JP3229114B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3229114B2
JP3229114B2 JP06384694A JP6384694A JP3229114B2 JP 3229114 B2 JP3229114 B2 JP 3229114B2 JP 06384694 A JP06384694 A JP 06384694A JP 6384694 A JP6384694 A JP 6384694A JP 3229114 B2 JP3229114 B2 JP 3229114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯運転のためのモー
タをスイッチング素子を含んでなる駆動回路により駆動
するように構成された洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機として、例えば図5に示
すような脱水兼用洗濯機がある。このものは、外箱1内
に外槽2が弾性支持され、その外槽2の内側に内槽3が
回転可能に支持されている。外槽2の外底部中央にはD
Cブラシレス形のモータ4および機構部5が配設されて
おり、モータ4の回転によりベルト機構6を介して機構
部5のシャフト7が回転駆動される。内槽3の内底部に
は撹拌体8が配設されており、機構部5のシャフト7の
先端部は、内槽3の内底部を貫通して撹拌体8に固定さ
れている。機構部5には、ブレーキ機構およびクラッチ
機構が設けられ、洗濯時には撹拌体8を正逆回転させ、
脱水時には内槽3および撹拌体8を高速で一方向に回転
させるようになっている。
【0003】外箱1の上面手前側には操作パネル9が配
設され、各種の操作スイッチが配設されており、その内
部にはマイクロコンピュータなどからなる制御回路10
が配設されている。駆動回路であるインバータ回路11
は、パワートランジスタなどのスイッチング素子をブリ
ッジ接続してなるもので、モータ4に交流出力を供給す
る。このインバータ回路11は、制御回路10からベー
ス駆動回路を介して制御信号が与えられるようになって
おり、スイッチング素子がオンオフ制御されてモータ4
に交流通電するものである。そして、インバータ回路9
のスイッチング素子はモータ4への給電時に発生する熱
を外部に放出するために所定面積を有する放熱板に取り
付けられた状態とされ、ベース駆動回路と共に駆動回路
ユニット12として外箱1の背面部に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来構成のものでは、駆動回路ユニット12を外
箱1の背面部に突出した状態にて設けて放熱効果を得る
構成としているため、洗濯機の設置スペースが狭い場合
などにおいては、駆動回路ユニット12の配設部分が邪
魔になって配設しにくくなる不具合がある。また、この
ようにモータ4と駆動回路ユニット12とが離れた位置
に配設される関係から、これらの間を接続する給電用の
ケーブル配線が長くなると共に、その給電用ケーブルか
ら制御用の信号線にノイズが重畳して誤動作が発生しや
すくなる不具合がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、駆動回路ユニットの配設による本体背
面部の突出をなくして省スペース化を図ると共に、モー
タと駆動回路との間の給電用ケーブルの配線を簡単に
し、さらに信号線にノイズが重畳されにくくすることが
できる洗濯機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯運転のた
めの回転対象負荷を駆動するモータを備え、スイッチン
グ素子を含んでなる駆動回路により前記モータを駆動す
るように構成された洗濯機を対象とするものであり、前
記モータを、アウタロータ形のロータを有する構成と
し、前記モータのステータに、前記駆動回路が配設され
る回路配設部を設け、前記モータのロータに、回転駆動
時に前記ステータの回路配設部に設けられた駆動回路を
通る風を発生する羽根と、その羽根の近傍に設けられた
通風孔とを設けたところに特徴を有する。
【0007】また、本発明は、洗濯運転のための回転対
象負荷を駆動するモータを備え、スイッチング素子を含
んでなる駆動回路により前記モータを駆動するように構
成された洗濯機を対象とし、前記モータを、アウタロー
タ形のロータを有する構成とし、前記モータのロータ
に、回転駆動時に前記ステータの回路配設部に設けられ
た駆動回路を通る風を発生する羽根を有する構成とし、
前記モータのステータに、前記駆動回路が配設される回
路配設部を設けると共に、その近傍に回転軸方向に貫通
する通風孔を形成し、前記アウタロータの回転時にその
通風孔を介して空気が循環するように構成したところに
特徴を有する。
【0008】
【0009】そして、モータを、アウタロータの回転速
度を洗濯運転に対応して変更可能に構成し、その回転軸
に回転対象負荷を直結して直接回転駆動することにより
洗濯運転を実行するように構成することができる。
【0010】
【作用】請求項1記載の洗濯機によれば、モータを回転
駆動する駆動回路をモータのステータに形成した回路配
設部に設けることができるので、駆動回路を本体の背面
部に取り付けた場合に比べて省スペース化を図ることが
できると共に、駆動回路のスイッチング素子からモータ
のステータに接続される給電用のケーブル配線を短くし
て簡単な構成とすることができ、これにより信号線への
ノイズ等の悪影響を低減することができるようになり、
さらに、ステータの回路配設部を、アウタロータの回転
駆動時にそのアウタロータに形成された羽根により発生
される負圧で通風孔を介して駆動回路部分に送風される
ようにしているので、駆動回路部分の放熱効果を向上さ
せることができる。
【0011】請求項2記載の洗濯機によれば、モータを
回転駆動する駆動回路をモータのステータに形成した回
路配設部に設けることができるので、駆動回路を本体の
背面部に取り付けた場合に比べて省スペース化を図るこ
とができると共に、駆動回路のスイッチング素子からモ
ータのステータに接続される給電用のケーブル配線を短
くして簡単な構成とすることができ、これにより信号線
へのノイズ等の悪影響を低減することができるようにな
り、さらに、ステータの回路配設部を、アウタロータの
回転駆動時に、そのステータに形成された通気孔を介し
て空気が循環させることにより冷却することができるの
で、駆動回路部分の放熱効果を向上させることができ
る。
【0012】
【0013】請求項3記載の洗濯機によれば、洗濯運転
に対応して回転数が変更可能なモータにより回転対象負
荷を直接回転駆動して各種の洗濯運転を実行する構成と
されるので、モータの構成としてトルクを確保するため
にアウタロータおよびステータの径が大となる点に着目
して、そのステータに回路配設部を十分に確保すること
ができるようになり、スペースを無駄なく利用して全体
としてコンパクトで省スペース化を図ることができる。
【0014】以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した
場合の一実施例について図1ないし図4を参照して説明
する。脱水兼用洗濯機の全体構成を示す図1において、
外箱21の内部には外槽22および回転槽である内槽2
3が配設されており、外槽22の外底部中央には後述す
るアウタロータ形のモータ24がブラケット25を介し
て複数本のねじ25a(図2参照)により取り付けられ
ている。モータ24の回転軸部に連結されているシャフ
ト26は、ブラケット25に支持された中空軸27の内
部に挿通された状態で支承されている。
【0015】シャフト26の上部は、図2にも示すよう
に、外槽22底面および内槽23の底面を貫通して内槽
23底部に挿通されており、その先端部に撹拌体28が
取り付けられている。シャフト26の撹拌体28が取り
付けられた部分の直下にはクラッチフロート29が上下
動可能に挿通されている。このクラッチフロート29
は、ポリプロピレンなどの比重が「1」より小さくて水
に浮く材質で形成されているもので、シャフト26との
間をセレーション継手構造で係合されており、シャフト
26の回転に伴って一体に回転するようになっている。
また、このクラッチフロート29の下面部には、中空軸
27の上端部に設けられた内歯27aと噛み合うように
外歯29aが形成されており、浮力で上方に移動したと
きにそれらの噛み合い状態が解除されるようになってい
る。
【0016】そして、中空軸27の上部には内槽23が
取り付けられると共に、回り止めフロート30が上下動
可能に挿通されている。この回り止めフロート30は、
クラッチフロート29と同様に水に浮く材質で形成され
ている。そして回り止めフロート30の下部側には下歯
30aが形成されていて、上下動に無関係に外槽22の
底部に設けられた歯22aと噛み合い状態となるように
構成されていると共に、回り止めフロート30の上部側
には上歯30bが形成されていて、浮力により上方に移
動したときに中空軸27に設けられた歯27bと噛み合
い状態となるように構成されている。
【0017】内槽23には脱水用開口部としての脱水孔
23aが上部にのみ形成され、内槽23の内底面には、
その中心部(回転軸心部)周りから外槽22の底部に設
けられた導水路31を介して排水弁32に至る排水流路
33が設けられている。この場合、排水流路33は、上
述したクラッチフロート29および回り止めフロート3
0の部分を介して導水路31に至る構成とされており、
内部に水が流通されている状態ではクラッチフロート2
9および回り止めフロート30が共に水による浮力で上
方に移動されるようになっている。
【0018】つまり、洗濯時には、排水弁32が閉鎖さ
れた状態で内槽23に給水されると、排水流路33およ
び内槽23内に貯水され、これによって、排水流路33
内のクラッチフロート29および回り止めフロート30
が水の浮力により上方に移動され、クラッチフロート2
9はモータ24のシャフト26と内槽23との係合状態
を解除するようになり、内槽23はシャフト26による
回転力が伝達されない状態となり、回り止めフロート3
0は内槽23を外槽22に回り止め状態に固定するよう
になる。これにより、モータ24が洗濯運転に応じた低
速度で回転駆動されると、シャフト26による回転力は
撹拌体28のみに伝達されて洗濯運転が実施される。な
お、外槽22と内槽23との間の部分には貯水されない
節水タイプの構造となっている。
【0019】一方、脱水時には、排水弁32が開放され
ることにより、内槽23内の水が排水流路33を介して
排出され、これによって排水流路33内の水もなくなる
ので、クラッチフロート29および回り止めフロート3
0が共に浮力がなくなることにより下方に移動するよう
になる。そして、クラッチフロート29は内槽23と係
合するようになり、シャフト26の回転力が内槽23に
も伝達されるようになり、回り止めフロート30は内槽
23との係合状態を解除することにより、内槽23は外
槽22への回り止め状態が解除されて回転可能な状態と
される。したがって、モータ24が脱水運転に対応して
高速度で回転駆動されると、シャフト26による回転力
は撹拌体28および内槽23を一体に回転させるように
なり、脱水運転が実施される。
【0020】図3はモータ24の構成を分解状態で示す
もので、ステータ34とこれを取り囲むように配置され
るアウタロータ35とから構成されている。ステータ3
4は、偏平な円形容器状をなすプラスチック製のベース
36の外周部に所定数のボビン部37が放射状に突出さ
れた状態に形成されており、これらのボビン部37には
それぞれコア38が挿入されると共にコイル39が巻装
されて電機子として構成されている。また、ベース36
の下面側の凹部36aには、シャフト26の周りに後述
するモータ駆動用の電子回路ユニット40が扇形状をな
すプリント基板41,41に配設されており、これらの
プリント基板41,41間のスペースには上面側に貫通
する通風孔42が多数形成されている。
【0021】アウタロータ35は、ステータ34と対応
する円筒容器状をなすベース43のロータ部43aの内
周面部に、ステータ34のコイル39と対向するように
多数の磁石44が配設されている。そして、アウタロー
タ35のベース43は、中央部に形成された中空の軸部
43aにシャフト26が挿通され、袋ナット45により
抜け止め状態に取り付けられている。また、アウタロー
タ35のベース43の下面部には放射状に突出する断面
が山形状の4枚の羽根46が形成されており、それらの
羽根46の間にはステータ34側まで貫通する通風孔4
7が多数形成されている。
【0022】さて、外箱21の上面前部には操作パネル
48が配設され、操作スイッチ49aおよび表示部49
bが設けられている(図4参照)。そして、この操作パ
ネル48下部には洗濯運転を制御するための制御回路部
50が配設されている。
【0023】図4は電気的構成を示すもので、制御回路
部50は、直流電源回路51,定電圧回路52および主
制御回路53から構成される。直流電源回路51は交流
電源VACを整流・平滑した直流電圧を出力する。主制
御回路53は、マイクロコンピュータ,A/D変換器,
ROM,RAMなどから構成されるもので、洗濯運転の
ための制御プログラムが記憶されており、直流電源回路
51から定電圧回路52を介して所定の駆動出力が与え
られる。
【0024】モータ24の駆動回路としての電子回路ユ
ニット40は、インバータ回路54,ベース駆動回路5
5およびモータ制御回路56から構成される。インバー
タ回路54は、スイッチング素子としての6個のパワー
トランジスタ57をブリッジ接続してなるもので、直流
電源回路51から直流電源ラインL1,L2を介して与
えられる直流出力を回転数に応じた周波数の三相の交流
出力に変換してモータ24に与えるようになっている。
モータ制御回路56は、主制御回路53から与えられる
回転指令信号に基づいてベース駆動回路55に駆動信号
を与えることによりモータ24を駆動するもので、モー
タ24の回転数を検出する回転検出器58からの検出信
号に応じて回転数の制御を行うように駆動信号を出力す
るようになっている。
【0025】操作パネル48の操作スイッチ49aおよ
び表示部49bは、入出力回路59を介して主制御回路
53に接続されている。そして、操作スイッチ49aの
操作に応じた信号が主制御回路53に入力されると共
に、主制御回路53からの表示信号に応じて表示部49
bに表示動作を行なわせるようになっている。また、主
制御回路53には、水位センサなどの各種センサ60が
接続されていると共に、電磁弁あるいはブザーなどの各
種の負荷を駆動するための負荷駆動回路61が接続され
ている。
【0026】なお、インバータ回路54からモータ24
のコイル39に至る給電用のケーブルLaないしLc
は、インバータ回路54がステータ34内の電子回路ユ
ニット40に配設されている関係から極短い配線となっ
ている。また、制御回路部50とステータ34の電子回
路ユニット40との間には制御用の信号線および直流電
源ラインL1,L2が配設されている。
【0027】さて、上記構成において、操作スイッチ4
9aの操作により運転が指示されると、主制御回路53
は、プログラムを実行して洗濯運転あるいは脱水運転に
応じて各種の負荷を駆動すると共に、モータ制御回路5
6に運転に応じた回転数の指令信号を与えるようにな
る。モータ制御回路56は、指令信号に基づいた回転数
となるようにベース駆動回路55を介してインバータ回
路54に駆動信号を与える。これにより、モータ24
は、洗濯運転あるいは脱水運転に対応した回転数で回転
駆動されるようになる。
【0028】そして、このとき、モータ24のアウタロ
ータ35が回転することにより、アウタロータ35に設
けられた羽根46の斜面に当った空気が下方に押し下げ
られて生ずる負圧に伴い通風孔47および通風孔42を
介して図2中矢印Aで示すような下向きの空気の流れが
発生するようになるので、インバータ回路54を含めた
電子回路ユニット40が冷却されるようになり、パワー
トランジスタ57などから発生する熱が十分放熱される
ようになり、安定した動作を行うことができるようにな
る。この時、羽根46の断面が山形状であるため、左右
いずれの方向に回転する時も送風機能を発揮することが
できる。
【0029】このような本実施例によれば、アウタロー
タ形のモータ24のステータ34にインバータ回路54
を含んでなる電子回路ユニット40を配設する構成とし
たので、外箱21の背面部に取り付けた従来構成のもの
に比べて省スペース化を図ることができると共に、イン
バータ回路54のパワートランジスタ57からモータ2
4のステータ34に接続される給電用のケーブルLaな
いしLcを短くして配線インピーダンスを低下すると共
に、簡単な構成として給電線の本数を減らすことがで
き、これによって制御用の信号線にノイズなどの悪影響
を与えるのを低減することもできるようになって分離配
線などの複雑な構成が不要になる。
【0030】また、本実施例によれば、モータ24のア
ウタロータ35に羽根46を設けると共に通風孔47を
設け、ステータ34にも通風孔42を設ける構成とした
ので、アウタロータ35の回転により発生する送風で電
子回路ユニット40を強制冷却することができ、放熱効
果を向上させることができるようになる。
【0031】さらに、モータ24によりシャフト26を
直接回転させる所謂ダイレクトドライブ方式としている
ことから、大きいトルクを得るための構成にするために
ステータ34およびアウタロータ35の径が大となる構
造としているので、ステータ34に電子回路ユニット4
0を配設するスペースを十分に確保することができ、イ
ンバータ回路54のみならず、ベース駆動回路55およ
びモータ制御回路56も電子回路ユニット40内に設け
ることができるようになり、より省スペース化が図れる
ようになる。
【0032】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。電子回
路ユニット40には、ステータ34の配設スペースに応
じて他の電気部品を配置することができる。脱水と洗濯
を別々に行う二槽洗濯機にも適用できる。撹拌体を伝達
機構を介してモータにより駆動する洗濯機にも適用でき
る。インバータ回路54は、パワートランジスタ57以
外にもサイリスタ,トライアック,FET,IGBTな
どのスイッチング素子を用いた構成とすることもでき
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗濯機に
よれば、次のような効果を得ることができる。すなわ
ち、請求項1記載の洗濯機によれば、モータを回転駆動
するための駆動回路をモータのステータに形成した回路
配設部に配設する構成としたので、駆動回路を本体の背
面部に取り付けた場合に比べて省スペース化を図ること
ができると共に、駆動回路のスイッチング素子からモー
タのステータに接続される給電用のケーブル配線を短く
して給電用ケーブルの配線本数を減らすことができ、ま
た、これによって制御用の信号線がノイズによる悪影響
を受けにくい構成とすることができるので、ノイズ対策
のために分離配線をすることなく、簡単な構成とするこ
とができ、さらに、アウタロータに羽根と通風孔とを形
成したので、アウタロータの回転駆動時にステータの回
路配設部に送風して冷却することができるようになり、
駆動回路部分の放熱効果を向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
【0034】請求項2記載の洗濯機によれば、ステータ
に通気孔を形成したので、アウタロータの回転駆動時
に、ステータの回路配設部に通気孔を介して空気が循環
させて冷却することができるようになり、駆動回路部分
の放熱効果を向上させることができるという優れた効果
を奏する。
【0035】
【0036】請求項3記載の洗濯機によれば、洗濯運転
に対応して回転数が変更可能なモータにより回転対象負
荷を直接回転駆動して各種の洗濯運転を実行する構成と
したので、モータの構成としてトルクを確保するために
アウタロータおよびステータの径が大となる点に着目し
て、そのステータに回路配設部を十分に確保することが
できるようになり、スペースを無駄なく利用して全体と
してコンパクトで省スペース化を図ることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成の縦断側面図
【図2】要部の縦断側面図
【図3】モータのステータおよびアウタロータを斜め下
方から見た分解斜視図
【図4】電気的構成図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
22は外槽、23は内槽、24はモータ、26はシャフ
ト、27は中空軸、28は撹拌体、29はクラッチフロ
ート、30は回り止めフロート、31は導水路、32は
排水弁、33は排水流路、34はステータ、35はアウ
タロータ、40は電子回路ユニット(駆動回路)、41
はプリント基板、42は通風孔、44は磁石、46は羽
根、47は通風孔、48は操作パネル、50は制御回路
部、51は直流電源回路、53は主制御回路、54はイ
ンバータ回路、55はベース駆動回路、56はモータ制
御回路、57はパワートランジスタ(スイッチング素
子)、58は回転検出器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 和利 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社 東芝 愛知工場内 (56)参考文献 特開 平7−255988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/30 D06F 37/40 D06F 39/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯運転のための回転対象負荷を駆動す
    るモータを備え、スイッチング素子を含んでなる駆動回
    路により前記モータを駆動するように構成された洗濯機
    において、 前記モータは、アウタロータ形のロータを有する構成と
    され、 前記モータのステータは、前記駆動回路が配設される回
    路配設部を有する構成とされ、 前記モータのロータは、回転駆動時に前記ステータの回
    路配設部に設けられた駆動回路を通る風を発生する羽根
    と、その羽根の近傍に設けられた通風孔とを有すること
    を特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯運転のための回転対象負荷を駆動す
    るモータを備え、スイッチング素子を含んでなる駆動回
    路により前記モータを駆動するように構成された洗濯機
    において、 前記モータは、アウタロータ形のロータを有する構成と
    され、 前記モータのロータは、回転駆動時に前記ステータの回
    路配設部に設けられた駆動回路を通る風を発生する羽根
    を有する構成とされ、 前記モータのステータは、前記駆動回路が配設される回
    路配設部を有すると共に、その近傍に回転軸方向に貫通
    する通風孔が形成され、前記アウタロータの回転時にそ
    の通風孔を介して空気が循環するように構成されている
    ことを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 モータは、アウタロータの回転速度を洗
    濯運転に対応して変更可能に構成され、その回転軸に直
    結された回転対象負荷を直接回転駆動することにより洗
    濯運転を実行するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の洗濯機。
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