JP3956575B2 - 記録媒体装填装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録媒体装填装置に係り、特にシャッターバネにより閉蓋方向に付勢されたシャッターを有したディスクカートリッジが装着される記録媒体装填装置に関する。
【従来の技術】
例えば、パーソナルコンピュータあるいはワードプロセッサ等の電子装置では、情報を記録または再生する手段として磁気ディスク装置(記録媒体記録再生装置)を装備している。そして、磁気ディスク装置としては、例えば特開平8−55402号公報にみられるように、記録媒体としてのディスクカートリッジが装着されると、ディスクカートリッジ内に収容された磁気ディスクが回転駆動されると共に、磁気ヘッドが磁気ディスクに摺接して磁気記録再生を行なうよう構成されたものがある。
【0002】
また、ディスクカートリッジは、カートリッジ内に塵埃が侵入するのを防止するシャッター、及び磁気ディスク装置内に装填された際に位置決めを行なうための基準孔を有している。シャッターは、磁気ディスク装置に装填される前はカートリッジ内に配設されたシャッターバネにより閉蓋されている。また、基準孔は、磁気ディスク装置内に適正にディスクカートリッジが装填された際、磁気ディスク装置に設けられている基準ピンと係合する構成とされている。これにより、ディスクカートリッジを磁気ディスク装置内の既定装填位置に位置決めすることができる。
【0003】
上記の磁気ディスク装置は、ディスクカートリッジを装填位置(磁気ディスクに対し記録再生処理が行われる位置)と挿入・イジェクト位置(ディスクホルダーに対しディスクカートリッジが挿入またはイジェクトされる位置)との間で移動させる記録媒体装填装置を有している。
【0004】
この記録媒体装填装置は、ディスクホルダー、シャッターアーム、スライダー、及びラッチレバー等を有した構成とされている。ディスクホルダーは、ディスクカートリッジが挿入される挿入・イジェクト位置と、ディスクカートリッジに収納されたディスクに対し記録再生処理が行なわれる装填位置との間で移動する構成とされている。
【0005】
シャッターアームは、ディスクカートリッジの挿入動作に伴いディスクカートリッジのシャッターを開蓋する。また、スライダーは、ディスクカートリッジの挿入操作により摺動動作を行なうことにより、ディスクホルダーを挿入・イジェクト位置から装填位置へ移動させる。また、ラッチレバーは、ディスクホルダーが挿入・イジェクト位置にある時にスライダーを係止すると共に、ディスクカートリッジの挿入操作によりスライダーの係止を解除する構成とされている。
【0006】
上記構成とされた記録媒体装填装置において、ディスクカートリッジが挿入されると、シャッターアームはディスクカートリッジのシャッターと係合する。そして、ディスクカートリッジの挿入動作に伴いシャッターアームは回動し、これによりシャッターを開蓋する。シャッターが開蓋することにより、磁気ディスクの一部はディスクカートリッジから露出し、記録再生可能な状態となる。
【0007】
また、ディスクホルダーにディスクカートリッジが挿入されると、ラッチレバーがディスクカートリッジの端部に押圧されて回動し、これに伴いラッチレバーによるスライダーの係止が解除される。これにより、スライダーはコイルバネのバネ力で移動し、これに伴ってディスクホルダーは装填位置に向けて移動する。よって、ディスクホルダーに収納されたディスクカートリッジは装填位置に移動され、ディスクカートリッジ内の磁気ディスクはターンテーブル上にチャッキングされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成とされた磁気ディスク装置において、ディスクカートリッジを保持するディスクホルダーが振動,衝撃,或いは中途半端なイジェクト動作等により移動した場合、磁気ディスク装置のフレームに設けられた基準ピンがディスクホルダーの基準孔から外れたり、また外れかかった状態となるおそれがある。
【0009】
また、前記したようにディスクカートリッジをディスクホルダー内に挿入することによりシャッターが開蓋するが、シャッターがシャッターバネの付勢力に抗して開蓋することにより、その反力がディスクカートリッジに常に印加された状態となる。即ち、シャッターが開蓋すると、ディスクカートリッジにはシャッターの開蓋方向と同方向に移動しようとする力(以下、移動付勢力という)が作用する。
【0010】
従って、上記のように基準ピンが基準孔から外れたり、外れかかった状態になると、上記した移動付勢力によりディスクカートリッジは基準孔が基準ピンからずれた状態を維持してしまい、元の適正な装填位置に状態に戻らなくなる。このように、基準孔が基準ピンからずれた状態は、ディスクカートリッジが磁気ディスク装置内の既定装填位置からずれた状態である。
【0011】
よって、このような不良装填状態であると、磁気ディスク装置のヘッドと磁気ディスクとの摺接状態が不良となり、記録再生状態に悪影響を及ぼすという問題点が生じる。
【0012】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ディスクカートリッジを常に適正な装填位置に位置決めしうる記録媒体装填装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、
ディスク状記録媒体が収納されると共に、シャッターバネにより閉蓋方向に付勢されたシャッターを有したディスクカートリッジが挿入されるディスクホルダーと、
該ディスクカートリッジの挿入動作により摺動し、前記ディスクホルダーをカートリッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装填位置に移動させるスライダーと、
前記ディスクカートリッジの挿入動作に伴い、前記ディスクカートリッジのシャッターを開蓋するシャッターアームと、
前記スライダーを摺動可能に支持するフレームと、
前記シャッターアームが前記シャッターを開蓋したとき、前記シャッターバネに起因して前記ディスクカートリッジに発生する移動付勢力の作用方向と反対方向に、前記ディスクカートリッジの移動を阻止する力を付与する移動阻止機構とを有する記録媒体装填装置において、
前記移動阻止機構は、フレームに立設された略く字状に折り曲げられた移動阻止用バネと、前記ディスクホルダーの側面及び下面を切り欠いて形成されており前記移動阻止用バネが挿入される開口部とにより構成されており、該移動阻止用バネは前記ディスクホルダーが前記カートリッジ挿入・イジェクト位置にあるときは前記カートリッジから離間しており、前記ディスクホルダーが前記カートリッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置へと移動することに応じて、前記ディスクカートリッジと係合し、前記ディスクカートリッジを押圧する構成としたことを特徴とするものである。
【0014】
上記の発明の構成において、ディスクカートリッジがディスクホルダーに挿入されると、これに伴いシャッターアームがディスクカートリッジのシャッターを開蓋する。また、シャッターが開蓋することにより、ディスクカートリッジにはシャッターの開蓋方向と同方向に移動しようとする力(移動付勢力)が発生する。
【0015】
しかしながら、移動阻止機構は移動勢力の作用方向と反対方向に力を付与するため、移動付勢力は移動阻止機構が付与する力により相殺される。これにより、ディスクカートリッジの移動を阻止することができ、ディスク状記録媒体に対し良好な状態で記録再生処理を行なうことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0017】
図1乃至図3は、本発明の第1実施例である記録媒体装填装置10Aを設けたディスク装置を示している。本実施例では、ディスク装置として磁気記録再生処理を行なうと共に、デジタルカメラ等の小型電子機器に搭載される磁気ディスク装置11Aを例に挙げて説明するものとする。
【0018】
図1に示すように、磁気ディスク装置11Aは有底矩形状のフレーム14を有している。このフレーム14の内部には、磁気ディスク21が装着されるターンブル15を回転させるディスクモータ33、磁気ヘッド19を移動させるヘッドキャリッジ18等が配設されている。記録媒体装填装置10Aはフレーム14内に配設されるものであり、大略するとディスクホルダー12、スライダー13、及びシャッター開閉機構16等により構成されている。
【0019】
この記録媒体装填装置10Aは、ディスクカートリッジ20が挿入されるディスクホルダー12と、図中矢印X1,X2方向に移動してディスクホルダー12を昇降(図中矢印Z1,Z2方向に移動)させるスライダー13とが重ね合わされた状態でフレーム14上に取り付けられることにより、磁気ディスク装置11Aに装着される。また、フレーム14の上部には、カバーとして機能するカバー部材(図示せず)が取り付けられる。スライダー13は、ディスクホルダー12の上部に、図中矢印X1,X2方向に摺動可能に取り付けられている。
【0020】
ディスクカートリッジ20は、図5(A),(B)に示すように、内部に記録媒体となる磁気ディスク21が装着されており、下面両側位置には凹部20aが設けられている。さらに、ディスクカートリッジ20の下面には、装填位置を規制するための係合凹部20bが設けられている。
【0021】
また、ディスクカートリッジ20は、ディスクホルダー12への挿入方向前方(図中、矢印X2方向前方)にシャッター23が配設されている。このシャッター23は図中矢印Y1,Y2方向に移動可能な構成とされており、通常はディスクカートリッジ20に内設されたシャッターバネ(図示せず)により閉蓋方向(図中、矢印Y2方向に付勢されている。従って、記録媒体装填装置10Aに挿入前の状態では、シャッター23は閉蓋した状態となっている。
【0022】
また、シャッター23にはシャッター開口24が形成されており、閉蓋された状態において、シャッター23はディスクカートリッジ20に設けられた開口22を塞ぐよう構成されている。一方、ディスクカートリッジ20がディスクホルダー12に挿入されると、シャッター23は後述するシャッター開閉機構16によりシャッターバネの付勢力に抗して開蓋される構成とされている。このシャッター23が開かれた状態において、シャッター開口24と開口22とは一致し、よって磁気ディスク21はシャッター開口24及び開口22を介して露出され記録再生処理が可能な状態となる。
【0023】
続いて、記録媒体装填装置10Aを構成する各構成要素について詳述する。
【0024】
ディスクホルダー12は、図4に拡大して示すように、大略すると平面部12aと、この平面部12aの両側からディスクカートリッジ20を抱え込むように折曲されたカートリッジガイド部12b,12cと、本発明の要部となる移動阻止用バネ40A(移動阻止機構を構成する)等により構成されている。
【0025】
カートリッジガイド部12b,12cは、前記のように平面部12aの両側からディスクカートリッジ20を抱え込むように折曲されているため、平面部12aと両側のカートリッジガイド部12b,12cに囲まれた部分に空間が形成される。この空間はディスクカートリッジ20が挿入されるカートリッジ挿入部となる。
【0026】
また、ディスクホルダー12の平面部12aには、ヘッドキャリッジ18が移動するため開口12d,12pが設けられている。また、平面部12aにおいて開口部12dの矢印X1方向側の位置には、若干量突出した段部12sが形成されており、この段部12sの略中央位置には軸部12gが立設されている。更に、段部12sの軸部12gを中心として両側部には、溝部12k,12lが形成されている。尚、軸部12gには、後述するシャッター開閉機構16を構成するシャッターアーム27が配設される。
【0027】
一方、平面部12aの図中右肩部(平面部12aの図中矢印X2方向で、かつ矢印Y2方向の端部)には軸部12mが立設されている。また、この軸部12mの近傍位置にはリブ12uが立設されると共に、切り欠き部12q,12rが形成されている。尚、軸部12mには、後述するシャッター開閉機構16を構成するラッチレバー32が配設される。
【0028】
更に、カートリッジガイド部12b,12cの側面部には、外側に向け突出した係合ピン12eとガイド部12fが形成されている。この係合ピン12eは、後述するようにスライダー13に形成されている傾斜溝13dと係合する。また、ガイド部12fはフレーム14に上下方向(図中矢印Z1,Z2方向)に形成された案内溝(図示せず)に摺動自在に係合される。このようにガイド部12fがフレーム14に形成された案内身溝と係合することにより、ディスクホルダー12は上下方向(図中矢印Z1,Z2方向)へのみ移動する構成となっている。
【0029】
また、カートリッジガイド部12cの略中央位置には凹部12tが形成されており、この凹部12tには誤挿入防止用バネ(図示せず)が配設される。この誤挿入防止用バネの先端部は、凹部12tからディスクホルダー12の内部に突出するよう構成されており、ディスクカートリッジ20が適正にディスクホルダー12に挿入された場合にのみディスクカートリッジ20に形成されている誤挿入防止部26(テーパ部)と係合し、ディスクカートリッジ20の挿入を許容するよう構成されている。従って、この誤挿入防止用バネにより、ディスクカートリッジ20の誤挿入防止を図ることができる。
【0030】
移動阻止用バネ40Aは、後述するようにディスクカートリッジ20がディスクホルダー12内で不要に移動することを阻止する移動阻止機構として機能するものである。本実施例では、移動阻止用バネ40Aを板バネにより構成している。この移動阻止用バネ40Aは、押圧部41と固定部42を一体形成した構成とされている。
【0031】
この移動阻止用バネ40Aは、ディスクホルダー12を構成するカートリッジガイド部12b,12cの内、図中矢印Y1方向側に位置するカートリッジガイド部12bの内側に固定部42が固定されることにより配設されている。また、移動阻止用バネ40Aの配設位置は、図中矢印X1,X2方向に長く延在するカートリッジガイド部12bのなかでも、図中矢印X2方向端部に近い位置に選定されている。
【0032】
また、板バネ状の移動阻止用バネ40Aはカートリッジガイド部12bに沿って延在するよう配設されており、固定部42に対して押圧部41が矢印X2側に位置するよう構成されている。更に、押圧部41は固定部42に対して所定の角度で折り曲げられており、よって押圧部41はディスクホルダー12内のディスクカートリッジ20の挿入経路上に延出するよう構成されている。
【0033】
これにより、ディスクカートリッジ20がディスクホルダー12内に挿入された際、移動阻止用バネ40Aはディスクカートリッジ20と係合し、ディスクカートリッジ20に対して押圧力を付与する。以下、この移動阻止用バネ40Aがディスクカートリッジ20を押圧する押圧力を移動阻止力という。尚、この移動阻止力の詳細については、説明の便宜上、後述するものとする。
【0034】
続いて、スライダー13について説明する。スライダー13は、大略するとディスクホルダー12の上方で図中矢印X1,X2方向に移動(スライド)する平板部13aと、この平板部13aの両側より下方に折曲された側面13b,13cとにより構成されている。
【0035】
平板部13aの略中央位置には中央開口13fが形成されており、その内部に延出した延出部13nにはダンパー用連結ピン13mが立設されている。また、平板部13aの両側部(図中矢印Y1,Y2方向側の側部)には、フレーム14の両側面14a,14b(図5参照)の上端に当接する当接部13eが形成されている。
【0036】
また、スライダー13の図中右肩部(平板部13aの図中矢印X2方向で、かつ矢印Y2方向の端部)には、L字状溝13kが形成されることにより、カム部31が形成されている。このカム部31は、図中矢印Y1,Y2方向に延在する第1の辺部31aと、図中矢印X1,X2方向に延在する第2の辺部31bとを有している。
【0037】
また、スライダー13の側面13b,13cには、ディスクホルダー12に配設された係合ピン12eと係合する傾斜溝13dが形成されている。また、前記したように、ディスクホルダー12は上下方向(図中矢印Z1,Z2方向)にのみ移動を許容されている。よって、スライダー13が図中矢印X1,X2方向に移動することにより、ディスクホルダー12はスライダー13に対し昇降動作する。
【0038】
具体的には、スライダー13が図中矢印X1方向に移動することによりディスクホルダー12は装填位置(磁気ディスク21に対し記録再生処理が行われる位置)に向け下降(図中矢印Z2方向に移動)し、スライダー13が図中矢印X2方向に移動することによりディスクホルダー12は排出位置(ディスクホルダー12に対しディスクカートリッジ20が挿入脱される位置)に向け上昇(図中矢印Z1方向に移動)する。
【0039】
また、スライダー13の平板部13aには、スライダー13を図中矢印X1方向に付勢するコイルバネ29,30が装架される開口13g,13hが設けられている(開口13gは中央開口13fと一体化している)。この開口13g,13hは矢印X1,X2方向に延在するよう形成されており、矢印X2方向の端部にコイルバネ29,30の一端が掛止される掛止部13i,13jが突出形成されている。
【0040】
また、コイルバネ29,30の他端は、ディスクホルダー12の平面部12aに突出形成された掛止部12i,12jに掛止されている。このため、スライダー13は、コイルバネ29,30のバネ力により常に矢印X1方向に付勢された構成となっている。
【0041】
続いて、図6乃至図9を用いて、シャッター開閉機構16について説明する。シャッター開閉機構16は、前記したディスクホルダー12とスライダー13との間に配設されている。このシャッター開閉機構16は、大略するとディスクホルダー12,スライダー13,シャッターアーム27,及びラッチレバー32等により構成されている。
【0042】
シャッターアーム27は略への字状とされた板状アームであり、ディスクホルダー12にディスクカートリッジ20を挿入することにより回動し、ディスクカートリッジ20に設けられているシャッター23を前記したシャッターバネの弾性力に抗して開く機能を奏するものである。このシャッターアーム27は、大略すると軸孔27a、下方延出部27b,27c、掛止部27d、ラッチ連結ピン27e,及び係合爪27f等を有した構成とされている。
【0043】
軸孔27aはディスクホルダー12に配設された軸部12gに挿入され、これによりシャッターアーム27は軸部12gを中心として回動可能な構成となる。また、下方延出部27b,27cは、ディスクホルダー12に形成された溝部12k,12lに挿入されることにより段部12sと係合する構成となっている。この下方延出部27b,27cが段部12sと係合することにより、シャッターアーム27がディスクホルダー12から離脱するのを防止している。
【0044】
また、掛止部27dにはコイルバネ28の一端部が掛止されており、またコイルバネ28の他端部はディスクホルダー12に形成された掛止部12hに掛止されている。このコイルバネ28は、シャッターアーム27を常に図8及び図9に矢印A2で示す方向(時計方向)に回動付勢している。
【0045】
また、係合爪27fは下方(矢印Z2方向)に向け所定量突出した形状を有しており、ディスクホルダー12にディスクカートリッジ20が挿入された際、シャッター23の端部に形成されたシャッター係合部25と係合する構成とされている。
【0046】
更に、係合爪27fの形成位置より所定量X1方向にずれた位置には、ラッチ連結ピン27eが植設されている。このラッチ連結ピン27eは下方(矢印Z2方向)に向け所定量突出しており、後述するラッチレバー32と連結される構成となっている。
【0047】
続いて、ラッチレバー32について説明する。本実施例では、ラッチレバー32はシャッターアーム27と別体とされている。このラッチレバー32は、ディスクホルダー12が排出位置にある時にスライダー13の移動をロックすると共に、ディスクカートリッジ20の挿入に伴いスライダー13のロックを解除し、ディスクホルダー12を装填位置に移動させる機能を奏するものである。
【0048】
ラッチレバー32は略U字状を有した板状レバーであり、大略すると軸孔32a,第1のレバー部32b,第2のレバー部32c,U字状溝32d,及び掛止部32f等を有した構成とされている。
【0049】
軸孔32aはディスクホルダー12に配設された軸部12mに挿入され、これによりラッチレバー32は軸部12mを中心として回動可能な構成となる。また、軸孔32aの外周位置には切り欠き32gが形成されており、この切り欠き32gにはディスクホルダー12に形成されたリブ12uが挿通される構成とされている。
【0050】
この切り欠き32gは、ラッチレバー32がその機能を奏する回動範囲においてはリブ12uの形成位置と一致しないよう構成されている。よって、リブ12uがラッチレバー32の軸部12mの外周部分と係合することにより、ラッチレバー32がディスクホルダー12から離脱するのを防止している。
【0051】
第1のレバー部32bは、前記したシャッターアーム27の下部に位置しており、またその先端部は二股状に分かれることによりU字状溝32dを形成している。このU字状溝32dはシャッターアーム27に形成されたラッチ連結ピン27eと係合しており、よってU字状溝32dとラッチ連結ピン27eが係合することにより、シャッターアーム27とラッチレバー32とは連結された構成となっている。
【0052】
従って、シャッターアーム27が図中矢印A1方向に回動することによりラッチレバー32は図中矢印B1方向に回動し、またシャッターアーム27が図中矢印A2方向に回動することによりラッチレバー32は図中矢印B2方向に回動する。即ち、シャッターアーム27とラッチレバー32とを連結することにより、シャッターアーム27の回動と、ラッチレバー32の回動とを同調(同期)させることが可能となる。
【0053】
尚、シャッターアーム27とラッチレバー32との連結位置の上部には、ディスクホルダー12に形成された舌片状部12nが位置するよう構成されており、この舌片状部12nによりラッチ連結ピン27eがU字状溝32dから離脱することを防止している。
【0054】
一方、第2のレバー部32cには、矩形溝32e及び係止部32fが設けられている。矩形溝32eは第2のレバー部32cの略中央位置を貫通するよう形成されている。よって、第2のレバー部32cの矩形溝32eが形成された位置は、他の部位に比べて弾性変形し易い弾性変形部として機能する。
【0055】
また、係止部32fは、第2のレバー部32cの端部に起立するよう形成されると共に、その先端部に折り曲げ部32hを有した構成とされている。この係止部32fは上方(図中矢印Z1方向)に延出することにより、スライダー13に形成されたカム部31と係合するよう構成されている。
【0056】
続いて、上記構成とされたシャッター開閉機構16において、ディスクカートリッジ20が装填される時の動作について説明する。
【0057】
図6及び図8は、ディスクホルダー12がカートリッジ挿入・イジェクト位置にある状態(以下、この状態を排出状態という)を示している。この状態では、コイルバネ28に付勢されることにより、シャッターアーム27は図8に示される矢印A2方向限位置に移動しており、またラッチレバー32は矢印B2方向限位置に移動した状態となっている。また、排出状態では、ラッチレバー32に設けられた係止部32fはカム部31の第1の辺部31aと係合しており、よってスライダー13の矢印X1方向への移動はロックされている。
【0058】
上記の排出状態において、ディスクホルダー12にディスクカートリッジ20が図中矢印X2方向に装填されると、先ず図6に示されるように、ディスクカートリッジ20のシャッター23(シャッター係合部25)はシャッターアーム27の係止爪27fと係合する。
【0059】
この状態より更にディスクカートリッジ20を矢印X2方向に挿入すると、この挿入力によりシャッターアーム27はコイルバネ28の付勢力に抗して、図中矢印A1方向に回動を開始する。また、前記のようにラッチレバー32は、ラッチ連結ピン27eを介してシャッターアーム27に連結されているため、シャッターアーム27が矢印A1方向に回動することにより、ラッチレバー32は図中矢印B1方向に回動を開始する。
【0060】
このように、ディスクカートリッジ20の挿入に伴いシャッターアーム27が回動することにより、ディスクカートリッジ20に設けられているシャッター23はシャッターバネの弾性力に抗して開蓋方向(矢印Y1方向)に移動を開始し、またラッチレバー32が矢印B1方向に回動することにより、係止部32fは第1の辺部31a上を矢印B1方向に摺動する。
【0061】
図7及び図9は、ディスクホルダー12に対しディスクカートリッジ20が完全に挿入された状態(以下、この状態をディスクカートリッジ挿入状態という)を示している。このディスクカートリッジ挿入状態では、ディスクカートリッジ20に設けられているシャッター23は、シャッターアーム27により完全に開蓋した状態となる。従って、ディスクカートリッジ20には、シャッターバネによるシャッター23を閉蓋しようとする力の反力として、ディスクカートリッジ20をディスクホルダー12内で図中矢印Y1方向に直線移動させようとする力、或いは図7に矢印Mで示す方向に回転移動させようとする力(以下、移動付勢力という)が発生する。
【0062】
また、ディスクカートリッジ挿入状態では、ラッチレバー32に設けられた係止部32fは、カム部31の第1の辺部31aと第2の辺部31bとの境界位置に位置している。第2の辺部31bは図中矢印X1,X2方向に延在しており、かつカム部31が形成されたスライダー13はコイルバネ29,30により図中矢印X1方向に付勢されている。よって、係止部32fが第2の辺部31bと係合することにより、ラッチレバー32によるスライダー13のロックは解除され、スライダー13は図中矢印X1方向に移動する。
【0063】
また、スライダー13の側部には傾斜溝13dが形成されており、この傾斜溝13dにはディスクホルダー12の係合ピン12eが係合している。従って、スライダー13が矢印X1方向に移動することにより、ディスクホルダー12は下動(図中、矢印Z2方向に移動)し、ディスクカートリッジ20を磁気ディスク装置11内の所定装填位置に移動させる。
【0064】
この装填完了状態において、図10(A)に示されるように、フレーム14に立設されている基準ピン39はディスクカートリッジ20の底面に形成された係合凹部20bに係合し、フレーム14に対するディスクカートリッジ20の位置決めが行なわれる。また、ヘッドキャリッジ18に配設された磁気ヘッド19は、開口22から露出した磁気ディスク21に摺接し、磁気ディスク21に対し記録再生処理が行われる。
【0065】
ところで、上記構成とされた磁気ディスク装置11Aにおいて、ディスクカートリッジ20を保持するディスクホルダー12が振動,衝撃,或いは中途半端なイジェクト動作等により移動した場合、図10(B)に示すように、フレーム14に立設された基準ピン39がディスクホルダー20の係合凹部20b(基準孔)から外れたり、また外れかかった状態(以下、離脱状態という)となる場合がある。
【0066】
一方、前記したようにシャッターバネの付勢力に抗してシャッター23が開蓋することにより、その反力としてディスクカートリッジ20には移動付勢力が発生する。従って、離脱状態においてシャッターバネによる移動付勢力のみがディスクカートリッジ20に作用する構成(即ち、従来の構成)であると、ディスクカートリッジ20は係合凹部20bが基準ピン39からずれた状態を維持し元の適正装填位置に戻らなくなるため、記録再生状態に悪影響を及ぼしてしまうことは前述した通りである。
【0067】
しかしながら、本実施例ではディスクホルダー12に移動阻止用バネ40Aを設けた構成としている。この移動阻止用バネ40Aは、ディスクカートリッジ20がディスクホルダー12内に挿入されることによりディスクカートリッジ20と係合し、ディスクカートリッジ20に対して押圧力(移動阻止力)を付与する。この移動阻止力は、図中矢印Y2方向にディスクカートリッジ20を押圧する力として作用する。これに対し、前記したシャッターバネの付勢力に起因してディスクカートリッジ20を移動付勢する移動付勢力の作用方向は図中矢印Y1で示す方向である。
【0068】
即ち、図10(B)に示すように、ディスクカートリッジ20に対し、移動付勢力(同図に矢印F1で示す)が作用する方向と、移動阻止力(同図に矢印F2で示す)が作用する方向は互いに逆方向となる。また、移動阻止力F2の大きさは、移動阻止用バネ40Aの材質や厚さ、及び固定部42に対する押圧部41の傾き角度や延出量を適宜設定することにより、移動付勢力F1の大きさと略等しくなるよう構成されている。
【0069】
従って、シャッターバネに起因してディスクカートリッジ20に作用する移動付勢力F1は、移動阻止用バネ40Aが発生させる移動阻止力F2により相殺され、実質的にディスクカートリッジ20には外力が作用しない状態となる。これによりディスクカートリッジ20の移動を阻止することができ、また振動等によりディスクカートリッジ20が離脱状態となっても、係合凹部20bは直ちに基準ピン39と係合する位置に戻ることができる。従って、本実施例に係る記録媒体装填装置10Aを用いることにより、磁気ディスク21と磁気ヘッド19との摺接状態を適性に維持でき、良好な状態で記録再生処理を行なうことが可能となる。
【0070】
また、移動阻止用バネ40Aは、移動付勢力F1の作用方向に対し反対方向に移動阻止力F2を発生できる位置であれば、特にその配設位置を規定されるものではない。しかしながら、ディスクカートリッジ20に図7中矢印M方向の回転力が作用する場合には、ディスクカートリッジ20が回転によりディスクホルダー12に近接する位置に設ける必要がある。このため、本実施例では、移動阻止用バネ40Aをカートリッジガイド部12bのなかでも、図中矢印X2方向端部に近い位置に配設した構成としている。
【0071】
尚、装填位置にあるディスクホルダー12をカートリッジ挿入・イジェクト位置に移動させる時の動作は、上記した装填時における動作と逆の動作となるため、その説明は省略する。
【0072】
次に、本発明の第2実施例について説明する。
【0073】
図11は、本発明の第2実施例である記録媒体装填装置10Bを設けたディスク装置を示している。本実施例では、ディスク装置としてパーソナルコンピュータ等に搭載される汎用型の磁気ディスク装置11Bを例に挙げている。
【0074】
本実施例に係る磁気ディスク装置11Bは、フレーム64上に記録媒体装填装置10B、ターンブル65、ヘッドキャリッジ68等が配設された構成とされている。ターンブル65は、図示しないディスクモータにより回転し、載置された磁気ディスクを回転させる。また、ヘッドキャリッジ68は磁気ヘッドが配設されると共に、ステッピングモータ70のスクリューシャフト71と係合している。ステッピングモータ70が駆動しスクリューシャフト71が回転すると、ヘッドキャリッジ68はフレーム64上を図中矢印X1,X2方向に移動し、これにより磁気ヘッドを移動させる構成とされている。
【0075】
一方、記録媒体装填装置10Bは、大略するとディスクホルダー62、スライダー63、及びシャッター開閉機構66、及び移動阻止用バネ40B(移動阻止機構を構成する)等により構成されている。また、装着されるディスクカートリッジは、先に図5を用いて説明したディスクカートリッジ20と同じものを適用する構成とされている。
【0076】
ディスクホルダー62及びスライダー63の基本的な構成及び機能は、前記した第1実施例で説明したディスクホルダー12及びスライダー13と同じである。しかしながら、第1実施例では、スライダー13がディスクホルダー12の上方を摺動する構成としたが、本実施例ではスライダー63がディスクホルダー62の下方を摺動することにより、フレーム64に対しディスクホルダー12を昇降動作させる構成とされている。
【0077】
また、本実施例に設けられるシャッター開閉機構66も、シャッターアーム72とラッチレバー73とにより構成されている。シャッターアーム72は、ディスクカートリッジ20をディスクホルダー62に挿入することにより図中矢印C1方向に回動し、この回動に伴いシャッター23を開蓋する。また、ラッチレバー73は、ディスクカートリッジ20がディスクホルダー62に適正挿入された場合に変位し、スライダー63のロックを解除する。
【0078】
また、本実施例に係る記録媒体装填装置10Bでは、移動阻止用バネ40Bをフレーム64に配設した構成とされている。図12及び図13は、図11におけるD−D線に沿う断面を示している。図12は記録媒体装填装置10Bの排出状態を示しており、図13はディスクカートリッジ挿入状態を示している。
【0079】
各図に示すように、移動阻止用バネ40Bはフレーム64に配設されており、またその形状は略く字状に折り曲げられた構成とされている。また、ディスクホルダー62の移動阻止用バネ40Bと対向する位置には、開口部74が形成されている。
【0080】
上記構成とされた記録媒体装填装置10Bにおいて、ディスクホルダー62にディスクカートリッジ20が挿入されると、シャッターアーム72により、ディスクカートリッジ20のシャッター23はシャッターバネに抗して開蓋する。従って本実施例においても、ディスクカートリッジ20に移動付勢力F1が発生する。
【0081】
また、上記のようにディスクカートリッジ20がディスクホルダー62に挿入されることにより、ラッチレバー73によるスライダー63のロックが解除される。これにより、スライダー63は図中矢印X1方向にスライドし、ディスクカートリッジ20が挿入されたディスクホルダー62は図12に示す状態から図13に示す状態に下動する(図中、矢印Z2方向に移動する)。
【0082】
このように、ディスクカートリッジ20が下動すると、フレーム64に設けられている移動阻止用バネ40Bは開口部74を介してディスクカートリッジ20と係合し、ディスクカートリッジ20を押圧する。
【0083】
この移動阻止用バネ40Bがディスクカートリッジ20を押圧する力F2(移動阻止力)は、前記したシャッターバネの付勢力に起因してディスクカートリッジ20を移動付勢する移動付勢力F1の作用方向に対して反対方向に作用するよう構成されている(図13参照)。また、移動阻止力F2の大きさは、移動阻止用バネ40Bの材質や厚さ等を適宜設定することにより、移動付勢力F1の大きさと略等しくなるよう構成されている。従って、本実施例の構成においても、シャッターバネに起因してディスクカートリッジ20に作用する移動付勢力F1は、移動阻止用バネ40Bが発生させる移動阻止力F2により相殺され、実質的にディスクカートリッジ20には外力が作用しない状態となる。
【0084】
これによりディスクカートリッジ20の移動を阻止することができ、また振動等によりディスクカートリッジ20が離脱状態となっても、係合凹部20bは直ちに基準ピン39と係合する位置に戻ることができる。従って、本実施例に係る記録媒体装填装置10Bにおいても、磁気ディスク21と磁気ヘッド19との摺接状態を適性に維持でき、良好な状態で記録再生処理を行なうことが可能となる。
【0085】
尚、上記した各実施例では、移動阻止機構を板バネ状の移動阻止用バネ40A,40Bにより構成したが、移動阻止機構はこれに限定されるものではなく、移動付勢力F1の作用方向に対して反対方向に移動阻止力を作用できる構成であれば、他の構成とすることも可能である。
【0086】
例えば、図14(A)に示すように、コイルスプリング76の先端部に押圧部材77を配設したものを移動阻止機構として用い、コイルスプリング76の弾性力を移動阻止力としてディスクカートリッジ20に作用させる構成としてもよい。
【0087】
また、図14(B)に示すように、図中矢印E方向に回動付勢されると共にディスクカートリッジ挿入状態においてディスクカートリッジ20の底面に形成された凹部20aと係合する回動レバー78を設け、この回動レバー78により移動阻止力をディスクカートリッジ20に作用させる構成としてもよい。
【0088】
更に、図14(C)に示すように、図中矢印Y2方向に直線付勢されると共にディスクカートリッジ挿入状態においてディスクカートリッジ20の底面に形成された凹部20aと係合する直動レバー79を設け、この直動レバー79により移動阻止力をディスクカートリッジ20に作用させる構成としてもよい。
【0089】
また、上記した実施例では、記録媒体装填装置10A,10Bを磁気ディスク装置11A,11Bに適用した例を挙げて説明したが、本発明の適用は磁気ディスク装置に限定されるものではなく、これ以外の例えば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置あるいはメモリカード等のカード状の記録媒体が装着される記録再生装置等にも適用することも可能である。
【0090】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、移動阻止機構は移動勢力の作用方向と反対方向に力を付与するため、移動付勢力は移動阻止機構が付与する力により相殺される。これにより、ディスクカートリッジの移動を阻止することができ、ディスク状記録媒体に対し良好な状態で記録再生処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置を設けた磁気ディスク装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置を設けた磁気ディスク装置の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置を設けた磁気ディスク装置の平面図である。
【図4】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置を構成するディスクホルダーの斜視図である。
【図5】本発明の記録媒体装填装置に装填されるディスクカーカートリッジを示す図であり、(A)は斜視図、(B)は底面図である。
【図6】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置に配設されるシャッター開閉機構及び移動阻止用バネの動作をディスクカートリッジの挿入動作と共に説明するための図である(排出状態)。
【図7】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置に配設されるシャッター開閉機構及び移動阻止用バネの動作をディスクカートリッジの挿入動作と共に説明するための図である(カートリッジ挿入状態)。
【図8】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置に配設されるシャッター開閉機構及び移動阻止用バネの動作を説明するためスライダーを取り外した状態を示す図である(排出状態)。
【図9】本発明の第1実施例である記録媒体装填装置に配設されるシャッター開閉機構及び移動阻止用バネの動作を説明するためスライダーを取り外した状態を示す図である(カートリッジ挿入状態)。
【図10】ディスクカートリッジに設けられた係合凹部と基準ピンとの係合状態を示しており、(A)は適正に係合した状態を示す図であり、(B)は乗り上げた状態を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例である記録媒体装填装置を設けた磁気ディスク装置の平面図である。
【図12】本発明の第2実施例である記録媒体装填装置に配設される移動阻止用バネの動作を説明するための図である(排出状態)。
【図13】本発明の第2実施例である記録媒体装填装置に配設される移動阻止用バネの動作を説明するための図である(カートリッジ挿入状態)。
【図14】第1及び第2実施零の変形例を説明するための図である。
【符号の説明】
10A,10B 記録媒体装填装置
11A,11B 磁気ディスク装置
12,62 ディスクホルダー
13,63 スライダー
14,64 フレーム
16,66 シャッター開閉機構
18,68 ヘッドキャリッジ
20 カートリッジ
21 磁気ディスク
23 シャッター
27,72 シャッターアーム
32,73 ラッチレバー
39 基準ピン
40A,40B 移動阻止用バネ
76 コイルスプリング
77 押圧部材
78 回動レバー
79 直動レバー

Claims (1)

  1. ディスク状記録媒体が収納されると共に、シャッターバネにより閉蓋方向に付勢されたシャッターを有したディスクカートリッジが挿入されるディスクホルダーと、
    該ディスクカートリッジの挿入動作により摺動し、前記ディスクホルダーをカートリッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装填位置に移動させるスライダーと、
    前記ディスクカートリッジの挿入動作に伴い、前記ディスクカートリッジのシャッターを開蓋するシャッターアームと、
    前記スライダーを摺動可能に支持するフレームと、
    前記シャッターアームが前記シャッターを開蓋したとき、前記シャッターバネに起因して前記ディスクカートリッジに発生する移動付勢力の作用方向と反対方向に、前記ディスクカートリッジの移動を阻止する力を付与する移動阻止機構とを有する記録媒体装填装置において、
    前記移動阻止機構は、フレームに立設された略く字状に折り曲げられた移動阻止用バネと、前記ディスクホルダーの側面及び下面を切り欠いて形成されており前記移動阻止用バネが挿入される開口部とにより構成されており、該移動阻止用バネは前記ディスクホルダーが前記カートリッジ挿入・イジェクト位置にあるときは前記カートリッジから離間しており、前記ディスクホルダーが前記カートリッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置へと移動することに応じて、前記ディスクカートリッジと係合し、前記ディスクカートリッジを押圧する構成としたことを特徴とする記録媒体装填装置。
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