JP3959065B2 - 通信品質解析システム。 - Google Patents

通信品質解析システム。 Download PDF

Info

Publication number
JP3959065B2
JP3959065B2 JP2004008375A JP2004008375A JP3959065B2 JP 3959065 B2 JP3959065 B2 JP 3959065B2 JP 2004008375 A JP2004008375 A JP 2004008375A JP 2004008375 A JP2004008375 A JP 2004008375A JP 3959065 B2 JP3959065 B2 JP 3959065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication quality
information
distance
analysis system
step count
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004008375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005204073A (ja
Inventor
慎秀 澤柳
淳二 峰雪
豊彦 堀
守一 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2004008375A priority Critical patent/JP3959065B2/ja
Publication of JP2005204073A publication Critical patent/JP2005204073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3959065B2 publication Critical patent/JP3959065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、移動機と移動体通信網との間の通信品質を測定し解析するための通信品質解析システムに関する。
移動機と移動体通信網との間の通信品質を測定するために、移動機と移動体通信網との接続状態や移動機の受信レベルの測定、基地局から移動機に発呼する際の接続時間の測定といった様々な測定が行われる。このような通信品質の測定を効率的かつ正確に行うために、例えば、移動体通信網に対して電波測定を行う測定エリアや測定時刻といった指示情報を出力し、移動体通信網がその指示情報に応じて所定の測定を行って通信品質を測定することが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2003−204296号公報
ところで、移動体通信網側から通信品質の測定を行う場合には、対象となる移動機の位置を正確に把握することが困難である。上記特許文献1に記載の技術では、GPS機能を搭載した移動機が自位置を測定することで各移動機の位置を把握することが提案されている。
しかしながら、移動機が必ずしもGPS機能を搭載しているわけではないことに加え、GPSで位置を測定できる範囲には自ずと限界がある。例えば、建物の内部等がGPSで位置を測定することは極めて困難である上に、このような建物の中でこそ通信品質の測定を行う要求が高い場合もある。
そこで本発明では、GPSでの位置測定が困難な場所においても移動機と移動体通信網との間の通信品質の測定を行うことができる通信品質解析システムを提供することを課題とする。
本発明の通信品質解析システムは、予め定められた経路に沿って、移動機と移動体通信網との間の通信品質を測定し解析するための通信品質解析システムであって、(1)移動機に対して移動体通信網との間で所定の通信動作を実行させる工程を特定するためのシーケンス情報を選択し、移動機に出力するシーケンス選択出力手段と、(2)当該シーケンス情報の出力に応じて移動機が所定の通信動作を行った結果、該移動機から出力される移動体通信網との間の通信品質を示す通信品質情報を取得する情報取得手段と、(3)該通信品質解析システムを使用する測定者の一歩毎の動作の動き出しに合わせて歩数開始信号を出力するとともに、測定者の一歩毎の動作の終わりに応じて歩数終了信号を出力する歩数取得手段と、(4)当該通信品質情報を取得した時点において該通信品質解析システムが存在する地点が経路の経路長を分割すると想定される比率を距離比として算出する距離比算出手段と、(5)当該算出した距離比に基づいて、情報取得手段が通信品質情報を取得した時点における該通信品質解析システムの経路上での存在位置を算出する位置算出手段と、(6)当該算出した存在位置と通信品質情報とを関連付けて測定結果として格納する結果格納手段と、を備え、結果格納手段は、歩数取得手段が歩数終了信号を出力してから該歩数取得手段が歩数開始信号を出力するまでの時間差により、測定者が立ち止まっていると判断された場合には、歩数取得手段が歩数終了信号を出力してから歩数開始信号を出力するまでの間に情報取得手段によって取得された複数の通信品質情報を、同一地点で測定された時刻の異なる情報であることが特定できるように格納する
本発明の通信品質解析装置によれば、選択したシーケンス情報を移動機に出力するので、移動機はそのシーケンス情報で特定される工程に基づいて所定の通信動作を行うことができる。移動機がその所定の通信動作を行った結果として出力する通信品質情報を取得するので、移動機と移動体通信網との間の通信品質を測定し解析できる。また、その通信品質情報を取得した時点の経路上の存在位置を、その時点におけるこの通信品質解析システムが存在する地点が経路長を分割すると想定される距離比に基づいて算出するので、例えばGPSを利用できない場合であってもその存在位置を算出できる。
また本発明の通信品質解析装置では、経路には予め第一基準点及び第二基準点が設定されていて、距離比算出手段は、第一基準点に到達したことを示す第一基準情報を取得すると共に、当該第一基準情報の取得に応じて距離の測定を開始し、第一基準点から第二基準点に至るまでおいて情報取得手段が通信品質情報を取得した時点までの距離を測定点距離として取得し、当該取得した測定点距離と第一基準点から第二基準点までの基準点間距離とに基づいて距離比を算出し、位置算出手段は、予め格納されている経路に関する経路情報と距離比算出手段が算出した距離比とに基づいて存在位置を算出することも好ましい。予め定められた二つの基準点間の基準点間距離と、一の基準点から通信品質情報を取得した時点までの測定点距離とに基づいて距離比を算出するので、通信品質情報を取得した位置が正確に把握できなくても距離比を算出できる。また、距離比と経路情報とに基づいて存在位置を算出するので、距離比に応じた存在位置を的確に算出できる。
また本発明の通信品質解析装置では、歩数取得手段は、測定者が所持しており、距離比算出手段は、歩数取得手段から歩数情報を取得し、当該取得した歩数情報と、予め定められた測定者の歩幅を示す歩幅情報と、に基づいて距離の測定を行うことも好ましい。測定者の歩数と予め定められている歩幅情報とに基づいて距離の測定を行うので、簡便に距離の測定を行うことができる。
また本発明の通信品質解析装置では、結果格納手段が格納する測定結果に基づいて、経路と通信品質情報とを関連付けて表示する表示手段を備えることも好ましい。経路と通信品質情報とを関連付けて表示するので、経路上のどの部分でどのような通信品質なのかを表示できる。
また本発明の通信品質解析装置では、表示手段は通信品質情報の内容を示す接続状態シンボルを表示することも好ましい。接続状態シンボルで通信品質情報の内容を示すので、容易に通信品質を確認できる。
本発明の通信品質解析システムによれば、GPSでの位置測定が困難な場所においても移動機と移動体通信網との間の通信品質の測定を行うことができる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態である通信品質解析システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、通信品質解析システム1aの構成を示す図である。通信品質解析システム1aは、制御・表示装置10と、位置取得装置20と、n台の移動機401〜4nと、を備える。移動機401〜4nは、制御・表示装置10の移動機インタフェイス(I/F)102に接続されていて、移動機インタフェイス102を介してシーケンス選択出力部101から出力されるシーケンス情報に基づいて移動体通信網70との間で所定の通信動作を行い、その結果としての通信品質情報を移動機インタフェイス102を介して制御・表示装置10に出力する。
位置取得装置20は、基準位置入力部201と歩数取得部202とを備える。基準位置入力部201は、通信品質解析システム1aを操作する測定者が経路上の基準位置(詳細は後述する)において、その基準位置に到達したことを示す信号を入力する部分である。基準位置入力部201はその入力に応じて、基準位置信号を制御・表示装置10に出力する。
歩数取得部202は、通信品質解析システム1aを操作する測定者が経路上を歩いた歩数を取得し、制御・表示装置10に出力する部分である。より具体的には、歩数取得部202は測定者の歩行動作における鉛直方向の加速度を測定し、その加速度の時系列変化に基づいて測定者の歩数を取得する。その際、鉛直方向の加速度の時系列変化に基づいて測定者の歩行周波数を推定し、その推定した歩行周波数に基づいて測定者の歩数を取得してもよい。歩数取得部202は、測定者の一歩一歩の動作の動き出しに合わせて歩数開始信号を、測定者の一歩一歩の動作の終わりに合わせて歩数終了信号を、それぞれ制御・表示装置10に出力する。歩数取得部202は例えば、ジャイロセンサと演算部とから構成される。
引き続いて制御・表示装置10について説明する。制御・表示装置10は物理的には、移動機401〜4nとの入出力インタフェイス及び位置取得装置20との入出力インタフェイスを備え、移動機401〜4nから出力される情報を解析して移動機の送信電力測定、受信測定、変調解析等の各種測定解析が可能な処理部を備える解析装置である。
制御・表示装置10は機能的な構成要素として、シーケンス選択出力部101(シーケンス選択出力手段)と、移動機インタフェイス102と、情報取得部103(情報取得手段)と、距離比算出部104(距離比算出手段)と、位置算出部105(位置算出手段)と、表示部106と、シーケンス情報格納部151と、歩幅情報格納部152と、経路情報格納部153と、測定結果格納部154(結果格納手段)と、を備える。引き続いて各構成要素について説明する。
シーケンス選択出力部101は、シーケンス情報格納部151に格納されているシーケンス情報を選択し、移動機インタフェイス102を介して移動機401〜4nに出力する部分である。このシーケンス情報は、移動機401〜4nに対して移動体通信網70との間で所定の通信動作を実行させる工程を特定する情報である。シーケンス情報格納部151に格納されている情報の例を図2に示す。図2に示す例によれば、シーケンス情報格納部151には「シーケンス番号」と「シーケンス内容」とが関連付けられて格納されている。シーケンス選択出力部101は測定者が入力する「シーケンス番号」に対応する「シーケンス内容」を選択して移動機401〜4nに出力する。
図1に戻って、移動機インタフェイス102は、制御・表示装置10と移動機401〜4nとの間で情報の授受を行うためのインタフェイスである。本実施形態の移動機インタフェイス102はUSBを利用している。
情報取得部103は、シーケンス選択出力部101からシーケンス情報が出力されたことに応じて移動機401〜4nがそのシーケンス情報で特定されている工程で所定の通信動作を行い、その通信動作の結果として移動機401〜4nから出力される移動体通信網70との間の通信品質を示す通信品質情報を取得する部分である。情報取得部103は取得した通信品質情報を距離比算出部104に出力する。
距離比算出部104は、情報取得手段103が通信品質情報を取得した時点において通信品質解析システム1aが存在する地点が経路の経路長を分割すると想定される比率を距離比として算出し、その算出した距離比を位置算出部105に出力する部分である。より具体的には、距離比算出部104は基準位置入力部201から基準位置信号を受け取ると、その基準位置信号が基準点(第一基準点)に到達したことを示す基準情報(第一基準情報)であると判断して距離の測定を開始する。この実施形態の場合には測定者の歩数に基づいて距離を測定しているので、距離比算出部104は歩数取得部202から出力される歩数開始信号及び歩数終了信号の数に歩幅情報格納部152に格納されている歩幅を掛け合わせて距離を算出する。歩幅情報格納部152に格納されている情報の例を図3に示す。図3に示す例によれば、歩幅情報格納部152には「歩幅番号」と「歩幅」とが関連付けられて格納されている。測定者が「歩幅番号」を選択すると、距離比算出部104はその選択した「歩幅番号」に関連付けられている「歩幅」を測定者の歩幅として採用する。
図1に戻って、距離比算出部104は一の基準位置信号(第一基準情報)を受け取ってから次の基準位置信号(第二基準情報)を受け取るまでにおいて、すなわち一の基準点(第一基準点)から次の基準点(第二基準点)に至るまでにおいて情報取得部103が通信品質情報を取得した時点までの距離を測定点距離として取得する。より具体的には、歩数開始信号及び歩数終了信号を受け取るタイミングと通信品質情報を取得するタイミングとに基づいて、各通信品質情報を取得した時点において、その時点がこの基準点間の区間で何歩目のどれくらいの位置に当たるかを算出する。距離比算出部104は測定点距離と基準点間距離とに基づいて距離比を算出し、その算出した距離比を位置算出部105に出力する。
位置算出部105は、距離比算出部104が算出した距離比に基づいて、情報取得部103が通信品質情報を取得した時点における通信品質解析システム1aの経路上での存在位置を算出して測定結果格納部154に格納する部分である。より具体的には、位置算出部105は経路情報格納部153に格納されている経路情報と距離比算出部104が算出した距離比とに基づいて存在位置を算出する。経路情報格納部153に格納されている情報の一例を図4に示す。図4に示す例はある建物の1階断面を示しており、図4中のA点(基準点)から出発し、B点、C点、D点、E点の各基準点を順に経由してF点(基準点)に至る経路で通信品質を測定することを示している。測定者は図4中のA点に相当する地点で基準位置信号を入力し、B点〜F点においても同様に基準位置信号を入力する。
ここで、距離比算出部104からは情報取得部103が取得した通信品質情報(データ)がどの基準点間においてどのような距離比であるかを示す情報が出力される。例えば、「データ1は、基準点A〜B間の距離比9分の1の地点におけるデータである」ことを示す情報が出力される。従って、位置算出部105はその出力される情報に基づいて各通信品質情報が測定された地点の座標を算出することができ、図5に例示するような情報を生成して測定結果格納部154に格納することができる。図5に示す例では、測定結果格納部154には「データ」「測定時刻」「区間」「距離比」「ポイント」「座標」がそれぞれ関連付けられて格納されている。「区間」と「距離比」が算出できると、図6に示すように各データがどのポイントで測定されたのかを取得できる。従って、位置算出部105は各ポイントの座標を算出できる。
図1に戻って、表示部106は、測定結果格納部103に格納されている測定結果と経路情報格納部153に格納されている経路情報とに基づいて、経路と通信品質情報とを関連付けて表示する部分である。表示部106が表示する画面イメージの例を図7に示す。図7に示す例は、ポイントAB3(図6参照)、ポイントBC1(図6参照)、ポイントBC6(図6参照)におけるデータが「発呼不可」である場合に、その通信状態を示す接続状態シンボルとして三角印を表示している例である。
引き続いて図8を参照しながら、通信品質解析システム1aの動作について説明する。図8では、図4においてA点からB点を経由してC点に至るまでの通信品質解析システム1aの動作シーケンスを示している。測定者はA点において基準位置入力部201から基準位置信号Aを入力する(S01)。基準位置入力部201はこの基準位置信号Aを距離比算出部104に出力する(S02)。
基準位置信号Aの出力に応じて、距離比算出部104は距離の測定を開始する(S03)。尚、シーケンス選択部101から各移動機401〜4nへは均一な時間間隔で発呼動作を行うようにシーケンス情報が出力されている。従って、移動機401〜4nからは均一な時間間隔で通信品質情報がデータとして出力される(S21〜S40)。
測定者はS01で基準位置信号Aを入力すると、歩行を開始する。測定者の歩行は歩数取得部202が計測し、一歩一歩の歩行動作の開始信号と終了信号とを距離比算出部104に出力する。従って、A点(図4参照)からB点(図4参照)まで3歩で歩くとすれば、歩数1開始信号が出力され(S04)、歩数1終了信号と共に歩数2開始信号が出力され(S05)、歩数2終了信号と共に歩数3開始信号が出力され(S06)、歩数3終了信号が出力される(S07)。ここで測定者はB点に到達しているので、基準位置入力部201から基準位置信号Bを入力する(S08)。基準位置入力部201はこの基準位置信号Bを距離比算出部104に出力する(S09)。
測定者はS08で基準位置信号Bを入力するとC点(図4参照)に向けて歩行を開始する。従って、B点(図4参照)からC点(図4参照)まで3歩で歩くとすれば、歩数4開始信号が出力され(S10)、歩数4終了信号と共に歩数5開始信号が出力され(S11)、歩数5終了信号と共に歩数6開始信号が出力され(S12)、歩数6終了信号が出力される(S13)。ここで測定者はC点に到達しているので、基準位置入力部201から基準位置信号Cを入力する(S14)。基準位置入力部201はこの基準位置信号Cを距離比算出部104に出力する(S15)。
上述のように、距離比算出部104には情報取得部103が取得したデータ1〜20と、基準位置信号と、歩数開始信号及び歩数終了信号と、がそれぞれ出力される。距離比算出部104は、データ1であれば歩数1開始信号と同時に出力されていることから、区間A−Bにおいて距離比が0である(すなわち点Aにおけるデータである)と算出する。データ2及びデータ3の場合には、データ2及びデータ3は歩数1開始信号の出力から歩数1終了信号の出力までの間に出力されているので、区間A−Bの最初の1/3の区間において測定されたものと判断する。更にその区間を按分して、データ2は区間A−Bの最初の1/3の区間の更に最初の1/3の地点において測定されたものと判断し、その存在位置を区間A−Bの距離比1/9の地点(図6のAB1)であると算出する。同様に、データ3は、区間A−Bの最初の1/3の区間の2/3の地点において測定されたものと判断し、その存在位置を区間A−Bの距離比2/9の地点(図6のAB2)であると算出する。以下の各データについても同様にその存在位置が区間と距離比との組合せとして算出できる。ここで、歩幅が60センチであるとすれば、A点を原点としてデータ1の座標を(0,0)と、データ2の座標を(0,−20)と、データ3の座標を(0,−40)と、それぞれ算出できる。従って、図5に示すような測定結果の対応テーブルを作成できる。
図8では測定者が一定の速度で歩行する場合について説明したが、測定者が途中で立ち止まった場合の例について図9を参照しながら説明する。図8で説明した例とは、歩数2から歩数3の間に立ち止まっている点が異なっている。従って、歩数2終了信号の出力(S56)と、歩数3開始信号の出力(S57)との間に立ち止まっている間のタイムラグが発生している。この場合に距離比算出部104は、歩数2終了信号の出力(S56)から歩数3開始信号の出力(S57)までの間に出力されるデータ6〜11を、区間A−Bの距離比6/9の地点(図6のAB6)において取得されたデータであると判断する。従って、図10に示すように、データ6〜11は同じ地点において測定された時刻の異なるデータであることが特定できるように「ポイント」と「座標」とが格納される。
また、図8では測定者が各基準点において基準位置信号の入力を的確に行う場合について説明したが、測定者が基準点において基準位置信号の入力を失念した場合の例について図11を参照しながら説明する。図8で説明した例とは、歩数3終了信号の受信(S77)から歩数4開始信号の受信(S78)までの間に基準位置信号Bの入力がないことが異なっている。この場合に測定者は点Bにおいて方向転換を行うから、歩数3終了信号の受信(S77)から歩数4開始信号の受信(S78)までの間には方向転換のために立ち止まるタイムラグが発生している。この場合に距離比算出部104は、歩数3終了信号の出力(S77)から歩数4開始信号の出力(S78)までの間に出力されるデータ9〜11を、点Bの地点において取得されたデータであると判断する。
本発明の実施形態である通信品質解析システムの構成を示す図である。 図1のシーケンス情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。 図1の歩幅情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。 図1の経路情報格納部に格納されている情報の例を示す図である。 図1の測定結果格納部に格納されている情報の例を示す図である。 図1の測定結果格納部に格納されている情報の例を示す図である。 図1の表示部で表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態である通信品質解析システムの動作を示す図である。 本発明の実施形態である通信品質解析システムの動作を示す図である。 図9の動作を行った場合に測定結果格納部に格納される情報の例を示す図である。 本発明の実施形態である通信品質解析システムの動作を示す図である。
符号の説明
1a…通信品質解析システム、10…制御・表示装置、20…位置取得装置、401〜4n…移動機、70…移動体通信網、101…シーケンス選択出力部、102…移動機インタフェイス、103…情報取得部、104…距離比算出部、105…位置算出部、106…表示部、151…シーケンス情報格納部、152…歩幅情報格納部、153…経路情報格納部、154…測定結果格納部。

Claims (5)

  1. 予め定められた経路に沿って、移動機と移動体通信網との間の通信品質を測定し解析するための通信品質解析システムであって、
    前記移動機に対して前記移動体通信網との間で所定の通信動作を実行させる工程を特定するためのシーケンス情報を選択し、前記移動機に出力するシーケンス選択出力手段と、
    当該シーケンス情報の出力に応じて前記移動機が前記所定の通信動作を行った結果、該移動機から出力される前記移動体通信網との間の通信品質を示す通信品質情報を取得する情報取得手段と、
    該通信品質解析システムを使用する測定者の一歩毎の動作の動き出しに合わせて歩数開始信号を出力するとともに、前記測定者の一歩毎の動作の終わりに応じて歩数終了信号を出力する歩数取得手段と、
    前記情報取得手段が通信品質情報を取得した時点において該通信品質解析システムが存在する地点が前記経路の経路長を分割すると想定される比率を距離比として算出する距離比算出手段と、
    当該算出した距離比に基づいて、前記情報取得手段が前記通信品質情報を取得した時点における該通信品質解析システムの前記経路上での存在位置を算出する位置算出手段と、
    当該算出した存在位置と前記通信品質情報とを関連付けて測定結果として格納する結果格納手段と、
    を備え
    前記結果格納手段は、
    前記歩数取得手段が前記歩数終了信号を出力してから該歩数取得手段が前記歩数開始信号を出力するまでの時間差により、前記測定者が立ち止まっていると判断された場合には、前記歩数取得手段が前記歩数終了信号を出力してから前記歩数開始信号を出力するまでの間に前記情報取得手段によって取得された複数の前記通信品質情報を、同一地点で測定された時刻の異なる情報であることが特定できるように格納すること
    を特徴とする通信品質解析システム。
  2. 前記経路には予め第一基準点及び第二基準点が設定されていて、
    前記距離比算出手段は、
    前記第一基準点に到達したことを示す第一基準情報を取得すると共に、当該第一基準情報の取得に応じて距離の測定を開始し、
    前記第一基準点から前記第二基準点に至るまでおいて前記情報取得手段が通信品質情報を取得した時点までの距離を測定点距離として取得し、
    当該取得した測定点距離と前記第一基準点から前記第二基準点までの基準点間距離とに基づいて前記距離比を算出し、
    前記位置算出手段は、
    予め格納されている前記経路に関する経路情報と前記距離比算出手段が算出した距離比とに基づいて前記存在位置を算出する、請求項1に記載の通信品質解析システム。
  3. 前記歩数取得手段は、前記測定者が所持しており、
    前記距離比算出手段は、前記歩数取得手段から歩数情報を取得し、当該取得した歩数情報と、予め定められた前記測定者の歩幅を示す歩幅情報と、に基づいて距離の測定を行う、請求項2に記載の通信品質解析システム。
  4. 前記結果格納手段が格納する測定結果に基づいて、前記経路と前記通信品質情報とを関連付けて表示する表示手段を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信品質解析システム。
  5. 前記表示手段は前記通信品質情報の内容を示す接続状態シンボルを表示する、請求項4に記載の通信品質解析システム。
JP2004008375A 2004-01-15 2004-01-15 通信品質解析システム。 Expired - Fee Related JP3959065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004008375A JP3959065B2 (ja) 2004-01-15 2004-01-15 通信品質解析システム。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004008375A JP3959065B2 (ja) 2004-01-15 2004-01-15 通信品質解析システム。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005204073A JP2005204073A (ja) 2005-07-28
JP3959065B2 true JP3959065B2 (ja) 2007-08-15

Family

ID=34821741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004008375A Expired - Fee Related JP3959065B2 (ja) 2004-01-15 2004-01-15 通信品質解析システム。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3959065B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5560968B2 (ja) * 2010-07-05 2014-07-30 日本電気株式会社 無線通信品質の測定地点を算出するサーバ、その方法及びそのプログラム
JP2012034313A (ja) * 2010-08-03 2012-02-16 National Institute Of Information & Communication Technology 携帯端末送信電波測定装置およびその測定方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3068467B2 (ja) * 1996-08-12 2000-07-24 日本電気移動通信株式会社 移動体通信試験装置
JPH10262004A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービスエリア測定器、サービスエリア測定システムおよび測定方法
JPH10341197A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Nippon Denki Ido Tsushin Kk 携帯電話機
JP3532748B2 (ja) * 1997-12-30 2004-05-31 ジヤトコ株式会社 携帯用位置検出装置および位置管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005204073A (ja) 2005-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10082398B2 (en) Method and device for intelligently guiding a user to ride elevator/escalator
CN104950284B (zh) 装置相对位置的判定方法及电子装置
JP6202538B2 (ja) 運転支援方法、プログラム、および運転支援装置
JP6245658B2 (ja) 位置推定システム、位置推定方法、プログラム
JP6831503B2 (ja) 情報処理装置、及び、情報処理システム
US9964409B1 (en) Localized map generation
CN106714079A (zh) 定位推播服务系统、使用者行动装置及定位推播服务方法
US10041800B2 (en) Pedestrian sensor assistance in a mobile device during typical device motions
KR101527211B1 (ko) 자기장 맵을 구축하는 방법 및 시스템
JP3959065B2 (ja) 通信品質解析システム。
JP7135829B2 (ja) 測位システム、情報処理装置、及び、測位校正プログラム
JP5338836B2 (ja) 場所特定装置、場所特定方法、及びプログラム
JP2019178886A (ja) 距離測定装置
TWI536859B (zh) 裝置相對位置的判定方法、電子裝置及電腦程式產品
US10149091B2 (en) Device and method for directing employee movement
JP2013213797A (ja) 携帯端末、位置測定方法、および位置測定プログラム
JP2020085654A (ja) 標高算出装置及び標高算出プログラム
JP2016138816A (ja) ナビゲーション装置及びコンピュータプログラム
JP6352774B2 (ja) デバイス選択方法、端末、コンピュータプログラム
JP5542782B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびプログラム
WO2022138222A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2014041046A (ja) 端末装置、情報処理方法及びプログラム
JP2013247428A (ja) 無線通信装置、無線通信装置のペアリング方法及び無線通信装置のペアリングプログラム
JP2013076640A (ja) 自動チェックイン装置および自動チェックイン方法
EP3214405A1 (en) Electronic apparatus, navigation method, and navigation program

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees