JP3935357B2 - 超音波流量計 - Google Patents

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    • G01F15/18Supports or connecting means for meters

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波を用いて管路内を流れる流体の流量を測定する超音波流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、管路内を流れる流体の流量を測定する流量計として、超音波を用いた超音波流量計が知られている。
この超音波流量計は、流体が流れる測定用管体に、長手方向へ間隔をあけて振動子を有する測定部を設け、一方側の振動子から超音波を発信させて他方側の振動子にて受信させ、また、他方側の振動子から超音波を発信させて一方側の振動子にて受信させ、これらの超音波の伝搬時間の差から、測定用管体内の流体の流速を求め、この流速から流量を測定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この超音波流量計は、それぞれの測定部間に、外部から振動が加わると、測定誤差が生じてしまい、測定データの特性がばらついて、流量の正確な測定に不具合が生じてしまうという問題があった。
【0004】
また、流体の温度によって音速、つまりは超音波の速度が変化するので、流体の温度に合わせた換算値を用いて流量の測定を行うことが必要とされている。しかし、振動子から発信された超音波が、流体の温度以外の例えば外部の環境温度等に左右されると、流体の温度に応じて流量を換算補正したにもかかわらず、微少な温度変化によって音速が変化し、正確な流量の測定に不具合が生じてしまうという問題があった。
【0005】
流体の温度による音速の変化について図を用いてより詳しく説明する。
図9は水(流体)の温度(℃)と音速(m/s)との関係を示したグラフ線図である。また、図10(a)は水温20℃の場合における時間T経過毎の基準流量の変化を示したグラフ線図、図10(b)は図10(a)の基準流量に対する振動子の出力を示したグラフ線図である。また、図11(a)は水温29℃の場合における時間T経過毎の基準流量の変化を示したグラフ線図、図11(b)は図11(a)の基準流量に対する振動子の出力を示したグラフ線図である。
なお、図10(a),図11(a)に示す流量Q及び基準流量の単位は、1分当たりの流量(mL/min)を示しており、また、基準流量は校正された流量計にて得られる超音波流量計の測定用管体に流れる流量を示している。
そして、これら図9から図11に示されるグラフ線図から、振動子の出力に対する流量の換算値が得られる。
【0006】
振動子から出力される超音波の音速は、流体の温度によって大きく変化することが一般的に知られており、図9に示す温度と音速との関係を示すグラフ線図に表すことができる。図9に示すグラフ線図によれば、音速は流体の温度が高くなるほど高くなることが読み取れる。
【0007】
このような温度による音速の変化を考慮した上で、図10(a)のグラフ線図に示すように、基準となる流量計を用いて水温20℃の水を超音波流量計の測定用管体に時刻0から1分当たり1000mLと500mLとの2段階に分けて流す。前者の1段階目の流量については、時間間隔T1の間で流通させ、後者の2段階目の流量については、1段階目から連続するように時間間隔T2の間で流通させている。
【0008】
すると、図10(b)に示すように、環境温度24℃にて振動子から出力された超音波の出力は、水が流れる前の時刻0以前でほぼ横ばいで推移(A参照)していたものが、水の流動開始(時刻0)に合わせて即座に変位幅D1で低下(B参照)していることが読み取れる。そして、水の流量が1000mL/minから500ml/minに変化(C参照)すると、出力はごく僅かな変位幅D2しか変化していないことが読み取れる。
出力の変位幅D1と変位幅D2との差は、図に示すようにD1≫D2であり、流量の変化における出力の変化よりも、環境温度と水温との差4℃の温度変化による出力の変化が大きいことがわかる。
【0009】
次に、図10のグラフ線図に比較して、図11に示される水温29℃の水を流した場合のグラフ線図について説明する。図11(a)に示すように水温29℃の水を、基準となる流量計を用いて超音波流量計の測定用管体に時刻0から1分当たり1000mLと500mLとの2段階に分けて流す。前者の1段階目の流量については、時間間隔T3の間で流通させ、後者の2段階目の流量については、1段階目から連続するように時間間隔T4の間で流通させている。
【0010】
すると、図11(b)のグラフ線図に示すように、環境温度24℃にて振動子から出力された超音波の出力は、図10(a)と同様に水が流れる前の時刻0の段階で同じ位置で且つほぼ横ばいに推移(E参照)していたものが、水の流動開始(時刻0)に合わせて即座に変位幅D3で上昇(F参照)していることが読み取れる。そして、水の流量が1000mL/minから500mL/minに変化(G参照)すると、出力はごく僅かな変位幅D4しか変化していないことが読み取れる。
出力の変位幅D3と変位幅D4との差は、図に示すようにD3≫D4であり、流量の変化における出力の変化よりも、環境温度と水温との差5℃の温度変化による出力の変化が大きいことがわかる。
【0011】
このように、超音波流量計においては、流体の温度変化における振動子出力の変化よりもごく僅かな出力領域で流量の変化を捉えている。そして、環境温度と流体の温度との差が大きい程、振動子出力が大きく変化することがわかる。
【0012】
従って、流体の温度が外部の環境温度に少しでも左右されると、振動子出力が大きく変化することとなり、この振動子出力におけるごく僅かな変位幅で流量を測定することは測定誤差を招いてしまう可能性が高かった。
このように、超音波流量計では、環境温度によって精度よく流量を測定することが困難となる場合があった。
【0013】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、外部からの振動による影響を最小限に抑え、また、外部の温度に影響されることなく正確に流量を測定することができる超音波流量計を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の超音波流量計は、流体が流される測定用管体と、該測定用管体に、その長手方向へ間隔をあけて設けられた測定部とを有し、これら測定部間での両方向の超音波の伝播時間の差から液体の流速を求めて流量を測定する超音波流量計であって、ベース部上に前記測定部同士よりも広い間隔をあけて一対の固定部が設けられた支持台に、間隔をあけて設けられた前記測定部の軸方向外方側における前記測定用管体を前記固定部に保持させることにより支持されており、前記固定部は、互いに突き合わされて固定される第1固定部材及び第2固定部材を有し、これら第1固定部材及び第2固定部材には、互いに突き合わされた際に前記測定用管体の外周を保持する孔部となる円弧状の保持凹部が形成され、前記保持凹部の表面は、周方向へ沿うV字状の係合溝を、保持する測定用管体の軸方向に間隔をあけて複数形成することにより凹凸形状とされ、前記保持凹部から形成される孔部は、その内径が前記測定用管体の外径よりも僅かに小さくされることで、前記固定部に前記測定用管体を固定した際に前記係合溝に前記測定用管体の外周部を食い込ませることを特徴としている。
また、請求項2記載の超音波流量計は、流体が流される測定用管体と、該測定用管体に、その長手方向へ間隔をあけて設けられた測定部とを有し、これら測定部間での両方向の超音波の伝播時間の差から液体の流速を求めて流量を測定する超音波流量計であって、ベース部上に前記測定部同士よりも広い間隔をあけて一対の固定部が設けられた支持台に、間隔をあけて設けられた前記測定部の軸方向外方側における前記測定用管体を前記固定部に保持させることにより支持されており、前記固定部は、上下に互いに突き合わされて固定される下部固定部材及び上部固定部材を有し、これら下部固定部材及び上部固定部材には、互いに突き合わされた際に前記測定用管体の外周を保持する孔部となる円弧状の保持凹部が形成され、前記保持凹部の表面は、周方向へ沿うV字状の係合溝を、保持する測定用管体の軸方向に間隔をあけて複数形成することにより凹凸形状とされ、前記保持凹部から形成される孔部は、その内径が前記測定用管体の外径よりも僅かに小さくされることで、前記固定部に前記測定用管体を固定した際に前記係合溝に前記測定用管体の外周部を食い込ませることを特徴としている。
このように、ベース部上に設けられた固定部によって、間隔をあけて設けられた測定部の軸方向外方側における測定用管体が保持されて支持されているので、外部からの振動を固定部にて遮ることができ、これにより、外部からの振動の影響を受け易い測定部間での測定の信頼性を高めることができる。
【0015】
1固定部材及び第2固定部材に形成された保持凹部に測定用管体を配置させた状態にて、第1固定部材と第2固定部とを突き合わせれば、極めて容易に、測定用管体の外周を保持することができる。
【0016】
部固定部材及び上部固定部材に形成された保持凹部に測定用管体を配置させた状態にて、下部固定部材と上部固定部材とを突き合わせれば、極めて容易に、測定用管体の外周を保持することができる。
【0017】
固定部材同士を突き合わせることにより形成される保持凹部からなる孔部が測定用管体の外径より僅かに小径に形成されているので、両固定部材によって測定用管体を確実に保持することができる。
【0018】
持凹部の表面が凹凸形状に形成されているので、測定用管体を確実に保持することができ、外部からの振動の影響をさらに低減させることができる。
【0019】
持凹部の表面が、周方向へ沿う係合溝によって凹凸形状に形成されているので、測定用管体における軸方向への振動を、係合溝によって確実に遮ることができる。
【0020】
合溝がV字状の溝部であるので、測定用管体の外周面を係合溝へ確実に食い込ませることができ、これにより、さらに確実に測定用管体を固定部に保持させることができる。
【0021】
数の係合溝が軸方向へ配列されて設けられているので、測定用管体に伝達する振動をさらに確実に遮断させることができる。
【0022】
請求項3記載の超音波流量計は、請求項1または2記載の超音波流量計において、前記測定部を覆って、外部との熱の伝達を抑制する断熱手段が設けられていることを特徴としている。
このように、測定部が断熱手段によって覆われているので、外部の熱が測定部に伝達しにくくなり、また、測定部の温度が保持されることになる。つまり、測定用管体を流れる流体の温度が主として測定部に影響することになる。
【0023】
請求項4記載の超音波流量計は、請求項3記載の超音波流量計において、前記断熱手段が、断熱材であることを特徴としている。
このように、断熱手段が断熱材によって構成されるので、断熱がより的確に行われ、例えば、測定部の形状に合わせて測定部を覆うことも可能となって、より的確な断熱を促すことになる。
【0024】
請求項5記載の超音波流量計は、請求項3記載の超音波流量計において、前記断熱手段が、前記測定部を収容する筐体であることを特徴としている。
これにより、測定部は筐体の内部に収容されて外部からの熱の伝達を除去されることになる。筐体は、断熱作用をもつ熱伝導率の低い材料を用いることが好適であり、例えばSUS材等を用いることが望ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例の超音波流量計を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係る超音波流量計の第1の実施形態について説明する。
図1及び図2において、符号1は、超音波流量計である。この超音波流量計1は、例えば、塩化ビニールやフッ素樹脂等の耐薬品性に優れた合成樹脂から形成されて、内部に流体が流される測定用管体2と、この測定用管体2に、その長手方向へ間隔をあけて設けられた測定部3とを有している。
【0026】
測定部3は、測定用管体2の外周に振動子5を密着させ、その外周側を保持チューブ6によって被覆した構造とされている。
なお、図中符号8は、振動子5のリード線である。
【0027】
そして、上記のように構成された超音波流量計1は、支持台11に支持されている。
この支持台11は、両端部に、下方へ延在する脚部12が設けられたベース部13と、このベース部13の上面側における両端部近傍に設けられた固定部14とを有しており、これら固定部14によって超音波流量計1の測定部3よりも軸方向外側がそれぞれ支持されている。
【0028】
図3に示すように、固定部14は、ベース部13に固定される下部固定部材14aと、この下部固定部材14aの上部に固定される上部固定部材14bとを有している。
これら下部固定部材14a及び上部固定部材14bには、それぞれ対向面に円弧状の保持凹部21が形成されており、これら下部固定部材14a及び上部固定部材14b同士を互いに突き合わせることにより、それぞれの保持凹部21によって孔部22が形成されるようになっている。
【0029】
下部固定部材14aには、その下面側に一対のねじ孔23が形成されており、このねじ孔23に、ベース部13に形成された取付孔24へ、ベース部13の下面側から挿通させたビス25をねじ込むことにより、ベース部13に下部固定部材14aがねじ止め固定されるようになっている。
【0030】
また、下部固定部材14aには、その上面側に、一対の連結用ねじ孔26が形成されており、上部固定部材14bには、下部固定部材14aの上部に設置した際に、連結用ねじ孔26と連通するねじ挿通孔27が形成されている。
【0031】
そして、下部固定部材14aの上部に上部固定部材14bを設置し、保持凹部21からなる孔部22に超音波流量計1の測定用管体2を配設した状態にて、上部固定部材14bのねじ挿通孔27へ取付ねじ28を挿通して連結用ねじ孔26へねじ込むことにより、これら下部固定部材14a及び上部固定部材14b同士が締結されて連結され、保持凹部21からなる孔部22に超音波流量計1の測定用管体2が保持されるようになっている。
【0032】
ここで、下部固定部材14a及び上部固定部材14bの保持凹部21からなる孔部22は、その内径が測定用管体2の外径よりも僅かに小さくされている。
さらに、図4及び図5に示すように、これら下部固定部材14a及び上部固定部材14bの保持凹部21には、周方向に沿うV字状の複数の係合溝31が、軸方向に間隔をあけて形成されている。
【0033】
これにより、この固定部14によって超音波流量計1の測定用管体2を固定した際に、図6に示すように、下部固定部材14a及び上部固定部材14bの保持凹部21の係合溝31に測定用管体2の外周部が食い込むことにより、測定用管体2が確実に保持され、この測定用管体2の軸方向及び左右上下方向への変位が確実に防止される。
【0034】
このように、上記超音波流量計1によれば、ベース部13上に設けられた固定部14によって、間隔をあけて設けられた測定部3の軸方向外方側における測定用管体2が保持されて支持されているので、外部からの振動を固定部14にて遮ることができ、これにより、外部からの振動の影響を受け易い測定部3間での測定の信頼性を高めることができる。
【0035】
しかも、下部固定部材14a及び上部固定部材14bに形成された保持凹部21に測定用管体2を配置させた状態にて、下部固定部材14aと上部固定部材14bとを突き合わせることにより、極めて容易に、測定用管体2の外周を保持することができる。
【0036】
また、下部固定部材14aと上部固定部材14bとを突き合わせることにより形成される保持凹部21からなる孔部22が測定用管体2の外径より僅かに小径に形成されているので、下部固定部材14aと上部固定部材14bとによって測定用管体2を確実に保持することができる。
【0037】
さらに、保持凹部21の表面が、周方向へ沿って軸方向へ配列された複数の係合溝31によって凹凸形状に形成されているので、測定用管体2における軸方向への振動を、係合溝31によって確実に遮ることができる。
しかも、係合溝31がV字状の溝部であるので、測定用管体2の外周面を係合溝31へ確実に食い込ませることができ、これにより、さらに確実に測定用管体2を固定部14に保持させることができる。
【0038】
[第2の実施形態]
本発明に係る超音波流量計の第2の実施形態について図7を用いて説明する。
図7は、本実施形態における超音波流量計1aを示しており、図7(a)は超音波流量計1aの分解図、図7(b)は該超音波流量計1aの測定用管体2の軸線に平行な断面で見た断面図を示している。
図において、符号4は密着チューブ、14は下部固定部材14aと上部固定部材14bとからなる固定部、50はベース部となる下部筐体51と上部蓋体とからなる筐体(断熱手段)、53,54は上下の各断熱材(断熱手段)を示している。
なお、その他の符号については、上記第1の実施形態に説明した超音波流量計と同様であるため、その説明を省略する。
【0039】
図7(b)に示す筐体50は、折り曲げによってコの字形状に形成された下部筐体51と、下部筐体51の上方側の開口部に合わせて平板形状に形成された上部蓋体52とが組み合わされることによって構成されている。該筐体50は、熱伝達率が比較的劣悪なSUS材とされ、全長は所定の間隔で設けられた測定部3の間隔以上の長さを有している。
下部筐体51の長手方向における両端には、筐体50のほぼ半分の高さで形成された下部固定部材14aが、第1の実施形態に示したベース部13への取り付けと同様にそれぞれ下部筐体51内に収容されるように固定されている。下部固定部材14aの上面には、円弧状の保持凹部21が形成されており、対向配置される上部固定部材14bの保持凹部と互いに突き合わせられことにより、それぞれの保持凹部21によって孔部が形成されるようになっている。
【0040】
上部固定部材14bの上面には、上部固定部材14bと下部固定部材14aとを締結させる取付ねじ28用のねじ挿通孔27が第1の実施形態と同様に一対形成され、さらにこの上面には上部蓋体52を取り付けるための上部蓋体固定用ねじ55用のねじ挿通孔55aが一対形成されている。もちろん、上部蓋体52にも、上部蓋体固定用ねじ55を挿通させるねじ挿通孔55bが両側に一対づつ形成されている。
【0041】
上下2分割とされた断熱材53,54は、材質が発砲スチロールとされ、これらを組み合わせた際に筐体50の内部空間に収納可能となるような寸法に形成されている。そして、下側の断熱材53の上面には、測定用管体2の形状に合わせて円弧状の凹所53bが形成され、さらに両測定部3の位置に合わせて大きな半径の円弧とされた凹所53aが形成されている。
また、上側の断熱材54においても、測定用管体2及び測定部3の形状に合わせて凹所が下側の断熱材53と同様に形成されている。
【0042】
測定部3の構成は、第1の実施形態に示した測定部3の構成とは異なり、密着チューブ4を介して振動子5が測定用管体2の外側に固定されている。つまり、振動子5から発信されたり、受信したりする超音波は、測定用管体2の外側に密着して固定された密着チューブ4を介して伝達されることになる。該密着チューブ4は、ゲル状の接着剤等によって固定されている。
【0043】
そして、図7(b)に示すように組み立てられた超音波流量計1aは、筐体50によって測定用管体2の両測定部3を覆い被せるような外観形状が形成されることになり、なお且つ、筐体50内部の両測定部3とその間の測定用管体2とが断熱材53,54で覆い被されて構成されることになる。
これによって、超音波流量計1aの内部と外部とが筐体50によって隔てられて断熱されることなり、両測定部3の間が断熱材によってさらに外部と隔てられて断熱されることになる。
【0044】
以上説明した本実施形態における超音波流量計1aによれば、筐体50の内部に設けられた固定部14によって、間隔をあけて設けられた測定部3の軸方向外方側における測定用管体2が保持されて支持されているので、外部からの振動を固定部14にて遮ることができ、これにより、外部からの振動の影響を受け易い測定部3間での測定の信頼性を高めることができる。
【0045】
また、筐体50及び断熱材53,54によって測定用管体2内を流動する流体が外部の環境温度に影響されなくなるので、流体の温度が両測定部にて変化しなくなり、流体の温度に応じて正確な流量の測定を行うことが可能となる。
【0046】
なお、本実施形態にて説明した超音波流量計1aは、筐体50の内部に断熱材53,54を備えた構成を用いて説明したが、これに限定解釈されるものではなく、筐体50のみを測定用管体2の断熱手段としてもよい。これによれば、本実施形態に比較して断熱効果が減少することになるが、環境温度の変化が少ない場所に設置される場合であれば十分に機能を満たすことができ、また、断熱材53,54を使用しないので製造コストの低減を図ることが可能となる。
【0047】
また、本実施形態の変形例として図8に示す超音波流量計1bとしてもよい。
図8は本実施形態の変形例を示した超音波流量計1bの構成及び構造を説明する図であって、(a)はその外観形状を示した斜視図、(b)は(a)のH−H断面における測定用管体2の軸線方向に沿った断面図である。
符号51’は第1の実施形態と同様なコの字形状の下部筐体、52’はL字形状とされた上部蓋体、60は測定部3及び両測定部3間の測定用管体2の外周を覆うように設置された保護カバー、61は下部筐体51’の内部に充填された断熱材(断熱手段)を示している。また、符号Sは上部蓋体52’によって形成された結線処理用空間、符号Jはリード線8とケーブル8aとの結線部を示している。
【0048】
下部筐体51’は、コの字形状における開口部(符号K参照)が紙面において測定用管体2の軸線に沿うように右方に形成されており、この開口部に上部蓋体52’を構成する壁部52b’が覆い被さるように取り付けられている。
また、下部筐体51’の両側には、図7に説明した超音波流量計1aと同様に固定部14’が設けられている。該固定部14’は、図8に示すようにコの字の配置方向に合わせて左右2つに分割されており、下部筐体51’の開口側には右側固定部材14b’(第2固定部材)が備わり、測定用管体2を挟んで向き合う位置に左側固定部材14a’(第1固定部材)が設けられている。つまり、ここでいう超音波流量計1bは、図7に示した超音波流量計1aが測定用管体2の軸線を中心として90度回転した状態とほぼ同等な配置とされ、該固定部14’によって測定用管体2が固定されている。
【0049】
また、下部筐体51’を構成する上側の壁部51b’には、両側の測定部3のほぼ真上にそれぞれ位置したリード線通し孔51a’が形成されている。これにより、振動子5のリード線8は、リード線通し孔51a’から下部筐体51’の外側に取り回され、該リード線8の端部が上部蓋体52’により形成された結線処理用空間Sに位置することになる。
【0050】
上部蓋体52’は、測定用管体2の軸線に直交する断面がL字形状とされ、一方が平板状の壁部52b’とされ、また、他方が該壁部52b’に直角でなお且つ槽形状とされた壁部52c’とによって構成されている。そして、平板状の壁部52b’が複数の上部蓋体固定用ねじ55‘によって下部筐体51’の右側固定部材14b’に固定されることで、筐体50’が組み立てられている。
槽形状の壁部52c’には、下部筐体51’に形成されたリード線通し孔51a’と相対するようにケーブル通し孔52a’が形成されている。また、槽形状とされた壁部52c’の内側には、下部筐体51’が組み合わされることによって結線処理用空間Sが形成されている。
【0051】
結線処理用空間Sは、リード線8の結線処理によって生じた結線部Jを配置させる空洞の空間である。
リード線8は、振動子5から所定の長さを有しており、超音波流量計1bを構成する上で延長させる必要がある。そのため、リード線8は結線部Jにて微弱な信号を確実に測定用アンプ等に取り込こめるケーブル8aと結線処理がなされ、リード線通し孔51a’近傍で固定された後にケーブル通し孔52a’から筐体50’の外部に取り回される。
従って、結線処理用空間S内には、リード線8の結線部Jとリード線8あるいはケーブル8aの固定箇所とが位置することになる。無論、上部蓋体52’は、後述する断熱材61の充填後でなお且つ、リード線8とケーブル8aとの結線処理が終了した時点で下部筐体51’に取り付けられる。
【0052】
また、本変形例においても、筐体50’の内部に断熱材61を備えた構造としている。本変形例においては、下部筐体51’の設けた固定部14’にて測定用管体2を固定し、測定部3や測定用管体2の一部を樹脂等の保護カバー60で覆った後に断熱材61を充填した構成を示している。
【0053】
より詳しく断熱材61の構成及び充填作業について説明する。測定部3及び測定用管体2は流量の測定において重要な部分であるため、後述する断熱材61の充填作業から保護される必要がある。これらを保護するために、測定部3及び測定用管体2は、例えばポリプロピレンの樹脂等を材質とした保護カバー60によって覆われる。もちろん、リード線8の周囲や筐体50’の隙間に同様な樹脂を用いて覆ってもよい。
そして、測定部3に保護カバー60が設けられた後、発泡スチロール等の断熱材61が下部筐体51’内に充填される。これによって、下部筐体51’内には断熱材61が全域にわたって満たされることとなり、両測定部3及び両測定部3間の測定用管体2の断熱作用が得られることとなる。
なお、断熱材61を予め筐体50’の形状に合わせて形成した保護カバー60の片面側に充填し、断熱材61を備えた保護カバー60を筐体50’の内部に挿入することも可能である。
【0054】
このような超音波流量計1bによれば、筐体50’の剛性が向上して強度が高められるとともに断熱性をより向上させることができる。また、筐体50’内に断熱材61を容易に設けることができるので、断熱材61を測定部3及び測定用管体2の形状に合わせて成形する必要がなくなり、製造コストを抑えることができる。また、リード線8の結線部Jが断熱材61の外部で且つ上部蓋体52’内側に位置することになり、結線処理の簡易化と結線部Jの保護を実現することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の超音波流量計によれば、下記の効果を得ることができる。
請求項1,2記載の超音波流量計によれば、ベース部上に設けられた固定部によって、間隔をあけて設けられた測定部の軸方向外方側における測定用管体が保持されて支持されているので、外部からの振動を固定部にて遮ることができ、これにより、外部からの振動の影響を受け易い測定部間での測定の信頼性を高めることができる。
【0056】
1固定部材及び第2固定部材に形成された保持凹部に測定用管体を配置させた状態にて、第1固定部材と第2固定部材とを突き合わせれば、極めて容易に、測定用管体の外周を保持することができる。
【0057】
部固定部材及び上部固定部材に形成された保持凹部に測定用管体を配置させた状態にて、下部固定部材と上部固定部材とを突き合わせれば、極めて容易に、測定用管体の外周を保持することができる。
【0058】
固定部材同士を突き合わせることにより形成される保持凹部からなる孔部が測定用管体の外径より僅かに小径に形成されているので、固定部にて測定用管体を確実に保持することができる。
【0059】
持凹部の表面が凹凸形状に形成されているので、測定用管体を確実に保持することができ、外部からの振動の影響をさらに低減させることができる。
【0060】
持凹部の表面が、周方向へ沿う係合溝によって凹凸形状に形成されているので、測定用管体における軸方向への振動を、係合溝によって確実に遮ることができる。
【0061】
合溝がV字状の溝部であるので、測定用管体の外周面を係合溝へ確実に食い込ませることができ、これにより、さらに確実に測定用管体を固定部に保持させることができる。
【0062】
数の係合溝が軸方向へ配列されて設けられているので、測定用管体に伝達する振動をさらに確実に遮断させることができる。
【0063】
請求項3記載の超音波流量計によれば、測定部を覆って外部との熱の伝達を抑制する断熱手段が設けられているので、外部の環境温度によって測定部を流動する流体の温度が左右されなくなり、安定した流体の温度に従って超音波の音速の変化から正確な流量の測定を行うことができる。
【0064】
請求項4記載の超音波流量計によれば、断熱手段として断熱材を用いることとしたので、測定部の断熱がより的確に行われ、また、測定部の形状に合わせて測定部を覆うことも可能となり、流体の温度が外部の温度に影響されずにより正確な流量の測定を行うことができる。
【0065】
請求項5記載の超音波流量計によれば、断熱手段として測定部を覆う筐体とされているので、外部の環境温度の影響を遮断して正確な流量の測定を行うことが可能となる。また、測定部を保護することができ、超音波流量計の信頼性、耐久性を向上させることができる。また、測定用管体を確実に固定して振動の影響を遮ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計の構成及び構造を説明する超音波流量計の斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計の構成及び構造を説明する超音波流量計の側面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計を支持台へ固定する固定部の構成及び構造を説明する固定部の分解断面図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計を支持台へ固定する固定部の構造を説明する固定部の平面図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計を支持台へ固定する固定部の構造を説明する測定用管体の固定部分の一部の断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態における超音波流量計を支持台へ固定する固定部の構造を説明する測定用管体の固定部分の一部の断面拡大図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態における超音波流量計の構成及び構造を説明する図であって、(a)は超音波流量計の分解図、(b)は測定用管体の軸線に沿った断面で見た超音波流量計の断面図である。
【図8】 第2の実施形態の変形例を示した超音波流量計の構成及び構造を説明する図であって、(a)は超音波流量計の斜視図、(b)は測定用管体の軸線に沿ったH−H断面で見た超音波流量計の断面図である。
【図9】 水の温度と音速との関係を示したグラフ線図である。
【図10】 水温20℃における振動子出力を説明する実験データであって、(a)は時間Tにおける基準流量の変化を示したグラフ線図、(b)は(a)に示した基準流量に対する振動子出力の変化を示したグラフ線図である。
【図11】 水温29℃における振動子出力を説明する実験データであって、(a)は時間Tにおける基準流量の変化を示したグラフ線図、(b)は(a)に示した基準流量に対する振動子出力の変化を示したグラフ線図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 超音波流量計
2 測定用管体
3 測定部
5 振動子
11 支持台
13 ベース部
14 固定部
14a 下部固定部材
14b 上部固定部材
14a’ 左側固定部材(第1固定部材)
14b’ 右側固定部材(第2固定部材)
21 保持凹部
22 孔部
31 係合溝
50,50’ 筐体(断熱手段)
51,51’ 下部筐体(断熱手段,ベース部)
52,52’ 上部蓋体(断熱手段)
53,54 断熱材(断熱手段)
60 保護カバー
61 断熱材

Claims (5)

  1. 流体が流される測定用管体と、該測定用管体に、その長手方向へ間隔をあけて設けられた測定部とを有し、これら測定部間での両方向の超音波の伝播時間の差から液体の流速を求めて流量を測定する超音波流量計であって、
    ベース部上に前記測定部同士よりも広い間隔をあけて一対の固定部が設けられた支持台に、間隔をあけて設けられた前記測定部の軸方向外方側における前記測定用管体を前記固定部に保持させることにより支持されており、
    前記固定部は、互いに突き合わされて固定される第1固定部材及び第2固定部材を有し、これら第1固定部材及び第2固定部材には、互いに突き合わされた際に前記測定用管体の外周を保持する孔部となる円弧状の保持凹部が形成され、
    前記保持凹部の表面は、周方向へ沿うV字状の係合溝を、保持する測定用管体の軸方向に間隔をあけて複数形成することにより凹凸形状とされ、
    前記保持凹部から形成される孔部は、その内径が前記測定用管体の外径よりも僅かに小さくされることで、前記固定部に前記測定用管体を固定した際に前記係合溝に前記測定用管体の外周部を食い込ませることを特徴とする超音波流量計。
  2. 流体が流される測定用管体と、該測定用管体に、その長手方向へ間隔をあけて設けられた測定部とを有し、これら測定部間での両方向の超音波の伝播時間の差から液体の流速を求めて流量を測定する超音波流量計であって、
    ベース部上に前記測定部同士よりも広い間隔をあけて一対の固定部が設けられた支持台に、間隔をあけて設けられた前記測定部の軸方向外方側における前記測定用管体を前記固定部に保持させることにより支持されており、
    前記固定部は、上下に互いに突き合わされて固定される下部固定部材及び上部固定部材を有し、これら下部固定部材及び上部固定部材には、互いに突き合わされた際に前記測定用管体の外周を保持する孔部となる円弧状の保持凹部が形成され、
    前記保持凹部の表面は、周方向へ沿うV字状の係合溝を、保持する測定用管体の軸方向に間隔をあけて複数形成することにより凹凸形状とされ、
    前記保持凹部から形成される孔部は、その内径が前記測定用管体の外径よりも僅かに小さくされることで、前記固定部に前記測定用管体を固定した際に前記係合溝に前記測定用管体の外周部を食い込ませることを特徴とする超音波流量計。
  3. 前記測定部を覆って、外部との熱の伝達を抑制する断熱手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の超音波流量計。
  4. 前記断熱手段は、断熱材であることを特徴とする請求項3記載の超音波流量計。
  5. 前記断熱手段は、前記測定部を収容する筐体であることを特徴とする請求項3記載の超音波流量計。
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