JP3936042B2 - 非対称ディジタル加入者回線の高速二対称全二重動作のための方法及びシステムアーキテクチャ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、現行の電話回線を用いて動作して音声及びデータの両方を同一回線で同時に送受信することを可能にするディジタルモデムに関し、特に、中央電話局と(例えばパーソナルコンピュータ等に関連する)加入者電話とを相互接続して、中央電話局から加入者への比較的高速のダウンロード動作と、加入者から中央電話局を介して別の加入者への比較的低速のアップロードとを可能にする、非対称ディジタル電話加入者回線に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットは、ネットワークが法人又はホームユーザに影響を与える態様に大きな改革をもたらした。インターネットの成長は爆発的なものであり、そのユーザ数は、世界中で4〜5千万と見積もられ、急速に成長した。家庭加入者のほとんどは、9600bps〜33kbpsで動作するアナログモデムを使用して電話会社のネットワークに接続している。しかしながら、アナログモデムは、あまりにも低速であり、ワールドワイドウェブを非常に時間を浪費するものにし、これは欲求不満及び利用低下に通ずるものとなる。また、ユーザのほとんどは、グラフィックスをオフにしており。これは、ネットワークを介して画像を伝送するのに必要な時間に起因する。従って、回線速度をアップグレードするという加入者による緊急の必要性及び需要が存在するが、アナログモデムは成長する余地を大して有さないものである。
【0003】
このため、Amati、Aware、Analog Devices、及びMotorolaを含む幾つかのベンダーは、新タイプのディジタルモデムを開発及び促進することとなった。該ディジタルモデムは、現存する電話回線(ツイストカッパ(copper)ペア又は単にツイストペアと呼ばれるもの)で動作し、音声及びデータを同一回線で同時に高速で伝送することを可能にするものである。かかるディジタルモデムは、包括的に「xDSL」(Digital Subscriber Line)と称された。「xDSL」には、「ADSL」、「HDSL」、及び「VDSL」が含まれる。それらのうち最も突出して有望なものが「ADSL」であり、該「ADSL」は、電話会社の中央局からユーザへと6Mbpsという比較的高速で動作し、ユーザから電話会社の中央局へと640kbpsという比較的低速で動作するものであり、このため「非対称」と称されている。この速度の非対称性の理由は、両方向が同一の高速で動作した場合に信号の保全性が維持できなくなることにある。
【0004】
これは、インターネットユーザの欲求不満の全てに対する答えとして促進されている。この技術の大規模な展開は、1997年後期に開始され、以後数年で指数関数的に成長するものと期待される。
【0005】
「ADSL」は、家庭及びオフィスに既に音声用に接続されている電話回線を使用することを可能にし、その上、該電話回線をデータ伝送用に同時使用することを可能にして、コストを節約するものであるため、電話会社は「ADSL」を好む。
【0006】
「ADSL」規格が認可されてチップセット及びモデムが利用できるようになったが、これには大きな欠点があり、即ち、高速での動作が中央局から加入者への一方向(ダウンロード)でしか行われない。これは、ほとんどの情報がインターネットから個人のコンピュータへのダウンロードであるためであるが、大量のデータを別の加入者へ高速で伝送すること(アップロード)を必要とする加入者を無視したものである。かかるユーザは以下の通りである。
【0007】
− ユーザへ情報を提供し、「ADSL」で許容される低速ではなく高速でデータを伝送することを必要とする、小規模インターネットサービスプロバイダ(ISP)。
【0008】
− 速度要件(高速チャネル用の好ましいデータ伝送方向)が変化する加入者。例えば、大きなファイルをネットワーク上の別の加入者に頻繁に送信する(アップロード)ことを必要とする者。「ADSL」により提供されるアップロード速度は、上述のように、加入者の構内から中央局に対して640kbpsであり、これはダウンロード速度の約1/10である。
【0009】
− データの利用パターンが両方向で類似しており、対称的な速度を最適なものとして要求する、法人のネットワーク。
【0010】
ADSLの非対称性によって生じるこれらの問題に対する解決策はこれまで存在しなかった。ISPは、その動作を維持するために、及び極めて高コストで、極めて高速の専用チャネルを電話会社から借り受ける必要があった。大きなファイルをアップロードすることを必要とする加入者は、大きな遅延に遭遇し続けなければならず、また法人ネットワークは、単に専用に借り受けた回線又はフレームリレーサービスを使用し、何れの場合も極めて高コストとなる。
【0011】
したがって、ADSLの定義は、ほとんどのデータが中央局から加入者へと流れ、これが多数の加入者の利用パターンと一致する、ということを想定したものと考えられる。
【0012】
しかしながら、既に指摘したように、良好に機能していないこととして、逆のデータフローパターンを必要とするユーザがユーザから中央局への高速化及び中央局から加入者への低速化を必要とし、又は両方向での等速化が必要とされている。ADSLを慎重に解析することにより、低速及び高速の実際上の割り当てが固定的なものでないにもかかわらず、送信動作と受信動作との両方を高速で動作させることができない、という該技術の制限が判明した。
【0013】
本発明の目的は、これらのADSLに伴う制限を克服することにあり、これは、
a.高速チャネル及び低速チャネルの方向割り当てを動的に構成することにより、及び/又は、
b.全二重高速チャネル及び全二重低速チャネルを作成することにより行う。
【0014】
動的に構成可能な速度割り当ての場合には、同一の物理的な回線が使用されるが、ディジタル信号プロセッサのパラメータを動的に変更することにより、アップロード速度がダウンロード速度とスワップされる。
【0015】
好適な又は最良態様の実施例は、既存の2つの電話回線を必要とし、次いでそれらの電話回線を、全二重回線として各々動作する2つの仮想回線(又は仮想ツイストペア)に変換する。これは、実際に、比較的高速のチャネル及び低速のチャネルの二重方向スワップ能力を提供することにより、非対称速度ADSLを仮想対称速度システムへと確実に接続するものとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の主な目的は、電話加入者と中央局との間で音声及びデータを同時に制御し、データフローのアップロード方向及びダウンロード方向の速度の非対称性を含む現行のシステムの上述その他の制限を受けることのない、ディジタルモデムの新規で改善された制御方法及び該ディジタルモデム制御のためのシステムアーキテクチャを提供することにある。
【0017】
本発明の別の目的は、電話回線上の非対称データ速度でのデータの流れを高速二対称全二重動作を介して新規の仮想対称データ速度動作へと接続する新規の技術を提供することにある。
【0018】
本発明の更なる目的は、二者択一的に高速チャネル及び低速チャネルの方向割り当ての動的な構成を可能にすることにある。
【0019】
上記以外の本発明の更なる目的については、以下で説明し、
添付請求の範囲に一層完全に示されている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
要するに、本発明の重要な特徴の1つからすれば、本発明は、音声及びデータが同時に交換され、中央局から加入者へのダウンロードが比較的高いデータ速度で行われ、それとは非対称の比較的低いデータ速度で加入者からのアップロードが行われる加入者と中央局との間のインターフェイスをとる非対称ディジタル加入者電話回線(ADSL)用モデムを改善する方法を包含する。該方法は、全二重高速及び低速チャネルを提供し、及び全二重回線として各々が動作する2つの仮想回線へと電話回線を変換することにより、ダウンロードデータ速度及びアップロードデータ速度を実質的に等しくすることを包含し、その結果として生じる高速及び低速チャネルのデータ交換の方向のスワップにより、アップロード及びダウンロードの両方についての仮想的な対称で高速のデータ速度と、アップロード及びダウンロードの両方についての仮想的な対称で低速のデータ速度とが生じる。
【0021】
好適な及び最良態様の実施例及び設計について、以下で一層完全に説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明との対比を目的として従来技術による典型的なADSL設備を示したものである。同図には、ADSLモデム3及び電話回線TLを介して電話会社の中央局4に接続された電話2を有する加入者PC局1が示されており、前記中央局4は、対応するADSLモデム3'上で動作するデータ及び音声スイッチング機能、及び上述の非対称データフロー速度を備えている。
【0023】
高速チャネルの方向を低速チャネルと動的にスワップする本発明により提供される能力は、用途に応じて異なる使用パターンを有する可能性のある加入者にとって最も有益なものとなる。ADSLチップセットがディジタル信号プロセッサを主たるフィルタリング手段として使用するため、ユーザのコマンドで異なる係数をロードすることによって速度の方向をスワップすることが可能である。
【0024】
本発明の仮想的な対称性をそれに付随する上述の利点と共に提供するようにかかるADSLシステムを変換することが、図2のブロック図に示されている。同図では、図1のADSLモデム3,3'が本発明のDSDSL(Dual Symmetric DSL:二対称DSL)モデム30,30'に置換されている。
【0025】
該態様では、2つのADSLサブモジュールが各DSDSLモデム30,30'で使用されており、1つのモジュール(符号'A')が高速アップロードチャネル及びそれに対応する低速ダウンロードチャネルを提供する一方、もう1つのモジュール(符号'B')が低速アップロードチャネル及び高速ダウンロードチャネルで動作するようになっている。モジュール'A'のトランスミッタTXは、モジュール'B'のレシーバRXと接続され、モジュール'A'のレシーバRXは、モジュール'B'のトランスミッタTXと接続されている。このアーキテクチャは、物理的なツイストペアを両方とも使用して、全二重速度で(一方が高速、他方が低速で)各々動作する2つの仮想的なツイストペアを形成するものである。各DSDSLモデムが2つの共通の物理的なADSLチャネルを用いて2つの対称的な仮想チャネルを形成するため、(大幅に変動し得る)各物理回線の回線特性を考慮して各仮想チャネルの動作速度を決定する必要がある。したがって、サブモジュール'A','B'の両者は、両物理回線の特性により許容できる速度で動作しなければならない。
【0026】
一例として、一方の回線特性が6Mbpsを許容する一方、他方の回線特性が5Mbpsしか許容しない場合には、結果的に形成される全二重高速仮想チャネルは5Mbpsで動作することになる。パラメータの通信及び共有を動的に行うために、2つのサブモジュール間に制御回路5(5')が配設される。
【0027】
従来の構成では、ADSLモデムは、図1に示すように中央局にも配設され、各々の物理ツイストペアに一意のIPアドレスが割り当てられる。上述の本発明によるDSDSLの解決策では、各々の物理ツイストペアではなく各々の仮想ツイストペアに一意のIPアドレス(又は各仮想チャネルの一意のアドレス指定を可能にする他の機構)が割り当てられる。これは重要な相違点である。
【0028】
本発明により提供されるこれらの解決策は、ネットワークに関する広範な示唆を有するものである。
【0029】
典型的なマルチサイトネットワークでは、ローカルコンピュータについては高速のローカルエリアネットワーク(LAN)が使用される。また、比較的低速で高価な接続が使用されて、地理的に離れたサイトがリンクされ、これによりワイドエリアネットワークが構築される。様々なサイト間の低速の相互接続によって、ネットワークの実質的な性能が劣化することになり、物理的な地理上の場所からの全てのユーザに対してLANに匹敵する速度で動作するコスト効率の良好なワイドエリアネットワークを提供することが不可能となる。
【0030】
例えば、イーサネットについて考察するとローカルエリアネットワークプロトコルは10Mbpsで動作し、トークンリングその他のローカルエリアネットワークプロトコルは16Mbpsで動作するが、本発明のDSDSLベースの解決策は、それらよりも大幅に低いコストで遙かに高速の動作を提供する。フレームリレー等の典型的なワイドエリアネットワークプロトコルは、64kbps〜2Mbpsの範囲で動作し、遙かに高いコストを要するものである。したがって、DSDSLベースのネットワークアーキテクチャは、、事実上、何れの側のユーザにも差違が分からないようにローカルエリアネットワークを安価で拡張するものとなる。したがって、これにより、ローカルエリアとワイドエリアとの区別が排除され、真のグローバルエリアネットワーク(GAN)が提供される。また、負荷を伝達する多数チャネルの利用可能性によって、機密情報専用に割り当て可能な幾つかの仮想チャネルのようにネットワークのセキュリティが向上する。遅延感応性の(delay sensitive)ネットワーク環境では、幾つかのチャネルを高優先順位のトラフィックに割り当てることが可能であり、これによりボトルネックが軽減される。
【0031】
1つの例示として、図3に示すような6つの電話回線を有すると共に本発明のDSDSLによる解決策を用いてネットワークを実施した小さな会社について考察する。この場合には、各々が6Mbps(これは技術の改善により一層高くなる)、全部で18Mbpsの3つの全二重仮想チャネルと、各々が640kbps、全部でおよそ3Mbpsの3つの仮想チャネルとが配設されている。結果的に、正味速度として、該会社に対して20Mbpsの帯域幅が極めて低コスト(1ツイストペアにつき50$/月、したがって6回線では300$/月と予想される)で利用可能となる。一方、今日、それと同一の帯域幅を得るためには、3000〜4000$を費やさなければならない。
【0032】
別の例では、図4に示すように、1つの会社が2つのオフィスを有しており、例えば、その一方がボストンにあり、他方がサンノゼにあり、その各オフィスが14の既存の電話回線を有している。各オフィスはそれ自体のローカルエリアネットワークを有しており、電話会社により提供される'T3'サービス(45Mbps)を使用して該2つのオフィスを接続しており、即ち、高価な従来のワイドエリアネットワークによる方策を用いている。2つのオフィス間のネットワークアーキテクチャが、図5に示すように本発明のDSDSLによる解決策を用いて実施される場合には、全部で42Mbpsを提供する7つの仮想全二重チャネルが利用可能となる。また、全部で4.2Mbpsの7つの付加的な低速の全二重仮想チャネルが利用可能となる。したがって、該2つのサイト間で利用可能な総帯域幅は46Mbpsを越える。これは、'T3'の場合の帯域幅よりも大きく、また、該'T3'は特別な設備を付加的に必要とするが、DSDSL回線は既に存在する設備だけでよい。今日の'T3'サービスに関するコストは、10000$というオーダーを有するものであるが、本発明のDSDSLによる解決策のコストは、700$/月以内の範囲であると予想される。
【0033】
極めて高価であることに加え、従来の'T3'回線の故障は、ネットワーク動作に大きな障害を引き起こすものであり、これはビジネスに直接影響を及ぼすものとなる。
【0034】
これとは対照的に、多数の仮想チャネルを介してデータを分配することにより、新規のDSDSL法は、故障に対する許容性も提供するものとなる。仮想チャネルのうちの一方がダウンした(したがって対応するDSDSLモデムの関連する低速及び高速の仮想チャネルの両方が事実上サービス外となる)場合には、他方のチャネルが動作し続け、このため緩慢な劣化が生じることになる。
【0035】
既述のように、既存の方法では、加入者側のADSLモデムは、その対をなすものを中央局側に有している。典型的には、加入者は物理的に異なる場所に存在するが、中央局のADSLモデムはスイッチに接続されて1つの場所に存在する。コストの削減のため、ロジックを共用することにより低コストで多数の加入者のモデムとのインターフェイスをとるようにマルチチャネルADSLモデムを設計する努力が様々なベンダーにより行われている。この従来のADSLマルチチャネルモデムは、その固有の非対称の速度規定を変えるものではない、ということに留意されたい。かかるマルチチャネルモデムは、例えば8つ又は9つ以上(その正確な数は、ベンダーによって決定されるコスト利益構造に左右される)の回線を有する加入者のサイトに据え付けることも可能である。
【0036】
本発明のDSDSLに関する思想は、既述のように、2つの物理的なツイストペア電話回線を伴うものである。このDSDSLモデムは、2つの回線の回線特性を用いて全二重速度を決定し、該回線の一方の状態が他方よりも大幅に悪い場合には、該全二重仮想チャネルの既述の性能劣化が生じることになる。上述のように、一方の回線が6Mbpsの最大速度を達成可能であるが他方の回線が5Mbpsしか提供できない場合には、総仮想チャネル速度は5Mbpsとなる(これは両方の側で同一の速度が望まれる場合を仮定した場合であり、これが全ての場合に当てはまるわけではない)。
【0037】
本発明のマルチチャネル(3つ以上の物理回線)の実施では、更に別の改善を行うことができる。この改善は、最も整合する特性を有する回線を対にして2つの仮想チャネルを形成し、次いで次の2つの回線も同様に形成する、といった具合で最適性能に関して物理回線を対にすることにより達成できる。実例として、8つの物理回線について考察する。従来のDSDSLモデムでは、マルチチャネルモデムは、回線1,2、回線3,4、回線5,6、及び回線7,8を対にして8つの全二重仮想チャネル(4つが高速、4つが低速)を形成する。改善されたマルチチャネルDSDSLモデムでは、8つの全回線の回線特性が解析されて最良の全二重性能を提供することができる2つの物理回線の最適な対が形成され、次いで、次の2つの回線の対が形成される、といった具合である。この「回線の対形成」という発想の結果として、それ以外の場合に実施可能な総合性能と比較して一層良好な総合性能が得られることになる。
【0038】
したがって、上述の本発明のアーキテクチャは、上記で概略的に説明した全二重チャネルに関する問題を解決する。ADSLチップセットは、ディジタル信号プロセッサを用いて設計され、したがって、高度のプログラム可能性を許容するものとなる。
【0039】
この本発明のDSDSLの潜在的な用途は、電話回線が極めて不足しており、極めて高価である開発途上国にある。2つの仮想チャネルの6Mbps及び640kbpsの全二重能力を使用して、2つの物理的な電話回線の各々につき110の安価な64kbpsの音声チャネルを提供することができる。該音声の品質は、パケット伝送に起因して良好なものは期待できないが、十分なものである。音声がセルとして伝送される場合(ATMの場合)には、品質の問題も解消される。加入者側では、かかる多数のユーザに回線をひくためにリピータが必要となる。
【0040】
上記と同様の方法を、US Roboticsにより新規に提案されている56kbpsのアナログモデム等の他の非対称性の解決策として適用することも可能であり、また当業者であれば更に修正を加えることも可能であり、かかるものは、添付請求の範囲で規定する本発明の思想及び範囲に含まれるものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準的な電話回線システム上における典型的なADSL設備を示すブロック図である。
【図2】図1に示すようなシステムを二重対称DSLモデムインターフェイス(DSDSL)に接続する本発明の一好適実施態様を示すブロック図である。
【図3】6つの標準的な電話回線上の例示的な設備を詳細に示すブロック図である。
【図4】典型的なT3電話設備を用いて電話回線網を介してコンピュータ加入者とのインターフェイスをとるシステムを示すブロック図である。
【図5】本発明に従って修正されたシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
5,5' 制御回路
30,30' DSDSLモデム
A,B ADSLサブモジュール
RX レシーバ
TX トランスミッタ
Claims (12)
- 音声及びデータが同時に交換され、中央局から加入者へのダウンロードが比較的高いデータ速度で行われ、それとは非対称の比較的低いデータ速度で加入者からのアップロードが行われる、加入者と中央局との間のインターフェイスをとる非対称ディジタル加入者電話回線(ADSL)用モデムを改善する方法であって、全二重高速及び低速チャネルを提供し、1つの電話回線のうちの高速のダウンロードチャネル及び低速のアップロードチャネルと、別の電話回線の高速のアップロードチャネル及び低速のダウンロードチャネルをそれぞれ対にして全二重高速チャネルと全二重低速チャネルを提供することにより、各対におけるダウンロードデータ速度とアップロードデータ速度を実質的に等しくし、アップロード及びダウンロードの両方について仮想的で対称な高速のデータ速度及び低速のデータ速度を実現することからなる、方法。
- 電話回線は双方向のチャネルを提供する物理的なツイストペアであり、前記全二重高速チャネルと前記全二重低速チャネルをそれぞれ形成するために組み合わされた前記電話回線間のアップロードチャネルとダウンロードチャネルとの対のそれぞれを仮想ツイストペアとして取り扱い、前記仮想ツイストペアの各々に一意のアドレスを割り当てるステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
- 前記中央局側のモデムが、比較的高速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的低速のダウンロードチャネルを提供する第1のモジュールと、比較的低速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的高速のダウンロードチャネルを提供する第2のモジュールを有し、前記加入者側のモデムが、比較的高速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的低速のダウンロードチャネルを提供する第3のモジュールと、比較的低速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的高速のダウンロードチャネルを提供する第4のモジュールを有し、これらのモジュールをアップロード時とダウンロード時で切り換えて使用することが可能であり、前記第1のモジュールのデータ送信とデータ受信を、それぞれ、前記第4のモジュールのデータ受信とデータ送信に接続し、前記第2のモジュールのデータ送信とデータ受信を、それぞれ、前記第3のモジュールのデータ受信とデータ送信に接続する、請求項1に記載の方法。
- 音声及びデータが同時に交換され、中央局から加入者へのダウンロードが比較的高いデータ速度で行われ、それとは非対称の比較的低いデータ速度で加入者からのアップロードが行われる、加入者と中央局との間のインターフェイスをとるディジタル加入者電話回線(ADSL)用モデムシステムにおいて、アップロード速度を増大させるための装置であって、一方のモジュールが比較的高速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的低速のダウンロードチャネルを提供し他方のモジュールが比較的低速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的高速のダウンロードチャネルを提供する一対のADSLモジュールからなる加入者及び中央局のデータ送受信インターフェイス用の接続を有するモデムと、前記一方のモジュールのデータ送信接続を前記他方のモジュールの受信接続と接続し、及び前記一方のモジュールの受信接続を前記他方のモジュールの送信接続と接続する手段と、1つの電話回線の高速のダウンロードチャネルと低速のアップロードチャネルを、別の電話回線の高速のアップロードチャネルと低速のダウンロードチャネルにそれぞれ組み合わせて、アップロード及びダウンロードの両方について仮想的で対称的な比較的高速及び低速のデータ操作を行えるようにするために前記高速のチャネルと低速のチャネルを仮想的に二重化する手段とを組み合わせて備えていることを特徴とする、装置。
- 電話回線が物理的な「ツイストペア」からなり、該「ツイストペア」を前記二重化された高速のチャネルと低速のチャネルをそれぞれ形成するために組み合わされた前記電話回線間のアップロードチャネルとダウンロードチャネルとの組合せのそれぞれを仮想的な「ツイストペア」として取り扱い、及び前記物理的な「ツイストペア」と区別される前記仮想的な「ツイストペア」の各々に一意のアドレスを割り当てる手段を備えている、請求項4に記載の装置。
- 回線特性に関する情報及びその他のパラメータを動的に通信し共有するために前記ADSLモジュール対のモジュール間に介在してそれらモジュールに接続された制御回路を前記ADSLモジュール対の各々が備えている、請求項4に記載の装置。
- 複数の加入者コンピュータ局が、LANによって複数の前記ADSLモジュール対に接続され、中央局に接続された電話設備を備えている、請求項6に記載の装置。
- 1つ又は2つ以上の前記モデムが、イーサネット、トークンリング、及びインターネットのうちの1つ等のLANとのインターフェースをとるよう接続されており、データ速度が改善される、請求項6に記載の装置。
- 情報が中央局から加入者へと比較的高速で非対称的にダウンロードが行われると共にそれとは非対称的な比較的低速で加入者からのアップロードが行われる、加入者と中央局との間のインターフェイスをとる電話回線用モデムシステムにおいて、アップロード速度を増大させるための装置であって、一方のモジュールが比較的高速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的低速のダウンロードチャネルを提供し他方のモジュールが比較的低速のアップロードチャネル及びそれに対応する比較的高速のダウンロードチャネルを提供する一対の非対称モデムモジュールからなり情報の送受信及び加入者と中央局とのインターフェイスのための接続を有するモデムと、前記一方のモジュールの送信接続を前記他方のモジュールの受信接続と接続し、及び前記一方のモジュールの受信接続を前記他方のモジュールの送信接続と接続する手段と、1つの電話回線の高速のダウンロードチャネルと低速のアップロードチャネルを、別の電話回線の高速のアップロードチャネルと低速のダウンロードチャネルにそれぞれ組み合わせて、アップロード及びダウンロードの両方について仮想的で対称的な高速及び低速の動作を行えるようにするために前記高速のチャネルと前記低速のチャネルを二重化する手段とを組み合わせて備えていることを特徴とする、装置。
- 複数のモデムの対の各々と複数の前記物理的なツイストペアから複数の前記仮想的に二重化された高速のチャネルと複数の前記仮想的に二重化された低速のチャネルを形成するための手段であって、先ず、前記複数の物理的なツイストペアのうちの最も整合する特性を有するもの同士を対にすることにより、第1の二重化された高速のチャネルと第1の二重化された低速のチャネルを形成し、次いで、前記複数の物理的なツイストペアのうちの次に最も整合する特性を有するもの同士を対にすることにより、第2の二重化された高速のチャネルと第2の二重化された低速のチャネルを形成し、以下同様にして、更なる二重化された高速のチャネルと二重化された低速のチャネルを形成し、これにより、最適な全二重性能を提供するための手段を備える、請求項5に記載の装置。
- 前記モデムがディジタルである、請求項9に記載の装置。
- 前記モデムがアナログである、請求項9に記載の装置。
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