JP3948990B2 - 伸縮の少ない減容高性能エアフィルタ濾材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体、液晶、バイオ・食品工業及び、原子力発電所や病院施設などのRI(radio isotope)関係などで用いられる高性能エアフィルタにおいて、空気中の不純物を濾過するために使用される焼却減容可能な高性能エアフィルタ濾材に関する。
【002】
【従来の技術】
従来、高性能エアフィルタ濾材として、主原料がガラス繊維の物が広く用いられている。高性能エアフィルタとしては、粒径0.3μm 粒子を99.97%以上捕集するHEPA濾材と、粒径0.1μm粒子を捕集対象とし、HEPA以上の捕集効率を持つULPA濾材がある。また、放射性エアロゾル用高性能エアフィルタでは、JIS Z 4812においてフィルタユニットとして粒径0.15μm粒子を99.97%以上の捕集と規定されている。しかし、使用済み濾材は焼却処分が不可能なため、産業廃棄物として処理されている。また、特に、RI施設で使用された濾材は放射性廃棄物質となるため、環境の観点からも問題である。
【003】
この問題を解決するために、ガラス繊維と有機繊維を配合した濾材が提案されおり、焼却時に減容できる利点があるが、オールガラス繊維の濾材に比べフィルタ性能が悪い。また、性能が比較的良い再生セルロース繊維や天然セルロース繊維をガラス繊維と混抄した濾材が特公昭63−56806に示されているが、この方法では使用しているセルロース繊維が水分の影響を受け易く、ユニット加工時やフィルタユニットの使用時などでの熱や環境の湿度変化により濾材が伸縮を起こして変形するため、ユニットが変形してしまい、外観が悪くなる、極端な場合、隙間が生じてリークを起こしたり、濾材同士が接触して構造圧損が高くなるなどの問題点があった。
【004】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の課題は、従来のオールガラス繊維濾材と同等の性能を有し、焼却による減容が可能で、且つ、伸縮の少ない濾材を提供することである。
【005】
【発明を解決するための手段】
この課題は、平均繊維径0.65μm以下のガラス繊維を10〜50重量%、平均重合度400以上の高重合度再生セルロース繊維を35〜80重量%、その他有機繊維を0〜45重量%を混合してなる基材と、この基材100重量%に対して、繊維状バインダーを1 〜10重量%を配合させてなる、熱および湿度変化によるシート伸縮率が0.7%以下である減容高性能エアフィルタ濾材、及び原料繊維の抄紙段階以前の原料調整工程で繊維状バインダーを添加し、湿式抄紙法で抄紙し、その後に乾燥させることを特徴とする上記伸縮の少ない減容高性能エアフィルタ濾材の製造方法によって解決される。
【006】
【発明の実施の形態】
本発明の減容高性能エアフィルタ濾材はシート伸縮率が0.7%以下であることが必要である。このシート伸縮率は、610×610mm(タテ×ヨコ)の標準サイズのエアフィルタユニット(エアフィルタユニットの横方向は濾材をジグザグに折り込んだ流れ方向と一致。タテ方向は濾材の巾方向と一致。)でシート伸縮率が0.7%以下であれば、ユニットタテ方向で最大±約4mm以下の寸法変動に制御できることから算出されており、これ以上の寸法変動が起こるとエアフィルタユニットで前述の問題を生じてしまう。
【007】
なお、本発明のシート伸縮率とは、23℃×50%RHの環境下で調湿後のサンプルを基準とし、乾燥温度120℃で2時間乾燥した絶乾状態直後のシート収縮、および23℃×90%RH×24時間での調湿直後のシート伸びについてシート長さを実測し、基準値からの差を基準値で割った百分率で規定される。
【008】
本発明の濾材で用いられるガラス繊維は火焔延伸法やロータリー法で製造されるウール状のガラス繊維である。濾材の圧力損失を所定の値に保ち適正な捕集効率とするためには平均繊維径が0.65μm以下のガラス繊維を配合する、または、数種の繊維径のものをブレンド配合してもよい。ガラス繊維の配合率は10〜50重量%、好ましくは10〜40重量%、特に15〜30重量%が適当である。ガラス繊維の配合率が50重量%以上では焼却減容の目的が失われてしまう。また、10重量%未満ではガラス繊維の絶対量が不足し、捕集効率が悪くなる。
【009】
本発明において、平均重合度400以上の高重合度再生セルロース繊維とは、有機溶剤紡糸法によって得られるセルロース繊維であるリヨセル(テルセル又は有機溶剤紡糸セルロース繊維と呼ばれることもある)又は、ビスコース法で製造された平均重合度400以上のポリノジック繊維を意味する。再生セルロースとして広く知られるビスコースレーヨンやキュプラはビスコース法や銅アンモニア法により、セルロース誘導体を経由して製造されるのに対し、リヨセルはセルロースのままで有機溶剤に溶解させて、繊維状に再生されるため、セルロース分子の重合度低下が少ないまま分子が再配向され、強度が強いことが特徴である。また、ポリノジック繊維はビスコース法で製造されるが製造工程の工夫でセルロース繊維の重合度低下を防ぎ結晶化度を高めた繊維である。ちなみに、原料セルロースは通常700〜1000の平均重合度であるが、一般の再生セルロース繊維の平均重合度は200〜300程度まで低下してしまうのに対し、リヨセルの平均重合度は550〜600、ポリノジックの平均重合度は450〜700程度の高重合度となる。リヨセル繊維やポリジノック繊維は一般の再生セルロースに比べ、平均重合度が高く結晶化度が高いため、分子構造からして水分の影響による伸縮が少ないものとなっている。
【010】
その結果、高重合度再生セルロース繊維を配合した本発明のエアフィルタ濾材は、一般の再生セルロース繊維を配合したものに比べ、熱や湿度変化に対するシート伸縮率を低く押さえることが可能になる。
【011】
高重合度再生セルロース繊維の配合量は、35〜80重量%、好ましくは35〜60重量%、特に好ましくは35〜45重量%が適当である。35重量%より少ない配合量では、代わりとして、その他有機繊維を使用するために濾材の嵩高性が減って空隙率が低くなるため、濾材のフィルタ性能を下げてしまい、80重量%より多くなると平均重合度が高いとはいえシート伸縮率は0.7%以上となってしまう。
【012】
その他の有機繊維も減容効果を高めるために使用するが、公知のあらゆる有機繊維が使用できる。例えば、アクリル繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、アラミド繊維等が使用できる。配合量としては、0〜45重量%、好ましくは0〜35重量%、特に好ましくは0〜25重量%が適当である。再生セルロース繊維に比べ上記の有機繊維は、湿度変化による伸縮は優れるものの嵩高性が低く、圧力損失が極端に上がる傾向があるため、その結果フィルタ性能を下げてしまう。配合量が45重量%以上では、濾材のフィルタ性能を下げてしまい、オールガラス繊維濾材の性能に遠く及ばない。
【0013】
また、繊維状バインダーとは湿熱溶融タイプのPVAバインダー、鞘部に低融点のPET変性PPや変性ポリエステルを用いた芯鞘繊維などのことであり、製造時の乾燥工程に入るまでは初期の繊維状態を保持する特徴を持っている。繊維状バインダーは液状バインダーの様に、自身の表面張力、主体繊維との濡れ性に左右されることがないため、主体繊維に集中して成膜することなく主体繊維同士を点接着することが出来る。これにより、液状バインダーに比べ圧力損失の上昇が少なく、フィルタ性能に悪影響を及ぼさない。
【0014】
繊維状バインダーの添加量は、1〜10重量%が望ましく、1重量%未満では、加工、実使用に耐える濾材強度がでず、10重量%より多いと液状バインダーほどではないが、やはり濾材の目詰まりによる圧力損失の上昇が起こりフィルタ性能が低下する。
【0015】
また、繊維状バインダーは、製造時において原料繊維の抄造段階前の原料調整工程で繊維状バインダーを添加するいわゆる内添法で使用する必要がある。この方法により、繊維状バインダーは原料全体にわたって均一に分散し点接着することで、フィルタ性能、強度面でその実力を発揮できる。このため、繊維状バインダーは原料繊維をパルパー、ビータなどの分散工程で添加するのが望ましい。なお、原料の分散工程では、ガラス繊維の分散をよくするために、硫酸などにより、酸性領域であるpH2〜4の範囲で調整する方法、又は、中性領域で分散剤などの界面活性剤を使用してもよい。
【016】
分散させた原料スラリーは、湿式抄紙され、この湿紙を乾燥させることにより濾材を製造することが出来る。乾燥方法としては、熱風方式、赤外線方式など様々な方法が利用できるが、ヤンキードライヤーや多筒式ドライヤーのように熱圧着する方式の方がより高い強度物性を得ることが出来望ましい。また、乾燥温度は110〜150℃であるが、芯鞘繊維を用いた場合は鞘部の溶融温度により適正な温度設定をする必要がある。
【017】
撥水性を付与するためにシリコン系、フッ素系等の撥水剤を抄紙段階以降で付与させても問題ない。
【0018】
【実施例】
実施例1:
平均繊維径0.35μm の極細ガラス繊維30重量%、リヨセル繊維(アコーディス社製、商品名テンセル:重合度450〜700、繊維径2.2d×4mm)70重量%に、繊維状PVAバインダー2重量%(ユニチカ(株)SML 繊維径1.0d×3mm)を配合し、パルパーにてpH3.5の酸性水を用いて離解後抄紙機にて抄紙し、120℃の多筒式ドライヤーで乾燥し、目付重量77.0g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【0019】
実施例2
実施例1において、繊維状バインダーの配合率を8重量%とした以外は実施例1と同様にして、目付重量75.6g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【020】
実施例3
実施例1において、平均繊維径0.35μmの極細ガラス繊維30重量%、リヨセル繊維(アコーディス社製、商品名テンセル:重合度450〜700、 繊維径2.2d×4mm)45重量%、アクリル繊維(三菱レーヨン(株)ボンネルMVP 繊維径1.5d×5 mm)25重量%とした以外は実施例1と同様にして、目付重量75.8g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【021】
実施例4
平均繊維径0.35μmの極細ガラス繊維30重量%、ポリノジック繊維(東洋紡績(株)タフセル:重合度450、繊維径1.5d×5mm)45重量%、ポリエステル繊維(帝人(株)TAO4N 繊維径1.5d×3mm)25重量%に、繊維状PVAバインダー2重量%(ユニチカ(株)SML 繊維径1.0d×3mm)を配合し、パルパーにてpH3.5の酸性水を用いて離解後抄紙機にて抄紙し、120℃の多筒式ドライヤーで乾燥し、目付重量78.0g/m2 の濾材を得た。
【022】
比較例1
実施例1において、繊維状PVAバインダーの代わりに、湿紙状態でアクリルラテックスバインダー(大日本インキ工業(株)ボンコートAN−155)を基材100重量%に対し5重量%となる様付与した以外は実施例1と同様にして、目付重量76.6g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【023】
比較例2
平均繊維径0.35μmの極細ガラス繊維30重量%、レーヨン繊維(ダイワボウレーヨン(株)コロナ 繊維径2d×5mm)40重量%、ポリエステル繊維(帝人(株)TAO4N 繊維径1.5d ×3mm)30重量%に繊維状PVAバインダー2重量%(ユニチカ(株)SML 繊維径1.0d×3mm)を配合し、パルパーにてpH3.5の酸性水を用いて離解後抄紙機にて抄紙し、120℃の多筒式ドライヤーで乾燥し、目付重量80.0g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【024】
比較例3
平均繊維径0.35μmの極細ガラス繊維30重量%、リヨセル繊維(アコーディス社製、商品名テンセル:重合度450〜700、繊維径2.2d×4mm)10重量%、ポリエステル繊維(帝人(株)TAO4N 繊維径1.5d ×3mm)60重量%に繊維状PVAバインダー2重量%(ユニチカ(株)SML 繊維径1.0d×3mm)を配合し、パルパーにてpH3.5の酸性水を用いて離解後抄紙機にて抄紙し、120℃の多筒式ドライヤーで乾燥し、目付重量78.9g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【025】
比較例4
実施例1において、繊維状バインダーの配合率を13重量%とした以外は実施例1と同様にして、目付重量79.1g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
【026】
比較例5
平均繊維径0.65μmの極細ガラス繊維を100重量%に繊維状PVAバインダー2%(ユニチカ(株)SML 繊維径1.0d×3mm)を配合し、パルパーにてpH3.5の酸性水を用いて離解後抄紙機にて抄造し、120℃の多筒式ドライヤーで乾燥し、目付重量70 .2g/m2 の濾材を得た。後記表1のようなフィルタ性能が得られた。
実施例1〜4ならびに比較例1〜5の濾材の分析を下記の方法で行ない、結果を表1に示した。
【027】
(1)圧力損失:自製の装置を用いて、有効面積100cm2 の濾紙に面風速5.3cm/secで通風した時の圧力損失を微差圧計で測定した。
(2)DOP透過率:ラスキンノズルで発生させた多分散DOP粒子を含む空気を、有効面積100cm2 の濾紙に面風速5.3cm/secで通風した時のDOPの捕集効率をリオン社製レーザーパーティクルカウンターを使用し測定した。
(3)可燃物: 925±25℃、10分間電気炉にて加熱し、加熱前後での重量差を加熱前重量で除し百分率として求めた。
(4)PF値: 濾紙のフィルタ性能の指標となるPF値は、(1)と(2)の測定に基づき、次式より求めた。PF値が高いほど、同一圧力損失で高捕集効率を示す。
(5)シート伸縮率: 濾材の巾方向の寸法変化を下記により求めた。
▲1▼伸び率: 23℃×50%RHの環境下で調湿後のサンプルを基準とし、23℃×90%、RH×24時間調湿した直後でのシート伸びを測定し、基準長さに対する変化を百分率で計算
▲2▼収縮率:23℃×50%RHの環境下で調湿後のサンプルを基準とし、乾燥温度120℃で2時間乾燥した絶乾状態直後のシート収縮を測定し、基準長さに対する変化を百分率で計算
【028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明のエアフィルタ濾材は、オールガラス繊維濾材と同等のフィルタ性能を有し、使用後に焼却減容可能なフィルタ濾材であり、且つフィルタ濾材のシート伸縮率を0.7% 以下に制御したことで、加工時や使用時の寸法変化が少なく、従来のオールガラス繊維からなるエアフィルタ濾材に匹敵する捕集効率と環境変化に対する安定性を有する濾材が提供できる。
Claims (2)
- 平均繊維径0.65μm以下のガラス繊維を10〜50重量%、平均重合度400以上の高重合度再生セルロースを35〜80重量%、その他有機繊維を0〜45重量%を混合してなる基材と、この基材100重量%に対して、繊維状バインダーを1〜10重量%を配合させてなる、熱及び湿度変化に対するシート伸縮率が0.7%以下であること、かつ、前記高重合再生セルロース繊維が、有機溶剤紡糸法にて得られるセルロース繊維リヨセル又はビスコース法で製造されたポリノジック繊維であることを特徴とする焼却減容可能な高性能エアフィルタ濾材。
- 請求項1に記載の減容高性能エアフィルタ濾材の製造方法において、原料繊維の抄紙段階以前の原料調整工程で繊維状バインダーを添加し、その後に乾燥させることを特徴とする、前記製造方法。
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