JP3966327B2 - ラジオ受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ラジオ放送のオーディオ信号(音声)を一旦記憶し、後で任意の箇所を再生するラジオ受信装置に関する。
所望のラジオ放送を任意の時間帯に聴取するための装置として、従来よりラジオ放送を受信するラジオ受信器とラジオ音声を録音するテープレコーダを組み合わせた装置などが実用化されている。
ラジオ受信器は、リアルタイムにラジオ放送を受信するのみの装置であるため任意の時間帯に所望の放送を聴取することができない。また、繰り返し聴いたり速度を変えて聴いたりすることができないため聞き取りにくい内容は聞き取れないままになってしまうなどの問題点があった。
テープレコーダは、録音することによって過去の放送内容を任意の時間帯に再生して聴取することができるが、放送の音声を録音して再生するためには予約操作やメディアの準備などが必要であり面倒であった。また、現在放送中の番組を録音しつつ、既に録音済みの音を同時に再生することができない、という問題点があった。
この発明は、ラジオ放送のオーディオ信号を記憶し、任意の時刻に任意の箇所を再生することのできるラジオ受信装置を提供することを目的とする。
この発明は、複数のラジオ放送を同時に受信し、該複数のラジオ放送のオーディオ信号を復調する受信手段と、前記オーディオ信号を記憶する記憶手段と、前記受信手段が復調した複数のラジオ放送のオーディオ信号を受信時刻を示す時刻情報および当該ラジオ放送を識別するチャンネル情報を付加して前記記憶手段に書き込む書込手段と、前記記憶手段に記憶されているオーディオ信号の再生箇所を前記時刻情報またはチャンネル情報で指定する指定手段と、前記指定手段で指定された再生箇所のオーディオ信号を前記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出したオーディオ信号のうち音声信号のみからなる区間を検出する区間検出手段と、前記読出手段により読み出したオーディオ信号の再生時、該区間検出手段により検出した区間のみを話速変換して再生する再生手段と、を備え、前記書込手段と再生手段が並行して動作することを特徴とする。
この発明において、ラジオ放送はいわゆるFM放送やAM放送などのオーディオ信号をアナログの変調方式で伝送する放送であり、書込手段がこのオーディオ信号を記憶手段に書き込むとともに、再生手段が記憶手段からオーディオ信号を読み出して再生する。読み出されるオーディオ信号は並行して書き込まれる信号よりも過去のものであり、どれを読み出すかは指定手段によって指定される。すなわち、利用者は指定手段で指定することにより、記憶手段に記憶されている過去のオーディオ信号(放送内容)の任意のものを再生することができ、疑似的なオンデマンド放送を実現することができる。
また、受信手段は、複数のラジオ放送を同時に受信し、そのそれぞれを記憶手段に書き込む。この書き込みは、どのオーディオ信号がどの放送の何時のものであるかを識別できるように(例えば短い区間に区切られ)時刻情報およびチャンネル情報を付加して書き込まれる。前記指定手段はこの時刻情報またはチャンネル情報で再生箇所を指定すれば指定が容易になり、正確な再生箇所の指定を行うことができる。
更に、話速の変換は、速度を遅くする変換および速度を速くする変換の両方を含む。記憶手段に一旦(たとえば24時間分)記憶されているリアルタイムでないオーディオ信号を話速変換するため、会話時の話速変換のようにリアルタイムのタイミングに整合させる必要がなく、全体を変換した話速にできるので話速変換処理の効果を最大限に発揮でき、語学学習や高齢者の使用に適する。また、全体の話速を速くすれば、多忙な利用者の使用に適する。
なお、オーディオ信号を記憶する記憶手段は、アナログでもデジタルでもよい。記憶手段としては、ハードディスク、光磁気ディスクなどの磁気媒体のほか、RAMやフラッシュメモリなどの半導体メモリを用いることも可能である。
前記書込手段は、所定のサンプリングクロックでオーディオ信号をデジタル化する手段であって、前記受信手段は、各サンプリングクロックの1周期の時間内に、前記書込手段に対して前記複数のラジオ放送のオーディオ信号を切換入力し、前記書込手段は、各サンプリングクロックの1周期の時間内に、前記複数のラジオ放送のオーディオ信号をそれぞれデジタル化することを特徴とする。
前記受信手段は、それぞれが1つのラジオ放送を受信する複数のチューナを備えていることを特徴とする。
前記受信手段は、受信するラジオ放送を高速に切り換え可能なチューナを備えていることを特徴とする。
この発明では、オーディオ信号をデジタル化して記憶する場合、複数のラジオ放送のオーディオ信号を並行してデジタル化する必要があるが、複数のオーディオ信号を並行してデジタル化する場合にサンプリングクロックの1周期の時間内に該複数のオーディオ信号のそれぞれを順次デジタル化するようにした。これにより、複数の(アナログ)オーディオ信号を1つのAD変換装置でAD変換することができるようになる。
上記のようにAD変換装置には、サンプリングクロックの1周期の時間内に複数のラジオ放送のオーディオ信号が順次入力されるが、このオーディオ信号を入力する受信手段として1つのラジオ放送を受信するチューナを複数設け、その出力オーディオ信号を「1サンプル周期をオーディオ信号の数で割った」時間で切り換えるようにしてもよく、また、1つのチューナを設けて、このチューナが受信するラジオ放送を上記時間毎に切り換えるようにしてもよい。また、これらを組み合わせてもよい。
また、この発明は、上記発明において、前記受信手段が受信しているラジオ放送の電波強度を検出し、強度が所定値以下の場合には受信するラジオ放送を切り換える制御手段を備えたことを特徴とする。
ラジオ放送には短波放送のように同じ内容(オーディオ信号)を複数の周波数で放送しているものがある。このような放送を最も良好に受信するため、受信手段が受信しているラジオ放送の電波強度を受信し、これが所定値以下の場合にはラジオ放送を切り換え最良のものを選択する。ただし、この発明は、電波強度に応じて同じ内容のラジオ放送に切り換える場合に限定されず、異なる内容の放送に切り換える場合も含む。
また、この発明は、上記発明において、前記書込手段は、前記記憶手段に記憶されている古いオーディオ信号から順に新しいオーディオ信号で上書き更新することを特徴とする。
この発明において、受信手段および書込手段は常時動作しておりオーディオ信号(放送内容)は継続的に記憶手段に書き込まれる。記憶手段の容量は、たとえばオーディオ信号を24時間分記憶できる程度のものを用いる。新たなオーディオ信号は最も古いオーディオ信号に上書きされるようにすればよい。
以上のようにこの発明によれば、指定手段で再生箇所を指定することにより、自分の都合のよい時間に、聴きたい部分だけを再生することができ、放送時間帯にかかわらず自分の聴きたい時刻に聴くことができるという利点がある。
また、再生するラジオ放送(オーディオ信号)の話速を変換して、自分に適した速度で再生することができるため、速度を遅くすれば語学学習や高齢者の使用に適し、速度を速くすれば多忙な利用者に適する。
図1はこの発明の第1の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図である。図2は同ラジオ受信装置の記憶手段に記憶されるエンコードデータの構成を示す図である。チューナ1はラジオ放送を受信してオーディオ信号を復調する。ラジオ放送はAM放送、FM放送などのアナログ信号を変調して送信する放送であり、チューナ1はそのいずれかのバンドに合わせた受信可能周波数帯域と復調機能を備えているものとする。どのチャンネル(放送局)を受信するかは後述の制御部13によって制御される。復調されたオーディオ信号はAD変換装置3に出力される。AD変換装置3は、入力されたオーディオ信号を所定のサンプリング周波数、サンプルビット数でサンプリングし、デジタルオーディオ信号に変換する。AD変換装置3にはサンプリングクロック生成装置2から前記サンプリング周波数のサンプリングクロックが供給されている。AD変換装置3は、変換したデジタルオーディオ信号をエンコーダ5に入力する。エンコーダ5には、このデジタルオーディオ信号に加えて、どのチャンネルを選局しているかを示すチャンネルデータがチューナ1から入力され、受信時刻を示す時刻データが時計4から入力される。エンコーダ5は、デジタルオーディオ信号をエンコードしてエンコードデータを作成する。エンコードデータは、図2に示すように、デジタルオーディオ信号を所定長さ毎のブロックに分割し、各ブロック毎に圧縮したのちチャンネルデータ、時刻データを埋め込んだものである。圧縮方式としては、たとえばMP3方式などを採用することができる。
なお、この発明において圧縮処理は必須ではなく、高速高密度記録媒体を用いれば圧縮処理なしでデジタルオーディオ信号を記録することができる。また、高音質が必要でないならばサンプリング周波数や量子化ビット数を落として非圧縮の信号記録を容易に実現することができる。たとえば、ステレオ信号をサンプリング周波数20kHz、10ビット分解能で記録する場合、1秒あたり400kビット(2×10×20kビット)のデータ量であり、この程度の記録速度は現行の記録媒体で容易に実現できる。また、この記録を8時間分行う場合に必要な記憶容量は1.34Gバイトであり、この記憶容量も現行の記憶媒体(たとえばハードディスク、DVDRAMなど)で容易に実現できる。また、後述するように複数の放送(たとえば8チャンネル)を並行して記憶する場合でも約10Gバイトの記憶容量で実現でき、現行の記憶媒体で容易に実現することができる。また、モノラル放送の場合には上記の半分の記憶容量でよく、また、サンプリング周波数、量子化ビット数を少なくすることでより書込速度、記憶容量を小さくすることが可能である。
エンコーダ5は、このエンコードデータを記憶装置6に書き込む。この記憶装置6は、書き込みと読み出しを同時に並行して行うことができるものまたは短時間に書き込みと読み出しの切り換えが可能なもので、ランダムアクセスできる大容量のものが望ましく、たとえばハードディスク、光磁気ディスク、RAM、フラッシュメモリなどが好ましい。チューナ1、AD変換装置3、エンコーダ5、記憶装置6および制御部13は常時動作しており、チューナ1が復調したオーディオ信号をエンコードしたエンコードデータが、常時記憶装置6に書き込まれる。記憶装置6の記憶容量は有限であるため、新たなデータは時間的に最も古いデータを上書きして記録される。
前記チューナ1が受信するチャンネルの制御(選局)および記憶装置6の読み出し・書き込みの制御は、制御部13が行う。制御部13はマイコンで構成されており、操作部14および表示部12が接続されている。操作部14は、利用者が操作する操作子を備えており、操作子には、チューナ1で受信するチャンネルを指定する操作子、記憶装置6から読み出すデータを、チャンネルや放送時間帯などで指定する操作子などを含んでいる。表示部12は、現在受信中のチャンネルや再生中のチャンネル・記録時刻などを表示する。
制御部13は、利用者によって受信するように指定されたチャンネルをチューナ1に指示する。また、制御部13は、利用者によって再生するように指定されたチャンネルまたは時刻で決定される記憶装置6のアドレスにアクセスし、該当のエンコードデータを読み出す。この実施形態の場合、同一時刻に受信するチャンネルは1つのみであるため、時刻で指定すれば自動的にチャンネルも決定される。制御部13は指定された時刻をスタート時刻としてその時刻以後のエンコードデータを順次読み出す。
読み出されたデータはデコーダ7に入力される。デコーダ7は、入力されたデータからデジタルオーディオ信号と時刻データ、チャンネルデータを分離する。分離されたそれぞれのデータはバッファ8に書き込まれる。バッファ8に書き込まれたデジタルオーディオ信号は、サンプリングクロックのタイミングに同期してDA変換装置9に入力される。DA変換装置9は、入力されたデジタルオーディオ信号をアナログのオーディオ信号に変換し、オーディオアンプ10に入力する。オーディオアンプ10はこのオーディオ信号を増幅し、スピーカ11に入力する。スピーカ11はこのオーディオ信号を音響として出力する。
このように、この実施形態では、先に受信して記録しておいたラジオ放送のオーディオ信号を任意の時刻に読み出すことができる。また、記憶装置6が書込と読出を並行して処理可能なものであるため、現在受信しているオーディオ信号を記録しながら、先に記録しているオーディオ信号を再生することができる。なお、書込と読出を並行して処理するとは、書込と読出を高速に切り換えて処理することも含んでいる。
なお、上記実施形態においてチューナ1が受信するチャンネルは固定であってもよい。
図3はこの発明の他の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図である。図4は複数チャンネルのオーディオ信号のサンプリングと書き込みの手順を説明する図である。このラジオ受信装置は、図1のラジオ受信装置においてチューナ1をn個並列(1−1、1−2、・・、1−n)に設けたものである。以下、このラジオ受信装置の構成を説明するが、上記図1のラジオ受信装置と同一構成の部分は同一番号を付して説明を省略する。
チューナ部21は、上記第1の実施形態のチューナ1を複数並列に接続した構成になっている。各チューナは、それぞれ異なる周波数帯・変調方式(バンド)の放送を受信可能なもので構成し、その周波数帯・変調方式のなかで受信チャンネルを変更することができるようにしても良いし、同一の、周波数帯・変調方式(バンド)のなかでそれぞれ異なる受信チャンネル(放送局)を変更することができるようにしても良い。各チューナの受信チャンネルは、制御部33によって制御される。また、チューナ部21にはチューナ選択回路35が接続されている。チューナ選択回路35は、どのチューナが復調したオーディオ信号をAD変換装置に入力するかを切り換える回路であり、各オーディオ信号のサンプリング周波数をfsとすると、AD変換装置23は、各オーディオ信号を1秒間にfs回ずつAD変換すればよいのであるから、図4(A)に示すようにAD変換装置23に入力する信号をfs×nの速度で切り換え、1サンプリング周期の間にチャンネル1のオーディオ信号からチャンネルnのオーディオ信号までを1回とおりAD変換するようにする。
AD変換装置23は、入力されたオーディオ信号を所定のサンプリング周波数、サンプルビット数でサンプリングし、デジタルオーディオ信号に変換する。上述したように、チューナ選択回路35は、n個のチューナから出力されるn種類のオーディオ信号をfs×nの周波数で切り換えてAD変換装置23に入力するから、各オーディオ信号はそれぞれサンプリング周波数fs毎にAD変換装置23に入力される。AD変換装置23は、各サンプリング周期(T=1/fs)毎にn回のAD変換を行い、入力されたn個のオーディオ信号を全てデジタルオーディオ信号に変換する。
AD変換装置23およびチューナ選択回路35には、サンプリングクロック生成装置22から前記サンプリング周波数fs×nの周波数のクロック信号が供給されている。AD変換装置23は、変換したn個のデジタルオーディオ信号をエンコーダ25に入力する。エンコーダ25には、このデジタルオーディオ信号に加えて、どのチャンネルを選局しているかを示すチャンネルデータがチューナ部21から入力され、現在時刻を示す時刻データが時計4から入力される。エンコーダ25は、チューナ部21から入力されるチャンネルデータに基づいてn種類のデジタルオーディオ信号を分類し、各チャンネルのデジタルオーディオ信号毎にエンコードする。エンコードデータは、デジタルオーディオ信号を所定長さ毎のブロックに分割し、各ブロック毎に圧縮したのちチャンネルデータ、時刻データを埋め込んだものである。上述したようにこの圧縮処理は必須ではない。エンコーダ25は、このエンコードデータを記憶装置26に書き込む。書込処理は、図4(B)、(C)に示すように、nチャンネルのn個のデータを1サンプリング周期毎に書き込む方式、nチャンネルの2n個のデータを2サンプリング方式毎に書き込む方式、これ以上の周期の信号をまとめて書き込む方式のいずれを採用してもよく、AD変換されたデータのバッファ容量、書込時のシーク速度、データ転送速度などを勘案して決定すればよい。
記憶装置26は、書き込みと読み出しを同時に並行して行うことができるものまたは短時間に書き込みと読み出しの切り換えが可能なもので、ランダムアクセスできる大容量のものが望ましく、たとえばハードディスク、光磁気ディスク、RAM、フラッシュメモリなどが好ましい。チューナ部21、AD変換装置23、エンコーダ25、記憶装置26、自動チャンネル選択回路35および制御部33は常時動作しており、チューナ部21が復調したオーディオ信号をエンコードしたエンコードデータが、常時記憶装置26に書き込まれる。
記憶装置26の記憶容量は有限であるため、新たなデータは時間的に最も古いデータを上書きして記録される。
前記チューナ部21が受信するチャンネルの制御(選局)および記憶装置26の読み出し・書き込みの制御は、制御部33が行う。制御部33はマイコンで構成されており、操作部14および表示部12が接続されている。操作部14は、利用者が操作する操作子を備えており、操作子には、チューナ部21で受信するチャンネルを指定する操作子、記憶装置26から読み出すデータを、チャンネルや放送時間帯などで指定する操作子などを含んでいる。表示部12は、現在受信中のチャンネルや再生中のチャンネル・記録時刻などを表示する。
制御部33は、利用者によって受信するように指定されたチャンネルをチューナ部21に指示する。受信チャンネルは、n個のチューナ部(1−1〜n)毎、すなわち放送周波数帯(バンド)毎に指定することができる。また、制御部33は、利用者によって再生するように指定されたチャンネルおよび時刻で決定される記憶装置26のアドレスにアクセスし、該当のエンコードデータを読み出す。この実施形態の場合、同一時刻に複数チャンネルを受信できるため、再生の指示は時刻およびチャンネルで行う必要がある。制御部33は、指定された時刻をスタート時刻とし、その時刻以後の当該チャンネルのエンコードデータを順次読み出す。
デコーダ7、バッファ8、DA変換装置9、オーディオアンプ10およびスピーカ11の構成および動作は上記図1の実施形態と同様である。
上記実施形態では、先に受信して記録しておいたラジオ放送のオーディオ信号を任意の時刻に読み出すことができる。また、記憶装置26が書込と読出を並行して処理可能なものであるため、現在受信しているオーディオ信号を記録しながら、先に記録しているオーディオ信号を再生することができる。さらに、同時に複数のチャンネルを受信して記録しておくことができるため、後から好みのチャンネルを選択して再生することができる。
なお、上記実施形態において、各チューナ部1−1〜nが受信するチャンネルは固定であってもよい。
図5は、この発明の第3の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図である。図6は複数のチャンネルと複数のチューナの切り換えパターンの例を示す図である。このラジオ受信装置は、図3のラジオ受信装置においてチャンネル選択回路36を各チューナ部(1−1、1−2、・・、1−n)毎に設け、1つのチューナで同一バンドの異なるチャンネルを並行して受信し、これを並行して記憶できるようにしたものである。すなわち、図3の実施形態では、複数のチューナ部がそれぞれ(異なるバンドの)異なるチャンネルを受信し、チューナ選択回路35がこれら複数のチューナ部を切り換えることで複数のチャンネルを並行して受信できるようにしたが、この実施形態では、1つのチューナ部の選局を高速に切り換えることで同一バンドの異なるチャンネルも並行して受信できるようにしたものである。以下、このラジオ受信装置の構成を説明するが、上記図3のラジオ受信装置と同一構成の部分は同一番号を付して説明を省略する。
チューナ部21は、図3の実施形態と同様に複数のチューナ(1−1、1−2、・・、1−n)を並列に接続した構成になっている。各チューナは、それぞれ異なるバンドを受信するものであり、そのバンド内で受信チャンネルを変更することができる。各チューナが受信するチャンネルは、各チューナに対応する自動チャンネル選択回路部(36−1、36−2、・・、36−n)が切り換える。各自動チャンネル選択回路は制御部37によってどのチャンネルを受信するかが指示される。またチューナ部21には前記チューナ選択回路35が接続されている。チューナ選択回路35は、AD変換装置23に接続するチューナを切り換える。すなわちどのチューナが復調したオーディオ信号をAD変換装置23に入力するかを選択する。
図6は、上記チューナおよびチャンネルの切り換えパターンの例を示す図である。このように各チューナに複数のチャンネルを切り換え受信させることにより、多くのチャンネルを少ないチューナで受信することができるようになる。
制御部37は、チューナ選択回路35にチューナ選択データを入力し、チャンネル選択回路部36の各チャンネル選択回路にチャンネル選択データを入力することで、1サンプリング周期の時間内にn種類のオーディオ信号をAD変換装置23に入力する。サンプリングクロック生成装置22は、サンプリング周波数fs×nのクロック信号をAD変換装置23に供給しており、AD変換装置23は、入力されたオーディオ信号を所定のサンプリング周波数、サンプルビット数でサンプリングし、デジタルオーディオ信号に変換する。上述したように、チューナ選択回路35およびチャンネル選択回路部36の切り換え動作により、n種類のオーディオ信号がAD変換装置23にfs×nの周波数で切り換え入力される。AD変換装置23は、各サンプリング期間(サンプリング周波数)毎にn回のAD変換を行い、入力されたn個のオーディオ信号を全てデジタルオーディオ信号に変換する。
エンコーダ25、記憶装置26、デコーダ7、バッファ8、DA変換装置9、オーディオアンプ10、スピーカ11の構成および動作は上記図3の実施形態と同様である。
上記実施形態では、先に受信して記録しておいたラジオ放送のオーディオ信号を任意の時刻に読み出すことができる。また、記憶装置6が書込と読出を並行して処理可能なものであるため、現在受信しているオーディオ信号を記録しながら、先に記録しているオーディオ信号を再生することができる。さらに、同時に複数のチャンネルを受信して記録しておくことができるため、後から好みのチャンネルを選択して再生することができる。また、各チューナが受信するチャンネルを高速に切り換えることにより、1つのチューナで複数のチャンネルを並行受信することができ、より多くのチャンネルのオーディオ信号を記録することができる。
なお、上記実施形態において、チューナを1つだけにし、チャンネル選択回路でチャンネルを切り換えながら、1つのチューナから出力される複数チャンネルの放送(オーディオ信号)を並行して記録するようにしてもよい。
図7はこの発明の第4の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図である。このラジオ受信装置は、図1に示したラジオ受信装置に電波強度検出装置を設け、選択されたチャンネルの電波強度が所定値よりも弱い場合には他の(同じ内容を放送している)チャンネルに切り換えるようにしたものである。この実施形態において、図1の実施形態と同一構成の部分は同一番号を付して説明を省略する。
チューナ1が受信するチャンネルは、制御部40によって制御される。制御部40には操作部14が接続されており、利用者が操作部14で選択したチャンネルを受信するようにチューナ1に指示する。また、制御部40には、複数の放送局のチャンネル(受信周波数)および放送番組を記憶したチャンネルテーブルが設けられており、利用者が選択したチャンネルと同じ放送をしている他のチャンネルを検索できるようになっている。チューナ1が受信している信号(中間周波信号)は電波強度検出装置41に入力され、その電波強度が検出される。電波強度が所定値(しきい値)以下であった場合、制御部40は、前記チャンネルテーブルから同じ放送をしている他のチャンネルを検索し、そのチャンネルにチューナ1を切り換える。
図8は前記チューナ1および電波強度検出装置41の構成を示す図である。チューナ1は高周波アンプ51、ダウンコンバータ52、局部発振回路53、中間周波アンプ54、検波復調回路55からなっている。検波復調回路55は、放送の変調方式に合わせた復調回路を備えている。なお、中間周波アンプ54の信号は電波強度検出装置41のレベル検出装置56に出力される。レベル検出装置56は、この中間周波信号を検波整流して電圧レベルを検出する。そしてこの電圧をレベル判定部57に入力する。レベル判定部57は、たとえばコンパレータ回路で構成されており、入力された電圧が所定のしきい値よりも高いか低いかを判定する。所定のしきい値よりも低い(しきい値以下)の場合には、チャンネルの切り換えを促す信号を制御部40に入力する。制御部40はこの信号の入力に応じてチャンネルテーブルを検索してチャンネルを切り換える。
これにより、たとえば短波放送などの電波強度が変化する放送の場合、同じ内容を複数周波数で放送している場合があるが、このうち最も電波状態の良いものを受信して記録することができる。また、電波強度が弱い場合に、放送内容が異なる別のチャンネルに切り換えるようにしてもよい。なお、説明を簡略化するためにこの実施形態では、図1のラジオ受信装置に電波強度検出装置を設けたが、電波強度検出装置をチューナに接続し、電波強度に応じて受信チャンネルを切り換える構成は、図1のラジオ受信装置のみならず、図3、図5の各ラジオ受信装置に適用することもできる。
図9はこの発明の第5の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図である。このラジオ受信装置は、上記図7に示したラジオ受信装置に話速変換装置を接続したものである。すなわち、記憶装置6に記憶したラジオ放送(オーディオ信号)を速度を変えて再生できるようにしたものである。この実施形態において、図7の実施形態と同一構成の部分は同一番号を付して説明を省略する。
制御部43は、利用者によって再生するように指定されたチャンネルまたは時刻で記憶装置6をアクセスし、該当のエンコードデータを順次読み出す。読み出されたデータはデコーダ7に入力される。デコーダ7は、入力されたデータからデジタルオーディオ信号と時刻データ、チャンネルデータを分離する。分離されたそれぞれのデータはバッファ8に書き込まれる。バッファ8に書き込まれたデジタルオーディオ信号は、話速変換装置44に読み込まれ、話速が変換される。話速変換は、聴覚能力が低下した高齢者のために速度を遅くする変換、または、多忙なビジネスマンがニュースを速聴きするための速度を速くする変換などがある。話速を変換されたデジタルオーディオ信号はバッファ45に蓄積され、通常のサンプリングクロックのタイミングに同期してDA変換装置9に入力される。DA変換装置9は、入力されたデジタルオーディオ信号をアナログのオーディオ信号に変換し、オーディオアンプ10に入力する。オーディオアンプ10はこのオーディオ信号を増幅し、スピーカ11に入力する。スピーカ11はこのオーディオ信号を音響として出力する。
話速変換装置44は、DSPで構成され、入力されたオーディオ信号から人が話している区間を検出し、この区間のみ話速を変換する。話速の変換は音声信号から母音と子音を分離し、子音はそのままで母音のみ伸縮させる。また、無音区間はカットする。無音区間のカットは、速度を落とす話速変換が伸びすぎないようにしたり、速度を速くする話速変換の変換率をアップさせるためである。
なお、記憶装置6からのエンコードデータの読み出し速度は、話速変換装置44の話速変換率に合わせて、制御部43が調整するものとする。なお、この実施形態では、説明を簡略化するために図7のラジオ受信装置に話速変換装置を設けたが、記憶装置から読み出したデジタルオーディオ信号の話速を変換する構成は、図7のラジオ受信装置のみならず、図1、図3、図5の各ラジオ受信装置に適用することもできる。
このように、ラジオ放送を長時間記録して話速変換しながら再生することにより、利用者はラジオ放送の聴取に任意の時間をかけることが可能になる。すなわち、リアルタイムの会話に用いられる補聴器や音声に同期した映像が記録されているビデオ再生装置に話速変換を適用した場合には、一部の音声信号を話速変換したとしても全体としては元の音声信号と同じ時間で再生する必要があったが、このラジオ受信装置の場合には、長時間記録により所望の番組を全部蓄積することができ、同期させるべき対話者や映像がないため時間の制約なくゆっくりとまたは早く任意の時間を掛けて再生することが可能になる。
この発明の第1の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図 同ラジオ受信装置の記憶手段に記憶されるエンコードデータの構成を示す図 この発明の第2の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図 複数チャンネルのオーディオ信号のサンプリングと書込の手順を説明する図 この発明の第3の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図 同ラジオ受信装置における複数チャンネルおよび複数チューナの選択パターンの例を示す図 この発明の第4の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図 同ラジオ受信装置のチューナ部および電波強度検出装置の構成を示す図 この発明の第5の実施形態であるラジオ受信装置のブロック図
符号の説明
1…チューナ、2,22…サンプリングクロック生成装置、3,23…AD変換装置、4…時計、5,25…エンコーダ、6,26…記憶装置、7…デコーダ、8…バッファ、9…DA変換装置、10…オーディオアンプ、11…スピーカ、12…表示部、13,33,37,40,43…制御部、14…操作部、21…チューナ部、35…チューナ選択回路、36…チャンネル選択回路、41…電波強度検出装置、44…話速変換装置、45…バッファ
51…高周波アンプ、52…ダウンコンバータ、53…局部発振回路、54…中間周波アンプ、55…同期検波回路、56…レベル検出装置、57…レベル判定部

Claims (6)

  1. 複数のラジオ放送を同時に受信し、該複数のラジオ放送のオーディオ信号を復調する受信手段と、
    前記オーディオ信号を記憶する記憶手段と、
    前記受信手段が復調した複数のラジオ放送のオーディオ信号を受信時刻を示す時刻情報および当該ラジオ放送を識別するチャンネル情報を付加して前記記憶手段に書き込む書込手段と
    前記記憶手段に記憶されているオーディオ信号の再生箇所を前記時刻情報またはチャンネル情報で指定する指定手段と、
    前記指定手段で指定された再生箇所のオーディオ信号を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出したオーディオ信号のうち音声信号のみからなる区間を検出する区間検出手段と、
    前記読出手段により読み出したオーディオ信号の再生時、該区間検出手段により検出した区間のみを話速変換して再生する再生手段と、を備え、
    前記書込手段と再生手段が並行して動作するラジオ受信装置。
  2. 前記書込手段は、所定のサンプリングクロックでオーディオ信号をデジタル化する手段であって、
    前記受信手段は、各サンプリングクロックの1周期の時間内に、前記書込手段に対して前記複数のラジオ放送のオーディオ信号を切換入力し、
    前記書込手段は、各サンプリングクロックの1周期の時間内に、前記複数のラジオ放送のオーディオ信号をそれぞれデジタル化する請求項1に記載のラジオ受信装置。
  3. 前記受信手段は、それぞれが1つのラジオ放送を受信する複数のチューナを備えている請求項1または請求項2に記載のラジオ受信装置。
  4. 前記受信手段は、受信するラジオ放送を高速に切り換え可能なチューナを備えている請求項1または請求項2に記載のラジオ受信装置。
  5. 前記受信手段が受信しているラジオ放送の電波強度を検出し、強度が所定値以下の場合には受信するラジオ放送を切り換える制御手段を備えた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のラジオ受信装置。
  6. 前記書込手段は、前記記憶手段に記憶されている古いオーディオ信号から順に新しいオーディオ信号で上書き更新する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のラジオ受信装置。
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