JP2000189419A - 血流測定用の超音波プロ―ブ - Google Patents

血流測定用の超音波プロ―ブ

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JP2000189419A
JP2000189419A JP10371020A JP37102098A JP2000189419A JP 2000189419 A JP2000189419 A JP 2000189419A JP 10371020 A JP10371020 A JP 10371020A JP 37102098 A JP37102098 A JP 37102098A JP 2000189419 A JP2000189419 A JP 2000189419A
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housings
housing
blood flow
ultrasonic probe
hinge
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JP10371020A
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Yoshiaki Naono
義昭 直野
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Nikkiso Co Ltd
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    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/66Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by measuring frequency, phase shift or propagation time of electromagnetic or other waves, e.g. using ultrasonic flowmeters
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    • GPHYSICS
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    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送信側素子と受信側素子に接続された両中継基
板を接続する接続ケーブルをハウジング内に配置でき
て、耐ノイズ特性の向上と取扱性の向上を図り得る血流
測定用の超音波プローブを提供する。 【解決手段】内部に送信側素子と受信側素子が配置され
ると共に蝶番によって開閉可能に連結された2つのハウ
ジングを有し、該ハウジングで血流が流れるビニールチ
ューブを挟持して、送信側素子からビニールチューブ内
の血流に超音波信号を加えると共に、受信側素子で受信
された信号に基づいて血流を測定する血流測定用の超音
波プローブにおいて、送信側素子と受信側素子が各ハウ
ジング内の中継基板に接続される共に、両中継基板を接
続する接続ケーブルが、各ハウジングの蝶番側内部に配
置されていることを特徴とする。前記接続ケーブルは、
例えば各ハウジングの蝶番側に設けたケーブル挿通部に
よって案内されつつ蝶番側内部に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビニールチ
ューブ内を流れる血流を測定する超音波血流計に接続さ
れて使用される血流測定用の超音波プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血液が流れるビニールチューブを
挟んで固定することにより、ビニールチューブ内の血流
を測定する血流測定用の超音波プローブとしては、例え
ば図8〜図11に示すものが知られている。この超音波
プローブ1は、蝶番5で開閉可能に連結され、ビニール
チューブ2の外径に応じたチューブ収容溝6がそれぞれ
形成された2つのハウジング3、4を有しており、一方
のハウジング3内には送信側圧電素子7と樹脂等からな
る整合層8が配置され、他方のハウジング4内には受信
側圧電素子9と整合層10が配置されている。
【0003】また、両ハウジング3、4にはその外面側
に基板収容部11がそれぞれ形成され、この基板収容部
11内には中継用のプリント基板12、13が配置され
ている。このプリント基板12、13のパターンと前記
両圧電素子7、9が接続されると共に、両プリント基板
12、13のパターンは、渡り配線としての同軸線から
なる接続ケーブル14を介して接続されている。そし
て、一方のプリント基板12のパターンには、図示しな
い超音波血流計に接続される超音波ケーブル15が接続
されている。さらに、2つのハウジング3、4は、バネ
性を有する薄いクランプ板16(例えばステンレス板
等)によりクランプされて、ビニールチューブ2を所定
圧力で挟持する如く構成されると共に、ハウジング3、
4の外周面の例えば対向する外面には、超音波プローブ
1の向きを示す矢印17が表示されている。
【0004】そして、この超音波プローブ1は、超音波
ケーブル15の先端を超音波血流計に接続した状態にお
いて、各ハウジング3、4を開いて他方のハウジング4
のチューブ収容溝6内にビニールチューブ2を収容配置
し、その後、一方のハウジング3を閉じてクランプ板1
6でクランプする。これにより、両ハウジング3、4の
整合層8、10の内面がビニールチューブ2の対向する
外周面を所定の圧力で挟持して変形させると共、ビニー
ルチューブ2が両ハウジング3、4の入口側及び出口側
のチューブ収容溝6で形成される孔内にそれぞれ位置し
た図8に示す状態になる。
【0005】この状態で超音波ケーブル15から送信側
圧電素子7に高周波発振波形(例えば2.5MHzの発
振波形)を加えると、送信側圧電素子7によって高周波
発振波形が超音波信号に変換され、この超音波信号が整
合層8を介してビニールチューブ2内の血液に加えられ
る。この血液に加えられた超音波信号は、血球で反射さ
れつつビニールチューブ2、整合層10を介して受信側
圧電素子9で受信される。そして、この受信された超音
波信号は、受信側圧電素子9で電気信号に変換され、こ
の電気信号が超音波ケーブル15を介して超音波血流計
に供給され、該血流計によってビニールチューブ2内の
血流が測定されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この超音波
プローブ1にあっては、渡り配線としての接続ケーブル
14が、ハウジング3、4の外側に引き回された状態で
配置されているため、このハウジンク3、4外に位置す
る接続ケーブル14が外部ノイズの影響を受け易く、耐
ノイズ特性において劣ると共に、例えば超音波プローブ
1のビニールチューブ2へのセット時に、接続ケーブル
14自体が邪魔になる等、超音波プローブ1の取扱性が
劣るという問題点があった。
【0007】また、血流測定時においては、超音波プロ
ーブ1の向きとビニールチューブ2内を流れる血流の向
きを所定方向に設定する必要があるが、上記の超音波プ
ローブ1においては、ハウジング3、4の外面に表示し
た矢印17によってその向きを把握する構造であるた
め、例えばハウジング3、4のクランプ板16を固定す
る面が上方を向いている場合のように、矢印17の表示
面が直視できなかったり、所定回数の使用によって表示
17が不鮮明になったり、あるいは表示17自体が消え
たりした場合に、超音波プローブ1の向きを正確かつ容
易に把握することが難しい。その結果、超音波プローブ
1のビニールチューブ2への取り付けが面倒になる等、
その取付作業性が劣るという問題点があった。
【0008】さらに、一対のハウジング3、4がバネ性
を有する薄い金属板からなるクランプ板16によってク
ランプされるため、超音波プローブ1の繰り返し使用に
より薄い金属板のバネ性が低下し易く、クランプ板16
によって一対のハウジング3、4を確実にクランプする
ことができない場合があるという問題点があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、請求項1または2記載の発明の目的は、送信側
素子と受信側素子に接続された中継基板を接続する接続
ケーブルをハウジング内に配置できて、耐ノイズ特性の
向上とプローブ自体の取扱性の向上を図り得る血流測定
用の超音波プローブを提供することにある。また、請求
項3記載の発明の目的は、請求項1または2記載の発明
の目的に加え、超音波プローブの向きを一目で把握で
き、ビニールチューブへの取付作業性を向上させ得る血
流測定用の超音波プローブを提供し、請求項4記載の発
明の目的は、請求項1ないし3記載の発明の目的に加
え、ハウジングを確実にクランプできて、クランプ状態
を常に安定化させ得る血流測定用の超音波プローブを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、内部に送信側
素子と受信側素子が配置されると共に蝶番によって開閉
可能に連結された2つのハウジングを有し、該ハウジン
グで血流が流れるビニールチューブを挟持して、送信側
素子からビニールチューブ内の血流に超音波を加えると
共に、受信側素子で受信された信号に基づいて血流を測
定する血流測定用の超音波プローブにおいて、送信側素
子と受信側素子が各ハウジング内の中継基板に接続され
ると共に、両中継基板を接続する接続ケーブルが、各ハ
ウジングの蝶番側内部に配置されていることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2記載の発明は、接続ケーブ
ルが、各ハウジングの蝶番側に設けたケーブル挿通部に
よって案内されつつ蝶番側内部に配置されていることを
特徴とする。
【0012】このように構成することにより、蝶番によ
って開閉可能に連結され内部に送信側素子と受信側素子
が配置された2つのハウジングは、その内面で血流が流
れるビニールチューブを所定圧力で挟持し、この状態で
送信側素子からビニールチューブ(血流)に超音波信号
が加えられ、この超音波信号が血球で反射されつつ受信
側素子で受信された電気信号となる。この電気信号によ
りビニールチューブ内の血流が測定され、この時、送信
側素子と受信側素子に接続された両中継基板を接続する
接続ケーブルが、2つのハウジングの例えば蝶番側に設
けたケーブル挿通部に案内されつつ配置されることか
ら、接続ケーブルがハウジング外で渡り配線されること
がなくなり、耐ノイズ特性及び取扱性が向上する。
【0013】また、請求項3記載の発明は、ハウジング
が、ビニールチューブの入口側と出口側の外形形状が異
なる如く形成されていることを特徴とする。このように
構成することにより、ハウジングの出入口の異なる外形
形状によって、超音波プローブの向きが一目で把握さ
れ、超音波プローブのビニールチューブへの取付作業性
が向上する。
【0014】また、請求項4記載の発明は、ハウジング
が、一方のハウジングの反蝶番側の側面に、係止部を有
する合成樹脂製のクランプ部材が固定され、該クランプ
部材によってビニールチューブを挟持した両ハウジング
がクランプされることを特徴とする。このように構成す
ることにより、例えばテフロン等の滑り性を有する合成
樹脂でクランプ部材を形成し、このクランプ部材先端の
係止部のハウジング外面への係止によって両ハウジング
がクランプされることから、ビニールチューブが両ハウ
ジングで確実にクランプされると共に、クランプ部材自
体の耐久性を向上させ得て、常に安定したクランプ状態
が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図7は、本発
明に係わる血流測定用の超音波プローブの一実施例を示
し、図1がその斜視図、図2が平面図、図3がハウジン
グの展開図、図4がその接続回路の模式図、図5がハウ
ジングの要部の平面図、図6が図5のA−A線断面図、
図7がビニールチューブをクランプした状態の断面図で
ある。なお、図8〜図11と同一部位には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0016】図1〜図3において、超音波プローブ1
は、蝶番5によって開閉可能に連結され両側にチューブ
収容溝6をそれぞれ有する2つのハウジング3、4を有
し、このハウジング3、4は、例えばアルミニウム材の
切削加工によって、その入口側3a、4aの外形形状と
出口側3b、4bの外形形状が異なるように形成されて
いる。
【0017】すなわち、両ハウジング3、4の入口側3
a、4aに、ハウジング3、4の外面より一段低くした
切欠面20と、この切欠面20に連続した傾斜面21を
形成し、この切欠面20と傾斜面21が有る側を超音波
プローブ1の入口側とし、切欠面20と傾斜面21が無
い側を出口側とする。なお、ハウジング3、4の入口側
3a、4aの外面には、従来と同様の矢印17が表示さ
れているが、この矢印17は従来の超音波プローブ1と
の互換性を得るためのものであって、必ずしも必要では
ない。
【0018】また、ハウジング4の反蝶番5側の側面に
は、クランプ部材22がネジ23によって取り付けられ
ている。このクランプ部材22は、例えばデルリン、テ
フロン等の滑り性を有する合成樹脂によって成形され、
その先端部には鍵状の係止部22aが一体成形されてい
る。そして、このクランプ部材22は、両ハウジング
3、4の内面が当接した状態においては、その係止部2
2aがハウジング3の外面に係止され、また、図2の矢
印イの如く係止部22aを変形させることによって、両
ハウジング3、4のクランプ状態が解除される如く構成
されている。
【0019】さらに、ハウジング3の内部には、図7に
示すように、送信側圧電素子7、整合層8、プリント基
板12が配置されると共に、ハウジング4の内部には、
受信側圧電素子9、整合層10、プリント基板13が配
置されている。また、図3に示すように、ハウジング
3、4の蝶番5側で入口側3a、4aには、接続ケーブ
ル14が後述する如く挿通収容されるケーブル挿通部2
4がそれぞれ形成されている。
【0020】このケーブル挿通部24は、図5及び図6
に示すように、ハウジング3、4(図ではハウジング3
のみ示す)の端部に設けられた長溝状の凹部25と、こ
の凹部25の端部においてハウジング3、4の基板収容
部11に連通する孔26とで形成され、凹部25内に
は、接続ケーブル14の引き回しを案内する一対のガイ
ドピン27、28がそれぞれ固定されている。
【0021】そして、接続ケーブル14は、その一端が
ハウジング3内のプリント基板12の端子(例えばパタ
ーン)に半田付けされ、ハウジング3の孔26及び凹部
25内に収容配置されつつ、ハウジング4の凹部25内
及び孔26内に収容配置され、その他端側がハウジング
4内のプリント基板13の端子(例えばパターン)に接
続されている。これにより、プリント基板12とプリン
ト基板13が接続ケーブル14で接続され、この時、接
続ケーブル14は、両ハウジング3、4の長溝状の凹部
25内をガイドピン27、28によって屈曲されつつ案
内された状態で引き回される。
【0022】次に、上記超音波プローブ1の動作につい
て説明する。先ず、両ハウジング3、4を開いた状態に
おいて、超音波プローブ1の向きと血流が流れているビ
ニールチューブ2の血流の流れ方向とを所定の向き、す
なわち、超音波プローブ1の入口側から出口側に血流が
流れるようにハウジング4のチューブ収容溝6内にビニ
ールチューブ2を収容配置させ、ハウジング3を蝶番5
を支点にして閉じる。このビニールチューブ2のセット
時の超音波プローブ1の向きは、ハウジング3、4の切
欠面20と傾斜面21を有する側が入口側であるとして
セットする。
【0023】ハウジング3を閉じ、該ハウジング3がビ
ニールチューブ2の圧力を受けつつハウジング4の内面
に当接すると、ハウジング3の押圧操作によって外側に
変形していたクランプ部材22が、その弾性力により変
形が解除されて係止部22aがハウジング3の外面に自
動的に係止される。この時、クランプ部材22が滑り性
を有する合成樹脂によって成形されているため、ハウジ
ング3の外面に円滑に係止され、一旦係止されたクラン
プ部材22は、その弾性力等によって両ハウジング3、
4の係止状態を確実に保持する。
【0024】両ハウジング3、4がクランプ部材22で
クランプされ、ビニールチューブ2が図7に示す如くハ
ウジング3、4で挟持されると、この状態で血流が測定
される。この血流の測定は、従来と同様に、超音波ケー
ブル15から送信側圧電素子7に高周波発振波形を印加
して超音波信号に変換し、この超音波信号を整合層8を
介してビニールチューブ2内の血液に加え、血液中の血
球で反射された超音波信号をビニールチューブ2、整合
層10を介して受信側圧電素子9で受信して電気信号に
変換し、さらに、この電気信号を超音波ケーブル15を
介して超音波血流計に供給することによって行われる。
【0025】このように、上記実施例の超音波プローブ
1によれば、開閉可能な2つのハウジング3、4の蝶番
5側にケーブル挿通部24を設け、このケーブル挿通部
24で接続ケーブル14を案内しつつハウジング3、4
の蝶番5側内部に収容配置しているため、接続ケーブル
14がハウジング3、4外で引き回されることがなくな
り、接続ケーブル14が受ける外部ノイズが低減され、
超音波プローブ1の耐ノイズ特性を向上させることがで
きると共に、外部に引き出されるケーブルが超音波ケー
ブル15の1本だけとなるため、超音波プローブ1自体
の取扱性を向上させることができる。
【0026】特に、接続ケーブル14として同軸線を使
用すると共に、ハウジング3、4自体の材質をシールド
機能を有する材質に設定すれば、このハウジング3、4
自体で外部ノイズの接続ケーブル14への進入(影響)
をほとんど無くすことができるため、耐ノイズ特性によ
り優れた超音波プローブ1を得ることができて、超音波
血流計によって血流をより高精度に測定することが可能
になる。
【0027】また、両ハウジング3、4の蝶番5側の内
面に、ケーブル挿通部24としての長溝状の凹部25と
孔26をそれぞれ形成すると共に、凹部25内に接続ケ
ーブル14を案内する一対のガイドピン27、28をそ
れぞれ設けているため、接続ケーブル14をガイドピン
27、28で案内しつつ所定長さで屈曲収容でき、ハウ
ジング3、4の開閉時において接続ケーブル14の無理
な曲がりが防止されると共に、接続ケーブル14による
ハウジング3、4の開閉動作への悪影響が防止され良好
な開閉操作が得られる。また、長溝状の凹部25によっ
て接続ケーブル14にある程度の弛みを持たせることが
できるため、この弛みを利用して接続ケーブル14の両
端部をプリント基板12、13に半田付けしたり、ハウ
ジング3、4の組付作業を行うことができて、超音波プ
ローブ1の組付性を向上させることも可能になる。
【0028】さらに、2つのハウジング3、4の入口側
3a、4aに切欠面20と傾斜面21を設けているた
め、この切欠面20と傾斜面21の有無によって超音波
プローブ1の入口側と出口側を一目で把握することがで
き、外面に設けた矢印17の表示と合わせ、超音波プロ
ーブ1とビニールチューブ2の向きを簡単かつ正確に設
定することができて、例えば血流測定時の超音波プロー
ブ1のセット作業を容易に行うことが可能になる。ま
た、傾斜面21によってクランプ部材222の取付側を
一目で把握することができて、ハウジング3、4の組付
時の位置決め作業を容易に行うこともできる。
【0029】またさらに、両ハウジング3、4をクラン
プするクランプ部材22が、滑り性を有する合成樹脂に
よって成形されているため、クランプ時にクランプ部材
22の滑り性によって係止部22aをハウジング3の外
面に円滑に係止させることができると共に、確実なクラ
ンプ感を得ることが可能になり、かつ、クランプ部材2
2の耐久性を従来の金属板に比較して高めることができ
て、常に安定したクランプ状態(開閉状態)を得ること
が可能になる。
【0030】なお、上記実施例においては、ハウジング
3、4の入口側3a、4aに切欠面20と傾斜面21を
それぞれ設けて、出口側3b、4bとの外形形状を異な
らせることにより、超音波プローブ1の向きを一目で把
握できるように形成したが、切欠面20だけや傾斜面2
1だけを設けることによって、外形形状を異ならせても
良いし、片方のハウジング3、4にのみに切欠面20や
傾斜面21を設けたり、入口側3a、4aと出口側3
b、4bの形状をハウジング3、4の外面形状とそれぞ
れ異なる形状に形成する等、適宜の異形形状を採用する
ことができる。
【0031】また、上記実施例におけるハウジング3、
4自体の形状や材質、クランプ部材22の形状や材質及
びケーブル挿通部24の構造等も一例であって、例えば
測定しようとするビニールチューブ2の外径に応じて適
宜に設定する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱し
ない範囲において、種々変更可能であることはいうまで
もない。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1または2
記載の発明によれば、蝶番によって開閉可能な2つのハ
ウジング内に配置された送信側素子と受信側素子を中継
基板にそれぞれ接続すると共に、両中継基板を接続する
接続ケーブルが、2つのハウジングの例えば蝶番側に設
けたケーブル挿通部を利用してハウジング内に案内され
つつ配置されるため、接続ケーブルがハウジング外で渡
り配線されることがなくなって、耐ノイズ特性及び取扱
性を向上させることができる。
【0033】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、ハウジングの出
入口側の外形形状が異なるため、この外形形状によって
超音波プローブの向きを一目で把握することができて、
超音波プローブのビニールチューブへの取付作業性を向
上させることができる。
【0034】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、クランプ部材が
例えばテフロン等の滑り性を有する合成樹脂で成形され
ているため、クランプ部材先端の係止部で両ハウジング
がクランプされ、ビニールチューブを両ハウジングで確
実にクランプすることができると共に、クランプ部材自
体の耐久性を向上させることができて、常に安定したク
ランプ状態を得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる血流測定用の超音波プローブの
一実施例を示す斜視図
【図2】同その平面図
【図3】同ハウジングの展開図
【図4】同接続回路の模式図
【図5】同ハウジングの要部の平面図
【図6】同図5のA−A線断面図
【図7】同クランプ状態の断面図
【図8】従来の超音波プローブの斜視図
【図9】同その平面図
【図10】同クランプ状態の断面図
【図11】同接続回路の模式図
【符号の説明】
1 超音波プローブ 2 ビニールチューブ 3、4 ハウジング 5 蝶番 7 送信側圧電素子 8、10 整合層 9 受信側圧電素子 12、13 プリント基板 14 接続ケーブル 15 超音波ケーブル 20 切欠面 21 傾斜面 22 クランプ部材 22a 係止部 24 ケーブル挿通部 25 凹部 26 孔 27、28 ガイドピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に送信側素子と受信側素子が配置され
    ると共に蝶番によって開閉可能に連結された2つのハウ
    ジングを有し、該ハウジングで血流が流れるビニールチ
    ューブを挟持して、送信側素子からビニールチューブ内
    の血流に超音波信号を加えると共に、受信側素子で受信
    された信号に基づいて血流を測定する血流測定用の超音
    波プローブにおいて、前記送信側素子と受信側素子が各
    ハンジング内の中継基板に接続されると共に、両中継基
    板を接続する接続ケーブルが、各ハウジングの蝶番側内
    部に配置されていることを特徴とする血流測定用の超音
    波プローブ。
  2. 【請求項2】前記接続ケーブルは、各ハウジングの蝶番
    側に設けたケーブル挿通部によって案内されつつ蝶番側
    内部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    血流測定用の超音波プローブ。
  3. 【請求項3】前記ハウジングは、ビニールチューブの入
    口側と出口側の外形形状が異なる如く形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の血流測定用の超
    音波プローブ。
  4. 【請求項4】前記ハウジングは、一方のハウジングの反
    蝶番側の側面に、係止部を有する合成樹脂製のクランプ
    部材が固定され、該クランプ部材によってビニールチュ
    ーブを挟持した両ハウジングがクランプされることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の血流測定
    用の超音波プローブ。
JP10371020A 1998-12-25 1998-12-25 血流測定用の超音波プロ―ブ Pending JP2000189419A (ja)

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