JP3961843B2 - 液体冷却システムを有する小型電子計算機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスプレイとキーボードを計算機本体に備える小型電子計算機に関し、特にノート型パーソナルコンピュータに適用した液体冷却システムの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のパーソナルコンピュータに代表される小型電子計算機は、性能の大幅な向上に伴い装置内の発熱量が大幅に増大している。そのためその熱を冷却するための技術が求められている。
【0003】
従来のディスプレイとキーボードを計算機本体に備えた、ノート型に代表されるパーソナルコンピュータの冷却方法としては、発熱素子等の発熱体から生じる熱を、金属等の放熱板に伝導させ拡散させる方法。又は、ファンを装置内に内蔵し動作させることにより、熱を装置外へ排出するなどの方法がある。
【0004】
図10に示す構成は提案されている先行技術であり、液体を冷媒として冷却を行う液体冷却システムの基本的な構成を示している。この液冷システムは、まず、ポンプ4で送り出された液体は、発熱部16上に設置したジャケット5を通る。ここで発熱部16の熱を液体に伝える。さらに液体はヒンジ部3を通り、ディスプレイ部の放熱板7上に取り付けられたパイプ6を流れる。
【0005】
この際に液体の熱がパイプ6から放熱板7に伝わり、放熱板7から外気へ発散される。これにより冷やされた液体はポンプ4に戻り、また同じ順路で液冷システム内を流れ、発熱部16を常に冷却している。また、液冷システム内には、液体が減った際にこれを補うためのリザーブタンク8が設置されている。また、液冷システムを構成する各部品の接続には、屈曲性と弾力性を有するチューブを用いるのが一般的である。
【0006】
この液冷システムを装置本体に組み付ける際には、本体及びディスプレイ側の各ケース1,2に、ポンプ4、ジャケット5、放熱板7、リザーブタンク8の各部品を各々組み付け、それらをチューブで接続する。又は、あらかじめ各部品をチューブで接続したループ形状にしておき、その状態でケースに組み込む。本体側の組立においては、メイン基板10を先にケース1に組み込み、その上にジャケット5を実装する場合とその逆の場合がある。いずれの場合でもノート型PCにおいては、実装のスペースが狭くチューブの取り回しに無理が生じやすく、組立性に改善の余地があるものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、液冷システムの各部品をケースに組み込みチューブにて接続する場合でも、また液冷システムをループ形状にして組立を行う場合においても、狭い場所に部品を配置し接続を行うため、チューブを引っ張りながら組立を行ったりすることにより、チューブに負荷が掛かりやすくなっている。このため、接続部のチューブが外れやすくなったり、破損したりする原因となっている。これにより装置使用時に水漏れが生じたりするなどの不具合が発生し、信頼性の低下を招く原因になっている。
【0008】
特に、本体部とディスプレイ部とを接続するヒンジ部においては、空間が狭く配線が難しくなっている。また、ディスプレイ部の開閉を繰り返し行うため、ヒンジ部のチューブに負荷がかかりやすく、この箇所での破損が生じ易くなっている。
【0009】
また、液冷システムから冷却液が漏れた場合、その液がメイン基板等の電子部品にかかると、破損や障害の原因となる。
【0010】
本発明の目的は、このような課題を解決するために提案されたものであり、液体冷却システムを有する小型電子計算機において、組み立て、保守の作業性を向上させると共に、液漏れ時における安全性の確保を向上させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は次のような構成を採用する。
発熱体を搭載したメイン基板が配置される装置本体部とディスプレイ部が開閉可能に接続されたノート型の小型電子計算機において、
前記装置本体部の下ケースと前記ディスプレイ部のディスプレイケースを接続するヒンジ部と、冷却用液体を送給するポンプと前記発熱体の発生熱を受熟する受熱部と前記冷却用液体からの熱をディスプレイ側放熱板に伝えるパイプと各部位を接続するチューブとを含む液冷システムと、を有し、前記装置本体部の下ケースには少なくとも前記受熱部が備えられ、前記ディスプレイ部のディスプレイケースには少なくとも前記ディスプレイ側放熱板と前記パイプが備えられ、前記メイン基板の発熱体が前記受熱部に接続するように、前記メイン基板は予め設置された前記液冷システムの受熱部の上方に載置される小型電子計算機。
【0012】
また、実装部品を配置した装置本体部と、前記装置本体部にヒンジを介して開閉可能なディスプレイ部と、を備えた小型電子計算機において、
前記小型電子計算機は、前記装置本体部に搭載される電子部品を載置したメイン基板と、前記電子部品の発熱体を冷却する液冷システムを搭載してなり、前記液冷システムは、冷却用液体を送給するポンプ、発熱体からの熱を受熟する受熱部、前記冷却用液体からの熱を放熱板に伝えるパイプ、各部位を接続するチューブ、を含む液冷システムの各部材が、装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板に組み付けられて構成され、前記液冷システムの各部材の組付けられた前記装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板は、初めの組み立て工程によって、前記装置本体部と前記ディスプレイ部のそれぞれのケースに取り付けられ、後の組み立て工程によって、前記発熱体を載置したメイン基板が、前記放熱板に取り付けられた前記液冷システムの受熱部に対して前記発熱体を熱接続するように組み付けられる構成とした小型電子計算機。
【0013】
また、前記小型電子計算機において、前記装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板は、前記ヒンジ部により開閉可能に接続されるとともに、前記液冷システムの各部材が組み付けられる小型電子計算機。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係る液体冷却システムを有する小型電子計算機について、図1〜図9を参照しながら以下詳細に説明する。全図面において、同一符号の構成要素は同一の構成、機能を有するものであるので重複説明は省略する。
【0015】
「第1の実施形態」
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す斜視図であり、図2は本発明の第1の実施形態に係る小型電子計算機のジャケット部の断面を示す図である。
【0016】
図1に示す小型電子計算機は、システム装置を構成する下ケース1とディスプレイケース2とがヒンジ3で連結されており、各ケースに液冷システムを構成するポンプ4、ジャケット5、パイプ6、放熱板7(金属製パイプ6を通してディスプレイケース2側の放熱板7で熱放散する)、リザーブタンク8、チューブ9の各部品があらかじめ実装されている。この液冷システムが実装されたケースの上にメイン基板10、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ11、ハードディスクドライブ12、CD−ROMドライブ13、バッテリー14、液晶ディスプレイ15(図2参照)等のシステム装置構成各部品が実装される。ここで、液体冷却システム(液冷システム)に用いられる冷却媒体としての液体は、例えば純水(真水)、不凍液等が挙げられ、また、パイプ6は熱伝導率の良い金属パイプが用いられ、チューブ9は適宜の狭隘箇所に這わせられるようにゴム等の可撓性材料が用いられる。
【0017】
図1に示す構成では、発熱素子16を含む種々の電子部品を搭載したメイン基板10は、ポンプ、ジャケット、チューブを含む液冷システムの上方に配置される。そして、メイン基板10のCPUに代表される主たる発熱素子16はメイン基板10の裏面に実装され、組み立て時には発熱素子16と液冷システムのジャケット5が接触し、発熱素子16を冷却することが出来る。この組み立ての構成により、システム装置構成部品の実装後に液冷システムを実装する先行技術に比べて、パイプ6やチューブ9の配線が容易となり、各液冷システム構成部品の接続部に、接続用のチューブ9を引っ張ったり、ねじりを加えることによる負荷をかけることも少なくなる。図1で、ディスプレイ部はヒンジ3を支点として回動するので、本体部に配設されたチューブ9は、ヒンジ3からディスプレイ部に至る箇所までチューブが延設されている。
【0018】
図2は第1の実施形態においてジャケット部の断面図を示したものであるが、図示の構成から分かるように、装置使用時に液体が通るジャケット5やチューブ9がメイン基板10の下側に配置されているため、液漏れが発生した際にも冷却液がメイン基板10にかかる恐れが最も少ないため、装置使用時の安全性を向上させることが可能となる。
【0019】
また、装置使用時の保守作業については、メイン基板10やフロッピー(登録商標)ディスクドライブ11等の電子デバイスを装置本体から取り出す際にも、液冷システムを取り出したり、動かしたりする必要が無いため(液冷システムと電子デバイスとはそれらの配置において互いに干渉していないので)、作業効率が向上できると同時に、液冷システムの部品、特にチューブ9に負荷を与える危険性が少なくなり、保守性も向上させることが可能となる。図示の例では、液冷システムの上方部に、発熱素子を設けたメイン基板を配置することが明示されているが、これに限らず、ドライブを含むユニットを形成する電子デバイスが発熱するものの場合に、この電子デバイスを液冷システムの上方に配置することも本実施形態の構成例である。
【0020】
よって、本実施形態の液冷小型電子計算機によれば、液冷システムを装置本体へ組み込む際の作業性が向上でき、液漏れ時などに対する安全性も向上させることが可能な小型電子計算機とすることが出来る。
【0021】
「第2の実施形態」
図3は、本発明の第2の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図であり、液冷ユニットの各部品を装置本体側とディスプレイ側共に放熱板の上に実装したものである。図3によると、ポンプ4、ジャケット5を装置本体側放熱板20へ、パイプ6、リザーブタンク8をディスプレイ側放熱板21へそれぞれ実装し、各々の部品を柔軟性のあるチューブ9で接続したものである。
【0022】
この液冷ユニットを下ケース1とディスプレイケース2に取り付け、その上から、メイン基板10、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ11、ハードディスクドライブ12、CD−ROMドライブ13、バッテリー14、液晶ディスプレイ15等のシステム装置の構成各部品を実装する。ここで、発熱しないドライブ類は液冷システムの上方に限らず、並置しても良い。
【0023】
図3に示す構成とすることにより、前記第1の実施形態の液冷小型電子計算機と同様に、組み立て時の作業性の向上、保守性の向上を図ることが出来ると同時に、液漏れに対する安全性の向上も図ることが可能となる。
【0024】
「第3の実施形態」
図4は、本発明の第3の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図であり、液冷ユニットを実装した装置本体側放熱板20とディスプレイ側放熱板21を任意に角度が設定可能なヒンジ3にて接続した構成を示す。
【0025】
図4によると、装置本体側とディスプレイ側の放熱板をヒンジで連結することにより、液冷システムが完全に一つのユニットとすることが出来、作業中のチューブ9へのねじりや引張りなど負荷を与えることが無くなる。また、液冷システムの取り扱いがより容易となり、組み立て作業性、保守作業性が大幅に向上できる。
【0026】
「第4の実施形態」
図5の(1)は液冷システムを実装した小型電子計算機の概略図を示し、図5の(2)は装置本体部とディスプレイ部とを連結するヒンジ部の拡大図である。ノート型パーソナルコンピュータに代表される小型電子計算機のヒンジ部は非常に狭いため、この箇所を通すチューブ9もディスプレイ部の開閉にときに、擦れや異常なねじりによりチューブ9を損傷したり、屈曲部で座屈が起こりやすくなっている。
【0027】
図6は、本発明の第4の実施形態に関する液冷システムにおけるヒンジ部の構成例を示す図であり、ヒンジ部を通るクランク形状のチューブに、金属製または樹脂製のL字型の分割されたスリーブ22を取り付けている。このスリーブ22を取り付けることにより、ディスプレイ部を開閉した際にもチューブ9をその周辺のケースやケーブルにて擦れなどによる摩擦を受けることが無い。
【0028】
ここで、図6の(1)はヒンジ部における分割スリーブ22の全体構成を示し、図6の(2)はスリーブ22の分割部における詳細構造を示す。スリーブ22はチューブ6との間に或る程度の隙間が保持して動けるようになっていてチューブ9を包囲している。仮にスリーブが無い場合のチューブによる周辺ケースとの点接触によるチューブ損傷から、本実施形態のようにスリーブが有るときのチューブとスリーブとの面接触によって、チューブの損傷を回避できる。更に、スリーブの分割部における内周面はチューブの損傷回避を狙って均一な平面となっている。
【0029】
また、スリーブ22は2つに分割されているので、ディスプレイ部開閉の際のチューブ9のねじりを制約するものではない。またスリーブ22の曲げ半径以下にチューブ9が曲がることが無いので、チューブ9が座屈することが無い。よって、本実施形態の液冷小型電子計算機によれば、ヒンジ部にて生じやすいチューブ9の座屈による冷却液の循環不能や、擦れ等によるチューブ9の損傷を防ぐことが可能な小型電子計算機とすることが可能となる。
【0030】
また、図7は、本発明の第4の実施形態に関する液冷システムにおけるヒンジ部の他の構成例を示す図であり、図6に示す液冷小型電子計算機と同様の課題解決のために、システム装置のヒンジ部を通すチューブ9の周りに、樹脂製の蛇腹状のスリーブ23を取り付けている。
【0031】
蛇腹状のスリーブ23はその形状に応じたある一定以下の曲げ半径となることが無いので、その中を通すチューブ9も曲げ半径が小さくなることにより生じる座屈が無くなる。また、ディスプレイ部の開閉によりチューブ9がケース等との摩擦により生じる損傷を防ぐことが可能となる。
【0032】
ここで、第4の実施形態に関する構成は、本発明の第1、第2又は第3の実施形態のものに適用されても良い。
【0033】
「第5の実施形態」
図8は、本発明の第5の実施形態に係る、外付けの独立した液冷システム(外付型液冷システムユニット)を有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図であり、液冷システムを装置本体とは別の外部接続型の独立したユニットとする構成である。
【0034】
液冷システムユニット30は、装置本体の下に接続する形態をとっており、そのユニットの中にポンプ4、ジャケット5、パイプ34、放熱板35を実装しており、この中で完結した一つのユニットとなっている。
【0035】
装置本体を液冷システムユニット30に接続する際には、装置本体下カバー29を開き、CPUに代表される発熱素子16と液冷システムユニット30のジャケット5を接触するようにする。それと同時に電源用コネクタ31を接続し、そこからポンプ4の電源を取るようにしている。装置本体の発熱素子16で発せられた熱はジャケット5を通して、液冷システムユニット30に伝えられて冷却される。
【0036】
装置本体を持ち運びして単独で使用する際には、CPUの駆動周波数を下げるなどにより、バッテリーの駆動時間を延ばすと同時に、発熱量を抑えるようにし、液冷システムユニット30が無くても安定して使用できるようにしている。
【0037】
本実施形態のように、液冷システムを完全に独立した外付けのユニットとすることにより、冷却液の漏れなどに対する装置本体の安全性を保つことが可能となる。また、分離したユニットとすることにより、装置本体の組み立て性、保守時の作業性を損なうことなく液冷システムを使用することが可能となる。
【0038】
「第6の実施形態」
図9は、本発明の第6の実施形態に係る、他の外付型液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図である。ノート型の小型電子計算機においては、着脱可能な外付けバッテリーや、着脱可能なFDD、CD−ROMユニットを有したタイプの装置が多い。このタイプの装置の中で、装置本体背面に外付けのバッテリーを有する装置に、液冷システムを採用したものが図9に示す第6の実施形態である。
【0039】
図9によると、バッテリー型のユニット30の中にポンプ4、ジャケット5、パイプ6を内蔵しており、ジャケット5から装置本体の発熱素子16の熱を受け、それを液冷システムユニット30内に張り巡らしたパイプ6を通し、ユニット外面から外気へ放熱している。ポンプ4の電源はシステム装置本体から供給している。即ち、液冷ユニット30は、バッテリーユニットと同形状を有していて、バッテリーユニットを使用しない場合に入れ替えて使用するものである。図9でジャケット5は発熱素子16に対向して配置されるものであって液冷ユニット30と一体的構造である。
【0040】
システム装置を携帯し使用する際は、バッテリーを接続し持ち運びしながら使用することが出来る。その際は、第5の実施形態と同様にCPUの駆動周波数を落とすことなどにより、発熱を抑えながら、バッテリーの駆動時間を延ばして使用できるようにする。机上で使用する際は、本実施形態に示す液冷システムユニット30を接続することにより冷却性能を高め、より高い性能で装置を使用することが可能となる。
【0041】
以上説明したように、本発明の実施形態の特徴は、次のような構成を有し、作用乃至機能を奏するものである。即ち、ディスプレイケース及び装置本体ケースにあらかじめ放熱板、ポンプ、ジャケット、パイプ、リザーブタンクを取り付け、その上にメイン基板やハードディスクドライブ等の各デバイスを実装する。メイン基板等の電子部品の下側に液冷システムがあることにより、組立が容易となり、基板交換等の保守時においても作業性が向上出来る。また、液冷システムから液漏れが発生した場合においても、電子部品の上に液がかかる可能性が低くなることにより信頼性が向上する。
【0042】
また、ディスプレイ部及び装置本体部の放熱板に液冷システムの各部品を組み付けておき、それを各ケースに取り付けることにより組立を行う。まず各放熱板にポンプ、ジャケット、パイプ、リザーブタンクを取付け、各々をチューブで接続する。これを部品組立の段階で行い液冷ユニットを作成する。そしてこの液冷ユニットをそのままディスプレイ、装置本体の各ケースに取り付ける。これにより液冷システム組み付けの際に、組立作業が容易になり、チューブに負荷を与えることが少なく、作業性、信頼性を向上することが可能となる。
【0043】
また、前記小型電子計算機において、ディスプレイ側の放熱板と、装置本体側の放熱板をヒンジにて連結したものである。これにより、より簡易に装置への組付けが可能となると同時に、接続用チューブに負荷を与えることが無くなり、信頼性が向上する。
【0044】
また、ヒンジ部を通るチューブに対し、ディスプレイ部開閉の際の擦れや、急な屈折による挫屈からチューブを保護するため、チューブの周りに金属もしくは樹脂製の分割されたスリーブ又は蛇腹状の保護チューブをを設けるものである。これにより、チューブの動きを制限することなくチューブを保護することが可能となる。
【0045】
また、液冷システムを独立したユニットとし、外付けで装置と接続させて装置本体の冷却を行う形態を示している。これで装置本体内部の電気部品と液冷システムとを完全に分離することにより、液漏れに対する安全性を確保するものである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の小型電子計算機の冷却構造によれば、ノート型パーソナルコンピュータに代表される小型電子計算機の組立の際の作業性、信頼性を向上することが可能となる。
【0047】
また、液冷ユニット内の冷却液が漏れた際にも、損害を最小限にくい止めることが可能となり、より安全性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る小型電子計算機のジャケット部の断面を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図である。
【図5】液冷システムを実装した小型電子計算機の一般的な概略図、及び装置本体部とディスプレイ部とを連結するヒンジ部の拡大図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に関する液冷システムにおけるヒンジ部の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に関する液冷システムにおけるヒンジ部の他の構成例を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係る、外付けの独立した液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の第6の実施形態に係る、他の外付型液冷システムを有する小型電子計算機の全体構成を示す分解斜視図である。
【図10】先行技術に関する液冷システムを内蔵した小型電子計算機の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 下ケース
2 ディスプレイケース
3 ヒンジ
4 ポンプ
5 ジャケット
6 パイプ
7 放熱板
8 リザーブタンク
9 チューブ
10 メイン基板
11 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
12 ハードディスクドライブ
13 CD−ROMドライブ
14 バッテリー
15 液晶ディスプレイ
16 発熱素子
20 装置本体側放熱板
21 ディスプレイ側放熱板
22 スリーブ
23 蛇腹状のスリーブ
29 装置本体下カバー
30 液冷システムユニット
31 電源用コネクタ
32 接続コネクタ
33 リザーブタンク
34 放熱パイプ
35 放熱板
36 伝熱部
Claims (3)
- 発熱体を搭載したメイン基板が配置される装置本体部とディスプレイ部が開閉可能に接続されたノート型の小型電子計算機において、
前記装置本体部の下ケースと前記ディスプレイ部のディスプレイケースを接続するヒンジ部と、冷却用液体を送給するポンプと前記発熱体の発生熱を受熟する受熱部と前記冷却用液体からの熱をディスプレイ側放熱板に伝えるパイプと各部位を接続するチューブとを含む液冷システムと、を有し、
前記装置本体部の下ケースには少なくとも前記受熱部が備えられ、
前記ディスプレイ部のディスプレイケースには少なくとも前記ディスプレイ側放熱板と前記パイプが備えられ、
前記メイン基板の発熱体が前記受熱部に接続するように、前記メイン基板は予め設置された前記液冷システムの受熱部の上方に載置される
ことを特徴とする小型電子計算機。 - 実装部品を配置した装置本体部と、前記装置本体部にヒンジを介して開閉可能なディスプレイ部と、を備えた小型電子計算機において、
前記小型電子計算機は、前記装置本体部に搭載される電子部品を載置したメイン基板と、前記電子部品の発熱体を冷却する液冷システムを搭載してなり、
前記液冷システムは、冷却用液体を送給するポンプ、発熱体からの熱を受熟する受熱部、前記冷却用液体からの熱を放熱板に伝えるパイプ、各部位を接続するチューブ、を含む液冷システムの各部材が、装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板に組み付けられて構成され、
前記液冷システムの各部材の組付けられた前記装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板は、初めの組み立て工程によって、前記装置本体部と前記ディスプレイ部のそれぞれのケースに取り付けられ、後の組み立て工程によって、前記発熱体を載置したメイン基板が、前記放熱板に取り付けられた前記液冷システムの受熱部に対して前記発熱体を熱接続するように組み付けられる構成とした
ことを特徴とする小型電子計算機。 - 請求項2に記載の小型電子計算機において、
前記装置本体側放熱板とディスプレイ側放熱板は、前記ヒンジ部により開閉可能に接続されるとともに、前記液冷システムの各部材が組み付けられる
ことを特徴とする小型電子計算機。
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