JP3945587B2 - 自動バルブ試験装置 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、操作者の介在を最小限にして、自動的にバルブを試験する装置に関する。より詳細には、本発明は、試験中のバルブへ制御された圧力をかけて、それにより生じる流量を測定し、且つ、入力圧力及び流量を表示すると共に記憶するコンピュータ制御の装置に関する。
発明の背景
失禁を抑制するバルブの使用は当該技術分野では公知のことである。この用途に用いられるバルブは、生物学的悪条件下において大した操作力を必要とせずに確実に機能するものでなければならない。これらの望ましいバルブ特性を得るためには正確な試験が必要となる。
数多くの試験方法が公知であると共に一般的なバルブの試験に使用されている一方で、失禁の抑制に使用されるバルブにおいて必要とされる特性に関して試験を行うように特に構成された自動試験装置は存在していない。制御された、繰り返し可能な入力圧力をバルブに加え、その結果生じるバルブからの出力流量を測定し、且つ、斯かる試験結果を平均して試験精度を向上させるような自動試験が所望されている。
発明の概要
本装置は、時間の経過と共に所定のパターンで変化する入力圧力の関数としてバルブの出力流量を試験する。斯かる試験は、特に、失禁を抑制するのに使用されるバルブを対象にしている。斯かる試験は、コンピュータ制御の基に、ユーザが手動にて所望の試験圧力をコンピュータへ入力するか、または、コンピュータにより直接に制御されて自動的に入力を行うことで実施される。
使用されるコンピュータは、従来のキーボード、モニタ、マウス、プリンタ、記録装置及びウィンドウズ(Windows)オペレーションシステムを備えたペンティアム(登録商標)(PentiumTM)型のコンピュータとすることができる。この装置及びプログラムによりアイコン式の選択方法を使用して、一連の表示画面を呼び出して、様々な特殊プログラムによりもたらされる様々な操作を行い、且つ、マウスまたはキーボード入力のいずれかを使用して追加の操作機能を呼び出すことが可能となる。
コンピュータと試験装置との間の特殊なインタフェース装置もまた本装置の一部である。特殊な試験プログラムにより、試験の制御、データ獲得、結果のファイリング及び印刷、保守、トラブルシューティング、ヘルプサジェスチョン、圧力超過警報及びデータ保全が可能となる。
斯かる試験は、コンピュータ制御されたポンプを使用して試験中のバルブへ水を供給する。試験中のバルブの入力側の圧力センサが実際の入力圧力を測定する。該圧力センサは別体の外部測定装置により校正される。圧力センサからの圧力情報はコンピュータへの入力データとなる。
手動試験モードの操作では、ユーザが画面から幾つかのコンピュータ制御された所定の圧力対時間プロファイルの1つを選択することができる。これらの圧力対時間プロファイルは圧力テンプレートと呼ばれる。自動試験は10回繰り返された後で、結果の平均値を求めて精度を高めるようにされている。別のモードでの操作では、ユーザが前に収集したファイルデータを見直しすることができるようにされている。
試験中のバルブからの出力流量は、容器内のバルブから出てくる液体を回収し、且つ、秤を用いて連続して容器及び回収した液体の重量を測定することで決定する。秤の出力はコンピュータへの入力データとなる。バルブの液体出力流量は、測定した重量を連続して減算して量を決定し、且つ、それぞれの測定時間を用いて出力流量を算出することでコンピュータにより決定される。
時間の経過に伴うバルブ出力流量、低流れ圧力、全流れ圧力及び閉鎖圧力は、各試験毎にコンピュータにより決定、フラグ(flag)即ち標識立て、記録及び表示がなされる。
赤色により範囲外れ状態を示す警報システムがユーザに如何なる範囲外れ状態でも警告する。ユーザは画面アイコンにより警報システムの試験を行うと共に、ポンプのオン/オフスイッチの操作を行うことができる。
各試験毎に作成されるファイルはファイル名として試験したバルブのシリアル番号を使用する。日時印及びユーザ名が試験毎にファイルに入力される。ユーザはバルブを再試験すると共に、現在及び前の試験結果を見直すことができる。
試験管理者は、圧力センサを校正すると共に、圧力テンプレートパラメータ及びその他の臨界パラメータを変更することができる。自動的に生成されるパスワードによりこれらの機能へのアクセスを限定することが可能となる。ユーザパスワードファイル及びログファイルもまたデータをスクランブルすることで保護される。
保守及びトラブルシューティング用の装置、方法及びプログラムも本装置の一部として提供される。
【図面の簡単な説明】
本発明に付随する利点の多くは添付の図面と関連して下記の詳細な説明を参照して理解すれば容易に明白となる。添付図面中同様の部品には同様の符号が付される。該添付図面中、
図1は、本装置を物理的に配置した時の側面図であり、
図2は、本装置の制御概要のブロック図であり、
図3Aは、第1のサンプル試験サイクルを図示した全試験制御操作の画面を提供するメインフォームであり、
図3Bは、第2の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図3Cは、第3の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図3Dは、第4の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図4は、試験結果を観察する画面を提供する試験概要であり、
図5、図6、図7及び図8は試験工程を図示した流れ図であり、
図9及び図10は2つの異なるバルブ試験の結果を例示したものである。
好適な実施例の詳細な説明
バルブ試験装置10の様々な部品の電気的且つ物理的関係を図1に図示する。コンピュータ12はペンティアム(登録商標)(PentiumTM)マイクロプロセッサまたはコンピュータ技術分野において公知のその他のマイクロプロセッサを含んでおり、適切なマイクロプロセッサ付属品、即ち、インタフェースモニタ14、プリンタ15、キーボード16及びマウス18を使用する。テーブル20は装置10の大部分を支持する。コンピュータ12内にはインタフェースボード13(好適な実施例ではLAB PC+)が配置されており、試験装置とコンピュータとの間で追加して必要なインタフェースを提供する。
逆さまにされたボトル22がテーブル20の上方に支持されており、該逆さまにされたボトルは導管24を有しており、該導管は水26の上方からストッパ28を介してハンドエアポンプ32用の閉止バルブ30まで延びている。ハンドエアポンプ32及び閉止バルブ30はボトル22内の使用圧力レベルを手動で変更するのに使用される。
導管34はボトル22内からストッパ28を介して止水栓36内まで延び、次いで、該止水栓からポンプ38まで延びている。ポンプ38はテーブル20の凹所39内に入れられた水37を導管34を介してボトル22内へ汲み上げるように配置されている。本装置に使用されるポンプは110VACで作動するベケット社(Beckett Corporation)により製造されているIPC13Aモデルである。本図には図示していない入出力即ちI/Oモジュールはキースリー・メトラバイト(Keithley Metrabyte)社により製造されているSRA−01モデルであり、ポンプへの制御インタフェースとなることができる。高流れチェック止水栓はレスネックス(Resenex)社により製造されるものであり、図示してはいないが、作動液がポンプを介して吐出されるのを防止する。
導管40はボトル22内からストッパ28を介して止水栓42内まで延び、次いで、該止水栓から圧力センサ44を介して、試験中のバルブであるバルブ46まで延びる。止水栓36及び42はボトル22をシステムの他の部分から隔離して保守や部品交換を可能にする。圧力センサ44はオメガ社(Omega Corporation)により製造されるPX39−005D4Vモデルまたはセンサ技術分野で公知の同様なセンサとすることが可能である。
試験するバルブ46は上方に開放した容器48の直ぐ上方に位置決めされて、該容器にバルブ46を通じて流れる水を回収するのを可能にしている。容器48は秤50により支持されており、該秤はテーブル20により支持されている。秤50はアキュラブ(ACCULAB)社により製造されているLT7200モデルまたはオーハウス(OHAUS)社により製造されているTP4Kモデルまたは秤上の現時点での重量を表す連続する出力を提供する出力口を有したその他の秤とすることができる。
標準の電気レセプタクルが110VACの電力を供給する。無停電電源装置(UPS)54が上記の電源に接続されている。UPS54は調整した電力を全システムへ供給する。電気ボックス52及びUPS54がコンピュータ12をポンプ38、秤50及び圧力センサ44にインタフェースするのに必要な電気接続及びI/O(入力/出力)を画成する。スイッチ53が電気ボックス52への別体の110VAC電源のオン/オフ切換えを行う。ヒューズ55は本図に図示していないが、110VACの回路保護を行う。圧力センサ44は9ピンの出力チャネルを有して感知した圧力の情報を提供し、該情報は電気ボックス52内の9ピンの入力チャネルに接続56を介して接続されている。秤50はRS232コンパチブル出力を有しており、該出力が秤からの重量情報を接続58を介してコンピュータ内のRS232コンパチブル入力COM1シリアルポートへ供給する。秤50は、また、接続66への接続60を有しており、該接続66もまたUPS54からの110VAC電源へ接続されている。この電源により秤50用の電力が供給される。
ポンプ38はコンピュータ12により制御される接続64を介して電気ボックス52内の制御ライン63から電力を受け取るようにされているが、これについては下記に説明を行う。コネクタ62は電気ボックス52内の110VACに接続されており、スイッチ53により切換えがなされると共に、コネクタ66に接続されてUPS54から110VAC電力を供給する。UPS54は、また、コネクタ68を介してコンピュータ12へ110VACの電力を供給する。電気ボックス52は50ピン接続のデータ獲得ボードラボ(LAB)PC+を有しており、該PC+はコネクタ70を介してコンピュータ12へ接続されている。
モニタ14は接続72を介してコンピュータ12へ接続されている。プリンタ15は接続73を介して直接またはネットワークを介してコンピュータ12へ接続されている。キーボード16は接続74を介してコンピュータ12へ接続されている。マウス18は接続76を介してコンピュータ12へ接続されている。
これらの接続は全て適切な数のライン及びインタフェースが配置されたマイクロプロセッサコンピュータには規格通りのものである。
図2は、データ獲得の詳細及びポンプ38から1/Oモジュール41、スイッチ53、ヒューズ55及びインタフェースカード13を収容したコンピュータ12へのモジュール及び圧力センサ44の接続を収容した電気ボックス52までの制御概要を図示している。
メニュー制御:
上記に説明したハードウェアは、多くの形態のメニュー選択及び画面コントロールを含んだ図形ユーザインタフェースを介して制御される。これらの画面選択は全てラベル付きボタンまたはアイコンを使いマウスまたはキーボードを使用して呼び出される。上記の操作は全て馴染みのハイパーテキスト及び/またはWindowsの手順及び制御能力を使用して画面から呼び出される。これらは現代のコンピュータ技術分野の当業者には馴染みのあるものである。画面選択をすると、次いで、対応するコンピュータプログラムが呼び出されて選択した操作が実施される。これらの様々な操作を提供するのに必要な特定のプログラムは含まれてはいないが、前記の操作についての下記の説明から一般的なコンピュータ命令及び方法を使用して斯かるプログラムを提供する方法はコンピュータ技術分野では公知のことである。
利用でき且つ上記に説明した方法で呼び出しのできるメニュー選択は下記から構成されている、即ち、
ファイル:ニュー(New)、オープン(Open)、ビュー(View)、セーブ(Save)、退出(Exit)
編集:エントリ(Entry)、パスワード(Password)
保守:プレスフォーム(Pressform)、リミット(Limits)、キャリブレーションプレス(CalibrationPress)、秤RS232(Scale−RS232)、ID、ユーザ名(Username)、ログオン(Logon)
ヘルプ
ファイル操作:
ファイルは実験ファイルの生成及び読みだしを行う。ファイル/ニューで新たな実験を開始すると共に、デフォルトの設定を行う。
ファイル/オープンで特定のデータディレクトリから古いファイルを読み出す。
ファイル/ビューでユーザは開いたファイル中で移動して特定のサイクルの圧力及び流れのグラフを見直すことができる。
ファイル/セーブで実験ファイルが生成される。
ファイル/退出でプログラムを閉じる。
上記のプログラムは全てファイル/ニューの画面を介して開始される。例えば、ユーザが次にファイル/ニューの画面のファイル/オールドボタンを選択してファイル/オールド機能に到達しようとする場合には、ユーザが実験を管理するのを可能にする全ての制御がブロックされて、選択したファイルのサイクルを通してナビゲーションを行うためのフォームが画面上に現れる。圧力及び流量グラフまたは試験概要もまたこれらの画面から呼び出しすることができる。圧力及び流量グラフまたは概要を見ている時にはナビゲーション用のフォームは消えるが、これらの画面はファイル/ビューボタンを選択することで復元することができる。実験を継続するためにはユーザは、ファイル/オープンが選択された後でファイル/ニューボタンを選択しなければならない。
編集操作:
編集によりユーザは入力情報を変更することができる。
編集/エントリで、ユーザは装置のシリアル番号及び部品番号を変更することできる。
編集/パスワードで、ユーザはユーザ自身のパスワードを変更することができる。ユーザが編集/エントリボタンを選択すると、エントリフォームが表示されて、プログラムにより画成したデフォルトエントリから試験中の装置のシリアル番号及び部品番号の変更が可能となる。新たな実験において、ユーザが編集/エントリを選択し忘れた場合には、ユーザは試験を続行する前に、この情報を設けられた入力ボックスに入力するよう促される。新たなユーザは自動的に標準パスワードを受け取ると共に、ユーザは、パスワードが感知される毎に該パスワードを変更するようにシステムにより促される。
保守操作:
保守には試験管理者のみがアクセスできて、通常の使用者はアクセスできないようにするのが好適である。適切な管理者認識コードを使用することでのみ保守画面を呼び出すことができる。
保守/プレスフォームでは、管理者は圧力テンプレートを変更することが可能となる。指定された圧力テンプレートは、圧力対時間の多線形即ちポリリニア(polylinear)な機能であり、頂点(0、0;X1、P1;X2、P2;X3、0;X4、0)を備えており、X1乃至X4は水を秒単位で、P1、P2は水をcm単位で表している。総サイクル時間はX4秒である。
保守/リミットでは、管理者は低流れ圧力、全流れ圧力、閉鎖圧力、試験点及び最大流量の最小値の限界を変更することが可能となる。
保守/校正では、管理者は圧力センサを校正し、圧力センサ係数を更新し、且つ、校正レポートを印刷することが可能となる。
保守/IDにより、管理者は試験ステーション、圧力センサ及び秤の認識番号を変更することが可能となる。
保守/ユーザ名では、管理者はユーザ名を見直し、追加しまたは削除することが可能となる。
保守/ログオンでは、管理者はファイル中のログを見直すことが可能となる。
ヘルプ操作:
ヘルプ画面は装置のトラブルシューティング用のサジェスチョンを提供する。
メインフォーム画面:
図3に図示したメインフォーム画面は試験を操作するのに使用される(メインフォーム画面は、また、上記に説明したメニュー制御を含むことが可能である)。メインフォーム画面は、下記の如く名付けられた制御ボタンを表示し、該ボタンをマウスで「クリック」すると、斯かる如く名付けられた操作が可能となる。ユーザはこの画面を呼び出して、たった1つのバルブの試験、または、バルブの自動試験を制御する。この画面はビジュアルベーシックプログラム(VisualBasic program)PRTEST01.EXEを制御し、該プログラムが、代わって、作業ディレクトリc:\vb\lab\testtn内に配置された数多くの追加のプログラムを使用する。これらの追加の作業ディレクトリプログラムは後段のファイルの所で説明をする。メインフォーム画面により表示される制御ボタン及び対応する操作は下記の通りである。
ゴー:試験の1つのサイクルのみをスタートする。この指令は試験をユーザが手動制御するのに使用される。
バック:ユーザは試験の最後のサイクルを繰り返すこと、または、最初から試験をスタートすること、または、試験の状態に応じてプログラムを退出することが可能となる。
自動:既存のサイクル試験から自動10サイクル試験へ試験方法が自動的に変更される。この制御を呼び出す前に、ユーザは試験を少なくとも1サイクル手動で操作しなければならない。
ポンプ:ユーザがボトル22を補給する必要があると考えた時にユーザはポンプをオン及びオフすることが可能となる。
圧力:大きなサイズのフォーマットに現在の試験サイクルの圧力のグラフが表示されて、試験時間の区域化が可能となる。
流れ:大きなサイズのフォーマットに現在の試験サイクルの流量のグラフが表示されて、試験時間の区域化が可能となる。
概要:完了した試験サイクルの概要を表示すると共に、セーブ、ファイル、印刷、継続または退出のボタン及び機能が表示される。この画面は「試験の概要」とラベル付けされる。図4にその画面を図示する。
FloPrs:ユーザは現在の試験の流れ対圧力のグラフを見て印刷することが可能となる。
退出:その時点で試験を退出する。
再始動:退出した時点から試験を再始動する。
セーブ:ファイルに試験結果をセーブする。
ファイル/ニューメニュー:新たなファイル及び試験を開始する。
ファイル/退出:試験を退出し、且つ、ファイルに結果をセーブする。
図3A乃至図3Dは第1乃至第4のサンプル試験サイクルを含んだメインフォームを図示している。第1の試験サイクルは58秒でほぼ完了する。サイクルが完了しないと、平均流量または最大流量は算出されない。第2のサンプル試験サイクルは60秒が経過すると試験が完了する。体積、平均流量及び最大流量が算出される。第3の試験サイクルは、第1の試験サイクルと同様に、59秒が経過しても完了されず、従って、平均流量または最大流量は算出されない。第4のサンプル試験サイクルは26秒経過時では実質的には完了しない。バルブは閉鎖されておらず、従って、閉鎖圧力が決定されておらず、また、平均流量または最大流量も決定されない。
試験の概要
図4の試験の概要はメインフォームの画面の概要をクリックして呼び出した時に対応する画面メニューを図示している。この概要は、画面の頂部に沿って部品番号、シリアル番号、月日、ユーザ、試験ステーションID、秤ID及び圧力センサIDのデータボックスを有している。
これらのデータボックスの直ぐ下には、低流れ圧力、全流れ圧力及びcmで表した水の閉鎖圧力のデータに関する情報が各サイクル番号毎及び10サイクルの平均について表示される。データは、立方センチメートルで表した体積を示す。平均流量及び最大流量が各サイクル毎及び10サイクルの平均について立方センチメートル/秒の単位で図示される。
3つの対のデータボックスが設けられる。1対のボックスは、低流れ圧力限界、全流れ圧力限界及び閉鎖圧力限界の上限及び下限情報を入れるために設けられている。1つのボックスが最大流量データを入れるように設けられている。
画面の底部に沿ったボタンには、セーブ及び退出(Save and Exit)、セーブ、印刷、継続(Continue)及び退出(Exit)とラベルが付けられており、斯かるボタンをマウスを使ってクリックするか、または、ラベルの最初の文字またはラベルの文字に下線が施されている場合には該下線の施された文字をタイプすると、ラベルにより示された操作が可能となる。
警報:
主制御画面は、また、4つの警報を表示し、それぞれ、圧力、ポンプ、温度及び秤が範囲から外れた状態にあることを示す。表示が赤色になった時が警報状態を示す。警報は表示された警報をクリックすることによってのみ解除することができる。
保全システム:
保全システムは、パスワードアクセス及びログオンファイルを含む。ユーザはユーザ名及びパスワードを入力してプログラムへアクセスできる。これらは、Passuser.filのファイルに入れられており、これに関してはその他のファイルと一緒に後段にて説明する。このファイルは保全を考慮してスクランブルされる。このファイルは認定された管理者を除いた他の全ての人が保守操作にアクセスできないようにしている。全てのユーザが自身のパスワードを所有しているから、他人を装って該保全システムへログインすることはできない。
ユーザがこのシステムへログインする度に新たな記録が生成され、該記録には日時印及びユーザ名が含まれる。
ファイルシステム:
10サイクルの試験が実施されると、プログラムが月日をセーブする試験ファイルを作成することが可能となる。これは、メインフォーム画面のファイル/セーブから、または、セーブまたはセーブ−退出ボタンを選択することで概要から達成することができる。
ファイル名は装置のシリアル番号から自動的に生成される。装置のシリアル番号がMMDDYYFFNNNであった場合には、ファイル名はMMDDYYFF.NNNとなる。ユーザはセーブをする前または試験ファイルを伝送する前にファイル名と装置のシリアル番号が同一であることを確認する必要がある。
各試験ファイルは200バイトのデータ及び装置ID、試験の概要情報及び10サイクルの10組の記録を含んでいる。ファイルの5文字から成る最初のフィールドは試験ファイルの全てについて同一にされており、プログラムが試験ファイルを認識して、その他の全てを即座にリジェクトするようにされている。
総サイクル時間は圧力テンプレートのX4の値により決定されるが、記録数はセットにより変動することが可能となる。1つのセットにおけるあらゆる記録は8バイトの長さにされており、ミリ秒単位の時間、圧力及び流量から成る。時間は4バイトの整数としてセーブされる。圧力及び流量は10倍の尺度の整数としてセーブされる。即ち、53.2cmの水の圧力は532としてセーブされて、ファイルサイズを低減するようにされている。
ファイル:
メインフォーム画面プログラムPRTEST01により作業ディレクトリC:\vb\lab\teststtn内に配置する必要があるとされるファイルは下記の通りである:
Passuser.fil−このファイルはユーザ名及びパスワードを含むと共に、スクランブルされる。
Logon.fil−このファイルはユーザ名及び日時印のログオン記録を含むと共に、スクランブルされる。
PresTmp.fil−このファイルは圧力テンプレートを含んでいる。
Alimits.fil−このファイルは低流れ圧力及び全流れ圧力、閉鎖圧力、秤上の最大重量に関する限界及びその他の限界を含んでいる。
Commparm.fil−このファイルは秤50のRS−232ポートのコミュニケーションパラメータを含んでいる。
Prescalb.fil−このファイルは圧力センサ係数を含んでいる。
試験ファイル、即ち、c:\vb\lab\testdataには特殊なディレクトリも必要となる。
メインフォームのフローチャート:
図3のメインフォーム画面の色々なボタンを使用した結果を示したプログラムの流れ図を図5、図6、図7及び図8に図示している。これらの図面で使用されている略語は次の通りである。即ち、LFPは低流れ圧力、FFPは全流れ圧力、CLPは閉鎖圧力である。
図3に図示したメインフォームのゴーを「クリック」すると、試験機能を提供するプログラムが呼び出される。これらのプログラムが動作している時間中は、秤50から連続して出力が行われて、量情報が提供され、ミリ秒単位で入力される時間により流量の算出が可能となる。55ミリ秒間隔を超える移動平均値がWindowsオペレーションシステムにおける時間の離散性を防止する。バルブの開閉は3つの連続した秤の読みを比較することにより可能となる。全流れ圧力は流量が所定の流量を超えた時に決定される。平均流量はバルブの開閉間の間隔時間で総体積を割って決定される。
ゴーをクリックすると、前記の図面に図示したプログラム流れ図が最初のブロック即ち開始100で始まり、次いで、ビューファイルはONされているかを問うブロック102に入る。ビューファイルがONされていれば、ブロック102に対する回答はイエスであり、ブロック104の警告へ入り、画面上に警告が表示され、次いで、ブロック106退出ゴーへ入り、プログラムがゴーへ戻って、更なるユーザ介入を待機する。ブロック102への回答がノーである場合には、次いでサイクル数を増大するブロック108に入り、試験サイクル数を1つ上方へ増分して、サイクル数がCMax.より大きいかを問うブロック110へ入る。
現在の試験サイクルのサイクル数がCMAX(好適な実施例では10)より大きい場合にはブロック110に対する回答はイエスであり、警告ブロック112へ入り、画面上に警告が表示され、次いで退出ゴーブロック114へ入り、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。ブロック110への回答がノーの場合には、次いで変数を開始する116へ入って、選択した圧力テンプレート順序を入力し、次に圧力テンプレートグラフを表示するブロック118へ入って選択した圧力テンプレートが表示され、次いで停止のブロック120へ入って停止が選択されたか否かが決定される。
ブロック120への回答がイエスである場合には、次にサイクル数を低減する122へ入り、サイクル数が1つ低減され、次いでポンプOFFのブロック124へはいり、ポンプが停止されて、退出ゴーのブロック126へ入り、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。
ブロック120への回答がノーである場合には、流れのグラフをクリアするブロック128へ入り、グラフがクリアされ、時間を読み出すブロック129へ入り、現在の時間を読み出し、時間OFFを問うブロック130へ入る。試験を終了する時間に達した場合には、次にブロック130への回答がイエスとなり、平均流量を表示するブロック132へ入る。ブロック132で画面上に平均流量が表示され、最大流量を表示するブロック134へ入る。
流量のブロック134では画面上に最大流量が表示され、情報ファイルを書き込むブロック136へ入り、現在の試験ファイルへ試験情報が書き込まれる。次いで退出ゴーのブロック138へ入って、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。
ブロック130への回答がノーである場合には、次いで圧力を読み出す140へ入り、圧力センサ44から現在の圧力を読み出して、次に圧力が最大圧力より大きいかを問うブロック142へ入る。読み出された現在の圧力が許容最大圧力より大きい場合にはブロック142への回答はイエスとなり、ポンプをOFFとするブロック144へ入り、ポンプが停止されて、警報ブロック146へ入る。ブロック146で画面上でポンプの圧力が超過していることを知らせる警報を設定して再度ブロック140へ入る。
ブロック142への回答がノーの場合には、次に秤144を読み出すブロック144へ入り、秤50から現在の秤情報を読み出し、秤が最大重量を超えているかを問うブロック146へ入る。秤が現時点で示す重量が最大秤重量限界より大きければ回答はイエスであり、ポンプをOFFするブロック148へ入る。ブロック148でポンプを停止して警報ブロック150へ入る。ブロック150では秤の重量が限界を超えていることを示す警報が画面上に表示されて、再度ブロック144へ入る。
ブロック146への回答がノーである場合には、次に時間を表示するブロック152へ入り画面上に現在の時間が表示され、次いで圧力を表示するブロック154へ入る。ブロック154で画面上に現在の圧力を表示して、体積を表示するブロック156へ入る。ブロック156で現在の流量を表示して、低流れ圧力がゼロより大きいかを問うブロック158へ入る。低流れ圧力がゼロより大きい場合には、次にブロック158への回答がイエスとなって、流れを開始するか否かを問うブロック160へ入る。
流れが開始された場合には、秤50の読みにおける増大により示される如く、ブロック160への回答はイエスとなり、低流れ圧力を表じするブロック162へ入る。ブロック162で画面上に低流れ圧力が表示され、閉鎖圧力がゼロより大きいか否かと問うブロック164へ入る。ブロック160への回答がノーの場合にはブロック164へ入る。ブロック158への回答がノーの場合にはブロック164へ入る。
ブロック164では、試験中のバルブの閉鎖圧力がゼロより大きい場合には、回答はイエスとなり、次いで流れを停止するか否かと問うブロック166へ入る。ブロック166において、試験中のバルブを介しての流れ停止した場合には、連続した読み出しにおいて秤50の重量に一切の変化がないことで決定される如く、回答はイエスとなり、バルブが閉じられたことが示される。次に、閉鎖圧力を表示するブロック168に入り、画面上に閉鎖圧力が表示されると共に、流量を算出するブロック170へ入る。ブロック170で連続した読み出し時間における秤50上の重量を引いて流れの重量を決定すると共に、重量を量へ変換して、読み出しの時間を使って流量を決定する。次に、全流れ圧力がゼロに等しいか否かを問うブロック172へ入る。試験中のバルブを介しての全流れ圧力がゼロに等しい場合には回答はイエスとなり、流量が最大流量より大きいか否かを問うブロック174へ入る。ブロック170で決定された流量がバルブの最大流量より小さい場合には、回答はイエスとなり、全流れ圧力を表示するブロック176へ入る。ブロック176では、バルブの全流れ圧力が画面上に表示して、圧力テンプレートが特定されているか否かを問うブロック178へ入る。ブロック172または174に対する回答がノーである場合にはブロック178へ入る。
圧力テンプレートが特定されている場合には、ブロック178への回答はイエスとなり、ポンプをONにするブロック180へ入る。ブロック180でポンプをONにして、ラインセグメントを圧力グラフ上へ載せるブロック184へ入る。ブロック178への回答がノーの場合には、ポンプOFFブロック182へ入る。ブロック182がポンプをOFFすると共にブロック184へ入る。
ブロック184で、算出されたばかりの流量のラインセグメントをモニタ上に載せて、ラインセグメントを流れグラフ上へ載置するブロック186へ入る。ブロック186では、算出されたばかりの流量のラインセグメントがモニタ上に載せられ、ブロック129へ再度入る。
テンプレートが設けられていなければこの構成でバルブの試験を行い、圧力テンプレートが設けられていればバルブ試験を10回繰り返す。該試験の最後にモニタ14の画面上に試験パラメータを表示すると共に、認識したファイルに回収する。
操作手順:
装置の電源が完全に落とされていると仮定すると、ユーザは下記の段階に従ってバルブの試験を実施しなければならない。
1.秤50から容器48を取り外す。
2.コンピュータ12をOFFにしてスイッチ53をONにする。読み出しに最初にゼロが現れるのを確認する。
3.秤50に容器48を戻す。
4.コンピュータ12をONにして、「製造試験」とラベルの付いたアイコンを呼び出すと共にダブルクリックをして図3のメインフォームを呼び出す。
5.電気ボックス52のスイッチ53を入れる。
6.ユーザ名及びパスワードをメインフォーム上の適切なボックス内へ入力する。
7.試験中のバルブ48を装置10へ連結する。
8.メインフォームから編集/エントリを選択して、部品番号及び装置のシリアル番号を入力する。これを見落すと、システムがユーザにこの情報を入力するよう促す。
9.メインフォームのゴーをクリックして試験を開始すると共に、試験の圧力及び流量を観察する。
10.圧力及び流量が正常であれば、メインフォームの概要をクリックして、図4に図示した如く、試験結果の概要を得る。ユーザは、代わりに、圧力、流れまたはFloPrsボタンをクリックしてこのサイクルの拡大グラフを見直すと共にプリンタ15で該グラフを印刷することができる。
11.何かが範囲を外れていることを示す警報が示されなければ、継続をクリックし、次いでゴーをクリックして手動で1試験毎に試験サイクルを完遂するか、または、自動ボタンをクリックして試験サイクルを自動的に完遂する。好ましい手順は、少なくとも正しいと思われる2つのサイクルを手動で試験して、試験中のバルブ及び装置が正しく作動するのを確認するまで待って、次いで、バックをクリックし、次いで、再始動をクリックして10サイクルを開始してファイルすると言った手順である。最初のサイクルを再度手動で行い、残りを自動で行うことも可能である。
12.再度概要ボタンをクリックして完全な10サイクルの試験の概要を見直す。
13.限界を外れている量があることを示す警報がなければ、セーブボタンをクリックして完全な試験のファイルを生成すると共に、ファイル/ニューメニューを選択して別の試験を開始し、この手順を段階7からそれ以降に向けて繰り返すと共に、目下の試験が最終の試験である場合には、セーブ及び退出をクリックする。アラームの状態が何かが限界を超えていることを知らせている場合には、退出をクリックして試験を終結すると共に、試験中のバルブをリジェクトするか、または、継続、バック及び再始動のボタンを順番にクリックして10サイクルのバルブ試験を繰り返す。再度、最初の試験サイクルは手動の方向で実施すべきであり、残りの試験は上記に説明した如く自動制御で実施する。
14.試験を終了するには、ファイル/退出をクリックし、バルブ42を閉じ、試験中のバルブを取り外し、電気ボックス52のスイッチ53を切ってプログラムを退出する。この最終段階は、その他は別として、バルブ42が閉じられていれば、コンピュータ12を再付勢した時にポンプ38によりボトル22内で相当の圧力の増大が可能であることから必要とされる。
この装置は、標準のフォーマットに記憶しておける標準化された繰り返し可能な試験手順を提供する。標準化された従来のコンピュータ技術を利用して、試験を監督し且つ修正する柔軟性のある制御が、画面メニューフォーマットにおいて利用することが可能となる。前の試験結果を容易に呼び出して観察することができる。コンピュータ、該コンピュータの付属品及び操作システムが標準化されており、利用し易くされている。試験装置自体及び必要なコンピュータインタフェースのみが特殊化されているが、ここにおいても、操作は標準化した操作システムにより制御されるようにされている。これにより装置及び教育コストが大幅に削減できる。
本発明を説明に役立つ実施例を参照して説明してきたが、斯かる説明は本発明を限定するものとして解釈されることを目的としたものではない。例示に使用した実施例及び本発明のその他の実施例を様々に修正できることは本説明を参照すれば当業者には明白なことである。従って、添付の請求項は本発明の真の範囲内に入る前記の修正または実施例の何れもがその範疇に入るものと考えられる。
本発明は、操作者の介在を最小限にして、自動的にバルブを試験する装置に関する。より詳細には、本発明は、試験中のバルブへ制御された圧力をかけて、それにより生じる流量を測定し、且つ、入力圧力及び流量を表示すると共に記憶するコンピュータ制御の装置に関する。
発明の背景
失禁を抑制するバルブの使用は当該技術分野では公知のことである。この用途に用いられるバルブは、生物学的悪条件下において大した操作力を必要とせずに確実に機能するものでなければならない。これらの望ましいバルブ特性を得るためには正確な試験が必要となる。
数多くの試験方法が公知であると共に一般的なバルブの試験に使用されている一方で、失禁の抑制に使用されるバルブにおいて必要とされる特性に関して試験を行うように特に構成された自動試験装置は存在していない。制御された、繰り返し可能な入力圧力をバルブに加え、その結果生じるバルブからの出力流量を測定し、且つ、斯かる試験結果を平均して試験精度を向上させるような自動試験が所望されている。
発明の概要
本装置は、時間の経過と共に所定のパターンで変化する入力圧力の関数としてバルブの出力流量を試験する。斯かる試験は、特に、失禁を抑制するのに使用されるバルブを対象にしている。斯かる試験は、コンピュータ制御の基に、ユーザが手動にて所望の試験圧力をコンピュータへ入力するか、または、コンピュータにより直接に制御されて自動的に入力を行うことで実施される。
使用されるコンピュータは、従来のキーボード、モニタ、マウス、プリンタ、記録装置及びウィンドウズ(Windows)オペレーションシステムを備えたペンティアム(登録商標)(PentiumTM)型のコンピュータとすることができる。この装置及びプログラムによりアイコン式の選択方法を使用して、一連の表示画面を呼び出して、様々な特殊プログラムによりもたらされる様々な操作を行い、且つ、マウスまたはキーボード入力のいずれかを使用して追加の操作機能を呼び出すことが可能となる。
コンピュータと試験装置との間の特殊なインタフェース装置もまた本装置の一部である。特殊な試験プログラムにより、試験の制御、データ獲得、結果のファイリング及び印刷、保守、トラブルシューティング、ヘルプサジェスチョン、圧力超過警報及びデータ保全が可能となる。
斯かる試験は、コンピュータ制御されたポンプを使用して試験中のバルブへ水を供給する。試験中のバルブの入力側の圧力センサが実際の入力圧力を測定する。該圧力センサは別体の外部測定装置により校正される。圧力センサからの圧力情報はコンピュータへの入力データとなる。
手動試験モードの操作では、ユーザが画面から幾つかのコンピュータ制御された所定の圧力対時間プロファイルの1つを選択することができる。これらの圧力対時間プロファイルは圧力テンプレートと呼ばれる。自動試験は10回繰り返された後で、結果の平均値を求めて精度を高めるようにされている。別のモードでの操作では、ユーザが前に収集したファイルデータを見直しすることができるようにされている。
試験中のバルブからの出力流量は、容器内のバルブから出てくる液体を回収し、且つ、秤を用いて連続して容器及び回収した液体の重量を測定することで決定する。秤の出力はコンピュータへの入力データとなる。バルブの液体出力流量は、測定した重量を連続して減算して量を決定し、且つ、それぞれの測定時間を用いて出力流量を算出することでコンピュータにより決定される。
時間の経過に伴うバルブ出力流量、低流れ圧力、全流れ圧力及び閉鎖圧力は、各試験毎にコンピュータにより決定、フラグ(flag)即ち標識立て、記録及び表示がなされる。
赤色により範囲外れ状態を示す警報システムがユーザに如何なる範囲外れ状態でも警告する。ユーザは画面アイコンにより警報システムの試験を行うと共に、ポンプのオン/オフスイッチの操作を行うことができる。
各試験毎に作成されるファイルはファイル名として試験したバルブのシリアル番号を使用する。日時印及びユーザ名が試験毎にファイルに入力される。ユーザはバルブを再試験すると共に、現在及び前の試験結果を見直すことができる。
試験管理者は、圧力センサを校正すると共に、圧力テンプレートパラメータ及びその他の臨界パラメータを変更することができる。自動的に生成されるパスワードによりこれらの機能へのアクセスを限定することが可能となる。ユーザパスワードファイル及びログファイルもまたデータをスクランブルすることで保護される。
保守及びトラブルシューティング用の装置、方法及びプログラムも本装置の一部として提供される。
【図面の簡単な説明】
本発明に付随する利点の多くは添付の図面と関連して下記の詳細な説明を参照して理解すれば容易に明白となる。添付図面中同様の部品には同様の符号が付される。該添付図面中、
図1は、本装置を物理的に配置した時の側面図であり、
図2は、本装置の制御概要のブロック図であり、
図3Aは、第1のサンプル試験サイクルを図示した全試験制御操作の画面を提供するメインフォームであり、
図3Bは、第2の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図3Cは、第3の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図3Dは、第4の試験サイクルを図示したメインフォームであり、
図4は、試験結果を観察する画面を提供する試験概要であり、
図5、図6、図7及び図8は試験工程を図示した流れ図であり、
図9及び図10は2つの異なるバルブ試験の結果を例示したものである。
好適な実施例の詳細な説明
バルブ試験装置10の様々な部品の電気的且つ物理的関係を図1に図示する。コンピュータ12はペンティアム(登録商標)(PentiumTM)マイクロプロセッサまたはコンピュータ技術分野において公知のその他のマイクロプロセッサを含んでおり、適切なマイクロプロセッサ付属品、即ち、インタフェースモニタ14、プリンタ15、キーボード16及びマウス18を使用する。テーブル20は装置10の大部分を支持する。コンピュータ12内にはインタフェースボード13(好適な実施例ではLAB PC+)が配置されており、試験装置とコンピュータとの間で追加して必要なインタフェースを提供する。
逆さまにされたボトル22がテーブル20の上方に支持されており、該逆さまにされたボトルは導管24を有しており、該導管は水26の上方からストッパ28を介してハンドエアポンプ32用の閉止バルブ30まで延びている。ハンドエアポンプ32及び閉止バルブ30はボトル22内の使用圧力レベルを手動で変更するのに使用される。
導管34はボトル22内からストッパ28を介して止水栓36内まで延び、次いで、該止水栓からポンプ38まで延びている。ポンプ38はテーブル20の凹所39内に入れられた水37を導管34を介してボトル22内へ汲み上げるように配置されている。本装置に使用されるポンプは110VACで作動するベケット社(Beckett Corporation)により製造されているIPC13Aモデルである。本図には図示していない入出力即ちI/Oモジュールはキースリー・メトラバイト(Keithley Metrabyte)社により製造されているSRA−01モデルであり、ポンプへの制御インタフェースとなることができる。高流れチェック止水栓はレスネックス(Resenex)社により製造されるものであり、図示してはいないが、作動液がポンプを介して吐出されるのを防止する。
導管40はボトル22内からストッパ28を介して止水栓42内まで延び、次いで、該止水栓から圧力センサ44を介して、試験中のバルブであるバルブ46まで延びる。止水栓36及び42はボトル22をシステムの他の部分から隔離して保守や部品交換を可能にする。圧力センサ44はオメガ社(Omega Corporation)により製造されるPX39−005D4Vモデルまたはセンサ技術分野で公知の同様なセンサとすることが可能である。
試験するバルブ46は上方に開放した容器48の直ぐ上方に位置決めされて、該容器にバルブ46を通じて流れる水を回収するのを可能にしている。容器48は秤50により支持されており、該秤はテーブル20により支持されている。秤50はアキュラブ(ACCULAB)社により製造されているLT7200モデルまたはオーハウス(OHAUS)社により製造されているTP4Kモデルまたは秤上の現時点での重量を表す連続する出力を提供する出力口を有したその他の秤とすることができる。
標準の電気レセプタクルが110VACの電力を供給する。無停電電源装置(UPS)54が上記の電源に接続されている。UPS54は調整した電力を全システムへ供給する。電気ボックス52及びUPS54がコンピュータ12をポンプ38、秤50及び圧力センサ44にインタフェースするのに必要な電気接続及びI/O(入力/出力)を画成する。スイッチ53が電気ボックス52への別体の110VAC電源のオン/オフ切換えを行う。ヒューズ55は本図に図示していないが、110VACの回路保護を行う。圧力センサ44は9ピンの出力チャネルを有して感知した圧力の情報を提供し、該情報は電気ボックス52内の9ピンの入力チャネルに接続56を介して接続されている。秤50はRS232コンパチブル出力を有しており、該出力が秤からの重量情報を接続58を介してコンピュータ内のRS232コンパチブル入力COM1シリアルポートへ供給する。秤50は、また、接続66への接続60を有しており、該接続66もまたUPS54からの110VAC電源へ接続されている。この電源により秤50用の電力が供給される。
ポンプ38はコンピュータ12により制御される接続64を介して電気ボックス52内の制御ライン63から電力を受け取るようにされているが、これについては下記に説明を行う。コネクタ62は電気ボックス52内の110VACに接続されており、スイッチ53により切換えがなされると共に、コネクタ66に接続されてUPS54から110VAC電力を供給する。UPS54は、また、コネクタ68を介してコンピュータ12へ110VACの電力を供給する。電気ボックス52は50ピン接続のデータ獲得ボードラボ(LAB)PC+を有しており、該PC+はコネクタ70を介してコンピュータ12へ接続されている。
モニタ14は接続72を介してコンピュータ12へ接続されている。プリンタ15は接続73を介して直接またはネットワークを介してコンピュータ12へ接続されている。キーボード16は接続74を介してコンピュータ12へ接続されている。マウス18は接続76を介してコンピュータ12へ接続されている。
これらの接続は全て適切な数のライン及びインタフェースが配置されたマイクロプロセッサコンピュータには規格通りのものである。
図2は、データ獲得の詳細及びポンプ38から1/Oモジュール41、スイッチ53、ヒューズ55及びインタフェースカード13を収容したコンピュータ12へのモジュール及び圧力センサ44の接続を収容した電気ボックス52までの制御概要を図示している。
メニュー制御:
上記に説明したハードウェアは、多くの形態のメニュー選択及び画面コントロールを含んだ図形ユーザインタフェースを介して制御される。これらの画面選択は全てラベル付きボタンまたはアイコンを使いマウスまたはキーボードを使用して呼び出される。上記の操作は全て馴染みのハイパーテキスト及び/またはWindowsの手順及び制御能力を使用して画面から呼び出される。これらは現代のコンピュータ技術分野の当業者には馴染みのあるものである。画面選択をすると、次いで、対応するコンピュータプログラムが呼び出されて選択した操作が実施される。これらの様々な操作を提供するのに必要な特定のプログラムは含まれてはいないが、前記の操作についての下記の説明から一般的なコンピュータ命令及び方法を使用して斯かるプログラムを提供する方法はコンピュータ技術分野では公知のことである。
利用でき且つ上記に説明した方法で呼び出しのできるメニュー選択は下記から構成されている、即ち、
ファイル:ニュー(New)、オープン(Open)、ビュー(View)、セーブ(Save)、退出(Exit)
編集:エントリ(Entry)、パスワード(Password)
保守:プレスフォーム(Pressform)、リミット(Limits)、キャリブレーションプレス(CalibrationPress)、秤RS232(Scale−RS232)、ID、ユーザ名(Username)、ログオン(Logon)
ヘルプ
ファイル操作:
ファイルは実験ファイルの生成及び読みだしを行う。ファイル/ニューで新たな実験を開始すると共に、デフォルトの設定を行う。
ファイル/オープンで特定のデータディレクトリから古いファイルを読み出す。
ファイル/ビューでユーザは開いたファイル中で移動して特定のサイクルの圧力及び流れのグラフを見直すことができる。
ファイル/セーブで実験ファイルが生成される。
ファイル/退出でプログラムを閉じる。
上記のプログラムは全てファイル/ニューの画面を介して開始される。例えば、ユーザが次にファイル/ニューの画面のファイル/オールドボタンを選択してファイル/オールド機能に到達しようとする場合には、ユーザが実験を管理するのを可能にする全ての制御がブロックされて、選択したファイルのサイクルを通してナビゲーションを行うためのフォームが画面上に現れる。圧力及び流量グラフまたは試験概要もまたこれらの画面から呼び出しすることができる。圧力及び流量グラフまたは概要を見ている時にはナビゲーション用のフォームは消えるが、これらの画面はファイル/ビューボタンを選択することで復元することができる。実験を継続するためにはユーザは、ファイル/オープンが選択された後でファイル/ニューボタンを選択しなければならない。
編集操作:
編集によりユーザは入力情報を変更することができる。
編集/エントリで、ユーザは装置のシリアル番号及び部品番号を変更することできる。
編集/パスワードで、ユーザはユーザ自身のパスワードを変更することができる。ユーザが編集/エントリボタンを選択すると、エントリフォームが表示されて、プログラムにより画成したデフォルトエントリから試験中の装置のシリアル番号及び部品番号の変更が可能となる。新たな実験において、ユーザが編集/エントリを選択し忘れた場合には、ユーザは試験を続行する前に、この情報を設けられた入力ボックスに入力するよう促される。新たなユーザは自動的に標準パスワードを受け取ると共に、ユーザは、パスワードが感知される毎に該パスワードを変更するようにシステムにより促される。
保守操作:
保守には試験管理者のみがアクセスできて、通常の使用者はアクセスできないようにするのが好適である。適切な管理者認識コードを使用することでのみ保守画面を呼び出すことができる。
保守/プレスフォームでは、管理者は圧力テンプレートを変更することが可能となる。指定された圧力テンプレートは、圧力対時間の多線形即ちポリリニア(polylinear)な機能であり、頂点(0、0;X1、P1;X2、P2;X3、0;X4、0)を備えており、X1乃至X4は水を秒単位で、P1、P2は水をcm単位で表している。総サイクル時間はX4秒である。
保守/リミットでは、管理者は低流れ圧力、全流れ圧力、閉鎖圧力、試験点及び最大流量の最小値の限界を変更することが可能となる。
保守/校正では、管理者は圧力センサを校正し、圧力センサ係数を更新し、且つ、校正レポートを印刷することが可能となる。
保守/IDにより、管理者は試験ステーション、圧力センサ及び秤の認識番号を変更することが可能となる。
保守/ユーザ名では、管理者はユーザ名を見直し、追加しまたは削除することが可能となる。
保守/ログオンでは、管理者はファイル中のログを見直すことが可能となる。
ヘルプ操作:
ヘルプ画面は装置のトラブルシューティング用のサジェスチョンを提供する。
メインフォーム画面:
図3に図示したメインフォーム画面は試験を操作するのに使用される(メインフォーム画面は、また、上記に説明したメニュー制御を含むことが可能である)。メインフォーム画面は、下記の如く名付けられた制御ボタンを表示し、該ボタンをマウスで「クリック」すると、斯かる如く名付けられた操作が可能となる。ユーザはこの画面を呼び出して、たった1つのバルブの試験、または、バルブの自動試験を制御する。この画面はビジュアルベーシックプログラム(VisualBasic program)PRTEST01.EXEを制御し、該プログラムが、代わって、作業ディレクトリc:\vb\lab\testtn内に配置された数多くの追加のプログラムを使用する。これらの追加の作業ディレクトリプログラムは後段のファイルの所で説明をする。メインフォーム画面により表示される制御ボタン及び対応する操作は下記の通りである。
ゴー:試験の1つのサイクルのみをスタートする。この指令は試験をユーザが手動制御するのに使用される。
バック:ユーザは試験の最後のサイクルを繰り返すこと、または、最初から試験をスタートすること、または、試験の状態に応じてプログラムを退出することが可能となる。
自動:既存のサイクル試験から自動10サイクル試験へ試験方法が自動的に変更される。この制御を呼び出す前に、ユーザは試験を少なくとも1サイクル手動で操作しなければならない。
ポンプ:ユーザがボトル22を補給する必要があると考えた時にユーザはポンプをオン及びオフすることが可能となる。
圧力:大きなサイズのフォーマットに現在の試験サイクルの圧力のグラフが表示されて、試験時間の区域化が可能となる。
流れ:大きなサイズのフォーマットに現在の試験サイクルの流量のグラフが表示されて、試験時間の区域化が可能となる。
概要:完了した試験サイクルの概要を表示すると共に、セーブ、ファイル、印刷、継続または退出のボタン及び機能が表示される。この画面は「試験の概要」とラベル付けされる。図4にその画面を図示する。
FloPrs:ユーザは現在の試験の流れ対圧力のグラフを見て印刷することが可能となる。
退出:その時点で試験を退出する。
再始動:退出した時点から試験を再始動する。
セーブ:ファイルに試験結果をセーブする。
ファイル/ニューメニュー:新たなファイル及び試験を開始する。
ファイル/退出:試験を退出し、且つ、ファイルに結果をセーブする。
図3A乃至図3Dは第1乃至第4のサンプル試験サイクルを含んだメインフォームを図示している。第1の試験サイクルは58秒でほぼ完了する。サイクルが完了しないと、平均流量または最大流量は算出されない。第2のサンプル試験サイクルは60秒が経過すると試験が完了する。体積、平均流量及び最大流量が算出される。第3の試験サイクルは、第1の試験サイクルと同様に、59秒が経過しても完了されず、従って、平均流量または最大流量は算出されない。第4のサンプル試験サイクルは26秒経過時では実質的には完了しない。バルブは閉鎖されておらず、従って、閉鎖圧力が決定されておらず、また、平均流量または最大流量も決定されない。
試験の概要
図4の試験の概要はメインフォームの画面の概要をクリックして呼び出した時に対応する画面メニューを図示している。この概要は、画面の頂部に沿って部品番号、シリアル番号、月日、ユーザ、試験ステーションID、秤ID及び圧力センサIDのデータボックスを有している。
これらのデータボックスの直ぐ下には、低流れ圧力、全流れ圧力及びcmで表した水の閉鎖圧力のデータに関する情報が各サイクル番号毎及び10サイクルの平均について表示される。データは、立方センチメートルで表した体積を示す。平均流量及び最大流量が各サイクル毎及び10サイクルの平均について立方センチメートル/秒の単位で図示される。
3つの対のデータボックスが設けられる。1対のボックスは、低流れ圧力限界、全流れ圧力限界及び閉鎖圧力限界の上限及び下限情報を入れるために設けられている。1つのボックスが最大流量データを入れるように設けられている。
画面の底部に沿ったボタンには、セーブ及び退出(Save and Exit)、セーブ、印刷、継続(Continue)及び退出(Exit)とラベルが付けられており、斯かるボタンをマウスを使ってクリックするか、または、ラベルの最初の文字またはラベルの文字に下線が施されている場合には該下線の施された文字をタイプすると、ラベルにより示された操作が可能となる。
警報:
主制御画面は、また、4つの警報を表示し、それぞれ、圧力、ポンプ、温度及び秤が範囲から外れた状態にあることを示す。表示が赤色になった時が警報状態を示す。警報は表示された警報をクリックすることによってのみ解除することができる。
保全システム:
保全システムは、パスワードアクセス及びログオンファイルを含む。ユーザはユーザ名及びパスワードを入力してプログラムへアクセスできる。これらは、Passuser.filのファイルに入れられており、これに関してはその他のファイルと一緒に後段にて説明する。このファイルは保全を考慮してスクランブルされる。このファイルは認定された管理者を除いた他の全ての人が保守操作にアクセスできないようにしている。全てのユーザが自身のパスワードを所有しているから、他人を装って該保全システムへログインすることはできない。
ユーザがこのシステムへログインする度に新たな記録が生成され、該記録には日時印及びユーザ名が含まれる。
ファイルシステム:
10サイクルの試験が実施されると、プログラムが月日をセーブする試験ファイルを作成することが可能となる。これは、メインフォーム画面のファイル/セーブから、または、セーブまたはセーブ−退出ボタンを選択することで概要から達成することができる。
ファイル名は装置のシリアル番号から自動的に生成される。装置のシリアル番号がMMDDYYFFNNNであった場合には、ファイル名はMMDDYYFF.NNNとなる。ユーザはセーブをする前または試験ファイルを伝送する前にファイル名と装置のシリアル番号が同一であることを確認する必要がある。
各試験ファイルは200バイトのデータ及び装置ID、試験の概要情報及び10サイクルの10組の記録を含んでいる。ファイルの5文字から成る最初のフィールドは試験ファイルの全てについて同一にされており、プログラムが試験ファイルを認識して、その他の全てを即座にリジェクトするようにされている。
総サイクル時間は圧力テンプレートのX4の値により決定されるが、記録数はセットにより変動することが可能となる。1つのセットにおけるあらゆる記録は8バイトの長さにされており、ミリ秒単位の時間、圧力及び流量から成る。時間は4バイトの整数としてセーブされる。圧力及び流量は10倍の尺度の整数としてセーブされる。即ち、53.2cmの水の圧力は532としてセーブされて、ファイルサイズを低減するようにされている。
ファイル:
メインフォーム画面プログラムPRTEST01により作業ディレクトリC:\vb\lab\teststtn内に配置する必要があるとされるファイルは下記の通りである:
Passuser.fil−このファイルはユーザ名及びパスワードを含むと共に、スクランブルされる。
Logon.fil−このファイルはユーザ名及び日時印のログオン記録を含むと共に、スクランブルされる。
PresTmp.fil−このファイルは圧力テンプレートを含んでいる。
Alimits.fil−このファイルは低流れ圧力及び全流れ圧力、閉鎖圧力、秤上の最大重量に関する限界及びその他の限界を含んでいる。
Commparm.fil−このファイルは秤50のRS−232ポートのコミュニケーションパラメータを含んでいる。
Prescalb.fil−このファイルは圧力センサ係数を含んでいる。
試験ファイル、即ち、c:\vb\lab\testdataには特殊なディレクトリも必要となる。
メインフォームのフローチャート:
図3のメインフォーム画面の色々なボタンを使用した結果を示したプログラムの流れ図を図5、図6、図7及び図8に図示している。これらの図面で使用されている略語は次の通りである。即ち、LFPは低流れ圧力、FFPは全流れ圧力、CLPは閉鎖圧力である。
図3に図示したメインフォームのゴーを「クリック」すると、試験機能を提供するプログラムが呼び出される。これらのプログラムが動作している時間中は、秤50から連続して出力が行われて、量情報が提供され、ミリ秒単位で入力される時間により流量の算出が可能となる。55ミリ秒間隔を超える移動平均値がWindowsオペレーションシステムにおける時間の離散性を防止する。バルブの開閉は3つの連続した秤の読みを比較することにより可能となる。全流れ圧力は流量が所定の流量を超えた時に決定される。平均流量はバルブの開閉間の間隔時間で総体積を割って決定される。
ゴーをクリックすると、前記の図面に図示したプログラム流れ図が最初のブロック即ち開始100で始まり、次いで、ビューファイルはONされているかを問うブロック102に入る。ビューファイルがONされていれば、ブロック102に対する回答はイエスであり、ブロック104の警告へ入り、画面上に警告が表示され、次いで、ブロック106退出ゴーへ入り、プログラムがゴーへ戻って、更なるユーザ介入を待機する。ブロック102への回答がノーである場合には、次いでサイクル数を増大するブロック108に入り、試験サイクル数を1つ上方へ増分して、サイクル数がCMax.より大きいかを問うブロック110へ入る。
現在の試験サイクルのサイクル数がCMAX(好適な実施例では10)より大きい場合にはブロック110に対する回答はイエスであり、警告ブロック112へ入り、画面上に警告が表示され、次いで退出ゴーブロック114へ入り、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。ブロック110への回答がノーの場合には、次いで変数を開始する116へ入って、選択した圧力テンプレート順序を入力し、次に圧力テンプレートグラフを表示するブロック118へ入って選択した圧力テンプレートが表示され、次いで停止のブロック120へ入って停止が選択されたか否かが決定される。
ブロック120への回答がイエスである場合には、次にサイクル数を低減する122へ入り、サイクル数が1つ低減され、次いでポンプOFFのブロック124へはいり、ポンプが停止されて、退出ゴーのブロック126へ入り、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。
ブロック120への回答がノーである場合には、流れのグラフをクリアするブロック128へ入り、グラフがクリアされ、時間を読み出すブロック129へ入り、現在の時間を読み出し、時間OFFを問うブロック130へ入る。試験を終了する時間に達した場合には、次にブロック130への回答がイエスとなり、平均流量を表示するブロック132へ入る。ブロック132で画面上に平均流量が表示され、最大流量を表示するブロック134へ入る。
流量のブロック134では画面上に最大流量が表示され、情報ファイルを書き込むブロック136へ入り、現在の試験ファイルへ試験情報が書き込まれる。次いで退出ゴーのブロック138へ入って、プログラムがゴーへ戻って更なるユーザ介入を待機する。
ブロック130への回答がノーである場合には、次いで圧力を読み出す140へ入り、圧力センサ44から現在の圧力を読み出して、次に圧力が最大圧力より大きいかを問うブロック142へ入る。読み出された現在の圧力が許容最大圧力より大きい場合にはブロック142への回答はイエスとなり、ポンプをOFFとするブロック144へ入り、ポンプが停止されて、警報ブロック146へ入る。ブロック146で画面上でポンプの圧力が超過していることを知らせる警報を設定して再度ブロック140へ入る。
ブロック142への回答がノーの場合には、次に秤144を読み出すブロック144へ入り、秤50から現在の秤情報を読み出し、秤が最大重量を超えているかを問うブロック146へ入る。秤が現時点で示す重量が最大秤重量限界より大きければ回答はイエスであり、ポンプをOFFするブロック148へ入る。ブロック148でポンプを停止して警報ブロック150へ入る。ブロック150では秤の重量が限界を超えていることを示す警報が画面上に表示されて、再度ブロック144へ入る。
ブロック146への回答がノーである場合には、次に時間を表示するブロック152へ入り画面上に現在の時間が表示され、次いで圧力を表示するブロック154へ入る。ブロック154で画面上に現在の圧力を表示して、体積を表示するブロック156へ入る。ブロック156で現在の流量を表示して、低流れ圧力がゼロより大きいかを問うブロック158へ入る。低流れ圧力がゼロより大きい場合には、次にブロック158への回答がイエスとなって、流れを開始するか否かを問うブロック160へ入る。
流れが開始された場合には、秤50の読みにおける増大により示される如く、ブロック160への回答はイエスとなり、低流れ圧力を表じするブロック162へ入る。ブロック162で画面上に低流れ圧力が表示され、閉鎖圧力がゼロより大きいか否かと問うブロック164へ入る。ブロック160への回答がノーの場合にはブロック164へ入る。ブロック158への回答がノーの場合にはブロック164へ入る。
ブロック164では、試験中のバルブの閉鎖圧力がゼロより大きい場合には、回答はイエスとなり、次いで流れを停止するか否かと問うブロック166へ入る。ブロック166において、試験中のバルブを介しての流れ停止した場合には、連続した読み出しにおいて秤50の重量に一切の変化がないことで決定される如く、回答はイエスとなり、バルブが閉じられたことが示される。次に、閉鎖圧力を表示するブロック168に入り、画面上に閉鎖圧力が表示されると共に、流量を算出するブロック170へ入る。ブロック170で連続した読み出し時間における秤50上の重量を引いて流れの重量を決定すると共に、重量を量へ変換して、読み出しの時間を使って流量を決定する。次に、全流れ圧力がゼロに等しいか否かを問うブロック172へ入る。試験中のバルブを介しての全流れ圧力がゼロに等しい場合には回答はイエスとなり、流量が最大流量より大きいか否かを問うブロック174へ入る。ブロック170で決定された流量がバルブの最大流量より小さい場合には、回答はイエスとなり、全流れ圧力を表示するブロック176へ入る。ブロック176では、バルブの全流れ圧力が画面上に表示して、圧力テンプレートが特定されているか否かを問うブロック178へ入る。ブロック172または174に対する回答がノーである場合にはブロック178へ入る。
圧力テンプレートが特定されている場合には、ブロック178への回答はイエスとなり、ポンプをONにするブロック180へ入る。ブロック180でポンプをONにして、ラインセグメントを圧力グラフ上へ載せるブロック184へ入る。ブロック178への回答がノーの場合には、ポンプOFFブロック182へ入る。ブロック182がポンプをOFFすると共にブロック184へ入る。
ブロック184で、算出されたばかりの流量のラインセグメントをモニタ上に載せて、ラインセグメントを流れグラフ上へ載置するブロック186へ入る。ブロック186では、算出されたばかりの流量のラインセグメントがモニタ上に載せられ、ブロック129へ再度入る。
テンプレートが設けられていなければこの構成でバルブの試験を行い、圧力テンプレートが設けられていればバルブ試験を10回繰り返す。該試験の最後にモニタ14の画面上に試験パラメータを表示すると共に、認識したファイルに回収する。
操作手順:
装置の電源が完全に落とされていると仮定すると、ユーザは下記の段階に従ってバルブの試験を実施しなければならない。
1.秤50から容器48を取り外す。
2.コンピュータ12をOFFにしてスイッチ53をONにする。読み出しに最初にゼロが現れるのを確認する。
3.秤50に容器48を戻す。
4.コンピュータ12をONにして、「製造試験」とラベルの付いたアイコンを呼び出すと共にダブルクリックをして図3のメインフォームを呼び出す。
5.電気ボックス52のスイッチ53を入れる。
6.ユーザ名及びパスワードをメインフォーム上の適切なボックス内へ入力する。
7.試験中のバルブ48を装置10へ連結する。
8.メインフォームから編集/エントリを選択して、部品番号及び装置のシリアル番号を入力する。これを見落すと、システムがユーザにこの情報を入力するよう促す。
9.メインフォームのゴーをクリックして試験を開始すると共に、試験の圧力及び流量を観察する。
10.圧力及び流量が正常であれば、メインフォームの概要をクリックして、図4に図示した如く、試験結果の概要を得る。ユーザは、代わりに、圧力、流れまたはFloPrsボタンをクリックしてこのサイクルの拡大グラフを見直すと共にプリンタ15で該グラフを印刷することができる。
11.何かが範囲を外れていることを示す警報が示されなければ、継続をクリックし、次いでゴーをクリックして手動で1試験毎に試験サイクルを完遂するか、または、自動ボタンをクリックして試験サイクルを自動的に完遂する。好ましい手順は、少なくとも正しいと思われる2つのサイクルを手動で試験して、試験中のバルブ及び装置が正しく作動するのを確認するまで待って、次いで、バックをクリックし、次いで、再始動をクリックして10サイクルを開始してファイルすると言った手順である。最初のサイクルを再度手動で行い、残りを自動で行うことも可能である。
12.再度概要ボタンをクリックして完全な10サイクルの試験の概要を見直す。
13.限界を外れている量があることを示す警報がなければ、セーブボタンをクリックして完全な試験のファイルを生成すると共に、ファイル/ニューメニューを選択して別の試験を開始し、この手順を段階7からそれ以降に向けて繰り返すと共に、目下の試験が最終の試験である場合には、セーブ及び退出をクリックする。アラームの状態が何かが限界を超えていることを知らせている場合には、退出をクリックして試験を終結すると共に、試験中のバルブをリジェクトするか、または、継続、バック及び再始動のボタンを順番にクリックして10サイクルのバルブ試験を繰り返す。再度、最初の試験サイクルは手動の方向で実施すべきであり、残りの試験は上記に説明した如く自動制御で実施する。
14.試験を終了するには、ファイル/退出をクリックし、バルブ42を閉じ、試験中のバルブを取り外し、電気ボックス52のスイッチ53を切ってプログラムを退出する。この最終段階は、その他は別として、バルブ42が閉じられていれば、コンピュータ12を再付勢した時にポンプ38によりボトル22内で相当の圧力の増大が可能であることから必要とされる。
この装置は、標準のフォーマットに記憶しておける標準化された繰り返し可能な試験手順を提供する。標準化された従来のコンピュータ技術を利用して、試験を監督し且つ修正する柔軟性のある制御が、画面メニューフォーマットにおいて利用することが可能となる。前の試験結果を容易に呼び出して観察することができる。コンピュータ、該コンピュータの付属品及び操作システムが標準化されており、利用し易くされている。試験装置自体及び必要なコンピュータインタフェースのみが特殊化されているが、ここにおいても、操作は標準化した操作システムにより制御されるようにされている。これにより装置及び教育コストが大幅に削減できる。
本発明を説明に役立つ実施例を参照して説明してきたが、斯かる説明は本発明を限定するものとして解釈されることを目的としたものではない。例示に使用した実施例及び本発明のその他の実施例を様々に修正できることは本説明を参照すれば当業者には明白なことである。従って、添付の請求項は本発明の真の範囲内に入る前記の修正または実施例の何れもがその範疇に入るものと考えられる。
Claims (20)
- a)尿失禁を規制する装置と、
b)該装置に応答するように連結されて、前記装置が第1の所定の圧力にて開放し、且つ、第1の所定の流量以上で開放されたままとなることを決定する試験装置とを備えていることを特徴とする装置。 - 前記装置がバルブを備えており、且つ、前記試験装置が、
a)外部の測定値からデータを受け取り、試験機能を提供し、ユーザ制御を可能にし、且つ、前記試験機能、前記受け取ったデータ及び前記ユーザ制御に基づいて出力制御信号を決定し且つ提供するコンピュータ手段と、
b)前記コンピュータ手段の出力制御信号により決定された圧力で前記バルブへ液体を供給するポンプ手段と、
c)前記ポンプ手段出力圧力を決定し、且つ、該測定値を前記コンピュータ手段へ供給する圧力測定手段と、
d)前記バルブを介して流れる流体の量を時間の関数として測定し、且つ、該測定値を前記コンピュータ手段へ共有する量測定手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - a)試験情報をユーザに対して表示する監視表示手段と、
b)試験情報のファイルを記録するファイル記録手段と、
c)試験情報を印刷する印刷手段を更に備えていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記試験機能が、
a)前記バルブの圧力対時間試験の所定のプロファイルを特定する所定のプロファイル手段と、
b)ユーザが前記バルブのたった1つの所定のプロファイル試験を行うことを可能にする第1の制御手段とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の装置。 - 前記試験機能が、更に、ユーザが前記バルブの複数の所定のプロファイル試験サイクルを画定することを可能にする第2の制御手段を提供することを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記所定のプロファイル試験サイクルが、複数のリニアラインセグメントを含んだ圧力対時間のポリリニア機能を備えていることを特徴とする請求項4または5に記載の装置。
- 前記コンピュータが更に前記複数のプロファイル試験サイクルの結果を平均化する手段を有していることを特徴とする請求項5または6に記載の装置。
- 前記コンピュータ手段が更に試験ステーション認識番号、ユーザ認識番号及びバルブ認識番号を各試験ステーション毎の各ファイル、各ユーザ及び試験中の各バルブに自動的に割り当て、且つ、各試験が実施された月日を各ファイルの一部として記録する手段を備えていることを特徴とする請求項3、4または5に記載の装置。
- どのユーザがまた管理者であるかを決定する手段を更に有していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 任意のユーザが選定した認識番号を変更するのを可能にし、且つ、管理者のみが全ての認識番号を変更するのを可能にする手段を有していることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 管理者のみに限定している前記圧力測定手段を校正する校正手段を更に有していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 前記バルブの前記管理者のみに限定されている所定の圧力及び時間範囲に対して試験ポイントを特定する手段を更に有していることを特徴とする請求項11に記載の装置。
- 管理者のみが範囲を外れた試験状態を特定できる手段を更に有し、任意の範囲を外れた状態をユーザに対して表示する警報手段を有し、更に、ユーザが前記警報手段の表示を消すことのできる手段を有していることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 前記コンピュータがユーザが前の試験ファイルを見直すことができる手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記コンピュータが前の試験サイクルのいずれかを繰り返す手段を有していることを特徴とする請求項4または5に記載の装置。
- 前記量測定手段が秤を備えており、前記量測定値を前記コンピュータへ供給する手段が、コミュニケーションパラメータを変更する手段を備えたRS−232出力手段をを備えていることを特徴とする請求項16に記載の装置。
- コミュニケーションパラメータの変更は管理者のみに限定されていることを特徴とする請求項16に記載の装置。
- 前記モニタ手段が前記コンピュータの制御機能を指定する制御メニューを表示する画面メニューを有しており、前記コンピュータが特定のメニュータイトルを指定すると共に、各メニュータイトル毎の制御機能を選択する選択手段を有していることを特徴とする請求項4、5または9に記載の装置。
- a)試験の1つの試験サイクルを開始し、
b)最後のサイクルを繰り返し、
c)試験を複数回繰り返し、
d)ポンプ手段をONまたはOFFし、
e)完了したサイクルの概要を表示し、且つ、
f)現在の試験サイクルの試験結果を見ると共に印刷する制御機能を備えた試験を制御するメニューを有していることを特徴とする請求項18に装置。 - 更に、完了した試験の概要を表示する手段を有していることを特徴とする請求項19に記載の装置。
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