JP3947270B2 - 内視鏡の内圧調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オートクレーブ又はエチレンオキサイドガス(EOG)などによって滅菌されることのある内視鏡に設けられた逆止弁及び内圧調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡を滅菌するためにエチレンオキサイドガスやオートクレーブなどを行うためには、内視鏡を収容した滅菌室内を減圧する必要があり、内視鏡をそのような低圧環境に耐えられる構造にする必要がある。
【0003】
その際に問題になるのは、内視鏡の外装のなかで最も柔軟な部分、例えば、一般にゴムで形成されている湾曲部の被覆チューブが、減圧時に膨らんで破裂してしまう場合があることである。
【0004】
そこで、内視鏡内部から外部へは気体を通過させ、内視鏡外部から内部へは気体を通過させない逆止弁を設けて、減圧滅菌室内では内視鏡内の空気が外部へ抜けて内圧が下げられ、且つ滅菌時や洗浄時には蒸気、ガス又は洗浄水等が内視鏡内に侵入する恐れがないようにしている。
【0005】
しかし、そのような構造をとると、内視鏡の滅菌処理が終了して逆止弁アダプタを内視鏡から取り外すことにより、それと同時に内外連通弁が閉じるので、内視鏡の内圧が大気圧に比べて低い状態のままになる(特開平5−253168号)。
【0006】
すると、内視鏡の外装の中で最も柔軟な湾曲部の被覆チューブが、その内側の節輪の間に食い込んだ状態になるので、そのまま湾曲操作を行うと湾曲機構に著しく無理な力がかかって、故障の原因になる場合がある。
【0007】
そこで、逆止弁の弁体を外部から強制的に開く弁開放アダプタを設けて、逆止弁に弁開放アダプタを装着することにより逆止弁を外部から強制的に開状態にすることができるようにしている(特開平9−51872号)。
【0008】
図12は、上述の特開平9−51872号に示された内視鏡の内圧調整装置を示しており、弁開放アダプタ30が逆止弁10に取り付けられたときに弁体15を強制的に開状態にするためのカム溝22が逆止弁10の筒状部材14bの壁部に形成されている。
【0009】
そして、そのカム溝22に係合して弁体15の位置を移動させるためのピン19が、弁体15と一体的に設けられたバネ受け18の側面に突設されており、図12に示されるように逆止弁10に弁開放アダプタ30が取り付けられることによって、弁体15が軸線回りに回され、それと共に回転するピン19がカム溝22内で移動することによって弁体15が軸線方向に移動するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、逆止弁10には弁体15を閉じ方向に付勢するための圧縮コイルスプリング17が装着されていて、その部分では弁体15を筒状部材14bの内周面に嵌合させることができないので、カム溝22が形成された部分において筒状部材14bの内周面に嵌合するのは、ピン19が突設されたバネ受け18部分だけである。
【0011】
そのため、図12に示されるように、逆止弁10に弁開放アダプタ30が取り付けられた滅菌中(即ち、真空の雰囲気)の状態において、バネ受け18部分がカム溝22に引っ掛かって、弁体15が傾いてその開きが不十分になり、内視鏡の内圧が下がりきれずに、湾曲部の被覆チューブが破裂してしまうおそれがある。また、弁体15がそのまま閉じなくなって、逆止弁10の逆止作用が機能しなくなってしまうおそれもある。
【0012】
また、図13に示されるように、滅菌処理終了後に逆止弁10から弁開放アダプタ30を取り外す途中で、バネ受け18がカム溝22に引っ掛かると、内視鏡の内圧が上がりきれずに湾曲部の被覆チューブがその内側の節輪間に食い込み、そのまま湾曲操作を行うと湾曲機構が破損してしまうおそれがある。
【0013】
そこで本発明は、逆止弁の弁体が弁開放用のカム溝に引っ掛かるおそれがなく、弁体がスムーズに動作をする内視鏡の内圧調整装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡の内圧調整装置は、外部との間を仕切る隔壁がすべて気密に構成された内視鏡に、内視鏡内部から外部へは気体を通過させ内視鏡外部から内部へは気体を通過させないように筒状部材に対して軸線方向に進退自在に嵌挿された弁体を有する逆止弁を設けると共に、上記弁体に係合して上記逆止弁を外部から強制的に開状態にするための係合部材が設けられた弁開放アダプタを上記逆止弁に対して着脱自在に設け、上記弁開放アダプタが上記逆止弁に取り付けられたときに上記弁体を軸線方向に移動させて強制的に開状態にするためのカム溝を上記筒状部材の壁部に形成した内視鏡の内圧調整装置において、上記カム溝が形成された部分において上記筒状部材の内周面に嵌合する上記弁体側部材の軸線方向の嵌合部長さを上記カム溝の軸線方向長さより長く形成したことを特徴とする。
【0015】
なお、上記弁体が弾性部材によって閉方向に付勢されていてもよい。そして、上記弾性部材が圧縮コイルスプリングであり、上記カム溝が形成された部分において上記筒状部材の内周面に嵌合する上記弁体側部材が、上記圧縮コイルスプリングの一端を受ける受け部材であってもよい。
【0016】
そして、上記カム溝に係合して上記弁体の位置を移動させるためのピンが上記受け部材の外周面に突設されていてもよい。また、上記筒状部材に対する上記受け部材の嵌合面が、上記圧縮コイルスプリングの一端を受ける受け部の外側の部分を軸線方向に伸ばして形成されていてもよく、上記受け部材はその軸線を通る位置での断面形状がH形に形成されていてもよい。
【0017】
また、本発明の内視鏡の逆止弁は、外部との間を仕切る隔壁がすべて気密に構成された内視鏡に設けられて側壁部にカム溝が形成された筒状部材と、上記筒状部材に内接する接触部を有する弁体と、上記筒状部材の軸線回りに回転自在であり上記カム溝に係合して上記弁体を上記筒状部材の軸線方向に進退駆動するピンとを有する内視鏡の逆止弁において、上記弁体の接触部の軸線方向長さを上記カム溝の軸線方向長さより長く形成したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を参照して実施の形態を説明する。
図1は逆止弁10を示している。1は、内視鏡の外部と内部とを仕切る隔壁であり、例えば内視鏡の操作部又はライトガイドコネクタ部の外壁である。この内視鏡は、パッキングやOリングなどによって、外部との間を仕切る隔壁1がすべて気密に構成されている。
【0019】
その隔壁1の外面には、逆止弁10の取り付け座11が螺合、突設されており、筒状に形成された取り付け座11の側面には、後述する弁開放アダプタ30の係合溝33と係合させるための係止ピン12が突設されている。13は、シール用のOリングである。
【0020】
取り付け座11の内側部分には、外方に突出する筒状の弁座形成部材14(筒状部材)の基端側半部が嵌挿されてビス止め固定されており、その弁座形成部材14の突端側に外方に向けて広がるように形成されたテーパ面部分が弁座14aになっている。23は、シール用のOリングである。
【0021】
弁体15は、弁座形成部材14内に軸線方向に移動自在に配置されており、弁座14aに対向するテーパ面部分に円状に形成された溝にOリング16が装着されている。
【0022】
したがって、そのOリング16が弁座14aに押しつけられると、逆止弁10が閉じて内視鏡の内部と外部との間が完全に閉塞された状態になり、Oリング16が弁座14aから離れる方向に移動すると、Oリング16と弁座14aとの隙間を介して内視鏡の内部と外部との間が連通する。このようにして、Oリング16部分が弁部になっている。
【0023】
弁体15の奥側の端部には、バネ受け18(受け部材)が、弁体15にねじ込まれた駆動ピン19によって固定されて、弁体15と一体的に設けられている。そして、弁座形成部材14内に配置された圧縮コイルスプリング17の一端がそのバネ受け18で受けられていて、弁体15が圧縮コイルスプリング17によって軸線方向に奥側に向けて(即ち、逆止弁10が閉じる方向に)付勢されている。
【0024】
弁座形成部材14の弁座14aより奥側の部分には、内径寸法が一定の筒状部14bが形成されていて、バネ受け18はその筒状部14bの内周面に摺動自在に嵌合配置されている。
【0025】
そして、III−III断面を示す図3に示されるように、バネ受け18には、幅の広い通気溝18aが90°間隔で軸線方向に全長に形成されていて、隣り合う通気溝18aと通気溝18aとの間の4か所の部分が、弁座形成部材14の筒状部14bの内周面に嵌合する嵌合部18bになっている。
【0026】
図1に示されるように、バネ受け18は軸線を通る位置での断面形状がH形に形成されており、筒状部14bの内周面に対する嵌合部18bは、圧縮コイルスプリング17の一端を受ける受け部の外側の部分を軸線方向に両方向に伸ばして形成されている。ただし、取り付け座11の底面との間には隙間が確保されている。
【0027】
その結果、図8等にも示されるように、弁座形成部材14の筒状部14bの内周面に嵌合するバネ受け18の嵌合部18bの軸線方向長さはカム溝22の軸線方向長さより長くなっており、バネ受け18が軸線方向に移動する際にカム溝22に引っ掛からない。
【0028】
駆動ピン19は、圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗して弁体15を押し上げて、逆止弁10を強制的に開くためのものであり、バネ受け18の側面から側方に突出していて、弁座形成部材14の側壁部に形成されたカム溝22に駆動ピン19の頭部が係合している。
【0029】
弁体15の頭部には、Oリング16部分よりも外方に、鍔部15aが軸線に対して直角方向に突設されていて、その鍔部15aに、図2にも示されるように、後述する弁開放アダプタ30の回転伝達ピン43(係合部材)を係合させるための係合溝24が形成されている。
【0030】
また、鍔部15aの外周部分には、係合溝24と干渉しない位置に通気溝25が形成されている。なお、この実施の形態において係合溝24はU字状に形成されているが、円形孔その他の形状であってもよい。
【0031】
図3は、駆動ピン19及びカム溝22部分のIII−III断面図である。また図4は、カム溝22を展開して示しており、弁開放アダプタ30が逆止弁10に取り付けられる際の、カム溝22に対する駆動ピン19の位置関係の変化を、▲1▼ないし▲6▼の順に示してある。
【0032】
なお、▲1▼の状態は図1及び図3に示され、▲3▼の状態は図11に示され、▲5▼の状態は図8及び図9に示され、▲6▼の状態は図10に示されている。
【0033】
駆動ピン19は、弁開放アダプタ30を逆止弁10に取り付けて軸線回りに回転することによって回転する弁体15と共に逆止弁10の軸線回りに回動し、カム溝22は、駆動ピン19をその回動範囲(角度θ)の中間部分において圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗して押し上げるように、カム面22aが山形に形成されている。
【0034】
またカム溝22は、駆動ピン19が回動範囲の両端部においてカム面22aから離れて逆止弁10の軸線方向に移動できるように、弁座形成部材14に軸線方向の開口幅が広い窓状に開口して形成されている。
【0035】
図5は、弁開放アダプタ30を示している。弁開放アダプタ30は、逆止弁10の取り付け座11の外周面に着脱自在に嵌装される筒状の内筒31と、その内筒31の外端側を塞ぐように被せられたキャップ状の外筒32とを、小ネジで連結固定して構成されている。34は、取り付け座11の外周面との間をシールするためのOリングである。
【0036】
内筒31の開口端部側には、逆止弁10の係止ピン12に係合させるための係合溝33が形成されている。係合溝33は、図6に示されるように、内筒31の端部に開口して、内筒31を角度θだけ回転させることができるL字状に形成されていて、その末端部には、係止ピン12を軽く係止するためのクリック溝33aが凹んで形成されている。
【0037】
図5に戻って、内筒31と外筒32との間には、外筒32に穿設された通気孔39を介して外部に連通する通気空間37が全周に形成されていて、内筒31の側壁に穿設された通気孔38を介して内筒31の内部と連通している。
【0038】
通気空間37内には、通水性はないが通気性のある薄い多孔質部材35が円筒状に形成されて配置されている。多孔質部材35は、上下両端部においてリング状の固定部材36によって押圧固定され、且つその固定部に隙間ができないように接着剤で内筒31の外周面に接合されている。
【0039】
また図7にも示されるように、多孔質部材35は、外筒32に螺合する複数の小ネジによって内方に押された細長の押さえ板40と細長のゴムパッキング41とによって、弁開放アダプタ30の軸線と平行方向に全長にわたって内筒31側に押圧固定されている。そして多孔質部材35は、それ以外の部分が内筒31及び外筒32の壁面に触れないように、通気空間37内の空中に配置されている。
【0040】
多孔質部材35は、通気空間37内を内側と外側とに仕切るように配置されているので、外部から通気孔39、通気空間37及び通気孔38を通って弁開放アダプタ30内に出入りする空気は、必ず多孔質部材35を通過する。
【0041】
一方、多孔質部材35には通水性はないので、この弁開放アダプタ30が取り付けられた内視鏡を洗浄液中等に浸漬しても、多孔質部材35を経由する内視鏡内部への液の侵入はない。
【0042】
また、内筒31の内面の中程の位置には、逆止弁10側の弁体15の鍔部15aに形成された係合溝24に係合して、内筒31の回転運動をそのまま弁体15に伝達するための一対の回転伝達ピン43が、軸線に垂直に開口部方向に向けて突設されている。
【0043】
図8は、逆止弁10に弁開放アダプタ30が取り付けられた状態を示しており、弁開放アダプタ30が逆止弁10に被さるように取り付けられている。取り付けに際しては、図6に示される形状に形成された係合溝33内に、係止ピン12を導いていけばよい。
【0044】
なお、分かり易くするために、異なる断面にある係止ピン12と駆動ピン19とを同一断面にあるかのように図示してある。図10及び図11についても同様である。
【0045】
係合溝33内に係止ピン12を導くと、まず、回転伝達ピン43が弁体15の係合溝24内に差し込まれた状態になる。そこで弁開放アダプタ30を、軸回りに回転させる直前のIX−IX断面を示す図9に示される状態から角度θだけ回転させることによって、その回転運動が回転伝達ピン43を介して弁体15に伝えられ、弁体15が軸回りに角度θだけ回転する。
【0046】
そのようにして弁体15が回転すると、駆動ピン19が軸回りに回動して、図4に示されるカム溝22のカム面22aによって、駆動ピン19が回動範囲の途中▲4▼で一旦押し上げられる。
【0047】
したがって、その際に弁体15が強制的に押し上げられて、▲3▼ではOリング16が弁座14aから離れて逆止弁10が開いた図11に示されるのと同じ状態になり、内視鏡の内部と外部とが連通する。そして、▲5▼の位置では、図8に示されるように駆動ピン19が再び元と同じ位置に戻って逆止弁10が閉じる。
【0048】
上述のようにして逆止弁10に弁開放アダプタ30が取り付けられた内視鏡を、滅菌装置内等で真空又は低圧の環境内に置くと、図10に示されるように、内視鏡の内外圧力差によって▲6▼の状態になり、弁体15が圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗して押し開かれる。
【0049】
その結果、内視鏡内の気体が通気孔38,39及び通気空間37等を通過して排出されて、内視鏡の内部が低圧になる。なお、駆動ピン19がカム溝22の上辺に当接することにより、弁体15の開き状態が一定に制限される。
【0050】
そのような動作の際に、バネ受け18の嵌合部18bの軸線方向長さがカム溝22の軸線方向長さより長く形成されていることにより、バネ受け18がカム溝22に引っ掛からず、弁体15が傾いたりすることなく確実に開いて、内視鏡内の圧力が速やかに低圧になる。
【0051】
そして内視鏡を滅菌装置内から出すと、内視鏡の内部は低圧になっているが、逆止弁10から弁開放アダプタ30を取り外す際に、その途中の▲3▼の位置でカム溝22によって駆動ピン19が押し上げられて、図11に示されるように逆止弁10が一時的に開くので、外部の空気が低圧の内視鏡内に送り込まれて、内視鏡内の圧力が大気に近い状態に回復される。
【0052】
その動作の際にも、バネ受け18の嵌合部18bの軸線方向長さがカム溝22の軸線方向長さより長く形成されていることにより、バネ受け18がカム溝22に引っ掛からず、弁体15が傾いたりすることなく確実に開いて、内視鏡内の圧力が速やかに大気に近い状態に回復される。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、弁体を強制的に開状態にするためのカム溝が形成された部分において筒状部材の内周面に嵌合する弁体側部材の軸線方向の嵌合部長さをカム溝の軸線方向長さより長く形成したことにより、弁体側部材がカム溝に引っ掛からず、弁体がスムーズ且つ確実に開閉して内視鏡内の圧力が速やかに外部に近い圧力になり、内視鏡の湾曲部を被覆するゴムチューブの破損等を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の逆止弁の縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の逆止弁の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態のIII−III断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のカム溝の展開図である。
【図5】本発明の実施の形態の弁開放アダプタの縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の係合溝の展開図である。
【図7】本発明の実施の形態のVII−VII断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の逆止弁に弁開放アダプタが取り付けられた状態の縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態の逆止弁に弁開放アダプタが取り付けられる際のIX−IX断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の逆止弁に弁開放アダプタが取り付けられた状態の動作を示す縦断面図である。
【図11】本発明の実施の形態の逆止弁から弁開放アダプタを取り外す途中の状態の動作を示す縦断面図である。
【図12】従来例の逆止弁の縦断面図である。
【図13】従来例の逆止弁の縦断面図である。
【符号の説明】
10 逆止弁
14 弁座形成部材(筒状部材)
14a 弁座
14b 筒状部
15 弁体
16 Oリング(弁部)
18 バネ受け(受け部材)
18a 通気溝
18b 嵌合部
30 弁開放アダプタ
43 回転伝達ピン(係合部材)

Claims (1)

  1. 外部との間を仕切る隔壁がすべて気密に構成された内視鏡に、内視鏡内部から外部へは気体を通過させ内視鏡外部から内部へは気体を通過させないように筒状部材に対して軸線方向に進退自在に嵌挿されて圧縮コイルスプリングにより閉方向に付勢された弁体を有する逆止弁を設けると共に、上記弁体に係合して上記逆止弁を外部から強制的に開状態にするための係合部材が設けられた弁開放アダプタを上記逆止弁に対して着脱自在に設け、上記弁開放アダプタが上記逆止弁に取り付けられたときに上記弁体を軸線方向に移動させて強制的に開状態にするためのカム溝を上記筒状部材の壁部に形成した内視鏡の内圧調整装置において、
    上記圧縮コイルスプリングの一端を受けるように上記弁体に取り付けられて外周面部に軸線方向全長にわたる通気溝が複数形成され、上記各通気溝と通気溝との間の外周部分が、上記カム溝が形成された部分において上記筒状部材の内周面に嵌合するように設けられたバネ受けの、上記圧縮コイルスプリングの一端を受ける受け部の外側の部分を軸線方向に両方向に伸ばして軸線位置を通る位置での上記バネ受けの断面形状をH形に形成することにより、上記筒状部材の内周面に対する上記バネ受けの軸線方向の嵌合部長さを上記カム溝の軸線方向長さより長く形成したことを特徴とする内視鏡の内圧調整装置。
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