JP3941343B2 - 二重渦巻ケーシング - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は渦巻ポンプの吐出しケーシングに係り、特に、大形ポンプに好適な吐出しケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の中低比速度のターボ形単段流体機械の吐出し流路には、羽根車外周に渦巻状の流路を構成する渦巻ケーシングが用いられる。特に、渦巻状流路を周方向対称位置に2個所設けた二重渦巻ケーシングとして、ケーシング壁面静圧の周方向分布を対称にして半径方向流体力を低減するものがある。
【0003】
しかし、二重渦巻ケーシングにおいて、第1の流路と第2の流路を分ける仕切り壁外側の流路は、断面積に対して流路長さが長くなるため摩擦損失が大きい。さらに、180度近い曲り流路となるため2次流れを生じ、吐出し管への接続部である拡大管部の流れに悪影響を及ぼすこともある。特開平3−213699号公報には、二重渦巻ケーシングのこれらの悪影響を改良する構造として、遠心羽根車との組合せで使用される渦巻ポンプが開示されている。これには、流路を三個以上n個のタングを円周方向n等分位置に配置したn重ボリュートとし、かつ、n−1番目のタングから始まる遠壁の周方向長さはn番目のタングの始まり位置までとし、n番目のタングから始まる遠壁終端で仕切られる流路の内外の面積比がほぼ1:n−1となるようにしたボリュートケーシングとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平3−213699号公報に記載の形状では、曲り流路部の摩擦損失や製作性への改善はあるものの、曲り流路による2次流れの問題点に対する配慮はない。
【0005】
更に、斜流羽根車との組合せで使用される渦巻斜流ポンプでは、渦巻ポンプとは異なる流れの問題があることが明らかとなった。
【0006】
本発明は上記の事項に基づきなされたものであり、大形渦巻ポンプに用いられる二重渦巻ケーシングの半径方向流体力低減効果を犠牲にすることなく、性能に優れた渦巻斜流ポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、曲り流路に作用する遠心力による2次流れと羽根車出口からの螺旋流れとがバランスする曲り流路周方向位置Xで、曲り流路に作用する遠心力による2次流れをこれ以上生じないようにすることが必要である。従って、流れの慣性を考慮して断面内流れがバランスする曲り流路位置Xより前方の周方向位置Dで、断面垂直方向速度や静圧が一様となるように流れを調整すればよい。更に、遠心力による2次流れを軽減するため、曲り流路前方で吸込側内径部への高流速の流れの集積防止も必要となる。
【0008】
そこで本発明によれば、羽根車外周側に羽根車から出た流体を集める流路を2個所ほぼ軸対称位置に有し、単一の吐出し配管に送水する二重渦巻ケーシングにおいて、該ケーシング流路のうち、吐出し配管側に巻始め部を有する第1の流路と、第1の流路に対向する位置にある第2の流路を隔離する仕切り壁を、仕切り壁巻始め位置を0度としたとき、60度から90度の範囲内で内外流路を連通するように構成するものである。
【0009】
更に、この課題を達成するためには、仕切り壁の連通個所を駆動機側壁面付近とするものである。
【0010】
更にまた、吐出し配管側に巻始め部を有する第1の流路と、第1の流路に対向する位置にある第2の流路を隔離する仕切り壁の直前で、第1の流路吸込側壁面に流路方向に向く整流板を設けるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
まず、本発明を説明する前に、斜流羽根車との組合せで使用される渦巻斜流ポンプにおける、渦巻ポンプとは異なる流れの発生する現象を図3から図8を用いて説明する。
【0012】
図5は渦巻斜流ポンプの渦巻ケーシング段面内の流れの説明図であり、図6は仕切り壁直前の第1の流路の断面内の断面垂直速度分布である。また、図7は曲り流路流れ方向への断面内流れの変化を示した図であり、図8は渦巻ケーシング吐出し口での内外流路断面内の流れを示した図である。
【0013】
図5において、羽根車1は流れが軸方向から流入し斜め外向きに流出する斜流羽根車のため、羽根車出口の流れaは渦巻ケーシング断面内では駆動機側の壁面101から外周部102を通り、吸込側の壁面103へ回り込む螺旋流れbとなる。この螺旋流れbは流路断面内を旋回して流れる過程で、断面内速度成分を断面に垂直の速度成分に変換するため、図6に示すように、仕切り壁14の直前の断面B内では、吸込側壁面103で断面垂直速度成分の速い速度分布となる。
【0014】
一方、図7に示すように曲り流路13では曲りによる遠心力Fが流れに作用し、この遠心力の大きさは、曲り流路13の曲率Rと流速Vで決まる。従って、流速の速い吸込側壁面103付近の流れに大きな遠心力Fsが作用し、流れを吸込側壁面103から外周側壁面102、駆動機側壁面101へと旋回させる力となる。この結果断面Cに示すように、羽根車からの螺旋流れbを減衰させるように作用して、曲り流路流れ方向には一旦断面内流れ成分が減少した後、曲り流路下流Eでは羽根車からの螺旋流れbとは逆方向の旋回を持つ2次流れcを生じる。
【0015】
この断面内流れ成分が極小となる周方向位置Xは流量により変化する。例えば、螺旋流れが強くなる、すなわち吸込側壁面付近の断面垂直速度成分が大きい大流量側では遠心力作用が大きくなり、早く螺旋流れbを消滅させるため上流側になる。実験及び解析の結果ではこの位置は、設計流量の120%流量付近で仕切り板先端から周方向に70度付近、80%流量では100度付近となる。一方、80%流量付近より低流量側では螺旋流れが弱いため、吐出し口まで旋回流れの逆転は生じない遠心羽根車と同様の流れとなる。
【0016】
この2次流れは、それ自体が損失の原因となるばかりでなく、図8に示すように渦巻ケーシング吐出し口で内外流路に速度分布をもたらし、吐出し配管で新たに混合損失生じる要因となる。
【0017】
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。図1は本発明による二重渦巻ケーシングの平面図であり、図2は図1のB断面図、図3は図1のD断面図である。
【0018】
図1、図2において、羽根車1は回転軸2に嵌合され、駆動機(図示せず)により回転する。羽根車1の外周側には、羽根車1から出た流体を集める流路として、吐出し管4側に巻始め部を有する第1の流路11と、第1の流路に対向する位置にある第2の流路12をほぼ軸対称位置に2個所有する二重渦巻ケーシング10が設けられている。二重渦巻ケーシング10の流路のうち、流路11と流路12を隔離する仕切り壁14の直前で、流路11の吸込側壁面には流路方向に向く整流板7が設けられている。更に、仕切り壁14は仕切り壁巻始め位置を0度としたとき、90度の位置で内外流路を連通するように形成し、拡大管部15が吐出し管4に直接接続している。
【0019】
本発明の実施例のような斜流形羽根車と二重渦巻ケーシングで構成されるポンプでは、羽根車1から流出した流れaは、渦巻ケーシング断面内では駆動機側の壁面101から外周部102を通り、吸込側の壁面103へ回り込む螺旋流れbとなる。この螺旋流れbにより仕切り壁14の直前の断面B内では、断面垂直速度成分は吸込側壁面103で速い速度分布となる。従って、仕切り壁14外側の曲り流路13では、曲りによる遠心力Fは吸込側壁面付近の流れに、より大きく作用して羽根車からの螺旋流れbを減衰させるため、曲り流路流れ方向には一旦断面内2次流れ成分が減少する。
【0020】
しかし、本発明の実施例では曲り流路13入口部の吸込側壁面に流路方向の整流板7が有るため、図2に示すように螺旋流れbはこの整流板7により方向が変えられ、高流速の領域は断面中央付近に集まる。従って、曲り流路13での吸込側103と駆動機側101の流れに対する遠心力の不釣り合いは少ない。更に、断面内2次流れ成分が極小となる周方向位置Xの10度前方断面Dで、仕切り壁14は外側の曲り流路13と内側流路12とを連通しているため、図3に示すように、羽根車1からの出口流れaが内側流路12から流入する。この出口流れaは駆動機側壁面101から吸込側壁面103へ向かう旋回速度成分をもち、駆動機側壁面101の静圧は吸込側壁面102より高い。すなわち、仕切り壁入口部Bの速度分布の不均一により曲り流路で形成される2次流れcと反対方向の旋回速度成分b、遠心力Fsによる静圧分布と逆の静圧分布を持つ。この10度前方位置は、2次流れcと羽根車出口流れの旋回速度成分bが同程度となる位置である。
【0021】
従って、仕切り壁14の連通部分により、周方向位置Dで曲り流路の流れの不均一性は一様化される。この結果、周方向位置D以降では、曲り流路13内には2次流れはほとんど形成されず、渦巻ケーシング吐出し口で外側流路の速度分布は均一化し、吐出し配管4で新たに混合損失生じる要因は軽減される。
【0022】
なお本実施例では、整流板7の設置と仕切り壁14の分割を同時に適用した場合を示したが、それぞれの一方のみを適用しても2次流れの抑制効果は得られる。また、仕切り壁14が連通部で完全に内外流路を連通した場合を示したが、羽根車1から出口流れaを内側流路12から曲り流路13へ流入できる面積があれば、多孔板等の一体壁で構成しても同等の効果が得られる。更に、ケーシング断面形状が台形の場合で示したが、矩形や円形の場合でも同等の効果が得られる。
【0023】
図4は、本発明による二重渦巻ケーシングの他の実施例のD断面図である。本実施例では、仕切り壁14は外側の曲り流路13と内側流路12との連通個所を、駆動機側壁面101側のみに設けている。
【0024】
本発明は以上の構成のため、羽根車1からの出口流れaが内側流路12から流入する際、駆動機側壁面101側のみから流入するため、より少ない連通面積で曲り流路の流れの不均一性は一様化される。従って、連通部を設けたことによる吐出しケーシングの強度上の問題や流れの混合による悪影響を少なくして性能向上の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば二重渦巻ケーシングの第1の流路と第2の流路を隔離する仕切り壁を、羽根車出口の螺旋流れと曲り流路による2次流れと羽根車からの螺旋流れの旋回速度成分が同程度となる位置で内外流路を連通するように形成している。この結果、曲り流路で形成される2次流れが下流側で更に発達しないよう抑制できるため、渦巻ケーシング吐出し口での内外流路の流れの混合による損失を低減して、性能に優れた渦巻斜流ポンプが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重渦巻ケーシングの平面図。
【図2】図1のB断面図。
【図3】図1のD断面図。
【図4】本発明の他の二重渦巻ケーシングのD断面図。
【図5】渦巻斜流ポンプの渦巻ケーシング段面内の流れの説明図。
【図6】仕切り壁直前の第1の流路の断面内の断面垂直速度分布。
【図7】曲り流路流れ方向への断面内流れの変化を示した図。
【図8】吐出し管部分での内外流路断面内の流れを示した図。
【符号の説明】
1…羽根車、2…回転軸、3…羽根車ナット、4…吐出し管、5…ケーシングカバー、6…ケーシングライナ、7…整流板、10…二重渦巻ケーシング、11…第1流路、12…第2流路、13…曲り流路、14…仕切り壁、15…拡大管部、101…駆動機側壁面、102…外周部壁面、103…吸込側壁面、a…羽根車出口流れ、b…螺旋流れ、c…2次流れ。

Claims (3)

  1. 軸方向から流入し斜め外向きに流出する斜流羽根車と、前記斜流羽根車外周側に羽根車から出た流体を集める流路をほぼ軸対称に2個所有し、単一の吐出し配管に送水する渦巻斜流ポンプの二重渦巻ケーシングにおいて、
    前記ケーシングの流路のうち、吐出し配管側に巻始め部を有する第1の流路と、第1の流路に対向する位置にある第2の流路を隔離する仕切り壁を有し、前記仕切り壁の巻始め位置を0度としたとき、巻き角度が60度から90度の範囲において前記第1と第2の流路を連通する構成したことを特徴とする二重渦巻ケーシング。
  2. 請求項1記載の二重渦巻ケーシングにおいて、仕切り壁の連通個所を駆動機側壁面付近としたことを特徴とする二重渦巻ケーシング。
  3. 軸方向から流入し斜め外向きに流出する斜流羽根車と、羽根車外周側に羽根車から出た流体を集める流路をほぼ軸対称に2個所有し、単一の吐出し配管に送水する渦巻斜流ポンプの二重渦巻ケーシングにおいて、前記ケーシング流路のうち、吐出し配管側に巻始め部を有する第1の流路と、第1の流路に対向する位置にある第2の流路を隔離する仕切り壁の直前で、第1の流路吸込側壁面に流路方向に向く整流板を設けたことを特徴とする二重渦巻ケーシング。
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