JP3957706B2 - 放熱管への電熱線挿入方法とその装置、及びその端部の密閉装置 - Google Patents

放熱管への電熱線挿入方法とその装置、及びその端部の密閉装置 Download PDF

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Description

本発明は、暖房領域の床部に敷設される放熱管への電熱線の挿入方法とその装置、及びその端部の密閉装置に関するものである。
一般的に、暖房用放熱管は、長さが長く、湾曲部を構成し蛇行して配置される。ボイラーで加熱した温水を放熱管に供給して暖房する場合は、温水のみを供給して暖房する方法であり、放熱管を施工する上では特に問題はない。しかし、ボイラーを使用せず、放熱管内に被覆電熱線を挿入し、この電熱線の発熱により放熱管内に充填された熱媒体を加熱し暖房する場合は、被覆電熱線を放熱管に挿入しなければならず、その作業は難しく困難を伴い工数を要するという問題があった。
このような問題を解決するために様々な手段が講じられており、本発明に関わる先行技術の一例を説明すると、本出願人の登録になった特許文献1によれば、暖房用放熱管への被覆銅線の挿入装置は、放熱管に直結したアダプターから被覆銅線を挿入供給し、アダプターの側方からポンプにより水を供給して水の水圧により被覆銅線が連結された誘導板が放熱管の内部を移動して被覆銅線を挿通させるようになっている。
このような先行技術では、複数個の漏斗状誘導板を使用して水圧により誘導板が移動しながら被覆銅線を引くようになっているが、漏斗状誘導板は向かう方向によって放熱管の内部の断面空間に対する密閉機能が不十分であるため、ときには水が誘導板の周囲から漏れ、水圧利用が非効率的になるだけでなく、誘導板自体が放熱管の湾曲部を円滑に移動することができず、放熱管の中間位置でこの誘導板の移動が止まって、結果的に被覆銅線の挿入が途中で中断されるという問題点があった。即ち、このような状態で、放熱管の中間部で誘導板が停止状態のまま動かなくなると、水圧の伴う水の供給を中止し、途中まで挿入された被覆銅線を放熱管から抜き戻して、最初からまたやり直し挿入をしなければならないという煩わしい問題点があった。
また、電熱線が挿入された放熱管の端部は密閉されなければならない。本発明者はこの密閉技術を特許文献2に示すように、電熱線が挿入された放熱管の密閉装置の構造を改善したものとして提案した。上記の先行技術は、全長にわたって被覆電熱線を挿入した放熱管の両端部にプラグを連結し、このプラグ内部に被覆電熱線が貫通するように挿入された円柱状の密閉栓をはめ込み、このプラグにクラウンナットを締めて密閉栓をプラグの内周面に圧着させ、放熱管の端部を密閉するようにしたものである。
上記の先行技術の装置は、放熱管に挿入された被覆電熱線が外部に貫通する状態で放熱管の端部を密閉し、放熱管に満たされた熱媒体が外部に漏れないようにすることでは、その以前に実施されていた接着剤で接着する従来の方法に比べて密閉性が良好となっている。
しかし、放熱管の外部に貫通する被覆電熱線は電源線に比べて細く、弱い。このため、放熱管の外部で電源線と連結して暖房施工をする場合や、放熱管を壁面や床面に固定して施工する場合、または、その装置を使用する間、被覆電熱線が放熱管の端部に締結されているクラウンナットの通孔と摩擦し損傷したり、引っ張られて切断され易い状態であった。この結果、放熱管の密閉装置の安全性が劣るという問題点があり、改良の余地があった。上記のような問題点を解決し、改良された放熱管の挿入技術、密閉技術の開発が望まれている。
韓国実用新案登録第148379号 韓国実用新案登録第172037号(2000年3月15日公告)
本発明は、先行技術における問題点を克服するために開発されたもので、次の目的を達成する。
本発明の目的は、暖房領域の床部に蛇行状に配置された放熱管の一端部に、ポンプにより発生した圧力水を放熱管の長さ方向に沿って導く誘導管を結合し、この誘導管の側方に所定の傾斜角度で設けられた誘導孔から被覆電熱線を誘導管内に引き込み、被覆電熱線をボール状誘導体に連結し、放熱管の内部の空間断面が有効に密閉保持されるようにポンプの圧力水で移動し、この移動に伴い、長尺の放熱管の一端部から他端部に貫通して被覆電熱線を容易に挿入するようにした挿入技術とその装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、放熱管の端部に設けられる密閉栓に異なる径の2つの挿入孔を連通して設け、一方の大きい挿入孔に電源線と被覆電熱線を密閉状態で圧着結合し、他方の挿入孔に被覆電熱線を貫通保持させるようにして、電熱線の保護と密閉性を向上させた放熱管端部の密閉装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1の放熱管への電熱線挿入方法は、暖房領域の床部に敷設される放熱管に電熱線を挿入する方法であって、前記放熱管の一端に結合される誘導管の側壁に設けられた誘導穴から前記誘導管内に前記電熱線を引き込む工程と、引き込まれた前記電熱線の端部にボール状誘導体を結合する工程と、前記電熱線と結合した前記ボール状誘導体を前記放熱管に導いた後、前記放熱管の一端と前記誘導管の一端を結合し且つ前記誘導管の他端をポンプの吐出管に結合する工程と、前記ポンプの駆動により水槽から吸入管を介して吸引された水を前記吐出管を経て吐出し、前記誘導管及び前記放熱管に導く工程とからなり、前記放熱管に導かれた前記水の圧力で前記ボール状誘導体を押圧して前記ボール状誘導体を前記放熱管の他端に誘導させることにより前記電熱線を前記放熱管内に挿入することを特徴とする。
本発明2の放熱管への電熱線挿入方法は、本発明1において、前記放熱管及び誘導管に加わるポンプの水圧は、1〜2MPaであることを特徴とする。
本発明3の放熱管への電熱線挿入装置は、暖房領域に敷設される放熱管に電熱線を挿入する装置であって、前記放熱管の一端に固定され側壁に所定の傾斜角度で穿孔された誘導穴を有する誘導管と、前記誘導穴から前記誘導管内に引き込まれる前記電熱線の端部に芯線を介して結合され前記放熱管に導かれる前記放熱管の内径と略同一のボール状誘導体と、前記誘導管の他端に吐出管を介して結合され水を吸引して前記誘導管及び前記放熱管に吐出するポンプと、からなり、前記放熱管に導かれた前記水の圧力で前記ボール状誘導体を押圧して前記ボール状誘導体を前記放熱管の他端に導くことにより前記電熱線を前記放熱管内に挿入することを特徴とする。
本発明4の放熱管への電熱線挿入装置は、本発明3において、前記誘導穴の傾斜角度は前記誘導管の長さ方向に対して10〜30度であることを特徴とする。
本発明5の電熱線挿入放熱管端部の密閉装置は、放熱管内に電熱線挿入され、前記放熱管内の熱媒体を加熱する電熱線挿入放熱管の端部を密閉する装置であって、前記放熱管の端部に一端が結合されるプラグと、このプラグに前記電熱線を保持して密封挿入されるように外形部がテーパ状に形成され、前記プラグに挿入されたとき前記プラグの内周面に沿った形態に圧縮されるシリコン材質の密閉栓と、電線と前記電熱線とを圧着固定する電線接続管と、前記密閉栓の内部に設けられ、前記電線接続管が挿入されて、はめ込まれる大きさの径を有する第1電線挿入孔と、この第1電線挿入孔に連通し前記第1電線挿入孔より小内径で、前記電熱線が隙間なく貫通する大きさの径を有し、前記電熱線が挿入される第2電線挿入孔と、前記密閉栓を密封保持した前記プラグの他端に螺合されたクラウンナットと、このクラウンナットに結合され、前記電線が外部へ導かれるように穴の設けられたキャップとからなり、前記電線接続管を前記第1電線挿入孔の内部に位置させ、前記電熱線を、前記放熱管及び前記密閉栓の外部に露出させずに保護できるようにするとともに、前記プラグに対する前記密閉栓の密閉性を向上させたことを特徴とする
本発明6の電熱線挿入放熱管端部の密閉装置は、本発明5において、前記放熱管の側面に感温センサーを設け、この感温センサーに前記電線を接合したことを特徴とする。
本発明7の電熱線挿入放熱管端部の密閉装置は、本発明5において、前記電熱線は、外周が被覆された被覆電熱線であり、前記第1電線挿入孔は、電源線と前記被覆電熱線とを圧着結合する前記電線接続管が挿入される大きさの径を有する上部挿入孔であり、前記第2電線挿入孔は、前記被覆電熱線が隙間なく貫通する大きさの径を有する下部挿入孔であり、連なって設けられていることを特徴とする。
本発明は以上の手段で構成されている。更に詳述すると、
本発明の方法は、暖房領域の床部に蛇行状に湾曲して配置された公知の放熱管に被覆電熱線を挿入する手段において、ポンプにより発生した水圧が、ポンプの吐出管に結合される誘導管を通じて前記放熱管の一端部から長さ方向に沿って作用させて被覆電熱線を挿入する方法である。また、放熱管の他端部はポンプの吸入管が没入される水槽に導かれるようにした。この水槽から吸入管を経て吸引されたポンプの圧力水が放熱管の一端部側から他端部側に流れるが、放熱管の他端部から流出した液体は外部に流れず、再び水槽に戻し流入されるようにする。放熱管に被覆電熱線を挿入するために使用される液体ははじめから放熱管内で発熱できる発熱媒体にし、その種類は水の他に不凍性液体、人体に無害の液体等、熱媒体に適した公知の液体が使用される。水槽からポンプにより所定の液体を放熱管に供給することは、被覆電熱線を結合させた誘導体を移動させ放熱管の内部に被覆電熱線を挿入するためであり、被覆電熱線を挿入した後は放熱管に満たされた液体は加熱媒体として使用する。
本発明の方法によると、ポンプにより発生した加圧水が誘導管の一端部から放熱管の長さ方向に沿って加圧するように供給されるので、流体の移動エネルギーが被覆電熱線を牽引する誘導体の移動に有効に利用される。従って、従来のような高い水圧を要せず、水圧は1.0〜2.0MPa(10〜20kg/cm)程度が好ましい。これ以上に高い水圧でポンプを稼働させることはできるが、電熱線の挿入に必要以上に水圧を高くするのはエネルギーの過剰消耗になり、施工費用の増大に結びつき無駄である。
具体的に説明すると、放熱管に放熱管の内径と略同じ直径を有する合成樹脂製のボール状誘導体を挿入する。この誘導体には、前記誘導管の側面に形成されている誘導孔から挿入される被覆電熱線が連結されている。本発明対象の電熱線は被覆電熱線であるが、特に被覆電熱線に限定されるものではなく、熱媒体に耐えるように保護された電熱線に適用されるものである。前記ボール状誘導体はいずれの向きになっても放熱管の内部の断面空間を有効に密閉しているため、放熱管の長さ方向(軸方向)に沿って作用するポンプの水圧を受けて、ボール状誘導体は、放熱管の屈曲した湾曲部を容易に通過して放熱管の一端部から他端部に移動しながら、被覆電熱線を引っ張り込み放熱管の内部に被覆電熱線を挿入するのである。
従って、被覆電熱線はボール状誘導体の移動によって蛇行状に湾曲した放熱管の一端部から他端部に貫通して挿入される。放熱管の一端部から他端部にボール状誘導体が移動する過程で、放熱管内の空気の大部分は外部に排出されるが、電熱線が放熱管の両端部に貫通し挿入された後もポンプを更に稼働して水を供給し放熱管内の空気を完全に除去することができるようにする。
本発明の方法は、ポンプの吐出管に結合した誘導管により、ポンプにより発生した水圧が放熱管の一端部から長さ方向に沿って作用できるように放熱管の軸心方向に沿って加圧水を供給し、これに伴って水圧が作用する側から誘導管の誘導孔を通じて被覆電熱線を挿入する方法である。
また、被覆電熱線を引っ張るボール状誘導体は放熱管の内部の断面空間を有効に密閉保持するボール状になっているので、放熱管に供給する水圧の損失がほとんどなく、水圧を有効に利用し、ボール状誘導体が特に放熱管の屈曲した湾曲部においても、容易に通過して放熱管の長さ方向に沿って導くことができる。従って、長尺の放熱管の内部に暖房用被覆電熱線をより迅速に、かつ能率的に挿入設置することができる。
本発明の装置は、ポンプにより発生した水圧を放熱管の長さ方向に誘導する誘導管が放熱管の一端部とポンプの吐出管の間で結合している。また誘導管の側面に密閉性を保持して被覆電熱線が通過できる程度の大きさの誘導孔が10〜30度の傾斜角度で穿孔され、この被覆電熱線が誘導管の側方から傾斜方向に誘導管内に挿入される。又、被覆電熱線を放熱管の内部に引っ張リ込むボール状誘導体は、放熱管の内径と略同じ大きさの合成樹脂製のボール状に形成され、誘導体がいずれの向きでも放熱管の内部の断面空間を有効に密閉保持するようにしている。
本発明の装置によると、ボール状誘導体は放熱管の軸心方向に沿って作用する水圧を受けて、放熱管の長さ方向に移動し、放熱管の屈曲した湾曲部でボール状誘導体の方向が変わってもその変化に関係なく水圧がボール状誘導体の周面に作用するため、ボール状誘導体は放熱管の湾曲部を容易に移動して電熱線を牽引、挿入することができる。
被覆電熱線が誘導管の側方から挿入される角度は限定されるものではなく、誘導管に対して、開いた角度が小さければ小さいほど、牽引抵抗が小さくなる。また、被覆電熱線が挿入される際、誘導管の外部から被覆電熱線が容易に安定して挿入されるように手で支え押しながら行うとスムースに挿入できる。
本発明の装置は構造が簡単であり、また機能が良好であって、従来の被覆銅線の挿入装置に比べて経済的で、かつ、能率的に長尺の放熱管に被覆電熱線を挿入することができる。本発明において被覆電熱線とは、一般クロム鋼の電熱線とは異なり、被覆銅線であって、60〜80℃程度に発熱する特殊電熱線であり、放熱管内で放熱管に満たされた液体を電熱線の発熱により加熱して暖房する公知の被覆電熱線である。
本発明では、放熱管の一端部はポンプの吐出管に誘導管を介して結合し、放熱管の他端部はポンプの吸入管が設けられた水槽に導かれているので、床に施工された放熱管内に電熱線を挿入するためにポンプを稼働しても液体が水槽の外部に漏れることない。従って、水漏れのない環境で容易に被覆電熱線を放熱管に挿入して暖房施工をすることができる。
また、本発明は放熱管の端部を密閉栓で密閉させるための手段であって、放熱管が結合したプラグに被覆電熱線が挿入された密閉栓をはめ込み、クラウンナットで締め付けて放熱管の端部を密閉するようにしたものである。密閉栓はシリコン材質で、太さが上端部に近づくほど徐々に大きく形成されたテーパ形状の密閉栓の内部に電線挿入孔を形成している。
この電線挿入孔は、電源線と被覆電熱線とが圧着連結された電線接続管が挿入される大きさの上部挿入孔と、被覆電熱線が挿入されるより小さい下部挿入孔との異なる径の孔が連なって2段で形成されている。密閉栓の中間内部に電源線と被覆電熱線の連結部が位置するようにし、放熱管が結合したプラグの内部に前記密閉栓を挿入して放熱管の端部を密閉した後、電線を外部に出した状態でクラウンナットとキャップを順次結合する。放熱管の側面に取り付けられる感温センサーを通して1本の電線に電流が流れるように構成している。
本発明において、密閉栓は、挿入されるときプラグの内周面に強く密着保持されるので、放熱管の内部に満たされた熱媒体に対する密閉性が非常に高い。また、前述のように、異なった径の孔が連なって2段の孔で形成された密閉栓の電線挿入孔の一方の内部に、電源線と被覆電熱線の圧着された電線接続管が位置し、密閉栓とプラグにより保護維持される構成にしている。これにより、弱い被覆電熱線が外部での接触等で擦り損傷し、切断される恐れが解消される。
また、電源線は剥き出しではあるが、堅固であるため、暖房設備中、または使用中、電源線が切断される恐れが全くない。なお、前述のように、感温センサーを通して1本の電線側に電流が流れるように構成しているので、放熱管の加熱初期には2本の電線により迅速に加熱させるが、60℃が超えるようになると、感温センサーにより1本の電線の電流供給が遮断され温度調整され安全に使用することができる。このように本発明は、構造が簡単であり、また、密閉性が向上しているので、放熱管の端部の密閉性、電源線等の連結性及び被覆電熱線の保護構造の安全性を図ることができる。
本発明の方法によると、ポンプにより発生した圧力水が誘導管により放熱管の軸心方向に供給される。この供給された水の水圧が放熱管の長さ方向に作用すると共に、放熱管の内部の断面空間を常時有効に密閉保持するボール状誘導体を押圧する。このボール状誘導体は水圧により放熱管内を容易に移動することができる。このボール状誘導体に被覆電熱線が結合されているので、このボール状誘導体が移動することで、暖房領域の床部に配置された放熱管に被覆電熱線をより能率的に、かつ簡便に挿入することができる。
また、放熱管の両端部が水槽に連結しているので、放熱管に被覆電熱線を挿入するためにポンプを稼働させても、水は水槽の外部に漏れることがなく、水漏れのない環境で安全に暖房施工をすることができる。本発明の装置は、誘導管の側面に電熱線を挿入する誘導孔が所定の傾斜方向に穿孔されている。この誘導孔から挿入される被覆電熱線には、放熱管の内径と略同一の大きさのボール状誘導体を備えている。挿入のための構成は以上のようになっており、構造が簡単で、かつ低廉である。ポンプの水圧のみでボール状誘導体を放熱管の長さ方向に移動させることになり、作動が確実であり、人手が不足な場合、専門技術者でなくても容易に扱うことができ、長尺の放熱管の内部に被覆電熱線を迅速に挿入して暖房施工をすることができる。
また、本発明の装置及び方法は、放熱管内に電熱線を挿入して行う暖房の場合において、前述のとおり、この技術分野で従来解決すべき課題になっていた電熱線が放熱管の中間で挿入停止する等の問題点が解消されることとなった。更に一層簡素な作業で短時間に電熱線を放熱管に挿入して暖房施工をすることができるようになった。
また、本発明は外形にテーパ形状を有する密閉栓の電線挿入孔の中間部に、電源線と被覆電熱線を圧着連結した電線接続管が位置するように挿入し、密閉栓をプラグにはめ込むようにした。更にクラウンナットで結合したため、密閉栓とプラグとの密着性が高まり、放熱管の端部を安全に密閉することができることとなった。電源線と被覆電熱線との電線連結管は密閉栓と、プラグと、クラウンナットにより安全に保護され、被覆電熱線は外部に露出することがないので、暖房施工中、また、暖房使用中であっても、細くて弱い被覆電熱線が切断される恐れが全くなくなり、電源線の連結性がよくなり、安全性を一層高めることができた。
結果的に、本発明の構成は、構造が簡単で、かつ堅固であって取り扱いが容易であり、低コストの装置であり、この技術を適用することで、従来のものに比べてより安全に、かつ短時間に能率よく施工することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面により詳細に説明する。図1〜図3は放熱管への電熱線挿入関係を示している。図に示すように、本発明の構成は次のようになっている。暖房領域Aの床部に施工される放熱管1の一端部1aが、誘導管2を介してポンプ3の吐出管3aに結合している。前記放熱管1の他端部1bは、前記ポンプ3の吸入管3bが没入している水槽4に導かれ、ポンプ3の駆動による水圧は放熱管1の一端部1aから他端部1bへの長さ方向に及ぶようになっている。
放熱管1の内部には放熱管1の内径と略同一な大きさの合成樹脂製のボール状誘導体5が挿入されている。放熱管1に挿入する複数本の被覆電熱線6は前記誘導管2の側面に所定の傾斜角度で穿孔された誘導孔2aから挿入されていて、前記ボール状誘導体5の芯線5aに連結する。前記ボール状誘導体5は放熱管1の内部空間の断面を有効に密閉しているので、ポンプ3を稼働して所定の水圧を発生させ作用させると、その水圧によりボール状誘導体5は放熱管1の一端部1aから長さ方向に沿って移動し他端部1bに抜け出る。
この時の水圧は限定されるものではないが、1〜2Mpa(10〜20kg/cm2)程度であるのが好ましい。前記ボール状誘導体5が放熱管1の他端部1bに抜け出るまでポンプ3を稼働すればよいので、放熱管1の長さによってポンプ3の水圧を変える必要はない。即ち、最小限の一定水圧でボール状誘導体5を移動させて、ボール状誘導体5に結合された被覆電熱線6を放熱管1の内部に挿入することになる。従って、この挿入方法は経済的に有利でコストのかかるものではない。また、被覆電熱線6の挿入角度は限定されるものではないが、誘導管2の長さ方向(中心軸線方向)に対して角度10〜30度程度にするのが好ましい。
放熱管1に被覆電熱線6を挿入させた後も、ポンプ3を稼働してある程度余分に水を流し、放熱管1内の空気を全て除去する。その後、放熱管1の両端部1a,1bを密封し、被覆電熱線6を電源供給部に連結することは従来と同一であるが、本発明の場合は密封構成が異なる。図2は、ボール状誘導体5を放熱管1内に移動させる構成の断面図を示している。図に示すように本発明の装置においては、放熱管1の一端部1aとポンプ3の吐出管3aとの間に誘導管2を結合し、前記誘導管2の一側面には複数本の被覆電熱線6が密封状態で通過できる程度の大きさに、又、所定の傾斜角度、好ましくは誘導管2の長さ方向に対して10〜30度の傾斜角度で誘導孔2aが穿孔されている。
また、前記放熱管1の内径と略同じ大きさの合成樹脂製、例えば、シリコン樹脂や、発泡性強化樹脂等で形成されるボール状誘導体5には、図3に示すようにボール状誘導体5の中央部を貫通した芯線5aが設けられていて、この芯線5aに前記誘導管2の誘導孔2aから挿入供給される被覆電熱線6が連結されている。被覆電熱線6が連結されているボール状誘導体5を放熱管1に挿入した後、誘導管2の下端部2bを放熱管1の一端部1aに合わせて接続管7で結合させ、次に誘導管2の上端部2cを接続管8を介して前記ポンプ3の吐出管3aに結合する。このようにすることで、ボール状誘導体5は、密封された状態で放熱管1内に挿入される。
次に誘導管2に結合したポンプ3の稼働により発生した水圧は、水の流れにより誘導管2を介して放熱管1の長さ方向に沿って作用する。この水圧によりボール状誘導体5は放熱管1の一端部1aから他端部1bに移動しながら、被覆電熱線6を誘導孔2aから牽引して挿入する。ボール状誘導体5がボール状になって放熱管1の内部の断面空間を常時有効に密閉しているので、水漏れによる水圧の損失がなく、流体エネルギーの利用効率が高くなり、結果的に水圧を高くしないでもボール状誘導体5の移動を可能としている。
また、ボール状誘導体5はボール状に形成されているので、ボール状誘導体5がいずれの方向に向きが変わっても、かつ、水圧がボール状誘導体5のいずれの面に作用しても、常にボール状誘導体5は一定した水圧により放熱管1の長さ方向に沿って移動することになる。特にボール状誘導体5の球面と、放熱管1の屈曲した曲面との接触抵抗は少なく一定であるので、移動により放熱管1の湾曲部も容易に通過し、放熱管1の中間位置で停止するおそれは全くないのである。更に、誘導管2の外部においては、被覆電熱線6が誘導管2の内部に容易に挿入されるように手で押圧すると、ボール状誘導体5は更に容易に放熱管1の内部をスムースに通過して、被覆電熱線6を放熱管1の内部に挿入設置することができる。
このように、本発明の装置は構造が簡素であり、故障のおそれがなく、使用するのに専門技術を要しない。又、人手が不足な時も、臨時の人で対応でき、暖房施工を容易に行うことができる。次に図4〜図7にもとづき電熱線挿入放熱管端部の密閉装置について説明する。ナットを介して放熱管1が結合したプラグ9には、被覆電熱線6が挿入された密閉栓10がはめ込まれている。プラグ9をクラウンナット11で締め付け、放熱管1の端部1a,1bを密閉するようにし、密閉栓10はシリコン材質で、太さが上部に近づくほどますます大きく形成されてテーパ形状をなしている。
この密閉栓10の内部に電線挿入孔を形成するが、この電線挿入孔は図5に示すように、第1電線挿入孔を構成する内径がより大きい上部挿入孔10aと、第2電線挿入孔を構成する内径がより小さい下部挿入孔10bの異なる孔径の2段で形成されている。電源線12と被覆電熱線6とが圧着して連結された電線接続管13が上部挿入孔10aに挿入されるようにはめ込まれ、下部挿入孔10bから被覆電熱線6を隙間なく貫通させている。この状態の密閉栓10をプラグ9の内部にテーパ部を介して強圧的に挿入し固定する。
クラウンナット11をプラグ9の上部9aにネジで結合し、更にクラウンナット11の上部11aに半球状のキャップ14を結合し、このキャップ14の上部孔14aから電源線12が引き出されるように構成している。更に、前記プラグ9の下部9bに結合した放熱管1の側面に感温センサー15を取り付け、複数本の電源線12のうち、1本の電源線12を感温センサー15に結合し被覆電熱線6に連結されるように構成してなるものである。
図4には、放熱管1の一端部1aの密閉装置の断面を示しているが、放熱管1の両端部1a,1bの密閉装置の構成は両方とも同一であるので、放熱管1の他端部1bの構成の説明は省略する。このように構成されている本発明は、放熱管1の両端部に被覆電熱線6が貫通するように挿入させて、放熱管1内に不凍液等の加熱媒体Wを満たした後、図4に示すように、放熱管1の両端部にプラグ9の下部9bを結合し固定する。この結合に際し、図6(a)、図6(b)に示すように、放熱管1に挿入された複数本の被覆電熱線6と電源線12とを接続する電線接続管13を、テーパ形状を有する密閉栓10の上部挿入孔10aにはめ込む。又、被覆電熱線6は、テーパ形状を有する密閉栓10の下部挿入孔10bから隙間が生じないように貫通させ、テーパ形状を有する密閉栓10をテーパ形状部を介して前記プラグ9に強圧的に挿入する。
挿入されたテーパ形状を有する密閉栓10は、押圧して挿入すると、圧縮されてプラグ9の内径の断面部に沿っての形態となるが、テーパ形状を有する密閉栓10の外周面とプラグ9の内周面9cとの密着強度(圧力)が大きく、テーパ形状を有する密閉栓10のみで固定できるので放熱管1の各端部が安全に保持密閉される。テーパ形状を有する密閉栓10を挿入したプラグ9の上部9aにクラウンナット11をネジで締め結合し、クラウンナット11の上部11aにキャップ14を結合し、キャップ14の上部孔14aから電源線12が引き出されるようにする。これによって電源線12と被覆電熱線6の電線接続管13が、テーパ形状を有する密閉栓10の挿入孔の中間内部に位置し、テーパ形状を有する密閉栓10と、プラグ9と、クラウンナット11とにより電源線12と被覆電熱線6の連結部、即ち電線接続管13が安全に保護される。
また、1本の電源線12は、放熱管1に取り付けられた感温センサー15を介して連結され、最後に全ての電源線12は温度調節器16に連結してこの密閉装置は施工完了となる。
図1は、放熱管への電熱線挿入装置の全体図である。 図2は、放熱管に被覆電熱線を挿入する状態を示す部分断面図である。 図3は、ボール状誘導体に被覆電熱線が連結されている状態を示す部分図である。 図4は、電熱線挿入放熱管端部の密閉装置を示す部分断面図である。 図5は、密閉栓の斜視図である。 図6(a)は、被覆電熱線と電源線を電線接続管に連結する前の分解図である。 図6(b)は、電線接続管に被覆電熱線と電源線を挿入して圧着接続した状態を示す構成図である。 図7は、密閉栓に電線を挿入した状態の断面図である。
符号の説明
1:放熱管
2:誘導管
3:ポンプ
4:水槽
5:ボール状誘導体
6:被覆電熱線
7,8:接続管
9:プラグ
10:密閉栓
11:クラウンナット
12:電源線
13:電線接続管
14:キャップ
15:感温センサー
16:温度調節器

Claims (7)

  1. 暖房領域(A)の床部に敷設される放熱管(1)に電熱線(6)を挿入する方法であって、
    前記放熱管の一端に結合される誘導管(2)の側壁に設けられた誘導穴(2a)から前記誘導管内に前記電熱線を引き込む工程と、
    引き込まれた前記電熱線の端部にボール状誘導体(5)を結合する工程と、
    前記電熱線と結合した前記ボール状誘導体を前記放熱管に導いた後、前記放熱管の一端(1a)と前記誘導管の一端(2b)を結合し、且つ前記誘導管の他端(2c)をポンプ(3)の吐出管(3a)に結合する工程と、
    前記ポンプの駆動により水槽(4)から吸入管(3b)を介して吸引された水を前記吐出管を経て吐出し、前記誘導管及び前記放熱管に導く工程とからなり、
    前記放熱管に導かれた前記水の圧力で前記ボール状誘導体を押圧して前記ボール状誘導体を前記放熱管の他端(1b)に誘導させることにより前記電熱線を前記放熱管内に挿入する
    ことを特徴とする放熱管への電熱線挿入方法。
  2. 請求項1に記載の放熱管への電熱線挿入方法において、
    前記放熱管及び前記誘導管に加わるポンプの水圧は、1〜2MPaである
    ことを特徴とする放熱管への電熱線挿入方法。
  3. 暖房領域に敷設される放熱管に電熱線を挿入する装置であって、
    前記放熱管の一端に固定され側壁に所定の傾斜角度で穿孔された誘導穴を有する誘導管と、
    前記誘導穴から前記誘導管内に引き込まれる前記電熱線の端部に芯線(5a)を介して結合され前記放熱管に導かれる前記放熱管の内径と略同一のボール状誘導体と、
    前記誘導管の他端に吐出管を介して結合され水を吸引して前記誘導管及び前記放熱管に吐出するポンプとからなり、
    前記放熱管に導かれた前記水の圧力で前記ボール状誘導体を押圧して前記ボール状誘導体を前記放熱管の他端に誘導させることにより前記電熱線を前記放熱管内に挿入する
    ことを特徴とする放熱管への電熱線挿入装置。
  4. 請求項3に記載の放熱管への電熱線挿入装置において、
    前記誘導穴の傾斜角度は前記誘導管の長さ方向に対して10〜30度である
    ことを特徴とする放熱管への電熱線挿入装置。
  5. 放熱管内に電熱線挿入され、前記放熱管内の熱媒体を加熱する電熱線挿入放熱管の端部を密閉する装置であって、
    前記放熱管の端部に一端が結合されるプラグ(9)と、
    このプラグに前記電熱線を保持して密封挿入されるように外形部がテーパ状に形成され、前記プラグに挿入されたとき前記プラグの内周面に沿った形態に圧縮されるシリコン材質の密閉栓(10)と、
    電線と前記電熱線とを圧着固定する電線接続管(13)と、
    前記密閉栓の内部に設けられ、前記電線接続管が挿入されて、はめ込まれる大きさの径を有する第1電線挿入孔(10a)と、
    この第1電線挿入孔に連通し前記第1電線挿入孔より小内径で、前記電熱線が隙間なく貫通する大きさの径を有し、前記電熱線が挿入される第2電線挿入孔(10b)と、
    前記密閉栓を密封保持した前記プラグの他端に螺合されたクラウンナット(11)と、
    このクラウンナットに結合され、前記電線が外部へ導かれるように穴の設けられたキャップ(14)とからなり、
    前記電線接続管を前記第1電線挿入孔の内部に位置させ、前記電熱線を、前記放熱管及び前記密閉栓の外部に露出させずに保護できるようにするとともに、前記プラグに対する前記密閉栓の密閉性を向上させた
    ことを特徴とする電熱線挿入放熱管端部の密閉装置。
  6. 請求項5に記載の電熱線挿入放熱管端部の密閉装置において、
    前記放熱管の側面に感温センサー(15)を設け、この感温センサーに前記電線を接合した
    ことを特徴とする電熱線挿入放熱管端部の密閉装置。
  7. 請求項5に記載の電熱線挿入放熱管端部の密閉装置において、
    前記電熱線は、外周が被覆された被覆電熱線であり、
    前記第1電線挿入孔は、電源線と前記被覆電熱線とを圧着結合する前記電線接続管が挿入される大きさの径を有する上部挿入孔であり、前記第2電線挿入孔は、前記被覆電熱線が隙間なく貫通する大きさの径を有する下部挿入孔であり、連なって設けられている
    ことを特徴とする電熱線挿入放熱管端部の密閉装置。
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