JP3933649B2 - 撮像装置及び信号処理方法 - Google Patents
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Description
通常撮像素子として用いるCCD(Charge Coupled Device)センサー又はCMOS(Complimentary Metal Oxide)センサを一枚だけで撮像装置を構成する場合、即ち、単板式のセンサーにおいては、色分解を行う色フィルタとして、画素ごとに異なる色のものがセンサー上に設けられている。
赤(R)、緑(G)、青(B)の色信号を得るには、R、G、Bに対応する光の帯域を透過させる、R、G、Bの原色フィルタを用いる場合と、マジェンタ(Mg)、シアン(Cy)、イエロー(Ye)、Gの補色フィルタを用いる場合がある。上記のいずれの色フィルタも染料もしくは顔料を用いて目的の色を透過させるようにその分光透過特性が設計されているが、近赤外領域でも一定の透過率を有する。また、撮像素子の光電変換部は主にシリコン(Si)などの半導体で構成されているため、光電変換部の分光感度特性は波長の長い近赤外光まで感度を有している。よって、色フィルタを具備した撮像素子から得られた信号は近赤外領域の光線にも反応している。
また、IRCFを設置せずにホワイトバランスを取り、IRCFを設置したときに輝度信号を生成するR、G、B信号の混色比とは異なる混色比で輝度信号を生成することで感度向上を図る技術も提案されている(特許文献2、3参照)。
赤、緑、青の光を抽出する第1、第2、第3のカラーフィルタ、および上記第1乃至第3のカラーフィルタの一つと、可視領域における分光透過率特性が略等しく、近赤外領域における分光透過率特性が異なる第4のカラーフィルタとを有し、それぞれのカラーフィルタの分光透過率に対応した第1乃至第4の信号を出力する色信号生成手段と、
前記色信号生成手段から出力された第1乃至第4の信号から、赤、緑、青の色信号を生成する信号処理手段とを具備し、
前記信号処理手段は、前記色信号生成手段が有する近赤外領域での応答特性を補正する分光感度補正手段を備え、前記分光感度補正手段は、前記色信号生成手段から前記分光感度補正手段までの総合的な分光感度特性が、人間の色覚特性又はそれを線形変換することによって得られる分光感度特性に近似したものとする
ことを特徴とする撮像装置を提供するものである。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の撮像装置を示す。図1に示すように、この撮像装置は、撮像手段1と、増幅手段2と、A/D変換器(ADC)3と、信号処理手段4とを有する。
複数の光電変換素子は第1乃至第4の群に分けられている。
色フィルタ群23は、第1の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の赤のフィルタ(Rフィルタ)31と、第2の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の緑のフィルタ(G1フィルタ)32と、第3の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の青のフィルタ(Bフィルタ)33と、第4の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の緑のフィルタ(G2フィルタ)34とを含み、これらが図示のように配列されている。
G1フィルタ32は、主として緑に対応する第2の波長帯域の光のみを通過させるものであり、
Bフィルタ33は、主として青に対応する第3の波長帯域の光のみを通過させるものであり、
G2フィルタ34は、主として緑に対応する第2の波長帯域の光のみを通過させるものである。
G1フィルタ32とG2フィルタとは共に主として緑に対応する波長帯域の光のみを通過させるものであるが、後述のような違いがある。両者の区別のため、G1フィルタを第1種の緑のフィルタ、G2フィルタを第2種の緑のフィルタと呼ぶことがある。
また一つおきの列(図2で左から1番目、3番目及び5番目の列)では、Bフィルタ33とG1フィルタ32もしくはG2フィルタ34が交互に、即ち「B−G2−B−G1」を繰り返すように設けられ、上記の一つおきの列の間に位置する列(図2で左から2番目及び4番目の列)では、G1フィルタ32もしくはG2フィルタ34とRフィルタ31が交互に、即ち、「G1−R−G2−R」を繰り返すように設けられている。
Rフィルタが設けられた光電変換素子の分光感度特性(即ち、Rフィルタと光電変換素子の組合せの分光感度特性)r(λ)、G1フィルタが設けられた光電変換素子の分光感度特性g1(λ)、Bフィルタが設けられた光電変換素子の分光感度特性b(λ)、及びG2フィルタが設けられた光電変換素子の分光感度特性g2(λ)が示されている。
輝度色差信号生成手段11は、この変換(YCrCb変換)においては、通常3行3列の係数マトリクスを掛ける、下記の式(1)の線形マトリクス演算を行ってY、Cr、Cb信号を生成する。
乗算手段821、822、823、824は、それぞれ入力端子801、802、803、804に入力される信号Rd、G1d、G2d、Bdに所定の係数d21、d22、d23、d24を掛けて、乗算結果を加算手段842に出力する。加算手段842は入力の総和を求め、信号Geとして出力端子852から出力する。
乗算手段831、832、833、834は、それぞれ入力端子801、802、803、804に入力される信号Rd、G1d、G2d、Bdに所定の係数d31、d32、d33、d34を掛けて、乗算結果を加算手段843に出力する。加算手段843は入力の総和を求め、信号Beとして出力端子853から出力する。
図8に人間の色覚特性を表した分光感度特性を示す。図8に示した特性は正常色覚者の等色関数の平均値であり、CIE(Commission Internationale de l‘E’clairage)1931にて規定されている。人間が感じる色は色順応などの機能を無視し、簡単に表せば図8に示したR、G、Bの分光感度特性(等色関数)と被写体の反射分光特性と照明の分光特性とを乗算し、乗算結果を可視域にて積算することにより得られる値として表すことができる。図8に示したように人間の感度特性はいわゆる可視域と呼ばれるように略380nmから780nmまでしか感度が無く、700nmより長波長側では感度が極めて低い。
=Rd+k2×G1d−k2×G2d …(4a)
G2d’=G1d−k1×(G2d−G1d)
=(1+k1)×G1d−k1×G2d …(4b)
Bd’=Bd+k3×(G2d−G1d)
=Bd+k3×G1−k3×G2d …(4c)
ここで、定数k1は、G1dの近赤外領域での信号成分と、(G2d−G1d)から求めた近赤外領域での信号成分とが一致するように、即ち、近赤外領域において、G1dとk1×(G2d−G1d)とがほぼ一致するように定められる。
R信号、B信号についても同様に、式(4a)、式(4c)により、近赤外領域での分光感度による信号成分を除去することができる。
ここで、定数k2は、Rdの近赤外領域での信号成分と、(G2d−G1d)から求めた近赤外領域での信号成分とが一致するように、即ち、近赤外領域において、Rdとk2×(G2d−G1d)とがほぼ一致するように定められる。
同様に、定数k3は、Bdの近赤外領域での信号成分と、(G2d−G1d)から求めた近赤外領域での信号成分とが一致するように、即ち、近赤外領域において、Bdとk3×(G2d−G1d)とがほぼ一致するように定められる。
撮像手段のカラーフィルタの分光透過率特性は予め設計されているので、係数k1、k2、k3の値も予め定めておくことができる。
式(4a)、(4b)、(4c)の演算を、マトリクス演算式で表すと下記の式(5)となる。
そこで、マクベスチャートの24種の色パッチ、自然界の葉など、代表的な色の分光反射率と図8の等色関数との積により得られたRGBの値を目標とすべき色(ターゲットカラー)を表す信号値とし、このターゲットカラーの信号値に、分光感度補正手段8の出力側に得られる信号の値が最も近くなるように、係数e11乃至e33の値を定める。最も近いかどうかの判定は、最小二乗法により、即ち両者のそれぞれ対応する値の差の二乗の総和を求めて、この総和が最小かどうかを判定することにより行われる。
即ち、式(5)と式(6)とから、下記の式(7)が得られる。
ここでの色再現性とは人間の目で見える色に略一致させることであり、かつ目で違うものに見える色は違う色に、同じものに見える色は同じ色に再現することを意味する。
上記の実施の形態1では、前ホワイトバランス手段7が図4に示されるように構成されているが、代わりに前ホワイトバランス手段7を図12に示すように構成することもできる。
図12に示すホワイトバランス手段7は、それぞれRc、G1c、G2c、Bc信号を増幅して増幅信号Rd、G1d、G2d、Bdを出力する4つの増幅手段71r、71g1、71g2、71bと、増幅された信号Rd、G2d、Bdをそれぞれ1画面内のすべての画素(又は1画面以上にわたり)について積算して積算値ΣRd、ΣG2d、ΣBdを出力する積算手段72r、72g2、72bと、積算手段72r、72g2、72bの出力ΣRd、ΣG2d、ΣBdをそれぞれ積算対象となった画素の数で割った値が互いに等しくなるように、増幅手段71r、71g2、71bの増幅率を制御するとともに、増幅手段71g1の増幅率を増幅手段71g2の増幅率と同じ値に制御する利得制御手段73とを有する。
即ち、実施の形態1の前ホワイトバランス手段7が、Rc、G1c、Bcの積算値をそれぞれ積算対象となった画素の数で割った値が互いに等しくなるように増幅手段71r、71g1、71bの増幅率を制御するとともに、増幅手段71g2に対し、増幅手段71g1と同じ増幅率で動作するように制御しているのに対し、図12の前ホワイトバランス手段7は、Rc、G2c、Bcの積算値をそれぞれ積算対象となった画素の数で割った値が互いに等しくなるように増幅手段71r、71g2、71bの増幅率を制御するとともに、増幅手段71g1に対し、増幅手段71g2と同じ増幅率で動作するように制御している。
この場合、分光感度補正手段8では、補正のためのマトリクス演算で用いられる係数マトリクスの係数を実施の形態1とは異なる値を用いる。
図13はこの発明の実施の形態3の撮像装置を示す。実施の形態3の撮像装置は概して実施の形態1の撮像装置と同じである。
異なるのは、撮像モードを選択できる撮像モード選択手段14及び撮像モード制御手段15が設けられている点、並びに、分光感度補正手段8が行う式(2)のマトリクス演算で用いられるマトリクス係数d11乃至d34、及び輝度色差信号生成手段11が行う式(1)のマトリクス演算で用いられるマトリクス係数の少なくとも一部即ちcr1、cr2、cr3、cb1、cb2、cb3が、撮像モード制御手段15により変更されるように構成されている点である。
撮像モード制御手段15は、撮像モード選択手段14からの信号に応じて、信号処理手段4の制御、特に、分光感度補正手段8及び輝度色差信号生成手段11に対する制御を行う。
なお、上記の実施の形態3では、分光感度補正手段8における補正演算で用いられる係数マトリクスの係数のうち、d11、d12、d14、d21、d22、d24、d31、d32、及びd34を「1」とし、d13、d23、及びd33を「0」としているが、代わりに、d11、d13、d14、d21、d23、d24、d31、d33、及びd34を「1」とし、d12、d22、及びd32を「0」としても良い。
この場合、輝度信号Yの生成には、G1フィルタが設けられた光電変換素子からの信号は用いられず、代わりに、G2フィルタが設けられた光電変換素子からの信号が用いられる。
以上の実施の形態1乃至4において、分光感度補正手段8以降の処理は、特に静止画の場合には、ソフトウェアによって、即ち、プログラムされたコンピュータによって実現することができる。
以上の実施の形態の撮像装置は、動画や静止画を撮像するビデオカメラ、カメラ一体型VTR、デジタルスチルカメラ、PCカメラ、並びに携帯電話や携帯端末機に内蔵されるデジタルスチルカメラに適用可能であり、これらからIRCFを不要とし、かつ暗視に利用することが多い、監視カメラや車載カメラなどにも適用できる。
以下デジタルスチルカメラに適用した場合の構成を、図14を参照して説明する。
表示駆動手段54は、輝度信号階調変換手段5及び利得調整手段8の出力を受けてビューファインダーとしてのモニタ55に画像を表示させる。
モニタ55は、例えば液晶表示装置で構成され、表示駆動手段54に駆動されて、色信号生成手段51内の撮像手段で撮像されている画像を表示する。
画像圧縮手段56は、輝度信号階調変換手段5及び利得調整手段8の出力を受けて例えばJPEGに準拠した画像圧縮を行なう。
書き込み手段57は、画像圧縮手段56で圧縮されたデータを記録媒体58に書き込む。
Claims (14)
- 赤、緑、青の光を抽出する第1、第2、第3のカラーフィルタ、および上記第1乃至第3のカラーフィルタの一つと、可視領域における分光透過率特性が略等しく、近赤外領域における分光透過率特性が異なる第4のカラーフィルタとを有し、それぞれのカラーフィルタの分光透過率に対応した第1乃至第4の信号を出力する色信号生成手段と、
前記色信号生成手段から出力された第1乃至第4の信号から、赤、緑、青の色信号を生成する信号処理手段とを具備し、
前記信号処理手段は、前記色信号生成手段が有する近赤外領域での応答特性を補正する分光感度補正手段を備え、前記分光感度補正手段は、前記色信号生成手段から前記分光感度補正手段までの総合的な分光感度特性が、人間の色覚特性又はそれを線形変換することによって得られる分光感度特性に近似したものとする
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第4のカラーフィルタが、前記第2のカラーフィルタと、可視領域における分光透過率特性が略等しく、近赤外領域における分光透過率特性が異なり、
前記第4のカラーフィルタはその分光透過率特性が略700nm以下の領域では、前記第2のカラーフィルタと略同一の特性を有しており、略700nmを超える領域では、前記第2のカラーフィルタより分光透過率が高くなる特性を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記分光感度補正手段は、前記第1乃至第4の信号に対して3行4列の係数マトリクスを掛けるマトリクス演算を行うものであり、前記係数マトリクスの係数は、前記色信号生成手段から前記分光感度補正手段までの総合的な分光感度特性が、人間の色覚特性又はそれを線形変換することによって得られる分光感度特性に近似したものとなるように定められている
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記色信号生成手段は、複数の光電変換素子を有する撮像素子を有し、
前記光電変換素子は第1乃至第4の群に分けられ、
前記第1の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第1のカラーフィルタと、前記第2の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第2のカラーフィルタと、前記第3の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第3のカラーフィルタと、前記第4の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第4のカラーフィルタとを含み、
前記第1のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第1の信号を生成し、
前記第2のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第2の信号を生成し、
前記第3のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第3の信号を生成し、
前記第4のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第4の信号を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記信号処理手段は、前記分光感度補正手段により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号Yおよび2種の色差信号CrCbを生成することができる輝度色差信号生成手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 第1の撮像モードと第2の撮像モードのいずれかにより選択的に動作可能であり、
前記第1の撮像モードでは、
前記分光感度補正手段が、前記第1乃至第4の信号に基づいて前記赤、緑、青の色信号を生成し、前記輝度色差信号生成手段が、前記分光感度補正手段により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号Yおよび2種の色差信号CrCbを生成し、
前記第2の撮像モードでは、
前記分光感度補正手段は、前記第4の信号に対して乗算される係数をゼロとし、前記第1乃至第3の信号に基づいて前記赤、緑、青の色信号を生成し、
前記輝度色差信号生成手段は、前記分光感度補正手段により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号を生成する一方、前記2種の色差信号として値をゼロとする
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 赤、緑、青の光を抽出する第1、第2、第3のカラーフィルタ、および上記第1乃至第3のカラーフィルタの一つと、可視領域における分光透過率特性が略等しく、近赤外領域における分光透過率特性が異なる第4のカラーフィルタとを有し、それぞれのカラーフィルタの分光透過率に対応した第1乃至第4の信号を出力する色信号生成手段を備えた撮像装置の信号処理方法において、
前記色信号生成手段から出力された第1乃至第4の信号から、赤、緑、青の色信号を生成する信号処理工程を有し、
前記信号処理工程は、前記色信号生成手段が有する近赤外領域での応答特性を補正する分光感度補正工程を備え、前記分光感度補正工程は、前記色信号生成手段における色信号生成から前記分光感度補正工程における分光感度補正までの総合的な分光感度特性が、人間の色覚特性又はそれを線形変換することによって得られる分光感度特性に近似したものとする
ことを特徴とする信号処理方法。 - 前記第4のカラーフィルタが、前記第2のカラーフィルタと、可視領域における分光透過率特性が略等しく、近赤外領域における分光透過率特性が異なり、
前記第4のカラーフィルタはその分光透過率特性が略700nm以下の領域では、前記第2のカラーフィルタと略同一の特性を有しており、略700nmを超える領域では、前記第2のカラーフィルタより分光透過率が高くなる特性を有することを特徴とする請求項8に記載の信号処理方法。 - 前記分光感度補正工程は、前記第1乃至第4の信号に対して3行4列の係数マトリクスを掛けるマトリクス演算を行うものであり、前記係数マトリクスの係数は、前記色信号生成手段における色信号生成から前記分光感度補正工程における分光感度補正までの総合的な分光感度特性が、人間の色覚特性又はそれを線形変換することによって得られる分光感度特性に近似したものとなるように定められている
ことを特徴とする請求項8に記載の信号処理方法。 - 前記色信号生成手段は、複数の光電変換素子を有する撮像素子を有し、
前記光電変換素子は第1乃至第4の群に分けられ、
前記第1の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第1のカラーフィルタと、前記第2の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第2のカラーフィルタと、前記第3の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第3のカラーフィルタと、前記第4の群の光電変換素子の各々に対して設けられた複数の前記第4のカラーフィルタとを含み、
前記第1のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第1の信号を生成し、
前記第2のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第2の信号を生成し、
前記第3のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第3の信号を生成し、
前記第4のカラーフィルタが設けられた光電変換素子の出力に基づいて前記第4の信号を生成する
ことを特徴とする請求項8に記載の信号処理方法。 - 前記信号処理工程は、前記分光感度補正工程により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号Yおよび2種の色差信号CrCbを生成することができる輝度色差信号生成工程をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の信号処理方法。
- 第1の撮像モードと第2の撮像モードのいずれかにより選択的に動作可能であり、
前記第1の撮像モードでは、
前記分光感度補正工程が、前記第1乃至第4の信号に基づいて前記赤、緑、青の色信号を生成し、前記輝度色差信号生成工程が、前記分光感度補正工程により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号Yおよび2種の色差信号CrCbを生成し、
前記第2の撮像モードでは、
前記分光感度補正工程は、前記第4の信号に対して乗算される係数をゼロとし、前記第1乃至第3の信号に基づいて前記赤、緑、青の色信号を生成し、
前記輝度色差信号生成工程は、前記分光感度補正工程により生成された赤、緑、青の色信号から輝度信号を生成する一方、前記2種の色差信号として値をゼロとする
ことを特徴とする請求項13に記載の信号処理方法。
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