JP3937421B2 - 透析液調製装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形の透析液調製剤を使用する透析液調製装置に関する。本発明の透析液調製装置は、固形の透析液調製剤を衛生的かつ効率的に溶解することができ、特に多人数用の透析液供給装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】
透析液調製剤は、濃厚液や粉状または顆粒状の固形剤として市販されており、使用時に希釈水で希釈して濃度調製し透析液として使用している。
従来、粉末または顆粒状の固形透析液調製剤を用いた透析液の調製は、大きく分けて、固形透析液調製剤を溶解して濃厚液を作製する工程と、この濃厚液を希釈して透析液を調製する工程からなっている。固形透析液調製剤としてはA剤(電解質成分で重曹を含んでいないもの)とB剤(重曹を含んだもの)の2種の透析液調製剤が用いられており、固形透析液調製剤を溶解する場合、これらの2剤の溶解装置が必要であり、さらに濃厚透析液の希釈を行うための希釈水供給装置も必要になる。従って、3台の装置の管理が必要であり、装置の洗浄も面倒なものであった。
【0003】
また、このような固形透析液調製剤の溶解混合作業は、クリーンルーム等の清浄な雰囲気で行われることはなく、通常、例えば一回の透析に必要な固形透析液調製剤をホッパー等で混合槽に移送して行っており、大気との接触により細菌や塵埃が混入する虞があり、また、固形透析液調製剤の入った容器の開封や投入に際して作業者の手で汚染される虞があり衛生的な面で問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、薬剤が大気に接触する機会を無くし、溶解タンクを不用にすることで装置内の洗浄、消毒を簡便に行うことができるようにした透析液調製装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記の課題を解決するために鋭意検討の結果、定量ポンプ(ベローフラムポンプ)を採用することにより、固形透析液調製剤からの濃厚透析液(透析液原液)を作製する工程から、2種類の濃厚透析液を希釈混合して透析液を調製する工程までを1つの機構部分で行うことが出来ることに想到し、本発明に到達した。すなわち本発明の透析液調製装置は、粉末または顆粒状の固形の第1透析液調製剤が収容された第1透析液調製剤容器と、定量ポンプと、第2透析液調製剤が収容された第2透析液調製剤容器と、給水源との接続部と、調製された透析液を貯留する透析液貯留容器を含んでなり、前記定量ポンプが、第1透析液調製剤容器、第2透析液調製剤容器、給水源との接続部および透析液貯留容器と切り替え可能に接続されてなる。
【0006】
ここで、第1透析液調製剤容器への溶解液の供給および第1透析液調製剤と溶解液の混合操作は、定量ポンプによって行うことができる。また、第2透析液調製剤容器には、液状の第2透析液調製剤が収容されていても、粉末または顆粒状の固形透析液調製剤が収容されていてもよく、後者の場合、第2透析液調製剤容器への溶解液の供給および第2透析液調製剤と溶解液の混合操作は、定量ポンプによって行うことができる。また、液状の第2透析液調製剤と希釈水および液状の第1透析液調製剤は、定量ポンプによってそれぞれこの順序で定量採取し希釈混合することができる。
【0007】
また、本発明の透析液調製装置は、1剤型の透析液調製剤に対応させて、粉末または顆粒状の固形の透析液調製剤が収容された透析液調製剤容器と、定量ポンプと、給水源との接続部とを含んでなり、前記定量ポンプが、透析液調製剤容器および給水源との接続部と切り替え可能に接続されてなる態様にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の透析液調製装置の一実施例を示す概略系統図である。また、図2〜図5は本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製操作の説明図であり、図2は定量ポンプへの給水工程、図3はB剤溶解工程、図4は攪拌混合工程、図5は攪拌終了後B液を第1透析液調製剤容器に戻す工程を示す。また、図6〜図9は本発明の透析液調製装置を用いた透析液の調製操作の説明図であり、図6はA液定量工程、図7はRO水定量工程、図8はB液定量工程、図9は希釈終了後調製された透析液を透析液貯留容器に移送する工程を示す。また、図10は本発明の透析液調製装置の他の実施例を示す概略系統図であり、1剤型の透析液調製剤に対応させた態様を示す。
【0009】
本発明の透析液調製装置は、図1に示すように、第1透析液調製剤容器1と定量ポンプ3と第2透析液調製剤容器2と給水源との接続部4と透析液貯留容器5を含んでなり、定量ポンプ3が、第1透析液調製剤容器1、第2透析液調製剤容器2、給水源との接続部4および透析液貯留容器5と切り替え可能に接続されてなる。第1透析液調製剤容器1には粉末または顆粒状の固形の第1透析液調製剤が収容され、第2透析液調製剤容器2には第2透析液調製剤が収容されている。図中、V1 、V2 、V4 、V5 はそれぞれ、定量ポンプ3と第1透析液調製剤容器1、第2透析液調製剤容器2、給水源との接続部4および透析液貯留容器5との接続を切り替える開閉弁である。
【0010】
本発明の透析液調製装置では、第1透析液調製剤容器1および第2透析液調製剤容器2は、透析液調製装置に着脱自在にすることができる。従って、例えば予め透析液調製剤が収容され市販の透析液調製剤容器を使用すれば、収容された透析液調製剤が大気に接触したり作業者の手で汚染さる虞が殆ど無くなる。
第1透析液調製剤としては、一般に、濃厚液の状態では安定性が悪く保存がきかない重炭酸ナトリウムを含むB剤が、第2透析液調製剤としては、電解質成分で重炭酸ナトリウムを含まないA剤が採用される。A剤は濃厚液であっても粉末または顆粒状の固形透析液調製剤であってもよい。
【0011】
また、本発明の透析液調製装置では、第1透析液調製剤容器1への溶解液の供給および第1透析液調製剤(B剤)と溶解液の混合操作は、定量ポンプ3によって行うことができる。また、第2透析液調製剤容器2に粉末または顆粒状の固形透析液調製剤(A剤)が収容されている場合、第2透析液調製剤容器2への溶解液の供給および第2透析液調製剤と溶解液の混合操作も、定量ポンプ3によって行うことができる。また、液状の第2透析液調製剤(A液))と希釈水および液状の第1透析液調製剤(B液)は、定量ポンプ3によってそれぞれこの順序で定量採取し希釈混合することができる。
【0012】
尚、本発明の透析液調製装置は、図10に示すような、1剤型の透析液調製剤に対応させた態様にすることもできる。すなわち、粉末または顆粒状の固形の透析液調製剤が収容された透析液調製剤容器6と、定量ポンプ3と、給水源との接続部4とを含んでなり、定量ポンプ3が、透析液調製剤容器6および給水源との接続部4と切り替え可能に接続されてなる態様である。調製された透析液は別途設けられた透析液貯留容器(図示していない)に貯留しても、直接透析装置に接続してもよい。
【0013】
次に、本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製操作および、透析液調製操作について図面を用いて説明する。
〔濃厚透析液の作製操作〕
図1において、第1透析液調製剤容器1には粉末状のB剤が収容され、第2透析液調製剤容器2には液状のA剤(A液)が収容されており、開閉弁V1 、V2 、V4 、V5 は全て閉じられている。
先ず、開閉弁V4 を開き定量ポンプ3を駆動させて定量ポンプ3内に所定量の水を吸入する(図2参照)。次に、開閉弁V4 を閉じV1 を開いて、定量ポンプ3を駆動させ、定量ポンプ3内に吸入されたRO水を第1透析液調製剤容器1に移送してB剤を溶解させる(図3参照)。この状態で定量ポンプ3を駆動して、第1透析液調製剤容器1の水とB剤の混合液を定量ポンプ3内に吸引し再び第1透析液調製剤容器1に移送する操作を数回繰り返して、混合液を良く攪拌すればB液が作製される(図4参照)。作製されたB液は最後に第1透析液調製剤容器1に移送される(図5参照)。
【0014】
〔透析液調製操作〕
図5の状態において、開閉弁V1 を閉じV2 を開いて、定量ポンプ3を駆動させ、所定量のA液を定量ポンプ3内に吸入する(図6参照)。次に、開閉弁V2 を閉じV4 を開いて、定量ポンプ3を駆動させ、所定量のRO水を定量ポンプ3内に吸入する(図7参照)。次いで、開閉弁V4 を閉じV1 を開いて、定量ポンプ3を駆動させ、第1透析液調製剤容器1内のB液を所定量定量ポンプ3内に吸入する(図8参照)。最後に、開閉弁V1 を閉じV5 を開いて、定量ポンプ3を駆動させ、定量ポンプ3内のA液、B液、RO水の混合液を透析液貯留容器5に移送すれば、所望の濃度の透析液が調製される(図9参照)。
【0015】
【発明の効果】
以上説明してきたことから明らかなように、本発明の透析液調製装置を採用することにより、薬剤が大気に接触する機会を無くすることが出来るので、細菌等による透析液の汚染を防止することができる。また、溶解タンクが不用になるので、装置内の洗浄、消毒を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の透析液調製装置の一実施例を示す概略系統図である。
【図2】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製工程の説明図であり、定量ポンプへの給水工程を示す。
【図3】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製工程の説明図であり、B剤溶解工程を示す。
【図4】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製工程の説明図であり、攪拌混合工程を示す。
【図5】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の作製工程の説明図であり、攪拌終了後B液を第1透析液調製剤容器に戻す工程を示す。
【図6】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の希釈工程の説明図であり、B液定量工程を示す。
【図7】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の希釈工程の説明図であり、RO水定量工程を示す。
【図8】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の希釈工程の説明図であり、A液定量工程を示す。
【図9】 本発明の透析液調製装置を用いた濃厚透析液の希釈工程の説明図であり、希釈終了後調製された透析液を透析液貯留容器に移送する工程を示す。
【図10】 本発明の透析液調製装置の他の実施例を示す概略系統図であり、1剤型の透析液調製剤に対応させた態様を示す。
【符号の説明】
1 第1透析液調製剤容器
2 第2透析液調製剤容器
3 定量ポンプ
4 給水源との接続端
5 透析液貯留容器
6 透析液調製剤容器
V1 、V2 、V4 、V5 開閉弁
Claims (2)
- 粉末または顆粒状の固形の第1透析液調製剤が収容された第1透析液調製剤容器と、定量ポンプと、第2透析液調製剤が収容された第2透析液調製剤容器と、給水源のポンプが、第1透析液調製剤容器、第2透析液調製容器、給水源との接続部および透析液貯留容器と切り換え可能に接続されてなる透析液調製装置であって、
第1透析液調製剤容器への溶解液の供給および、該第1透析液調製剤容器に収容された第1透析液調製剤と該第1透析液調製剤容器に供給された該溶解液との混合液を定量ポンプ内に吸引し、該第1透析液調製剤容器に移送する操作が、定量ポンプによって行われ、
液状の第2透析液調製剤と希釈水および液状の第1透析液調製剤が、定量ポンプによってそれぞれこの順序で定量採取され希釈混合されて、透析液が調製される透析液調整装置。 - 前記第2透析液調製剤容器が収容された第2透析液調製剤が、液状の第2透析液調製剤である請求項1に記載の透析液調製装置。
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