JP3941439B2 - 絵文章作成表示装置、絵文章作成表示プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やPHSなど表示画面が小さい携帯情報機器において表現力のある絵文章を作成し表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報機器を用いた情報伝達手段として、文字の他に絵文字が多く使われている。文字を並べて作られる文章は、作成者の意思や感情を細かく表現できるが、基本的には一連の文字を読み取った後に伝達内容を理解するプロセスを踏むことになり相応の時間を要する。一方、絵文字は細かい表現を行うことに難があるが、一目で何を表しているかを理解できると言う大きな利点を持っている。
【0003】
古来から知られている象形文字は、現代の絵文字に相当するものと考えてよく、象形文字を並べて意味ある文章とし、伝達手段として用いられていた。現在でも絵文字そのものは、機器の表示に使用されたり、道路の交通標識などに多く用いられている。また、絵文字を並べた絵文章は、堅苦しい文字の羅列の文章に比べて個性溢れるものであり、遊び心を持ったメッセージとして存在している。しかし、絵文字のみで作られる絵文章は文法的なルールを持たせることが必要であることと細かな表現が難しく、文字と絵文字とを混在して用いられているものが大半を占めている。
【0004】
絵文章の作成は、文字による文章の作成と同様である。記憶してある絵文字のパターンに対応したコードを入力することにより、指定した位置に1文字分の絵文字を表示させ、文字と組み合わせて意味ある文章とする。絵文章をメッセージとして電子メールで送信する場合は、文字と絵文字コードを送り、絵文章を受信した場合は、送られてきた文字と絵文字のコードに対応したパターンを受信装置の記憶部から取り出して表示する。従って、送信者と受信者の通信装置には同じ文字と絵文字のコードとパターンとを記憶しておくことが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記で述べたように絵文章は遊び心を持ったメッセージとして存在しているが、1文字分の画素を用いて絵文字のイラストを表現するため絵文字は必然的に簡略化せざるを得なく、表現力ある絵文字を用いることができないことや、絵文章の全てを絵文字で表現するには文法的なルールが必要になってくる、などの問題がある。
【0006】
本発明の目的は、メッセージの遣り取りに多く使用されている携帯電話やPHSなどの表示画面が小さい場合においても、表現力ある絵文字の使用ができ、難しいルールがなくても直観的に判る絵文章の作成および表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の原理を説明する。
始めに図1を用いて請求項1の発明の原理を説明する。請求項1は文字と絵文字を用いて絵文章を作成するが、最初の表示において絵文字は絵文字マークによって伏せられ、絵文字マークを指示することによって絵文字パターンが表示される発明である。まず本装置が備えている文字記憶手段1と絵文字記憶手段2とについて説明する。
【0008】
文字記憶手段1には、文字パターンとそれに対応したコードを記憶している。例えば、JISの第1、第2水準の文字数を記憶しているのであれば約7000文字で、コード範囲は2121〜7426(16進)であり、文字パターンは8×8ドット程度である。
絵文字記憶手段2には、文字の単語に相当する絵文字パターンとそれに対応したコードが格納されている。例えば、「女性」を表す絵文字パターンは一見して女性であることが判るように髪型を工夫したイラストであったり、「犬」や「猫」を示すイラストなどである。これらの絵文字パターンの大きさは、例えば90×90ドット程度の大きさである。このときのコード範囲は文字コードと区別するため、例えば7F21〜917D(16進)である。絵文字パターンのデータの持ち方を個々の絵文字パターンに対応するコードを持たずにビットマップデータであってもよい。このときはデータの先頭に絵文字であることを示す固定コード(例えば917E(16進)) を置き、その後に絵文字パターンのビットマップデータを羅列する。更に絵文字パターンの大きさが一定であれば、このビットマップデータの数も一定となるが、可変する場合は絵文字の縦、横のビット数を固定コードの次に設けて置く。ビットマップデータとして持たせる意味は、例えば絵文字のメールを行うとき送信および受信の両者でコードに対応した絵文字パターンを持つことなくメールを遣り取りできる、ことを意図している。絵文章作成手段3は、文字記憶手段1と絵文字記憶手段2から選択された文字あるいは絵文字のパターンが格納される。選択によって順次格納された文字あるいは絵文字パターンは意味ある文章となっている。絵文章作成手段3で格納されたデータは文字と絵文字のコード列、または文字のコードと絵文字の固定コード+ビットマップデータから成っている。
【0009】
絵文章表示手段4は、絵文字の固定コードを含めた絵文字のコードを7F21〜917D(16進)とすれば、絵文章作成手段3に格納されているデータを調べることにより、文字と絵文字の判断ができる。即ち、コードが7426(16進)以下であるときは文字と判断し、文字記憶手段1の中の文字コードに対応した文字パターンを表示し、コードが7F21(16進)以上であれば絵文字と判断し、絵文字マークとして例えば「@」を表示する。このときコードが絵文字の固定コード(例えば917E(16進))である場合は、「@」を表示した後ビットマップデータを読み飛ばし、次のコードに対応した表示を行う。文字パターンと絵文字マークが表示された後に、絵文字マークに対して絵文字パターンの表示指示がなされた時、指示を受けた絵文字マークのコードに対応する絵文字パターンを表示する(絵文字マークが固定コードの場合はビットマップデータを表示することになる)。このようにして絵文章を表示する。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1の発明をコンピュータに機能させるプログラムであり、請求項3の発明は請求項1の発明を実現するプログラムを記録した記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例を携帯電話に適用し、絵文章をメッセージとして作成および表示する場合について説明する。
図3は携帯電話において本発明に係わる部分の構成を示しており、絵文章作成部12と絵文章表示部13とから成る処理部11において絵文章の作成および表示の処理を行う。文字記憶部17と絵文字記憶部18、関連付マーク記憶部19には、それぞれ文字、絵文字および関連付マークのコードとコードに対応したパターンが格納されている。絵文章記憶部20は作成した絵文章や他の携帯電話より受信した絵文章のデータを格納する。入力部16は0〜9の数字キーの他にファンクションキーから成り、数字キーは文字入力やキーに割り当てた表示画面上の位置を指示したり、ファンクションキーはカーソルの移動や絵文字の入力指示を行う。表示部14は液晶画面で表示画素数が100×100ドット程度の画面であり、絵文章を構成する文字や絵文字、関連付マークを表示する。送受信部15は絵文章をメッセージとして送信や受信を行う。
【0016】
次に図4を用いて請求項1の発明を携帯電話に適用した場合の実施例その1を説明する。図4(a)は実施例として示す携帯電話の外観を示す。ここでは、発明の説明に必要な表示画面21と入力キー24を示している。表示画面21は絵文字の表示領域22と文字表示領域23から成る。文字表示領域23は例えば1行分の8文字を表示する。入力キー24は「0」〜「9」の数字キーと「*」と「#」のファンクションキーから成る。「1」〜「9」の数字キーは文字入力のキーとして対応付けられており、「0」は次行表示キーに、「*」と「#」キーはそれぞれカーソルの左移動、右移動のキーに対応付けられている。
【0017】
絵文章の例として「明日のピアノ演奏会は出張で行けない。ごめん。」を作成することとし、「ピアノ演奏会」と「出張」と「ごめん」を絵文字で、他は文字で作成するものとする。
絵文章の作成は、文字入力においては文字記憶部17(ここでは、文字コードが2121〜7426(16進)であり、各コードに対応して文字パターンが記憶されているものとする)から文字パターンに対応したコードを選択し、絵文字入力では絵文字記憶部18(ここでは、絵文字コードが7F21〜917D(16進)であり、各コードに対応した絵文字パターンが格納されているものとする)から絵文字パターンに対応したコードを選択し、選択したものから順次絵文章記憶部20に格納していく。ここでは直接コードをコード表から選択して入力している。格納された絵文章のデータは図4(b)に示すように文字と絵文字のコードが入力順に並んだコード列となっている。
【0018】
続いて、このようにして作成された絵文章の表示方法を図5のフローを用いて説明する。まず、絵文章記憶部20から上記の絵文章例を指定し、図4(b)のコード列から1行分8文字のコードを取り出し、文字記憶部17から対応する文字パターンを文字表示領域23に表示する。このとき、7F21(16進)以上のコードは絵文字のコードであるので、絵文字の代わりに「@」の絵文字マークを表示する。即ち、文字表示領域23には、「明日の@は@で行」の文字表示が行われることになる。これにより受信者は、「明日の」までを文字により理解する。(S1〜S4)
続いて、カーソル移動キー「*」と「#」を用いて表示文字上のカーソルを移動し、最初の絵文字である「@」の文字上にカーソルを合わせる。このとき、最初の絵文字である「ピアノ演奏会」の絵文字が、絵文字表示領域22に表示される。このときの表示例を図4(c)の画面1に示す。画面1の文字表示領域のアンダースコアはカーソルの位置を示してる。受信者はここまでで、「明日のピアノ演奏会」を理解することになる。同様にして、カーソルを次の「@」文字に合わせると「出張」の絵文字を表示する。図4(c)の画面2はこの状態を示している。ここまでの文字と絵文字により、「明日のピアノ演奏会は出張で行」までを理解することになる。(S5〜S7)
1行分の表示を読み終わったところで、「0」キーを押下し次行を表示する。文字表示領域23には「けない。@。」が表示される。前記と同様にカーソルを移動し、@の「ごめん」の絵文字を表示させ、「(行)けない。ごめん」を理解する。表示は図4(c)の画面3となる。(S8、S2〜S7)
以上で、「明日のピアノ演奏会に行けない。ごめん。」の絵文章が表示されたことになる。
【0019】
上記の例は、個々の絵文字パターンがコードに対応している例を示した。絵文字パターンをビットマップデータで格納する場合のデータ例を図6に示す。図6(a)において、「明日の」までの文字コードは図4(b)と同じである。続いて、絵文字であることを示す固定コード「927E」があり、以降ビットマップデータとなる。絵文字パターンの表示の大きさを90ドット×90ドット固定とした場合、1ワード16ビットとすると90ドットある1行分は6ワード必要となり、全部で540ワード(6ワード×90)あれば1つの絵文字パターンを表示できることになる。図6(b)に1ドット行のビットパターンのデータ例を示した。即ち、パターンが黒の部分をビット「1」、白の部分をビット「0」とすると、最初の16ドットは「03F0(16進)」で表される。1ドット行の最後の6ビットは常に「0」となる。1絵文字パターンに対してこのようなビットパターンのデータが540ワード分格納されることになる。絵文章表示部13で「927E(16進)」のコードであったとき「@」の絵文字マークを表示し、このマークに対して絵文字パターンの表示指示がされたとき固定コードに続くビットマップデータを表示領域に展開表示させればよい。個々の絵文字パターンをコードに対応して持たせるデータの持ち方とビットマップデータで持たせる方法とを混在することも可能である。
【0020】
また、上記の実施例ではコード表をもとにしてコード入力を行い絵文章の作成を行ったが、携帯電話に更にファンクションキーを設け、文字記憶部17、絵文字記憶部18に記憶しているデータをキーを押すことにより一覧表示できるようにし、これを選択するようにしてもよい。更に、ビットマップのパターンを作成するためのキーを設けてもよい。
【0021】
次に請求項2〜請求項4の発明を併せて、請求項1と同様に携帯電話に適用した実施例その2で説明する。図7(a)は携帯電話の外観を示すものであり、発明の説明に必要な表示画面25と入力キー26を示している。本発明は基本的に絵文字の画面で絵文章を作成するため、表示画面25は全面絵文字表示領域である。入力キー26は「0〜9」と「*」、「#」、「絵」、「文」、「マーク」のキーからなり、数字キーは関連付マークの位置を指定するキーに割り付けられている。ここでは、数字キー1が画面左上、以下2が中央上、3が右上、4が中央左、5が中央、6が中央右、7が左下、8が中央下、9が右下に対応している。また、「*」と「#」はカーソルの左移動と右移動を、「絵」は絵文字入力、「文」は文字の付加入力、「マーク」は関連付マークの付加入力のファンクションキーとして割付けられている。
【0022】
例文は請求項1と同じく「明日のピアノ演奏会に行けない。ごめん。」を用いる。また、絵文字記憶部18には絵文字のコード7F21〜917D(16進)と絵文字パターンが対応付けられて記憶されているものとする。
図8を用いて、絵文章の作成方法について説明する。この絵文章の主題は「ピアノ演奏会」であるので、これに相応しい絵文字を絵文字記憶部18の中から指定する。指定の方法は、「絵」キーを押下して絵文字入力であることを指示すると、表示画面25に絵文字記憶部18の絵文字リストが表示される。カーソル移動キー「*」と「#」を用いてピアノ演奏会に相応しい絵文字を指定し、再び「絵」キーを押下するとこの絵文字が入力される。(S11、S12)
「ピアノ演奏会」の絵文字に「明日の」という文字を付加することにする(文字の付加は請求項4の発明に該当する)。「文」キーを押下し、文字の付加を行うことを指示する。続いて、カーソル移動キーを用いて、付加する文字の先頭の位置を指定し、文字入力を行う。文字入力の方法は通常のメッセージ作成と同様である。(S13〜S15)
次に、この絵文字に「出張」の絵文字を関連付けるため、関連付マークを付加する(関連マークの付加は請求項2の発明に該当する)。「マーク」キーを押下し、関連付マークの入力であることを指示すると、表示部に関連付マーク記憶部19の関連付マークのリストを表示する。カーソルを移動して表示している関連付マークに合わせ、関連付マークの位置を数字キーで指定すると入力される。ここでは、「クエスチョンマーク」が関連付マークとして相応しいので選択し、画面の左上に配置するため数字の「1」キーを押下して入力する(関連マークを入力キーを用いて位置を定めて入力することが請求項3の発明に該当する)。(S16〜S17)
続いて、「出張」の絵文字を「ピアノ演奏会」の絵文字と同様に入力する。さらに、この「出張」の絵文字に「行けない」ことを暗示するために「×」の関連付マークを付加し、「ごめん」の絵文字を入力する。入力方法はこれまで述べた通りである。「ごめん」の絵文字の入力が終わった段階(S12)で、絵文章の作成を完了するため、図7(a)のフローでは文字の付加なし(S13)、関連付マークなし(S16)、主題の絵文字の戻りなし(S19)、と進み、これまでに入力されたコードに制御情報を付け加え、画面単位に情報を整理して絵文章の格納を行う。制御情報は各画面に付けられた画面番号、関連付マークがある場合に関連する絵文字の画面を示すリンク画面番号、関連付マークがない場合に主題の絵文字の画面に戻るリターン画面番号、付加する文字および関連付マークの位置情報から成る。このようにして格納されたデータ構造例を図6(b)に示す。図7(b)の文字列開始位置の「65」は、文字列が6行の5文字目から始まることを示している。また、関連付マーク位置の「1」は画面の位置、即ち左上の位置を示している。「3」は右上位置である。(S11〜S20)
これらのデータは、通常の通信技術を用いて送信される。
【0023】
次に上記の絵文章を受信して、絵文章記憶部20に格納されている絵文章を表示する方法について図7(c)を用いて説明する。絵文章の指定により図7(b)の画面1データのコードに対応したパターンが、絵文字記憶部18、文字記憶部17、関連付マーク記憶部19から取り出され表示する。即ち、「ピアノ演奏会」の絵文字と、絵文字に付加されている「明日の」の文字と「クエスチョンマーク」の関連付マークである。この画面で「明日のピアノ演奏会は(疑問)」と解することができる。図7(c)の画面1がこの状態である。(S21〜S22)
画面1には関連付マークが付加されているので、さらに画面が存在しており絵文章の終了ではない。関連付マークが付けられている位置である左上を数字キーの「1」を押下することにより指定し、次の絵文字の画面である図7(C)の画面2のデータを表示する。画面2は絵文字の「出張」と関連付マークの「×」である。関連付マークの「×」の意味を含めて、「出張で行けない」と解する。(S23〜S26)
画面2にも関連付マークがあるので、このマークの位置を数字キー「3」により指定し、次の画面である図7(c)の画面3のデータを表示する。即ち、「ごめん」の絵文字が表示される。この一連の操作で、絵文章である「明日のピアノ演奏会は出張で行けない。ごめん。」と解されることになる。(S24〜S26)
画面3には関連付マークがないので、「絵」キーを押下し、最初の画面である画面1に戻る。画面1には「クエスチョンマーク」以外の関連付マークがないのでこの絵文章は終了したことになる。(S22、S23)
実施例その2では、絵文字記憶部18に絵文字のコードと絵文字パターンが対応付けられて記憶されている例を示したが、本例においても固定コード+ビットマップデータであってもよく、またそれらが混在してもよい。
【0024】
また、上記実施例その2では1つの絵文字パターンに1つの関連付マークがある例を示したが、関連付マークはその位置によって管理されているので配置する位置が異なれば1つの絵文字パターン複数の関連付マークをつけてもよい。それぞれの関連付マークに対応して異なる絵文字パターンが表示できる。
また、予め絵文字に関連付マークを付加したものを絵文字記憶部18に記憶させておいてもよい。このようにすると、主題の絵文字パターンと関連付マークとがよりリアルに表現したイラストとすることができる。
【0025】
更に実施例として携帯電話の例を示したが、パソコンを用いた電子メールに適用してもよい。この場合はディスプレイ画面が携帯電話に較べて大きいため、絵文字マークの「@」を指示する度に、あるいは関連付マークを指示する度に一旦表示した絵文字パターンはそのまま表示を続け、ディスプレイ画面上に絵文字パターンの列として表示する。最初から絵文字パターンの羅列があるよりも、隠れた絵文字パターンを次々と表示して行くことになる。
【0026】
(付記1) 文字パターンを保持する文字記憶手段と、
絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
前記文字記憶手段から選択された文字パターン、または前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターンを格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段で格納されたパターンが文字パターンであるとき前記文字パターンを表示し、文字パターン以外のときは絵文字パターンであることを示す絵文字マークを表示し、表示した前記絵文字マークが絵文字パターンの表示指示を受けたとき前記絵文字パターンを表示する絵文章表示手段と
を有することを特徴とした絵文章作成表示装置。
【0027】
(付記2) 絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
絵文字パターンと絵文字パターンとを結合する機能を有する関連付マークパターンを保持する関連付マーク記憶手段と、
前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択された関連付マークパターンを格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段に格納された前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンとを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって次の絵文字パターンを表示する指示を受けたとき、次の絵文字パターンを表示する絵文章表示手段と
を有することを特徴とした絵文章作成表示装置。
【0028】
(付記3) 付記2の絵文章作成表示装置であって、
絵文字パターン、または絵文字パターンと関連付マークパターンを表示画面上に表示する表示手段と、
前記表示画面上の位置に対応付けた複数の入力キーを有する入力手段と、
前記絵文章作成手段は、前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択され入力キーによって位置指定された関連付マークパターンと前記位置指定された位置情報とを格納するものであり、
前記絵文章表示手段は、絵文章作成手段に格納されている前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって前記関連付マークパターンの位置を入力キーによって指定されたとき、指定された位置の前記関連付マークパターンに関連する次の絵文字パターンを表示すること
を特徴とした絵文章作成表示装置。
【0029】
(付記4) 付記2記載の絵文章作成表示装置であって、
文字パターンを保持する文字記憶手段と、
前記絵文章作成手段は、前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択された関連付マークパターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンに加えて前記文字記憶手段から選択して前記絵文字パターンに付加された文字パターンを格納するものであり、
前記絵文章表示手段は、前記絵文章作成手段に格納されている前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンと前記文字パターンを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって次の絵文字パターンを表示する指示を受けたとき、次の絵文字パターンを表示すること
を特徴とした絵文章作成表示装置。
【0030】
(付記5) 文字パターンを保持する文字記憶手段と、
絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
前記文字記憶手段から選択された文字パターン、または前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターンを格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段で格納されたパターンが文字パターンであるとき前記文字パターンを表示し、文字パターン以外のときは絵文字パターンであることを示す絵文字マークを表示し、表示した前記絵文字マークが絵文字パターンの表示指示を受けたとき前記絵文字パターンを表示する絵文章表示手段
としてコンピュータを機能させるための絵文章作成表示プログラム。
【0031】
(付記6) 絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
絵文字パターンと絵文字パターンとを結合する機能を有する関連付マークパターンを保持する関連付マーク記憶手段と、
前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択された関連付マークパターンを格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段に格納された前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンとを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって次の絵文字パターンを表示する指示を受けたとき、次の絵文字パターンを表示する絵文章表示手段
としてコンピュータを機能させるための絵文章作成表示プログラム。
【0032】
(付記7) 絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
絵文字パターンと絵文字パターンとを結合する機能を有する関連付マークパターンを保持する関連付マーク記憶手段と、
前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択された関連付マークパターンを格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段に格納された前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンとを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって次の絵文字パターンを表示する指示を受けたとき、次の絵文字パターンを表示する絵文章表示手段と
を実現するプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
【0033】
(付記8)絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
絵文字パターンと絵文字パターンとを結合する機能を有する関連付マークパターンを保持する関連付マーク記憶手段と、
前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターン、または前記絵文字パターンに加えて前記関連付マーク記憶手段から選択された関連付マークパターンを格納する絵文章作成手段と
を有することを特徴とした絵文章作成装置。
【0034】
(付記9)絵文字パターンと、絵文字パターンと絵文字パターンとを結合する機能を有する関連付マークパターンとが格納された絵文章記憶手段と、
前記絵文章記憶手段に格納された前記絵文字パターン、または前記絵文字パターンと前記関連付マークパターンとを表示し、前記表示において前記関連付マークパターンがあって次の絵文字パターンを表示する指示を受けたとき、次の絵文字パターンを表示する絵文章表示手段と
を有することを特徴とした絵文章表示装置。
【0035】
(付記10)付記2記載の絵文章作成表示装置であって、
絵文章表示手段は、関連付マークを点滅して表示する
ことを特徴とした絵文章作成表示装置。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば携帯電話などの小さい画面であっても、その画面全体を使って表現力ある絵文字を用いることができ、更に絵文字と絵文字を関連付けることにより絵文章として展開が図れ、細かい記述が可能である。絵文章をメッセージとして送受信することにより、文字で作成されたメッセージに較べ個性的で感性あるものとなり、遊び心を持つ若年層の意思伝達手段として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の原理図である。
【図2】請求項2の発明の原理図である。
【図3】携帯電話に適用した構成例である。
【図4】実施例その1である。
【図5】実施例その1の絵文章表示の動作フローである。
【図6】実施例その1の絵文字のビットマップデータである。
【図7】実施例その2である。
【図8】実施例その2の絵文章作成の動作フローである。
【図9】実施例その2の絵文章表示の動作フローである。
【符号の説明】
1:文字記憶手段
2:絵文字記憶手段
3:絵文章作成手段
4:絵文章表示手段
5:関連付マーク記憶手段
11:処理部
12:絵文章作成部
13:絵文章表示部
14:表示部
15:送受信部
16:入力部
17:文字記憶部
18:絵文字記憶部
19:関連付マーク記憶部
20:絵文章記憶部
21:表示画面
22:絵文字表示領域
23:文字表示領域
24:入力キー
25:表示画面
26:入力キー
Claims (3)
- 文字表示領域と絵文字表示領域とからなる表示部と、
文字パターンを保持する文字記憶手段と、
絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
前記文字記憶手段から選択された文字パターン、または前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターンにより作成された絵文章を格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段で格納された絵文章が文字パターンであるとき前記文字パターンを、文字パターン以外のときは絵文字パターンであることを示す絵文字マークをそれぞれ前記文字表示領域に表示し、表示した前記絵文字マークが絵文字パターンの表示指示を受けたとき前記絵文字パターンを前記絵文字表示領域に表示する絵文章表示手段と
を有することを特徴とした絵文章作成表示装置。 - 文字パターンを保持する文字記憶手段と、
絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
前記文字記憶手段から選択された文字パターン、または前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターンにより作成された絵文章を格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段で格納された絵文字が文字パターンであるとき前記文字パターンを、文字パターン以外のときは絵文字パターンであることを示す絵文字マークをそれぞれ表示部の文字表示領域に表示し、表示した前記絵文字マークが絵文字パターンの表示指示を受けたとき前記絵文字パターンを前記表示部の絵文字表示領域に表示する絵文章表示手段
としてコンピュータを機能させるための絵文章作成表示プログラム。 - 文字パターンを保持する文字記憶手段と、
絵文字パターンを保持する絵文字記憶手段と、
前記文字記憶手段から選択された文字パターン、または前記絵文字記憶手段から選択された絵文字パターンにより作成された絵文章を格納する絵文章作成手段と、
前記絵文章作成手段で格納された絵文字が文字パターンであるとき前記文字パターンを、文字パターン以外のときは絵文字パターンであることを示す絵文字マークをそれぞれ表示部の文字表示領域に表示し、表示した前記絵文字マークが絵文字パターンの表示指示を受けたとき前記絵文字パターンを前記表示部の絵文字表示領域に表示する絵文章表示手段
としてコンピュータを機能させるための絵文章作成表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP2001265430A JP3941439B2 (ja) | 2000-09-04 | 2001-09-03 | 絵文章作成表示装置、絵文章作成表示プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2000-267706 | 2000-09-04 | ||
JP2000267706 | 2000-09-04 | ||
JP2001265430A JP3941439B2 (ja) | 2000-09-04 | 2001-09-03 | 絵文章作成表示装置、絵文章作成表示プログラムおよび記録媒体 |
Related Child Applications (1)
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Publications (2)
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