JP3953870B2 - 車両のエアバックシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の外部に向けて展開させる車両用外置きエアバック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用外置きエアバック装置として、例えば▲1▼特開平7−108903号公報「ピラーエアバッグ装置」や▲2▼特開平10−71923号公報「車両用エアバッグ装置」が知られている。
上記▲1▼は、同公報の図1及び図2によれば、フロントバンパ12に取付けた歩行者衝突検出センサ13(符号は公報に記載の符号を流用した)と、この歩行者衝突検出センサ13が所定の検出結果を得たときに爆発させるインフレータ19と、このインフレータ19でフロントピラー17の外側に膨張展開させるピラーエアバッグ18とから構成したピラーエアバッグ装置である。
【0003】
上記▲2▼は、同公報の図3によれば、インフレータ7で膨張展開させるエアバッグ6と、このエアバッグ6の根本近傍に開けることでエアバッグ6の圧力を所定範囲の圧力に保つベントホール12と、エアバッグ6の圧力が所定圧力に達するまでベントホール12を塞ぐカバー13とから構成した車両用エアバッグ装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記▲1▼のピラーエアバッグ装置では、ピラーエアバッグ18の圧力が高まった状態で衝突物がピラーエアバック18に当たることになり、衝突物は大きな衝撃を受けたり、跳ね返されたりすることになり、十分に衝撃を吸収することはできないこともある。
また、上記▲2▼の車両用エアバッグ装置では、エアバッグ6の根本近傍にベントホール12が位置するので、ベントホール12はインフレータ7の設定位置にも近く、エアーバッグ6の内圧を保つ観点からすると、エアバッグ6を膨張展開するガスの不必要な流失が多いことになる。これではインフレータ7の量も増加するばかりである。
【0005】
そこで、本発明の目的は、衝突物の衝撃を十分に吸収できるとともに、ガスの不必要な流失を抑えることのできる車両用外置きエアバック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、フロントピラーの外方に、且つフロントピラーに倣わせてエアバッグを縦長状に膨出展開させる車両用外置きエアバッグ装置と、運転者の保護をする運転者用エアバッグとを備えた車両のエアバックシステムにおいて、車両外置きエアバック装置に、エアバッグの上端部に、膨出展開させたエアバッグの圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁を備え、運転者用エアバッグの内圧保持時間を50〜60msの間に設定し、車両外置きエアバック装置の内圧保持時間を、運転者用エアバッグの内圧保持時間よりも長い65〜160msの間に設定し、リリース弁に、ハウジングに移動可能に収納したボールと、このボールを押圧する圧縮ばねとを備えたことを特徴とする。
【0007】
例えば、衝突物の一部分がエアバッグに衝突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加する。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の衝撃を十分に吸収することはできない。
そこで、膨出展開させたエアバッグの圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁を備えることで、先ず、エアバッグで衝突物の一部分を受け、その後にエアバッグで衝突物の他の部分を受けたとしても、エアバックは一定圧に保つことができる。この結果、車両用外置きエアバッグ装置に、二次衝突が発生しても衝突物を十分に保護することができる。
また、エアバッグの上端部は衝突物が当たる可能性の低い部分であり、エアバッグの上端部にリリース弁を設けることで、衝撃吸収の妨げにならない。
さらに、車両外置きエアバック装置の内圧保持時間を、運転者用エアバッグの内圧保持時間よりも長く設定した。
【0008】
また、リリース弁に、ハウジングに移動可能に収納したボールと、このボールを押圧する圧縮ばねとを備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両外置きエアバック装置を搭載した車両の斜視図であり、10は車両、11は車体、12は前輪、13はフロントバンパ、14はヘッドライト、15はボンネット、16はフロントガラス、17はドア、18はドアミラー、19はルーフ、21はフロントピラー、22は左右のフロントピラー21,21に掛け渡すとともに、フロントガラス16の下端から前方に延ばすことでボンネット15の後端とフロントガラス16との間を塞ぐカウルを示す。
車両用外置きエアバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置40は、カウル22に収納し、必要に応じてカウル22から膨出展開させ、フロントピラー21の前面廻りを覆うことで、衝突物の衝撃を吸収するものであり、以下、その詳細を述べる。
【0010】
図2は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み込んだエアバッグシステムのシステム図であり、エアバッグシステム30は、運転者の保護をする運転者用エアバッグ31と、乗員を保護する乗員用エアバッグ32と、車両10の衝撃を検知する加速度センサ33と、膨出展開させることでフロントピラー21,21の前面廻りを覆うピラー用エアバッグ装置40,40(奥側の40は図示)と、フロントバンパ13に衝突物が当たったことを検知する検知センサ34と、この検知センサ34の情報でピラー用エアバッグ装置40,40を膨出展開させるとともに加速度センサ33の情報で運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させるECU(制御部)35と、からなる。
【0011】
すなわち、検知センサ34で衝突物を検知した場合に、ECU(制御部)35からの信号でピラー用エアバッグ装置40,40を膨出展開させ、加速度センサ33で所定の値を超える車両10の衝撃を検知した場合に、ECU(制御部)35からの信号で運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させる。
【0012】
図3は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面図であり、ピラー用エアバッグ装置40のセット状態を示す。
ボンネット15の後端部とフロントガラス16の下端部との間を塞ぐカウル22は、天井24、前板25、底板26及び後板27から構成する車両幅方向に延ばした略筒状の部材であり、天井24にピラー用エアバッグ装置40をセットするとともに膨出展開可能な開口28を形成したものである。
ピラー用エアバッグ装置40は、開口28に上部を臨ませ、下部をカウル22の底板26に取付け、開口28をピラー用エアバッグ装置40の膨出展開時に外れるリッド29で塞いだ構造である。
【0013】
図4は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の斜視図であり、ピラー用エアバッグ装置40は、カウル22の底板26に取付けるベース部材41と、このベース部材41内に収納したインフレータ42と、このインフレータ42を爆発させることで膨出展開させる縦長状のエアバッグ43と、このエアバッグ43の上端部48に取付けることで、膨出展開させたエアバッグ43が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁44と、からなる。なお、46はエアバッグの下端部49に配置した膨出ガスのガス注入口、47はベース部材41をカウル22の底板に固定するボルトである。
【0014】
図5は図4の5−5線断面図であり、リリース弁44は、エアバッグ43の上端部48に取付けるハウジング51と、このハウジング51に移動可能に収納したボール52と、このボール52を押圧する圧縮ばね53と、からなる。
ハウジング51は、ボール52及び圧縮ばね53を収納する収納部55と、膨出ガスを導入する導入孔56と、エアバッグ43の圧力が所定圧を超えたときにボール52をエアバッグ43外に排出するとともにエアバッグ43内の圧力を所定圧にするガス抜き孔57と、を備える。
【0015】
すなわち、ピラー用エアバッグ装置40は、フロントピラー21(図1参照)の外方に、且つフロントピラー21に倣わせてエアバッグ43を縦長状に膨出展開させるピラー用エアバッグ装置において、エアバッグ43の上端部48に、膨出展開させたエアバッグ43の圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁44を備えたものであると言える。
【0016】
一般的に、衝突物の一部分がエアバッグに衝突し、この状態で衝突物の他の部分が二次衝突をした場合を想定する。一般的に、衝突物の一部分がエアバッグ装置に衝突した状態ではエアバッグ内の圧力は増加する。このエアバッグ内の圧力が増加した状態で衝突物の他の部分が二次衝突をすれば、この衝突物の他の部分の衝撃を十分に吸収することはできない。
【0017】
そこで、膨出展開させたエアバッグ43の圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁44を備えることで、先ず、エアバッグ43で衝突物の一部分を受け、その後にエアバッグ43で衝突物の他の部分を受けたとしても、エアバック43は一定圧に保つことができる。この結果、ピラー用エアバッグ装置40に、二次衝突が発生しても衝突物を十分に保護することができる。
また、エアバッグ43の上端部48は衝突物が当たる可能性の低い部分であり、エアバッグ43の上端部48にリリース弁44を設けることで、衝撃吸収の妨げにならない。
【0018】
さらに、ピラー用エアバッグ装置40は、エアバッグ43に注入する膨出ガスのガス注入口46を、エアバッグ43の下端部49に配置したものであるとも言える。
エアバッグ43に注入する膨出ガスのガス注入口46を、エアバッグ43の下端部49に配置することで、リリース弁44をガス注入口46から離すことができ、不必要な膨出ガスの流出を回避することができる。
【0019】
次に、エアバッグシステム30の作動タイミング設定の一例を示す。
図6(a)〜(d)は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み込んだエアバッグシステムの作動タイミング図である。
(a)において、フロントバンパ13に衝突物Sが衝突し、この衝突物Sを検知センサ34が感知し、検知センサ34からECU(制御部)35に衝突物Sを感知した信号を送り、この信号に基づいてECU(制御部)35からインフレータ42(図5参照)を爆発させる信号を送り、エアバッグ43を膨出展開させる。
【0020】
(b)において、衝突物Sの検知すると15ms後からピラー用エアバッグ装置40の膨出展開を開始し、検知後65msで完了させる。シュミレーションの結果、比較的大きな衝突物では100msを超え120ms以下で膨出展開したエアバッグ43に到達し、中くらいの衝突物では120msを超え160ms以下で膨出展開したエアバッグ43に到達し、又比較的小さな衝突物では160msを超え170ms以下で膨出展開したエアバッグ43に到達する。そこで、65〜160msの間はエアバッグ43の内圧を保持して衝突物Sの衝撃吸収をするように設定する。
【0021】
(c)において、縦壁Tなどに車両10が衝突した場合には、運転者や乗員の保護のために、運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させる必要があり、加速度センサ33が衝撃を感知するとECU(制御部)35の指示で運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開させる。
【0022】
(d)において、車両10が縦壁Tに衝突したことを検知する10ms後から運転者用エアバッグ31及び乗員用エアバッグ32を膨出展開を開始し、検知後50msで完了させる。シュミレーションの結果、運転者(又は乗員)は、50msを超え100ms以下で運転者用エアバッグ31(又は乗員用エアバッグ32)に当たる。従って、50〜60msの間は運転者用エアバッグ31(又は乗員用エアバッグ32)を保持するようにし、衝撃吸収するようにした。
【0023】
以上に述べたピラー用エアバッグ装置40の作用を次に説明する。
図7(a)〜(c)は本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の第1作用説明図である。
(a)において、フロントバンパ13に衝突物Sが衝突し、この衝突物Sを検知センサ34(図2参照)で感知し、検知センサ34からECU(制御部)35(図2参照)に衝突物Sを感知した信号を送り、この信号に基づいてECU(制御部)35からインフレータ42(図5参照)を爆発させる信号を送り、エアバッグ43を矢印▲1▼の如く膨出展開させる。
【0024】
(b)において、ボンネット15上に衝突物Sは跳ね上げられ、先ず、衝突物Sの一部分が矢印▲2▼の如くエアバッグ43に当たり、このエアバッグ43で衝撃の吸収を図る。このときに、エアバッグ43に取付けたリリース弁44を開放してなエアバッグ43の内圧をと持つことができる。
【0025】
(c)において、衝突物Sの他の部分が矢印▲3▼の如くエアバッグ43に当たる。先にも述べた通り、エアバッグ43はリリース弁44を備えるので、所定の内圧を保つことができる。この結果、衝突物Sの他の部分の衝撃を十分に吸収することができる。
【0026】
図8(a)〜(c)は本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の第2作用説明図であり、リリース弁44の動作を説明する。
(a)において、エアバッグ43を膨出展開した膨出ガスの圧力が矢印a1〜a3の如く導入孔56廻りに加わる。
(b)において、エアバッグ43の内圧が所定の圧力を超えると、リリース弁44のボール52を矢印bの如く押し上げる。
(c)において、膨出ガスが矢印cの如くガス抜き孔57からエアバック43外に噴出するとともに、ボール52はガス抜き孔57から外部に排出される。
【0027】
すなわち、膨出展開させたエアバッグ43の圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁44を備えることで、先ず、エアバッグ43で衝突物S(図7参照)の一部分を受け、その後にエアバッグ43で衝突物Sの他の部分を受けたとしても、エアバック43は一定圧に保つことができる。この結果、ピラー用エアバッグ装置40(図5参照)に、二次衝突が発生しても衝突物を十分に保護することができる。
【0028】
図9は本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエアバッグ装置の側面図であり、車両用外置きエアバッグ装置としてのピラー用エアバッグ装置60は、フロントピラー61に収納するエアバッグ43と、このエアバッグ63を膨出展開させるインフレータ62とからなり、エアバッグ63は、膨出展開させたエアバッグの圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁としての縫い合せ部64,64を備える。
【0029】
図10(a)〜(c)は本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエアバッグ装置の作用説明図である。
(a)において、衝突物S1を感知することでインフレータ62を爆発させ、フロントピラー61からエアバッグ63を膨出展開させる。
(b)において、衝突物S1がエアバッグ63に当たることでエアバッグ63の内圧が増加する。
(c)において、エアバッグ63の内圧が所定の圧力を超えることで、縫い合せ部64,64が裂け、エアバッグ63の内圧を所定の圧力にする。
【0030】
すなわち、膨出展開させたエアバッグ63の圧力が一定圧力を超えたときに裂けて所定圧力にする縫い合せ部64,64を備えることで、エアバック63は一定圧に保つことができる。この結果、車両用外置きエアバッグ装置60に、二次衝突が発生しても衝突物を十分に保護することができる。
【0031】
尚、第2実施の形態では図9に示すように、リリース弁としての縫い合せ部64を2個としてが、これに限るものではなく、1個又は3個以上の縫い合せ部を設けたものであってもよい。また、これらの縫い合せ部が裂ける強度を変化させた複数の縫い合せ部を組み合わせたものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、エアバッグの上端部に、膨出展開させたエアバッグの圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁を備えたので、エアバッグで衝突物の一部分を受け、その後にエアバッグで衝突物の他の部分を受けたとしても、エアバックは一定圧に保つことができる。この結果、車両用外置きエアバッグ装置に、二次衝突が発生しても衝突物を十分に保護することができる。
また、エアバッグの上端部は衝突物が当たる可能性の低い部分であり、エアバッグの上端部にリリース弁を設けることで、衝撃吸収の妨げにならない。
さらに、車両外置きエアバック装置の内圧保持時間を、運転者用エアバッグの内圧保持時間よりも長く設定した。
【0033】
また、リリース弁に、ハウジングに移動可能に収納したボールと、このボールを押圧する圧縮ばねとを備えたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両外置きエアバック装置を搭載した車両の斜視図
【図2】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み込んだエアバッグシステムのシステム図
【図3】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の側面図
【図4】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の斜視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る車両外置きエアバッグ装置を組み込んだエアバッグシステムの作動タイミング図
【図7】本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の第1作用説明図
【図8】本発明に係る車両用外置きエアバッグ装置の第2作用説明図
【図9】本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエアバッグ装置の側面図
【図10】本発明に係る第2実施の形態の車両外置きエアバッグ装置の作用説明図
【符号の説明】
21,61…フロントピラー、40,60…車両用外置きエアバッグ装置(ピラー用エアバッグ装置)、43,63…エアバッグ、44…リリース弁、46…ガス注入口、48…上端部、49…下端部、64…リリース弁(縫い合せ部)。

Claims (1)

  1. フロントピラーの外方に、且つフロントピラーに倣わせてエアバッグを縦長状に膨出展開させる車両用外置きエアバッグ装置と、運転者の保護をする運転者用エアバッグとを備えた車両のエアバックシステムにおいて、
    前記車両外置きエアバック装置は、前記エアバッグの上端部に、膨出展開させたエアバッグの圧力が一定圧力を超えたときに開いて所定圧力にするリリース弁を備え、
    前記運転者用エアバッグの内圧保持時間を50〜60msの間に設定し、前記車両外置きエアバック装置の内圧保持時間を、前記運転者用エアバッグの内圧保持時間よりも長い65〜160msの間に設定し
    前記リリース弁は、ハウジングに移動可能に収納したボールと、このボールを押圧する圧縮ばねとを備えたことを特徴とする車両のエアバックシステム。
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