JP3951570B2 - サウンド無線送信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来のパソコンやオーディオ機器に特殊なインタフェースを追加する事無く、 パソコンの音楽ソースを無線にて送信し、オーディオ機器で受信して出力することが可能なサウンド無線送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現状パソコンの音楽ソースは、パソコンに内蔵させたスピーカやパソコンのオプションデバイスの外付けスピーカから出力して聞かれているのが一般的である。家庭にある高音質のオーディオ機器でそれらのサウンドを楽しみたいと思った場合、特定インタフェースサポートのサウンドボードをパソコンに内蔵し、インタフェースケーブルをパソコンからオーディオ機器まで引き回して接続する必要がある。又はオーディオ機器側にパソコンとのリンクが可能なインタフェースを設けケーブル接続する必要がある(「Dell Digital Audio Receiver」)。関連する公知文献として例えば特開平11−27776号公報などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、パソコンの音楽ソースを無線で送信し、オーディオ機器で受信して出力することにより、特定インタフェースサポートのサウンドボードをパソコンに内蔵することや、ケーブルの引き回しの必要性を無くし、パソコンの音楽ソースを高音質のオーディオ機器で聴くことを可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
パソコンの音楽ソースを無線で送信し、オーディオ機器で受信して出力することにより、特定インタフェースサポートのサウンドボード内蔵や、ケーブルの引き回しの必要性を無くし、パソコンの音楽ソースを高音質のオーディオ機器で聴くこと、そのシステムにおいてオーディオ機器は機能追加の必要が無い方式とすること、そのシステムにおいて音楽ソース送信に必要なオーディオ関連部分を含むパソコンの制御を可能とすることのために、本発明は、パソコンからの音楽ソースの受信、及びオーディオ関連部分を含むパソコンの制御が可能なマルチファンクション対応で、パソコンの標準的な一つのインタフェースをサポートするインタフェース部と、インタフェース部から音楽ソースを受け取りオーディオ機器が一般にサポートしている無線データに変換する変換部と、変換部から受け取ったデータを無線信号として送信する送信部と、オーディオ関連部分を含むパソコンの機能を制御するコントロール部と、これら変換部、コントロール部、送信部を制御する送信システム制御部から構成される。
【0006】
インタフェース部は当システムのデバイスとしてのインプリメントや音楽ソース送信、及びオーディオ制御部コントロール等複数のファンクションについて、そのデータ送受信を制御するバスインタフェース制御部、当システムの有する機能識別子の音楽ソース送信用エンドポイント、オーディオ制御部コントロール用エンドポイントから構成される。
【0007】
変換部は送信する無線のチャネル及び周波数制御を行うチャネル/周波数制御部とパソコンの標準的な一つのインタフェースに対しDA変換するコンバータ部と無線データの変調部から構成される。
【0008】
コントロール部はオーディオ出力切り替え制御部、ボリューム制御部、音楽ソース選択/出力制御部等の幾つかのタスク制御部から構成される。送信システム制御部は変換部、送信部、コントロール部を制御する変換部制御部、送信部制御部、コントロール部制御部と、当システムに対するトリガー入力を制御するトリガー入力制御部から構成される。
【0009】
本発明によってパソコンの音楽ソースは、当システムのインタフェース部、バスインタフェース制御部により、パソコンの標準的な一つのインタフェースで、音楽ソース送信用エンドポイントに対し送信される。音楽ソースエンドポイントに送信された音楽ソースデータは、チャネル/周波数制御部で必要に応じチャネル成分制御、チャネル設定、周波数設定された後、コンバータ部に送信されパソコンの標準的な一つのインタフェースに対応したデータからアナログ信号に変換される。コンバータ部により変換されたアナログ信号は変調部でチャネル/周波数制御部からの周波数情報をもとに、オーディオ機器が一般にサポートしている無線信号に変調され送信部に送られ、送信部より無線信号としてオーディオ機器に送信され、オーディオ機器のスピーカにて出力される。
【0010】
又本発明によって音楽ソース送信に必要なオーディオ関連部分を含むパソコンの制御は、当送信システム制御部のトリガー入力制御部へ、パソコン制御のトリガーを入力することにより、コントロール部制御部にて各ファンクションに対応した制御部へ振り分けられて制御される。各ファンクションの制御部はオーディオ制御部コンロトール用エンドポイントを用い、パソコンの標準的な一つのインタフェースでパソコンに対する制御命令を発行する。
【0011】
パソコン制御が何らかのインタフェースのリモコン、又はオーディオ機器側の制御により無線でコントロール可能とすることのために、本発明は上記送信システム制御部のトリガー入力制御部にリモコンのコード又は無線信号を受信可能な機能を有する。本発明によってパソコンの各制御に応じたリモコンボタンを押下すること、又はオーディオ機器側を制御することにより送信されたリモコン/無線信号を、トリガー入力制御部で受信してトリガー入力し、パソコン制御を実施する。
【0012】
サウンドソースの無線送信は複数の周波数に対応し送信周波数の切り替えを可能とすること、複数のオーディオ機器に対し同一ソースを同時送信可能とすること、複数のオーディオ機器(複数チャネル)に対し異なるソースを同時送信可能とすること、複数のオーディオ機器(複数チャネル)に対する周波数設定を各々個別に設定するのではなく一括設定可能とすること、複数のオーディオ機器に対するチャネル設定を各々個別に設定するのではなく一括設定可能とすることのために、本発明は変換部のチャネル/周波数制御部にチャネル成分の分割生成を制御するチャネル成分制御部、送信システム制御部の変換部制御部からの入力を受けチャネル設定を行うチャネル設定部、周波数設定を行う周波数設定部を有する。
【0013】
チャネル成分制御部はチャネル成分を分割するチャネル成分分割部、及びチャネル設定部からの付加情報を追加しチャネル成分を生成するチャネル成分生成部から成る。
【0014】
チャネル設定部は変換部制御部からの入力を受けチャネル設定テーブルを制御するチャネルコントロール部、使用チャネルをセットするチャネル設定テーブル、使用チャネルを選択するチャネル選択部から成る。
【0015】
周波数設定部は変換部制御部からの入力を受け周波数設定テーブルを制御する周波数コントロール部、使用周波数をセットする周波数設定テーブル、使用周波数を選択する周波数選択部から成る。周波数設定テーブルには使用周波数の一括設定変更が可能なシフトレジスタを設ける。
【0016】
本発明によって、送信システム制御部、変換部制御部からの入力を受け、周波数設定部の周波数コントロール部により周波数設定テーブルに使用周波数を設定し、周波数選択部により使用周波数を選択し、変調部に対し使用周波数を設定/変更することで複数送信周波数に対応し、周波数の切り替えを可能とする。
【0017】
又本発明によって、チャネル成分制御部及びチャネル設定部、周波数設定部を制御し、同一成分の音楽ソースを複数の対象に同時に送信することにより、複数ののオーディオ機器に対し、同一成分の音楽ソース同時送信を可能とする。
【0018】
又本発明によって、チャネル成分制御部、チャネル設定部、周波数設定部を制御し、成分分割された異なる音楽ソースに、チャネル設定部により各々異なる付加情報をつけ区別したり、パソコンから送られた異なる音楽ソースを周波数設定部により各々異なる周波数に変調して、複数の対象に同時に送信することにより、複数のオーディオ機器への異なる音楽ソース同時送信を可能とする。
【0019】
又本発明によって、周波数コントロール部にて周波数設定テーブルへの使用周波数設定及び周波数設定テーブルのシフトレジスタ制御を行い、複数のオーディオ機器(複数チャネル)に対し、周波数設定/変更コマンドを送信することにより、複数のオーディオ機器(複数チャネル)への異なる周波数一括設定を可能とする(オーディオ機器側に周波数設定/変更コマンド受信モジュールを有する。)又、チャネルコントロール部にて、チャネル設定テーブルへの使用チャネル設定を行い、複数オーディオ機器に対しチャネル変更/設定コマンドを送信することにより、複数のオーディオ機器へのチャネル一括設定を可能とする(オーディオ機器側に周波数設定/変更コマンド受信モジュールを有する。)
周波数設定/変更は何らかのインタフェースのリモコン、又はオーディオ機器側の制御により無線でコントロール可能とすることのために、本発明は上記送信システム制御部のトリガー入力制御部にリモコンのコード又は無線信号を受信可能な機能を有する。
【0020】
本発明によって周波数変更/設定に応じたリモコンボタンを押下すること、又はオーディオ機器側を制御することで送信されたリモコン/無線信号をトリガー入力制御部の受信部で受信してトリガー入力し、周波数設定/変更を無線で制御可能とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示すサウンド無線送信システムブロック図である。本サウンド無線送信システム2は、パソコン1の標準インタフェースでパソコンに容易に接続可能な一つのインタフェース部3、とインタフェース部3から音楽ソースを受け取りオーディオ機器が一般にサポートしている無線データ(オーディオ機器が標準で対応可能な無線としてFMを使用する)に変換する変換部4と、変換部4から受け取ったデータを無線信号として送信する送信部5と、パソコンのオーディオ関連部分等を制御するコントロール部6及びこれら変換部4、送信部5、コントロール部6を制御する送信システム制御部7から構成される。なお、本実施例ではサウンド無線送信システムはパソコンと別筐体として説明するが、パソコン本体の筐体内部に持たせて、パソコン自体にFM送出機能を持たせることも可能である。
【0022】
インタフェース部3はパソコンの標準的インタフェースで、パソコンからの音楽ソース送信及びオーディオ制御等パソコンの制御が可能なマルチファンクション対応とするため、USB(又はIEEE1394等)とする。図2は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示すサウンド無線送信システム詳細構成図である。図2に示すようにインタフェース部3は本サウンド無線送信システム2のデバイスとしてのインプリメントや音楽ソース送信、及びオーディオ制御部コントロール等複数のファンクションについて、そのデータ送受信を制御するバスインタフェース制御部8、当システムの有する機能識別子でパソコンからの音楽ソース送信時に使用する音楽ソース送信用エンドポイント9、オーディオ制御等パソコンの制御時に使用するオーディオ制御部コントロール用エンドポイント10から構成される。バスインタフェース制御部8はこの二つのファンクションの音楽ソース通信エンドポイント9とオーディオ制御部コントロールエンドポイント10に対するバスインタフェース制御を行う。
【0023】
図2に示すように、変換部3はチャネル/周波数制御部11と幾つかのUSB-DAコンバータ部12a、12b、12c、FM変調部13a、13b、13cから構成される。チャネル/周波数制御部11は、インタフェース部3の音楽ソース送信用エンドポイント9から送信された音楽ソースデータに対し、必要に応じにてチャネル制御を行い音楽ソースデータにチャネル制御情報を付加する。USB-DAコンバータ部12a、12b、12cは チャネル/周波数制御部11から送られるパソコンの標準的なインタフェースに対応したデータを、アナログ信号に変換しFM変調部13a、13b、13cに送信する。FM変調部13a、13b、13cはそのアナログ信号をFM変調し送信部5に送信する。送信部5はそのFM変調された信号をFMにて送信する。
【0024】
図2に示すように、コントロール部6はオーディオ出力切り替え制御部14、ボリューム制御部15、音楽ソース選択/出力制御部16等の幾つかのタスク制御部から構成される。又送信システム制御部7は変換部4、送信部5、コントロール部6を制御する変換部制御部17、送信部制御部18、コントロール部制御部19と、当システムに対するトリガー入力を制御するトリガー入力制御部20から構成される。送信システム制御部7のトリガー入力制御部20は、オーディオ出力切り替え制御、ボリューム制御、音楽ソース選択/出力制御等の幾つかのパソコンに対するタスク制御トリガーが入力されると、コントロール部制御部へ通知する。コントロール部制御部はそのトリガーを各ファンクション毎に区別し、オーディオ出力切り替え制御部14、ボリューム制御部15、音楽ソース選択/出力制御部16等の幾つかのタスク制御部へ付随情報とともに送信する。オーディオ出力切り替え制御部14、ボリューム制御部15、音楽ソース選択/出力制御部16等の幾つかのタスク制御部は各タスク制御部に応じ、タスクを実行するためのコマンドやデータを、インタフェース部3のオーディオ制御部コントロール用エンドポイント10を用い、パソコンの標準的なインタフェースでパソコンに対する制御命令を発行する。送信システム制御部7のトリガー入力制御部20へのタスク制御トリガー入力は、トリガー入力制御部20に接続するコントロールボタンを設けて入力しても良いし、トリガー入力制御部20にリモコンやオーディオ機器からの無線信号を受信可能な受信部を設け無線で入力しても良い。
【0025】
図3は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示すチャネル/周波数制御部のブロック図である。図3に示すようにチャネル/周波数制御部11はチャネル成分の分割生成を制御するチャネル成分制御部21、送信システム制御部の変換部制御部からの入力を受けチャネルの設定を行うチャネル設定部22、周波数の設定を行う周波数設定部23より構成される。図4は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示すチャネル/周波数制御部詳細構成図である。図4に示すようにチャネル成分制御部は、音楽ソース送信用エンドポイントから送信されたデータのチャネル成分を分割するチャネル成分分割部24と、チャネル設定部からの付加情報を追加しチャネル成分を生成するチャネル成分生成部25を有する。チャネル設定部22は変換部制御部17からの入力を受けチャネル設定テーブル27を制御するチャネルコントロール部26、使用チャネルをセットするチャネル設定テーブル27、使用チャネルを選択するチャネル選択部28を有する。
【0026】
周波数設定部23は変換部制御部17からの入力を受け周波数設定テーブル30を制御する周波数コントロール部29、使用周波数をセットする周波数設定テーブル30、使用周波数を選択する周波数選択部31を有する。周波数設定テーブル30には使用周波数の一括設定変更が可能なシフトレジスタ32を設ける。周波数設定部23の周波数コントロール部29は、送信システム制御部7、変換部制御部17からの入力を受け、使用周波数を周波数設定テーブル30に設定する。周波数選択部31は、周波数設定テーブル30に設定された周波数を、各FM変調部13a、13b、13cに対し選択し通知する。各FM変調部13a、13b、13cは、 USB-DAコンバータ部12a、12b、12cから送信されたアナログ信号を周波数選択部31により通知された周波数にFM変調し、送信部5に送信することにより複数送信周波数に対応し、周波数の切り替えを可能とする。
【0027】
又チャネル成分制御部21のチャネル成分分割部24で成分分割された同一の音楽ソースデータ、又はチャネル成分分割部24で成分分割をせず、音楽ソース送信用エンドポイント9から送信されたそのままの音楽ソースデータを各USB-DAコンバータ部12a、12b、12cへ送信し、同一成分の音楽ソースを複数の対象に同時に送信することにより、複数のオーディオ機器に対し、同一成分の音楽ソース同時送信を可能とする。
【0028】
又チャネル成分制御部21のチャネル成分分割部24で成分分割された異なる音楽ソースデータに、チャネル設定部26により各々異なる付加情報をつけ区別したり、周波数設定部により各々異なる周波数に変調し、複数の対象に同時に送信することにより、複数のオーディオ機器(複数チャネル)への異なる音楽ソース同時送信を可能とする。
【0029】
又周波数コントロール部29にて周波数設定テーブル30への使用周波数設定及び周波数設定テーブルのシフトレジスタ32制御を行い、複数のオーディオ機器(複数チャネ)に対し、周波数設定/変更コマンドを送信することにより、複数のオーディオ機器(複数チャネル)への異なる周波数一括設定を可能とする(オーディオ機器側に周波数設定/変更コマンド受信モジュールを有する。)
送信システム制御部7のトリガー入力制御部20への周波数設定/変更トリガー入力は、トリガー入力制御部20に接続する周波数設定/変更ボタンを設けて入力しても良いし、トリガー入力制御部20にリモコン信号やオーディオ機器からの無線データを受信可能な受信部を設け無線で入力しても良い。
【0030】
図5は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す音楽ソース無線送信フローチャートである。まず、パソコンよりパソコンの標準的インタフェースUSBで音楽ソース送信用エンドポイント9に対し音楽ソースデータが送られる。そして音楽ソース送信用エンドポイント9はその音楽ソースデータをチャネル/周波数制御部11へ送信する。チャネル/周波数制御部11は、音楽ソース送信用エンドポイント9から送信された音楽ソースデータに対し、必要に応じにてチャネル制御を行い音楽ソースデータにチャネル情報を付加し、USB-DAコンバータ部12a、12b、12cへ送信する。USB-DAコンバータ部12a、12b、12cは チャネル/周波数制御部11から送られたデータをアナログ信号に変換しFM変調部13a、13b、13cに送信する。FM変調部13a、13b、13cはそのアナログ信号をチャネル/周波数制御部11からの周波数情報をもとにFM変調し送信部5に送信する。送信部5はそのFM変調された信号をFMにてオーディオ機器に対し送信し、オーディオ機器のスピーカより出力する。
【0031】
図6は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示すオーディオ関連部分を含むパソコン制御フローチャートである。まず、トリガー入力制御部20へ、オーディオ出力切り替え制御、ボリューム制御、音楽ソース選択/出力制御等、幾つかのパソコンに対するタスク制御トリガーを入力する。トリガー入力は、トリガー入力制御部20にコントロールボタンや、リモコンやオーディオ機器からの無線信号を受信可能な受信部を設け入力する。そしてトリガー入力制御部20はトリガー入力をコントロール部制御部へ通知する。コントロール部制御部はそのトリガーをタスク毎に区別し、オーディオ出力切り替え制御部14、ボリューム制御部15、音楽ソース選択/出力制御部16等の幾つかのタスク制御部へ付随情報とともに送信する。オーディオ出力切り替え制御部14、ボリューム制御部15、音楽ソース選択/出力制御部16等の幾つかのタスク制御部は各タスク制御部に応じ、タスクを実行するためのコマンドやデータをオーディオ制御部コントロール用エンドポイント10に送信する。オーディオ制御部コントロール用エンドポイント10はバスインタフェース制御部8の制御によりパソコンにそのコマンドやデータを送信し、パソコンを制御する。
【0032】
図7は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す周波数切り替えフローチャートである。まず、トリガー入力制御部20へ周波数変更のトリガーを入力する。トリガー入力は、トリガー入力制御部20に接続するコントロールボタンや、トリガー入力制御部20にリモコン信号やオーディオ機器からの無線データを受信可能な受信部を設け無線で入力する。そしてトリガー入力制御部20はトリガー入力を変換部制御部17へ通知する。変換部制御部17はそのトリガー及び付随する情報を周波数設定部23の周波数コントロール部29に送信する。周波数コントロール部29はそのトリガー及び付随する情報により、周波数設定テーブル30に使用周波数を設定する。周波数選択部31は、周波数設定テーブル30に設定された各周波数を、各FM変調部13a、13b、13cに対し選択し通知する。各FM変調部13a、13b、13cは、 USB-DAコンバータ部12a、12b、12cから送信されたアナログ信号を周波数選択部31により通知された周波数にFM変調し、送信部5に送信する。
【0033】
図8は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す複数オーディオ機器への同一音楽ソース同時送信フローチャート及び複数オーディオ機器への異なる音楽ソース同時送信フローチャートである。同一音楽ソース同時送信については、まずパソコンよりパソコンの標準的インタフェースUSBで、音楽ソース送信用エンドポイント9に対し音楽ソースデータが送られる。音楽ソース送信用エンドポイント9はその音楽ソースデータをチャネル成分分割部24へ転送する。音楽ソースデータはここで必要に応じ成分分割される。そしてチャネル成分分割部24は成分分割された又はされていない同一の音楽ソースデータをチャネル成分生成部25に送信する。チャネル成分生成部25はその音楽ソースデータをチャネル選択部28より受けたチャネル情報を対応させた後、各USB-DAコンバータ部12a、12b、12cへ同一データを送信する。
【0034】
USB-DAコンバータ部12a、12b、12cはそのデータをアナログ信号に変換し、FM変調部13a、13b、13cに送信する。FM変調部13a、13b、13cはそのアナログ信号をFM変調し送信部5に送信し、送信部5より複数のオーディオ機器に対し、同一成分の音楽ソースを含むFM変調信号を同時送信する。異なる音楽ソース同時送信については同一音楽ソース同時送信と同様に、まずパソコン1よりパソコンの標準的インタフェースUSBで音楽ソース送信用エンドポイント9に対し音楽ソースデータが送られる。音楽ソース送信用エンドポイント9はその音楽ソースデータをチャネル成分分割部24へ送信する。音楽ソースデータはここで成分分割される。
【0035】
そしてチャネル成分分割部24は成分分割された異なる音楽ソースデータをチャネル成分生成部25に送信する。チャネル成分生成部25はその音楽ソースデータにチャネル選択部28より受けたチャネル情報を対応させた後、各USB-DAコンバータ部12a、12b、12cへ送信する。USB-DAコンバータ部12a、12b、12cはそのデータをアナログ信号に変換し、FM変調部13a、13b、13cに送信する。FM変調部13a、13b、13cは周波数選択部31より受けた周波数情報を対応させ、FM変調し送信部5に送信し、送信部5よりFMにて複数のオーディオ機器に対し各チャネル、周波数対応で、異なる成分の音楽ソースを同時送信する。
【0036】
又異なる音楽ソース同時送信についてはパソコン1から異なる音楽ソースを送り、その各々の音楽ソースに対しFM変調部13a、13b、13cで周波数情報を対応させ、複数のオーディオ機器に対し、各周波数で異なる音楽ソースを同時送信することもできる。
【0037】
図9は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す複数オーディオ機器への異なる音楽ソース同時送信データ遷移図である。音楽ソース送信用エンドポイント9から送られたUSBデータは、チャネル成分分割部24にてL、R、Mスピーカへ出力するためのチャネル成分1 34、チャネル成分2 35、チャネル成分3 36に分割される。そのチャネル成分1 34、チャネル成分2 35、チャネル成分3 36は、チャネル成分生成部25に送られ、そこで必要に応じチャネル選択部より受けたチャネル1情報37、チャネル2情報38、チャネル3情報39を対応させ付加する。
【0038】
ここで付加されるチャネル情報は、 L、R、Mスピーカのデータ送信を区別するための情報であり、各々特定のIDとしても良い。チャネル成分生成部25はチャネル情報とチャネル成分の各組み合わせデータ、チャネル1情報37とチャネル成分1 34、チャネル2情報38とチャネル成分2 35、チャネル3情報39とチャネル成分3 36を各々のUSB-DAコンバータ部12a、12b、12cへ送信する。各USB-DAコンバータ部12a、12b、12cはチャネル情報とチャネル成分の各組み合わせデータ、チャネル1情報37とチャネル成分1 34、チャネル2情報38とチャネル成分2 35、チャネル3情報39とチャネル成分3 36を、アナログ信号1 40、アナログ信号2 41、アナログ信号3 42に変換する。
【0039】
無線に変換しないシステムについてはこれらアナログ信号1 40、アナログ信号2 41、アナログ信号3 42を各L、R、Mスピーカへ同時送信し、各スピーカより各々湖となる音楽ソースを出力しても良い。無線に変換する当システムにおいては、これらの各アナログ信号1 40、アナログ信号2 41、アナログ信号3 42はFM変調部13a、13b、13cに送られ、周波数選択部31より受けた周波数情報に対応し、各々異なる周波数でFM変調される。 FM変調された各信号、FM変調信号1 43、 FM変調信号2 44、 FM変調信号3 45は各々送信部5に送られL、R、Mスピーカへ送信される。この場合各スピーカは各周波数に対応する設定とする。
【0040】
図10は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す複数オーディオ機器(複数チャネル)への異なる周波数一括設定/変更フローチャートである。トリガー入力制御部20は入力された周波数設定/変更トリガーを変換部制御部17へ通知する。変換部制御部17はトリガー及び付随する情報を周波数コントロール部29へ送信する。周波数コントロール部29は周波数設定テーブル30へ使用周波数を設定し、複数オーディオ機器(複数チャネ)に対し、周波数設定コマンドを送信し、複数オーディオ機器への異なる周波数一括設定を可能とする(オーディオ機器側に周波数設定コマンド受信モジュールを有する。)又周波数コントロール部29は周波数設定テーブル30のシフトレジスタ32へシフト周波数情報を設定し、複数オーディオ機器(複数チャネ)に対し、周波数変更コマンドを送信し、複数オーディオ機器への異なる周波数一括変更を可能とする(オーディオ機器側に周波数変更コマンド受信モジュールを有する。)
図11は本発明によるサウンド無線送信システムの一実施例を示す複数オーディオ機器への異なるチャネル一括設定フローチャートである。周波数コントロール部29にてチャネル設定テーブル27へ使用チャネルを設定し、オーディオ機器に対し、チャネル設定コマンドを送信し、複数オーディオ機器への異なるチャネル一括設定を可能とする(オーディオ機器側にチャネル設定コマンド受信モジュールを有する。)
トリガー入力制御部20へのタスク制御トリガー入力は、トリガー入力制御部20に接続するコントロールボタンを設けて入力しても良いし、トリガー入力制御部20にリモコン信号やオーディオ機器からの無線データを受信可能な受信部を設け無線で入力しても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明によれば、パソコンの音楽ソースを家庭にある高音質のオーディオ機器で楽しみたい場合、特定インタフェースサポートのサウンドボードが不要で、インタフェースケーブルをパソコンからオーディオ機器まで引き回して接続する必要も無く、パソコンの音楽ソースを高音質のオーディオ機器で聴くことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサウンド無線送信システムの一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明のサウンド無線送信システムの一実施例をの詳細構成図。
【図3】本発明の一実施例のチャネル/周波数制御部のブロック図。
【図4】本発明の一実施例のチャネル/周波数制御部詳細構成図。
【図5】本発明の音楽ソース無線送信を示すフローチャート。
【図6】本発明の一実施例のパソコンのオーディオ関連部分の制御を示すフローチャート。
【図7】本発明の一実施例の周波数切り替えを示すフローチャート。
【図8】本発明の一実施例の複数オーディオ機器への同一音楽ソース同時送信フローチャート及び複数オーディオ機器への異なる音楽ソース同時送信フローチャート。
【図9】本発明の一実施例の複数オーディオ機器への異なる音楽ソース同時送信データ遷移図。
【図10】本発明の一実施例の複数オーディオ機器への異なる周波数一括設定/変更フローチャート。
【図11】本発明の一実施例の複数オーディオ機器への異なるチャネル一括設定フローチャート。
【符号の説明】
1・・・パソコン 2・・・サウンド無線送信システム 3・・・インタフェース部
4・・・変換部 5・・・送信部 6・・・コントロール部
7・・・送信システム制御部 8・・・バスインタフェース制御部
9・・・音楽ソース送信用エンドポイント
10・・・オーディオ制御部コントロール用エンドポイント
11・・・チャネル/周波数制御部
12a、12b、12c・・・USB−DAコンバータ部
13a、13b、13c・・・FM変調部 14・・・オーディオ出力切り替え制御部
15・・・ボリューム制御部 16・・・音楽ソース選択出力制御部
17・・・変換部制御部 18・・・送信部制御部 19・・・コントロール部制御部
20・・・トリガー入力制御部 21・・・チャネル成分制御部
22・・・チャネル設定部 23・・・周波数設定部 24・・・チャネル成分分割部
25・・・チャネル成分生成部 26・・・チャネルコントロール部
27・・・チャネル設定テーブル 28・・・チャネル選択部
29・・・周波数コントロール部 30・・・周波数設定テーブル
31・・・周波数選択部 32・・・シフトレジスタ 33・・・ USBデータ
34・・・チャネル成分1 35・・・チャネル成分2 36・・・チャネル成分3
37・・・チャネル1情報 38・・・チャネル2情報 39・・・チャネル3情報
40・・・アナログ信号1 41・・・アナログ信号2 42・・・アナログ信号3
43・・・FM信号1 44・・・FM信号2 45・・・FM信号3
46・・・FM電波

Claims (3)

  1. パソコンと接続するインタフェース部と、前記パソコンから前記インタフェース部を介して受け取る音楽ソースを無線データに変換する変換部と、該変換部から受け取ったデータを異なる周波数の無線信号として送信する複数の送信部と、前記変換部や前記送信部を制御する送信システム制御部から構成され、
    前記送信部は、複数のオーディオ機器に対し、同一音楽ソースを同時送信可能であるサウンド無線送信システム。
  2. パソコンと接続するインタフェース部と、前記パソコンから前記インタフェース部を介して受け取る音楽ソースを複数のチャネルの無線データに変換する変換部と、該変換部から受け取ったデータを異なる周波数の無線信号として送信する複数の送信部と、前記変換部や前記送信部を制御する送信システム制御部から構成され、前記送信部は、複数のオーディオ機器へ、異なる音楽ソースを同時送信可能な事を特長とするサウンド無線送信システム。
  3. 請求項2に記載のサウンド無線送信システムにおいて、前記変換部は L スピーカと R スピーカと M スピーカに出力するためのチャネル成分に分割し、前記送信部は複数のスピーカへ、各スピーカに対応する音楽ソースを同時送信することを特徴とするサウンド無線送信システム。
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