるようになり、毎回調整する手間が省けて業務を効率化することができる。
【0011】
前記オペレータ端末は、パーソナルコンピュータ、又はワークステーション等の端末で構成することができる。
前記受付端末は、契約媒体を発行する自動契約機、又はパソコン等の端末で構成することができる。
【0012】
前記通信手段は、前記オペレータ端末と前記受付端末にそれぞれ備えたモデム又はルータで構成することができ、専用回線による接続、又は公衆回線による接続であることを含む。また、前記オペレータ側集音手段で集音した音声の前記受付側発音手段への送信は、電話回線を使用して実行するように構成しても良いし、前記通信手段によって実行するように構成しても良い。
【0013】
前記オペレータ側集音手段は、マイクで構成することができ、前記オペレータ端末、該オペレータ端末近傍、該オペレータ端末に備えた受話器型のハンドセット、又は、前記オペレータ端末に備えたヘッドホン型のヘッドセットに備えることを含む。
【0014】
前記受付側発音手段は、スピーカで構成することができ、前記受付端末、又は、該受付端末近傍に備えることを含む。
【0015】
前記入力手段は、前記音声信号の送信先を前記オペレータ側集音手段から前記オペレータ端末側に折り返すスイッチ、前記オペレータ端末側に前記音声信号を入力するか否かを切替えるスイッチ、前記音声信号を前記オペレータ側集音手段と前記オペレータ端末側に分配する分配器又は分配ケーブル、又は、前記音声信号による音量を検知するセンサとすることができ、前記オペレータ端末、前記受付端末、又は、前記オペレータ側集音手段から受付側発音手段の間に備えることができる。
【0016】
前記音量確認手段は、オペレータ端末側に備えて前記音声信号により音声を発音するスピーカ、又は、前記センサで検知した音量を表示するディスプレイやランプやメータ等の表示装置で構成することができる
【0017】
記オペレータ側発音手段は、スピーカで構成することができ、前記オペレータ端末、該オペレータ端末に備えた受話器型のハンドセット、又は、前記オペレータ端末に備えたヘッドホン型のヘッドセットに備えることを含む。
【0018】
前記折り返し手段は、前記音声信号の送信先を前記オペレータ側集音手段から前記オペレータ側発音手段に折り返すスイッチ、分配器又は分配ケーブルで前記オペレータ側発音手段に前記音声信号を入力するか否かを切替えるスイッチで構成することができる
【0019】
記個別音量情報は、オペレータの声の音量レベルを示す情報、又は、オペレータの声の音量に合わせて音声信号による音量を調整するための調整レベルを示す情報で構成することができる。
【0020】
前記記憶手段は、ハードディスク装置、MO(Magneto Optical disk)装置、又は、フロッピーディスク装置等の記憶装置で構成することができる。
【0021】
前記オペレータ端末がアクセス可能な装置は、前記オペレータ端末を管理するセンタ端末、該センタ端末及び前記オペレータ端末を管理するホスト端末、インターネット等の公衆回線又は専用回線で接続可能なインターネットサーバ等の端末、その他前記オペレータ端末がアクセス可能な端末で構成することができる。
【0022】
前記識別情報は、オペレータに割り与えたオペレータID、パスワード、声紋、指紋、又は/及び、虹彩で構成することができる。
【0023】
前記情報入力手段は、オペレータ端末に備えたキーボード、音声入力装置、指紋入力装置、又は/及び、虹彩入力装置で構成することができる。
【0024】
前記検索手段は、前記識別情報からオペレータに該当する識別情報を検索する検索プログラム、又は、該検索プログラムにオペレータに該当する識別情報を渡して検索を実行させる検索処理開始プログラムを実行する制御装置で構成することができ、前記検索プログラムは、オペレータ端末又は該オペレータ端末がアクセス可能な装置に組み込むことを含む。
【0025】
前記音量調整制御手段は、前記音量調整手段をソフトウェア的に制御して音量調整を制御する制御装置、又は、前記音量調整手段(例えばダイヤル)を物理的に動作(例えばモータ駆動)させて音量調整を制御する音量制御装置で構成することができる
【0026】
またこの発明は、前記個別音量情報は、前記音量調節手段によって設定された最終の音量設定情報であることを特徴とする。
【0027】
これにより、常に最終の音量設定が次回から反映されることとなる。
【0028】
またこの発明は、前記受付端末に前記音声信号による音量を調節する第2の音量調節手段を備え、接客が終了する度に前記第2の音量調節手段によって変更された音量を所定の音量に戻す音量復帰制御を行うことを特徴とする。
【0029】
これにより、例えば、声が大きすぎて次の利用者が驚く等の不便を回避することができる。
【0030】
【発明の効果】
この発明により、オペレータの声量の違いに関わらず、オペレータの声を適度な音量で受付端末から発音することが可能になり、利用者は常に適度な音量で接客を受けることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、無人契約システム1のシステム構成図を示す。無人契約システム1には、公衆回線であるインターネット2aに複数の受付端末3(3a,3b,3c,・・・)と複数のオペレータ端末5(5a,5b,・・・)を接続し、1つの受付端末3(例えば受付端末3a)に対して、状況に応じていずれかのオペレータ端末5(例えばオペレータ端末5a、又はオペレータ端末5b)が接続可能に構成している。
【0032】
前記受付端末3は、後述するマイクとスピーカを備えると共に、文字や画像を表示するディスプレイ31、及び、文字や画像を読み取るスキャナ32を備えており、契約書を読み取ってオペレータ端末5に送信、契約カードの発行、現金の貸与等の処理を実行する。
【0033】
前記オペレータ端末5は、パーソナルコンピュータで構成し、文字や画像を表示するディスプレイ51、文字やコマンドを入力するキーボード52を備え、オペレータの操作に基づいて、受付端末3から契約書をスキャニングしたデータの受信、及び、該データの内容等から利用者を審査して受付端末3に現金の貸与指示を送信等の処理を実行する。
以上の構成により、利用者は受付端末3を利用して、審査を受け金銭の貸与を受けることができる。
【0034】
次に、前記受付端末3とオペレータ端末5との内部構造について、1対1の接続が確立している状態を示す図2の内部構造説明図と共に説明する。
受付端末3には、音声を送受信する音声モデム装置33を備え、電話回線2bを介してオペレータ端末5との音声通話を可能にしている。
【0035】
該音声モデム装置33の内部には、エコーキャンセル装置34を備えており、前記電話回線2bを介してオペレータ端末5から受けた音声信号を、該エコーキャンセル装置34に入力し、該エコーキャンセル装置34からスピーカケーブル36を介してスピーカ37に送信して音声として発音する。マイク38で集音した音声は、マイクケーブル35を介してエコーキャンセル装置34に入り、前記電話回線2bを介してオペレータ端末5に送信する。
【0036】
前記マイクケーブル35の途中には、接続のON/OFFを切替えるON/OFFスイッチ39aを備え、スピーカケーブル36の途中には、音声信号の送信先をスピーカ37からマイクケーブル35に切替える送信先切替スイッチ39bを備える。
【0037】
前記ON/OFFスイッチ39a、及び送信先切替スイッチ39bは、制御装置41でスイッチング制御し、該制御装置41は、通信装置42によってインターネット2aを介してオペレータ端末5と通信可能に構成している。
【0038】
オペレータ端末5は、前述したようにディスプレイ51とキーボード52を備えており、内部には制御装置61、記憶装置62、及び通信装置63を備えている。
【0039】
また、電話回線2bを介して受付端末3と音声通話を可能にする音声モデム装置57も備えており、該音声モデム装置57の内部にはエコーキャンセル装置56を備える。
【0040】
前記音声モデム装置57は、前記電話回線2bを介して受付端末3から受けた音声信号を、前記エコーキャンセル装置56に入力し、該エコーキャンセル装置56からスピーカケーブル55aを介してハンドセット54のスピーカ部54aに送信し、音声として発音する。ハンドセット54のマイク部54bで集音した音声は、マイクケーブル55bを介してエコーキャンセル装置56に入り、前記電話回線2bを介して受付端末3に送信する。
【0041】
次に、前述した構造の無人契約システム1の各構成要素について、図3に示す回路ブロック図と共に説明する。
まず受付端末3側を中心に説明すると、エコーキャンセル装置34(56)は、スピーカ37(スピーカ部54a)の音声をマイク38(マイク部54b)が集音して発生する音響エコーと、電話回線2bを通過してくる間で発生する回線エコーとを除去する。
【0042】
スピーカ37は、エコーキャンセル装置34から切替装置39を介して受信した音声信号に従って音声を発音する。
マイク38は、集音した音声を音声信号として、切替装置39を介してエコーキャンセル装置34に送信する。
【0043】
切替装置39は、前述したON/OFFスイッチ39a及び送信先切替スイッチ39bで構成し、通常時は、エコーキャンセル装置34からの音声信号をスピーカ37に送信し、マイク38からの音声信号をエコーキャンセル装置34に送信するが、切替時は、マイク38の接続をOFFにし、スピーカ37に送信する音声信号をマイクケーブル35に入力し、該音声信号をオペレータ端末にそのまま折り返す動作を実行する。
【0044】
制御装置41は、通信装置42を介してオペレータ端末5から切替制御信号を受信し、該切替制御信号に従って、IO部43を介して前記切替装置39の切り替えを制御する。
【0045】
通信装置42は、インターネット2aを介してオペレータ端末5との接続を可能にし、データの送受信を行う通信処理を実行する。
【0046】
回線制御装置44(65)は、エコーキャンセル装置34(56)と電話回線2bとの間に備え、回線を接続して音声通話を可能にする回線制御を実行する。
【0047】
次にオペレータ端末5側の残りの装置について説明すると、ハンドセット54は、スピーカ部54a(図2)とマイク部54b(図2)で構成し、エコーキャンセル装置56から受信した音声信号に基づいてスピーカ部54aで音声を発音し、マイク部54bで集音した音声を音声信号として送話音量調整装置66(ボリュームコントローラ)を介してエコーキャンセル装置56に送信する。
【0048】
制御装置61は、通信装置63による通信先を決定する制御、回線制御装置65で音声通話する先の電話番号を通信装置64を介して指定する制御、該回線制御装置65を介して送話音量調整装置66に対してボリューム信号を送受信し、送話音量調整装置66の音量(ボリューム)を設定する、あるいは送話音量調整装置66の現在の音量を受信する制御、及び、通信装置63を介して受付端末3の制御装置41に切り替え制御信号を送信する制御を実行する。
【0049】
記憶装置62は、オペレータ毎の適正音量を示す音量設定データ、音声通話を行う受付端末3の電話番号を示す電話番号データ、データ通信を行う受付端末3のアドレスを示すアドレスデータ、オペレータIDから対応する前記音量設定データを検索して音量設定を実行する音量設定プログラム(音量設定PG)等の各種データ及びプログラムを記憶している。
【0050】
通信装置63は、インターネット2aを介して受付端末3との接続を可能にし、データの送受信を行う通信処理を実行する。
【0051】
通信装置64は、回線制御装置65に対して架電先の電話番号データや設定する音量設定データを送信する。
【0052】
送話音量調整装置66は、通信装置64及び回線制御装置65を介して制御装置61から受信した音量設定データに基づいて受付端末3に送信(送話)する音量を設定し、オペレータによって手動調整された場合には、調整後の音量を通信装置64及び回線制御装置65を介して制御装置61に送信する。
【0053】
以上の構造により、オペレータはオペレータ端末5を操作して受付端末3の切替装置39のスイッチを切り替え、該オペレータが話す音声をハンドセット54のマイク部54bで集音して受付端末3に送信し、切替装置39でそのまま折り返してスピーカ部54aでオペレータ自身が確認することができる。オペレータは自分の声をマイク部54bで確認しながら送話音量調整装置66で音量を調整することができ、調整後の音量は音量設定データとして記憶装置62に記憶し、次回から該音量設定データを呼び出して自動調整することが可能になる。
【0054】
次に、図4に示すオペレータ端末5の制御装置61の動作を示す処理フロー図と共に、図5に示す動作説明図及び図6に示す接続動作説明図を参照して無人契約システム1の音量調整及び音量設定の動作について説明する。
【0055】
オペレータ端末5の制御装置61は、ディスプレイ51(図1)に図5の(A)に示すようにオペレータIDを入力させる入力画面を表示する(ステップn1)。このとき、受付端末3の切替装置39は、図6の(D)に示すようにスイッチを通常状態にしている。
【0056】
オペレータによってキーボード52(図1)でオペレータID(例えば002)及びパスワードが入力されると、制御装置61は記憶装置62に記憶のオペレータID及びパスワードを照合した後、記憶装置62に記憶の音量設定プログラムを起動し、該音量設定プログラムに従って図5の(B)に示す音量設定データから前記オペレータIDに該当する音量設定データが存在するか確認する(ステップn2)。
【0057】
音量設定データが存在しない場合はステップn5に処理を進め、存在した場合は(例えば□×花子さんの音量設定データが存在)、制御装置61は送話音量調整装置66の音量を音量設定データの音量(例えばレベル9)に設定し(ステップn3)、音量を再調整するか否かを選択させる画面(図示省略)をディスプレイ51に表示する(ステップn4)。
【0058】
該ステップn4で音量を再調整しないと選択された場合はステップn11に処理を進め、音量を再調整すると選択された場合はステップn5に進む。
【0059】
該ステップn5では、制御装置61は受付端末3に対して通信装置63を介して音量確認コマンドを送信する(ステップn5)。
【0060】
受付端末3の制御装置41は、切替装置39のスイッチを切り替え、オペレータ端末5から受け取った音声信号をそのままオペレータ端末5にリターンする状態に設定する(ステップn6)。
【0061】
すなわち、前記切り替えまでは図6の(E)に示すように、ハンドセット54に向かって話した声がスピーカ37から発音する状態であったが、前記着替装置39の切り替えにより、図6の(F)に示すようにスピーカ37の手前で音声信号がマイク38の入力信号にとなり、ハンドセット54でオペレータが自分の声を確認できる常態となる。このときオペレータが聞く自分の声は、電話回線2bを通過した音であるため減衰して音量が小さくなるなど回線の影響を受けている。
【0062】
オペレータ端末5の制御装置61は、ディスプレイ51に図5の(C)に示すような音量調整画面を表示し、オペレータにマウス(図示省略)で画面上の音量を調整させ、その操作に従って送話音量調整装置66にボリューム信号を送信して音量調整を実行する(ステップn7)。
【0063】
オペレータは、ハンドセット54で自分の声を聞きつつその音量に納得するまで前記音量調整を続け(例えば自分の声が小さく聞こえたため十分大きく聞こえるまで音量を上げる)(ステップn8)、オペレータにOKボタンを押下されると、制御装置61は受付端末3に音量調整完了コマンドを送信する(ステップn9)。
【0064】
受付端末3の制御装置41は、前記音量調整完了コマンドを受け、切替装置39のスイッチを図6の(G)に示すように通常側へ切り替え、オペレータの声をスピーカ37で発音する状態に戻す(ステップn10)。このとき、調整済みの送話音量調整装置66の音量でオペレータの音声が送られてくるため、スピーカ37で発音する音声の音量は適当な大きさになっている(例えば増幅されて声が大きく発音され、利用者が聞き取りやすくなっている)。
【0065】
これらの音量調整処理が完了すれば音量設定プログラムを終了し、通常の無人契約処理を実行し、前述の音量設定で接客等の通話を実行する(ステップn11)。
【0066】
以上の動作により、オペレータは自分の声量に合わせて送話音量を調整することが可能になり、利用者は常に聞きやすい音量で受付端末3から音声を聞き取ることができる。また、一度設定しておけば次回からは自動にその設定が呼び出されて設定されるため、何度も同じ音量設定を行う必要がなく効率的に業務を行うことが可能になる。
【0067】
なお、前述のステップn8で音量を調整後、無条件に記憶装置62の音量設定データに設定音量を登録(又は上書き保存)するように構成しても良い。これにより、常に最終の音量設定が次回から反映されることとなる。
【0068】
また、受付端末3にもボリュームコントローラ(音量調整装置)を備えても良い。これにより、例えば耳の遠い人が自分に合わせて音量を特別大きく調整するといったことができ、利用者はより便利に利用することができる。
【0069】
また、受付端末3に前記ボリュームコントローラを備えた場合は、1接客が終了する毎に基の音量に戻す音量復帰制御を設定すると良い。これにより、声が大きすぎて次の利用者が驚く等の不便を回避することができる。
【0070】
また、エコーキャンセル装置34,56は、音響エコーと回線エコーのいずれか一方のみを除去するタイプのもので構成しても良い。
【0071】
また、ハンドセット54は受話器型に限らず、ヘッドホンとマイクで形成するヘッドセットで構成しても良い。
【0072】
また、切替装置39はオペレータ端末5側に備えても良い。この場合、電話回線2bの影響による音の減衰等を直接確認することはできないが、予め電話回線2bによる音量の減衰率を測定しておき、オペレータが自分の声を確認する際には、この減衰率を反映した音量でハンドセット54のスピーカ部54aから発音するように構成すればよい。
【0073】
また、マイクケーブル35又は/及びスピーカケーブル36は、回路基板上の回路で形成し、該回路基板上にON/OFFスイッチ39a又は/及び送信先切替スイッチ39bを備えても良い。これにより、コストダウンを図ることができる。
また、以上に説明した音量調整システムは、無人契約システム1に限らず、例えばテレビ会議に使用する通信対話システムなど、幅広い分野で使用しても良い。
【0074】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の通信応答システムは、実施形態の無人契約システム1に対応し、
以下同様に、
受付側発音手段は、スピーカ37に対応し、
入力手段は、切替装置39に対応し、
切替手段は、切替装置39に対応し、
通信手段は、通信装置42、63に対応し、
音量確認手段は、ディスプレイ51に対応し、
情報入力手段は、キーボード52に対応し、
オペレータ側発音手段は、スピーカ部54aに対応し、
オペレータ側集音手段は、マイク部54bに対応し
量調整制御手段は、制御装置61に対応し、
検索手段は、制御装置61に対応し、
記憶手段は、記憶装置62に対応し、
音量調整手段は、送話音量調整装置66に対応し
別情報は、オペレータIDに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人契約システムのシステム構成図。
【図2】無人契約システムの内部構造説明図。
【図3】無人契約システムの回路ブロック図。
【図4】オペレータ端末の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図5】オペレータ端末の動作説明図。
【図6】無人契約システムの切替装置の接続動作説明図。
【符号の説明】
1…無人契約システム
3…受付端末
5…オペレータ端末
34…エコーキャンセル装置
37…スピーカ
39…切替装置
42…通信装置
51…ディスプレイ
52…キーボード
54a…スピーカ部
54b…マイク部
56…エコーキャンセル装置
61…制御装置
62…記憶装置
63…通信装置
66…送話音量調整装置

Claims (3)

  1. オペレータに操作させるオペレータ端末と、
    利用者を受付ける受付端末とを、通信手段で通信可能に接続し、
    前記オペレータ端末に備えたオペレータ側集音手段で集音した音声を、前記受付端末に備えた受付側発音手段で発音可能に構成した通信応答システムであって、
    前記オペレータ側集音手段から発信する音声信号を入力する入力手段と、
    該入力手段に入力した前記音声信号による音量を確認する音量確認手段と、
    前記音声信号による音量を調節する音量調整手段とを備え、
    前記入力手段、音量確認手段、及び音量調整手段のうち、少なくとも前記音量確認手段と音量調整手段とをオペレータ端末側に備え、
    前記音量確認手段を、音声を発音するオペレータ側発音手段で形成し、
    前記入力手段を、前記オペレータ側集音手段で集音した音声の送信先を前記受付側発音手段から前記オペレータ側発音手段に折り返す折り返し手段で形成し
    オペレータ毎の個別音量情報を記憶する記憶手段を、前記オペレータ端末又は該オペレータ端末がアクセス可能な装置に備えると共に、
    オペレータを識別する識別情報を入力する情報入力手段と、
    前記識別情報に基づいて前記個別音量情報を検索する検索手段と、
    検索した前記個別音量情報に基づいて前記音量調整手段を制御する音量調整制御手段とを前記オペレータ端末に備えた
    通信応答システム。
  2. 前記個別音量情報は、前記音量調節手段によって設定された最終の音量設定情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の通信応答システム。
  3. 前記受付端末に前記音声信号による音量を調節する第2の音量調節手段を備え、
    接客が終了する度に前記第2の音量調節手段によって変更された音量を所定の音量に戻す音量復帰制御を行うことを特徴とする
    請求項1又は2記載の通信応答システム。
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