JP3958192B2 - ケースへの小冊子の組み込み方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばコンパクトディスク用のケースにおいて、これに付属する小冊子を円滑に組み込むための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、コンパクトディスク(CD)用のケースには様々な種類があるが、その中で所謂ジュエルケースと呼ばれるケースは最もポピュラーなケースである。
【0003】
このジュエルケースの構成を図1に示す。
この図はケース1を水平に開いた状態を示す平面図で、このケース1は何れもプラスチック製のベースケース2とカバーケース3とにより構成されている。このベースケース2とカバーケース3とは支軸4を介して回動可能に連結されており、ベースケース2に対しカバーケース3が支軸4を支点として開閉される構造となっている。
【0004】
ベースケース2にはコンパクトディスク10が納まる収納凹部5が設けられている。この収納凹部5の中心には保持芯部5aが突出形成されており、収納凹部5に収められたコンパクトディスク10はこの保持芯部5aに中心孔10aが嵌合して保持されるようになっている。
【0005】
一方、カバーケース3側には小冊子11が組み込まれるようになっている。この小冊子11は曲目や歌詞等が印刷された複数の頁からなる冊子で、片側をステープル12で綴じて構成されており、カバーケース3の立壁3a,3bの内面側にはこの小冊子11を組み込んだ状態で保持するための保持爪が突出形成されている。
【0006】
この保持爪は二対あり、即ち夫々一対ずつ対向して形成される外側の第1の保持爪6a,6bと内側の第2の保持爪7a,7bとで合計4片が設けられ、小冊子11はこの二対の保持爪6a,6bと7a,7bに係止保持される状態でカバーケース3の内面側に組み込まれるものである。
【0007】
従来、このようなケースに小冊子を組み込む方法は、次の2通りがある。
即ち従来の第1の方法は、先ず小冊子11の全体を円弧状に湾曲させて把持し、これをカバーケース3の上方から所定の組み込み位置に対応させた後、把持を解除して小冊子11を二対の保持爪6a,6bと7a,7bに一度に嵌め込んで組み込む方法である。
第2の方法は、小冊子11を湾曲させずに水平に把持し、これをカバーケース3の側面より水平に挿入して二対の保持爪6a,6bと7a,7bに順次嵌めこんで組み込む方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の組み込み方法においては、次のような問題点がある。
即ち従来の第1の方法では、小冊子を組み込む時間は早いが、小冊子全体を湾曲させて把持するため小冊子に皺や折れ痕が発生し易い問題があり、特に小冊子の綴じ込み側において、またページ数の多い小冊子の場合にはこの問題が顕著である。
また第2の方法では、小冊子を水平に挿入する際に小冊子が保持爪と擦れ合う部分が長くなるため、小冊子に擦傷が発生し易い問題がある。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ケースへの小冊子の組み込みにおいて、小冊子に皺や折れ痕、擦傷などが発生することなく円滑に小冊子を組み込むことのできる方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、小冊子を保持する二対の保持爪を有するケースに小冊子を組み込むにあたって、
小冊子の綴じ込みでない側を円弧状に湾曲させた状態で把持すると共に、小冊子の綴じ込み側は水平の状態で把持し、
その状態で小冊子をケースの上方から所定の組み込み位置に対応させた後、把持を解除して小冊子の綴じ込みでない側を先にケースの第1の保持爪に嵌め込むように組み込み、
水平の状態で把持されていた小冊子の綴じ込み側は一旦ケースの第2の保持爪の上に置き、
その状態から小冊子を第2の保持爪から外れる位置までケース外側に向かって押し出すように水平に移動させた後、
小冊子をケース内側に向かって押し戻すように水平に移動させて第2の保持爪に組み込むようにしたものである。
【0011】
この方法では、小冊子の綴じ込みでない側のみを円弧状に湾曲させ、綴じ込み側は水平の状態を保ったまま組み込まれるので、小冊子に皺や折れ痕が発生しにくく、また小冊子を水平に移動させる際に小冊子が保持爪と擦れ合う部分が短いため、小冊子に擦傷が発生するおそれも少なく、円滑に小冊子をケースに組み込むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。
本実施例においては、図1に示したようなコンパクトディスク用のケース1に小冊子11を組み込む場合について説明する。
【0013】
本発明による方法では、ケースに組み込む小冊子11を先ず図2のように把持する。
即ち、同図(A)は小冊子11の通常の状態を示しており、この状態から同図(B)に示すように小冊子11の見開き側(綴じ込みでない側)11aを円弧状に湾曲させた状態で把持すると共に、小冊子11の綴じ込み側(ステープル12で綴じた側)11bは水平の状態で把持する。
【0014】
そしてこのように小冊子11を把持した状態で図3(A)に示す如く小冊子11をカバーケース3の上方から所定の組み込み位置に対応させ、その後に小冊子11の把持を解除して同図(B)に示すように小冊子11の見開き側11aを先にカバーケース3の第1の保持爪6a,6bに水平方向から嵌め込むようにして組み込む。
【0015】
これと同時に、水平の状態で把持されていた小冊子11の綴じ込み側11bを一旦カバーケース3の第2の保持爪7a,7bの上に置いた状態とし、その状態から図4(A)に示すように小冊子11を第2の保持爪7a,7bから外れる位置までケース外側に向かって押し出すように水平に移動させた後、最後に同図(B)の如く小冊子11をケース内側に向かって押し戻すように水平に移動させて第2の保持爪7a,7bに組み込むようにする。
【0016】
このようにして本発明による方法では、円滑に小冊子11をケース1に組み込むことができる。
即ちこの方法では、小冊子11の見開き側11aのみを円弧状に湾曲させ、綴じ込み側11bは水平の状態を保ったまま組み込まれるので、小冊子11に皺や折れ痕が発生しにくく(これは特に頁数が多い小冊子で効果が顕著である)、また小冊子11を水平に移動させる際に小冊子11が保持爪6a,6b及び7a,7bと擦れ合う部分が短いため、小冊子11に擦傷が生じるおそれも少なく、そのため不良の発生を抑えて短時間で確実に小冊子をケースに組み込むことができるものである。
【0017】
次に、この小冊子の組み込み方法を実現するための装置について説明する。
【0018】
図5〜図7は、小冊子11を図2のような状態で把持するための把持機構20を示している。
21はこの把持機構20のベースとなるベースフレームで、このベースフレーム21の下部には小冊子を組み込むカバーケース3と接するヘッドフレーム22がバネ等の弾性支持機構23を介して連結支持されている。
【0019】
このヘッドフレーム22には、カバーケース3の二対の保持爪6a,6bと7a,7bに夫々対応するように二対のブロック即ち第1のブロック24a,24bと第2のブロック25a,25bが設けられており、後述するように小冊子の組み込み時にはこの両ブロック24a,24bと25a,25bがカバーケース3の立壁3a,3bの上に載るようになっている。
【0020】
ここで第1のブロック24aと24bの間隔は小冊子11の幅より小さく、さらに第1の保持爪6aと6bの間隔よりも小さく設定されている。これに対し第2のブロック25aと25bの間隔は小冊子11の幅より若干大きく設定されている。
【0021】
さらに第1のブロック24a,24bの内側には一対のガイド板部26a,26bが垂直に設けられており、後述するように第1のブロック24a,24bがカバーケース3の立壁3a,3bに載った状態ではこのガイド板部26a,26bの下方端が第1の保持爪6a,6bと略同じ高さ位置に来るようになっている。
【0022】
ベースフレーム21の上部には支持フレーム27が連結固定されており、この支持フレーム27には小冊子11を把持するための第1の把持アーム28と第2の把持アーム29が夫々支軸30と31を支点として回動可能に取り付けられている。
【0023】
この両把持アーム28と29は夫々所定の駆動手段によって内外方向に回動されるようになっており、この両把持アーム28と29の先端に設けられた爪部28aと29aで小冊子11の見開き側11aと綴じ込み側11bを把持するものである。
【0024】
さらにベースフレーム21の下部には、小冊子11を支持する台柱32a,32b及び33a,33bと34a,34bが下方に突出して設けられている。
ここで台柱32a,32b及び33a,33bは小冊子11の見開き側11aを円弧状の湾曲状態で支持するもので、内側の台柱32a,32bより外側の台柱33a,33bの突出長さが大に形成されている。一方、台柱34a,34bは小冊子11の綴じ込み側11bを水平状態で支持するもので、両側で同じ突出長さに形成されている。
【0025】
尚、上記の如く構成される把持機構20は、図には表われていない自在移動装置に連結支持されており、この自在移動装置によってケースの所定の組み込み位置まで自由に移動されるものである。
【0026】
この把持機構20による小冊子11の把持は、次のようにして行なわれる。
即ちこの機構では、小冊子11を所定の位置にセットした状態で第1の把持アーム28と第2の把持アーム29を夫々内側に回動させ、先端の爪部28aと29aで小冊子11の両側を下から引掛けるように把持する。
【0027】
このとき小冊子11の見開き側11aは、小冊子11の通常の幅より狭い一対のガイド板部26aと26bの間で台柱32a,32b及び33a,33bに押し当てられることで図6に示すように円弧状に湾曲した状態で把持される。一方、小冊子11の綴じ込み側11bは、爪部29aと台柱34a,34bに挟まれた状態で水平に把持される。
【0028】
そしてこのように小冊子11を把持した状態で、把持機構20をケース1の所定の組み込み位置の上方まで移動させる。
この場合、ケース1はカバーケース3の内面側を上に向けた状態で作業台上に置かれており、このカバーケース3の立壁3a,3bの上にヘッドフレーム22の第1のブロック24a,24bと第2のブロック25a,25bが載った状態となる。
【0029】
このときヘッドフレーム22がベースフレーム21に対し弾性支持機構23を介して支持されている構造により、把持機構側20からカバーケース3に伝わる衝撃は弾性支持機構23で吸収され、カバーケース3にはダメージを与えることがない。
【0030】
このようにしてカバーケース3の上にヘッドフレーム22の第1のブロック24a,24bと第2のブロック25a,25bが載った状態では、第1のブロック24a,24bのガイド板部26a,26bの下方端がカバーケース3の第1の保持爪6a,6bと略同じ高さ位置に来る状態となる。
【0031】
そしてこの状態から第1の把持アーム28と第2の把持アーム29を夫々外側に回動させると、爪部28aと29bが小冊子11から外れ、小冊子11の把持が解除される。
【0032】
こうして小冊子11の把持が解除されると、小冊子11はカバーケース3の組み込み部に向かって落下し、このとき湾曲状態で把持されていた見開き側11aは水平状態に復元されて両側縁部がカバーケース3の第1の保持爪6a,6bに水平方向から嵌め込まれるように組み込まれる。
【0033】
この動作では、第1のブロック24a,24bのガイド板部26a,26bの下方端が第1の保持爪6a,6bと略同じ高さに位置されている構造により、小冊子11の見開き側11aはガイド板部26a,26bに案内されるようにして円滑に第1の保持爪6a,6bへと組み込まれる。
一方、水平の状態で把持されていた小冊子11の綴じ込み側11bは、そのまま水平にカバーケース3の第2の保持爪7a,7bの上に置かれた状態となる。
【0034】
こうして把持機構20によって小冊子11の見開き側11aを先にカバーケース3の第1の保持爪6a,6bに組み込み、綴じ込み側11bは第2の保持爪7a,7bの上に置かれた状態から、ケース1は次の工程へと移送される。
【0035】
図8及び図9は小冊子11を図4(A)に示すようにケース外側に移動させるための押し出し機構40を示している。
この機構においては、固定基台41に立設された軸受板42a,42bに駆動軸43が水平に軸支されており、この駆動軸43に小冊子11を押し出すための押し出し部材44が固定状態に取り付けられている。
【0036】
この押し出し部材44は駆動軸43と直交して延設される一対のアーム44a,44bを両側に有し、その先端が直角に折り曲げられてこの部分が小冊子を押し出す押圧部45a,45bとなされている。
【0037】
固定基台41上には押し出し部材44の駆動手段であるエアシリンダー装置46が固定されている。このエアシリンダー装置46のピストン軸46aと駆動軸43とは動作連結機構47を介して動作的に連結されており、エアシリンダー装置46の作動によって駆動軸43が回転される構造となっている。
【0038】
この押し出し機構40による小冊子11の押し出し動作は、次のようにして行なわれる。
即ちこの押し出し機構40では、前工程から搬送されてきたケース1は図8に示す如く小冊子11の綴じ込み側11bが押し出し部材44のアーム44aと44bに均等に対応する状態で設置される。尚、このときケース1は作業台上で動かないように固定状態で設置されるものとする。
【0039】
そしてこの状態からエアシリンダー装置46を作動させると、駆動軸43と一体に押し出し部材44が回動し、アーム44a,44bの先端の押圧部45a,45bが小冊子11の綴じ込み側11bをケース外側に向かって押し出すように押圧する。これによって小冊子11は、カバーケース3の第2の保持爪から外れる位置までケース外側に水平に移動される。
【0040】
こうして押し出し機構40によって小冊子11がケース外側に移動された後、ケース1は次の工程へと移送される。
【0041】
図10及び図11は、前工程でケース外側に移動された小冊子11を図4(B)に示すようにケース内側に戻すための押し戻し機構50を示している。
この押し戻し機構50は小冊子11の見開き側11aに対応して設けられる押し戻し板51を有し、この押し戻し板51は固定基台41上に固定された駆動手段であるエアシリンダー装置52のピストン軸52aに直接連結されている。
【0042】
この押し戻し機構50では、前工程から搬送されてきたケース1は図10に示す如く小冊子11の見開き側11aが押し戻し板51に均等に対応する状態で設置される。尚、この機構でもケース1は作業台上で動かないように固定状態で設置されるものとする。
【0043】
そしてこの状態からエアシリンダー装置52を作動させると、押し戻し板51が小冊子11の見開き側11aをケース内側に向かって押圧する。これによって小冊子11はケース内側に押し戻されるように水平に移動されてカバーケース3の第2の保持爪7a,7bに組み込まれる。
【0044】
この小冊子11の押し戻し動作においてこの機構では、小冊子11の第2の保持爪7a,7bへの組み込みを補助するローラー54a,54bが設けられている。
このローラー54a,54bは第2の保持爪7a,7bの近傍に位置するように設けられるもので、本例ではエアシリンダー装置46によって回転される駆動軸43に一対のアーム55a,55bを固定し、このアーム55a,55bの先端部に夫々ローラー54a,54bを回転可能に取り付けた構造としてある。
【0045】
そして押し戻し板51によって小冊子11を押し戻すときにはこのローラー54a,54bは第2の保持爪7a,7bの手前に位置し、かつその下端が第2の保持爪7a,7bと略同じ高さに位置するようになされており、そのため小冊子11は綴じ込み側11bからこのローラー54a,54bに転接して案内される状態で第2の保持爪7a,7bに円滑に組み込まれる。
【0046】
このようにして最後は押し戻し機構50によって小冊子11がカバーケース3の第2の保持爪7a,7bに組み込まれ、最終的に図1に示すように小冊子11がケース1に完全に組み込まれた状態となって一連の作業工程が完了する。
【0047】
以上に示した小冊子組み込み装置の各機構は自動ラインに沿って配置されており、この各機構間を搬送機構によってケースが自動的に移送されて上記の組み込み作業が行なわれるものである。
【0048】
そして以上の如き装置の構成では、本発明による小冊子の組み込み方法を確実に実現でき、さらに円滑な組み込みが行なえるので、作業効率の向上に大きく貢献することができる。
【0049】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこの実施例の構成に限定されることなく他にも種々の実施形態を採り得るものであることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明で明らかな如く本発明によるケースへの小冊子の組み込み方法及び装置では、小冊子の綴じ込みでない側のみを円弧状に湾曲させ、綴じ込み側は水平の状態を保ったまま組み込まれるので、小冊子に皺や折れ痕が発生しにくく、また小冊子を水平に移動させる際に小冊子が保持爪と擦れ合う部分が短いため、小冊子に擦傷が生じるおそれも少ない。その結果、不良の発生を抑えて短時間で確実に小冊子のケースへの組み込み作業を行なうことができ、作業効率が大幅に向上する画期的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンパクトディスク用ケースを水平に開いた状態を示す平面図である。
【図2】本発明による小冊子の組み込み方法を示す図で、小冊子の綴じ込みでない側を円弧状に湾曲させる工程の説明図である。
【図3】同、円弧状に湾曲させた小冊子の綴じ込みでない側を先にケースの保持爪に組み込む工程の説明図である。
【図4】同、小冊子をケース外側に押し出すように移動させた後、ケース内側に押し戻すように移動させる工程の説明図である。
【図5】本発明による小冊子の組み込み装置における把持機構の構成を示す縦断側面図である。
【図6】同、異なる方向から見た側面図である。
【図7】同、下面側から見た平面図である。
【図8】本発明による小冊子の組み込み装置における押し出し機構の構成を示す平面図である。
【図9】同、側面図である。
【図10】本発明による小冊子の組み込み装置における押し戻し機構の構成を示す平面図である。
【図11】同、側面図である。
【符号の説明】
1・・・・ケース
3・・・・カバーケース
6a,6b・・・・第1の保持爪
7a,7b・・・・第2の保持爪
11・・・・小冊子
11a・・・・小冊子の見開き側(綴じ込みでない側)
11b・・・・小冊子の綴じ込み側
20・・・・把持機構
26a,26b・・・・ガイド板部
28・・・・第1の把持アーム
29・・・・第2の把持アーム
40・・・・押し出し機構
44・・・・押し出し部材
50・・・・押し戻し機構
51・・・・押し戻し板
54a,54b・・・・ローラー
Claims (4)
- 小冊子を保持する二対の保持爪を有するケースに上記小冊子を組み込む方法であって、
上記小冊子の綴じ込みでない側を円弧状に湾曲させた状態で把持すると共に、上記小冊子の綴じ込み側は水平の状態で把持し、
その状態で上記小冊子を上記ケースの上方から所定の組み込み位置に対応させた後、把持を解除して上記小冊子の綴じ込みでない側を先に上記ケースの第1の保持爪に嵌め込むように組み込み、
水平の状態で把持されていた上記小冊子の綴じ込み側は一旦上記ケースの第2の保持爪の上に置き、
その状態から上記小冊子を上記第2の保持爪から外れる位置までケース外側に向かって押し出すように水平に移動させた後、
上記小冊子をケース内側に向かって押し戻すように水平に移動させて上記第2の保持爪に組み込むようにした、
ケースへの小冊子の組み込み方法。 - 小冊子を保持する二対の保持爪を有するケースに上記小冊子を組み込む装置であって、
上記小冊子の綴じ込みでない側を円弧状に湾曲させた状態で把持すると共に、上記小冊子の綴じ込み側は水平の状態で把持し、その状態で上記小冊子を上記ケースの上方から所定の組み込み位置に対応させた後に把持を解除して上記小冊子の綴じ込みでない側を先に上記ケースの第1の保持爪に嵌め込むように組み込む把持機構と、
水平の状態で把持されていた上記小冊子の綴じ込み側が上記ケースの第2の保持爪の上に置かれた状態から上記小冊子を上記第2の保持爪から外れる位置までケース外側に向かって押し出すように水平に移動させる押し出し機構と、
上記押し出し機構によって移動された上記小冊子をケース内側に向かって押し戻すように水平に移動させて上記第2の保持爪に組み込む押し戻し機構と、
を備えて構成されるケースへの小冊子の組み込み装置。 - 上記把持機構は一対のガイド部を有し、この一対のガイド部間で上記小冊子の綴じ込みでない側が円弧状に湾曲した状態で把持されると共に、この一対のガイド部によって上記小冊子の綴じ込みでない側が上記ケースの第1の保持爪に円滑に組み込まれるように案内される構造を有する請求項2に記載のケースへの小冊子の組み込み装置。
- 上記押し戻し機構には、上記小冊子をケース内側に向かって移動させる際に上記小冊子に転接し、上記小冊子の上記第2の保持爪への組み込みを補助するローラーが設けられてなる請求項2に記載のケースへの小冊子の組み込み装置。
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