JP3948390B2 - 受液器一体型凝縮器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒を凝縮する凝縮コア部と、凝縮コア部から流出する冷媒を気液二層に分離して液層冷媒を蓄える受液器とが一体となった受液器一体型凝縮器に関するものであり、例えば車両用冷凍サイクル装置に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冷媒が流通する複数のチューブの長手方向両端部に配設され、チューブ内と連通する左右一対のヘッダタンクと、この一対のヘッダタンクのうち一方のヘッダタンクにプレート部材を介して仮固定した後ろう付け固定されるとともに、チューブ内で凝縮され前記一方のヘッダタンクから流出する冷媒を気液二層に分離して液層冷媒を蓄える受液器とを備える受液器一体型凝縮器がある。
【0003】
このような受液器一体型凝縮器として、例えば、車両搭載上の制約等から、図4に示すように、受液器250の中心がヘッダタンク230の中心に対しチューブ211長手方向に直交する方向に偏心して固定されるものが知られている。そして、この受液器250固定部位には、例えば、図5に示すようなプレート部材260が用いられる。
【0004】
プレート部材260は、クランク状に形成された本体部261と、この本体部261の外周に形成された爪部262a、262bとからなる。そして、受液器250をヘッダタンク230に仮固定するときには、まず、爪部262aを受液器250にかしめ加工して受液器250とプレート部材260とを仮固定し、次に、爪部262bをヘッダタンク230にかしめ加工して受液器250とプレート部材260とからなる構成をヘッダタンク230に仮固定している。
【0005】
受液器250とプレート部材260とからなる構成をヘッダタンク230に仮固定するときには、爪部262b(図4中上側の爪部262b)には矢印方向のかしめ応力が付勢され、プレート部材260の本体部261のうち片面のみにヘッダタンク230が形成されている部位(図中261b)は、この付勢力によりヘッダタンク230から離れる方向に変形しようとする。この変形を防止するために、爪部262bかしめ工程においてはこの部位261bを押さえ込む受け治具を配設している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、受液器の固定位置が異なる受液器一体型凝縮器(例えば、受液器が左ヘッダタンクに固定される凝縮器と受液器が右ヘッダタンクに固定される凝縮器)を同一の製造ラインで製造しようとすると、固定位置が異なる凝縮器を製造する度に受け持具の段取り替え作業が必要となり、製造工程が複雑になるという問題がある。
【0007】
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、受液器の固定位置が異なる受液器一体型凝縮器を製造する場合であっても製造工程を簡素化することが可能な受液器一体型凝縮器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
冷媒が流通する複数のチューブ(111)の長手方向両端部に配設され、チューブ(111)内と連通する一対のヘッダタンク(120、130)と、
一対のヘッダタンク(120、130)のうち、一方のヘッダタンク(130)に固定されるとともに、チューブ(111)を流通する際に凝縮されて一方のヘッダタンク(130)から流出する冷媒を、気液二層に分離して液層冷媒を蓄える受液器(150)と、
一方のヘッダタンク(130)および受液器(150)の間に設けられ、本体部(161)と本体部(161)の外周に形成された爪部(162)とからなるプレート部材(160)とを備え、
爪部(162)が一方のヘッダタンク(130)および受液器(150)にかしめられて、受液器(150)が一方のヘッダタンク(130)にチューブ(111)の長手方向に直交する方向に偏心して仮固定され、
一方のヘッダタンク(130)とプレート部材(160)、プレート部材(160)と受液器(150)が互いにろう付け接合されることによって、受液器(150)が一方のヘッダタンク(130)に固定される受液器一体型凝縮器において、
プレート部材(160)の本体部(161)は、一方のヘッダタンク(130)および受液器(150)により両面から挟まれる第1本体部(161a)と、一方のヘッダタンク(130)もしくは受液器(150)が片面のみに接する第2本体部(161b)とを有しており、
第2本体部(161b)には、突出部(161c)が形成されていることを特徴としている。
【0009】
これによると、プレート部材(160)の本体部(161)のうち、片面のみに一方のヘッダタンク(130)もしくは受液器(150)が接している第2本体部(161b)は、突出部(161c)により剛性を向上することが可能である。したがって、かしめ工程において第2本体部(161b)を押さえ込むための受け持具を必要としない。このようにして、受液器(150)の固定位置が異なる受液器一体型凝縮器(100)を製造する場合であっても製造工程を簡素化することが可能である。
【0010】
また、請求項2に記載の発明では、突出部(161c)は、本体部(161)と厚さが略同一であることを特徴としている。
【0011】
これによると、突出部(161c)は、プレート部材(160)を製造するときに、プレス加工等により容易に形成することが可能である。
【0012】
また、請求項3に記載の発明では、
プレート部材(160)の爪部(162)は、第1本体部(161a)に形成された第1爪部(162a)と、第2本体部(161b)に形成された第2爪部(162b)とからなり、
第2爪部(162b)は、長さが第1爪部(162a)の長さより長くなるように形成されていることを特徴としている。
【0013】
これによると、第2爪部(162b)は、第1爪部(162a)より小さいかしめ応力によりかしめることが可能である。したがって、かしめ工程において第2本体部(161b)を変形し難いとともに、確実にかしめ加工を行なうことが可能である。
【0014】
また、請求項4に記載の発明では、プレート部材(160)には、表面にろう材がクラッドされていることを特徴としている。
【0015】
これによると、受液器(150)を一方のヘッダタンク(130)に固定するときに、ろう付け接合箇所にろう材を供給する工程を省略することができる。したがって、製造工程を一層簡素化することが可能である。
【0016】
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0018】
本実施形態は、本発明に係る受液器一体型凝縮器を車両用冷凍サイクル装置に適用したものであって、図1は、受液器一体型凝縮器100の全体概略構成図である。
【0019】
図1に示す受液器一体型凝縮器(以下、凝縮器)100は、コア部110、左ヘッダタンク120、右ヘッダタンク130および受液器150等から構成され、各部材はアルミニウムあるいはアルミニウム合金からなり、嵌合、かしめ、治具固定等により組付けられ、予め各部材表面に設けられたろう材等により一体でろう付けされている。
【0020】
コア部110は、内部を冷媒が流通する複数のチューブ111および複数のフィン112が交互に積層され、上下の最外方のフィン112の更に外方に断面コの字状に開口する強度部材としてのサイドプレート113が配設されたものであり、一体でろう付けされている。
【0021】
このコア部110の図1中の左右部、即ち、複数のチューブ111の長手方向両端部において、チューブ111の積層方向に延びる一対のヘッダタンク120、130(左ヘッダタンク120と右ヘッダタンク130)が設けられている。これらの両ヘッダタンク120、130には、チューブ孔(図示せず)が複数穿設されており、各チューブ111の端部がこのチューブ孔に嵌合、ろう付けされ、チューブ111と両ヘッダタンク120、130が互いに連通するようにしている。
【0022】
また、サイドプレート113の長手方向端部も両ヘッダタンク120、130にろう付けされている。そして、両ヘッダタンク120、130の長手方向端部の開口部121、131は、蓋部材140がろう付けされて閉塞されている。尚、蓋部材140は、サイドプレート113側に延びており、サイドプレート113にも、ろう付けされて凝縮器100としての強度を向上させるようにしている。
【0023】
また、各ヘッダタンク120、130内には、共に図1中の上下方向の同一位置において内部の空間を仕切るセパレータ122、132がろう付けされている。そして、左ヘッダタンク120のセパレータ122よりも上側には入口ジョイント123が、また下側には出口ジョイント124がそれぞれろう付けされ、左ヘッダタンク120の内部と連通するようにしている。
【0024】
受液器150は、押出し加工により形成された本体部をなす略円筒状の受液タンク151と、この受液タンク151の長手方向両端部の開口部151aを閉塞する蓋部材152、153とを有している。蓋部材152には右ヘッダタンク130に当接する当接部152aが設けられ、受液器150は、右ヘッダタンク130に当接部152aおよびプレート(本実施形態のプレート部材)160を介して固定され、セパレータ132を挟むように設けられた連通路171、172によって右ヘッダタンク130と受液器150の内部が互いに連通するようになっている。
【0025】
なお、プレート160を介する受液器150の右ヘッダタンク130に対する固定構造は、本発明の特徴部となっており、この詳細については後述する。
【0026】
上記のように構成される凝縮器100において、入口ジョイント123は、図示しない冷凍サイクル装置内の圧縮機の吐出側と接続され、また、出口ジョイント124は図示しない膨張弁と接続されている。そして、圧縮機から吐出された冷媒は入口ジョイント123から左ヘッダタンク120内に流入し、セパレータ122、132の上側のチューブ111群を流れ、外部空気と熱交換されて凝縮液化される。さらに、この冷媒は右ヘッダタンク130、連通路171から受液器150内に流入し、気液分離される。気液分離された冷媒のうち、液相冷媒が連通路172、右ヘッダタンク130からセパレータ122、132より下側のチューブ111群で更に過冷却され、出口ジョイント124から流出する。
【0027】
次に、本発明の要部について、図2および図3を用いて詳細に説明する。図2は、受液器150の右ヘッダタンク130への組み付け状態を示す平面図であり、図3は、図2中の右方向から見たプレート160の正面図である。
【0028】
両ヘッダタンク120、130(図2では130のみ図示)は、断面が略楕円状を成す筒状体であり、ここでは押出し加工により形成されている。上述したように、受液器150は、両ヘッダタンク120、130のうち、右ヘッダタンク(本実施形態の一方のヘッダタンク)130側に、チューブ111の長手方向に直行する方向に偏心して(約10mm偏心して)固定されている。
【0029】
右ヘッダタンク130の反チューブ側の側壁には平面を成す突状部135が形成されており、これに対向する受液器150の右ヘッダタンク側の側壁には平面を成す突状部151bが形成されている。
【0030】
プレート160は、両面にろう材がクラッドされた板材(厚さ約1mm)からプレス加工によって形成されたもので、図3に示すように、クランク状に形成された本体部161と、この本体部161の外周に形成された複数(本例では8つ)の爪部162とからなる。プレート160の本体部161には、前述した連通路171、172の一部を構成する流通孔163、164が穿設されている。
【0031】
本体部161は、後述する組み付けが行なわれ、図2に示すような組み付け状態となったときに、右ヘッダタンク130の突状部135と受液器150の突状部151bとに挟持される(換言すれば、両面に右ヘッダタンク130および受液器150が形成される)第1本体部161aと、右ヘッダタンク130の突状部135のみに接する(換言すれば、片面のみに右ヘッダタンク130が形成される)第2本体部161bとからなる。
【0032】
そして、第2本体部161bには、プレス加工によって、図3中紙面表側に突出するとともに、本体部161の他の部分と略同一厚さに形成されたの突出部161cが上側と下側にそれぞれ2つ設けられている。
【0033】
本体部161の外周部に設けられた爪部162のうち、図3中における上下方向の真中の4つの爪部162は受液器150側に曲げられており、上側と下側の4つの爪部162は右ヘッダタンク130側に曲げられている。また、爪部162は、上記第1本体部161aに形成された第1爪部162aと、第2本体部161bに形成された第2爪部162b(図3中右端部の2つの爪部)とからなり、第2爪部162bの長さは、第1爪部162aの長さより長くなっている。ちなみに、本例では、第1爪部162aの長さが約2.0mmであるのに対し、第2爪部162bの長さは約2.5mmとなっている。
【0034】
次に、右ヘッダタンク130への受液器150の組み付け方法について説明する。なおここでは、コア部110への左右のヘッダタンク120、130の組み付けおよび受液器150の組み立てについては説明を省略する。
【0035】
まず、プレート160の流通孔163、164が受液器150内と連通するように位置決めをして、プレート160の真中の4つの爪部162を受液器150の突状部151bにかしめて、仮固定する。
【0036】
次に、プレート160の流通孔163、164が右ヘッダタンク130内と連通するように受液器150とプレート160との組み付け体の位置決めをして、プレート160の上側と下側の4つの爪部162を右ヘッダタンク130の突状部135にかしめる。
【0037】
このかしめによって、受液器150は、右ヘッダタンク130に仮固定される。そして、右ヘッダタンク130と受液器150との間の大半の部分には、断熱構造となる隙間部180(図1参照)が形成される。
【0038】
以上のように受液器一体型凝縮器100の組み立て体が形成され、ろう付け炉に投入して、一体ろう付け接合される。ここでは、プレート160の両面にクラッドされたろう材により、右ヘッダタンク130とプレート160、プレート160と受液器150が互いにろう付けされる。
【0039】
上述の構成および組み付け方法によれば、プレート部材160の本体部161のうち、第2本体部161bは、形成された突出部161cにより剛性が向上しており、右ヘッダタンク130の突状部135に受液器150とプレート160との組み付け体をかしめ仮固定するときに、第2本体部161bを押さえ込むための受け持具を必要としない。したがって、受液器150の固定位置が異なる凝縮器(例えば、本実施形態の凝縮器100とこれに対称形状の凝縮器)を製造する場合であっても製造工程を簡素化することができる。
【0040】
また、プレート160の剛性向上により、仮固定状態において、受液器150を確実に保持することができ、従来の構造では必要であったろう付け時の受液器保持治具を廃止することが可能である。
【0041】
また、第2本体部161bの突出部161cは、プレート部材160をプレス加工するときに容易に形成することができる。
【0042】
また、第2本体部161bに形成された第2爪部162bは、第1爪部162aより長いので、小さいかしめ応力によりかしめることが可能である。したがって、かしめ工程において第2爪部162bのみを変形させ易く、確実に右ヘッダタンク130へのかしめ仮固定を行なうことができる。
【0043】
また、プレート160にクラッドされたろう材によって右ヘッダタンク130と受液器150とのろう付けが可能となるので、ろう材塗布の工程を設ける必要がなく、製造工程を一層簡素化することができる。
【0044】
なお、プレート160が右ヘッダタンク130と受液器150の間に介在されることによって、プレート160の板厚分の隙間部180が右ヘッダタンク130と受液器150間の大半の部分に形成できるので、受液器150での放熱促進、あるいはヘッダタンク130からの熱伝達を抑制して受液器150内の冷媒気化を抑制できる。
【0045】
(他の実施形態)
上記一実施形態では、プレート160の本体部161のうち、組み立て時に片面のみに右ヘッダタンク130が形成される部位(第2本体部161b)に、突出部161cを設けるものであったが、プレート160の本体部161のうち、組み立て時に片面のみに受液器150が形成される部位に突出部を設けるものであってもよい。上記一実施形態とは逆に、プレート160をヘッダタンク130にかしめた後、受液器150にかしめる場合には、上記構成の方が好ましい。
【0046】
また、上記一実施形態では、冷媒がセパレータ122、132の上側のチューブ111群(すなわち凝縮部)を図中左側から右側に流れる構成の凝縮器であったが、冷媒の流れはこれに限定されるものではない。例えば、ヘッダタンク内にセパレータを追加設置して、冷媒がU字状に流れる凝縮器であったり、S字状あるいはW字状に流れる凝縮器であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における受液器一体型凝縮器100の全体概略構成図である。
【図2】一実施形態における受液器150の右ヘッダタンク130への組み付け状態を示す平面図である。
【図3】一実施形態におけるプレート160の正面図である。
【図4】従来の受液器一体型凝縮器における受液器のヘッダタンクへの組み付け状態を示す平面図である。
【図5】従来の受液器一体型凝縮器におけるプレート部材の正面図である。
【符号の説明】
100 受液器一体型凝縮器
111 チューブ
120 左ヘッダタンク(ヘッダタンク)
130 右ヘッダタンク(一方のヘッダタンク)
135 突状部
150 受液器
151 受液タンク
151b 突状部
160 プレート(プレート部材)
161 本体部
161a 第1本体部
161b 第2本体部
161c 突設部
162 爪部
162a 第1爪部
162b 第2爪部

Claims (4)

  1. 冷媒が流通する複数のチューブ(111)の長手方向両端部に配設され、前記チューブ(111)内と連通する一対のヘッダタンク(120、130)と、
    前記一対のヘッダタンク(120、130)のうち、一方のヘッダタンク(130)に固定されるとともに、前記チューブ(111)を流通する際に凝縮されて前記一方のヘッダタンク(130)から流出する前記冷媒を、気液二層に分離して液層冷媒を蓄える受液器(150)と、
    前記一方のヘッダタンク(130)および前記受液器(150)の間に設けられ、本体部(161)と前記本体部(161)の外周に形成された爪部(162)とからなるプレート部材(160)とを備え、
    前記爪部(162)が前記一方のヘッダタンク(130)および前記受液器(150)にかしめられて、前記受液器(150)が前記一方のヘッダタンク(130)に前記チューブ(111)の長手方向に直交する方向に偏心して仮固定され、
    前記一方のヘッダタンク(130)と前記プレート部材(160)、前記プレート部材(160)と前記受液器(150)が互いにろう付け接合されることによって、前記受液器(150)が前記一方のヘッダタンク(130)に固定される受液器一体型凝縮器において、
    前記本体部(161)は、前記一方のヘッダタンク(130)および前記受液器(150)により両面から挟まれる第1本体部(161a)と、前記一方のヘッダタンク(130)もしくは前記受液器(150)が片面のみに接する第2本体部(161b)とを有しており、
    第2本体部(161b)には、突出部(161c)が形成されていることを特徴とする受液器一体型凝縮器。
  2. 前記突出部(161c)は、前記本体部(161)と厚さが略同一であることを特徴とする請求項1に記載の受液器一体型凝縮器。
  3. 前記爪部(162)は、前記第1本体部(161a)に形成された第1爪部(162a)と、前記第2本体部(161b)に形成された第2爪部(162b)とからなり、
    前記第2爪部(162b)は、長さが第1爪部(162a)の長さより長くなるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受液器一体型凝縮器。
  4. 前記プレート部材(160)には、表面にろう材がクラッドされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の受液器一体型凝縮器。
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