JP3959289B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を表示する第1および第2の表示装置を有する表示装置側筐体と、操作をするための操作部を有する操作部側筐体とが連結されていて、それらの筐体が相対的に動くことによりコンパクト化される無線通信装置に関し、特に、それらの表示装置に表示される内容を独立に制御することが可能な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機、PDA等の無線通信装置等の需要が高まりつつあると同時に、必要とされる表示情報量も増加している。
【0003】
こうした状況において、無線通信装置の表示画面も大型化する傾向にある。こうした表示画面の大型化に対応するために、大型化した表示装置と操作部とをそれぞれ別個な筐体に備えさせる無線通信装置がある。このように表示装置と操作部を別個な筐体にすることにより、それらが相対的に動いて無線通信装置のコンパクト化が達成される。
【0004】
このような種類の無線通信装置として、折り畳み型(いわゆるクラムシェル型)携帯電話機がある。この携帯電話機を使用するユーザは、通話時はこの二つの筐体を開いて大画面を見ながら操作をし、非通話時は操作部と表示装置を内側にして折り畳むことでコンパクト化される。
【0005】
このクラムシェル型の携帯電話機は、開いた状態では大画面の表示装置を利用することができるという利点がある一方で、非通話時に表示装置が内側に折り畳まれるために、電界強度、電池電圧、着信表示等の表示内容が確認できないという問題がある。
【0006】
この問題は、折り畳まれた状態では外部から見えない位置にある第1の表示装置と、折り畳まれた状態でも外部から見ることのできる第2の表示装置を筐体上に配置することによって解決される。
【0007】
クラムシェル型の携帯電話機が折り畳まれた状態で、携帯電話機を操作することができない場合でも有用な情報を第2の表示装置に表示するように設定される。例えば、電界強度、電池電圧、および、着信表示等を第2の表示装置に表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたクラムシェル型の携帯電話機においては着信を確認できる一方、この第2の表示装置によって、逆に着信したこと、着信した相手の名前、電子メール等では着信内容が外部に開示されてしまう。従って、秘匿しておきたい情報が第三者に知られるおそれがある。
【0009】
一方、従来のバータイプの携帯電話機において、こうした着信時において、秘密を守る対策として、電子メールの着信時に関しての秘匿技術がある。
【0010】
この秘匿技術では、他人に知られたくない電話番号や相手の名前に関して本人にしか見ることができないシークレット機能を搭載する。他人に電話番号や名前を見られたくない相手からの着信時には、シークレット設定を検出し、電子メールの内容を表示せず、後の特殊操作によって内容を確認するように設定される。
【0011】
しかし、シークレット機能の使用または非使用の設定時には、パスワードを記憶する、入力するといったセキュリティを加味した面倒な手続きが必要である。さらに、シークレット機能の設定または非設定のわずらわしさもある。またさらに、例えば着信時に応答しようとしても、シークレット機能を解除しようとするために時間がかかり電話が切れてしまうという致命的な問題もある。従って、このようなシークレット機能を搭載した無線通信装置を使用することは、事実上困難であるという問題がある。
【0012】
そこで本発明は、これら上述した従来における問題に鑑みてなされたものであって、無線通信装置が閉じられている場合に着信したときまたはメールを受信したときに秘匿しておきたい情報を報知せず、逆に開いている場合にはそれらの内容を知ることができる無線通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
発明の無線通信装置は、表示部を備えた第1の筐体と操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、基地局からの信号を受信する受信手段と、前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ前記受信手段によって受信した信号に基づく情報と前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とが一致した場合に、該受信した信号に基づく報知を行う第1の報知制御手段と、前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記受信手段によって受信した信号に基づく情報と前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とが一致した場合に、該受信した信号に基づく報知を禁止する第2の報知制御手段とを備えている。
た、本発明の無線通信装置は、第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する表示手段と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、発信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ着信信号から抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記表示手段へ着信があった旨の表示を行う第1の表示制御手段と、前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記表示手段へ着信があった旨の表示を禁止する第2の表示制御手段とを備えている。
【0017】
なお、表示部は表示装置とも呼ぶことにする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る無線通信装置を説明する。
図1は、本実施形態に係る無線通信装置の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る無線通信装置は、表示装置側筐体10と操作部側筐体20とを備えている。
表示装置側筐体10は、アンテナ1、無線部2、ベースバンド部3、第1の表示装置4、第2の表示装置5、スピーカ6、および、リードスイッチ12を備えている。
操作部側筐体20は、ベースバンド部3、オーディオ部7、電池8、制御部9、操作部1、マイクロフォン11、磁石13、および、記憶部100を備えている。
【0019】
表示装置側筐体10と操作部側筐体20とは、互いに折り畳み可能に連結されている。また、折り畳み式無線通信装置がコンパクト化されて折り畳まれた状態では、第1の表示装置4は外部からは見ることが不可能な状態になる。折り畳み式無線通信装置が折り畳まれた状態では、第2の表示装置5のみ外部から見ることが可能である。また、第1の表示装置4と第2の表示装置5は、同一の筐体に配置される必要はない。例えば、第2の表示装置5が操作部側筐体20に設置されてもよい。
【0020】
さらに、記憶部100は、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)200とRAM(random-access memory)300とを備えている。EEPROM200は、第1の表示装置用の設定エリア210、第2の表示装置用の設定エリア220、および、制御プログラムそのほかのためのエリア230を備えている。
【0021】
アンテナ1で受信された信号は、無線部2に入力され、受信された信号が受信帯域外の不要信号成分や雑音が減衰されこれ以降の信号処理に適するレベルまで信号が増幅される。また、受信信号は、周波数変換、チャネル選択、直交復調および、信号増幅などの処理が施される。直交復調は、シンセサイザ回路によって発振される局部発振信号にもとづいて実行される。シンセサイザ回路は、制御部9からの制御信号を受けて、受信に必要な周波数の局部発振信号を発生し、局部発信信号を無線部2に供給する。その結果、受信された信号の周波数に無線部2を同調させることができる。
【0022】
受信無線周波数信号が受信ベースバンド信号へと周波数変換される。受信ベースバンド信号は、フィルタで受信チャネル以外の不要信号成分および雑音が除去される。不要信号成分および雑音が除去された受信信号は、可変利得増幅器において、制御部9からの制御信号により指示された増幅率で所定のレベルまで増幅され、ベースバンド部3に出力される。
【0023】
ベースバンド部3では、A/D変換器(A/Dコンバータともいう。analog-to-digital converter)でディジタル信号に変換された後、通信に必要なディジタル信号処理がなされる。A/D変換器でディジタル信号に変換された信号は、モデムに入力されディジタル復調される。
【0024】
上記復調信号である符号化されている信号は、所定のフォーマットのデータ信号または音声信号である。復調信号が音声信号を含んでいる場合には、オーディオ部7を介して、スピーカ6から音声が出力される。
【0025】
音声が信号として送信される場合には、マイクロフォン11にユーザ等の音声が入力される。その音声がマイクロフォン11によって音声信号に変換されて、オーディオ部7に出力される。オーディオ部7では、音声信号が増幅されて、A/D変換器によってディジタル信号に変換されモデムに出力され、音声信号が変調される。変調された音声信号がベースバンド部3に出力され、ここでD/A変換器でアナログ信号に変換される。
【0026】
上述の音声信号は、変調ベースバンド信号として無線部2に出力されシンセサイザ回路から供給される局部発振信号とベースバンド部3からの変調ベースバンド信号とがミキシングされて、送信される信号が生成される。また、送信される信号は、無線部2で、周波数変換、チャネル選択、直交変調および信号増幅などの処理が施される。直交変調は、シンセサイザ回路によって発振される局部発振信号にもとづいて実行される。シンセサイザ回路は、制御部9からの制御信号を受けて、送信に必要な周波数の局部発振信号を発生し、それを無線部2に供給する。
【0027】
送信無線周波数信号が送信信号へと周波数変換される。送信信号は、フィルタで送信チャネル以外の不要信号成分や雑音が除去される。不要信号成分や雑音が除去された送信信号は、送信電力増幅器において、制御部9からの制御信号により指示された増幅率で所定のレベルまで増幅される。そして、増幅された送信信号はアンテナ1から送信される。
【0028】
EEPROM200は、電気的に記憶内容を消去して、再び電気的に情報を記憶することが可能な記憶素子である。本実施形態ではEEPROM200は、無線通信装置を制御する制御プログラム、電話帳、または、メール等を記憶するほかに、第1の表示装置4および第2の表示装置5に表示するための内容設定を記憶している。それらの表示装置には、電話番号、相手の名前、電界強度、電池電圧、文字情報、音声情報、着信情報、着信表示、メール内容、および、無線通信装置の現在の設定に関する情報等が表示される。
【0029】
第1の表示装置4および第2の表示装置5に表示するための設定は、それぞれ第1の表示装置用の設定エリア210および第2の表示装置用の設定エリア220に記憶される。そして、制御プログラムそのほかのためのエリア230に記憶されている制御プログラムにもとづいて、制御部9によって第1の表示装置4および第2の表示装置5は制御される。また、RAM300は、作業エリアであって主に一時的に情報を記憶するエリアとして使用される。
【0030】
このように本実施形態では、第1の表示装置4の表示設定が記憶されている記憶エリア210と、第2の表示装置5の表示設定が記憶されている記憶エリア220は異なる。
また、制御部9によってこれら第1の表示装置4と第2の表示装置5とは互いに独立に制御することも可能になる。従って、第1の表示装置4および第2の表示装置5はそれぞれ独立に表示内容を表示することができ、さらにその表示方法も制御部9のもと自在に制御することが可能である。
例えば、表示装置の内容を秘匿するシークレット機能に従って第1の表示装置4および第2の表示装置5が制御される。
【0031】
本実施形態でのシークレット機能は設定エリアが第1の表示装置4と第2の表示装置5とで独立しているので、シークレット機能を実行するか否かをそれぞれの表示装置ごとに設定することが可能になる。例えば、第1の表示装置4にシークレット機能を実行せず、第2の表示装置5にはシークレット機能を実行するように設定することも可能である。
【0032】
このように第1の表示装置4にシークレット機能を実行せず、第2の表示装置5にはシークレット機能を実行すれば、折り畳んだ状態であれば第三者に第2の表示装置に表示された内容を見られることは無くなる。また、この無線通信装置のユーザは、折り畳み状態を解除(すなわち、表示装置側筐体と操作部側筐体とが開かれた状態)して第1の表示装置4で確認することができる。
【0033】
さらにこの設定では、着信時においてもユーザは無線通信装置を開いて直ちに応答することが可能になる。すなわち、第三者には着信したこと以外、何も知られることなく直ちに着信に応答することが可能になる。
【0034】
また、無線通信装置がコンパクト化された状態であるか否かにもとづいて、シークレット機能を実行したり解除したりすることも可能である。図1に示される無線通信装置においては、折り畳まれた状態であるか否かによってシークレット機能が実行されたり解除されたりすることが可能である。
【0035】
さらに、無線通信装置がコンパクト化された状態であるか否かにもとづいて、表示装置の電源がオンオフされてもよい。すなわち、例えば、折り畳まれた状態になった場合は、第2の表示装置5のみ電源をオンして、第1の表示装置4はオフする。
【0036】
折り畳まれた状態であるか否かを制御部9が検出するために、例えば、リードスイッチ12が使用される。リードスイッチ12は、強磁性体からなるリード(振動片)上に接点を取り付けてガラス管に封入したスイッチである。このスイッチ12によって外部から磁場が印加されると反応してスイッチがオンされるように設計されている。本実施形態でのリードスイッチ12からは磁場が印加されるとその旨の信号が発せられるように設定されている。
【0037】
リードスイッチ12は、表示装置側筐体10の第1の表示装置4が配置している面側に設置される。そして、無線通信装置が折り畳まれた場合、リードスイッチ12に磁場を発生する位置に磁石13を設置する。磁石13は操作部側筐体20に設置される。
【0038】
制御部9は、リードスイッチ12に磁場が加えられたときに発生する信号を受けると、無線通信装置が折り畳まれた状態にあると判断する。無線通信装置が折り畳まれた状態にある場合は、第2の表示装置5に電源を供給するとともに第2の表示装置用の設定エリア220に記憶されている指示に従って第2の表示装置5を動作させる。さらに、第1の表示装置4に電源は供給せず第1の表示装置4をオフに設定する。
【0039】
一方、制御部9は、リードスイッチ12に磁場が加えられたときに発生する信号を受けない場合、無線通信装置が折り畳まれていない状態にあると判断する。この場合は、第1の表示装置に電源を供給するとともに、第1の表示装置用の設定エリア210に記憶されている情報を第1の表示装置4に表示する。
【0040】
本実施形態では、第1の表示装置4の設定エリア210と第2の表示装置5の設定エリア220とは異なるので、無線通信装置が折り畳まれているか否かに従って必ず上述した制御がされる必要はない。すなわち、上述したように第1の表示装置4と第2の表示装置5とが連動して制御される必要はない。
【0041】
従って例えば、折り畳まれた状態でも第2の表示装置5の電源がオフされるように設定されてもよい。さらに、第2の表示装置5に着信表示のみを表示するように設定する等、電源の制御のみでなく表示される内容の制御等も自在に設定することが可能である。
【0042】
ところで、無線通信装置が折り畳まれている状態であるか否かを検出することができれば、リードスイッチ12にこだわる必要はない。例えば、表示装置側筐体10と操作部側筐体20との連結部等にそれぞれの筐体がどれだけ回転したかを検出する検出器等が設けられて、無線通信装置が折り畳まれている状態であるか否かが検出されてもよい。そのほか、筐体の一方に凸部が設けられもう一方の筐体にこの凸部に嵌合するように凹部が設けられて、無線通信装置が折り畳まれている状態のとき凸部と凹部が嵌合すると折り畳まれている状態であると検出されるように設定されていてもよい。
【0043】
ほかの例として、マイクロフォン11から音声が入力されているときは、第2の表示装置5がオフされるように設定されてもよい。この設定によれば、ユーザが通話中に第2の表示装置5を第三者に見られることが無くなる。
これを実現するためには、第2の表示装置用の設定エリア220に、制御部9からマイクロフォン11に音声信号が入力された場合は第2の表示装置5をオフせよ、という設定が書き込まれていればよい。
【0044】
図2は、図1の無線通信装置の表示等に関する動作を示す流れ図である。図2は、図1の無線通信装置における着信時の、着信音、電話番号および名前の表示、電子メールの表示、留守番電話録音についての制御フローの例である。
この流れ図で説明される動作は、着信時は着信を示す音を発生させ、相手先の電話番号、名前、および、電子メールの場合はその内容を表示装置に表示し、留守番電話録音設定がある場合はハンドフリー状態に設定し留守番電話録音のメッセージを流し相手先のメッセージを記憶することである。これら各動作が以下に示すステップのようにオンオフの設定が可能である場合について折り畳み式の無線通信装置の一例を示す。
【0045】
ステップST1では、シークレット設定があるか否かが制御部9に検出される。シークレット設定がある場合はステップST2に進み、シークレット設定がない場合はステップST5に進む。
【0046】
ステップST2では、通信してきた相手が番号通知で通信してきたか否かが判定される。電話番号が通知である場合はステップST3に進み電話番号がシークレット番号であるか否かが判定される。電話番号が非通知である場合はステップST6に進む。
シークレット番号とは、通信相手からの電話番号であって、着信音を鳴らすか否か、名前、電話番号、電子メールの内容等を表示するか否か、表示するとすればどの表示装置に表示するか、留守録設定の場合は有音で録音するか否か等の設定をする番号である。シークレット番号は無線通信装置の記憶部100に記憶されている。
電話番号が、シークレット番号である場合にはステップST4に進み、シークレット番号でない場合にはステップST5に進む。
【0047】
ステップST6では、電話番号が非通知である場合に非通知である電話番号をシークレット番号とみなす設定がされているか否かが判定される。非通知である電話番号をシークレット番号とみなす設定がされている場合は、ステップST4に進む。非通知である電話番号をシークレット番号とみなす設定がされていない場合は、ステップST5に進む。
【0048】
ステップST5では、着信音を鳴らして、名前、電話番号、電子メールの内容等を第1の表示装置4および第2の表示装置5に表示する。また、無線通信装置の留守録が設定されている場合は、有音で録音を実行する。すなわち、スピーカ等から通信してきた相手の音声が出力される。
【0049】
ステップST4では、折り畳み式の無線通信装置が閉じている(クローズ)か否かが判定される。閉じている場合はステップST7に進み、閉じていない場合はステップST19に進む。
【0050】
図3は、図2に示されているAから続く第2の表示装置に関する流れ図である。図3には、第2の表示装置の動作に関するステップST7からステップST18までが示されている。
ST7からST18までの動作は無線通信装置が閉じている場合に対応し、第2の表示装置に関する動作が説明されている。
【0051】
ステップST7では、無線通信装置が閉じている状態で着信音がシークレット非設定であるか否かが判定される。すなわち、無線通信装置が閉じている状態で無線通信装置の着信音を鳴らすか否かの設定である。着信音がシークレット設定されていない場合はステップST8に進み着信音を鳴らし、着信音がシークレット設定されている場合はステップST15に進み着信音は鳴らさない。
【0052】
その後、ステップST9に進み、第2の表示装置において通信相手の電話番号および名前を表示しないシークレット設定がなされているか否かが判定される。シークレット非設定である場合はステップST10に進み電話番号および名前を表示する。
シークレット設定されている場合にはステップST16に進み、それら電話番号および名前を表示しない。
【0053】
その後、ステップST11に進み、第2の表示装置において通信相手からのメール内容を表示しないシークレット設定がなされているか否かが判定される。シークレット非設定である場合は、ステップST12に進みメール内容を表示する。
一方、シークレット設定されている場合はステップST17に進みメール内容を表示しない。
【0054】
つぎにステップST13に進み、無線通信装置が閉じている状態で無線通信装置が留守番電話に設定されていてその録音が外部にもれないシークレット設定がされているか否かが判定される。シークレット設定がされていない場合はステップST14に進み、録音を外部に聞こえるように有音で行う。一方、シークレット設定されている場合はステップST18に進み、録音が外部に聞こえないように無音で行う。
【0055】
留守番電話の録音の音声が外部に聞こえない様に設定されれば、例えば自分が席にいない間に机の上に置いておいた携帯電話機から情報を聞かれてしまうということが無くなる。さらに、着信サインのみ発信する様に設定しておけば席にいるときはオープンすることで直ぐに留守番電話状態で相手を確認する状態に入ることが可能になる。
【0056】
図4は、図2に示されているBから続く第1の表示装置に関する流れ図である。図4には、第1の表示装置の動作に関するステップST19からステップST30までが示されている。
ST19からST30までの動作は無線通信装置が閉じられていない場合、すなわち開いている場合に対応し、第1の表示装置に関する動作が説明されている。これらのステップの各動作は、第2の表示装置に関するステップST7からステップST18までとほぼ同様である。ただし、ステップST7およびステップST13では無線通信装置が閉じられている状態で判定したが、これらに対応するステップST19およびステップST25では無線通信装置が開かれている状態で判定される。
本実施形態の無線通信装置は、この第1の表示装置4と第2の表示装置5とがそれぞれの表示装置に対応した独立のシークレット設定の判定を行う制御を含んでいることに特徴がある。
【0057】
以上のような動作の下で、例えば第2の表示装置5に対してはシークレットを設定し、第1の表示装置4に対してはシークレットを設定しないことが実現される。この場合、シークレット機能が必要な時は着信のみを第2の表示装置5で確認し、シークレット機能が不必要なときは着信時に折り畳み式無線通信装置をオープンして、第1の表示装置4で確認する。従って、第1の表示装置4を確認することで容易に相手先の情報を得ることができるということが可能になる。
【0058】
また、以上の実施形態では、主にシークレット機能を例に説明したが、折り畳み式の無線通信装置が折り畳まれた状態と折り畳まれていない状態で、共通の機能、表示を持つものであればこれに限定されない。
さらに、本実施形態では、表示装置が2つの場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、2つよりも多い表示装置についてそれぞれ独立に制御することが可能である。この場合は、表示装置の数に合わせて表示装置用の設定エリアを記憶部100に設ければよい。
【0059】
この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0060】
【発明の効果】
本発明の無線通信装置によれば、無線通信装置が閉じられている場合に着信したときまたはメールを受信したときに、秘匿しておきたい情報を報知せず、逆に開いている場合にはそれらの内容を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る無線通信装置の機能ブロック図。
【図2】図1の無線通信装置の表示等に関する動作を示す流れ図。
【図3】図2に示されているAから続く第2の表示装置に関する流れ図。
【図4】図2に示されているBから続く第1の表示装置に関する流れ図。
【符号の説明】
10 表示装置側筐体
20 操作部側筐体
1 アンテナ
2 無線部
3 ベースバンド部
4 第1の表示装置
5 第2の表示装置
6 スピーカ
7 オーディオ部
8 電池
9 制御部
11 マイクロフォン
12 リードスイッチ
13 磁石
14 操作部
100 記憶部
210 第1の表示装置用の設定エリア
220 第2の表示装置用の設定エリア
230 制御プログラムそのほかのためのエリア
300 RAM

Claims (6)

  1. 表示部を備えた第1の筐体と操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    基地局からの信号を受信する受信手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ前記受信手段によって受信した信号に基づく情報と前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とが一致した場合に、該受信した信号に基づく報知を行う第1の報知制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記受信手段によって受信した信号に基づく情報と前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報とが一致した場合に、該受信した信号に基づく報知を禁止する第2の報知制御手段
    具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    発信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ着信信号から抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記表示手段へ着信があった旨の表示を行う第1の表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記表示手段へ着信があった旨の表示を禁止する第2の表示制御手段
    具備することを特徴とする無線通信装置。
  3. 第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    発信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ着信信号から抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、該受信した信号に基づく報知を行う第1の表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、該受信した信号に基づいた名前を表示手段で表示することを禁止する第2の表示制御手段
    具備することを特徴とする無線通信装置。
  4. 第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態では外部に露出せず開いた状態で外部に露出する第1の表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する第2の表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    発信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ着信信号から抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記第1の表示手段に名前の表示を行う第1の表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記第2の表示手段に名前の表示を禁止する第2の表示制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  5. 第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ受信したメールから抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、該抽出された識別情報に基づく報知を行う第1の表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、該受信したメールの内容の表示を禁止する第2の表示制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  6. 第1の筐体と、操作部を備えた第2の筐体とを、接続機構を介して開閉可能に接続した無線通信装置において、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態では外部に露出せず開いた状態で外部に露出する第1の表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じた状態で外部に露出する第2の表示手段と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開いた状態か閉じた状態かを検出する開閉検出手段と、
    発信者を識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記開閉検出手段によって開いた状態を検出し、かつ受信したメールから抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、前記第1の表示手段にメールの内容の表示を行う第1の表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって閉じた状態を検出し、かつ前記抽出された識別情報と前記識別情報記憶手段に記憶されている識別情報とが一致した場合、該受信したメールの内容の表示を禁止する第2の表示制御手段と
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
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