JP3958406B2 - ピット据付形調速機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータに係り、特に、ピット据付形調速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7(a)は、従来のピット据付形調速機の一例を示す図、図7(b)は、(a)のC−C断面拡大図、(c)は、(a)のD−D断面拡大図である。
図7(a),(b),(c)において、昇降路22の上端に設けられた機械室20の床20aの一角には、上部案内車2Aが図示しない側面図ではU字形の支持枠2aの上部に貫設された軸を介して取り付けられ、この上部案内車2Aの溝には、調速機用ロープ4の上端が巻装され、この調速機用ロープ4は、昇降路22を垂下している。
【0003】
この調速機用ロープ4の片側に形成された接続部は、昇降路を昇降するかご1の下部に対して、連結棒1aを介して繋止されている。
昇降路のピット21の壁面には、図7(b)に示すように、凸字状に折り曲げられた案内レール8Jが縦設され、複数のアンカボルトを介して昇降路の壁に固定されている。
【0004】
この案内レール8Jの下部の内側には、図7(a)の図示しない側面図では逆U字状に形成された支持枠3aが設けられ、この支持枠3aの内部には、調速機主輪2Bが軸を介して支持されている。
【0005】
この調速機主輪2Bには、調速機用ロープ4の下端が巻装され、この結果、調速機主輪2B及び支持枠3aと調速機主輪2Bに設けられたキャッチ3bなどで構成する調速機本体3Gは、調速機用ロープ4で吊り下げられている。
【0006】
支持枠3aの上端面には、案内支持板9Bの下端が固定され、この案内支持板9Bの背面側の上下左右には、図7(b)において略コ字状に形成されたガイドシュー5Cが左右対称的に固定され、これらのガイドシュー5Cの対向側に形成された溝には、先述した案内レール8Jの左右の端部が遊嵌している。
【0007】
案内レール8Jの前面には、図7(c)で示すラック棒状のラチェット12が縦に設けられ、案内レール8Jに固定されている。
案内支持板9Bの中央右側には、図示しない長方形の角穴が形成され、案内支持板9Bの前面には、図7(a)においては上下方向に長い角筒状の支持枠10の基端が溶接で固定されている。
【0008】
この支持枠10の中央部には、軸11Bが横に貫設され、この軸11Bは、支持枠10に遊嵌された爪13の中間部を横に貫通している。この爪13の先端は、図7(c)に示すように、前述したラチェット12の歯に係合している。
【0009】
支持枠10の下部には、圧縮コイルばね7が挿入され、この圧縮コイルばね7の上端面は、爪13の基端の下面に係止されている。支持枠10の上端には、めねじ穴が縦貫され、このめねじ穴には、ストッパボルト6が上方から螺合され、このストッパボルト6の下端は、爪13の基端上面を押圧し、この結果圧縮コイルばね7が僅かに圧縮されている。
【0010】
このように構成されたピット据付形調速機においては、かごの下降速度が規定値を超えると、調速機本体3Gに設けられたキャッチ3bが動作して、調速機用ロープ4が把持され、この調速機用ロープ4と調速機主輪2Bの回転とかごの下降を停める。
【0011】
すると、下降中のかご1の慣性によって調速機本体3Gは、図7(a)において右側が持ち上げられるが、この動作は、ラチェット12の歯に先端が係止された爪13によって阻止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように構成されたピット据付形調速機においては、案内レール8Jが板材からの折り曲げで製作されるために、特に精度が要求される両側のガイドシューの嵌合部の精度がばらつくおそれがある。
【0013】
なぜならば、一般に板の曲げ角度は、たとえ同一曲げ条件のプレス機であっても、板の厚さの僅かな誤差や成分によっても異なるからである。そのため、ガイドシューに嵌合する両端の平坦度を全面に亘って高精度に保つためには、何回もプレス機に取り付けて修正しなければならない。
そこで、本発明の目的は、製作が容易なピット据付形調速機を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に対応する発明のピット据付形調速機は、昇降路の上部に設けられた案内車に巻装されて前記案内車の両側から昇降路に垂設され片側にエレベータのかごが繋止されたロープの下端が巻装される主輪を組み込む支持枠に対して爪と一対のガイドシューを取り付け、このガイドシューの片方に嵌合する前記エレベータのかごが繋止されたロープに近い第1の案内棒を昇降路に縦に固定し、ガイドシューの他方に嵌合する前記エレベータのかごが繋止されたロープから遠い第2の案内棒に対して爪の先端が係合する係合部を形成したことを特徴とする。
【0015】
また、特に請求項2に対応する発明のピット据付形調速機は、第1,第2の案内棒を厚い帯板状又は丸棒状としたことを特徴とし、請求項3に対応する発明のピット据付形調速機は、丸棒状の案内棒が嵌合するガイドシューを円筒形軸受としたことを特徴とする。
【0016】
さらに、特に請求項4に対応する発明のピット据付形調速機は、支持枠に対して摺動材を第1の案内棒に押圧する摩擦式ダンパを設けたことを特徴とし、請求項5に対応する発明のピット据付形調速機は、支持枠を案内棒に仮止する固定具を設けたことを特徴とし、請求項6に対応する発明のピット据付形調速機は、案内棒の上部又は下部に支持枠の位置を規制するストッパを設けたことを特徴とする。
このような手段によって本発明では、第2の案内棒に爪を係合させて調速機のキャッチが作動したときの支持枠の上昇を防ぐ。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のピット据付形調速機の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のピット据付形調速機の第1の実施形態を示す図で、特に請求項1および2に対応し、(a)は、従来の技術で示した図7(b)に対応する横断面図、(b)は、(a)の前面図で図7(a)に対応する図(但し、上部案内事を省く)、(c)は(a)のA−A断面図である。
【0018】
図1(a),(b),(c)において、従来の技術で示した図7と大きく異なるところは、案内レールとラチェットを共用としたことと、このラチェットに係合する爪の取付構造である。
【0019】
すなわち、支持枠3aの上端に固定された支持板9Aの背面には、案内ブロック17Aが固定され、この案内ブロック17Aの左右には、上下に貫通するコ字状の溝が対称的に形成され、この溝には、図1(a)においてコ字状に形成されたガイドシュー5Aが挿入され、接着剤で接合されている。
【0020】
案内ブロック17Aの背面には、図7(a),(c)においてL字形に形成された支持枠10Aの左端が固定され、この支持枠10Aの右端には、図示しない右側面図においてはコ字状となる曲げ部が上下に形成されている。
支持枠10Aの中間部やや右側には、ピン11の基端が溶接で固定され、このピン11の先端には、爪13の中間部が支持されている。
【0021】
支持枠10Aの右端の上部の曲げ部には、ストッパボルト6が上方から螺合され、支持枠10Aの右端の下部の曲げ部の上面と爪13の後部の下面との間には、圧縮コイルばね7が挿入されている。
【0022】
一方、ピット21の床には、厚い帯板状の案内レール8A,8Bが支持枠を介して立設され、これらの案内レール8A,8Bは、前述したガイドシュー5Aに上部の対向部が嵌合し、案内レール8A,8Bの上端は、この上端の両側に添設された図示しない帯板状の連結板で互いに固定されている。このうち、右側の案内レール8Bの上部の右側には、ラチェット部が形成されている。
【0023】
このように構成されたピット据付形調速機においても、図示しないかごの下降速度が規定値を超えると、調速機本体3Aのキャッチ3bが作動し、調速機用ロープ4を把持して、かごの下降を停止し、このとき、爪13の先端が案内レール8Bに形成されたラチェット部に係合して、調速機本体3Aの上昇を阻止する。
【0024】
また、このように構成されたピット据付形調速機においては、案内ブロック17Aの両側に形成される溝は、切削加工によって形成され、左右の溝の相互間の平行度や同心度を容易に得ることができるので、製作や組立及び据付時の調整が容易となる。
【0025】
次に、図2は、本発明のピット据付形調速機の第2の実施形態を示す図で、特に請求項2および3に対応し、第1の実施形態で示した図1に対応し、(a)は第1の実施形態で示した図1(a)に対応する横断面図、(b)は同じく(a)の前面図である。
【0026】
すなわち、支持板9Aの裏面に固定された案内ブロック17Bの左右端の上下には、案内筒5Bが対称的に固定され、これらの案内筒5Bには、円柱状の案内棒8C,8Dが縦貫している。
【0027】
これらの案内棒8C,8Dの下端は、昇降路のピット21の床にアンカボルトを介して固定された支持座21aに形成されためねじ穴に螺合し、ナットで固定されている。
【0028】
このうち、右側の案内棒8Dの上部の右側面には、ラチェット部が図2(b)及びこの図2(b)の部分拡大斜視図で示す図2(c)に示すように形成されている。
【0029】
案内ブロック17Bの裏面には、第1の実施形態と同様に、支持枠10Aの左端が固定され、この支持枠10Aの右端には、図1と同様にストッパボルト6と圧縮コイルばね7が取り付けられ、ピン11や爪13も同様に組み込まれている。
【0030】
このように構成されたピット据付形調速機においては、案内棒8C,8Dと案内筒5Bとの嵌合が円滑となるので、製作と据付調整が更に容易となる利点がある。
【0031】
なお、案内筒5Bは、図2(c)に示すように、市販で入手性のよい円筒形無潤滑軸受5aを例えば高力アルミニウム合金のブロックに圧入して用いて、請求項3に対応する発明としてもよい。
【0032】
次に、図3は、本発明のピット据付形調速機の第3の実施形態を示す図で、特に請求項4に対応し、(a)は、図1(a)及び図2(a)に対応する横断面図、(b)は、同じく図1(b)及び図2(b)に対応する正面図であり、(c)は、(b)のB−B断面拡大詳細図である。
【0033】
図3において、前述した実施形態の図1及び図2と異なるところは、エレベータの運転中に発生する調速機の振動を吸収する機構を付加したことで、他は、第1の実施形態で示した図1と同一である。
【0034】
すなわち、案内ブロック17Aの背面の左側には、支持枠10Bの右端が固定され、この支持枠10Bの左端には、図3(c)に示すように、右端が開口する挿入穴が形成されている。
【0035】
この挿入穴には、座14Dを介して圧縮コイルばね14Bが遊嵌され、この圧縮コイルばね14Bの更に右側(開口側)に対して、硬質ゴムから製作した緩衝部材14Aが挿入されている。
【0036】
さらに、案内ブロック10Bの左側面には、めねじ穴が加工され、このめねじ穴には、調整ボルト14Cが左側から螺合され、圧縮コイルばね14Bは、調整ボルト14Cと座14Dを介して所定の組込み圧力で圧縮され、調整ボルト14Cは、調整ナット14Eで固定されている。
【0037】
このように構成されたピット据付形調速機においても、図示しないかごの下降速度が規定値を超えると、キャッチ3bによって調速機用ロープ4が把持され、これによって上昇する調速機本体3Cは、爪13の先端が案内レール8Bに形成されたラチェット部に係合することで、上昇動作が阻止される。
【0038】
一方、運転中には、圧縮コイルばね14Dで押圧される緩衝部材14Aによって、調速機本体3Cの振動を吸収することができるので、この調速機本体3Cの振動に起因する騒音の発生を抑えることができるだけでなく、調速機本体3Cの構成部品の締結部分の緩みを防ぐことができるので、保守・点検の作業時間を短縮することもできる。
【0039】
なお、上記実施形態では、案内ブロック10Bを第1の実施形態で示した調速機に組み込んだ例で示したが、第2の実施形態の図2の調速機に組み込んでもよい。
【0040】
図4は、本発明のピット据付形調速機の第4の実施形態を示す図で、特に請求項5に対応し、第1の実施形態で示した図1に対応し、この図1と異なるところは、据付調整試験の作業性に対して配慮したことで、他は、第1の実施形態で示した図1と同一である。
【0041】
すなわち、左右の案内レール8F,8Gには、上端に対して、めねじ穴8dが加工され、案内ブロック17Aの上端の両側には、仮締付ボルト15が前面側から螺合されている。
【0042】
このように構成されたピット据付形調速機においては、据付作業時において、調速機本体3Aの動作試験を行うときには、調速機本体3Aを据付用の治具で図4(c)に示すように持ち上げ、仮締付ボルト15を廻しておねじ部を案内レール8F,8Gの上端に形成しためねじ穴8dに螺合させることで、その位置を維持する。
【0043】
次に、図5は、本発明のピット据付形調速機の第5の実施形態を示す図で、特に請求項6に対応し、前述した実施形態と異なるところは、案内レール8F,8Gの上下に対して、ストッパボルト16Aを貫挿してナットで固定し、ガバナ本体3Eの上昇時のバックアップ用のストッパとガバナロープの長期に亘る使用後の伸びに対応したものである。
【0044】
また、図5(b)は、ストッパボルト16Aの代りに、ストッパピン16Bを使用した場合を示す斜視図である。なお、これらのストッパボルト16Aやストッパピン16Bは、第2の実施形態を示す図2及び第3の実施形態を示す図3で示した調速機に設けてもよい。
【0045】
次に、図6(a)は、本発明のピット据付形調速機の第6の実施形態を示す図で、請求項6の他の実施例に対応し、前述した実施形態と異なるところは、ラチェット付の案内レールに対して、ラチェット部の上下端にストッパ部を形成して、第5の実施形態と同様に、バックアップ用のストッパとガバナロープの長期に亘る使用後の伸びに対応したものである。
【0046】
図6(a)においては、歯の高さを高くした例で示したが、図6(b)では、微調整用の歯を凹部の底部に形成し、底部の上下端をストッパ部分を形成した案内レール8Jを示している。
【0047】
【発明の効果】
以上、請求項1に対応する発明によれば、昇降路の上部に設けられた案内車に巻装されて前記案内車の両側から昇降路に垂設され片側にエレベータのかごが繋止されたロープの下端が巻装される主輪を組み込む支持枠に対して爪と一対のガイドシューを取り付け、このガイドシューの片方に嵌合する前記エレベータのかごが繋止されたロープに近い第1の案内棒を昇降路に縦に固定し、ガイドシューの他方に嵌合する前記エレベータのかごが繋止されたロープから遠い第2の案内棒に対して爪の先端が係合する係合部を形成することで、第2の案内棒に爪を係合させて調速機のキャッチが作動したときの支持枠の上昇を防いだので、製作が容易なピット据付形調速機を得ることができる。
【0048】
また、特に請求項2に対応する発明によれば、第1,第2の案内棒を厚い帯板状又は丸棒状とすることで、請求項3に対応する発明によれば、丸棒状の案内棒が嵌合するガイドシューを円筒形軸受とすることで、第2の案内棒に爪を係合させて調速機のキャッチが作動したときの支持枠の上昇を防いだので、製作が容易なピット据付形調速機を得ることができる。
【0049】
さらに、特に請求項4に対応する発明によれば、支持枠に対して摺動材を第1の案内棒に押圧する摩擦式ダンパを設けることで、請求項5に対応する発明によれば、支持枠を案内棒に仮止する固定具を設けることで、請求項6に対応する発明によれば、案内棒の上部又は下部に支持枠の位置を規制するストッパを設けることで、第2の案内棒に爪を係合させて調速機のキャッチが作動したときの支持枠の上昇を防いだので、製作と据付が容易で振動も吸収することのできるピット据付形調速機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピット据付形調速機の第1の実施形態を示す図で、(a)は横断面図、(b)は(a)の前面図、(c)は(a)のA−A断面図、(d)は第1の実施形態の作用を示す部分説明図。
【図2】本発明のピット据付用調速機の第2の実施形態を示す図で、(a)は横断面図、(b)は(a)の前面図、(c)は(a),(b)で示す係合部が形成された案内棒を示す斜視図、(d)は、第2の実施形態の他の実施例を示す部分斜視図。
【図3】本発明のピット据付形調速機の第3の実施形態を示す図で、(a)は横断面図、(b)は(a)の前面図。
【図4】本発明のピット据付形調速機の第4の実施形態を示す図で、(a)は横断面図、(b)は(a)の前面図、(c)は第4の実施形態の作用を示す前面図。
【図5】本発明のピット据付形調速機の第5の実施形態を示す図で、(a)は部分正面図、(b)は(a)の部分拡大斜視図、(c)は第5の実施形態の他の実施例を示す部分拡大斜視図。
【図6】本発明のピット据付形調速機の第6の実施形態を示す図で、(a)は部分正面図、(b)は第6の実施形態の他の実施例を示す部分拡大図。
【図7】従来のピット据付形調速機の一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のC−C断面拡大図、(c)は(a)のD−D断面拡大図。
【符号の説明】
1…かご、2A…上部案内輪、2B…調速機主輪、3A,3B,3C,3D,3G…調速機本体、3a…支持枠、4…調速機用ロープ、5A…ガイドシュー、5B…案内筒、6…ストッパボルト、7…圧縮コイルばね、8A,8B,8F,8G…案内レール、8C,8D…案内棒、9A…支持板、10A,10B…支持枠、11…ピン、13…爪、14A…緩衝部材、14B…圧縮コイルばね、14C…調整ボルト、14D…座、15…仮締めボルト、16A…ストッパボルト、16B…ストッパピン、17A,17B…案内ブロック。
Claims (6)
- 昇降路の上部に設けられた案内車に巻装されて前記案内車の両側から昇降路に垂設され片側にエレベータのかごが繋止されたロープの下端が巻装される主輪を組み込む支持枠と、この支持枠に取り付けられる爪及び一対のガイドシューと、このガイドシューの片方に嵌合して前記昇降路に縦設固定された前記エレベータのかごが繋止されたロープに近い第1の案内棒と、前記ガイドシューの他方に嵌合して前記昇降路に前記第1の案内棒と平行に縦設固定され前記爪の先端が係合する係合部を形成した前記エレベータのかごが繋止されたロープから遠い第2の案内棒とを備えたことを特徴とするピット据付形調速機。
- 前記第1,第2の案内棒を厚い帯板状又は丸棒状としたことを特徴とする請求項1に記載のピット据付形調速機。
- 前記丸棒状の案内棒が嵌合する前記ガイドシューを円筒形軸受としたことを特徴とする請求項2に記載のピット据付形調速機。
- 前記支持枠に対して摺動材を前記第1の案内棒に押圧する摩擦式ダンパを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のピット据付形調速機。
- 前記支持枠を前記案内棒に仮止する固定具を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のピット据付形調速機。
- 前記案内棒の上部又は下部に前記支持枠の位置を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のずれかに記載のピット据付形調速機。
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