JP3948201B2 - 商品売買仲介装置及びその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品の売買、より具体的には、不要となった物品を必要とする人に販売する無人の商品取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワーク上で個人が売りたい商品を不特定多数に公開し、購入の申し出があった個人にその商品を販売する仮想店舗(以下、サイトという)がある。また、実際に個人が不要となった物品を店舗に持ち込み、その店舗を訪れる者に商品を展示し、必要とする人にその商品を販売する、所謂リサイクルショップもある。このリサイクルショップは、省資源、格安販売で近年人気ある。また、自動販売機を複数設置した無人の店舗も提案されている。
【0003】
また、所定の場所に個人が売りたい商品を持ち寄り、その所定の場所を訪れた者に商品を販売するフリーマーケットもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来において、以下の問題があった。
ネットワークを介した商品の売買は、所定の場所に出向く必要がないため便利であるが、商品を実際に見ることができないという問題があった。また、購入した商品を実際に手にするまでに時間がかかるという問題があった。更に、また、販売者及び購入者の双方が、ネットワークに接続できる環境を有する必要があるため、利用者が限られるという問題もあった。
【0005】
リサイクルショップは、店舗の設置場所が不便な場所にあったり良く知られていなかったりするため、販売者及び購入者のどちらの利用者であっても、余り多く見込めないという問題があった。また、利用者は、実際に店舗まで出向く必要があるという問題もあった。同様の問題は、自動販売機を複数設置した無人の店舗の場合にもあった。
【0006】
フリーマーケットの場合、販売者及び購入者のどちらも所定の日時に、所定の開催場所まで出向く必要があるという問題があった。また、販売者は、自分自身で店舗が行う販売行為を行う必要があった。購入者は、予めどんな商品がマーケットにでるのか分からないため、時間の都合を付けて出向いても所望している商品が見つからない場合があるという問題があった。
【0007】
以上の問題に鑑み、個人が物品を自由に展示して気軽に販売することができ、かつ、多くの人に商品を展示することを可能とする場及びシステムを提供することが、本発明が解決しようとする課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、任意の人から商品を受け付け、受け付けた商品を展示し、売買を仲介する際にとりわけ利用価値の高いものである。
本発明の1つの態様によれば、施錠および解錠が可能な開閉部を有する展示収容箱内に商品を収容し展示する商品展示装置とネットワークを介して接続され、商品の売買の仲介を行う商品売買仲介装置において、ネットワーク上で商品を公開する商品公開手段と、ネットワークを介して商品の売買に関する情報である売買情報を受け付ける売買情報受付手段と、売買情報に基づいて前記商品の取引を仲介し、商品の取引が成立した場合、商品の購入者に対して展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく開閉部の施錠を解除するための鍵情報を通知し管理する売買管理手段を備えるように構成する。
【0009】
商品公開手段は、商品展示装置において展示されている商品をネットワーク上でも公開し、売買情報受付手段は、商品の売買情報を受けつけ、売買管理手段は、受け付けた売買情報に基づいて取引を仲介し、仲介結果に基づいて鍵情報を管理する。より具体的には、売買管理手段は、商品の取引が成立した場合、商品の購入者に対して鍵情報を通知する。購入者は商品展示装置を訪れて、鍵情報を用いて展示収容箱に備えられた開閉部のロック手段による施錠を解除することにより商品を取得する。
【0010】
これにより、商品を実際に見てネットワークを介した売買をすることが可能となる。また、商品展示装置に出向く前に予めどのような商品が展示されているかネットワーク上で確認することが可能となるため、時間の都合を付けて出向いても所望している商品が見つからないという問題も生じなくなる。また、商品の売買を仲介するため、商品の販売者自身が直接販売行為を行う必要がなくなる。
【0011】
また、上記構成において、売買情報受付手段は、商品展示装置又は任意のネットワーク端末から売買情報を受け付けることとしてもよい。商品を展示している商品展示装置からも売買情報を受け付けることを可能とすることにより、販売者及び購入者の双方が、ネットワークに接続できる環境を有する必要がなくなる。延いては、従来のネットワークを介した売買に比べ、一層多くの人が利用することが可能となる。
【0012】
また、購入者が、商品展示装置において展示されている商品を購入したいと考えた場合、商品展示装置で売買情報を入力することにより、すぐに商品を取得することが可能となる。延いては、このように構成することにより、衝動買いを含めた、購入を促進する効果が期待できる。
【0013】
また、上記構成において、商品の取引が成立した場合又は商品の展示期間が終了した場合、商品公開手段は、商品の公開を終了することとしてもよい。また、同様の場合に、商品展示装置における商品の展示を終了させることとしてもよい。これにより、ネットワーク上で売買が成立した場合であっても、商品展示装置において売買が成立した場合であっても、一方での取引の結果を他方に迅速に反映することが可能となる。例えば、ネットワーク上で売買が成立した場合は、実際に購入者が商品展示装置を訪れて商品を取得するまで時間が空くが、この間は、商品展示装置における商品の展示を終了させるようにする。商品の展示の終了とは、例えば、購入者が商品を取得するまで、商品の展示窓にシャッタを掛けることにより行ってもよい。
【0014】
また、上記構成において、商品の販売者に収容箱の賃貸料金を課す課金手段を更に備えることととしてもよい。ここで、賃貸料金を収容箱の容積及び・又は収容箱の賃貸期間に基づくとしてもよい。また、商品展示装置を大量輸送手段の昇降駅付近に設置することとしても良い。これにより、大勢の人に対して商品を展示することが可能となる。
【0015】
また、上述の装置が実現する処理の過程からなる方法によっても上述の課題を解決することができる。また、上述した各構成により行われる機能と同様の制御をコンピュータに行わせるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体から、そのプログラムをコンピュータに読み出させて実行させることによっても、上述の課題を解決することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、同じ装置等には同じ参照番号をつけ、説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係わる商品展示販売システムの構成を示す。図1に示すように、第1のネットワークを介して、センタサーバ1(商品売買仲介装置)、端末14、銀行のサーバ15及びクレジット会社のサーバ16が接続されている。第1のネットワークは、1つのネットワークであっても、複数のネットワークの組み合わせであってもよい。第1のネットワークとして、インターネット、電話回線網、無線回線網等のWAN(Wide Area Network )及びLAN(Local Area Network)等が考えられる。商品展示装置11は、第1のネットワークを介してセンタサーバ1に接続されても良いし、図1において二重線で示される第2のネットワークを介してセンタサーバ1に接続されても良い。第2のネットワークとして、例えば、専用回線が考えられる。以下、第1のネットワーク及び第2のネットワークをネットワークと総称する。
【0017】
センタサーバ1は、ネットワークを介して商品展示装置11から提供された情報、すなわち、展示収容箱12が取得する画像情報及び売買情報入力決算機13を介して入力される売買情報等を受信し、受信した情報を、ネットワークを介して公開する。また、センタサーバ1は、商品の売買に関する情報を売買情報入力決算機13に送信する。つまり、商品の展示は、実際に商品展示装置11においても行われ、同時にネットワーク上でも行われることとなる。
【0018】
センタサーバ1は、会員情報データベース(以下、データベースをDBという)2、商品展示情報DB3、商品販売情報DB4、収容箱情報DB5、課金処理部6、売買管理部7、売買情報受付部8、収容箱管理部9、商品公開部10を備える。
【0019】
会員情報DB2は、本システムにおいて商品を売買する者の個人情報を格納する。商品展示情報DB3は、各展示収容箱に収容されている商品に関する情報、展示収容箱の賃貸料等に関する情報を格納する。商品販売情報DB4は、成立した売買についての情報を格納する。収容箱情報DB5は、センタサーバ1が管理する各展示収容箱12に関する情報を格納する。
【0020】
課金処理部6は、購入者及び販売者に請求すべき金額を算出する。より具体的には、課金処理部6は、商品の販売金額を購入者の口座又はクレジットカードから引き落とし、展示収容箱12の賃貸料金を販売者の口座又はクレジットカードから引き落とすようサーバ15又は16に指示を出す。ここで、展示収容箱12の賃貸料金は、売買が成立しない場合でも販売者に対して請求される。
【0021】
売買管理部7は、売買情報受付部8が受け付けた売買情報に基づいて、商品の売買を成立させる。売買情報受付部8は、販売者又は購入者から商品の売買に関する情報を、ネットワークを介して端末14又は商品展示装置11から受け付ける。
【0022】
収容箱管理部9は、展示収容箱12の使用状況を管理する。また、商品の売買が、商品展示装置11で行われるより先にネットワーク上で行われた場合、展示収容箱12の展示窓を介して商品が見えないようにするよう、商品展示装置11に指示を出す。
【0023】
商品公開部10は、販売者が入力した販売希望金額及び展示収容箱12が取得した商品の画像情報を用いて商品に関する情報を作成し、作成した情報をネットワーク上で公開する。
商品展示装置11は、販売者から商品を受け付け、受け付けた商品を展示し、購入者に商品を販売する。商品展示装置11は、1以上の展示収容箱12及び売買情報入力決算機13を備える。
【0024】
展示収容箱12は、内部に商品を収容し、収容された商品を展示するとともに、商品の外観に関する情報である画像情報を取得する。
売買情報入力決算機13は、不特定多数の者が使用できる、例えば、決算機能を備えたマルチメディア端末(KIOSK端末ともいう)であってもよい。売買情報入力決算機13は、商品の売買に関する情報を取り扱う。売買情報入力決算機13は、少なくとも、ネットワークを介してセンタサーバと情報をやり取りするネットワーク接続部と、情報を入出力する入出力部を備える。入出力部の例として、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、プリンタ、ディスプレイ、マイク等が考えられる。
【0025】
任意の者は、売買情報入力決算機13を用いて、会員登録をすることができる。会員登録は、基本的に商品の購入者又は販売者となる場合に行うこととし、公開されている商品に関する情報を閲覧するためには会員登録することは不要としてもよい。
【0026】
また、会員は、商品を展示収容箱12に入れ、売買情報入力決算機13を用いて、所定の情報を入力することにより商品の販売者になることもできる。また、売買情報入力決算機13の入出力部は、商品展示装置11の各展示収容箱12において展示されている商品の画像情報や販売価格を出力することもできる。会員は、展示収容箱を直接見たり、売買情報入力決算機13の入出力部を介して商品を閲覧したりして、購入したい商品を決め、売買情報入力決算機13を用いて所定の情報を入力することにより商品の購入者になり、展示収容箱12から商品を取り出すこともできる。
【0027】
また、会員登録や商品の売買の受付はネットワーク上のサイトでも行われるため、任意の者は、端末14を用いてセンタサーバ1にアクセスすることにより、本システムに会員登録を行ったり、販売者となったり、購入者となったりすることもできる。なお、会員登録を行ったり、販売者となったり、購入者となったりする際の手順及び画面は、基本的に、売買情報入力決算機13を用いる場合と同様である。
【0028】
銀行及びクレジット会社は、それぞれサーバ15及び16を有し、センタサーバ1の課金処理部6からの指示に基づいて、口座又はクレジットカードから金銭を引き落とし又は口座に送金を行う。
図2は、商品展示装置の設置例を示す。図2において、商品展示装置11は乗降駅の改札出口付近に設置されている。商品展示装置11は、1以上の展示収容箱12及び売買情報入力決算機13を備える。
【0029】
展示収容箱12は、売買の対象となる商品を収容する。展示収容箱は展示窓を備え、展示窓を介して収容された商品を展示する。乗降駅を訪れる人々は、収容された商品を駅に行って直接見ることができる。売買情報入力決算機13の入出力部は、その商品展示装置11において展示されている商品の画像情報や販売価格を出力することもできるため、乗降駅を訪れる人々は、展示されている商品の販売希望価格等を簡単に確認できる。
【0030】
また、誰でも、端末14を用いてネットワークを介して商品の画像情報や販売希望価格を間接に見たりすることもできる。更に、売買情報入力決算機13は、ネットワーク端末でもあるため、端末14で閲覧可能な情報は、売買情報入力決算機13でも閲覧可能である。
【0031】
このように、商品展示装置11を鉄道等の大量輸送手段の乗降駅構内に設置することにより、大勢の人に商品展示装置11で展示されている商品を閲覧してもらう機会を得ることが可能となる。また、商品展示装置11で展示する商品を収容する販売者及び商品を購入する購入者も比較的簡単に商品展示装置11に足を運ぶことが可能となる。
【0032】
図3は、展示収容箱の一例を示す。展示収容箱12には、商品の販売者が自由に商品を入れることが可能である。展示収容箱12は、画像情報取得部17、収容部18、展示窓19、扉20、ロック21、ロック解除部22及びターンテーブル23を備える。
【0033】
画像情報取得部17は、収容部18に収容された商品の外観を示す画像情報を取得する。図3において、画像情報取得部17は展示収容箱の上部及び扉部に備えられている。画像情報取得部17として、CCD(Charge Coupled Device )、及びCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )等の様々な型の撮像素子が考えられる。
【0034】
収容部18は、内部に商品を収容する。商品展示装置11の設置場所を訪れる人々は、展示窓19を介して収容部18に収容された商品を閲覧することができる。展示窓19は、シャッタ、例えば液晶シャッタ構造を備え、収容部18に収容された商品の売買が成立した場合であって、まだ商品の受取りが済んででいない場合、収容された商品を展示できなくするようにしても良い。端末14を用いてネットワークを介して商品の売買が成立した際、このような場合が生じうる。又は、商品の展示期間(展示収容箱12の賃貸期間)が経過した後であって、まだ商品の引き取りがすんでいない場合も、収容された商品を展示できなくするようにしても良い。
【0035】
商品の出し入れは扉20を介して行われる。ロック21は扉20のしまりであり、ロック解除部22は、例えばロック解除番号を用いて扉20のロック21の開閉を制御する。ターンテーブル23は、展示収容箱12の底面に設けられた回転式の商品設置台である、この上に設置された商品を回転させることにより、展示窓19を介して人々が様々な角度から商品を閲覧することを可能とする。
【0036】
画像情報取得部17によって取得された商品の画像情報は、売買情報入力決算機13を介して、商品に関する情報とともにセンタサーバ1に送信される。サーバ1の商品公開部10は、受信した情報をネットワーク上のサイトで公開する。ネットワークを介して商品を公開する場合、ネットワークに接続できる環境を有する者は、端末14を介して商品を閲覧することができる。さらに、商品を展示収容箱12に格納し、展示することにより、展示収容箱12が設置された場所、例えば、大勢の人が利用する大量輸送手段の乗降駅等を訪れる者も実際の商品を閲覧することができる。従って、ネットワークに接続できる環境を有していない者に対しても商品を閲覧する機会を提供することが可能となる。
【0037】
商品を購入する場合も、ネットワークに接続できる環境を有する者は、端末14を介して商品を購入した上で商品展示装置11を訪れ、購入する際に通知されたロック解除番号を用いて、展示収容箱12から商品を取り出すことができる。また、商品展示装置11においても、売買情報入力決算機13を用いて商品を購入し、その場でロック解除番号を用いて展示収容箱12から商品を取り出すことができる。従って、ネットワークに接続できる環境を有していない者でも商品を購入することができる。
【0038】
以下、図を用いて各DBのデータ構造について説明する。図4は会員情報DB2のデータ構造の一例を示す。図4に示すように、会員情報DB2は、会員識別情報(Identification information)、パスワード、会員名、住所、電話番号及び電子メールアドレス、クレジットカード番号及び・又は銀行口座番号等を格納する。会員識別情報及びパスワードは会員登録を受け付けた際、センタサーバ1が生成して格納するとともに、各会員に通知する。又は、会員登録を受け付ける際に、センタサーバ1が会員の入力に基づいて他の会員と重複するか否か判定し、判定結果に基づいてセンタサーバ1が格納するとともに各会員に通知することにしてもよい。その他の会員名、住所、電話番号、電子メールアドレス等は、会員登録を受け付けた際、会員の入力に基づいて格納される。
【0039】
図5は商品展示情報DB2のデータ構造の一例を示す。図5に示すように、商品展示情報DB2は、各商品毎に、販売者となっている会員の会員識別情報、商品を受け付けた受付番号、商品を収容している展示収容箱12を識別する収容箱番号、販売者が展示収容箱12の賃貸している期間である賃貸期間(レンタル期間)、展示収容箱12の賃貸料金(レンタル料金)、商品の物品名、販売者が希望する販売価格(以下、販売希望価格という)及び売買の状況を示すフラグ等を格納する。
【0040】
商品受付番号は、商品の展示を受け付ける際に、売買情報受付部8が付す。収容箱番号は、予め各展示収容箱12に付された固有の番号である。収容箱番号を、賃貸期間、物品名及び販売希望価格等は、商品の展示を受け付ける際に販売者が入力する情報に基づいて売買情報受付部8が格納する。賃貸料金は、賃貸期間及び使用される展示収容箱の大きさ、設置場所(地域)等によって異なる。商品の展示を受け付ける際に、売買情報受付部8は、賃貸期間及び収容箱番号に基づいて賃貸料金を算出し、格納する。フラグは、売買の状況に基づいて売買管理部7が格納する。
【0041】
図6は、商品販売情報DB3のデータ構造の一例を示す。商品販売情報DB3は、売買が成立した商品毎に、商品受付番号、購入者となった会員の会員識別番号(購入者ID)及び売買が成立した年月日である取引成立年月日並びにその商品についての商品展示情報等を格納する。これらの情報は、売買が成立した際に、購入者が入力する情報等に基づいて売買情報受付部8が格納する。
【0042】
図7は、収容箱情報DB5のデータ構造の一例を示す。収容箱情報DB5は、センタサーバ1が管理する全ての展示収容箱12について、展示収容箱12を識別する収容箱番号、各展示収容箱12に備えられたロック21を解除するロック解除番号、縦横高さの長さ、1日あたりの賃貸料金、設置場所及びその展示収容箱12が備えられた商品展示装置11を識別する商品展示装置番号を格納する。
【0043】
以下、本システムで行われる処理について説明する。まず、本システムにおいて、販売者も購入者も本システムの会員である。会員になることを希望する者は、端末14を用いても、商品展示装置11の売買情報入力決算機13を用いても、会員登録をすることができる。どちらを用いる場合であっても登録手順は同じである。図8は、会員登録画面の一例を示す。図8に示すように、会員登録をしたい者は、会員登録画面において、氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号及び・又は銀行口座番号、電子メールアドレス及びその他の情報を入力し、「登録」ボタンを押下することにより入力した情報をセンタサーバ1に送信する。情報を受信したセンタサーバ1は、会員に会員識別情報及びパスワードを通知し、通知した会員識別情報及びパスワードを受信した情報とともに会員情報DB1に格納する。これにより、会員登録が行われる。また、一度会員登録すれば、それ以降の会員登録は不要である。
【0044】
以下、図9を用いて、販売者が展示収容箱の賃貸登録する際に商品展示販売システムで行う処理について詳しく説明する。なお、以下の説明において、販売者も購入者も既に会員登録が済んでいるとして説明する。
まず、賃貸登録に先立って、まず、センタサーバ1の収容箱管理部9は、商品展示情報DB2を参照することにより、現在使用中の展示収容箱12の収容箱番号を取得する。収容箱管理部9は、収容箱情報DB5に格納された収容箱番号及び取得した使用中の展示収容箱12の収容箱番号に基づいて、賃貸可能な展示収容箱12の収容箱番号を取得する。収容箱管理部9は、使用可能な展示収容箱12について、収容箱番号とともに各展示収容箱12の大きさ、1日あたりの賃貸料金、設置場所等の情報を、売買情報入力決算機13に備えられた入出力部(不図示)を介して販売者に提示する(ステップS10)。
【0045】
販売者は、提示された展示収容箱12の中から使用したい展示収容箱12を選択し、選択した展示収容箱12の賃貸登録を行う(ステップS11)。図10は、売買情報入力決算機13の入出力部に提示される賃貸登録画面の一例を示す。図10において、選択された展示収容箱12の収容箱番号が表示されている。販売者は、賃貸期間、物品名、物品のメーカ名、機種モデル、定価、販売希望価格及び特記事項等並びに会員識別情報及びパスワードを入力し、入力した情報を確認した後に「登録」ボタンを押下することにより、センタサーバ10に入力した情報を送信する。
【0046】
センタサーバ1の売買情報受付部8は、会員識別情報及びパスワードを用いて会員情報DB1を参照することにより、販売者が会員であるか否か照会する(ステップS12)。照会の結果、売買情報受付部8が、販売者が会員であることを確認できなかった場合(ステップS12:No)、ステップS11に戻る。販売者が会員であることを確認した場合(ステップS12:Yes)、売買情報受付部8は、収容箱情報DB5を参照し、選択された展示収容箱12のロック解除番号及び1日あたりの賃貸料金を取得する。また、売買情報受付部8は、入力された賃貸期間及び取得した1日あたりの賃貸料金に基づいて、賃貸期間中の賃貸料金を算出する。売買情報受付部8は、売買情報入力決算機13の入出力部を用いて、取得したロック解除番号及び算出した賃貸料金を含む情報を販売者に提示する(ステップS13)。
【0047】
図11は、販売者にロック解除番号及び賃貸料金を提示し、展示収容箱の賃貸契約の内容を確認する賃貸決定画面の一例を示す。賃貸決定画面には、販売者が賃貸登録時に入力した情報、つまり、選択した展示収容箱12の収容箱番号、賃貸期間、物品名、メーカ名、機種モデル、定価、販売希望価格、特記事項の他に、算出された賃貸料金及び選択された展示収容箱12のロック解除番号が提示されている。販売者は、提示された情報を確認し、「了解」ボタンを押下する。
【0048】
続いて、販売者は、提示されたロック解除番号を選択した展示収容箱12のロック解除部22に入力することにより、扉20のロックを解除し、収容部18に商品を収容する(ステップS14)。商品が収容され、扉20が閉じられると、扉20は再びロックされる。画像情報取得部17は、収容された商品の外観を示す画像情報を取得する(ステップS15)。画像情報取得部17が取得した情報は、ネットワークを介してセンタサーバ1に送信される。
【0049】
センタサーバ1の商品公開部10は、商品展示情報DB3に格納された情報及び画像情報に基づいて、展示収容箱12に収容された商品について説明する収容箱商品情報を作成し、ネットワーク上のサイトで公開する(ステップS16)。なお、商品展示装置11の売買情報入力決算機13は、ネットワーク端末でもあるため、売買情報入力決算機13でも、ネットワーク上のサイトで公開されている情報を閲覧することができる。
【0050】
図12は、収容箱商品情報の表示画面の一例を示す。なお、図12は、展示収容箱12に収容された商品を案内するとともに、購入の申込もできる画面である。図12において、商品展示情報DB3に格納された賃貸期間、物品名、メーカ名、機種モデル、定価、販売希望価格及び特記事項並びに画像情報取得部17が取得した画像情報が表示されている。ここで、賃貸期間は、画面においては展示期間となっている。以上のようにして、販売者は展示収容箱12を賃貸し、賃貸期間中商品を展示する。なお、盗難等を考慮して、ロック21が解除されるたびにセンタサーバ1の収容箱管理部9が新たなロック解除番号を生成することとしても良い。
【0051】
以下、図13を用いて、購入者が展示収容箱に収容された商品を購入する際に商品展示販売システムで行う処理について詳しく説明する。購入に先立って、購入者は商品展示装置11で実際に商品を見る、又は端末14を用いてネットワーク上のサイトで収容箱商品情報を閲覧することにより、購入したい商品を決定する(不図示)。
【0052】
購入者は、端末14を用いて、購入したい商品の購入画面で会員識別情報及びパスワードを入力する(ステップS20)。図12に示す収容箱商品情報の表示画面は、購入画面を兼ねている。購入者は、この画面において会員識別情報及びパスワードを入力し、入力結果を確認した上で、送信してよければ「登録」ボタンを押下することにより、収容箱番号、会員識別情報及びパスワードをセンタサーバ1に送信する。確認した結果、購入を中止する場合、購入者は、「取消」ボタンを押下して再度入力するか、「戻る」ボタンを押下することにより、全画面に遷移する。
【0053】
センタサーバ1の売買情報受付部8は、受信した会員識別情報及びパスワードを用いて会員情報DB2を参照することにより、購入者が会員であるか否か確認する(ステップS21)。購入者が会員であることが確認できなかった場合(ステップS21:No)、ステップS20に戻る。購入者が会員であることが確認できた場合(ステップS21:Yes)、売買を成立させる(ステップS22)。売買管理部7は、受信した収容箱番号を用いて商品展示情報DB2を参照することにより、売買が成立した商品に関する商品展示情報を取得し、取得した商品展示情報に、購入者の会員識別情報及び受信した年月日を付加した情報を商品販売情報として商品販売情報DB3に格納する。続いて、売買管理部7は、商品展示情報DB2に格納された、売買が成立した商品に関する商品展示情報に売買が成立したことを示すフラグを付す。このフラグにより、その商品の売買は成立したが、まだ商品が入っているためその商品を収容する展示収容箱12は、賃貸不可能であることを示す。
【0054】
売買管理部7は、収容箱番号を用いて収容箱情報DB5を参照することにより、売買が成立した商品を収容する展示収容箱12のロック解除番号を取得する。売買管理部7は、取得したロック解除番号(ロック解除パスワード)を購入画面に記載した購入決定画面を作成し、作成した画面を購入者の端末14に表示することにより、ロック解除番号を購入者に通知する(ステップS23)。図14は、購入決定画面の一例を示す。購入決定画面は、図13に示す購入画面とほぼ同じであるが、会員識別情報及びパスワード入力欄の代わりにロック解除番号が表示されている。購入者は、「了解」ボタンを押下することにより、ロック解除番号の通知を受けた旨をセンタサーバ1に通知する。ここで、画面ではなく、会員識別情報を用いて会員情報DB1を参照することにより電子メールアドレスを取得し、取得した電子メールアドレスを用いて通知しても良い。
【0055】
新たな商品販売情報が商品販売情報DB3に格納されると、商品公開部10は、新たな商品販売情報に含まれる収容箱番号に対応する収容箱商品情報に「売約済」と記載する(ステップS24)。収容箱商品情報は、ネットワーク上のサイトで公開され、端末14及び売買情報入力決算機13を用いて閲覧可能であるため、「売約済」と記載することにより、ネットワークを介して速やかにその商品の売買が成立したことを知らせることが可能となる。
【0056】
また、収容箱管理部9は、収容箱番号に基づいて、売買が成立した商品を収容する展示収容箱12に、展示窓19に備えられたシャッタ機能を作動するよう指示を出す(ステップS25)。指示を受けた商品展示装置11の展示収容箱12は、シャッタ機能を作動させ、収容部18に収容された商品が外部から見えないようにする(ステップS26)。ネットワークを介して商品の売買が成立した場合、購入者が実際に商品展示装置12を訪れて商品を取得するまでの時間が空くが、この場合であっても、売買が成立したことが、商品展示装置11を訪れる人々に速やかに知らせることが可能となる。
【0057】
購入者は、商品展示装置11を訪れ、収容箱番号に基づいて購入した商品を収容する展示収容箱12を識別し、識別した展示収容箱12のロック解除部22に、通知されたロック解除番号を入力する。ロック解除番号が正しい場合、ロック解除部22はロックを解除する(ステップS27)。購入者は、扉20を開けて収容部18に収容された商品を取得し、扉20を再び閉める。展示収容箱12はシャッタ機能を解除させ、再び展示窓19を介して内部が見えるようにする。
【0058】
展示収容箱12は、収容箱番号及びロック解除番号をセンタサーバ1に送信することにより、購入者が商品を取得したことをセンタサーバ1に通知する。センタサーバ1の商品公開部10は、収容箱番号に対応する収容箱商品情報をネットワーク上のサイトから削除する(ステップS28)。収容箱管理部9は、収容箱番号を用いて商品展示情報DB2を参照することにより、ステップS22でフラグが付された商品展示情報を検索し、削除する(不図示)。これにより、その展示収容箱が再び使用可能になる。
【0059】
最後に、課金処理部6は、収容箱番号を用いて商品販売情報DB3を参照することにより、売買が成立した商品についての商品販売情報を取得する。課金処理部6は、商品販売情報に含まれる購入者の会員識別番号を用いて会員情報DB2を参照することにより、購入者の銀行口座番号又はクレジットカード番号を取得する。課金処理部6は、取得した銀行口座番号又はクレジットカード番号とともに商品販売情報に含まれる販売価格を銀行のサーバ14又はクレジットカード会社のサーバ15に送信し、購入者の口座又はクレジットカードから販売価格に相当する金額を引き落とし、販売者の口座に送金するよう指示する。同様にして、課金処理部6は、商品販売情報から販売者の会員識別番号及び展示収容箱12の賃貸料金を取得し、賃貸料金を銀行のサーバ14又はクレジットカード会社のサーバ15に、販売者の口座又はクレジットカードから賃貸料金を引き落とすよう指示する(ステップS29)。
【0060】
なお、ステップS20において、購入者は、端末14を用いて購入したい商品の購入画面で会員識別情報及びパスワードを入力するとして説明したが、商品展示装置11の売買情報入力決算機13の入力部を介して入力することもできる。売買情報入力決算機13は、ネットワーク端末としての機能も有するからである。
【0061】
以下、図15を用いて賃貸期間中に商品の売買取引が成立しない場合に商品展示販売システムで行う処理について説明する。
まず、売買管理部7は、商品展示情報DB3に格納された賃貸期間を参照し、フラグがついていなく、且つ賃貸期間を経過した商品展示情報を検索する(ステップS30)。売買管理部7は、取得した商品展示情報に賃貸期間が経過したことを示すフラグを付す。このフラグにより、その展示収容箱12は賃貸期間が経過したが、まだ商品が入っているため賃貸不可能であることを示す。この処理は1日に1度行うこととしても良い。
【0062】
続いて、売買管理部7は、取得した商品展示情報に含まれる収容箱番号を用いて収容箱情報DB5を参照することにより、その展示収容箱12のロック解除番号を取得する。売買管理部7は、取得した商品展示情報に含まれる販売者の会員識別番号を用いて会員情報DB2を参照することにより、販売者の電子メールアドレス(又は電話番号等)を取得し、取得した電子メールアドレス(又は電話番号等)を用いて、売買が成立しないで賃貸期間を経過した旨とともにロック解除番号及び展示収容箱12の収容箱番号等を通知し、商品を商品展示装置11に引き取りに来るよう指示する(ステップS31)。
【0063】
商品展示情報に賃貸期間が経過したことを示すフラグを付されると、商品公開部10は、フラグが付された商品展示情報に対応する収容箱商品情報をネットワーク上のサイトから削除する(ステップS32)。
収容箱管理部9は、商品展示情報に含まれる収容箱番号に基づいて、賃貸期間を経過した展示収容箱12に、展示窓19に備えられたシャッタ機能を作動するよう指示を出す(ステップS33)。指示を受けた商品展示装置11の展示収容箱12は、シャッタ機能を作動させ、収容部18に収容された商品が外部から見えないようにする(ステップS34)。
【0064】
販売者は、商品展示装置11を訪れ、図12のステップS26と同様にして扉20を開けて収容部18に収容された商品を取得し、扉20を再び閉める。展示収容箱12は、シャッタ機能を解除させる(ステップS35)。展示収容箱12は、収容箱番号及びロック解除番号をセンタサーバ1に送信することにより、販売者が商品を取得したことをセンタサーバに通知する。
【0065】
センタサーバ1の収容箱管理部9は、収容箱番号を用いて商品展示情報DB2を参照することにより、フラグが付されている商品展示情報を検索し、削除する(不図示)。これにより、その展示収容箱が再び使用可能になる。
課金処理部6は、売買管理部7が取得した商品展示情報からその展示収容箱12を賃貸した販売者の会員識別番号及び賃貸料金を取得し、図13のステップS28と同様にして、銀行のサーバ14又はクレジットカード会社のサーバ15に、販売者の口座又はクレジットカードから賃貸料金を引き落とすよう指示を送信して処理を終了する(ステップS36)。
【0066】
実施形態において説明したセンタサーバ1、売買情報入力決算機13、端末14は、図16に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成することができる。図16の情報処理装置30は、CPU31、メモリ32、入力装置33、出力装置34、外部記憶装置35、媒体駆動装置36、及びネットワーク接続装置37を備え、それらはバス38により互いに接続されている。
【0067】
メモリ32は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、処理に用いられるプログラムとデータを格納する。CPU71は、メモリ32を利用してプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。
【0068】
本実施形態に係わるを構成するセンタサーバ1、売買情報入力決算機13、端末14の各機器及び各部は、それぞれメモリ32の特定のプログラムコードセグメントにプログラムとして格納される。入力装置33は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、ユーザからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置34は、例えば、ディスプレイやプリンタ等であり、情報処理装置30の利用者への問い合わせ、処理結果等の出力に用いられる。
【0069】
外部記憶装置35は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等である。この外部記憶装置35に上述のプログラムとデータを保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ32にロードして使用することもできる。
【0070】
媒体駆動装置36は、可搬記録媒体39を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体39としては、メモリカード、メモリスティック、フロッピーディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、光ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可搬記録媒体39に上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ32にロードして使用することもできる。
【0071】
ネットワーク接続装置37は、LAN、WAN等の任意のネットワークN(回線)を介して外部の装置を通信し、通信に伴なうデータ変換を行う。また、必要に応じて、上述のプログラムとデータを外部の装置から受け取り、それらをメモリ32にロードして使用することもできる。
【0072】
図17は、図16の情報処理装置30にプログラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び伝送信号を示している。
上述の実施形態において説明したサーバ1又は売買情報入力決算機13に相当する機能を汎用的なコンピュータに行なわせることも可能である。そのためには、実施形態において説明した図9、13及び15のフローチャートにおいて、サーバ1又は売買情報入力決算機13により行なわれる処理と同様のものをコンピュータに行なわせるプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記録媒体39に予め記憶させておき、図17に示すようにしてその記憶媒体39からそのプログラムをコンピュータ30に読み出させて該コンピュータ30のメモリ32や外部記憶装置35に一旦格納させ、そのコンピュータ30の有するCPU31にこの格納されたプログラムを読み出させて実行させるように構成すればよい。
【0073】
また、プログラム(データ)提供者が備えるデータベース40からコンピュータ70にプログラムをダウンロードする際に回線41を介して伝送される伝送信号自体も、上述した本発明の実施形態において説明したセンタサーバ1及び売買情報入力決算機13に相当する機能を汎用的なコンピュータで行なわせることのできるものである。
【0074】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の様々な変更が可能である。
例えば、利用する金融機関の例として銀行やクレジット会社を用いて説明したが、金融機関を限定する趣旨ではない。
【0075】
また、例えば、センタサーバ1が備えるユニットの一部、例えば、収容箱管理部9を各商品展示装置11に備えさせるようにしても良い。
また、例えば、センタサーバ1を構成する各部及び各DBは、お互いに連携して動作することにより一連のビジネスプロセスを実現する。これら各部及び各DBは同じサーバに設けられてもよいし、異なるサーバに設けられネットワークを介して連携して動作することとしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、個人が物品を自由に展示して気軽に販売することができ、かつ、多くの人にその商品を展示することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる商品展示販売システムの構成図である。
【図2】商品展示装置の設置例を示す図である。
【図3】展示収容箱の一例を示す図である。
【図4】会員情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】商品展示情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図6】商品販売情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図7】収容箱情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。
【図8】会員登録画面の一例を示す図である。
【図9】販売者が展示収容箱の賃貸登録をする際に商品展示販売システムで行う処理を示すフローチャートである。
【図10】賃貸登録画面の一例を示す図である。
【図11】賃貸決定画面の一例を示す図である。
【図12】収容箱商品情報の表示画面の一例を示す図である。
【図13】購入者が展示収容箱に収容された商品を購入する際に商品展示販売システムで行う処理を示すフローチャートである。
【図14】購入決定画面の一例を示す図である。
【図15】賃貸期間中に商品の売買取引が成立しない場合に商品展示販売システムで行う処理を示すフローチャートである。
【図16】情報処理装置の構成図である。
【図17】コンピュータ読み取り可能な記録媒体を示す図である。
【符号の説明】
1 センタサーバ
2 会員情報データベース
3 商品展示情報データベース
4 商品販売情報データベース
5 収容箱情報データベース
6 課金処理部
7 売買管理部
8 売買情報受付部
9 収容箱管理部
10 商品公開部
11 商品展示装置
12 展示収容箱
13 売買情報入力決算機
14 端末
15、16 サーバ
17 画像情報取得部
18 収容部
19 展示窓
20 扉
21 ロック
22 ロック解除部
30 情報処理装置
31 CPU
32 メモリ
33 入力装置
34 出力装置
35 外部記憶装置
36 媒体駆動装置
37 ネットワーク接続装置
38 バス
39 可搬記録媒体
40 データベース
41 回線
S ステップ

Claims (12)

  1. 施錠および解錠が可能な開閉部を有する展示収容箱内に商品を収容し展示する商品展示装置とネットワークを介して接続され、前記商品の売買の仲介を行う商品売買仲介装置であって、
    前記ネットワーク上で前記商品を公開する商品公開手段と、
    前記ネットワークを介して前記商品の売買に関する情報である売買情報を受け付ける売買情報受付手段と、
    前記売買情報に基づいて前記商品の取引を仲介し、前記商品の取引が成立した場合、前記商品の購入者に対して前記展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく前記開閉部の施錠を解除するための鍵情報を通知し管理する売買管理手段を備える、
    ことを特徴とする商品売買仲介装置。
  2. 前記売買情報受付手段は、前記商品展示装置又は任意のネットワーク端末から売買情報を受け付けることを特徴とする請求項1記載の商品売買仲介装置。
  3. 前記商品の取引が成立した場合又は前記商品の展示期間が終了した場合、前記商品公開手段は、前記商品の公開を終了する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の商品売買仲介装置。
  4. 前記商品の取引が成立した場合又は前記商品の展示期間が終了した場合、前記商品展示装置における前記商品の展示を終了させる収容箱管理手段を、
    更に備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の商品売買仲介装置。
  5. 前記商品の販売者に前記収容箱の賃貸料金を課す課金手段を、
    更に備えることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の商品売買仲介装置。
  6. 前記課金手段は、前記賃貸料金を前記収容箱の容積に基づいて課金する、
    ことを特徴とする請求項5記載の商品売買仲介装置。
  7. 前記課金手段は、前記賃貸料金を前記収容箱の賃貸期間に基づいて課金する、
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の商品売買仲介装置。
  8. 商品の売買の仲介を行うべく売買管理手段を備えたサーバとネットワークを介して接続され、前記商品を展示する商品展示装置であって、
    開閉部を介して前記商品を収容し、展示する展示収容箱と、
    前記開閉部を施錠するロック手段と、
    該ロック手段による施錠を解除するための鍵情報に基づいて該施錠を解除するロック解除手段と、
    前記商品の売買に関する情報である売買情報を入力可能な入力手段と、
    前記サーバが前記商品の売買を仲介できるように、前記入力手段を用いて入力された売買情報及び前記商品を収容している前記展示収容箱に関する情報を前記サーバに前記ネットワークを介して通知する通知手段と、を備え、
    前記鍵情報は、前記商品の取引が成立した場合、前記展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく前記商品の購入者に対して通知されるよう前記サーバの売買管理手段によって管理される、ことを特徴とする商品展示装置。
  9. 大量輸送手段の乗降駅付近に配置されることを特徴とする請求項8記載の商品展示装置。
  10. 商品の売買の仲介を行うべく売買管理手段を備えたサーバ及び該サーバとネットワークを介して接続され前記商品を展示する商品展示装置を有する商品展示販売システムであって、
    前記商品展示装置は、
    開閉部を介して前記商品を収容し、展示する展示収容手箱と、
    前記開閉部を施錠するロック手段と、
    該ロック手段による施錠を解除するための鍵情報に基づいて該施錠を解除するロック解除手段と、
    前記商品の売買に関する情報である売買情報を入力可能な入力手段と、
    前記入力手段を用いて入力された売買情報及び前記商品を収容している前記展示収容箱に関する情報を前記サーバに前記ネットワークを介して通知する通知手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記売買情報に基づいて前記商品の取引を仲介し、前記商品の取引が成立した場合、前記商品の購入者に対して前記展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく前記開閉部の施錠を解除するための鍵情報を通知し管理する売買管理手段を備える、
    ことを特徴とする商品展示販売システム。
  11. 施錠および解錠が可能な開閉部を有する展示収容箱内に商品を収容し展示する商品展示装置とネットワークを介して接続された商品売買仲介装置によって前記商品の売買を仲介する商品売買仲介方法であって、
    商品公開手段により前記ネットワーク上で前記商品を公開し、
    売買情報受付手段により前記ネットワークを介して前記商品の売買に関する情報である売買情報を受け付け、
    前記売買情報に基づいて前記商品の取引を仲介し、前記商品の取引が成立した場合、前記商品の購入者に対して前記展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく前記開閉部の施錠を解除するための鍵情報を売買管理手段により通知し管理する
    とを特徴とする商品売買仲介方法。
  12. コンピュータに実行させることによって、施錠および解錠が可能な開閉部を有する展示収容箱内に商品を収容しネットワークを介して展示する商品展示装置に展示された前記商品の売買を仲介する制御を該コンピュータに行なわせるプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、
    前記ネットワーク上で前記商品を公開し、
    前記ネットワークを介して前記商品の売買に関する情報である売買情報を受け付け、
    前記売買情報に基づいて前記商品の取引を仲介し、
    前記商品の取引が成立した場合、前記商品の購入者に対して前記展示収容箱内の商品を取り出し可能とすべく前記開閉部の施錠を解除するための鍵情報を通知し管理する、
    ことを含む制御をコンピュータに行なわせるプログラムを記録した記録媒体。
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