JP3958130B2 - 嚥下補助剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嚥下補助剤に関するものであって、薬剤服用時や健康食品等の摂食時に通常の飲料水では薬剤の嚥下が困難な患者や小児、高齢者に対し、困難性や異物感などを与えることなく、薬剤の嚥下を容易にし又は促進する嚥下補助剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小児のほか嚥下の困難な患者、特に高齢者等は、薬剤の服用が困難であり、粉末剤、顆粒剤及び錠剤などの剤形の薬剤を内服した場合、十分に嚥下できずに却って咽せてしまったり、口腔内に留まってしまったりして十分な治療効果が得られないばかりか、患者等自身も不快な思いをすることがあった。このため、錠剤を小型化したり、口腔内崩壊錠としたりする工夫がこらされてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、剤形上の工夫では必らずしも充分な効果を得ることはできないし、各薬剤について多種類の剤形をそれぞれ用意する必要があって非常に煩雑であり且つコストも高いものとなり、実用面からも課題がある。
【0004】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、種々の薬剤における嚥下を改善し、且つ簡便で通常の飲料水と代替でき、しかも薬効を阻害しない薬剤の嚥下補助剤、それも各種薬剤、各種剤型を問わず広範に適用することができ、また、健康食品やその材料にも適用することのできる、従来未知の新規な嚥下補助剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、薬剤の内服において薬剤を嚥下し易くする剤について種々検討した結果、特定の糊料と水とを混合し、粘度又はゼリー強度を調整することにより、上記課題を解決することとし各種のゼリーを作製して試験を行ったが、未だ充分に満足できるものを得ることはできなかった。
【0006】
そこで、ゼリーの組成や性質に着目した発想を完全に転換して、一旦固化したゼリーに着目し、これを粒状物に砕いたところ、得られたゼリー粒状物は、各種剤形の薬剤を自由に包み込んで所望する大きさ形状とすることができ、しかもこれを嚥下したところ、きわめてスムースに嚥下できるというきわめて有用な新知見を得た。
【0007】
同一組成、同一物性のゼリーであっても、これを粒状物とした場合は、粒状物ではなく単なる塊状のままとした場合に比して、薬剤の包み込みが自由且つ容易に実施できるだけでなく、喉や食道にひっかかることなく、きわめて楽にしかもスムースに嚥下できる点できわめて特徴的である。
【0008】
薬剤を包み込んで服用するためにオブラートが知られているが、ゼリー粒状物はオブラートと同様に薬剤を包み込む能力がすぐれていることはもとより、嚥下する際の「のみ込み易さ」の点では、オブラートは口中で喉に付着したりして必らずしもスムースにはいかないのに対して、ゼリー粒状物はそのようなことはないし、オブラートのように水に濡れたりあるいは一寸した衝撃で溶けたりあるいは破れたりすることもなく、きわめてすぐれている。また、ゼリー粒状物は、薬剤を服用する際に常用される飲料水と同様に使用することができ、例えば両者を別々に服用することも可能であるし、また、薬剤を包み込むだけでなく、その表面に薬剤を付着せしめても嚥下がスムースに行うことができるという特徴も有するが、オブラートにはこのような作用はなく、新規且つ画期的である。
以下、本発明について詳述する。
【0009】
本発明においては、ゼリー粒状物を使用する。ゼリー粒状物は、ゼリーを成形してなるものであって、大きさ、形状は使用する薬剤、服用者の年齢や症状等によって適宜定めることができ、広範に対応できる点でもすぐれている。
【0010】
ゼリー粒状物の製造方法としては、成形ゼリーを製造できる方法がすべて採用可能であって、一旦ゲル化したゼリーを粒状に成形する方法のほか、ゲル化工程において粒状化する方法のいずれもが採用可能である。
【0011】
前者としては、例えば次の方法が挙げられる。すなわち、凝固剤の存在下又は不存在下においてゲル化剤をゲル化してなるゼリーを孔又は網から押し出し、所望の大きさに切断したり、あるいは、ゲル化したゼリーを切断したり成形したりする方法が挙げられる。
【0012】
後者としては、例えばゲル化剤を凝固液中に注入又は滴下してゲル化する方法、が挙げられる。通常、滴下した場合には球形ないし楕円形のゼリーが得られ、注入の場合には線状、棒状ないし紐状のゼリーが得られるので、所望の大きさに切断するのが好適である。
【0013】
このようにして、ゼリー粒状物が得られるが、必要あれば、上記によりゲル化したゼリー粒状物を更に所望の大きさ、形状に成形してもよい。したがって、本発明において粒状物とは、粒状を呈するもののほか、各種形状、各種断面、各種大きさのものがすべて包含される。その非限定例として、球形、楕円球形、円柱形、角柱形、丸紐状、平紐状、円板状、角板状、これらの内部を中空にしたもの、これらにひねりを加えたもの等が挙げられる。
【0014】
その大きさもゼリーの種類、使用薬剤、服用者の年齢、症状等にしたがって適宜定めることが可能であり、一般的には、目の開きが0.5〜15mmの篩を通してゼリーを押し出し、これを0.5〜10mmの長さに切断したものが使用可能であるが、この大きさは上記範囲に特に限定されるものではない。
【0015】
ゼリーの製造は常法にしたがって行えばよく、ゲル化剤に水を加えて、必要あれば加温し、攪拌溶解した後、ゲル化させればよい。なお所望すれば、コンニャクの場合のアルカリ、低メトキシペクチンの場合の金属多価イオン、アルギン酸の場合のカルシウム等、凝固剤の存在下でゲル化を行ってもよい。ゲル化剤としては、例えば、キサンタンガム及びローカストビーンガムの混合物、キサンタンガム及びタラガムの混合物、キサンタンガム及びコンニャクマンナンの混合物等が非限定的に例示される。
【0016】
また、ゼリーは次のようにして製造してもよい。例えば、カルシウム含有水にアルギン酸ナトリウムを添加してカルシウム塩として凝固させたり、コンニャク糊を細孔から熱石灰乳液に押し出したり、滴下したりして固化させて、ゼリーを製造してもよい。
【0017】
なお、いずれの方法においても、ゲル化促進剤(クエン酸、クエン酸三ナトリウムその他)、糖類(マンニトール、エリスリトール、アスパルテーム、ステビア、グルコース等)、その他の添加剤を使用することができる。
【0018】
ゲル化剤としては、アラビアガム、カラギナン、ジェランガム、ファーセレラン、ゼラチン、ペクチン、カードラン、ローカストビーンガム、タラガム、グアーガム、キサンタンガム、アルギン酸、アルギン酸塩、アゾトバクタービネランジガム、アカシアガム、サイリュームシードガム、タマリンドガム、CMCNa、CMCCa、乳清蛋白、澱粉及び化工澱粉から成る群より選ばれた少なくともひとつが挙げられる。
【0019】
このようにして調製してなるゼリー粒状物に粘性を付与することを所望する場合、又は、粘性を有するゼリー粒状物に更に粘性を付与することを所望する場合には、粘性を有する物質を塗布したり、スプレーしたり、被覆したりしてゼリー粒状物に付与、適用することができる。粘性物質としては、上記したゲル化剤の内から粘性を有するものを選択して使用したり、デキストリン、アラビアゴム、CMC、コンニャクゼリー等を使用することができる。
【0020】
コンニャクゼリーは、ゲル化が完了する以前に反応を停止させたものであって、pH8.0〜10.5、好ましくは8.2〜10.0で、好適な粘性を有し、例えば、次のようにして製造することができる。すなわち、コンニャク粉に水を加えて膨潤溶解せしめ次いで塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を添加混合するか;又は塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を予め添加混合した水をコンニャク粉に加えるか;又はコンニャク粉に塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を予め混合し、次いで水を混合物に添加して膨潤溶解したものを加熱し、急冷却して、ゲル化が完了する以前に反応を停止させてコンニャクゼリーを製造することができる。なおコンニャク粉に添加する水の量は、通常、コンニャク粉の20〜100倍が好適である。得られたコンニャクゼリーは、そのまま又は水で希釈して使用する。
【0021】
上述のようにして得られた嚥下補助剤は、各種薬剤とともに服用に供することができ、例えば、予め薬剤と嚥下補助剤とを混合しておき、得られた混合物を口に入れ、嚥下してもよいし、薬剤を口内に含んだ後、嚥下補助剤を水の代わりに口内に入れて、嚥下してもよい。
【0022】
前者の場合、本発明に係る嚥下補助剤は所望する大きさ、形状とすることが適宜自由に可能であるので、どのような大きさ、剤型に製剤された薬剤にも対応することができ、薬剤を包み込んだり、内部に埋め込んだり、表面に付着せしめたり、あるいは薬剤と混合したりして、得られた混合物を口に入れて嚥下することができる。以上、本発明を薬剤の嚥下について述べてきたが、薬剤のほか、健康食品(ビタミン、ミネラル、繊維、酵母、サプリメント等)やその材料の嚥下も本発明の嚥下補助剤に包含されるものである。
【0023】
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0024】
【実施例1】
ゼリー粒状物(つぶつぶ型ゼリー)の調製を以下のようにして行い、その物性を測定した。
【0025】
(1)つぶつぶ型ゼリー組成物の調製方法
キサンタンガム(大日本製薬株式会社製、エコーガム)0.9g、ローカストビーンガム(三晶株式会社製、RL−200−J)0.9gアスパルテーム(味の素株式会社製)0.05gをよく混合し、85℃に加温した精製水98.15gに少量ずつ加え、マグネチックスターラーで攪拌し、均一に溶解させた。その後、プラスチック製カップに15gずつ分注し、固化するまで室温で放置した。固化したゲルを、目の開きが2mmのステンレス製篩(JIS Z8801、東京スクリーン株式会社製)の上に置き、底が平らになった棒でゲルを押しつぶして篩を通過させ、押し出されてきたゲル状組成物を金属製スパーテルを用いて約1〜3mmの長さに切断し、粒状のゼリー組成物を得た。得られた粒状ゼリー組成物は、プラスチックカップに10gずつ充填し、アルミラミネートフィルムで上部を密閉した。
【0026】
(2)押し出し前のゼリーの物性測定
キサンタンガム(大日本製薬株式会社製、エコーガム)0.9g、ローカストビーンガム(三晶株式会社製、RL−200−J)0.9gアスパルテーム(味の素株式会社製)0.05gをよく混合し、85℃に加温した精製水98.15gに少量ずつ加え、マグネチックスターラーで攪拌し、均一に溶解させた。その後、プラスチック製カップに15gずつ分注し、固化するまで室温で放置した。固化したゲルを、レオメータ(株式会社山電製、RE−3305型)を用いてゼリー強度を測定した。
【0027】
なお、上記ゼリー強度は、以下の手順により測定される。プラスチックカップに充填し固化させたゲルを昇降台に設置し、その昇降台を上昇させ、上方に配置している円柱型プランジャーにゲルを接触させる。更に所定の速度で昇降台を上昇させることにより、プランジャーでゲルを突き破り、一定のクリアランスを確保する位置で上昇を停止させる。この一連の操作でブランジャーにかかる最大荷重(gf)をブランジャーの断面積で割り、単位を(N/m2)に換算したものをゼリー強度とした。
【0028】
本実施例では、充填したプラスチックカップの直径は35mm、充填した高さは17mm、プランジャー直径は16mm、圧縮速度は1mm/秒、測定歪率は95%(高さの5%がクリアランスとなる)、測定温度は25℃と設定した。この条件で3回測定したところ、得られた値はそれぞれ、80280N/m2、77400N/m2、78280N/m2(平均78660N/m2)であった。
【0029】
(3)上記(1)で得られたゼリー粒状物(つぶつぶ型ゼリー)をプラスチックカップから取り出し、これを指でまとめたところ、不規則楕円形にまとまった(その拡大写真を図1に示す)。この内部に着色した易水溶性顆粒剤を埋め込んだところ、顆粒剤は、その内部に容易に入り込んでゼリー粒状物によって包み込まれ、ほぼ球状の塊りから外部へ流出することもなかった(その拡大写真を図2に示す)。
【0030】
(4)粒状物の効果を確認するため、同じく、上記によって得たゼリー粒状物で顆粒剤を包み込んだ場合と、他社製品を用いた場合とを比較し、その結果を図3(図面代用写真)に示した。その結果から明らかなように、ゼリー粒状物(図面右側)は、きれいにまとまり、ペトリ皿の中央部に位置していたが、他社製品(図面左側)は、まとまることなくペトリ皿の底面に広がっており、体積が大きいため、口の中に含むのはスムースではなかった。
【0031】
上記において、ペトリ皿を外した場合の写真を図4に示す。その結果、上記した差異が更に明白なものとなった。すなわち、ゼリー粒状物を使用した場合(図面右側)は、きれいにまとまり、形崩れしていないのに対し、同じ組成ではあるが押し出し前のゼリー(図面左側)は、まとまることなく、形崩れして、広がっていた。また、これらを嚥下した場合、ゼリー粒状物は口の中に入れるのも容易であり且つ嚥下するのもきわめて容易でしかもスムースに行われたのに対して、粒状に成形しなかった場合は、体積が大きいために口の中に入れにくく、ゼリーが先に嚥下されて顆粒剤は口腔内に留まってしまい、嚥下の補助効果が得られなかった。
【0032】
【実施例2】
ゲル化剤としてアルギン酸ナトリウム(1%溶液)を用い、これを凝固液(カルシウム含有液)中に滴下して、ほぼ球状の(直径約5mm)ゼリー粒状物を得た。これにコンニャクゼリーを混合して、まとまりが良くしかも嚥下しやすいゼリー粒状物を得た。
【0033】
なおコンニャクゼリーは次のようにして製造した。先ずコンニャク粉16gに0.2%炭酸ナトリウム、0.1%リン酸1ナトリウム液1Lを加えて膨潤せしめた。次いでこれを合成樹脂製の容易に充填して80℃で15分間加熱した後、冷却してコンニャクゼリーを製造した。
【0034】
【実施例3】
上記実施例において、糊料としてコンニャクゼリーに代えてCMCNaを用い、まとまりが良く嚥下しやすいゼリー粒状物を製造した。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係る嚥下補助剤は、通常のゼリーの使用や単にトロミをつけるというものではなく、ゼリー粒状物という固化したゼリーを更に加工処理して成形したものであって、従来の概念と全く相違する新規にして画期的なものである。
【0036】
したがって、この嚥下補助剤は、薬剤や健康食品、その原料、素材との混合、包み込みが容易であって、その大きさ、剤型のいずれにも対応することができ、しかも嚥下し易いようにその大きさ、形状を適宜自由にコントロールすることができ、しかも粒状物としたことにより、同一のゲルであっても粒状物としない場合に比して嚥下し易いし、薬剤等との混合も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゼリー粒状物を塊状にまとめたものを示す図面代用写真である。
【図2】その内部に薬剤を包み込んだ場合を示す図面代用写真である。
【図3】ゼリー粒状物と粒状化しないゼリーとのペトリ皿内での比較を示す図面代用写真である。
【図4】ゼリー粒状物と粒状化しないゼリーとの比較を示す図面代用写真である。

Claims (4)

  1. キサンタンガムとローカストビーンガムを1:1の割合で混合した混合物をゲル化したものを篩から押し出し、これを1〜3mmの大きさに切断してなる、ゼリー粒状物を用いてなり、薬剤をその内部に包み込み、嚥下する際にゼリーが先に嚥下されることなく薬剤とともに服用され、且つ、のみ込み易いものであること、を特徴とする嚥下補助剤。
  2. キサンタンガムとタラガムを1:1の割合で混合した混合物をゲル化したものを篩から押し出し、これを1〜3mmの大きさに切断してなる、ゼリー粒状物を用いてなり、薬剤をその内部に包み込み、嚥下する際にゼリーが先に嚥下されることなく薬剤とともに服用され、且つ、のみ込み易いものであること、を特徴とする嚥下補助剤。
  3. 嚥下補助剤が、薬剤とともに服用されてその嚥下を容易にし、且つ薬効を阻害しない嚥下困難者用嚥下補助剤であること、を特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の嚥下補助剤。
  4. 更に、粘性を有する糊料を用いてなること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の嚥下補助剤。
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