JP2841906B2 - ディスクローディング機構 - Google Patents

ディスクローディング機構

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JP2841906B2
JP2841906B2 JP3068923A JP6892391A JP2841906B2 JP 2841906 B2 JP2841906 B2 JP 2841906B2 JP 3068923 A JP3068923 A JP 3068923A JP 6892391 A JP6892391 A JP 6892391A JP 2841906 B2 JP2841906 B2 JP 2841906B2
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤ等に
適用されるディスクローディング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオートチェンジャー方式のディス
クプレーヤにおいては、ディスクを自動的にディスク装
着部(駆動機構部)にローディングするために、ローラ
ーによってディスクの引き込みを行なうようにしたもの
がある。
【0003】即ち、図5に示す如く、ディスクDは一対
のローラー1と2の間に挟まれた状態でこのローラー1
と2の回転によってディスクプレーヤ内に引き込まれ
(同図A)、その後ターンテーブル3上に載置されて再
生(演奏)可能状態となる(同図B)。この状態ではロ
ーラー1と2がディスクDの回転の妨げとならないよう
に、図に示すようにローラー1と2によるディスクDの
挟持状態を解除する必要がある。
【0004】このようにローラーによるディスクの挟持
状態を解除する機構としては、従来例えば図6に示すよ
うな構成が用いられている。
【0005】即ちこの機構は、固定部に軸支される上部
ローラー1に対し下部ローラー2は固定部に対し軸4を
中心として上下方向に回動自在に枢支されるアーム5上
に軸支され、このアーム5の遊端と固定部の間にはトグ
ルばね6が取り付けられている。アーム5上にはギヤ7
が枢着されており、このギヤ7は固定部側に配設される
ラック8と噛み合っている。
【0006】そして所定の駆動機構によってギヤ7が回
転されることによりアーム5が軸4を中心として回動
し、これによって上部ローラー1に対し下部ローラー2
が圧接/離隔するように動作が行なわれ、トグルばね6
の力によって夫々の状態が保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来の機構は、可動部材であるアーム上にギヤの駆動源
を搭載することになるので構成が難しくスペース効率が
悪い問題がある。本発明は斯る点に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で確実なディスク挟持状態の解除動作が
行なわれる機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、挿入されたディスクをディスクの上下方
向より挟持する一対の挟持手段(ローラー)により挟持
してディスク装着部に搬送する搬送手段と、この搬送手
段における一対の挟持手段の何れか一方を挿入されたデ
ィスクを挟持する方向と他の一方の挟持手段とによるデ
ィスクの挟持を解除する方向に移動自在に支持する支持
手段と、ディスク装着部に挿入されたディスクが達した
後に一対の挟持手段によるディスクの挟持状態を解除す
る解除手段とを備え、この解除手段は、挿入されるディ
スクの搬送手段による搬送方向の略中央位置に配置され
るカム部材を有してなり、このカム部材の駆動によって
解除手段が作動して一対の挟持手段によるディスクの挟
持が解除される構造としたものである。
【0009】
【作用】上記構成による本発明機構は、ディスクの挟持
を解除する解除手段としてカム部材を用いたことによ
り、従来に比して構成が簡単となってスペース効率が良
好となり、またカム部材は中央位置に配されるためバラ
ンスのよい安定した解除動作が行なわれる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図4を参照しながら本発明の実
施例について説明する。
【0011】図において10はディスクプレーヤの機構
部を全体として示し、11はベースシャーシで、このベ
ースシャーシ11の中央部にディスクの駆動機構(メカ
デッキ)12が配置固定されている。このディスク駆動
機構12はディスクが載置装着されるターンテーブル1
3、ディスクに記録された信号を読み取る光学ピックア
ップ14等を有してなる。ディスクプレーヤに挿入され
たディスクDはこのディスク駆動機構12まで次の如き
搬送手段によって搬送される。
【0012】ベースシャーシ11の前部にはディスク挟
持手段として上下一対のローラー15と16を有し、こ
の一対のローラー15と16の間に前方からディスクD
を挿入した状態でローラー15と16が回転されること
によりディスクDはディスクプレーヤ内に引き込まれ、
ディスク駆動機構12のターンテーブル13の上まで搬
送される。
【0013】上部ローラー15はゴム製で、ベースシャ
ーシ11の両側部11aと11bの前部間に回転自在に
軸支されており、この上部ローラー15がベースシャー
シ11に固定されたモーター17の力で回転されるよう
になっている。即ち、モーター17の回転力がその回転
軸に固定されたウォーム18から伝達ギヤ19,20を
介して上部ローラー15の一端に取り付けられたギヤ2
1に伝達され、これによって上部ローラー15が回転駆
動される。
【0014】これに対し下部ローラー16は樹脂製で、
ベースシャーシ11に昇降自在に支持された可動支持枠
22に軸支されている。即ちこの可動支持枠22は左右
両側のアーム部22a及び22bと、この両側のアーム
部22aと22bを連結する前面板部22cとを一体に
有してなるコ字状の部材で、両側のアーム部22a及び
22bの後端において軸ピン23を介してベースシャー
シ11に上下方向に回動自在に枢着されており、この両
側のアーム部22aと22bの遊端部即ち前部間に上部
ローラー15と平行に下部ローラー16を回転自在に軸
支してある。
【0015】また可動支持枠22は両側のアーム部22
a及び22bの一部に夫々水平板部24a及び24bを
有し、この水平板部24a及び24bとベースシャーシ
11の底部との間には圧縮コイルばね25が介挿されて
おり、この圧縮コイルばね25の弾発力によって可動支
持枠22は上昇方向に回動付勢され、従って下部ローラ
ー16は常に上部ローラー15に圧接するように押し上
げられている。
【0016】そして両ローラー15と16の間に前方か
らディスクDが挿入されモーター17によって上部ロー
ラー15が回転されると、これに追従して下部ローラー
16も回転し、このためディスクDが円滑にディスクプ
レーヤ内に引き込まれる如くなされている。
【0017】また可動支持枠22には両側のアーム部2
2aと22bの中間部間に跨って押板26が連結支持さ
れており、この押板26の中央部にはディスク駆動機構
12のターンテーブル13と対向するチャッキングプレ
ート27が回転自在に支持されている。
【0018】そして以上の如く構成される本例装置にお
いては、ローラー15と16によってディスクDがディ
スク駆動機構12まで搬送された状態で、ローラー15
と16によるディスクの挟持を解除するための解除手段
が備えられている。
【0019】この解除手段は次の如く構成される。ベー
スシャーシ11の前部には上記搬送手段によるディスク
搬送方向の略中央位置、即ち可動支持枠22の両側のア
ーム部22aと22bの丁度中間に位置してカム部材2
8が回転自在に枢支されており、これに対応して可動支
持枠22側には前面板部22cの中央部裏側に係合ピン
29が突設されている。カム部材28はその外周に高さ
が連続的に変化するカム面28aを有し、このカム面2
8aに可動支持枠22の係合ピン29が当接係合される
ようになっている。
【0020】このカム部材28は前出のモーター17に
よって回動駆動されるもので、即ちモーター17の回転
力がウォーム18から伝達ギヤ30,31,32を介し
てカム部材28の下端周面に形成されたギヤ部33に伝
達され、これによってカム部材28が回転される如くな
されている。
【0021】このカム部材28の駆動用のギヤ機構にお
いて中間の伝達ギヤ30,31は直接ベースシャーシ1
1に枢支されているのに対し、カム部材28のギヤ部3
3と噛み合う最終段の伝達ギヤ32は前段のギヤ31の
枢軸を中心として回動されるアーム34上に枢支されて
おり、即ちこのアーム34の回動によって伝達ギヤ32
はカム部材28のギヤ部33に対し係脱する方向に移動
される構成となっている。
【0022】このアーム34はベースシャーシ11に固
定されるプランジャ35によって回動操作される如くな
されており、即ちこのプランジャ35の摺動軸35aと
アーム34の遊端部とは連動板36で連繋され、通常時
には伝達ギヤ32はカム部材28のギヤ部33から離れ
ているも、プランジャ35に通電されてその摺動軸35
aが引込方向に摺動すると連動板36を介してアーム3
4が引張られて回動し、これによって伝達ギヤ32がカ
ム部材28のギヤ部33に噛み合ってモーター17の回
転力がカム部材28に伝達される状態となる。
【0023】次に以上の如く構成される本例装置の動作
について説明する。図3に示す通常の状態(ディスク挿
入前の状態)からローラー15と16の間に前方よりデ
ィスクDを挿入すると、前述したようにモーター17の
駆動によるローラー15の回転によってディスクDがデ
ィスクプレーヤ内に引き込まれ、所定のディスク装着部
即ちディスク駆動機構12のターンテーブル13の上方
まで搬送される。尚、このときディスクDは図示せずと
も押板26の内側に設けられたガイド部によって水平に
保持された状態で搬送される。
【0024】そしてこのようにしてディスクDが完全に
ディスクプレーヤ内に引き込まれると、プランジャ35
が作動することによってモーター17の回転力がカム部
材28にも伝達され、こうしてカム部材28が回転され
ると、そのカム面28aが可動支持枠22の係合ピン2
9を連続的に下方へ押圧する状態となる。
【0025】このため可動支持枠22は圧縮コイルばね
25の弾発力に抗して押し下げられるように回動され、
これによって下部ローラー16が上部ローラー15から
離れる方向に移動して両ローラー15と16によるディ
スクDの挟持状態が解除される。またこの可動支持枠2
2の下方への回動によって押板26も一体的に下降し、
これによってディスクDがターンテーブル13に載置さ
れた状態でチャッキングプレート27がディスクDを上
方から押さえ込み、即ちディスクのチャッキングが行な
われてローディング動作が完了する(図4)。
【0026】このようにディスクのローディングが完了
した状態では、両ローラー15と16によるディスクの
挟持状態が解除されていることにより、ディスクDは何
らの障害もなく回転され、円滑な再生動作が行なわれ
る。尚、この状態からディスクDを取り出すときには、
モーター17を以上と逆方向に回転させればよい。
【0027】以上の如く構成され動作される本例装置に
おいては、ディスク搬送用のローラー15と16による
ディスクの挟持を解除するための手段としてカム部材2
8を用いたことにより、簡単な構成で確実な解除動作が
行なわれる。つまり従来の如き難しい機構を用いること
なくディスク挟持の解除手段を構成できるので、ディス
クプレーヤ内の限られたスペースに容易に組み込むこと
ができ、即ちスペース効率が良好となって装置の小型化
にも容易に対応できるものである。
【0028】しかもカム部材28は中央位置に配置され
可動支持枠22の中央部を押し下げる構造であるため、
可動支持枠22は左右のねじれが生じることなくバラン
ス良く下降され、従ってディスク挟持状態の解除動作が
安定して行なわれることになる。
【0029】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例の構成に限定されるものではな
く種々の実施形態を採り得るものであることは勿論であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、ディスク
を搬送するための挟持手段によるディスクの挟持状態を
解除する手段としてカム部材を用いたことにより、構成
が簡素化しスペース効率が良好となり、しかもカム部材
は中央位置に配されるためバランスのよい安定した解除
動作が行なわれる等、従来には無い優れた実用的効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の一部切り欠いた平面図である。
【図3】実施例の縦断側面図である(ディスク挿入前の
状態)。
【図4】実施例の縦断側面図である(ディスクローディ
ング完了状態)。
【図5】ディスクローディングにおけるディスク挟持状
態の解除動作の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
D ディスク 15,16 ローラー(挟持手段) 22 可動支持枠(支持手段) 28 カム部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入されたディスクをディスクの上下方
    向より挟持する一対の挟持手段により挟持してディスク
    装着部に搬送する搬送手段と、この搬送手段における一
    対の挟持手段の何れか一方を挿入されたディスクを挟持
    する方向と他の一方の挟持手段とによるディスクの挟持
    を解除する方向に移動自在に支持する支持手段と、上記
    ディスク装着部に挿入されたディスクが達した後に上記
    一対の挟持手段によるディスクの挟持状態を解除する解
    除手段とを備え、上記解除手段は、挿入されるディスク
    の上記搬送手段による搬送方向の略中央位置に配設され
    るカム部材を有してなり、このカム部材の駆動によって
    上記解除手段が作動して上記一対の挟持手段によるディ
    スクの挟持が解除される構造としたことを特徴とするデ
    ィスクローディング機構。
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