JP3935671B2 - デジタルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置によって撮影された画像をデジタルデータとして記録媒体に記録するデジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CCD(固体撮像素子)によって撮影した画像をデジタルデータとしてメモリカードや内蔵メモリ等の記録媒体に記録するデジタルカメラが知られている。
この種のデジタルカメラにおいては、ユーザがシャッター釦を押下すると、CCDによって撮影された画像の撮像データは、デジタルデータに変換された後、周知の圧縮方式により圧縮され、これによって得られる圧縮画像データが、画像ファイルとしてメモリカードに記録される。この際、画像ファイルには、画像撮影の順序に従って連続番号が付与される。
【0003】
又、この種のデジタルカメラは、記録媒体に記録されている複数枚の画像を所定枚数ずつ、例えば9枚ずつLCD(液晶ディスプレイ)に切換え表示することが可能である。
図9は、ユーザによる画像切換え操作によって、LCDに表示されている9枚の画像が切り替わる例を表わしている。尚、図9においては、CCDによって撮影された画像は図示が省略されており、図中の番号は、画像ファイルの番号を表わしている。
例えば、同図(b)に示す如く1260番から1268番までの画像がLCDに表示されている状態で、ユーザが、左向きの矢印キーを押下すると、同図(a)に示す如く1254番から1262番までの画像がLCDに表示される。
一方、ユーザが、右向きの矢印キーを押下すると、同図(c)に示す如く1266番から1274番までの画像がLCDに表示される。
この様にして、ユーザはLCDを見ながら画像切換え操作を行なうことによって、目的の画像をLCDに表示させることが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年のメモリ技術の発達によってメモリカードに記録できる画像の枚数が増大しており、メモリカードによっては、1000枚程度の画像を記録することが可能なものもある。
しかしながら、従来のデジタルカメラにおいては、図9に示す如く、1回の画像切換え操作によって、LCDに表示されている9枚の画像が6枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像に切り替わるに過ぎないため、目的の画像がLCDに表示されている9枚の画像から数百枚以上前或いは後に撮影された画像である場合、該画像をLCDに表示させるためには、画像切換え操作を多数回繰り返さねばならず、操作が煩雑で、該画像がLCDに表示されるまでに時間がかかる問題がある。例えば、目的の画像がLCDに表示されている9枚の画像から300枚だけ後に撮影された画像である場合、ユーザは、画像切換え操作を50回繰り返さねばならない。
そこで、本発明の目的は、簡易な操作で、且つ短時間で目的の画像を画像表示装置に表示させることが出来るデジタルカメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るデジタルカメラは、撮像装置と、撮像装置によって撮影した画像を表示する画像表示装置と、撮像装置によって撮影した画像とサムネイル画像を記録媒体に記録する画像記録回路と、記録媒体に記録されている複数枚のサムネイル画像を所定の複数枚数ずつ画像表示装置に切換え表示する画像切換え表示回路とを具えている。そして、前記画像切換え表示回路は、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を、前記所定の複数枚数以下の枚数だけ前或いは後にずれた所定の複数枚数のサムネイル画像に切り換える通常送り手段と、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を、前記所定の複数枚数を超える枚数だけ前或いは後にずれた所定の複数枚数のサムネイル画像に切り換える早送り手段と、
通常送り手段による画像切換え方式、及び早送り手段による画像切換え方式の内、何れか一方の画像切換え方式を選択するための選択操作手段と、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を切り換える際に操作すべき切換え操作手段と、
前記切換え操作手段が操作されたとき、前記選択された画像切換え方式が通常送り手段による画像切換え方式である場合に通常送り手段に対して画像切換え動作の実行を指令する一方、前記選択された画像切換え方式が早送り手段による画像切換え方式である場合に早送り手段に対して画像切換え動作の実行を指令する実行指令手段
とを具えている。
【0006】
本発明に係るデジタルカメラにおいては、目的のサムネイル画像が画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像から前記所定の複数枚数を大幅に超える枚数だけ前或いは後のサムネイル画像である場合、ユーザは、先ず、早送り手段による画像切換え方式を選択して、目的のサムネイル画像の位置に近い所定の複数枚数のサムネイル画像が表示されるまで画像切換え操作を行ない、目的のサムネイル画像の位置に近い所定の複数枚数のサムネイル画像が表示された時点で、通常送り手段による画像切換え方式を選択して、目的のサムネイル画像が表示されるまで画像切換え操作を行なう。
この様にして、目的のサムネイル画像の位置に近い所定の複数枚数の画像が表示されるまで早送り手段による画像切換えを実行させることによって、目的のサムネイル画像を表示させる際の画像切換え操作の回数を従来のデジタルカメラに比べて減少させることが出来、操作が簡易となる。又、従来のデジタルカメラよりも短い時間で目的のサムネイル画像を表示させることが出来る。
【0007】
具体的には、早送り手段による画像切換えの際に前或いは後にずらす枚数を設定することが可能であって、前記画像切換え表示回路は、更に、画像の枚数を入力するための入力手段と、画像の枚数を格納するための格納手段と、ユーザにより入力された画像の枚数を格納手段に格納する情報処理手段とを具え、早送り手段は、実行指令手段からの動作実行指令を受けて、画像表示装置に表示されている所定枚数のサムネイル画像を、格納手段に格納されている枚数だけ前或いは後にずれた所定枚数のサムネイル画像に切り換える。
【0008】
上記具体的構成においては、ユーザは、目的のサムネイル画像が画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像から何枚程度、前或いは後のサムネイル画像であるかを判断し、その判断結果に応じて、早送り手段による画像切換えの際にずらす枚数を入力しておくことが出来る。従って、目的のサムネイル画像を表示させる際の画像切換え操作の回数をより減少させることが出来、操作がより簡易となる。又、より短い時間で目的のサムネイル画像を表示させることが可能となる。
【0009】
又、具体的には、前記画像切換え表示回路は、更に、何れの画像切換え方式が選択されているかを視覚的に表示する切換え方式表示手段を具えている。
【0010】
上記具体的構成においては、ユーザは、画像表示装置の表示を見れば、画像切換え操作によって、通常送り手段による画像切換え、或いは早送り手段による画像切換えの何れの画像切換えが実行されるかを認識することが出来る。従って、ユーザは、画像切換え操作によって前記何れの画像切換えが実行されるかを誤認することはなく、誤認のために目的のサムネイル画像を表示させるまでの時間が遅延することはない。
【0011】
更に具体的には、前記画像切換え表示回路は、記録媒体に記録されている複数枚のサムネイル画像を撮影順序に従って画像表示装置に切換え表示するものであって、更に、画像表示装置に表示される各サムネイル画像について撮影順序を表わす番号を画像表示装置に表示する番号表示手段を具えている。
【0012】
上記具体的構成においては、ユーザは、画像表示装置に表示されている番号を見れば、通常送り手段による画像切換え、及び早送り手段による画像切換えをそれぞれ何回程度、実行させることによって目的のサムネイル画像が表示されるかを推測することが出来る。
【0013】
【発明の効果】
本発明に係るデジタルカメラによれば、簡易な操作で、且つ短時間で目的のサムネイル画像を表示させることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本実施例のデジタルカメラは、図1に示す如く、CCD(1)及びLCD(4)を具えており、CCD(1)には、後述の如くデジタル変換処理、画像圧縮処理及び画像伸長処理を行なう画像処理回路(2)が接続される一方、LCD(4)には、画像合成処理及びアナログ変換処理を行なう画像合成回路(3)が接続されている。
画像処理回路(2)及び画像合成回路(3)には、制御回路(5)が接続されており、該制御回路(5)に、メモリカード(6)、RAM(7)及び入力装置(8)が接続されている。入力装置(8)は、シャッター釦や、後述の如くメモリカード(6)に記録されている複数枚の画像をLCD(4)に切換え表示する際に操作すべき十字キー等を有している。
【0015】
上記デジタルカメラは、CCD(1)により撮影された画像をメモリカード(6)に記録することが可能な記録モードと、メモリカード(6)に記録されている画像を再生してLCD(4)に表示することが可能な再生モードの設定が可能である。
カメラが記録モードに設定されている状態では、CCD(1)により撮影された画像の撮像データが、画像処理回路(2)に供給されてデジタルデータに変換され、該デジタルデータは、一旦、RAM(7)に書き込まれる。RAM(7)に書き込まれているデジタルデータは、制御回路(5)により読み出されて画像合成回路(3)に供給され、画像合成回路(3)にてアナログの画像信号に変換された後、LCD(4)へ出力される。この結果、CCD(1)によって撮影された画像(動画)がLCD(4)の全画面にリアルタイムで表示されることになる。
【0016】
この状態で、シャッター釦が押下されると、制御回路(5)は、RAM(7)から1フレーム分のデジタルデータを読み出し、読み出したデジタルデータを画像処理回路(2)及び画像合成回路(3)に供給する。
画像処理回路(2)に供給されたデジタルデータは、周知の圧縮方式により圧縮され、これによって得られた圧縮画像データは、制御回路(5)に読み込まれ、画像ファイルとしてメモリカード(6)に書き込まれる。ここで、画像ファイルには、画像撮影の順序に従って連続番号が付与される。
一方、画像合成回路(3)に供給されたデジタルデータは、該回路(3)にてアナログの画像信号に変換された後、LCD(4)に出力される。この結果、CCD(1)によって撮影された画像(静止画)がLCD(4)の全画面に表示されることになる。
【0017】
又、カメラが再生モードに設定されると、制御回路(5)は、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、所定の1枚の画像、即ち、再生モード設定前の記録モードにおいて新たな画像記録が行なわれている場合は、該記録モードにおいて最後に記録された画像、記録モードにて新たな画像記録が行なわれていない場合は、前回の再生モードにおいて最後に再生された画像の圧縮画像データをメモリカード(6)から読み出す。読み出された圧縮画像データは、画像処理回路(2)に供給されて伸長処理が施され、これによって得られた原画像データは、制御回路(5)に読み込まれて画像合成回路(3)に供給され、該回路(3)にてアナログの画像信号に変換された後、LCD(4)に出力される。この結果、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、所定の1枚の画像がLCD(4)の全画面に表示されることになる。
【0018】
この状態で入力装置(8)の十字キーが押下されると、表示画像の画像ファイル番号より1だけ小さい或いは1だけ大きい画像ファイル番号の画像の圧縮画像データがメモリカード(6)から読み出され、該圧縮画像データに上記手順で伸長処理及びアナログ変換処理が施され、これによって得られたアナログの画像信号がLCD(4)に出力される。この結果、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、上記表示画像の1枚前或いは後に撮影された画像がLCD(4)の全画面に表示されることになる。
この様にして、ユーザによる十字キーの押下によって、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像が1枚ずつ切換え表示される。
【0019】
本発明に係るデジタルカメラは、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像を9枚ずつ切換え表示するマルチ画面モードの設定が可能であって、マルチ画面モードにおいては更に、後述の通常送りモードと早送りモードとの間で切換え設定が可能である。
【0020】
カメラがマルチ画面モードの通常送りモードに設定されると、制御回路(5)は、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、9枚の画像の圧縮画像データをメモリカード(6)から読み出す。読み出された圧縮画像データは、画像処理回路(2)に供給されて伸長処理が施され、これによって得られた原画像データは、制御回路(5)に読み込まれて画像合成回路(3)に供給される。又、制御回路(5)は、メモリカード(6)から読み出した9枚の画像の画像ファイル番号を表わす番号データを画像合成回路(3)に供給する。画像合成回路(3)では、9枚の画像の原画像データと9枚の画像の番号データとが合成され、これによって得られた合成画像データはアナログの画像信号に変換された後、LCD(4)に出力される。この結果、図2に示す如く、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、9枚の画像からなるマルチ画面が、図2に示す如くLCD(4)に表示されることになる。ここで、各画像上に表示されている番号は、各画像の画像ファイル番号である。図2の例では、画像ファイル番号が1260番から1268番の画像がLCD(4)に表示されている。
【0021】
9枚の表示画像の内、左上の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの左向きのキーが押下されると、9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々6だけ減算した画像ファイル番号の9枚の画像の圧縮画像データがメモリカード(6)から読み出されて、画像処理回路(2)にて伸長処理が施され、これによって得られた9枚の画像の原画像データが画像合成回路(3)に供給される。又、それら9枚の画像の画像ファイル番号を表わす番号データも画像合成回路(3)に供給されて、該回路(3)にて原画像データと番号データとが合成され、この合成画像データがアナログの画像信号に変換されてLCD(4)に出力される。この結果、LCD(4)に表示されていた9枚の画像から6枚だけ前にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
例えば、図4(c)に示す1260番から1268番の9枚の表示画像の内、1260番の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの左向きのキーが押下されると、同図(a)に示す如く1254番から1262番の9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。尚、図4においては、CCDによって撮影された画像は図示が省略されている。
【0022】
又、9枚の表示画像の内、右下の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの右向きのキーが押下されると、9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々6だけ加算した画像ファイル番号の9枚の画像の圧縮画像データがメモリカード(6)から読み出されて、画像処理回路(2)にて伸長処理が施され、これによって得られた9枚の画像の原画像データが画像合成回路(3)に供給される。又、それら9枚の画像の画像ファイル番号を表わす番号データも画像合成回路(3)に供給されて、該回路(3)にて原画像データと番号データとが合成され、この合成画像データがアナログの画像信号に変換されてLCD(4)に出力される。この結果、LCD(4)に表示されていた9枚の画像から6枚だけ後にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
図4の例では、同図(c)に示す1260番から1268番の9枚の表示画像の内、1268番の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの右向きのキーが押下されると、同図(e)に示す如く1266番から1274番の9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
この様にして、マルチ画面モードの通常送りモードにおいては、9枚の表示画像の内、左上或いは右下の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの左向きのキー或いは右向きのキーが押下されることによって、前記9枚の表示画像が6枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像に切り換えられる。
尚、9枚の表示画像の内、左上の画像及び右下の画像以外の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの左向きのキー、右向きのキー、上向きのキー或いは下向きのキーが押下された場合は、カーソルの位置が移動することになる。
【0023】
これに対し、カメラがマルチ画面モードの早送りモードに設定されると、画像合成回路(3)では、上述の如く得られた合成画像データは、LCD(4)に表示される9枚の画像の背景画面の色を通常送りモードでの色とは異なる色、例えば青色に変化させるための画像処理(以下、背景画像処理という)が施された後、アナログの画像信号に変換されてLCD(4)に出力される。この結果、LCD(4)に表示されている9枚の画像の背景画面が、図3に示す如く、通常送りモードでの背景画面と異なる色に変化することになる。
【0024】
この状態で十字キーの左向きのキーが押下されると、9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々、予め設定されている送り枚数M、例えば100だけ減算した画像ファイル番号の9枚の画像の圧縮画像データがメモリカード(6)から読み出されて、画像処理回路(2)にて伸長処理が施され、これによって得られた9枚の画像の原画像データが画像合成回路(3)に供給される。又、それら9枚の画像の画像ファイル番号を表わす番号データも画像合成回路(3)に供給されて、該回路(3)にて原画像データと番号データとが合成され、この合成画像データは、前記背景画像処理が施された後、アナログの画像信号に変換されてLCD(4)に出力される。この結果、LCD(4)に表示されていた9枚の画像から100枚だけ前にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
【0025】
図4の例では、同図(c)に示す如く1260番から1268番の9枚の画像がLCD(4)に表示されている状態で、十字キーの左向きのキーが押下されると、同図(b)に示す如く1160番から1168番の9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
【0026】
又、十字キーの右向きのキーが押下されると、9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々、前記送り枚数M、即ち100だけ加算した画像ファイル番号の9枚の画像の圧縮画像データがメモリカード(6)から読み出されて、画像処理回路(2)にて伸長処理が施され、これによって得られた9枚の画像の原画像データが画像合成回路(3)に供給される。又、それら9枚の画像の画像ファイル番号を表わす番号データも画像合成回路(3)に供給されて、該回路(3)にて原画像データと番号データとが合成され、この合成画像データは、前記背景画像処理が施された後、アナログの画像信号に変換されてLCD(4)に出力される。この結果、LCD(4)に表示されていた9枚の画像から100枚だけ後にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
【0027】
図4の例では、同図(c)に示す如く1260番から1268番の9枚の画像がLCD(4)に表示されている状態で、十字キーの右向きのキーが押下されると、同図(d)に示す如く1360番から1368番の9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
この様にして、マルチ画面モードの早送りモードにおいては、十字キーの左向きのキー或いは右向きのキーが押下されることによって、LCD(4)に表示されている9枚の画像が100枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像に切り換えられる。
【0028】
図5乃至図9は、上記デジタルカメラが再生モードに設定されているときの画像表示手続きを表わしている。
再生スイッチがオンとなってカメラが再生モードに設定されると、先ず、図5のステップS1では、メモリカード(6)に画像が記録されているか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS2に移行してエラー表示を行なった後、手続きを終了する一方、イエスの場合は、ステップS3に移行する。
【0029】
ステップS3では、カメラが再生モードに設定される前の記録モードにおいて新たな画像記録が行なわれたか否かを判断し、イエスの場合は、ステップS4に移行して、記録モードにおいて最後に記録された画像をLCD(4)の全画面に表示する一方、ノーの場合は、ステップS5に移行して、前回の再生モードにおいて最後に再生した画像をLCD(4)の全画面に表示する。
【0030】
続いてステップS6では、入力装置(8)の十字キーが押下されたか否かを判断し、十字キーの左向きのキーが押下された場合は、ステップS7に移行して、ステップS4或いはステップS5にて再生した画像の前の画像、即ち、画像ファイル番号が1だけ小さい画像ファイル番号の画像をLCD(4)の全画面に表示する。十字キーの右向きのキーが押下された場合は、ステップS8に移行して、ステップS4或いはステップS5にて再生した画像の次の画像、即ち、画像ファイル番号が1だけ大きい画像ファイル番号の画像をLCD(8)の全画面に表示する。十字キーの左向きのキー及び右向きのキーの何れのキーも押下されていない場合は、ステップS9に移行して、入力装置(8)の“MODE”釦が押下されたか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS10に移行して、再生スイッチが操作されたか否かを判断する。ステップS10にてイエスと判断された場合は、上記手続きを終了する一方、ノーと判断された場合は、ステップS6に戻る。
【0031】
上記ステップS9にてイエスと判断された場合は、図6のステップS11に移行して、モード設定用のアイコンをLCD(4)に表示した後、ステップS12にて、マルチ画面モード設定用のアイコンが操作されたか否かを判断する。ここで、イエスと判断された場合は、カメラをマルチ画面モードの通常送りモードに設定して、ステップS13にてモード設定用のアイコンの表示を終了した後、図7のステップS21に移行して、後述の画像表示手続きを実行する。
一方、図6のステップS12にてノーと判断された場合は、ステップS14にて、マルチ画面モードの早送りモードにおける送り枚数設定用のアイコンが操作されたか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS16に移行する。
ステップS14にてイエスと判断された場合は、ステップS15に移行して、ユーザにより入力された枚数を送り枚数Mとして設定した後、ステップS16に移行する。
【0032】
ステップS16では、“MODE”釦が押下されたか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS12に戻る一方、イエスの場合は、ステップS17に移行して、モード設定用のアイコンの表示を終了した後、図5のステップS10に戻る。
【0033】
カメラがマルチ画面モードの通常送りモードに設定されると、図7のステップS21では、図2に示す如く、メモリカード(6)に記録されている複数枚の画像の内、9枚の画像からなるマルチ画面をLCD(4)に表示した後、ステップS22に移行して、十字キーが押下されたか否かを判断する。
十字キーの左向きのキーが押下された場合は、ステップS23に移行して、9枚の表示画像の内、左上の画像上にカーソルが存在するか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS24にて、カーソルを1つ前の画像上に移動させた後、ステップS22に戻る。一方、ステップS23にてイエスと判断された場合は、ステップS25にて、9枚の表示画像から6枚だけ前にずれた9枚の画像、即ち9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々6だけ減算した画像ファイル番号の9枚の画像をLCD(4)に表示して、ステップS22に戻る。
【0034】
十字キーの右向きのキーが押下された場合は、ステップS26に移行して、9枚の表示画像の内、右下の画像上にカーソルが存在するか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS27にて、カーソルを1つ後の画像上に移動させた後、ステップS22に戻る。一方、ステップS26にてイエスと判断された場合は、ステップS28にて、9枚の表示画像から6枚だけ後にずれた9枚の画像、即ち9枚の表示画像の画像ファイル番号に夫々6だけ加算した画像ファイル番号の9枚の画像をLCD(4)に表示して、ステップS22に戻る。
【0035】
十字キーの左向きのキー及び右向きのキーの何れのキーも押下されていない場合は、ステップS29に移行して、“SET”釦が押下されたか否かを判断し、イエスの場合は、ステップS30にて、カーソル位置に表示されている画像をLCD(4)の全画面に表示して、図5のステップS10に戻る。
一方、ステップS29にてノーと判断された場合は、ステップS31に移行して、“INFO”釦が押下されたか否かを判断し、イエスの場合は、カメラを早送りモードに設定して、図3に示す如く9枚の画像の背景画面の色が通常送りモードでの色と異なるマルチ画面を表示した後、図8のステップS41に移行して、後述の画像表示手続きを実行する。
【0036】
図7のステップS31にてノーと判断された場合は、ステップS32に移行して、“MODE”釦が押下されたか否かを判断し、ノーの場合は、ステップS22に戻る一方、イエスの場合は、ステップS33にて、カーソル位置に表示されている画像をLCD(4)の全画面に表示して、図6のステップS11に戻る。
【0037】
カメラがマルチ画面モードの早送りモードに設定されると、図8のステップS41にて、メモリカード(6)に記録されている画像の枚数が、図6のステップS15にて設定されている送り枚数Mを上回るか否かを判断し、ノーの場合は、カメラを通常送りモードに設定して、図7のステップS22に戻る。
一方、ステップS41にてイエスと判断された場合は、ステップS42に移行して、十字キーが押下されたか否かを判断し、十字キーの左向きのキーが押下された場合は、ステップS43にて、9枚の表示画像からM枚だけ前にずれた9枚の画像、即ち9枚の表示画像の画像ファイル番号から夫々Mだけ減算した画像ファイル番号の9枚の画像をLCD(4)に表示した後、ステップS42に戻る。
十字キーの右向きのキーが押下された場合は、ステップS44にて、9枚の表示画像からM枚だけ後にずれた9枚の画像、即ち9枚の表示画像の画像ファイル番号に夫々Mだけ加算した画像ファイル番号の9枚の画像をLCD(4)に表示した後、ステップS42に戻る。
【0038】
十字キーの左向きのキー及び右向きのキーの何れのキーも押下されていない場合は、ステップS45に移行して、“INFO”釦が押下されたか否かを判断し、ノーの場合はステップS42に戻る一方、イエスの場合は、カメラを通常送りモードに設定して、図7のステップS22に戻る。
【0039】
上記手続きによれば、マルチ画面モードの通常送りモードにおいて、9枚の表示画像の内、左上或いは右上の画像上にカーソルが存在する状態で、十字キーの左向きのキー或いは右向きのキーが押下されると、前記9枚の表示画像から6枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
一方、マルチ画面モードの早送りモードにおいては、十字キーの左向きのキー或いは右向きのキーが押下されると、その時点での9枚の表示画像からM枚、例えば100枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像がLCD(4)に表示されることになる。
【0040】
本発明のデジタルカメラにおいては、例えば、図4(c)に示す如く1260番から1268番の画像がLCD(4)に表示されている状態で、1370番の画像をLCD(4)に表示させんとする際、ユーザは、先ず、カメラをマルチ画面モードの早送りモードに設定した後、十字キーの右向きのキーを押下して、同図(d)に示す如く1360番から1368番の画像をLCD(4)に表示させる。次に、ユーザは、“INFO”釦を押下してカメラを早送りモードから通常送りモードに切り換えた後、十字キーの右向きのキーを押下して、同図(f)に示す如く1366番から1374番の画像を表示させる。この様に、十字キーに対する2回の操作、及び“INFO”釦に対する1回の操作を行なうだけで、目的の画像を表示させることが出来る。
【0041】
これに対し、1回の画像切換え操作によって、LCDに表示されている9枚の画像が6枚だけ前或いは後にずれた9枚の画像に切り替わるに過ぎない従来のデジタルカメラにおいては、図4(c)に示す如く1260番から1268番の画像がLCD(4)に表示されている状態で、1370番の画像をLCD(4)に表示させんとする際、17回の画像切換え操作を行なわねばならない。
【0042】
本発明に係るデジタルカメラによれば、上述の例のように、目的の画像の画像ファイル番号が、LCD(4)に表示されている9枚の画像の画像ファイル番号を大幅に下回る場合、或いは大幅に上回る場合、目的の画像を表示させる際の操作回数を従来のデジタルカメラに比べて減少させることが出来、操作が簡易となる。又、従来のデジタルカメラに比べて短時間で目的の画像を表示させることが出来る。
【0043】
又、本発明に係るデジタルカメラにおいては、マルチ画面モードの通常送りモードと早送りモードとで、LCD(4)に表示される9枚の画像の背景画面の色が異なるので、ユーザは、LCD(4)を見れば、カメラが通常送りモード或いは早送りモードの何れのモードに設定されているかを認識することが出来る。
【0044】
又、本発明に係るデジタルカメラにおいては、ユーザは、LCD(4)に表示されている9枚の画像の画像ファイル番号と目的の画像の画像ファイル番号との差に応じて、送り枚数Mを設定すれば、より簡易な操作で、且つより短時間で目的の画像を表示させることが出来る。
【0045】
更に、本発明に係るデジタルカメラにおいては、マルチ画面モードにおいて、LCD(4)に表示される9枚の画像上にそれぞれ、画像ファイル番号が表示されるので、ユーザは、目的の画像を表示させるために、早送りモード及び通常送りモードでそれぞれ何回程度、十字キーを押下すればよいかを認識することが出来る。
【0046】
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、マルチ画面モードにおいて、CCD(1)によって撮影された画像の圧縮画像データと共に記録されているサムネイル画像データに基づいて、図2及び図3に示す如きマルチ画面を表示し、圧縮画像データに基づいて、マルチ画面を構成する9枚の画像の内、1枚の画像をLCD(4)の全画面に表示することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの構成を表わすブロック図である。
【図2】マルチ画面モードの通常送りモードにおいてLCDに表示される画面を表わす図である。
【図3】マルチ画面モードの早送りモードにおいてLCDに表示される画面を表わす図である。
【図4】本発明のマルチ画面モードにおいて画像切換え操作に応じて画面が変化する例を表わす図である。
【図5】再生モードにおける画像表示手続きを表わすフローチャートである。
【図6】再生モードにおけるモード設定手続きを表わすフローチャートである。
【図7】マルチ画面モードの通常送りモードにおける画像表示手続きを表わすフローチャートである。
【図8】マルチ画面モードの早送りモードにおける画像表示手続きを表わすフローチャートである。
【図9】従来のマルチ画面モードにおいて画像切換え操作に応じて画面が変化する例を表わす図である。
【符号の説明】
(1) CCD
(2) 画像処理回路
(3) 画像合成回路
(4) LCD
(5) 制御回路
(6) メモリカード
(7) RAM
(8) 入力装置
Claims (4)
- 撮像装置と、撮像装置によって撮影した画像を表示する画像表示装置と、撮像装置によって撮影した画像とサムネイル画像を記録媒体に記録する画像記録回路と、記録媒体に記録されている複数枚のサムネイル画像を所定の複数枚数ずつ画像表示装置に切換え表示する画像切換え表示回路とを具えたデジタルカメラにおいて、前記画像切換え表示回路は、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を、前記所定の複数枚数以下の枚数だけ前或いは後にずれた所定の複数枚数のサムネイル画像に切り換える通常送り手段と、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を、前記所定の複数枚数を超える枚数だけ前或いは後にずれた所定の複数枚数のサムネイル画像に切り換える早送り手段と、
通常送り手段による画像切換え方式、及び早送り手段による画像切換え方式の内、何れか一方の画像切換え方式を選択するための選択操作手段と、
画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を切り換える際に操作すべき切換え操作手段と、
前記切換え操作手段が操作されたとき、前記選択された画像切換え方式が通常送り手段による画像切換え方式である場合に通常送り手段に対して画像切換え動作の実行を指令する一方、前記選択された画像切換え方式が早送り手段による画像切換え方式である場合に早送り手段に対して画像切換え動作の実行を指令する実行指令手段
とを具えていることを特徴とするデジタルカメラ。 - 早送り手段による画像切換えの際に前或いは後にずらす枚数を設定することが可能であって、前記画像切換え表示回路は、更に、送り枚数を入力するための入力手段と、送り枚数を格納するための格納手段と、ユーザにより入力された送り枚数を格納手段に格納する情報処理手段とを具え、早送り手段は、実行指令手段からの動作実行指令を受けて、画像表示装置に表示されている所定の複数枚数のサムネイル画像を、格納手段に格納されている送り枚数だけ前或いは後にずれた所定の複数枚数のサムネイル画像に切り換える請求項1に記載のデジタルカメラ。
- 前記画像切換え表示回路は、更に、何れの画像切換え方式が選択されているかを視覚的に表示する切換え方式表示手段を具えている請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラ。
- 前記画像切換え表示回路は、記録媒体に記録されている複数枚のサムネイル画像を撮影順序に従って画像表示装置に切換え表示するものであって、更に、画像表示装置に表示される各サムネイル画像について撮影順序を表わす番号を画像表示装置に表示する番号表示手段を具えている請求項1乃至請求項3の何れかに記載のデジタルカメラ。
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