JP3960404B2 - 車両用エアバッグ構造 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に助手席用エアバッグ装置に用いられ、特に、装着作業性を向上させるために使用される折り崩れ防止バンドに特徴を有する車両用エアバッグ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車両用エアバッグ構造としては、図５乃至図９に示すようなものが知られている。
【０００３】
このような従来のエアバッグ構造では、助手席前方に位置するインストルメントパネル内に、図７に示すようなエアバッグモジュール１が設けられている。このエアバッグモジュール１には、インフレータ２を収納するインフレータ収納容器３が設けられていて、固定ブラケット４を介して図示省略のステアリングメンバに固定されている。このインフレータ収納容器３の上面部には、ガス噴出開口５が開口形成されている。
【０００４】
また、このガス噴出開口５の周縁には、エアバッグ展開時、エアバック本体６のガイドを行う金属製ガイド周壁部７が、一体となるように形成されている。
【０００５】
前記エアバッグ本体６には、金属製のリテーナ部材８が、前記エアバック本体６のエア流入開口６ａ内側に予め装着されていて、ボルト脚部９，９を下方に向けて突設させている。
【０００６】
更に、このエアバック本体６のエア流入開口６ａ周縁には、折り崩れ防止バンド１１，１１を一体に設けた補強布部材１２が貼設されている。この折り崩れ防止バンド１１は、エアバッグ本体に捲き廻わされる帯状のバンド本体１１ａと、バンド本体１１ａの略中心線上に位置して、先端部に形成される係止孔部１１ｂとを有している。更に、このバンド本体１１ａには、展開時に切断されるスリット部１１ｃが形成されている。
【０００７】
このように構成された従来の車両用エアバック構造では、まず、このエアバッグ本体６が、図８に示すように、左，右側縁部６ｂ，６ｂを折り返して、前記リテーナ部材８の幅と略同じ幅ａとした後、前後方向から前，後側縁部６ｃ，６ｄを内側に向けて折り畳み、図９に示すようにまとめられる。
【０００８】
このように構成された従来のものでは、この折り畳まれたエアバック本体６の左，右側端６ｅ，６ｅ近傍で、各々前記折り崩れ防止バンド１１，１１のバンド本体１１ａ，１１ａが捲き廻されて、バンド本体１１ａの略中心線上に位置する係止孔部１１ｂ，１１ｂが各々前記ボルト脚部９，９に係止されて、折り崩れが防止されている。
【０００９】
そして、図７に示すように、前記金属製ガイド周壁部７内側へ、エアバック本体６が、挿入されて装着される。
【００１０】
この際、前記インフレータ収納容器３のガス噴出開口５に、前記エアバック本体６のエア流入開口６ａが向き合わされて、このリテーナ部材８のボルト脚部９，９が、ガス噴出開口５周縁のボルト孔に挿通されてナット部材１０，１０に螺着される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用エアバッグ構造では、折り畳まれたエアバック本体６の左，右側端６ｅ，６ｅ近傍で、各々前記折り崩れ防止バンド１１，１１のバンド本体１１ａ，１１ａが捲き廻されて、バンド本体１１ａの略中心線上に位置する係止孔部１１ｂ，１１ｂが各々前記ボルト脚部９，９に係止されている。
【００１２】
このため、図９中、端縁部６ｅから所定幅ｂ内では、左，右側縁部６ｂ，６ｂの折り畳み枚数が多いので、二点鎖線に示すように外側に向けてずれて、外れ易いといった問題があった。
【００１３】
そこで、本発明は、折り崩れ防止バンドの脱落を防止できる車両用エアバッグ構造を提供することを課題としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載された発明では、インフレータ収納容器のガス噴出開口周縁に、折り畳まれた状態で、エアバッグ本体を、ボルト脚部を一体に有するリテーナ部材を用いて装着する際、該エアバッグ本体に捲き廻される帯状のバンド本体と、バンド本体の先端部に形成されて前記ボルト脚部に係止する係止孔部とを有する折り崩れ防止バンドを設けた車両用エアバッグ構造において、前記バンド本体の先端部には、Ｌ字状片部が、外側に向けて、凸設形成されていて、該Ｌ字状片部の略中央部で、しかも、バンド本体の中心線よりも、エアバッグ本体の外側方向位置に、前記係止孔部を形成する車両用エアバッグ構造を特徴としている。
【００１５】
このように構成された請求項１記載のものでは、前記折り崩れ防止バンドの先端部に形成された係止孔部を前記ボルト脚部に係止すると、前記バンド本体は、前記係止孔部が前記バンド本体の中心線よりも、エアバック本体の外側方向位置にオフセットされた分、エアバック本体中心寄りに位置させることが出来る。
【００１６】
このため、例えば、前記エアバッグ本体の左，右側縁部の折り畳み枚数が多い部分よりも中心寄りで、バンド本体を捲き廻すことが出来、折り崩れ防止バンドの脱落が防止される。
【００１７】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明の具体的な実施の形態１について、図示例と共に説明する。
【００１８】
図１乃至図３は、この発明の実施の形態１の車両用エアバッグ構造を示すものである。なお、前記従来のものと同一乃至均等な部分については、同一符号を附して説明する。
【００１９】
まず、構成を説明すると、この実施の形態１の車両用エアバッグ構造は、助手席前方に位置するインストルメントパネル内に、エアバッグモジュールが設けられている。このエアバッグモジュールは、インフレータからのガスが噴出されるガス噴出開口の周縁に、金属製のリテーナ部材８によって、布製のエアバック本体１６が装着されるものである。
【００２０】
このリテーナ部材８は、エアバック本体６のエア流入開口６ａ内側に予め装着されていて、ボルト脚部９，９を所定間隔を置いて下方に向けて突設させている。
【００２１】
また、このエアバック本体１６のエア流入開口１６ａ周縁には、一対の折り崩れ防止バンド１７，１７が一体に設けられた補強布部材１８が貼設されている。このうち、折り崩れ防止バンド１７は、エアバッグ本体１６に捲き廻わされる帯状のバンド本体１７ａを有している。
【００２２】
このバンド本体１７ａの先端部には、Ｌ字状片部１７ｂが外側に向けて、凸設形成されている。
【００２３】
このＬ字状片部１７ｂの略中央部には、図２に示すように、前記バンド本体１１ａの中心線ｌよりも、所定量ｃエアバック本体１６の外側方向位置に、前記ボルト脚部９，９に各々挿通係止される係止孔部１７ｃが形成されている。
【００２４】
更に、このバンド本体１７ａには、展開時に切断されるスリット部１７ｄが形成されている。
【００２５】
次に、この実施の形態１の作用について説明する。
【００２６】
この発明の実施の形態１では、前記折り崩れ防止バンド１７の先端部に形成された係止孔部１７ｃを図１に示すように、前記ボルト脚部９に係止すると、前記バンド本体１７ａは、前記係止孔部１７ｃが前記バンド本体１７ａの中心線ｌよりも、エアバック本体１６の外側方向位置にオフセットされた図２中に示す所定量ｃ分、エアバック本体１６中心寄りに位置させることが出来る。
【００２７】
このため、前記エアバッグ本体１６の左，右端縁部１６ｅ近傍の折り畳み枚数が多い部分よりも、中心寄りの折り畳み枚数が少ない部分で、バンド本体１７ａが、従来よりも短く捲き廻される。従って、このエアバック本体１６がまとめられた状態で保持され、折り崩れ防止バンド１７の脱落が防止される。
【００２８】
しかも、この実施の形態１では、ボルト脚部９，９の位置を中央に相互に近接させる必要がないので、リテーナ部材８によってガス噴出開口５周縁に、エアバック本体１６が固定される際の取付強度を、従来と略同等の所望の強度に維持できる。
【００２９】
【変形例１】
図４は、この発明の実施の形態１の変形例を示すものである。なお、前記実施の形態１と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【００３０】
この変形例のエアバック本体２６では、補強布部材２８から一体に延設される一対の折り崩れ防止バンド１７，１７の先端部間が、補強連結部１９によって連結されている。
【００３１】
この変形例１では、補強連結部１９によって、折り崩れ防止バンド１７，１７間が連結されているので、バンド本体１７ａ，１７ａ間の相対距離が変わらず、更に、折り崩れ防止バンド１７の脱落を減少させることが出来る。
【００３２】
他の構成及び作用については、前記実施の形態１と略同一であるので、説明を
【００３３】
省略する。
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１の発明によれば、前記折り崩れ防止バンドの先端部に形成された係止孔部を前記ボルト脚部に係止すると、前記バンド本体は、前記係止孔部が前記バンド本体の中心線よりも、エアバック本体の外側方向位置にオフセットされた分、エアバック本体中心寄りに位置させることが出来る。
【００３４】
このため、前記エアバッグ本体の左，右側縁部の折り畳み枚数が多い部分よりも中心寄りで、バンド本体が捲き廻すことが出来るので、折り崩れ防止バンドの脱落が防止される、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図２】実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、補強布部材の一部平面図である。
【図３】実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図４】実施の形態１の変形例１の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図５】従来例の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図６】従来例の車両用エアバッグ構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図７】従来例の車両用エアバッグ構造で、装着の様子を説明する模式図である。
【図８】従来例の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を側縁部から折り畳む様子を説明する斜視図である。
【図９】従来例の車両用エアバッグ構造で、折り崩れ防止バンドを巻き廻した様子を説明する斜視図である。
【符号の説明】
８ リテーナ部材
９ ボルト脚部
１６，２６ エアバック本体
１７ 折り崩れ防止バンド
１７ａ バンド本体
１７ｃ 係止孔部
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に助手席用エアバッグ装置に用いられ、特に、装着作業性を向上させるために使用される折り崩れ防止バンドに特徴を有する車両用エアバッグ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の車両用エアバッグ構造としては、図５乃至図９に示すようなものが知られている。
【０００３】
このような従来のエアバッグ構造では、助手席前方に位置するインストルメントパネル内に、図７に示すようなエアバッグモジュール１が設けられている。このエアバッグモジュール１には、インフレータ２を収納するインフレータ収納容器３が設けられていて、固定ブラケット４を介して図示省略のステアリングメンバに固定されている。このインフレータ収納容器３の上面部には、ガス噴出開口５が開口形成されている。
【０００４】
また、このガス噴出開口５の周縁には、エアバッグ展開時、エアバック本体６のガイドを行う金属製ガイド周壁部７が、一体となるように形成されている。
【０００５】
前記エアバッグ本体６には、金属製のリテーナ部材８が、前記エアバック本体６のエア流入開口６ａ内側に予め装着されていて、ボルト脚部９，９を下方に向けて突設させている。
【０００６】
更に、このエアバック本体６のエア流入開口６ａ周縁には、折り崩れ防止バンド１１，１１を一体に設けた補強布部材１２が貼設されている。この折り崩れ防止バンド１１は、エアバッグ本体に捲き廻わされる帯状のバンド本体１１ａと、バンド本体１１ａの略中心線上に位置して、先端部に形成される係止孔部１１ｂとを有している。更に、このバンド本体１１ａには、展開時に切断されるスリット部１１ｃが形成されている。
【０００７】
このように構成された従来の車両用エアバック構造では、まず、このエアバッグ本体６が、図８に示すように、左，右側縁部６ｂ，６ｂを折り返して、前記リテーナ部材８の幅と略同じ幅ａとした後、前後方向から前，後側縁部６ｃ，６ｄを内側に向けて折り畳み、図９に示すようにまとめられる。
【０００８】
このように構成された従来のものでは、この折り畳まれたエアバック本体６の左，右側端６ｅ，６ｅ近傍で、各々前記折り崩れ防止バンド１１，１１のバンド本体１１ａ，１１ａが捲き廻されて、バンド本体１１ａの略中心線上に位置する係止孔部１１ｂ，１１ｂが各々前記ボルト脚部９，９に係止されて、折り崩れが防止されている。
【０００９】
そして、図７に示すように、前記金属製ガイド周壁部７内側へ、エアバック本体６が、挿入されて装着される。
【００１０】
この際、前記インフレータ収納容器３のガス噴出開口５に、前記エアバック本体６のエア流入開口６ａが向き合わされて、このリテーナ部材８のボルト脚部９，９が、ガス噴出開口５周縁のボルト孔に挿通されてナット部材１０，１０に螺着される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用エアバッグ構造では、折り畳まれたエアバック本体６の左，右側端６ｅ，６ｅ近傍で、各々前記折り崩れ防止バンド１１，１１のバンド本体１１ａ，１１ａが捲き廻されて、バンド本体１１ａの略中心線上に位置する係止孔部１１ｂ，１１ｂが各々前記ボルト脚部９，９に係止されている。
【００１２】
このため、図９中、端縁部６ｅから所定幅ｂ内では、左，右側縁部６ｂ，６ｂの折り畳み枚数が多いので、二点鎖線に示すように外側に向けてずれて、外れ易いといった問題があった。
【００１３】
そこで、本発明は、折り崩れ防止バンドの脱落を防止できる車両用エアバッグ構造を提供することを課題としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載された発明では、インフレータ収納容器のガス噴出開口周縁に、折り畳まれた状態で、エアバッグ本体を、ボルト脚部を一体に有するリテーナ部材を用いて装着する際、該エアバッグ本体に捲き廻される帯状のバンド本体と、バンド本体の先端部に形成されて前記ボルト脚部に係止する係止孔部とを有する折り崩れ防止バンドを設けた車両用エアバッグ構造において、前記バンド本体の先端部には、Ｌ字状片部が、外側に向けて、凸設形成されていて、該Ｌ字状片部の略中央部で、しかも、バンド本体の中心線よりも、エアバッグ本体の外側方向位置に、前記係止孔部を形成する車両用エアバッグ構造を特徴としている。
【００１５】
このように構成された請求項１記載のものでは、前記折り崩れ防止バンドの先端部に形成された係止孔部を前記ボルト脚部に係止すると、前記バンド本体は、前記係止孔部が前記バンド本体の中心線よりも、エアバック本体の外側方向位置にオフセットされた分、エアバック本体中心寄りに位置させることが出来る。
【００１６】
このため、例えば、前記エアバッグ本体の左，右側縁部の折り畳み枚数が多い部分よりも中心寄りで、バンド本体を捲き廻すことが出来、折り崩れ防止バンドの脱落が防止される。
【００１７】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明の具体的な実施の形態１について、図示例と共に説明する。
【００１８】
図１乃至図３は、この発明の実施の形態１の車両用エアバッグ構造を示すものである。なお、前記従来のものと同一乃至均等な部分については、同一符号を附して説明する。
【００１９】
まず、構成を説明すると、この実施の形態１の車両用エアバッグ構造は、助手席前方に位置するインストルメントパネル内に、エアバッグモジュールが設けられている。このエアバッグモジュールは、インフレータからのガスが噴出されるガス噴出開口の周縁に、金属製のリテーナ部材８によって、布製のエアバック本体１６が装着されるものである。
【００２０】
このリテーナ部材８は、エアバック本体６のエア流入開口６ａ内側に予め装着されていて、ボルト脚部９，９を所定間隔を置いて下方に向けて突設させている。
【００２１】
また、このエアバック本体１６のエア流入開口１６ａ周縁には、一対の折り崩れ防止バンド１７，１７が一体に設けられた補強布部材１８が貼設されている。このうち、折り崩れ防止バンド１７は、エアバッグ本体１６に捲き廻わされる帯状のバンド本体１７ａを有している。
【００２２】
このバンド本体１７ａの先端部には、Ｌ字状片部１７ｂが外側に向けて、凸設形成されている。
【００２３】
このＬ字状片部１７ｂの略中央部には、図２に示すように、前記バンド本体１１ａの中心線ｌよりも、所定量ｃエアバック本体１６の外側方向位置に、前記ボルト脚部９，９に各々挿通係止される係止孔部１７ｃが形成されている。
【００２４】
更に、このバンド本体１７ａには、展開時に切断されるスリット部１７ｄが形成されている。
【００２５】
次に、この実施の形態１の作用について説明する。
【００２６】
この発明の実施の形態１では、前記折り崩れ防止バンド１７の先端部に形成された係止孔部１７ｃを図１に示すように、前記ボルト脚部９に係止すると、前記バンド本体１７ａは、前記係止孔部１７ｃが前記バンド本体１７ａの中心線ｌよりも、エアバック本体１６の外側方向位置にオフセットされた図２中に示す所定量ｃ分、エアバック本体１６中心寄りに位置させることが出来る。
【００２７】
このため、前記エアバッグ本体１６の左，右端縁部１６ｅ近傍の折り畳み枚数が多い部分よりも、中心寄りの折り畳み枚数が少ない部分で、バンド本体１７ａが、従来よりも短く捲き廻される。従って、このエアバック本体１６がまとめられた状態で保持され、折り崩れ防止バンド１７の脱落が防止される。
【００２８】
しかも、この実施の形態１では、ボルト脚部９，９の位置を中央に相互に近接させる必要がないので、リテーナ部材８によってガス噴出開口５周縁に、エアバック本体１６が固定される際の取付強度を、従来と略同等の所望の強度に維持できる。
【００２９】
【変形例１】
図４は、この発明の実施の形態１の変形例を示すものである。なお、前記実施の形態１と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【００３０】
この変形例のエアバック本体２６では、補強布部材２８から一体に延設される一対の折り崩れ防止バンド１７，１７の先端部間が、補強連結部１９によって連結されている。
【００３１】
この変形例１では、補強連結部１９によって、折り崩れ防止バンド１７，１７間が連結されているので、バンド本体１７ａ，１７ａ間の相対距離が変わらず、更に、折り崩れ防止バンド１７の脱落を減少させることが出来る。
【００３２】
他の構成及び作用については、前記実施の形態１と略同一であるので、説明を
【００３３】
省略する。
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１の発明によれば、前記折り崩れ防止バンドの先端部に形成された係止孔部を前記ボルト脚部に係止すると、前記バンド本体は、前記係止孔部が前記バンド本体の中心線よりも、エアバック本体の外側方向位置にオフセットされた分、エアバック本体中心寄りに位置させることが出来る。
【００３４】
このため、前記エアバッグ本体の左，右側縁部の折り畳み枚数が多い部分よりも中心寄りで、バンド本体が捲き廻すことが出来るので、折り崩れ防止バンドの脱落が防止される、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図２】実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、補強布部材の一部平面図である。
【図３】実施の形態１の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図４】実施の形態１の変形例１の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図５】従来例の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を取り付けられる面側から見た平面図である。
【図６】従来例の車両用エアバッグ構造で、要部の構成を説明する斜視図である。
【図７】従来例の車両用エアバッグ構造で、装着の様子を説明する模式図である。
【図８】従来例の車両用エアバッグ構造で、エアバック本体を側縁部から折り畳む様子を説明する斜視図である。
【図９】従来例の車両用エアバッグ構造で、折り崩れ防止バンドを巻き廻した様子を説明する斜視図である。
【符号の説明】
８ リテーナ部材
９ ボルト脚部
１６，２６ エアバック本体
１７ 折り崩れ防止バンド
１７ａ バンド本体
１７ｃ 係止孔部
Claims (1)
- インフレータ収納容器のガス噴出開口周縁に、折り畳まれた状態で、エアバッグ本体を、ボルト脚部を一体に有するリテーナ部材を用いて装着する際、該エアバッグ本体に捲き廻される帯状のバンド本体と、バンド本体の先端部に形成されて前記ボルト脚部に係止する係止孔部とを有する折り崩れ防止バンドを設けた車両用エアバッグ構造において、
前記バンド本体の先端部には、Ｌ字状片部が、外側に向けて、凸設形成されていて、該Ｌ字状片部の略中央部で、しかも、バンド本体の中心線よりも、エアバッグ本体の外側方向位置に、前記係止孔部を形成することを特徴とする車両用エアバッグ構造。
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|---|---|---|---|
| JP33070598A JP3960404B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用エアバッグ構造 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33070598A JP3960404B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用エアバッグ構造 |
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|---|---|
| JP2000153744A JP2000153744A (ja) | 2000-06-06 |
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Family
ID=18235648
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|---|---|---|---|
| JP33070598A Expired - Fee Related JP3960404B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用エアバッグ構造 |
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1998
- 1998-11-20 JP JP33070598A patent/JP3960404B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2000153744A (ja) | 2000-06-06 |
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