JP3945545B2 - レールの熱処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レールの熱処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両の高速化や重量増加に伴う高荷重化によってレールの摩耗が問題となっており、耐摩耗性を備えたレールの供給が要望されている。レールの摩耗部分は、レール頭部の上面と内側側面であるので、この部分のレール表層を微細パーライト組織とすることが従来から行われている。この微細パーライト組織を得る熱処理方法として、図6に示すように、主として冷却停止温度制御して変態温度に保持する恒温変態熱処理と、主として冷却速度を制御して冷却を行う連続冷却変態熱処理とがある。
【0003】
恒温変態熱処理は、例えば特開昭54−147124号公報等に開示されているが、この方法では変態終了を完全に終了する必要性から、レールが長時間高温(図6のA点の温度)に保持されるため、自己焼鈍による軟化現象が起こりやすく、好ましい熱処理方法ではない。これに対して、連続冷却変態熱処理は、連続的に冷却を行いながら熱処理が施されるため、工業的に実現しやすく、様々な冷却媒体を用いた方法が、特開昭54−148124号公報、特開昭57−85929号公報、特開昭61−149436号公報等に開示されている。このときの冷却のポイントは、図6の▲1▼線に示すようにパーライト領域を通過するような冷却速度でレールを冷却することであって、冷却が強すぎると冷却中の温度履歴が図6の▲2▼線に示すように冷却されて、金属組織がベイナイトやマルテンサイトになり、微細パーライトの組織が得られない。そこで一般には、緩く冷却する緩冷却が必要である(例えば特公平4−33853号公報)。具体的には、空気を媒体とした衝風冷却が一般的である。
【0004】
この連続冷却変態熱処理の生産性を向上させるためには、オンライン通過型の冷却装置では冷却ゾーンを長くしてレールの通過速度を上昇させることや、オフラインにおいて冷却装置内でレールを停止させて冷却する方式、あるいはレールを冷却装置内でオッシレーションさせて冷却する方式では冷却時間を短くすることなどが考えられるが、どちらも前記の所要熱処理条件から、所要の冷却速度には上限があるため、生産性には限界がある。さらに、時間がかかる1つの大きな理由は、冷却中に変態が始まると変態による発熱が生じ、風量一定で冷却を続けると、図6の▲3▼線に示すように温度が下がりにくくなり、冷却速度が小さくなる現象があった。これは、レール表層が変態を開始すると、その部分の温度が変態発熱によって同じ温度に保たれるため、内部の熱が表層へ流れず、結果として熱がこもってしまい、冷却が緩くなる現象である。したがって、本来なら微細パーライト組織を得られる冷却速度で冷却したいにも拘らず、冷却が緩くなりすぎて、結果として冷却時間が長くなり、熱処理能率が上がらなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、微細パーライト組織を得るレールの熱処理を短時間で実現するとともに熱処理量の向上をはかる熱処理方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るレールの熱処理方法は、連続冷却変態熱処理によりレールの頭部を熱処理する方法において、連続冷却変態熱処理中のレールの頭部の温度を計測し、その温度履歴の勾配がパーライト変態熱の発生により緩やかになったときから冷却を強め、レール頭部の温度の降下速度を所定の速度にコントロールすることとしたものである。
【0007】
本発明は、冷却中のレール頭部表層の変態による発熱をレール頭部の温度履歴の勾配の変化によって正確に知ることができるので、変態開始以降冷却を強化させることによって冷却速度を低下させることがなく、短時間の冷却時間でレール頭部を微細パーライト組織に熱処理することが可能となり、かつ設備の熱処理能力を上げることが可能となる。
【0008】
また、本発明は、レールを冷却装置の中を通過させながらレール頭部を連続的に冷却する場合は、レール先端部の頭部の温度を計測し、その温度履歴の勾配が緩やかになったときのレール先端部の位置に属する冷却装置の冷却ゾーン以降の冷却媒体の流量を増加させることを特徴とするものであり、レールを冷却装置の中でオッシレーションさせながらレール頭部を連続的に冷却する場合は、温度履歴の勾配が緩やかになったときから冷却装置の各冷却ゾーンの冷却媒体の流量を増加させることを特徴とするものである。
本発明は、いうまでもなくオンライン、オフラインのいずれにも適用可能であり、オンラインでの熱処理の場合は請求項2に記載のようにレール通過型の冷却装置を使用し、レール頭部を冷却する。オフラインでの熱処理の場合は請求項3に記載のようにレールを冷却装置の中でオッシレーションさせながらレール頭部を冷却する。いずれの方式でも本発明によれば冷却時間は短い。
【0009】
本発明の最も好ましい実施態様によれば、冷却装置へのレールの装入温度を約850℃とし、目標の冷却停止温度500℃までを平均冷却速度1〜5℃/秒で冷却時間100秒以内で冷却することを特徴とする。これによって、理想的な微細パーライト組織が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の熱処理方法を模式的に示した図である。図において、1はレール、2はレール1の頭部を連続的に冷却する冷却装置である。この冷却装置2は、複数の冷却ゾーンからなっており、各冷却ゾーンはさらに複数の冷却ブロック群2A、2B、2C、…に分離して構成されている。そしてさらに、各冷却ブロック群は、レール頭頂部1Aを冷却するための冷却ブロック21と、レール頭側部1Bを冷却するための冷却ブロック22の3つの冷却ブロックに分かれており、各冷却ブロックは冷却部位に向けた多孔板方式のノズル(図示せず)を有し、かつ、それぞれ独立に流量を調整可能となっている。本冷却装置2の冷却媒体は空気であり、空気ブロア(図示せず)によって空気供給管23から各冷却ゾーンの各冷却ブロック群2A、2B、2C、…を構成する各々の冷却ブロック21、22に供給されている。空気流量は図示しない流量調整弁によって調整される。3は各冷却ブロック群の入側に設置された放射温度計で、この例ではレール1の頭頂部1Aの温度を計測している。
【0011】
【実施例】
実施例1.
以下、上記冷却装置2を用いた本発明の第1の実施例を説明する。
冷却装置2の長さは75mとし、長さ25mの3つの冷却ゾーンに分け、各冷却ゾーンをそれぞれ6つの冷却ブロック群2A、2B、2C、…に分けた。この冷却装置2の中を、圧延後、搬送されてきた長さ25mの136ポンド/ヤードのレール1を通過させてレール頭部を連続的に冷却して熱処理を施した。レール1の温度は冷却装置2の入側で約850℃であり、このレール1を冷却装置2によって850℃から目標の冷却停止温度500℃まで平均3℃/sで冷却すると理想的な微細パーライトの組織が得られる。
【0012】
まず、レール1が冷却装置2に入る前に、各冷却ゾーンの各冷却ブロック21、22のノズルから6Nm3 /min m2 の空気を噴射する。レール1の搬送速度は0.75m/sである。そして、冷却装置2を通過中のレール1の頭頂部の温度を放射温度計3により計測した。図2に測定温度の推移を示す。この温度はレール先端が通過後2秒後の各冷却ブロックの放射温度計3の測定値であるが、これはレール先端から1.5mの位置の頭頂部温度に相当する。また、図2には併せて各冷却ブロック群間での温度の降下速度(dT/dt)が示してある。
本実施例では、第2冷却ゾーンの第4冷却ブロック群で温度の降下速度が小さくなっている。すなわち、これはこの部分のレール頭頂部が変態を開始したことを示している。そこで、レール先端から1.5mの位置の頭頂部が第2冷却ゾーンの第5冷却ブロック群に入る瞬間から同冷却ブロック群以降の各冷却ブロック21、22からの空気量を6Nm3 /min m2 から6.7Nm3 /min m2 に増量して冷却を行った。その結果、冷却装置2を出た瞬間、レール頭頂部の温度は目標の500℃となっており、頭頂下30mmまで微細パーライトの組織が得られた。硬度も十分な値であった。またこのときの本冷却装置の熱処理能力は182t/hrであった。
【0013】
なお、比較例として、レール頭頂部の変態開始後、上記のように空気の増量を行わなかった場合には、図2に示すように冷却装置出口での頭頂部温度は600℃であり、冷却不足から内部で自己軟化によって硬度不足となっていた。
また、同じレールを同じ冷却装置で全冷却ゾーン全冷却ブロック群について空気量を6Nm3 /min m2 で均一に冷却を行い、かつ冷却装置出口での頭頂部温度を500℃とするためには、(冷却時間を100秒から125秒まで増やし)レールの搬送速度を0.6m/min まで遅くして通過させなければならず、この場合冷却装置の熱処理能力は146t/hrとなった。
一方、同じレールを同じ冷却装置で全冷却ゾーン全冷却ブロック群について空気量を初めから6.7Nm3 /min m2 で均一に冷却を行った場合には、レール頭頂部の表層に冷却速度が速すぎたことによる異常組織(ベイナイト)が観察された。
【0014】
以上説明したように本発明によれば、目標の材質を得つつ、かつ冷却装置の熱処理能力を大幅に増加させることが可能である。
一般に、圧延直後の結晶粒径、添加元素、圧延中の温度履歴等によって変態開始温度が異なる。したがって、何らかの方法、例えば変態予測モデルあるいは実験室での実験によって、あらかじめ変態開始温度を予測し、その温度になった位置から以降を冷却強化するように熱処理を施すと、実際には結晶粒径、添加元素、圧延中の温度履歴等微妙な違いから、熱処理後のレール表層は、ある部分は微細パーライトに、ある部分はベイナイトにと部位によって材質が大きくばらつく。しかしながら、本発明によれば、温度変化の特異性から容易にレール頭頂部の表層の変態開始を知ることが可能となるので、確実かつ安定に微細パーライト組織を得ることができる。
【0015】
実施例2.
図3に本発明の第2の実施例による熱処理方法を示す。
本実施例は、上記実施例1と同じ冷却装置2を用いて同じ寸法、重量のレール1をその冷却装置2の中でオッシレーション幅1mで前後に動かしながら、レール頭部を連続的に冷却して熱処理を施したものである。レール1の温度は冷却装置2に装入する際、約850℃であった。このレール1を実施例1と同じく冷却装置2によって850℃から目標の冷却停止温度500℃まで平均3℃/sで冷却した。
【0016】
まず、レール1の頭部に向けて各冷却ゾーンの各冷却ブロック21、22のノズルから6Nm3 /min m2 の空気を噴射する。この状態の冷却装置2の中でレール1をオッシレーションしながら冷却し、レール1の頭頂部の温度を放射温度計3により計測した。図4に測定温度の推移を示す。この温度はレール先端から3mの位置の頭頂部温度である。また、図4には併せて冷却速度(dT/dt)が示されている。
本実施例では、冷却開始後60秒で頭頂部温度が620℃前後となり、かつ冷却速度が小さくなっている。すなわちこれはこの部分のレール頭頂部が変態を開始したことを示している。そこで、この時から空気量を6Nm3 /min m2 から6.7Nm3 /min m2 に増量して冷却を行った。その結果、冷却開始後100秒後の温度は500℃となり、ここで冷却を停止した。冷却後このレール1の組織を調べた結果、頭頂下30mmまで微細パーライトの組織が得られ、十分な硬度を有していた。
【0017】
なお、比較例として、上記のように変態開始後に空気の増量を行わなかった場合、頭頂部温度を500℃まで冷却するためには、125秒間冷却する必要があった。すなわち、本発明によれば、熱処理能力を125/100=1.25、25%能力を上げることが可能となった。
一方、同じレールを同じ冷却装置で空気量を初めから6.7Nm3 /min m2 で均一に冷却を行った場合には、レール頭頂部の表層に冷却速度が速すぎたことによる異常組織(ベイナイト)が観察された。
【0018】
実施例3.
図5に本発明の第3の実施例による熱処理方法を示す。
本実施例は、上記実施例2と同じく、同じ寸法、重量のレール1を冷却装置2の中でオッシレーション幅1mで前後に動かしながら、レール頭部を連続的に冷却して熱処理を施したものである。ただし、冷却能力を上げる目的で各冷却ブロック21、22の空気供給管23に、水を混ぜて噴射するように水供給管4がそれぞれ独立に水流量調整可能に接続している。レール1の温度は冷却装置2に装入する際、約850℃であった。このレール1を実施例1、2と同じく冷却装置2によって850℃から目標の冷却停止温度500℃まで平均3℃/sで冷却した。
【0019】
まず、レール1の頭部に向けて各冷却ゾーンの各冷却ブロック21、22のノズルから6Nm3 /min m2 の空気のみを噴射する。この状態の冷却装置2の中でレール1をオッシレーションしながら冷却を行い、レール1の頭頂部の温度履歴から冷却速度(dT/dt)を求めた。
本実施例では、冷却開始後60秒で頭頂部温度が650℃前後となり、かつ冷却速度が小さくなった。すなわちこれはレール頭頂部の変態が開始したことを示している。そこで、この時から空気量を6Nm3 /min m2 は変えずに、水供給管4から水を空気中に50L/min m2 の割合で混合させて冷却強化を行った。その結果、冷却開始後100秒後の温度は500℃となり、ここで冷却を停止した。冷却後このレール1の組織を調べた結果、頭頂下30mmまで微細パーライトの組織が得られ、十分な硬度を有していた。
【0020】
以上の各実施例ではレール頭頂部1Aの温度のみを制御変数としてレール頭頂部の温度を制御する方法について説明したが、本主旨は、レール頭側部1Bの温度制御についてもレール頭側部の温度を計測することにより、同様に制御することができることはいうまでもない。
また、冷却を強化する手段として、実施例1、2では空気流量の増量、実施例3では水の添加によって行ったが、他にも例えば、別途設けたノズルから水を噴射する、使用ノズルを変更または追加する、冷却媒体を変更する等の冷却強化策が考えられる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば次のような効果を得ることができる。
(1)オンライン通過型の冷却装置を用いてレール頭部の熱処理を行う場合には、処理時間が短くなるので通過速度を上げることが可能となり、設備の熱処理能力を増強することができる。
(2)オフラインで連続的に冷却する冷却装置を用いた場合には冷却時間を短くすることが可能である。
(3)変態開始温度を予測して冷却強化をするのに比べて、材質のバラツキが少なく、安定した熱処理が可能となる。
(4)以上のように、設備的に大きな改造を必要としないで、熱処理能力を大幅にアップできるので経済的に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による熱処理方法を示す概要図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるレール頭頂部の温度履歴および冷却速度を比較例とともに示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施例による熱処理方法を示す概要図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるレール頭頂部の温度履歴および冷却速度を比較例とともにを示すグラフである。
【図5】本発明の第3の実施例による熱処理方法を示す概要図である。
【図6】レール頭部を熱処理する際の恒温変態熱処理および連続冷却変態熱処理における時間と温度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 レール
1A レール頭頂部
1B レール頭側部
2 冷却装置
2A、2B、2C 冷却ブロック群
21、22 冷却ブロック
23 空気供給管
3 放射温度計
4 水供給管

Claims (3)

  1. 連続冷却変態熱処理によりレールの頭部を熱処理する方法において、連続冷却変態熱処理中のレールの頭部の温度を計測し、その温度履歴の勾配がパーライト変態熱の発生により緩やかになったときから冷却を強め、レール頭部の温度の降下速度を所定の速度にコントロールすることを特徴とするレールの熱処理方法。
  2. レールを冷却装置の中を通過させながらレール頭部を連続的に冷却する場合は、レール先端部の頭部の温度を計測し、その温度履歴の勾配がパーライト変態熱の発生により緩やかになったときの前記レール先端部の位置に属する前記冷却装置の冷却ゾーン以降の冷却媒体の流量を増加させることを特徴とする請求項1記載のレールの熱処理方法。
  3. レールを冷却装置の中でオッシレーションさせながらレール頭部を連続的に冷却する場合は、前記温度履歴の勾配が緩やかになったときから前記冷却装置の各冷却ゾーンの冷却媒体の流量を増加させることを特徴とする請求項1記載のレールの熱処理方法。
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