JP3943201B2 - グロメット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はグロメットに関し、更に詳細には電線等の線材上に粘着テープで固着され、隔壁等を貫通する貫通孔内に挿通された線材と前記貫通孔の内壁との間をシールするゴム製のグロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車において、エンジン制御等に電子制御が採用されつつあるため、エンジンルーム内の各種機器と客室の操作パネルとの間を、従来よりも多数本の電線等の線材を、エンジンルームと客室とを画する隔壁に穿設された貫通孔を挿通させることが必要となってきた。しかし、熱や騒音、或いは水等から客室を防止すべく、客室をエンジンルームやトランクルームとから隔離しなくてはならず、エンジンルーム等と客室との隔壁20に穿設された貫通孔22も、挿通された電線等の線材と貫通孔22の内壁面との間をシールすることを要する。このため、図1に示す様に、貫通孔22の内径よりも大径に形成された大径部を具備するグロメット10を用いる。このグロメット10は、図2に示す様に、中空状に形成されたゴム製であり、電線14の途中に挿入され、その両端部が粘着テープ12、12によって電線14に固着される。
【0003】
かかるグロメット10が途中に固着された電線14を矢印A(図1)方向に挿通することによって、グロメット10の大径部は変形しつつ貫通孔22内に挿入され、鍔部16に隣接する溝部18内に貫通孔22の周縁部が嵌入される。このため、貫通孔22に挿通された線材14と貫通孔22の内壁とを、グロメット10によりシールすることができる。
ところで、グロメット10を貫通孔22に挿入する際に、グロメット10の挿入作業を容易にすべく、グロメット10の表面に石鹸水又は油を塗布することがある。
かかる石鹸水又は油の塗布によって、グロメット10と貫通孔22の内壁面との摩擦抵抗を低下できるからである。
しかし、この石鹸水又は油の塗布作業は、電線14の挿通作業を煩雑化するため、油等の塗布作業を省略し得るグロメット10が求められている。このため、本発明者等は、油等の潤滑成分が自然にブリードアウトする自己潤滑性ゴムを用いてグロメットを成形することを試みた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この様に、自己潤滑性ゴムから成るグロメットによれば、石鹸又は油を塗布する作業を省略することができる。
しかしながら、従来の自己潤滑性ゴムとしては、ブリードアウトする潤滑成分としてシリコン系オイルやパラフィン系オイルが配合されたものが用いられているが、これら潤滑成分は剥離剤としても作用するため、潤滑成分がブリードアウトしたグロメットでは、粘着テープによって電線とグロメットとを固着できないことが判明した。
そこで、本発明の課題は、自己潤滑性ゴムから成り、且つ電線等の線材と粘着テープによって固着し得るグロメットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく検討した結果、オイル状のポリアルキルカーボネートを潤滑成分として配合された自己潤滑性ゴムから成るグロメットによれば、潤滑成分がグロメット表面にブリードアウトしていても、粘着テープによってグロメットと電線とを固着できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、電線等の線材上に粘着テープで固着され、隔壁等を貫通する貫通孔内に挿通された線材と前記貫通孔の内壁との間をシールするゴム製のグロメットにおいて、該グロメットを形成するゴムが、グロメット表面にブリードアウトして貫通孔内壁との摩擦抵抗を低下し得る潤滑性成分として、下記〔化3〕で表されるオイル状のポリアルキルカーボネートを含有する自己潤滑性ゴムであり、且つ前記グロッメット表面に粘着テープが接着可能であることを特徴とするグロメットにある。
【化3】
【0006】
かかる本発明において、ゴムを形成する主成分として、エチレン−プロピレン系共重合ゴムを配合すること、特に、エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)又はエチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合ゴム(EPDM)の単独又はこれらの混合物が、ゴム中に60重量%以上含有させることによって、グロメットに優れた耐熱性、耐オゾン性を付与できる。
更に、ゴムを形成する主成分であるエチレン−プロピレン系共重合ゴム100重量部に対し、下記〔化4〕で表されるオイル状のポリアルキルカーボネートを3重量部以上含有することによって、優れた耐熱性、耐オゾン性を有するグロメットを、電線等の線材にビニールテープ等の粘着テープで良好に固着できる。
【化4】
【0007】
本発明によれば、グロメットを形成するゴムが、潤滑性成分として特定のオイル状のポリアルキルカーボネートを含有する自己潤滑性ゴムから形成されている。
かかる潤滑成分は、グロメット表面にブリードアウトするため、グロメットと隔壁に穿設された貫通孔の内壁面との摩擦抵抗を低下することができ、グロメット表面に石鹸水又は油を塗布する作業を省略できる。
しかも、グロメット表面にブリードアウトした潤滑成分は、粘着テープを形成する粘着剤の接着能を実質的に阻害しないため、グロメット表面に潤滑成分がブリードアウトしたグロメット表面に粘着テープを接着できる。
このため、表面にブリードアウトする潤滑成分が含有された自己潤滑性ゴムから成るグロメットと線材とを粘着テープによって固着できる結果、本発明のグロメットを用いることによって、挿通された電線等の線材と貫通孔の内壁面との間をシールするシール作業を容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係るグロメットは、グロメット表面にブリードアウトして貫通孔内壁との摩擦抵抗を低下し得る潤滑性成分を含有する自己潤滑性ゴムによって形成されていることが必要である。
かかるゴムに用いられる原料ゴムとしては、主成分としてエチレン−プロピレン系共重合ゴムが配合されて成る原料ゴムが優れた耐熱性、耐オゾン性を呈することができ好ましい。特に、エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)又はエチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合ゴム(EPDM)の単独又はこれらの混合物を、ゴム中に60重量%以上含有されて成る原料ゴムは、更に優れた耐熱性、耐オゾン性を呈することができ好ましい。
この様な、エチレン−プロピレン系共重合ゴムとブレンドするゴムとしては、天然ゴム(NR)やスチレン系ゴム(SBR)が好ましい。
ここで、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴムを主成分とするゴムを原料ゴムに用いた場合には、得られるグロメットの耐熱性や耐オゾン性等が、主成分としてエチレン−プロピレン系共重合ゴムが配合された原料ゴムから得られたグロメットに比較して低下する傾向がある。
【0009】
かかる原料ゴムに配合される潤滑成分は、原料ゴムに対する相溶性が低いために表面にブリードアウトし、貫通孔内壁とグロメット表面との摩擦抵抗を低下し得るものである。
しかも、この潤滑成分は、粘着テープの接着剤と相溶性を有しているため、潤滑成分がブリードアウトしたグロメット表面に粘着テープを接着可能であることが大切である。
かかる潤滑成分としては、下記〔化5〕で表されるオイル状のポリアルキルカーボネートを用いることができる。
【化5】
このポリアルキルカーボネートは、粘度(40℃)が約10〜500センチストークス(cSt) のオイル状であり、ゴムを形成する主成分であるエチレン−プロピレン系共重合ゴム100重量部に対し、3重量部以上、好ましくは10〜50重量部で配合することが、自己潤滑性ゴムの加工性及び得られるグロメットの物性上好ましい。
【0010】
かかるポリアルキルカーボネートは、下記〔化6〕で表されるジオール、下記〔化7〕で表されるカーボネート化合物、及びこのジオールよりも低沸点である下記〔化8〕で表される一価アルコールを、塩基触媒の存在下で加熱しつつ反応させる。
【化6】
【化7】
【化8】
【0011】
この反応の際に、〔化7〕で表されるカーボネート化合物のモル数(m1 )と〔化6〕で表されるジオールのモル数(m2 )とのモル比(m1 /2m2 )が0.5〜200の範囲となる様に、カーボネート化合物とジオールとの量を調整することが好ましい。
また、反応中に副生成物のアルコールが発生するため、アルコールを蒸留除去しつつ反応を進行させ、反応率を95%以上とすることが好ましい。
次いで、反応が終了してから塩基触媒を除去した後、原料に用いた未反応のカーボネート化合物を蒸留で除去することによって、ポリアルキルカーボネートを得ることができる。
尚、かかる反応の開始前に、反応容器内の空気を窒素置換することが好ましいが、窒素置換を行わなくてもよい。
【0012】
この様にして得られたオイル状のポリアルキルカーボネートを原料ゴムに配向する際に、従来のグロメットを形成するゴム中に配合される配合物、例えばパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、エステル系可塑剤、カーボンブラック、乾式シリカ、タルク等を配合してもよく、更に少量の老化防止剤や加硫剤も配合される。
ここで、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、エステル系可塑剤等については、ゴム100重量部に対して150重量部以下とし、カーボンブラック、乾式シリカ、タルク等の充填剤は、ゴム100重量部に対して100重量部以下とすることが好ましい。
【0013】
この様な配合物と原料ゴムとを混合する際には、バンバリーミキサー等の密閉式混合器又はオープンロール等を用いて混練することができる。具体的には、原料ゴムを素練した後、ポリアルキルカーボネート及び可塑剤や充填剤等を添加して混練する。次いで、混練が終了した混合物を冷却した後、加硫剤及び加硫促進剤をロール上で配合混練する。
この様にして各種配合物と混合されたゴムは、成形金型を用いて所定形状のグロメットに成形し、成形金型内で130〜200℃程度に加熱して加硫することによって、ゴム製のグロメットを得ることができる。
【0014】
得られたグロメットは、図1に示す様に、挿入された電線14に、粘着テープ12、12によって固着することができる。グロメット10を形成するゴム中に配合され、グロメット10の表面にブリードアウトしたポリアルキルカーボネートは、粘着テープ12、12の接着剤の接着能を実質的に阻害することがないからである。
この様に、電線14に粘着テープ12、12によって固着されたグロメット10は、電線14と共に貫通孔22に挿入される。その際に、ポリアルキルカーボネートがブリードアウトしているグロメット10の表面は、貫通孔22の内壁面との摩擦抵抗が低下しており、グロメット10の変形と相俟って、グロメット10の溝部18内に貫通孔22の周縁部を容易に嵌入できる。このため、貫通孔22に挿通された線材14と貫通孔22の内壁とを、グロメット10により容易にシールできる。
尚、図1においては、電線14にグロメットを挿入しているが、電線14に代えてワイヤを用いる場合にも本発明を適用できることは勿論のことである。
【0015】
【実施例】
実施例1〜3、比較例1〜2
表1に示す各水準の原料を、8インチオープンロールを用いて添加混練した後、100トンプレスで加硫成形し、図2に示すグロメットと試験用加硫ゴムシートとを得た。
得られた試験用加硫ゴムシートを用いて、加硫ゴム物性、ブリードアウト性、ビニールテープ剥離強度等を測定し、その結果を表1に併せて示した。ここで、加硫ゴム物性は、JIS K−6301の加硫ゴム物理試験法に準拠して測定した。
また、ブリードアウト性のうち、オイルブリード性については目視観察に基づくものであり、オイルブリード量については、精密天秤で測定した加硫ゴムシートの小片を、室温下で2日間放置した後、小片表面をよく拭き取ってから精密天秤で測定して求めた。
【0016】
【表1】
【表2】
表1から明らかな様に、ポリアルキルカーボネートが含有されているゴムによって形成された試験用加硫ゴムシートでは、ポリアルキルカーボネートがブリードアウトした表面に、粘着ビニールテープを接着することができる。
【0017】
実施例3
実施例1〜3、及び比較例1〜2で得られたグロメットの各々に、電線を挿入して粘着ビニールテープによって、図1に示す様に、電線とグロメットとを固着した。
次いで、貫通孔に電線と共にグロメットを押し込んで、貫通孔に挿通された電線と貫通孔の内壁とをシールすることを試みた。
その結果、実施例1〜3で得られたグロメットは、電線と共に貫通孔内に容易に挿入することができ、グロメットの溝部内に貫通孔の周縁部を容易に嵌入することができた。
これに対し、比較例1で得られたグロメットは、貫通孔にグロメットを挿入する際に、
電線とグロメットとの固着状態を維持できたものの、貫通孔の内壁面との摩擦抵抗が大きく、容易に貫通孔内に挿入することができなかった。
また、比較例2で得られたグロメットは、貫通孔にグロメットを挿入する際に、貫通孔の内壁面との摩擦抵抗が小さく容易に貫通孔内に挿入することができたものの、粘着ビニールテープが剥離されて電線とグロメットとの固着状態を維持できないことがあった。
【0018】
【発明の効果】
本発明のグロメットによれば、電線等の線材を挿入しつつ隔壁の貫通孔を容易にシールでき、貫通孔のシール作業を容易化できる。このため、組み立ての自動化が進行している自動車産業等に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 グロメットを電線に挿入した状態を説明する説明図である。
【図2】 図1に示すグロメットの断面図である。
【符号の説明】
10 グロメット
12 粘着テープ
14 電線
16 鍔
18 溝部
20 隔壁
22 貫通孔
Claims (4)
- ゴムを形成する主成分がエチレン−プロピレン系共重合ゴムである請求項1記載のグロメット。
- エチレン−プロピレン共重合ゴム(EPM)又はエチレン−プロピレン−非共役ジエン三元共重合ゴム(EPDM)の単独又はこれらの混合物が、ゴム中に60重量%以上含有されている請求項1〜3のいずれか一項記載のグロメット。
Priority Applications (1)
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JP23942297A JP3943201B2 (ja) | 1996-09-05 | 1997-09-04 | グロメット |
Applications Claiming Priority (3)
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JP8-235414 | 1996-09-05 | ||
JP23942297A JP3943201B2 (ja) | 1996-09-05 | 1997-09-04 | グロメット |
Publications (2)
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JPH10136536A JPH10136536A (ja) | 1998-05-22 |
JP3943201B2 true JP3943201B2 (ja) | 2007-07-11 |
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ID=26532114
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---|---|---|---|
JP23942297A Expired - Fee Related JP3943201B2 (ja) | 1996-09-05 | 1997-09-04 | グロメット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6843098B2 (ja) * | 2018-09-10 | 2021-03-17 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23942297A patent/JP3943201B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10136536A (ja) | 1998-05-22 |
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