JP3960998B2 - 電池の劣化状態判定方法,劣化判定装置及び電源システム - Google Patents

電池の劣化状態判定方法,劣化判定装置及び電源システム Download PDF

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Description

本発明は、電池の劣化状態を判定する方法及び装置、並びに電源システムの技術分野に関するものである。
電池の劣化判定方法としては、特に二次電池を対象に種々の技術が開発されているが、中でも内部インピーダンスを測定することにより電池の劣化状態を判定する技術が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
電池の内部インピーダンスは、充電又は放電を行っていない状態で電池に流れる電流及び応答電圧をそれぞれ検出し、両者を用いて所定の演算を行うことにより求めることができる。
例えば、特許文献2では、密閉型鉛蓄電池の内部インピーダンスに基づいてその劣化状態を判定する方法が提案されている。そこでは、密閉型鉛蓄電池を予め定めた一定の周期で放電させて一定周波数の放電電流を流し、そのときの放電電流波形及び電圧応答波形をフーリエ変換したのち、内部インピーダンスを算出する方法が述べられている。
また、特許文献3において、電解質に電極を挿入して作られた電気化学素子等では、そのインピーダンスは周波数依存性を持つことが多く、素子の性質を完全に把握するためには、多点の周波数でのインピーダンスを、繰り返し測定する必要があることが述べられている。
内部インピーダンスを求める第一の方法は、電池に正弦波交流電流を付加し、その応答正弦波電圧変動から求めることであるが、この方法は正弦波交流電流を作成/付加する装置が大掛かりとなり、車載,あるいは携帯電話などへの適用を念頭に置いた場合、コスト,装置サイズの面で大きな問題となる。
それを解決する方法として、正弦波交流電流を直接付加するのではなく電池に所定周期のパルス放電を行わせ、その際の電流波形,電圧波形の双方をフーリエ展開し、双方の所定の周期の正弦波成分を抽出し、これからインピーダンスを求める方法が考案されている。これにより正弦波電流を生成させる必要がなくなり、検知装置の小型化/低コスト化が実現可能となった。
特開平10−56744号 特許第3367320号 特開昭53−070472号
しかしながら、上記従来のいずれの劣化判定方法においても、内部インピーダンスの演算には高度な三角関数演算が必要となり、演算処理に用いるCPUも高性能で高価なものが要求され、さらには演算処理の負荷も大きくなるといった問題があった。
そこで、本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、電池に矩形波等のパルス放電をさせたときのサンプリングデータを矩形波展開することで、演算処理の負荷を大幅に軽減できる電池の劣化状態判定方法及び劣化判定装置、並びに電源システムを提供することを目的としている。
この発明の第1の態様は、電池に所定の電流値で所定の周期の略矩形波のパルス放電を行わせ、前記パルス放電時の応答電圧をサンプリングしてこれを直交する矩形波成分に展開し、前記応答電圧の前記矩形波成分の振幅を前記パルス放電の前記電流値で除して擬似的なインピーダンスを求め、前記擬似的なインピーダンスより前記電池の劣化程度を判定することを特徴とする劣化状態判定方法である。
第2の態様は、電池に任意波形のパルス放電を行わせ、前記パルス放電時の電流波形ならびに応答電圧波形をサンプリングしてそれぞれを少なくとも1つ以上の直交する矩形波成分に展開し、前記応答電圧波形の矩形波成分の振幅を前記電流波形の矩形波成分の振幅で除して擬似的なインピーダンスを求め、前記擬似的なインピーダンスより前記電池の劣化程度を判定することを特徴とする劣化状態判定方法である。
第3の態様は、前記擬似的なインピーダンスを所定の補正式で補正した補正インピーダンスを求め、前記補正インピーダンスより前記電池の劣化程度を判定することを特徴とする劣化状態判定方法である。
第4の態様は、電池に所定の電流値で所定周期のパルス放電を行わせる放電回路と、前記パルス放電時の応答電圧をサンプリングして記憶するメモリーと、前記メモリーから前記応答電圧を入力して第1の態様又は第3の態様に記載の電池の劣化状態判定方法に基づいて前記電池の劣化判定処理を行うCPUとを備えたことを特徴とする劣化判定装置である。
第5の態様は、電池に任意波形のパルス放電を行わせる放電回路と、前記パルス放電時の電流波形ならびに応答電圧波形をサンプリングして記憶するメモリーと、前記メモリーから前記電流波形ならびに前記応答電圧波形を入力して第2の態様又は第3の態様に記載の電池の劣化状態判定方法に基づいて前記電池の劣化判定処理を行うCPUとを備えたことを特徴とする劣化判定装置である。
第6の態様は、前記電池は二次電池であって、前記電池に所定の電流値で所定の周期の略矩形波のパルス放電又はパルス充電を行わせることを特徴とする劣化状態判定方法である。
第7の態様は、前記電池は二次電池であって、前記電池に任意波形のパルス放電又はパルス充電を行わせることを特徴とする劣化状態判定方法である。
第8の態様は、前記電池は二次電池であって、前記電池に所定の電流値で所定周期のパルス充電を行わせる充電回路を追加し、前記メモリーは前記パルス放電時又は前記パルス充電時の応答電圧をサンプリングして記憶することを特徴とする劣化判定装置である。
第9の態様は、前記電池は二次電池であって、前記電池に任意波形のパルス充電を行わせる充電回路を追加し、前記メモリーは前記パルス放電時又は前記パルス充電時の応答電圧をサンプリングして記憶することを特徴とする劣化判定装置である。
第10の態様は、電池に第4の態様又は第5の態様又は第8の態様又は第9の態様に記載の劣化判定装置を備えたことを特徴とする電源システムである。
本発明によれば、サンプリングデータを矩形波展開することで、演算処理の負荷を大幅に軽減できる電池の劣化状態判定方法を提供することができる。また、前記矩形波展開で容易に得られる擬似インピーダンスを用いることにより、インピーダンスを用いるのとほぼ同等の精度で劣化判定を行うことが可能となる。
さらに、本発明の劣化状態判定方法により演算負荷を大幅に低減できることから、比較的性能の低いCPUでも使用でき、低コストの劣化判定装置及び電源システムを提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の電池の劣化判定方法の第一の実施形態を示すブロック図である。放電手段2は、電池1に所定の電流値7で所定の周期の略矩形波のパルス放電を行わせるものである。これは、スイッチを前記所定の周期で開閉することで容易に実現できるものである。
矩形波展開手段3は、放電手段2で電池1をパルス放電させたときの応答電圧6をサンプリングしてこれを直交する矩形波成分に展開するものである。直交する矩形波は、一般に以下のように表すことができる。
Figure 0003960998
Figure 0003960998
T:基本波(最も低い周波数の波)の周期=パルス放電の周期
n:自然数-矩形波の次数
(f(nt),g(nt)は基本波の周期Tの1/nの周期の矩形波を示す。)
m:任意の自然数
応答電圧6をV(t)で表したとき、(式1)及び(式2)で表される直交する矩形波を用いて、
Figure 0003960998
また、(式3)における係数は次式で求めることができる。
Figure 0003960998
この積分演算は正弦波における離散フーリエ展開と同様、V(t)を所定のサンプリング間隔Δtで一周期分(=T)サンプリングすることによって区分求積演算によって算出可能である。矩形波展開手段3では、上式に基づいて例えば基本周波数における係数a1を算出している。
擬似インピーダンス算出手段4は、矩形波展開手段3で算出した係数a1を入力する一方、電池1をパルス放電させたときの電流値7を放電手段2から入力する。そして、係数a1を電流値7で除すことで三角関数演算を行うことなく擬似インピーダンス8を算出する。なお、電流値7として電池1をパルス放電させたときの電流をサンプリングして用いることも可能である。
劣化判定手段5は、擬似インピーダンス算出手段4で算出した擬似インピーダンス8を入力し、所定の判定方法、例えば擬似インピーダンス8が所定の限界値を超えているか否かを判定する方法により、電池1が劣化しているか否かを判定する。
従来は真のインピーダンスを求めて電池の劣化判定に用いているが、本発明では真のインピーダンスに代えて上記で説明した擬似インピーダンスを電池1の劣化判定に用いている。これは、本発明で矩形波展開して求めた擬似インピーダンスと従来の正弦波展開(フーリエ展開)して求めたインピーダンスとの間には線形的な相関があるという新たな知見に基づいている。
矩形波展開して求めた擬似インピーダンスと正弦波展開して求めたインピーダンスとの相関を図2に示す。矩形波展開して求めた擬似インピーダンスをx、従来の正弦波展開して求めたインピーダンスをyとしたとき、y=c・x+dで表せる線形関係がほぼ成り立つことが図2からわかる。ここで、係数c、dは図2から決定することができる。
上記の通り、本発明の第一の実施形態によれば、真のインピーダンスを用いるのとほぼ同等の精度で電池の劣化状態を判定することが可能となる。また、(式1)〜(式5)によって応答電圧6を矩形波展開する場合には、(式1)又は(式2)の値が一定となる区間毎に演算することで処理が簡単になり、さらには演算負荷の大きい三角関数演算を行う必要がないことから、CPUの負荷を大幅に低減することが可能となる。
第一の実施形態では、電池1の劣化判定に擬似インピーダンス8をそのまま用いたが、図2に示す矩形波展開擬似インピーダンスと正弦波展開インピーダンスとの相関式に基づき、擬似インピーダンス8を補正して用いることも可能である。すなわち、図2から前記y=c・x+dの相関式を求め、当該相関式で擬似インピーダンス8を補正したものを電池1の劣化判定に用いることにより、劣化判定の精度をより一層高めることが可能である。
本発明の電池の劣化判定方法の第二の実施形態を図3を用いて説明する。本実施形態では、電池の劣化判定に矩形波のパルス放電を用いる代わりに、任意波形のパルス放電を用いている。
放電手段11は、電池1に所定の波形のパルス放電を行わせるものである。前記所定の波形は、任意に作成して用いることが可能であり、任意に作成した前記波形を放電手段11に事前に設定しておくようにすることができる。前記任意波形として、矩形波を用いることももちろん可能である。
第一の矩形波展開手段12は、放電手段11で電池1をパルス放電させたときの応答電圧16をサンプリングしてこれを直交する矩形波成分に展開するものである。ここでも、第一の実施形態と同様に、例えば基本周波数における係数(第一の実施形態のa1と区別してa1’とする)を算出する。
第二の矩形波展開手段13は、放電手段11で電池1をパルス放電させたときの電流17をサンプリングしてこれを直交する矩形波成分に展開するものである。(式3)は応答電圧を矩形波成分に展開したものであるが、電流17についても(式3)と同様に矩形波成分に展開できる。電流17に対しても、上記と同様に例えば基本周波数における係数(a1及びa1’と区別してa1’’とする)を算出する。
擬似インピーダンス算出手段14は、第一の矩形波展開手段12で算出した係数a1’と、第二の矩形波展開手段13で算出した係数a1’’とを入力し、係数a1’を係数a1’’で除すことで擬似インピーダンス18を算出する。
劣化判定手段15は、擬似インピーダンス算出手段14で算出した擬似インピーダンス18を入力し、第一の実施形態と同様の判定方法により電池1が劣化しているか否かを判定する。また、第一の実施形態と同様、前記y=c・x+dの相関式で擬似インピーダンス18を補正したものを電池1の劣化判定に用いることにより、劣化判定の精度をより一層高めることも可能である。
上記では、電池1の劣化判定のために電池1をパルス放電させる実施形態について説明したが、電池1が二次電池の場合には、電池1をパルス充電させて劣化判定を行うことも可能である。そのためには、第一の実施形態の放電手段2又は第二の放電手段11に代えて電池1にパルス充電を行わせる充電手段を設けるか、あるいはパルス放電とパルス充電を選択して行えるようにする。
次に本発明の電池の劣化判定装置について、図面を用いて説明する。
図4は本発明の電池の劣化判定方法の第一の実施形態を実現するための劣化判定装置を示すブロック図である。劣化判定装置21はCPU22、メモリー23及び放電回路24から構成されている。放電回路24は、放電手段2に対応する機能である。電池1が二次電池の場合には、劣化判定装置21にさらに充電回路を追加して劣化判定に用いることができる。
CPU22には、本発明の第一の実施形態の劣化状態判定方法を実現する劣化状態判定用プログラム、及び電圧計25で測定された電圧をサンプリングしてメモリー23に保存する電圧サンプリング用プログラムが装荷されており、外部からの要求等により前記各プログラムの処理が実行される。
前記劣化状態判定用プログラムの処理が開始されると、まず放電回路24に対し略矩形波のパルス放電を要求する。放電回路24で前記パルス放電が実行されると、そのときの応答電圧を電圧計25で測定し、測定された前記応答電圧を前記電圧サンプリング用プログラムでサンプリングしてメモリー23に保存する。
前記電圧サンプリング用プログラムで所定の期間前記応答電圧のサンプリングを行うと、次にCPU22において前記劣化状態判定用プログラムの矩形波展開手段3により前記応答電圧の矩形波展開が行われる。以下、擬似インピーダンス算出手段4及び劣化判定手段5が実行されて、電池1の劣化状態が判定される。
次に、本発明の電池の劣化判定方法の第二の実施形態を実現するための別の劣化判定装置を、図5に示すブロック図を用いて説明する。劣化判定装置31の構成は図4に示した劣化判定装置21と同じであるが、電流計32から電流を入力している点が異なる。また、電池1が二次電池の場合には、劣化判定装置31にさらに充電回路を追加することができるのも劣化判定装置21の場合と同じである。
劣化判定装置31のCPU22には、本発明の第二の実施形態の劣化状態判定方法を実現する別の劣化状態判定用プログラムと前記電圧サンプリング用プログラムに加えて、電流計32で測定された電流をサンプリングしてメモリー23に保存する電流サンプリング用プログラムが装荷されており、外部からの要求等により前記各プログラムの処理が実行される。
前記別の劣化状態判定用プログラムの処理が開始されると、まず放電回路24に対し任意波形のパルス放電を要求する。放電回路24で前記パルス放電が実行されると、そのときの電流及び応答電圧をそれぞれ電流計32と電圧計25で測定し、測定された前記電流及び前記応答電圧を前記電流サンプリング用プログラム及び前記電圧サンプリング用プログラムでサンプリングしてメモリー23に保存する。
前記電流サンプリング用プログラム及び前記電圧サンプリング用プログラムで所定の期間前記電流及び前記応答電圧のサンプリングを行うと、以下は劣化判定装置21の場合と同様に、前記別の劣化状態判定用プログラムの処理が行われて電池1の劣化状態が判定される。
上記で説明した本発明の劣化判定装置31を備えた電源システムの一実施例を図6に示す。図6に示す電源システム41は、電池1が二次電池であって、劣化判定装置31が放電回路24に加えて充電回路42を備えている実施例である。図6に示す実施例と同様に、劣化判定装置21を備えた電源システムも可能である。
上記で説明した本発明の劣化判定装置21又は31では、性能が比較的低いCPUをCPU22に適用することが可能である。すなわち、従来は応答電圧等を演算負荷の大きい三角関数を用いてフーリエ変換していたが、これに代えて本発明では前記応答電圧等を矩形波展開する演算を行っており、CPUの負荷を大幅に低減することが可能となる。そのため、従来に比べて劣化判定装置21又は31に実装するCPUの性能を低下させることができ、CPUのコストを大幅に低減することが可能となる。
図1は、本発明の電池の劣化判定方法の第一の実施形態を示すブロック図である。 図2は、矩形波展開して求めた擬似インピーダンスと正弦波展開して求めたインピーダンスとの相関を示すグラフである。 図3は、本発明の電池の劣化判定方法の第二の実施形態を示すブロック図である。 図4は、本発明の電池の劣化判定方法の第一の実施形態を実現するための劣化判定装置を示すブロック図である。 図5は、本発明の電池の劣化判定方法の第二の実施形態を実現するための別の劣化判定装置を示すブロック図である。 図6は、本発明の劣化判定装置を備えた電源システムを示すブロック図である。
符号の説明
1・・・電池
2、11・・・放電手段
3・・・矩形波展開手段
4、14・・・擬似インピーダンス算出手段
5、15・・・劣化判定手段
6、16・・・応答電圧
7、17・・・電流
8、18・・・擬似インピーダンス
12・・・第一の矩形波展開手段
13・・・第二の矩形波展開手段
21、31・・・劣化判定装置
22・・・CPU
23・・・メモリー
24・・・放電回路
25・・・電圧計
32・・・電流計
41・・・電源システム
42・・・充電回路

Claims (10)

  1. 電池に所定の電流値で所定の周期の略矩形波のパルス放電を行わせ、
    前記パルス放電時の応答電圧をサンプリングしてこれを直交する矩形波成分に展開し、
    前記応答電圧の前記矩形波成分の振幅を前記パルス放電の前記電流値で除して擬似的なインピーダンスを求め、
    前記擬似的なインピーダンスより前記電池の劣化程度を判定する
    ことを特徴とする劣化状態判定方法。
  2. 電池に任意波形のパルス放電を行わせ、
    前記パルス放電時の電流波形ならびに応答電圧波形をサンプリングしてそれぞれを少なくとも1つ以上の直交する矩形波成分に展開し、
    前記応答電圧波形の矩形波成分の振幅を前記電流波形の矩形波成分の振幅で除して擬似的なインピーダンスを求め、
    前記擬似的なインピーダンスより前記電池の劣化程度を判定する
    ことを特徴とする劣化状態判定方法。
  3. 前記擬似的なインピーダンスを所定の補正式で補正した補正インピーダンスを求め、
    前記補正インピーダンスより前記電池の劣化程度を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の劣化状態判定方法。
  4. 電池に所定の電流値で所定周期のパルス放電を行わせる放電回路と、
    前記パルス放電時の応答電圧をサンプリングして記憶するメモリーと、
    前記メモリーから前記応答電圧を入力して請求項1又は請求項3に記載の電池の劣化状態判定方法に基づいて前記電池の劣化判定処理を行うCPUと、
    を備えたことを特徴とする劣化判定装置。
  5. 電池に任意波形のパルス放電を行わせる放電回路と、
    前記パルス放電時の電流波形ならびに応答電圧波形をサンプリングして記憶するメモリーと、
    前記メモリーから前記電流波形ならびに前記応答電圧波形を入力して請求項2又は請求項3に記載の電池の劣化状態判定方法に基づいて前記電池の劣化判定処理を行うCPUと、
    を備えたことを特徴とする劣化判定装置。
  6. 前記電池は二次電池であって、
    前記電池に所定の電流値で所定の周期の略矩形波のパルス放電又はパルス充電を行わせる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の劣化状態判定方法。
  7. 前記電池は二次電池であって、
    前記電池に任意波形のパルス放電又はパルス充電を行わせる、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の劣化状態判定方法。
  8. 前記電池は二次電池であって、
    前記電池に所定の電流値で所定周期のパルス充電を行わせる充電回路を追加し、
    前記メモリーは前記パルス放電時又は前記パルス充電時の応答電圧をサンプリングして記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の劣化判定装置。
  9. 前記電池は二次電池であって、
    前記電池に任意波形のパルス充電を行わせる充電回路を追加し、
    前記メモリーは前記パルス放電時又は前記パルス充電時の応答電圧をサンプリングして記憶する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の劣化判定装置。
  10. 電池に、
    請求項4又は請求項5又は請求項8又は請求項9に記載の劣化判定装置を備えた
    ことを特徴とする電源システム。
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