JP3938809B2 - Pneumatic tire - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、氷雪路面において優れた走行性能を発揮する空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からスタッドレスタイヤは、トレッド表面のブロックにサイプが設けられ、氷雪路面における走行性能を向上させている。すなわち、ブロックに設けられたサイプによってエッジ長さが実質的に長くなり、氷雪路面に張った薄い水膜を切ってタイヤのグリップ力を確保している(所謂、エッジ効果)。したがって、ブロックに設けられるサイプの本数は、多いほど望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブロックにおいてサイプの本数を増やしすぎると、ブロックの剛性が低下して操縦安定性が低下するおそれがある。また、ブロックの倒れ込みによって接地面積が減少するおそれがある。
【0004】
本発明は上記の課題を解決するために、ブロックに多数のサイプを設けても十分な接地面積を確保できる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、トレッド表面に設けられたタイヤ周方向に延びる主溝と前記主溝と交差するラグ溝によって区画された複数のサイプ入りブロック状陸部を有する空気入りタイヤであって、ブロック状陸部は、タイヤ幅方向に延びるサイプによって踏面側が複数の小ブロックに分割されており、前記小ブロックは少なくとも一方のタイヤ幅方向側面が前記踏面に垂直な方向に対して基底部から踏面を指向して第1タイヤ幅方向に所定角度傾斜しているとともに、前記小ブロックに隣接する小ブロックのタイヤ幅方向側面は、前記踏面に垂直か、あるいは前記踏面に垂直な方向に対して基底部から踏面を指向して第1タイヤ幅方向と反対の第2タイヤ幅方向に所定角度傾斜していることを特徴とする。
【0006】
請求項1記載の本発明の作用について説明する。
実車にこの空気入りタイヤを装着して走行した場合、サイプによって分割された小ブロックが接地荷重によって変形する。すなわち、タイヤ周方向の膨らみによって隣接する小ブロックと当接する。同時に、少なくとも一方のタイヤ幅方向側面が第1タイヤ幅方向へ所定角度傾斜しているため、小ブロックが全体的に第1タイヤ幅方向へ変形する。隣接する小ブロックは、タイヤ幅方向側面が踏面に垂直か、第2タイヤ幅方向に所定角度傾斜しているため、タイヤ幅方向へ変形しないか、あるいは第1タイヤ幅方向と反対の第2タイヤ幅方向へ変形する。したがって、隣接する小ブロック同士は、当接部分を介してタイヤ幅方向において相対的に反対方向に力が作用する。これにより、小ブロックの倒れ込みが抑制され、踏面における接地面積が増大して操縦安定性が向上する。
【0007】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の本発明において、前記サイプは、タイヤ幅方向に延びる仮想中心面を挟んで第1タイヤ周方向に凸な第1凸部と前記第1タイヤ周方向と反対の第2タイヤ周方向に凸な第2凸部が交互に形成された形状であることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の本発明の作用について説明する。
実車にこの空気入りタイヤを装着して走行した場合、サイプによって分割された小ブロックが接地荷重によって変形する。すなわち、タイヤ周方向の膨らみによって隣接する小ブロックと当接する。同時に、少なくとも一方のタイヤ幅方向側面が第1タイヤ幅方向へ所定角度傾斜しているため、小ブロックが全体的に第1タイヤ幅方向へ変形する。隣接する小ブロックは、タイヤ幅方向側面が踏面に垂直か、第2タイヤ幅方向に所定角度傾斜しているため、タイヤ幅方向へ変形しないか、あるいは第1タイヤ幅方向と反対の第2タイヤ幅方向へ変形する。この結果、サイプを挟んで隣接する小ブロックのタイヤ周方向側面同士がタイヤ幅方向において相対的に反対方向に移動することになり、サイプの第1凸部と第2凸部とでジグザグ形状に形成されたタイヤ周方向側面が噛み合う。これにより、小ブロックの倒れ込みが抑制され、踏面の接地面積が増大して操縦安定性が一層向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤを図1および図2を参照して説明する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10のトレッド12には、タイヤ周方向(矢印A方向、以下A方向という)に沿って延びる主溝14と、タイヤ幅方向(矢印B方向、以下B方向という)に沿って延びるラグ溝16によって区画されたブロック18が複数形成されている。
【0011】
ブロック18には、図2に示すように、B方向の両側面20、22に端部が開口したサイプ24が複数設けられている。このサイプ24によって、ブロック18の踏面26側は小ブロック18a〜18fに分割されている。
【0012】
小ブロック18aは基底部から踏面26に向かってB1方向に傾斜して形成されている。すなわち、B1、B2方向側面20a、22aが、角度θ1だけB1方向に傾斜して形成されている。
【0013】
隣接する小ブロック18bは、基底部から踏面26に向かってB2方向に傾斜して形成されている。すなわち、B1、B2方向側面20b、22bが、角度θ2だけB2方向に傾斜して形成されている。
【0014】
このように、A方向に隣接する各小ブロック18a〜18fは、交互にB1、B2方向に傾斜して形成されている。
【0015】
サイプ24は、仮想中心面Vに対してA1方向に凸な第1凸部24aと、A1方向と反対のA2方向に凸な第2凸部24bとがB方向において交互に形成されている。すなわち、サイプ24はジグザグ形状に形成されている。
【0016】
本実施形態のブロック18の寸法は、以下の通りである。ブロック18の長さL×幅W×高さHは、30mm×20mm×10mmであり、小ブロック18a〜18fのB方向側面20、22の傾斜角度θ1、θ2はいずれも15°である。サイプ幅Sは0.4mm、小ブロックのA方向長さPは4.7mmである。
【0017】
本実施形態のサイプ形状はジグザグ形状であるが、波形等、交互に凹凸が形成されていればどんな形状でも良い。
【0018】
さらに、傾斜角度θ1、θ2は0°<θ1、θ2≦30°が好適である。これは30°を越えると、タイヤ成形時にモールドから抜く時にブロック欠け等が発生するおそれがあるためである。
【0019】
このように形成される空気入りタイヤ10が実車に装着されることにより、以下のような作用がある。
【0020】
すなわち、ブロック18の踏面26から接地荷重Fが作用する。これにより、小ブロック18a、18c、18eは基底部から踏面26に向かってB1方向に傾斜して形成されているため、B1方向に変形する。
【0021】
一方、小ブロック18b、18d、18fは、基底部から踏面26に向かってB2方向に傾斜して形成されているため、接地荷重FによってB1方向と反対のB2方向に変形する。
【0022】
この結果、サイプ24によってジグザグ形状に形成された小ブロック18a〜18fの凹凸面が強く噛み合う。したがって、各小ブロック18a〜18fにタイヤの回転に伴ってA方向の力が作用しても、B方向の変形によって隣接する小ブロック同士が強く噛み合っているため、小ブロック18a〜18fの倒れ込みが抑制される。このように、空気入りタイヤ10は、多数のサイプ24をブロック18に形成することによってエッジ効果を増大させるとともに、小ブロック18a〜18fのB方向への変形によりA方向の倒れ込みを抑制するため、十分な接地面積を確保でき、氷雪路面における良好な操縦安定性を確保する。
【0023】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤについて図3および図4を参照して説明する。第1実施形態との違いは、ブロックのサイプ形状のみなので、サイプについてのみ説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0024】
図3に示すように、ブロック18に形成されるサイプ40は、B方向に直線となる形状である。
【0025】
本実施形態のブロック18の寸法も第1実施形態に同様である。すなわちブロック18の長さL×幅W×高さHは、30mm×20mm×10mmであり、小ブロック18a〜18fのB方向側面20、22の傾斜角度θ1、θ2はいずれも15°である。サイプ幅Sは0.4mm、小ブロックのA方向長さPは4.7mmである。
【0026】
このようなブロック18がトレッド12表面上に形成された空気入りタイヤを実車に装着して走行することにより、以下のような作用がある。
【0027】
ブロック18に接地荷重Fが作用することにより、小ブロック18a〜18fがC方向に圧縮される。この結果、小ブロック18a〜18fはA方向への膨張し、隣接する小ブロック同士が当接する。また、隣接する小ブロック同士は、第1実施形態と同様にB方向において反対方向に変形する。例えば、図4において、小ブロック18aはB1方向へ変形し、小ブロック18bはB2方向に変形する(太線矢印参照)。したがって、当接部分42を介して、隣接する小ブロックに反対向きのB1、B2方向の力が作用することになる(細線矢印参照)。この結果、タイヤの回転によって発生する小ブロック18a〜18fのA方向の倒れ込みを抑制することができる。
【0028】
なお、第1、第2実施形態においては、θ1とθ2とを同じ角度にしたが、異なっても構わない。また、側面20と側面22を両方傾斜させたが、一方のみでも構わない。少なくとも1つの小ブロックの一方の側面が傾斜していれば良く、隣接する小ブロックの側面が垂直(C方向に平行)か、反対向きに傾斜していれば、本発明の作用(隣接する小ブロック同士がB方向において相対的に反対向きに変形する)が発揮される。
【0029】
[試験例]
このような本発明の作用を実証するために、氷上ブレーキ性能と操縦安定性を試験した。実施例1、2は、それぞれ第1、第2実施形態の空気入りタイヤであり、比較例は、第2実施形態で角度θ1、θ2=0のものである。すなわち、比較例の空気入りタイヤは、図5に示すように、小ブロック18a〜18fのB方向側面がC方向に平行に形成されたものである。
【0030】
氷上ブレーキ性能試験は、実車に空気入りタイヤを装着し、氷路面を時速20km/hで走行中に急ブレーキをかけ、制動距離を計測し、その逆数を氷上ブレーキ性能とした。なお、比較例の氷上ブレーキ性能を100として指数評価した。指数が大きい程、良好なブレーキ性能であることを示す。試験結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
操縦安定性試験は、実車に各空気入りタイヤを装着し、ベテランドライバーに走行してもらい、10点満点でフィーリング評価を行った。試験結果を表2に示す。なお、ここで5.5+ のように数値の右肩に+があるのは、5.5よりも若干良いことを示す。
【0033】
【表2】
【0034】
いずれの試験も実施例1の空気入りタイヤが最も優れた性能を示し、実施例2の空気入りタイヤも比較例に比べて性能向上がみられた。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明に係る空気入りタイヤは、サイプを多数設けても小ブロックの倒れ込みを抑制できるため、氷雪路面において優れた走行性能を発揮することができる。
【0036】
請求項2記載の本発明に係る空気入りタイヤは、サイプの凹凸によって隣接する小ブロック同士が噛み合い、より一層小ブロックの倒れ込みを抑制して氷雪路面における一層良好な走行性能を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るブロックの斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るブロックの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るブロックの動作説明図である。
【図5】比較例に係るブロックの斜視図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 トレッド
14 主溝
16 ラグ溝
18 ブロック
20、22 側面(タイヤ幅方向側面)
24 サイプ
26 踏面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pneumatic tire that exhibits excellent running performance on icy and snowy road surfaces.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, studless tires are provided with sipes on the tread surface block to improve running performance on icy and snowy road surfaces. That is, the edge length is substantially increased by the sipe provided on the block, and the grip force of the tire is secured by cutting a thin water film stretched on the snowy and snowy road surface (so-called edge effect). Therefore, it is desirable that the number of sipes provided in the block is larger.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the number of sipes in the block is increased too much, the rigidity of the block may be lowered and the steering stability may be lowered. Moreover, there is a possibility that the ground contact area may decrease due to the collapse of the block.
[0004]
In order to solve the above-described problems, an object of the present invention is to provide a pneumatic tire that can secure a sufficient ground contact area even if a large number of sipes are provided in a block.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention according to
[0006]
The operation of the present invention as set forth in
When running with this pneumatic tire mounted on an actual vehicle, the small blocks divided by the sipes are deformed by the ground load. In other words, it comes into contact with adjacent small blocks due to the swelling in the tire circumferential direction. At the same time, since at least one side surface in the tire width direction is inclined at a predetermined angle in the first tire width direction, the small block is deformed as a whole in the first tire width direction. The adjacent small block is not deformed in the tire width direction because the side surface in the tire width direction is perpendicular to the tread surface or is inclined at a predetermined angle in the second tire width direction, or the second tire opposite to the first tire width direction. Deforms in the width direction. Therefore, adjacent small blocks are subjected to a force in the opposite direction in the tire width direction via the contact portion. Thereby, the falling of the small block is suppressed, the contact area on the tread surface is increased, and the steering stability is improved.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the sipe includes a first convex portion projecting in the first tire circumferential direction across the virtual center plane extending in the tire width direction and the first tire. It is the shape where the 2nd convex part convex in the 2nd tire circumferential direction opposite to the circumferential direction was formed alternately.
[0008]
The operation of the second aspect of the present invention will be described.
When running with this pneumatic tire mounted on an actual vehicle, the small blocks divided by the sipes are deformed by the ground load. In other words, it comes into contact with adjacent small blocks due to the swelling in the tire circumferential direction. At the same time, since at least one side surface in the tire width direction is inclined at a predetermined angle in the first tire width direction, the small block is deformed as a whole in the first tire width direction. The adjacent small block is not deformed in the tire width direction because the side surface in the tire width direction is perpendicular to the tread surface or is inclined at a predetermined angle in the second tire width direction, or the second tire opposite to the first tire width direction. Deforms in the width direction. As a result, the tire circumferential side surfaces of the small blocks adjacent to each other across the sipe move in opposite directions in the tire width direction, and the zigzag shape is formed between the first convex portion and the second convex portion of the sipe. The formed tire circumferential side surfaces mesh with each other. Thereby, the falling of the small block is suppressed, the contact area of the tread surface is increased, and the steering stability is further improved.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
A pneumatic tire according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
[0010]
As shown in FIG. 1, the
[0011]
As shown in FIG. 2, the
[0012]
The
[0013]
The adjacent
[0014]
As described above, the
[0015]
In the
[0016]
The dimensions of the
[0017]
The sipe shape of the present embodiment is a zigzag shape, but any shape may be used as long as irregularities are alternately formed such as a waveform.
[0018]
Further, the inclination angles θ1 and θ2 are preferably 0 ° <θ1 and θ2 ≦ 30 °. This is because if it exceeds 30 °, block chipping or the like may occur when the tire is removed from the mold during molding.
[0019]
When the
[0020]
That is, the ground load F acts from the
[0021]
On the other hand, the
[0022]
As a result, the concave and convex surfaces of the
[0023]
[Second Embodiment]
Next, a pneumatic tire according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 3 and 4. Since the difference from the first embodiment is only the sipe shape of the block, only the sipe will be described. In addition, the same referential mark is attached | subjected to the component similar to 1st Embodiment, and the detailed description is abbreviate | omitted.
[0024]
As shown in FIG. 3, the
[0025]
The dimension of the
[0026]
When such a
[0027]
When the ground load F acts on the
[0028]
In the first and second embodiments, θ1 and θ2 are the same angle, but they may be different. Further, although both the
[0029]
[Test example]
In order to demonstrate such an action of the present invention, the braking performance on ice and the steering stability were tested. Examples 1 and 2 are the pneumatic tires of the first and second embodiments, respectively, and the comparative example has the angles θ1 and θ2 = 0 in the second embodiment. That is, in the pneumatic tire of the comparative example, the side surfaces in the B direction of the
[0030]
In the on-ice brake performance test, a pneumatic tire was mounted on an actual vehicle, the brake was suddenly applied while traveling on an icy road surface at a speed of 20 km / h, the braking distance was measured, and the reciprocal number was defined as the on-ice brake performance. The index evaluation was made with the braking performance on ice of the comparative example as 100. The larger the index, the better the braking performance. The test results are shown in Table 1.
[0031]
[Table 1]
[0032]
In the steering stability test, each pneumatic tire was attached to an actual vehicle, and a veteran driver ran the vehicle to evaluate the feeling with a maximum of 10 points. The test results are shown in Table 2. Here, a + on the right shoulder of the numerical value such as 5.5+ indicates that it is slightly better than 5.5.
[0033]
[Table 2]
[0034]
In any of the tests, the pneumatic tire of Example 1 showed the most excellent performance, and the performance improvement of the pneumatic tire of Example 2 was also seen compared to the comparative example.
[0035]
【The invention's effect】
Since the pneumatic tire according to the first aspect of the present invention can suppress the falling of the small blocks even if a large number of sipes are provided, it can exhibit excellent running performance on icy and snowy road surfaces.
[0036]
In the pneumatic tire according to the second aspect of the present invention, adjacent small blocks are engaged with each other by the unevenness of the sipe, and the falling of the small blocks can be further suppressed, and better running performance on an icy and snowy road surface can be exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a tread of a pneumatic tire according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a block according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a block according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an operation explanatory diagram of a block according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a block according to a comparative example.
[Explanation of symbols]
10
24
Claims (2)
ブロック状陸部は、タイヤ幅方向に延びるサイプによって踏面側が複数の小ブロックに分割されており、前記小ブロックは少なくとも一方のタイヤ幅方向側面が前記踏面に垂直な方向に対して基底部から踏面を指向して第1タイヤ幅方向に所定角度傾斜しているとともに、前記小ブロックに隣接する小ブロックのタイヤ幅方向側面は、前記踏面に垂直か、あるいは前記踏面に垂直な方向に対して基底部から踏面を指向して第1タイヤ幅方向と反対の第2タイヤ幅方向に所定角度傾斜していることを特徴とする空気入りタイヤ。A pneumatic tire having a plurality of sipe-containing block-like land portions defined by main grooves extending in the tire circumferential direction provided on the tread surface and lug grooves intersecting the main grooves,
Block-shaped land portion, the tread from the base portion with respect to the tread side is divided into a plurality of small blocks, the small blocks at least one of the tire width direction sides perpendicular to the tread surface by sipes extending in the tire width direction And the side surface in the tire width direction of the small block adjacent to the small block is perpendicular to the tread surface or a base with respect to the direction perpendicular to the tread surface. A pneumatic tire characterized by being inclined at a predetermined angle in a second tire width direction opposite to the first tire width direction with a tread surface directed from a portion.
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