JP3951610B2 - 配達方法、配達依頼方法、配達管理装置および配達依頼管理装置 - Google Patents

配達方法、配達依頼方法、配達管理装置および配達依頼管理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配達方法、配達依頼方法、配達管理装置および配達依頼管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する際には、複数の配達品を同一の場所で同時に発送し、各配達品に同時配達である旨の識別情報などを付し、同一の車両などにより配達先に同時に配達している。
【0003】
そして、こうした配達を管理する配達管理装置では、同一の配達先に同時に配達される複数の配達品を単一の配達品と同様に管理している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同一の配達先に同時に配達する複数の配達品が異なる場所にあるときには、配達を依頼する前に各配達品を異なる場所から集めておかなければならず、輸送費用が増大するという問題があった。また、輸送時間も必要なことから、配達に必要な時間も長時間化していた。
【0005】
本発明の配達方法は、異なる時間にまたは異なる場所から配達依頼された複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する方法を提供することを目的とする。また、本発明の配達依頼方法は、異なる時間にまたは異なる場所からの複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼方法を提供することを目的とする。本発明の配達管理装置は、異なる時間にまたは異なる場所から配達依頼された複数の配達品の配達を管理することを目的とする。本発明の配達依頼管理装置は、複数の場所から異なる配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼を管理することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の配達方法、配達依頼方法、配達管理装置および配達依頼管理装置は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の配達方法は、
異なる時間にまたは異なる場所から配達依頼された複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する配達方法であって、
(a)前記同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品の各々に同時配達を識別する同時配達識別符号を付して配達依頼を受諾し、
(b)該配達依頼を受諾した複数の配達品の各々を所定の配達拠点に配送し、
(c)該配達拠点に配送される配達品から前記同時配達識別符号に基づいて同時配達すべき複数の配達品を分別すると共に該同時配達識別符号に基づいて該同時配達すべき複数の配達品のすべてを確認した後に該配達拠点から該複数の配達品を前記配達先に同時に配達する
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の配達方法によれば、異なる時間にまたは異なる場所から配達依頼された複数の配達品を同一の配達先に同時に配達することができる。
【0009】
こうした本発明の配達方法において、前記ステップ(a)は、前記同時配達識別符号として同時配達すべき配達品のすべてに対して同一の配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを含む符号を付して配達依頼を受諾するステップであるものとすることもできる。こうすれば、ステップ(c)における確認を同一の配達注文番号と総個数とにより行うことができ、より確実に同一の配達先に同時に配達することができる。この態様の本発明の配達方法において、前記ステップ(a)は、前記同時配達識別符号として配達品毎に異なる配達番号を含む符号を付して配達依頼を受諾するステップであるものとすることもできる。こうすれば、ステップ(c)で同時に配達すべき配達品のすべてが確認されないときに、いずれの配達品が配送されていないかを確認することができる。
【0010】
また、本発明の配達方法において、前記ステップ(b)は、前記所定の配達拠点として前記配達先に基づいて決定される配達拠点、例えば配達先の最寄りの配達拠点または配達先を管轄する配達拠点に前記配達依頼を受諾した複数の配達品の各々を配送するステップであるものとすることもできる。こうすれば、効率的な配送および配達を行うことができる。
【0011】
さらに、本発明の配達方法において、前記ステップ(a)は前記同時配達識別符号として配達指定日を含む符号を付して配達依頼を受諾するステップであり、前記ステップ(c)は前記同時配達識別符号に含まれる配達指定日に前記同時配達すべき複数の配達品を前記配達先に配達するステップであるものとすることもできる。こうすれば、同時に配達すべき配達品をより確実に配達指定日に配達することができる。
【0012】
本発明の配達依頼方法は、
異なる時間にまたは異なる場所からの複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼方法であって、
前記同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品の各々に同時配達を識別する同時配達識別符号を付して配達依頼する
ことを要旨とする。
【0013】
この本発明の配達依頼方法によれば、同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品の各々に同時配達を識別する同時配達識別符号を付して配達依頼するから、
依頼されて配達する際に同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を確認することができ、より確実に同一の配達先に同時に配達することができる。
【0014】
こうした本発明の配達依頼方法において、前記同時配達識別符号として同時配達すべき配達品のすべてに対して同一の配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを含む符号を付して配達依頼するものとすることもできる。こうすれば、同一の配達注文番号と総個数とにより同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を確認することができる。この態様の本発明の配達依頼方法において、前記同時配達識別符号として配達品毎に異なる配達番号を含む符号を付して配達依頼するものとすることもできる。
【0015】
また、本発明の配達依頼方法において、前記同時配達識別符号として配達指定日を含む符号を付して配達依頼するものとすることもできる。こうすれば、配達指定日における配達をより確実なものとすることができる。
【0016】
異なる場所からの複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼に適用される態様の本発明の配達依頼方法において、前記異なる場所の各々から前記配達先に配達するのに要する時間に基づいて定まるタイミングで前記同時配達すべき配達品の各々を配達依頼するものとすることもできる。こうすれば、配達系における配達品の滞留時間を少なくすることができる。
【0017】
本発明の配達管理装置は、
複数の配達拠点に各々設置された拠点端末に接続され、異なる時間にまたは異なる場所から同一の配達先に同時に配達依頼される複数の配達品の配達を管理する配達管理装置であって、
前記同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を識別する同時配達識別情報と配達先情報とを含む配達情報を入力する情報入力手段と、
該入力された配達情報と予め設定された配達先と配達拠点との関係とに基づいて同時に配達される配達品を配送すべき配達拠点を決定する配達拠点決定手段と、
該決定された配達拠点に設置された拠点端末に前記配達情報の少なくとも一部を出力する情報出力手段と
を備えることを要旨とする。
【0018】
この本発明の配達管理装置では、情報入力手段により入力された同時配達識別情報と配達先情報とを含む配達情報の少なくとも一部を、配達情報と予め設定された配達先と配達拠点との関係とに基づいて決定される配達拠点に設置された拠点端末で表示または出力するから、異なる時間にまたは異なる場所から同一の配達先に同時に配達依頼された複数の配達品の配達の管理を適正に行うことができる。すなわち、配達拠点で同時に配達すべき複数の配達品の確認をより的確に行なって同一の配達先に同時に配達することができる。
【0019】
こうした本発明の配達管理装置において、前記情報入力手段は前記同時配達識別情報の一部として同時に配達すべき配達品のすべてに同一の番号として付される配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを入力する手段であり、前記情報出力手段は前記配達注文番号と同時に配達すべき配達品の総個数とを出力する手段であるものとすることもできる。こうすれば、配達拠点における確認を同一の配達注文番号と総個数とによって行なうことができ、より確実に同一の配達先に同時に配達することができる。この態様の本発明の配達管理装置において、前記情報入力手段は前記同時配達識別情報の一部として配達品毎に異なる配達番号を入力する手段であり、前記情報出力手段は前記配達番号を出力する手段であるものとすることもできる。こうすれば、配達拠点における確認を配達番号を用いて行なうことができる。すなわち同時に配達すべき配達品のすべてが確認されないときには、いずれの配達品が配送されていないかを確認することができる。
【0020】
また、本発明の配達管理装置において、前記情報入力手段は前記同時配達識別情報の一部として配達指定日を入力する手段であり、前記情報出力手段は前記配達指定日を出力する手段であるものとすることもできる。こうすれば、同時に配達すべき配達品をより確実に配達指定日に配達することができる。
【0021】
本発明の配達依頼管理装置は、
複数の場所から異なる配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼を管理する配達依頼管理装置であって、
前記同一の配達先に同時に配達すべき配達品名を入力する配達品名入力手段と、
該入力された配達品名に同時配達を識別する同時配達識別情報を付与する識別情報付与手段と、
前記入力された配達品名と前記付与された同時配達識別情報とを出力する出力手段と
を備えることを要旨とする。
【0022】
この本発明の配達依頼管理装置では、配達品名入力手段により入力された同一の配達先に同時に配達すべき配達品名に識別情報付与手段により同時配達を識別する同時配達識別情報を付与し、この配達品名と同時配達識別情報とを出力手段から出力するから、複数の場所から異なる配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼を適正に管理することができる。
【0023】
こうした本発明の配達依頼管理装置において、前記識別情報付与手段は、前記同時配達識別情報として同時配達すべき配達品のすべてに対して同一の配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを含む情報を付与する手段であるものとすることもできる。こうすれば、同一の配達注文番号と総個数とにより同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を確認することができる。この態様の本発明の配達依頼管理装置において、前記識別情報付与手段は、前記同時配達識別情報として配達品毎に異なる配達番号を含む情報を付与する手段であるものとすることもできる。
【0024】
また、本発明の配達依頼管理装置において、配達先と配達指定日とを入力する配達先指定日入力手段と、該入力された配達先と予め設定された配達先と配達拠点との関係とに基づいて前記同時に配達すべき配達品を配送する配達拠点を決定する配達拠点決定手段と、該決定された配達拠点へ前記複数の場所から配送するのに必要な配送時間と前記入力された配達指定日とに基づいて前記同時に配達される配達品の各々の前記複数の場所から発送のタイミングを設定する発送タイミング設定手段とを備えるものとすることもできる。こうすれば、同一の配達先に同時に配達すべき配達品の配達拠点での滞留を少なくすることができ、複数の場所から異なる配達品の同一の配達先への配達指定日における配達をより確実なものとすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例である配達依頼方法および配達方法の概念を例示する概念図であり、図2は実施例の配達依頼方法および配達方法を用いて配達する際に配達品に貼附する配達状の一例を示す説明図である。
【0026】
いま、図1に示すように、販売センターが顧客から商品A,B,Cの注文を受け、生産工場1から商品Aを、生産工場2から商品Bを、倉庫から商品Cをそれぞれ発送し、配達拠点で商品A,B,Cのすべてを確認した後に、配達拠点から商品A,B,Cを同時に顧客に配達する場合を考える。販売センターは、商品A,B,Cの注文を受けると、商品Aを生産している生産工場1と、商品Bを生産している生産工場2と、商品Cを保管している倉庫とに対して、図2に示す配達状に記載する項目のうちオーダーID,送り状番号,お届け先,品名,配達指定日,総個数を発送指示として連絡する。ここで、オーダーIDは商品A,B,Cの各配達に用いる配達状には同一の符号が用いられ、送り状番号は配達状毎に異なる番号が用いられる。総個数は配達品の個数を意味し、この場合、商品A,B,Cの3個となる。なお、配達指定日は、顧客からの指定がある場合に用いられる。生産工場1や生産工場2,倉庫は、販売センターから発送指示を受けると、配達状に連絡された事項を記載し、配達状を商品A,B,Cに貼附して配達品を配達する運送会社などに配達を依頼する。
【0027】
運送会社では、集荷した商品A,B,Cを各々の配達状のお届け先のエリアを管轄する配達拠点に配送し、配達拠点でオーダーIDと総個数とに基づいて同時に配達すべきすべての配達品(この場合、商品A,B,C)を確認し、これらの配達品のすべてを同時に顧客に配達する。このとき、配達指定日が記載されているときには、その日に同時に配達することになる。商品A,B,Cは、異なる場所から配送されるから、同時に配達拠点に配送されることはない。したがって、配達拠点では、同時に配達すべき配達品のすべてが配送されるまで待つことになる。
【0028】
以上説明した実施例の配達依頼方法および配達方法によれば、同時に配達すべき各配達品の配達状に同一のオーダーIDと配達品の総個数とを記載することにより、異なる場所から複数の商品を一旦集めた後に配達依頼を行なうことなく、異なる場所から直接に配達依頼をすることができると共に異なる場所から複数の商品を同一の配達先に同時に配達することができる。しかも、各配達品の配達状には異なる送り状番号を用いるから、配達拠点で同時に配達すべき配達品のうちいずれの配達品が確認されないかを知ることができる。
【0029】
次に、こうした実施例の配達依頼方法や配達方法に好適な配達依頼管理システムと配達管理システムとについて説明する。図3は、図1の概念図に対応した配達依頼管理システムの構成の概略を示す構成図である。実施例の配達依頼管理システムは、図示するように、販売センターに設置された配達依頼管理用コンピュータと、生産工場1や生産工場2,倉庫にそれぞれ設置された端末としてのコンピュータとによりネットワークを構成して成り立っている。
【0030】
配達依頼管理用コンピュータでは、図4に例示する配達依頼管理処理が実行される。この処理は、顧客から商品A,B,Cの注文を受けたときに所定の操作、例えば配達依頼管理のコマンドが入力されることにより実行される。配達依頼管理処理が実行されると、配達依頼管理用コンピュータは、まず、同時に配達すべき商品などのデータの入力を受け付ける処理を実行する(ステップS100)。具体的には次表1に例示するデータ入力欄を表示し、キーボードからの入力を待つ処理となる。入力されるデータの一例としては、オーダーID,お届け先、総個数、総個数分の送り状番号,総個数分の品名,配達指定日などである。なお、各送り状番号は、各品名に対応するようになっている。
【0031】
【表1】
Figure 0003951610
【0032】
次に、入力されたお届け先に基づいてそのエリアを管轄する配達拠点を決定する処理を実行する(ステップS102)。この配達拠点の決定処理は、例えば各配達拠点が管轄するエリアをハードディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、お届け先に入力される住所がいずれのエリアに属するかにより配達拠点を決定する処理とすることができる。続いて配達拠点を決定すると、生産工場1や生産工場2,倉庫から発送された配達品(商品A,B,C)が配達拠点に配送されるのに必要に配送時間をサーチする(ステップS104)。このサーチは、例えば生産工場1や生産工場2,倉庫から各配達拠点への配送時間を予めマップとして記憶しておき、配達拠点が決定されると記憶したマップから各配送時間を導出するものとすることができる。
【0033】
こうして配送時間がサーチされると、配送時間を用いて生産工場1や生産工場2,倉庫から商品A,B,Cを発送する発送予定日を設定する(ステップS106)。実施例では、発送予定日は、配達指定日が入力されているときには配達指定日の前日に商品A,B,Cが決定された配達拠点に配送されるように設定され、配達指定日が入力されないときには最も配送時間の長い商品が配達拠点に到達する日から逆算して設定されるものとした。
【0034】
こうして商品の発送予定日が設定されると、設定したデータと共に入力したデータを同時配達情報として出力し(ステップS108)、この処理を終了する。出力されるデータの一覧を次表2に示す。出力先としては生産工場1や生産工場2,倉庫のコンピュータから読みとり可能であれば如何なる先でも良い。例えば、同時配達情報を、生産工場1や生産工場2,倉庫のコンピュータがネットワークを介してアクセス可能な配達依頼管理用コンピュータのハードディスクに作成された所定のホルダに書き込むものとしたり、生産工場1や生産工場2,倉庫のコンピュータに直接出力するものとすることもできる。なお、表2中の各発送予定日は、各送り状番号や各品名に対応するようになっている。
【0035】
【表2】
Figure 0003951610
【0036】
図5は、生産工場1や生産工場2,倉庫にそれぞれ設置された端末としてのコンピュータにより実行される発送管理処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定のコマンドが実行されたときや配達依頼管理用コンピュータから同時配達情報が出力されたときなどに実行される。発送管理処理ルーチンが実行されると、まず、配達依頼管理用コンピュータから出力された同時配達情報を読み込む処理を実行する(ステップS110)。次に、読み込んだ同時配達情報の各品名のいずれかに端末としてのコンピュータが設置されている生産工場1や生産工場2、あるいは倉庫で取り扱っている商品があるかをサーチする(ステップS112)。そして、取り扱っている商品がサーチされたときには、その商品に関する情報を出力して(ステップS114)、本ルーチンを終了する。図1ないし図4や表1や表2の例では、生産工場1のコンピュータでは商品Aに関する情報として次表3に例示するデータが出力され、生産工場2のコンピュータでは商品Bに関する情報として表4に例示するデータが出力され、倉庫のコンピュータでは商品Cに関する情報として表5に例示するデータが出力される。
【0037】
【表3】
Figure 0003951610
【0038】
【表4】
Figure 0003951610
【0039】
【表5】
Figure 0003951610
【0040】
以上説明した配達依頼管理システムによれば、異なる場所から複数の商品を同一の配達先に同時に配達する際の依頼を確実に行なうことができる。しかも、各商品が配達拠点に同じ日に配送されるよう発送のタイミングを調節するから、配達拠点で同時に配達すべき配達品の一部が長い時間滞留するのを防止することができる。
【0041】
なお、実施例の配達依頼管理システムでは、販売センターに設置された配達依頼管理用コンピュータと、各発送場所である生産工場1や生産工場2,倉庫に設置されたコンピュータとによりネットワークを構築するものとしたが、生産工場1や生産工場2,倉庫にはコンピュータを設置せず、配達依頼管理用コンピュータで上述の表3ないし表5に示す帳票を出力し、それを生産工場1や生産工場2,倉庫にFAXなどにより通知するものとしても差し支えない。
【0042】
次に、運送会社などにより配達を管理する際の処理について説明する。図6は、図1の概念図に対応した配達管理システムの構成の概略を示す構成図である。実施例の配達管理システムは、図示するように、運送会社の図示しない配達管理センターなどに設置された配達管理用コンピュータと、生産工場1や生産工場2,倉庫の近傍の配達拠点N1〜N3や顧客の住所のエリアを管轄する配達拠点M1や他の配達拠点M2などの複数の配達拠点に設置されたコンピュータとによりネットワークを構成して成り立っている。
【0043】
配達管理用コンピュータでは、図7に例示する配達管理処理が実行される。配達管理処理では、まず、各配達拠点で入力される配達情報を読み込む処理を実行する(ステップS200)。各配達拠点で入力される配達情報は、例えば上述の表3ないし表5に例示するデータのうち発送予定日を除くすべてのデータである。
【0044】
次に、オーダーIDに基づいて配達情報の整理を実行する(ステップS202)。この処理は、同じオーダーIDを持つ配達情報を一つの配達情報として、例えば上述の表1に例示するデータのようにまとめる処理である。そして、配達情報のお届け先に基づいてそのエリアを管轄する配達拠点を決定する(ステップS204)。この配達拠点の決定処理は、配達依頼管理処理における配達拠点の決定処理と同様である。そして、決定した配達拠点に向けて整理した配達情報、例えば上述の表1に示すデータを出力して(ステップS206)、本ルーチンを終了する。
【0045】
各配達拠点では、その配達拠点に向けて出力された配達情報をコンピュータで読み込み、それを出力することにより、同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を確認する際に用いることができる。
【0046】
以上説明した配達管理システムによれば、異なる場所から複数の商品を同一の配達先に同時に配達する際の配達品の管理をより確実に行なうことができる。
【0047】
実施例の配達管理システムでは、各配達拠点で入力された配達情報を読み込んで、それを整理するものとしたが、前述の配達依頼管理システムの配達依頼管理用コンピュータとの通信などにより表1に例示する情報を直接入力するものとしてもよい。また、実施例の配達管理システムでは、運送会社の配達管理センターに設置された配達管理用コンピュータと各配達拠点に設置された複数のコンピュータとによりネットワークを構築するものとしたが、各配達拠点にはコンピュータを設置せず、配達管理用コンピュータで上述の表1に示す帳票を出力し、それを決定した配達拠点にFAXなどにより通知するものとしても差し支えない。
【0048】
上述の各実施例では、各配達品を特定するために配達品毎に異なる送り状番号を配達状に記載したりデータとして入力するものとしたが、送り状番号を用いないものとしてもかまわない。
【0049】
上述の各実施例では、販売センターが顧客から商品A,B,Cの注文を受け、生産工場1から商品Aを、生産工場2から商品Bを、倉庫から商品Cをそれぞれ発送し、配達拠点で商品A,B,Cのすべてを確認した後に、配達拠点から商品A,B,Cを同時に顧客に配達する場合を想定したが、発送場所は3箇所に限られず、2箇所や4箇所以上としてもよい。また、同じ発送場所から異なるタイミングで発送される複数の配達品を同一の配達先に同時に配達する場合にも適用できるのは勿論である。
【0050】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である配達依頼方法および配達方法の概念を例示する概念図である。
【図2】実施例の配達依頼方法および配達方法の用いて配達する際に配達品に貼附する配達状の一例を示す説明図である。
【図3】図1の概念図に対応した配達依頼管理システムの構成の概略を示す構成図である。
【図4】配達依頼管理用コンピュータにより実行される配達依頼管理処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図5】生産工場1や生産工場2,倉庫にそれぞれ設置された端末としてのコンピュータにより実行される発送管理処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図6】図1の概念図に対応した配達管理システムの構成の概略を示す構成図である。
【図7】配達管理用コンピュータにより実行される配達管理処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。

Claims (7)

  1. 複数の配達拠点に各々設置された拠点端末に接続され、異なる時間にまたは異なる場所から同一の配達先に前記複数の配達拠点のいずれかを経由して同時に配達依頼される複数の配達品の配達を管理する配達管理装置であって、
    前記同一の配達先に同時に配達すべき複数の配達品を識別する同時配達識別情報と配達先情報とを含む配達情報を入力する情報入力手段と、
    該入力された配達情報と予め設定された配達先と配達拠点との関係とに基づいて同時に配達される配達品を配送すべき配達拠点を決定する配達拠点決定手段と、
    該決定された配達拠点に設置された拠点端末に前記配達情報の少なくとも一部を出力する情報出力手段と
    を備える配達管理装置。
  2. 請求項1記載の配達管理装置であって、
    前記情報入力手段は、前記同時配達識別情報の一部として同時に配達すべき配達品のすべてに同一の番号として付される配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを入力する手段であり、
    前記情報出力手段は、前記配達注文番号と同時に配達すべき配達品の総個数とを出力する手段である
    配達管理装置。
  3. 請求項2記載の配達管理装置であって、
    前記情報入力手段は、前記同時配達識別情報の一部として配達品毎に異なる配達番号を入力する手段であり、
    前記情報出力手段は、前記配達番号を出力する手段である
    配達管理装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の配達管理装置であって、
    前記情報入力手段は、前記同時配達識別情報の一部として配達指定日を入力する手段であり、
    前記情報出力手段は、前記配達指定日を出力する手段である
    配達管理装置。
  5. 複数の場所から異なる配達品を同一の配達先に同時に配達する際の配達依頼を管理する配達依頼管理装置であって、
    前記同一の配達先に同時に配達すべき配達品名を入力する配達品名入力手段と、
    該入力された配達品名に同時配達を識別する同時配達識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記入力された配達品名と前記付与された同時配達識別情報とを出力する出力手段と、 配達先と配達指定日とを入力する配達先指定日入力手段と、
    該入力された配達先と予め設定された配達先と配達拠点との関係とに基づいて前記同時に配達すべき配達品を配送する配達拠点を決定する配達拠点決定手段と、
    該決定された配達拠点へ前記複数の場所から配送するのに必要な配送時間と前記入力された配達指定日とに基づいて前記同時に配達される配達品の各々の前記複数の場所からの発送のタイミングを設定する発送タイミング設定手段と
    を備える配達依頼管理装置。
  6. 前記識別情報付与手段は、前記同時配達識別情報として同時配達すべき配達品のすべてに対して同一の配達注文番号と該同時配達すべき配達品の総個数とを含む情報を付与する手段である請求項5記載の配達依頼管理装置。
  7. 前記識別情報付与手段は、前記同時配達識別情報として配達品毎に異なる配達番号を含む情報を付与する手段である請求項6記載の配達依頼管理装置。
JP2001010580A 2001-01-18 2001-01-18 配達方法、配達依頼方法、配達管理装置および配達依頼管理装置 Expired - Fee Related JP3951610B2 (ja)

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