JP3935287B2 - 洗濯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御部にパワー部品及びこれの放熱をするヒートシンクを有する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、洗濯機においては、衣類の洗濯、脱水を行うための制御をする制御部に、パワー部品及びこれの放熱をするヒートシンクを有するものが供されている。この場合、パワー部品は例えばIGBTであり、内部の損失により発熱するものであるから、正常に動作させるためにはその温度上昇を抑制する必要がある。従来は、それを、パワー部品に取付けたヒートシンクに熱伝達させて、このヒートシンクから周囲空気へ熱放散することにより行うようになっている。
【0003】
又、洗濯機の場合、制御部は、トップカバーの例えば操作パネル部の内方位置(裏側)に存する凹部に収納され、この凹部の周壁により囲われて、更にその下方に存する回転槽との間が該凹部の周壁により隔絶され、防水されるようになっている。従って、前記ヒートシンクからの放熱も、凹部内空気の自然対流によって行われるようになっており、この方式でパワー部品の温度上昇の抑制が充分にできるように、パワー部品を複数個に分散し、それらを大形のヒートシンクに取付けることにより、表面積を大きくとって放熱することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、洗濯機の駆動部は、回転の高速化、高トルク化などにより使用電力量が増加する傾向にあり、それに伴い、その駆動部への給電を制御する制御部のパワー部品の発熱密度も大きくなっており、それに対して、上述の自然対流により放熱するものでは、パワー部品の温度上昇の抑制が充分にできにくくなっている。
【0005】
又、近年の洗濯機は、洗濯容量を増しながも外寸を大きくしないコンパクト化設計が進んでおり、更に、電子回路の高密度化設計技術の進歩もあって、回路基板は小形化の方向にあり、この小形化された回路基板に、上述の複数個に分散したパワー部品、及び大形のヒートシンクを搭載するのは、スペース上の点から困難である。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、パワー部品の温度上昇の抑制が充分にでき、近年の、パワー部品の発熱密度が大きくなったもの、並びに大形のヒートシンクが使用できないものにも好適する洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、衣類の洗濯、脱水を行うための回転槽と、この回転槽を回転駆動する駆動部と、パワー部品及びこれの放熱をするヒートシンクを有し、そのヒートシンクが前記回転槽側に位置して設けられ、前記駆動部への給電を制御する制御部と、この制御部を囲って前記回転槽の上方に位置し、該回転槽との間を隔絶した隔絶部材とを具備するものにおいて、前記隔絶部材のうちの、前記ヒートシンクの近傍に位置する一部に、他の部分より多くの通気孔を設け、その通気孔の、脱水運転時における前記回転槽の回転方向とは少なくとも反対側の部分に位置して前記隔絶部材の外部に突起を設け、この突起により、前記回転槽の回転によって誘起される気流に乗って運ばれる水沫の、前記通気孔から前記隔絶部材内部への浸入を防止するようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0008】
このものによれば、回転槽の回転によって生じる気流を、隔絶部材のうちのヒートシンクの近傍に位置する一部に他の部分より多く設けた通気孔から導入してヒートシンクの周辺を流し、その空気流によってヒートシンクの放熱を盛んにすることができる。よって、パワー部品の温度上昇の抑制が充分にできるようになり、近年の、パワー部品の発熱密度が大きくなったものにも、又、大形のヒートシンクが使用できないものにも充分好適するようになる。
又、回転槽から飛散する水沫が、回転槽の回転によって誘起される気流に乗って隔絶部材の内方に入り込もうとしたとき、それを突起により阻止して、より確実な防水ができる。更に、この場合、隔絶部材の外方から内方への空気の流入は、隔絶部材内方の空気の自然対流等に伴って通気孔から自然になされる。
【0019】
上記構成において、遮蔽部材は底部に傾斜部を有し、この傾斜部に、通気孔の突起を傾斜の上側ほど大きく突出するように設けると良い(請求項2の発明)。このものでは、隔絶部材が占める筐体内のスペースを増さずに、通気孔の開口面積を極力大きく確保できるから、隔絶部材の内方への水沫の入り込みを防止できる構造で、隔絶部材の外方から内方への空気の自然流入量も大きく確保でき、パワー部品の温度上昇をより効果的に抑制できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の基本構成につき、図1ないし図4を参照して説明する。
まず図3には、洗濯機全体の構成を示しており、外箱1と、これの上端部に装着したトップカバー2とで、外殻としてのほゞ矩形ボックス状の筐体3を構成している。この筐体3の外箱1内には、有底円筒状の外槽4を収容して、これを、一部のみ図示した弾性支持機構5により弾性支持しており、外槽4内には、同じく有底円筒状の回転槽6を回転可能に配設している。
【0022】
外槽4の底部の外下方には、中央部に駆動部7を設けており、この駆動部7は、この場合、モータ8単体から成っている。このモータ8は、例えばアウターロータ形であり、更には、三相のブラシレスモータであって、そのロータ9の軸10を、外槽4の底部中央に設けた軸受シール部11を通して外槽4内に突出させ、その突出端部に回転槽6を取付けている。
【0023】
これにより、回転槽6はモータ8により直に回転駆動されるようになっており、中でも、洗濯(洗い、すすぎ)運転時には、内部に水を溜めた状態で図1に示す矢印A方向及びB方向の正逆両方向に回転駆動され、それによって衣類の洗い、すすぎを行なうようになっている。又、脱水運転時には、回転槽6は正方向(矢印A方向)にのみ高速回転され、それによって衣類が含んだ水分を上端部の脱水孔12から振り切り排出する脱水を行なうようになっている。
【0024】
このほか、外槽4の底部外下方には、回転槽6内から外槽4内底部の排水路13を通じて排水するための排水弁14や排水ホース15等をも配設している。又、回転槽6の上端部の内周には、例えば液体封入形の回転バランサ16を取付けている。
【0025】
そして、前記トップカバー2には、中央部に洗濯物出入口17を形成しており、それを例えば2つ折りタイプの蓋18により開閉するようにしている。又、このトップカバー2は、上面部の後部に後パネル19を有し、前部に前パネル20を有するもので、このうち、前パネル20は洗濯機の運転に関する種々の操作を行うための操作キーなど操作部を有するものとなっている。
【0026】
ここで、図1は上記トップカバー2を、蓋18及び前パネル20を取外した状態で示している。この図1から明らかなように、トップカバー2の前部には凹部21を形成しており、前パネル20はこの凹部21を上方から覆うように装着している。従って、凹部21内は前パネル20部の内方部であり、ここに電子ユニット22を収納している。
【0027】
電子ユニット22は、この場合、洗濯機の運転制御、中でも前記駆動部7(モータ8)への給電を制御する制御部として機能するもので、図2にも示すように、例えばプリント基板から成る回路基板23を有しており。この回路基板23に、パワー部品24を含む電子部品(パワー部品24以外は図示せず)を実装している。パワー部品24は、前記駆動部7への給電制御(PWM制御)をするインバータ回路を構成するところの、例えば6個のIGBTなどパワー素子を1つにパッケージングして成るもので、いわゆるパワーモジュールである。
【0028】
パワー部品24には、回転槽6側である下面に、ヒートシンク25を取付けており、このヒートシンク25は、アルミニウムなど伝熱性に優れた材料により、縦、横ともにパワー部品24より大きな矩形ブロック状に形成したものである。
【0029】
さて、このような電子ユニット22を収納した前記トップカバー2の凹部21の周壁26は、もっぱら防水のために、電子ユニット22を囲って前記回転槽6との間を隔絶する隔絶部材として機能するものであり、この隔絶部材たる凹部21の周壁26には、底部に通気孔27を形成しており、中でも、上記ヒートシンク15の近傍に位置する部分には、該通気孔27を他の部分より多く形成している。
【0030】
次に、上記構成のものの作用を述べる。
洗濯機の運転が開始されれば、電子ユニット22(制御部)は、前述の洗い、すすぎ、及び脱水の運転を行なうべく、駆動部7への給電を制御するもので、このように制御される結果、ヒートシンク25の温度は、パワー部品24の発熱に応じて、普通、図4に示すように変化する。
【0031】
ここで、ヒートシンク25の温度が上昇しているのは、洗い、すすぎ、及び脱水の運転を実行しているときであり、回転槽6を回転駆動しているときである。なお、ヒートシンク25の温度が下降しているのは、排水を実行しているときであり、回転槽6を回転駆動していないときである。ヒートシンク25の温度が最も上昇するのは、パワー部品24が最高温度となるときであって、最終の脱水運転時であり、このとき、回転槽6は前述のごとく高速回転している。なお、この温度変化の各温度値は、パワー部品24及びヒートシンク25を冷却せず放置したときのものである。
【0032】
これに対し、回転槽6が回転すれば、その周辺の空気にその回転に応じた方向の流れが生じる。この空気の流れにより、上記構成のものでは、トップカバー2の凹部21の周壁26(隔絶部材)の底部に形成した通気孔27、中でも、ヒートシンク15の近傍に位置する部分において他の部分より多く形成した通気孔27から、凹部21内に多くの空気が入り、それが又、回転槽6の回転方向先に存する他の通気孔27から、あるいは他の隙間(例えば前パネル20の装着部分の隙間や、前パネル20に設けられる押ボタン式電源スイッチ周辺の隙間など)から抜け出る。こうして、ヒートシンク25の周辺には、凹部21外の空気による気流ができる。
【0033】
従来は、ほゞ密閉された空間内における温度差のみしか気流の起因力がなく、ヒートシンク周辺に小さな自然対流しか生じていなかった。それに対して、上記構成のものでは、ヒートシンク25の周辺に凹部21外の空気による強制的な空気流を作ることができるのである。
しかも、回転槽6の回転に伴って生じる気流の空気温度は、洗濯に使用している水温や、洗濯機が置かれている場所の雰囲気温度の影響を大きく受けるものの、従来のほゞ密閉された空間内の空気温度よりは低い温度となっており、ヒートシンク25の冷却に有利な条件を有している。
【0034】
かくして、上記構成のものの場合、従来よりも温度の低い空気をヒートシンク25の周辺に流し得るものであり、その放熱量を大きくすることができる。よって、パワー部品24の温度上昇の抑制が充分にでき、近年の、パワー部品24の発熱密度が大きくなったものにも充分好適する。又、大形のヒートシンクが使用できないものにも充分好適する。
【0035】
以上に対して、図5ないし図17は、第1ないし第8参考例と、本発明の第1及び第2実施例を示すもので、それぞれ、上記基本構成と同一又は同様の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第1参考例]
図5に示す第1参考例においては、ヒートシンク25と通気孔27を、回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な部分より回転槽6の回転方向先側に偏倚させて配置している。
【0036】
詳細には、前述のように、回転槽6が円筒状であり、筐体3がほゞ矩形ボックス状であることにより、回転槽6と筐体3との間は、前面側、後面側、及び左右の両側面側のそれぞれ中央部で最も狭隘となっており、両端部すなわち各隅部で広くなっている。又、この場合、回路基板31は前述の回路基板23より横方向に小さいものであり、これの図中右側、すなわち、回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)先側に、パワー部品24とヒートシンク25とを偏倚させて配置している。そして、このように構成した電子ユニット32(制御部)を、上述の前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より図中右側(回転槽6の正の回転方向先側)に偏倚させて配置しており、通気孔27も、同じく図中右側に偏倚させて配置している。
【0037】
この場合、回転槽6が上述の正方向に回転したときを考えてみると、その回転に伴って生じる気流も同方向に誘起される。この気流は回転槽6の回転の接線方向に近い角度で誘起され、その速度は、回転槽6と筐体3との間の距離の影響を受け、その距離が小さいところ、すなわち狭隘な部分で高くなる傾向にある。
【0038】
これに対して、本構成のものでは、回転槽6の正方向の回転によって誘起された気流の速度が充分に高く、その方向がヒートシンク25の周辺に流れる方向となる部分に、ヒートシンク25と通気孔27を位置させ得るものであり、これによって、ヒートシンク25の周辺に流れる空気の量を多くすることができる。この結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が増加し、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0039】
加えて、この場合、ヒートシンク25と通気孔27を先側に偏倚させた回転槽6の正の回転方向は、脱水運転時の回転方向であり、このように、ヒートシンク25と通気孔27の配置の対象とする回転槽6の回転方向を、脱水運転時の回転方向とすることによって、前述の、最も高温となる最終脱水運転時のパワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできる。
【0040】
たゞし、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、ヒートシンク25と通気孔27は、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)先側に偏倚させて配置するようにしても良いものであり、その回転槽6の逆方向の回転によって上述同様の作用効果を得ることができる。
又、この場合、回路基板31とパワー部品24は回転槽6の回転方向先側には偏倚させず、ヒートシンク25と通気孔27のみを回転槽6の回転方向先側に偏倚させるようにしても良い。
【0041】
[第2参考例]
図6及び図7に示す第2参考例においては、通気孔27に、空気の誘導をする突起41を設けている。詳細には、通気孔27の、それぞれ回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)先側の縁部に突起41を設けている。
【0042】
このようにすることにより、回転槽6の正方向の回転によって生じる気流が、図7に矢印Cで示すように、突起41に誘導されて凹部21内に流入しやすくなり、ヒートシンク25の周辺を流れる空気の量が増す。この結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が増加し、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0043】
なお、この場合も、突起41を設ける位置の対象とする回転槽6の回転方向を、正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向としており、これによって、最も高温となる最終脱水運転時のパワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできるようになるが、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、突起41を設ける位置は、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)先側であっても良いものであり、その回転槽6の逆方向の回転によって上述同様の作用効果を得ることができる。
【0044】
更に、この場合、パワー部品24とヒートシンク25とを含む電子ユニット32、並びに通気孔27を、前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させて配置することにより、第1参考例の作用効果も併せて得るようにしているが、偏倚させずに配置しても良く、又、偏倚させる場合、逆に偏倚させても良い。この場合、突起41は回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)先側に設けるのが好ましい。
加えて、突起41は、図8に示すように回転槽6の回転方向先とは反対側に延びる舌部51aを先端に有する突起51とすることにより、回転槽6の回転によって生じる気流を、一段と凹部21内に流入しやすくできる。
【0045】
[第3参考例]
図9に示す第3参考例においては、通気孔27が空気流入側と空気流出側とに分かれ、その両方の通気孔27にそれぞれ空気の誘導をする突起61,62を設けている。詳細には、この場合、回転槽6が正方向(矢印A方向)に回転したときを考えてみると、その回転に伴って生じる気流も同方向に誘起されるから、通気孔27は、図中左側のものが空気流入側となり、右側のものが空気流出側となる。このうち、空気流入側の例えば2つの通気孔27には、回転槽6の正の回転方向先側の縁部に突起61を設け、空気流出側の例えば1つの通気孔27には、回転槽6の正の回転方向とは反対側の縁部に突起62を設けている。
【0046】
このようにすることにより、回転槽6の正方向の回転によって生じる気流が、図に矢印Dで示すように、空気流入側の通気孔27からは突起61に直接誘導されて凹部21内に流入しやすくなり、空気流出側の通気孔27からは突起62により流入が阻止され、その先側の通気孔27部分で負圧となって、流出が誘導される。この結果、ヒートシンク25の周辺を流れる空気の量が更に増し、ヒートシンク25の、空気との熱交換量も更に増加して、パワー部品24の温度上昇を一段と効果的に抑制することができる。
【0047】
なお、この場合、回転槽6が逆方向(矢印Aとは反対の方向)に回転したときには、通気孔27及び突起61,62は上述とは反対に作用して、このときの気流が凹部21内に流入しやすく、又、凹部21内から流出しやすくなるように機能する。たゞし、突起61,62については、回転槽6の正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向を対象にして、突起61を図中左側の2つの通気孔27の縁部に設け、突起62を右側の1つの通気孔27の縁部に設けており、これによって、最も高温となる最終脱水運転時の空気の流入量が増して、パワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできるようになる。しかし、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、突起61を図中左側の1つの通気孔27の縁部に設け、突起62を右側の2つの通気孔27の縁部に設けても良い。
【0048】
更に、この場合も、パワー部品24とヒートシンク25とを含む電子ユニット32、並びに通気孔27を、前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させて配置することにより、第1参考例の作用効果も併せて得るようにしているが、偏倚させずに配置しても良く、又、偏倚させる場合、逆に偏倚させても良い。
【0049】
[第4参考例]
図10及び図11に示す第4参考例においては、ヒートシンク25に、周辺の空気の流れに沿う方向に延びるフィン71を形成している。この場合、ヒートシンク25の周辺の空気の流れは、図10では左右方向、図11では紙面と直交する方向であり、フィン71はこの方向に延びるように形成している。
【0050】
このようにすることにより、ヒートシンク25の表面積をフィン71によって増やすことができると共に、このフィン71の部分を抵抗少なく空気を流すことができ、その結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が増加して、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0051】
加えて、この場合、通気孔27はフィン71の延び方向に並べて設けている。これにより、空気がフィン71に沿って一段と流れやすくなり、その結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が更に増加して、パワー部品24の温度上昇を一段と効果的に抑制することができる。
更に、この場合、通気孔27はフィン71の中間部に対応させても設けており、これによってフィン71に対する、凹部21外空気の直接の接触をより盛んにできて、パワー部品24の温度上昇を更に効果的に抑制することができる。
【0052】
なお、この場合も、パワー部品24とヒートシンク25とを含む電子ユニット32、並びに通気孔27を、前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させて配置することにより、第1参考例の作用効果も併せて得るようにしているが、偏倚させずに配置しても良く、又、偏倚させる場合、逆に偏倚させても良い。
更に、通気孔27には突起61,62を設けているが、これも必ずしも必要とはしない。
【0053】
[第5参考例]
図12に示す第5参考例においては、隔絶部材である凹部21の周壁26の底部を、中央部が最も下方へ突出するV字状に形成し、その最下部近傍のうちの回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)とは反対の方向に臨む部分81の例えば2か所に通気孔82を形成し、それより回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させてヒートシンク25を配置している。
【0054】
このようにすることにより、回転槽6の正方向の回転によって生じる気流が、凹部21内に流入しやすくなり、ヒートシンク25の周辺を流れる空気の量が増す。この結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が増加し、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0055】
なお、この場合も、通気孔82を設け、且つヒートシンク25を偏倚させる位置の対象とする回転槽6の回転方向を、正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向としており、これによって、最も高温となる最終脱水運転時のパワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできるようになるが、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、通気孔82を設ける位置は、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)とは反対の方向、すなわち、正の回転方向に臨む部分であっても良いものであり、ヒートシンク25はそれより回転槽6の逆の回転方向先側に偏倚させて配置すれば良いものであって、その回転槽6の逆方向の回転により上述同様の作用効果を得ることができる。
【0056】
又、この場合、回路基板31とパワー部品24は回転槽6の回転方向先側には偏倚させず、ヒートシンク25のみを回転槽6の回転方向先側に偏倚させるようにしても良い。
【0057】
[第6参考例]
図13に示す第6参考例においては、隔絶部材である凹部21の周壁26の底部に、回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)とは反対の方向に臨む段部91を形成し、この段部91に通気孔92を形成しており、それより回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させてヒートシンク25を配置している。
【0058】
このようにしても、上述同様、回転槽6の正方向の回転によって生じる気流が、凹部21内に流入しやすくなり、ヒートシンク25の周辺を流れる空気の量が増す。この結果、ヒートシンク25の、空気との熱交換量が増加し、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0059】
なお、この場合も、段部91及び通気孔92を設け、且つヒートシンク25を偏倚させる位置の対象とする回転槽6の回転方向を、正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向としており、これによって、最も高温となる最終脱水運転時のパワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできるようになるが、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、段部91の向きは、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)とは反対の方向、すなわち、正の回転方向に臨む向きであっても良いものであり、ヒートシンク25はその向きの段部91に設けた通気孔92より回転槽6の逆の回転方向先側に偏倚させて配置すれば良いものであって、その回転槽6の逆方向の回転により上述同様の作用効果を得ることができる。
【0060】
又、この場合、回路基板31とパワー部品24は回転槽6の回転方向先側には偏倚させず、ヒートシンク25のみを回転槽6の回転方向先側に偏倚させるようにしても良い。
【0061】
[第7参考例]
図14に示す第7参考例においては、遮蔽部材である凹部21の周壁26と回転槽6との間、この場合、外槽4の上端周縁部に環状のカバー101を設けており、凹部21の周壁26の底部に前述の通気孔27を設けると共に、このカバー101の、凹部21と対応する部分、中でもヒートシンク25配置部分と対応する部分にも通気孔102を設けている。
【0062】
このようにすることにより、回転槽6から飛散する水沫が、凹部21の周壁26底部の通気孔27から電子ユニット22の存する凹部21内に入り込むことをカバー101によって防止することができる。この場合、電子ユニット22には一般に防水のためのポッティングが施されているが、それにはピンホール等があるおそれがあり、水がかからぬようにした方が好ましい。この水かかりの防止がカバー101によってできることにより、電子ユニット22の電気的信頼性を高く得ることができる。
【0063】
又、それでいて、回転槽6の回転によって生じる気流を、カバー101の通気孔102から通気孔27を通じて凹部21内に流入させ得るものであり、かくして、電子ユニット22への水かかりを極力防止しながら、パワー部品24の温度上昇を効果的に抑制することができる。
なお、この場合、凹部21の周壁26の底部と通気孔27は、前記第5参考例あるいは第6参考例の凹部21の周壁26の底部、及び通気孔82,92に変えて実施するようにしても良い。
【0064】
[第8参考例]
図15に示す第8参考例においては、上記第7参考例の凹部21の周壁26の底部の通気孔27(82,92)を、カバー101の通気孔102より回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)先側に位置するように設けている。
【0065】
このようにすることにより、回転槽6の正方向の回転により誘起されてカバー101の通気孔102を通った空気が流れる先に、凹部21の周壁26底部の通気孔27(82,92)が位置することになるから、空気が凹部21内に流入しやすくなって、パワー部品24の温度上昇を効果的に抑制することができる。
【0066】
又、この場合、カバー101の通気孔102と凹部21の周壁26底部の通気孔27(82,92)とは、上下に位置が合致することがなくなり、これによって、回転槽6から飛散する水沫が凹部21内に入り込むのを、より確実に防止することができる。
【0067】
なお、この場合も、凹部21の周壁26の底部の通気孔27(82,92)を偏倚させる位置の対象とする回転槽6の回転方向を、正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向としており、これによって、最も高温となる最終脱水運転時のパワー部品24の温度上昇の抑制が効果的にできるようになるが、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、通気孔27(82,92)を偏倚させる位置は、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)先側であっても良いものであり、その回転槽6の逆方向の回転によって上述同様の作用効果を得ることができる。
【0068】
更に、この場合、パワー部品24とヒートシンク25とを含む電子ユニット32、並びに通気孔27を、前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させて配置することにより、第1参考例の作用効果も併せて得るようにしているが、偏倚させずに配置しても良い。
【0069】
[第1実施例]
図16に示す第1実施例においては、通気孔27の、回転槽6の正の回転方向(矢印A方向)とは反対側の部分に突起111を設けている。
このようにすることにより、回転槽6から飛散する水沫が、回転槽6の正方向の回転によって誘起される気流に乗って凹部21内に入り込もうとしたとき、それを突起111により阻止して、より確実な防水ができる。
又、凹部21外から凹部21内への空気の流入は、凹部21内の空気の自然対流等に伴って通気孔27から自然になされる。
【0070】
なお、この場合、突起111は通気孔27の全周縁部に設けても良いが、少なくとも、回転槽6の回転方向とは反対側の部分に設けていれば、上述の作用を得ることができる。又、この場合も、突起111を設ける位置の対象とする回転槽6の回転方向は、正の回転方向、すなわち、脱水運転時の回転方向としており、これによって、回転槽6からの水沫の飛散の多い、該回転槽6の高速回転時における凹部21内への水沫の入り込みを防止できるから、電子ユニット22の電気的信頼性をより高く得ることができるが、これも、最終脱水運転時のことを考慮しなければ、突起111を設ける位置は、回転槽6の逆の回転方向(矢印Aとは反対の方向)とは反対側、すなわち、正の回転方向先側の部分であっても良いものであり、その回転槽6の逆方向の回転に対して上述同様の作用効果を得ることができる。
【0071】
更に、この場合、パワー部品24とヒートシンク25とを含む電子ユニット32、並びに通気孔27を、前面側で回転槽6と筐体3との間の最も狭隘な中央部より回転槽6の正の回転方向先側に偏倚させて配置することにより、第1参考例の作用効果も併せて得るようにしているが、偏倚させずに配置しても良く、又、偏倚させる場合、逆に偏倚させても良い。
【0072】
加えて、この場合、凹部21の周壁26の底部と通気孔27は、前記第5参考例あるいは第6参考例の凹部21の周壁26の底部、及び通気孔82,92に変えて実施するようにしても良い。
【0073】
[第2実施例]
図17に示す第2実施例においては、隔絶部材である凹部21の周壁26の底部に傾斜部121を形成し、この傾斜部121に、上記第10実施例の通気孔27の突起111を傾斜の上側ほど大きく突出するように設けている。
【0074】
このようにすることにより、凹部21が占める筐体3内のスペースを増さずに、通気孔27の開口面積を極力大きく確保でき、これによって、凹部21内への水沫の入り込みを防止できる構造で、凹部21外から凹部21内への空気の自然流入量も大きく確保できるから、パワー部品24の温度上昇をより効果的に抑制することができる。
【0075】
なお、上記基本構成と各参考例及び各実施例では、衣類の洗濯及び脱水をいずれも回転槽6の回転によって行うものとしたが、そのうち、洗濯は、回転槽6を制止させた状態で、その内部に配設した撹拌体を回転させることにより生成する水流で行うようにしても良い。この場合、回転槽6の回転により誘起する気流を通気孔27,82,92から凹部21内に流入させるのは、脱水運転時にのみ行われることになるが、洗濯運転時にも、撹拌体の回転によって生成する水流に伴って気流が誘起され、この誘起した気流を通気孔27,82,92から凹部21内に流入させて、パワー部品24の温度上昇を抑制することが可能である。
【0076】
【発明の効果】
本発明は以上説明したとおりのもので、下記の効果を奏する。
請求項1の洗濯機によれば、回転槽の回転によって生じる気流をヒートシンクの周辺を流し、その空気流によってヒートシンクの放熱を盛んにできるから、パワー部品の温度上昇の抑制が充分にできて、近年の、パワー部品の発熱密度が大きくなったものにも、又、大形のヒートシンクが使用できないものにも充分好適させることができる。加えて、回転槽から飛散する水沫が、回転槽の回転によって誘起される気流に乗って隔絶部材の内方に入り込もうとするのを、突起により阻止して、より確実な防水ができると共に、隔絶部材の外方から内方への空気の流入を、隔絶部材内方の空気の自然対流等に伴って通気孔から自然になし得るから、パワー部品の温度上昇を効果的に抑制することができる。
【0082】
請求項2の洗濯機によれば、隔絶部材の内方への水沫の入り込みを防止できる構造で、隔絶部材が占める筐体内のスペースを増さずに、通気孔の開口面積を極力大きく確保できて、隔絶部材の外方から内方への空気の自然流入量を大きく確保できるから、パワー部品の温度上昇をより効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成を示すトップカバー部分の平面図
【図2】 図1のF−F線に沿う縦断正面図
【図3】 全体の破断側面図
【図4】 運転の進行に伴うヒートシンクの温度変化を表した図
【図5】 第1参考例を示す図1相当図
【図6】 第2参考例を示す図2相当図
【図7】 一つの通気孔部分の拡大縦断正面図
【図8】 突起の異なる例を示す図7相当図
【図9】 第3参考例を示す図2相当図
【図10】 第4参考例を示す主要部分の拡大下面図
【図11】 図10のG−G線に沿う縦断側面図
【図12】 第5参考例を示す図2相当図
【図13】 第6参考実施例を示す図2相当図
【図14】 第7参考例を示す主要部分の拡大縦断側面図
【図15】 第8参考例を示す図1部分相当図
【図16】 本発明の第1実施例を示す図1部分相当拡大図
【図17】 本発明の第2実施例を示す図14部分相当拡大図
【符号の説明】
3は筐体、6は回転槽、7は駆動部、22は電子ユニット(制御部)、24はパワー部品、25はヒートシンク、26はトップカバーの凹部の周壁(隔絶部材)、27は通気孔、32は電子ユニット(制御部)、41,51,61,62は突起、71はフィン、81は回転槽の回転方向とは反対の方向に臨む部分、82は通気孔、91は段部(回転槽の回転方向とは反対の方向に臨む部分)、92は通気孔、101はカバー、102は通気孔、111は突起、121は傾斜部を示す。
Claims (2)
- 衣類の洗濯、脱水を行うための回転槽と、
この回転槽を回転駆動する駆動部と、
パワー部品及びこれの放熱をするヒートシンクを有し、そのヒートシンクが前記回転槽側に位置して設けられ、前記駆動部への給電を制御する制御部と、
この制御部を囲って前記回転槽の上方に位置し、該回転槽との間を隔絶した隔絶部材とを具備するものにおいて、
前記隔絶部材のうちの、前記ヒートシンクの近傍に位置する一部に、他の部分より多くの通気孔を設け、
その通気孔の、脱水運転時における前記回転槽の回転方向とは少なくとも反対側の部分に位置して前記隔絶部材の外部に突起を設け、この突起により、前記回転槽の回転によって誘起される気流に乗って運ばれる水沫の、前記通気孔から前記隔絶部材内部への浸入を防止するようにしたことを特徴とする洗濯機。 - 前記隔絶部材が底部に傾斜部を有し、この傾斜部に、前記通気孔の前記突起を傾斜の上側ほど大きく突出するように設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
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