JP3954856B2 - 携帯式ガスバーナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は可及的に軽量かつ小形に形成され、しかも風などによって不本意に炎が吹き消されることのないよう構成された、登山とかハイキング用に供して好適な携帯式ガスバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
既知のこの種ガスバーナとしては金属板に多数の小炎孔を穿設することで形成されていたことから、これら小炎孔の全開口断面積は、どうしても、それほど大きくすることができず、このため燃料ガスに対して多くの一次空気を混入し過ぎると、小炎孔から噴出する混合気の噴出によって炎が吹き飛んでしまうことになる。このため上記した一次空気の流入量は制御して、バーナヘッドの外側から二次空気を取り込む必要を余儀なくされ、この結果どうしても当該バーナヘッドを大型化しなければならず、このため携帯に不都合であるに拘わらず、大幅な小形化が不可能となっていた。
【0003】
上記の如き欠陥を解消するため、図13に示す如き携帯ガスバーナ(特開平11−230513)が提案されており、これによるときは液化ガス燃料容器aからバルブブロックbを介して空燃混合管c内へ流入する燃料ガスdと、空燃混合管c内へ一次空気流入口eからの空気fとによる混合気gが、空燃混合管cに連設したバーナヘッドh内へ上向きに噴出されるよう構成され、さらにこのバーナヘッドhを抱持するようにして五徳iが配設されている。そして当該バーナヘッドhを空燃混合管cの上端部に連結した風防筒jと、この風防筒jの内部に配設した金属繊維製バーナエレメントkとにより形成し、これが空燃混合管cの混合気噴出口mに対して直交状態となるよう配設されている。
【0004】
そして上記した金属繊維製バーナエレメントkなるものは、その外部露呈面全体にわたって多数の微細炎孔を形成することができることから、混合気gの噴出圧力が減少し、この結果一次空気流入口eからの空気fを多量に流入させて混合気gの流量を増大させても、炎が飛んでしまうといった欠陥が解消されることとなる。従ってバーナヘッドhの外周側箇所から取り込む二次空気量の削減が可能となり、風防筒jを小径化することができることから、携帯式バーナの小形化が可能となる利点を有している。
【0005】
しかし上記の従来例によるときは、混合気噴出口mに対し直交状となるよう上記の金属繊維製バーナエレメントkが横設されたものであることから、小形化されているだけ金属繊維製バーナエレメントkの全表面積も小さくなり、かつ微細炎孔の総数についても満足すべきものとはなっておらず、従って充分な火力を発揮し得るとは言い難い。
【0006】
また、図13に示されている如く、携帯式ガスバーナにあっては、鍋釜等を載置するための五徳iが付設されており、これは運搬とか包装等のため、不使用時には手動操作により回動するなどして、小形化が可能となるよう工夫されている。そして図13における五徳iも、また図14に例示された携帯式バスバーナも同様に、五徳iの図14(A)に示されている使用状態から、図15を参照して理解される通り、まず五徳受承腕i1を引き上げることにより、ベース体nの隆起部pに欠設された係止溝qに対して係止されていた五徳受承脚iの係止突起rを離脱する。この状態から矢印Rの方向へ当該五徳受承脚iを回動することにより、図14(B)に示す如く複数の五徳受承腕i1を一箇所に寄せ集めるようにしている。しかし、この種のものは、集合した一箇所だけが側方へ突出状態となってしまうことから、極めて梱包しにくいものとなり、包装容器の期待される小形化を実現することができない。
【0007】
また五徳iの従来例としては図16、図17に例示の如く、バーナヘッドhに取着された複数の五徳受承腕iに関し、取着用ビスsによりバーナヘッドhに取り付けた挟着部tにあって、その鍵様孔uにL字状に曲成した五徳受承腕i1の角形係嵌ピンvを係嵌するようにしたものが知られている。そして、その用法としては図17(A)の如く使用状態にある五徳受承腕i1を上動して、鍵様孔uの下部に係嵌されている角形係嵌ピンvを、円形状の上部側まで離脱した状態で矢印T方向に回動し、これにより同図(B)の如く当該五徳受承腕i1を180度回動した後、上記角形係嵌ピンvを鍵様孔u下部に対して係嵌自在としてあり、かくして五徳受承腕i1は挟着部tの下側に収置されることで、当該携帯式ガスバーナの不使用時における小形化を保持可能としている。しかし、上記の如き五徳iによるときは、その五徳受承腕i1における載置部i2の長さを大とした場合、その自由端部が空燃混合管cに衝当してしまうことから、図17(A)の使用状態にあって五徳受承腕i1の延出長を大きく設定することができず、この結果大きな鍋、釜等の使用が不能また不便となる欠陥を指摘されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の携帯式ガスバーナが有する各種の難点を解消しようとするものである。したがって本発明はそのバーナヘッドに関し、基板部と天板部と当該両板部を連設した支脚部とによって、複数に区画された大きな傾斜窓口の開設された骨組体を構成する。そして上記の如く周設された傾斜窓口には、これを閉成するように焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントを内設するのである。かくして請求項1にあっては、前記従来例における可成り小面積である金属繊維バーナエレメントkに比し、傾斜窓口の全外周側面積に近い焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントを張設することで、その全面積を大幅に増大可能とし、これにより従来例に比し、さらに小形化しても、充分に多数な微細炎孔を保有させ得るようにしている。
【0009】
本発明の第2の目的は、複数の傾斜窓口を支脚部によって画成することにより、一つの傾斜窓口における焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントに消炎現象が生じたとしても、隣装の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントまで当該消炎が伝播することを前記の支脚部が抑止し、このことにより風防筒などを設けなくとも消炎発生による発炎の消失といった不本意な問題を解消可能にすることである。そして本発明では、このようなバーナヘッドにおける焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントを、焼結メタルファイバー製多炎孔体と金網とにより構成するようにした望ましい実施態様を明示している。
【0010】
本発明は、上記のような構成に加えそのバーナヘッド内における上位側に回流用面を形成することによって、空燃混合管からの混合気を、周設されている傾斜窓口の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントに指向流出させ得るようにし、これにより充分な火力をもった炎の発生を保証しようとしている。そしてその回流用面を、回流用凹面とするか回流用凸面によって形成することで、上記目的達成上信頼性をより高めようとしている。
【0011】
本発明は、また、携帯式ガスバーナにおいて、これに付設されている五徳につき改良を加えたもので、バーナヘッドの天板部上に設けた五徳連結具の取着連枢部を抱被した放射状配置で、上下方向へ折畳自在なるよう五徳受承腕を適切に連枢する。そして上記五 連結具には横向スリット、上縁側被係止部を、五徳受承腕には基端側ピン、先端上位側係止部およびスリットを設けることにより、五徳連結具と五徳受承腕との連枢機構を適切に形成することで、五徳受承腕の使用状態からこれを適切に回動操作することで、当該五徳受承腕を垂下状態に垂下状態に折畳み自在なるよう構成するのである。
【0012】
かかる本発明の目的は、使用時にあって五徳受承腕を充分長く横向延出できるようにして、前説した図16、図17の欠点大鍋等の載置不能を解消すると共に、不使用時には五徳連結具に添って垂下可能とすることにより(すなわち図13図14で説示した従来例のように五徳受承腕を一箇所に集合させるものでないから)、小形化による包装、梱包に際しての取扱いや搬送を至便にする点でも満足な結果ることである。これに係る各種の実施態様として本発明では、五徳受承腕の先端上位側係止部を五徳受承腕の挟持板間に設けた係止ピンで形成すると共に上縁側被係止部を上縁係止欠所で形成したり、先端上位側係止部を係嵌用スリット上縁側被係止部を突片部でそれぞれ形成したり、また、先端上位側係止部を一対の五徳受承腕による挟持板の突起部上縁側被係止部を五徳連結具の肉厚両面それぞれ形成したりすることにより、上記の目的を確実に達成させる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記 (01) (04) に示す課題解決手段を特徴とし、これらの手段によって所期の目的を達成するものである。
(01) 本発明は、バーナヘッドが空燃混合管に連設されていること、および、液化ガス燃料容器からバルブブロックを介して上記空燃混合管内流入する燃料ガスと、一次空気流入口から上記空燃混合管内に流入する空気とが、混合気となって当該空燃混合管から上記バーナヘッド内上向きに噴出されるものであること、および、そのバーナヘッドの外周側位置に五徳が配設されていることを前提とする携帯式ガスバーナにおいて、上記の五徳が前記のバーナヘッドに取着された五徳連結具と、当該五徳連結具の取着連枢部を放射状配置で抱被し上下方向へ折畳み自在となるよう連枢した複数の五徳受承腕とを具備し、当該五徳受承腕の使用時には、その基端側ピンが、前記五徳連結具の横向スリットにおける基端縁部に係嵌されると共に、五徳受承腕の先端上位側係止部が、五徳連結具の上縁側被係止部に係嵌して五徳受承腕を横向状態に位置決め自在であり、五徳受承腕の不使用時には、上記五徳受承腕の先端側を上動することで、前記の先端上位側係止部を五徳連結具の上縁側被係止部から離脱した状態で五徳受承腕を引出し、これにより前記基端側ピンを前同横向スリットの先端縁部に向け移動可能とし、かつ当該状態の五徳受承腕が基端側ピンを中心として回動降下自在なるよう、五徳受承腕の折返し載置端縁部における基端側にあって、抱被された五徳連結具の先端上位角隅部が侵入可能なスリットを欠設し、これにより当該五徳受承腕が五徳連結具の取着連枢部における外側部に被嵌されて、垂下状態に折畳み保持できるものであることを特徴とする。
(02) 本発明は、上記 (01) の携帯式ガスバーナにおいて、五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部により形成された一対の挟持板間に跨設された係止ピンによって形成されると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、上向きに開口した上縁側被係止欠所により形成されていることを特徴とする。
(03) 本発明は、上記 (01) の携帯式ガスバーナにおいて、五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部に欠設した係嵌用スリットにより形成されていると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、上向きに開口して上記の係嵌用スリットに係脱自在な突片部により形成されていることを特徴とする。
(04) 本発明は、上記 (01) の携帯式ガスバーナにおいて、五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部から延出して形成された一対の挟持板にあって、内向きに挟持間隙をもって対設した突起部により形成されていると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、当該五徳連結具の肉厚両面により形成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯式ガスバーナについて、はじめ、図1図3を参照して説明する。図3と前掲従来例の説示内容から理解される通り液化ガス燃料容器1からバルブロック2を介して空燃混合管3内へ流入する燃料ガスGと、上記の空燃混合管3内へ一次空気流入口3aからの空気Aとによる混合気MGが、同上空燃混合管3に連設されたバーナヘッド4内へ上向きに噴出されると共に、このバーナヘッド4の外周側位置に配設された五徳7を具有している既知の携帯式ガスバーナの改良に係るものである。本発明では上記のバーナヘッド4の構成に特徴を有するものであって、空燃混合管3よりも太く、図示例では円形に形成された基板部4aと、この基板部4aから上向きにして、かつ先細りとなるよう傾斜して連設されている複数、すなわち図示例では四つの支脚部4bと、これら支脚部4bの上端にあって連設されて、上記した基板部4aと平行状に配設された天板部4cとによって、裁頭円錐状となるよう形成された骨組体4Aを具有している。
【0015】
上記骨組体4Aにあって、その基板部4aと支脚部4bおよび天板部4cとによって複数、すなわち図示例では4個の傾斜窓口4dが画成されることとなり、当該傾斜窓口4dは焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5の内設によって閉成されているのである。ここで、図1、図2の実施態様により当該バーナヘッド4について、さらに詳記すると骨組体4Aにおける基板部4aが、支脚具4bに連設されて分断状態となるよう形成された複数の被覆帯部4eと、図1(B)により理解される通り、空燃混合管3の上端部に連通して固着された底周板部4fと、その外周から立設した周立板部4gとからなる基底皿状部4hとからなり、当該基底皿状部4hに前記の被嵌帯部4eを内嵌固着することで構成されている。
【0016】
また前記の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5として図1(B)に例示されているものは、ステンレス鋼等を用いた焼結メタルファイバー製多炎孔体5aを笠状に形成して、これを骨組体4Aに内嵌しており、従って傾斜窓口4dを閉成していると共に、天板部4cの裏側にも当接するようにし、さらに当該焼結メタルファイバー製多炎孔体5aの内側から、これまた笠状に形成した金網5bを嵌合することで形成するようにしている。これに対し図2(A)における実施態様は、環状の焼結メタルファイバー製多炎孔体5aの嵌合で斜傾窓口4dを閉成し、これに上記した笠状の金網5bを嵌合してあるので、天板部4cの裏面には金網5bが直接押当しており、またこの際金網5bを採択せずに焼結メタルファイバー製多炎孔体5aだけで、焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5を形成することもできる。
【0017】
記のバーナヘッド4を用いるようにすることで、図13の従来例の如く単に金属繊維バーナエレメントを平面的に配設だけのものに比し、焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5が、笠形の骨組体4Aにおける支脚部4bを除いた傾斜窓口4dにわたる広い周側面に施されていることから、外形は可成り小さいものであっても、格段に多数の微細炎孔をもったバーナヘッド4とすることができる。しかも、一次空気流入口3aからの流入空気Aを充分に供給しても消炎状態となることなく、また二次空気の供給も充分に行い得ることから火力の強い炎を得ることができ、支脚部4bによって複数の傾斜窓口4dが分断されているので、一つの傾斜窓口4dにあって消炎現象が生じたとしても、これか隣装の傾斜窓口4dにおける発炎状況に対して不都合な影響を派生させる心配がない。なお、上記の説明内容にもある通り、焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5が、焼結メタルファイバー製多炎孔体5aと金網5bとにより形成されていてもよいことを内容としていると共に、さらにこの焼結メタルファイバー製多炎孔体5aが、焼結金属繊維束による織物とか、焼結金属繊維を絡めたウエブで形成されていてもよいことを明示している。ここで上述した焼結メタルファイバー製多炎孔体5aには、既知の如くステンレス繊維からなるステンレスファイバーマット等を使用することが望ましいが、これは当該金属ファイバーの酸化に伴って表面層が次第に崩落することも知られていることから、ステンレスファイバーマットの表面に多孔質セラミック層を接合することにより、高耐熱性を保有すべきことも提案されている。
【0018】
つぎに図1(B)を参照して説明すると、ここに例示されたものには以下の内容が付加されている。すなわち、既説のバーナヘッド4内における上位側にあって、空燃混合管から上向きに流出の混合気MGが、前説の傾斜窓口4dを閉成して内設の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5に向けて変向されるようにした回流用面6を形成するのである。このため図1(A)にあっては、前記天板部4cの中央にあって取着用螺筒6aを貫装固設し、上記した回流用面6として下向きである回流用凹面6bを採択し、これが止螺子6cを取着用螺筒6aに螺着することにより形成されるようにしてある。図中取着用螺筒6aの上端部に固定螺子6dにより固着されているのは、後述する五徳7を設けるための五徳用取着金具6eを示している。
【0019】
本発明のこの携帯用ガスバーナによるときは、空燃混合管3から上向きに流出して来る混合気MGを、強制的に外周側の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント5に向けて変向することになるので、前記の作用に加え一層燃焼効率が助勢され高出力で安定した炎の継続を保証することになる。上記の回流用面6については回流用凹面6bを採択するようにしてもよい。これについては、また、図2(B)に例示する通り、図1(B)の部材を反転止螺子6cを取着用螺筒6aに螺着すること回流用凸面6fを形成するようにしても、回流用凹面6bの場合と同等の作用を発揮させることができる。
【0020】
本発明は、また、前述した携帯式ガスバーナの構成特異な折畳式の五徳7を採択したりする。この場合は、前記した天板部4cにおける五徳用取着金具6eを利用しバーナヘッド4に取着された五徳連結具7aと、取着連枢部7bを抱被して図4のような放射状配置上下方向へ折畳み自在となるよう連枢された複数の五徳受承腕7cとが具備されている。ここで図3図5図6に示した実施態様では、上記の五徳用取着金具6eに連設された五徳連結具7aが、その複数固設された板状の上記取着連枢部7bにより、バーナヘッド4の天板部4cと基板部4aとに係嵌されることで挟装取着される。
【0021】
本発明携帯式ガスバーナについて、上記五徳受承腕7cの操作による挙動を図5・図6 に基づき説明すると、取着連枢部7bにおける上位側にあって横向スリット7dが穿設されていると共に、上端縁には上縁側被係止部7eとしての上縁係止欠所7eが欠設されている。一方前記の五徳受承腕7cには、上記横向スリット7dに係嵌された基端側ピン7fと、上記の上縁係止欠所7eに係脱自在な先端上位側係止部7Gとしての先端側ピン7gが設けられ、さらに五徳受承腕7cにおける折返し載置端縁部7hの基端側には、スリット7iが欠設されている。ここで、7jは横向スリット7dの基端部、7kは同じく横向スリット7dの先端縁部を示し、7mは前記取着連枢部7bにおける外側部7nの先端上位角隅部を示す。さらに図3図4において、2aはガス流量調整つまみを示す。
【0022】
上記五徳受承腕7cの使用状態や不使用状態はつぎの通りである。図5(A)は五徳受承腕7cの使用状態である。これは基端側ピン7fが五徳連結具7aの横向スリット7dにおける基端縁部7i係嵌され、かつ、五徳受承腕7cの先端側ピン7gが五徳連結具7aの前上縁係止欠所7eに係嵌されること、すなわち、五徳受承腕7c横向の伸長状態に位置決め自在となるよう構成されていることで使用状態にできるものである。この五徳受承腕7cを使用状態から不使用状態にするときは、まず図5(B)のよう五徳受承腕7cの先端側を上動すること先端側ピン7gを五徳連結具7aの上縁係止欠所7eから離脱させ、ついで図6(A)のように五徳受承腕7cを引き出す。これで基端側ピン7fは横向スリット7dの先端縁部7k側に移動する。五徳受承腕7cが基端側ピン7fを中心として図6(A)の状態から図6(B)のように回動降下するように、五徳受承腕7cにおいて折返し載置端縁部7hの基端側にある前記スリット7iは、抱被された五徳連結具7aの先端上位角隅部7mに侵入可能なるよう欠設されているのである。したがって五徳受承腕7cは、五徳連結具7aの取着連枢部7bにおける外側部に被嵌することで、図6(B)の如き垂下状態折畳状態となる。
【0023】
以上のように五徳7が構成されているため、本発明携帯式ガスバーナの使用に際し、五徳受承腕7cをバーナヘッド4に設けられた五徳連結具7aから充分に長く延出することができ、そこに大容量の鍋釜を乗せることができる。しかも簡易な操作で、五徳受承腕7cは五徳連結具7aの取着連枢部7bに対し、これを抱持するようにして垂下状態とすることができ、このため不使用による収納とか梱包に際しては、その外径を均一にして、しかも取着連枢部7bと殆ど変わらない位置まで減縮して小形化することが可能となる。
【0024】
本発明携帯式ガスバーナの他実施態様について図7図9を参照して説明すると、前記した五徳7における五徳受承腕7cの先端上位側係止部7Gとしては、この五徳受承腕7cにおける折返し載置端縁部7hにあって欠設された係嵌用スリット7g’が採択されている。そして五徳連結具7aの上縁側被係止部7Eは、上記した係止用スリット7g’に対して係脱自在なるよう設けられた突片部7e’によって形成するのである。従って当該実施態様の場合にあっても、図8のように五徳連結具7aの突片部1e’に対して、五徳受承腕7cの係嵌用スリット7g’を係止することで、当該五徳受承腕7cを使用可能な水平状態に保持できるのである。これについてはすでに説明した内容からも理解し得るところである。さらに、図9のように五徳受承腕7cを既説の如く回動操作することでこれを垂下状態に折り畳めることが、ここでは説明省略されている。
【0025】
本発明携帯式ガスバーナの別異の実施態様ついて、図10図12を参照して説明する。ここでは突片部7e’や係嵌用スリット7g’をも図示しているが、もちろんこれらを採択しなくとも、以下に示す構成が具備されていれば五徳受承腕7cを図11の使用状態に保持したり、図12の折畳み状態とすることが可能である。この実施態様では、まず図10(A)(B)によって理解される通り五徳受承腕7cの先端上位側係止部7Gが、前記折返し載置端縁部7hから延出して形成された一対の挟持板7c1、7c2にあって、内向きに挟持間隙gをもって対設した突起部7p、7pにより形成されている。そして五徳連結具7aの上縁側被係止部7Eが、当該五徳連結具7aの肉厚両面7q、7qによって形成されるようにしている。従ってこの実施態様の場合既述の説明で詳記した内容からも理解される通り、図11の如く五徳受承腕7cの使用状態にあっては、その突起部7p、7pにおける挟持間隙gに取着連枢部7bが圧入固持されることにより、当該使用状態が保持されると共に、図12の如き折畳み状態とすることができる。この際には上記の突起部7p、7pが前取着連枢部7b外側部7nに欠設された切込部7rに挿入されること突起部7p、7pにより取着連枢部7bが挟圧挟持されることがなくなり、また五徳受承腕7cを充分に閉じた折畳状態とすることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る携帯式ガスバーナは焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントを骨組体における傾斜窓口に張装内設するようにしたので、極めて多数の微細な炎孔を自蔵する焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントが、側方へ向けて大形化することなしに広面積にわたり配設され得ることとなり、この結果従来例に比し極めて多数の炎孔を保有させ、一時的流入空気の増量により消炎状態が生ずるといったことも解消することができる。さらに、複数の傾斜窓口は支脚部によって画成されていることから、風防筒などを設けなくとも、消炎状態が隣装の傾斜窓口における焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントにまで伝播してしまうことなく、従って消炎消失といったことを確実に阻止することができる。このほか、焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントとしても望ましいものを備えているものである。
【0031】
本発明に係る携帯式ガスバーナはバーナヘッドの構成に対して、さらにバーナヘッド内に設けた回流用面により、空燃混合管からの混合気を、前記の焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメントに対して指向流出させ得るようにしたので、これにより充分な火力を発生し得ることになる。上記回流用面凹面であっても凸面であっても、上記の効果を発揮し得る。
【0032】
本発明に係る携帯式ガスバーナで五徳は、これをバーナヘッドに設けた五徳連結具に対して、五徳受承腕を保持状態で、五徳連結具の横向スリットとか上端側被係止部そしてスリットの設定と、五徳受承腕の基端側ピンと先端上位側係止部の適切な連係、係止の構成により、使用時には充分な横向伸長状態とすることができる。しかも不使用時には小形な五徳連結具と同等位置まで折り畳むことができるようにしたので、安心して大きな鍋釜を使用でき、かつ折り畳むことで従来例に比し大幅に小形化できるので、持ち運びとか包装、梱包、運搬に際して至便である。さらに、上記した先端上位側係止部を先端側ピンとか係嵌用スリットそして突起部により形成し、かつ上端側被係止部を夫々上縁係止欠所とか突片部そして五徳連結具の肉厚両面により形成することで前述した効果を確実に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係る携帯式ガスバーナのバーナヘッドにおける頭部のみを示した正面図で、(B)はそのバーナヘッド頭部と空燃混合管に連設のバーナヘッド基部とを示した一部切欠の正面略示説明図である。
【図2】 (A)は本発明に係るバーナヘッドの他実施態様を示す一部切欠の正面略示説明図で、(B)は本発明に係るバーナヘッドの要部縦断正面図である。
【図3】 本発明に係る携帯式ガスバーナの使用状態における要部を示した正面略示図である。
【図4】 図3の携帯式ガスバーナを示す平面略示図である。
【図5】 本発明に係る携帯式ガスバーナの五徳連結具と五徳受承腕との相互関係を示し、(A)は五徳使用状態における一部切欠の正面略示図で、(B)は五徳受承腕の上向き回動状況を示した正面略示図である。
【図6】 (A)は図5(B)の状態から五徳受承腕を引出した状況を示す正面略示図で、(B)はさらに五徳受承腕を回動降下させて垂下させた状態の正面略示図である。
【図7】 (A)は本発明に係る携帯式ガスバーナの五徳受承腕を示す正面図で、(B)は五徳連結具の一部材を示した正面図である。
【図8】 図7の五徳連結具と五徳受承腕との五徳使用状態における正面略示図である。
【図9】 図7の五徳連結具と五徳受承腕との折畳状態を示した正面略示図である。
【図10】 (A)は本発明に係る携帯式ガスバーナの五徳受承腕を示す正面図で、(B)は(A)のB−B線拡大断面説明図である。
【図11】 図10の五徳連結具と五徳受承腕との五徳使用状態を示した正面略示図である。
【図12】 図10の五徳連結具と五徳受承腕との折畳状態を示した正面略示図である。
【図13】 従来携帯式ガスバーナを示し、(A)はその縦断正面説明図、(B)はそのバーナヘッド箇所を示す平面図である。
【図14】 図13の携帯式ガスバーナを示し、(A)は五徳受承腕の使用状態における平面略示図で、(B)は不使用折畳状態の平面略示図である。
【図15】 他の従来の携帯式ガスバーナについて五徳受承腕の使用保持状態示した要部正面説明図である。
【図16】 その他の従来携帯式ガスバーナを示した平面略示説明図である。
【図17】 (A)は図16に係る携帯式ガスバーナの使用状態から五徳受承腕を引き上げ状態とした要部正面図で、(B)は不使用時の折畳完了状態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 液化ガス燃料容器
2 バルブブロック
3 空燃混合管
3a 一次空気流入口
4 バーナヘッド
4A 骨組体
4a 基板部
4b 支脚部
4c 天板部
4d 傾斜窓口
5 焼結メタルファイバー製多炎孔バーナエレメント
5a 焼結メタルファイバー製多炎孔体
5b 金網
6 回流用面
6b 回流用凹面
6f 回流用凸面
7 五徳
7E 上縁側被係止部
7G 先端上位側係止部
7a 五徳連結具
7b 取着連枢部
7c 五徳受承腕
7c1 挟持板
7c2 挟持板
7d 横向スリット
7e 上縁係止欠所
7e’ 突片部
7f 基端側ピン
7g 先端側ピン
7g’ 係嵌用スリット
7h 折返し載置端縁部
7i スリット
7j 基端縁部
7k 先端縁部
7m 先端上位角隅部
7n 外側部
7p 突起部
7q 肉厚両面
A 空気
G 燃料ガス
g 挟持間隙
MG 混合気

Claims (4)

  1. バーナヘッドが空燃混合管に連設されていること、および、液化ガス燃料容器からバルブブロックを介して上記空燃混合管内流入する燃料ガスと、一次空気流入口から上記空燃混合管内に流入する空気とが、混合気となって当該空燃混合管から上記バーナヘッド内上向きに噴出されるものであること、および、そのバーナヘッドの外周側位置に五徳が配設されていることを前提とする携帯式ガスバーナにおいて、上記の五徳が前記のバーナヘッドに取着された五徳連結具と、当該五徳連結具の取着連枢部を放射状配置で抱被し上下方向へ折畳み自在となるよう連枢した複数の五徳受承腕とを具備し、当該五徳受承腕の使用時には、その基端側ピンが、前記五徳連結具の横向スリットにおける基端縁部に係嵌されると共に、五徳受承腕の先端上位側係止部が、五徳連結具の上縁側被係止部に係嵌して五徳受承腕を横向状態に位置決め自在であり、五徳受承腕の不使用時には、上記五徳受承腕の先端側を上動することで、前記の先端上位側係止部を五徳連結具の上縁側被係止部から離脱した状態で五徳受承腕を引出し、これにより前記基端側ピンを前同横向スリットの先端縁部に向け移動可能とし、かつ当該状態の五徳受承腕が基端側ピンを中心として回動降下自在なるよう、五徳受承腕の折返し載置端縁部における基端側にあって、抱被された五徳連結具の先端上位角隅部が侵入可能なスリットを欠設し、これにより当該五徳受承腕が五徳連結具の取着連枢部における外側部に被嵌されて、垂下状態に折畳み保持できるものであることを特徴とする携帯式ガスバーナ。
  2. 五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部により形成された一対の挟持板間に跨設された係止ピンによって形成されると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、上向きに開口した上縁側被係止欠所により形成されている請求項1に記載の携帯式ガスバーナ。
  3. 五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部に欠設した係嵌用スリットにより形成されていると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、上向きに開口して上記の係嵌用スリットに係脱自在な突片部により形成されている請求項1に記載の携帯式ガスバーナ。
  4. 五徳における五徳受承腕の先端上位側係止部が、当該五徳受承腕の折返し載置端縁部から延出して形成された一対の挟持板にあって、内向きに挟持間隙をもって対設した突起部により形成されていると共に、五徳連結具の上縁側被係止部が、当該五徳連結具の肉厚両面により形成されている請求項1に記載の携帯式ガスバーナ。
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